一人暮らしの水道代2ヶ月分はどれくらい?水道代の仕組みや節水術についても

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水道代 一人暮らし

一人暮らしをするにあたって、基準がわからないのが水道代ですよね。

自分の水道代が高いのか安いのかは、なかなか自分では分かりません。

一人暮らしの水道代の平均はどれくらい?

今回は一人暮らしの水道代について、以下のポイントを徹底解説します。

  • 一人暮らしの水道代の平均金額
  • 水道代の金額別に利用イメージを解説
  • 一人暮らしの水の利用量の割合
  • 一人暮らしの節水術

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目次

一人暮らしの水道代2ヶ月の平均はどれくらい?

一人暮らしをする際に気になるのは、水道代の平均金額ですよね。

一人暮らしの水道代に関する気になるポイントを以下にまとめました。

  • 1ヶ月の平均は2,116円
  • 水道代の仕組み
  • 検針票の見方

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

1ヶ月の平均は2,116円

総務省統計局の単身世帯の家計調査によると、水道代の1ヶ月の平均は2,116円と言われています。

水道代の請求は、基本的に2ヶ月に1回。

そのため、水道代の1回の請求は約4,200円であれば平均的な水道代と言えるでしょう。

ところが、水道代は年代や地域によって平均が異なります。

総務省統計局の家計調査によると、年齢別の一人暮らしの水道代の平均は、以下の通りです。

34歳以下 1,488円
35〜59歳 1,937円
60歳以上 2,450円
65歳以上 2,473円

34歳以下が最も低く1,488円、次に安いのが35〜59歳の1,937円です。

60歳以上になると2,450円、65歳以上2,473円で、2,000円を超えます。

年代によって1,000円ほどの違いがありますが、1,500〜2,500円であれば平均的と言えるでしょう。

また、総務省統計局の家計調査による地域別の一人暮らしの水道代平均は以下の通りです。

北海道・東北地方 2,572円
関東地方 1,980円
北陸・東海
地方
2,190円
近畿地方 1,890円
中国・四国
地方
2,256円
九州・沖縄
地方
2,264円

最も水道代が高い傾向にあるのは、中国・四国地方の2,256円と九州・沖縄地方の2,264円です。

その次に水道代が高いのは、北陸・東海地方の2,190円、関東地方の1,980円。

最も水道代が安い傾向のある地域は、近畿地方の1,890円です。

年代別では1,000円ほどの違いがありましたが、地域の違いは約300円ほど。

地域によって多少の違いはあるものの、平均的な水道代はそれほど変わらないと言えます。

水道代の仕組み

水道代の料金が決まる仕組みは、どのようなものなのでしょうか。

基本的に水道代の料金は、以下の3つの要素から構成されます。

  1. 基本料金
  2. 従量料金
  3. 下水道料金

基本料金と従量料金と下水道料金の3つを足した料金が、水道代として請求されます

下水道料金は含まれる場合と、含まれない場合があるので注意しましょう。

下水道料金が含まれない場合は、基本料金と従量料金が水道料金です。

東京 一人暮らしを基準に、東京都水道局を例にして、基本料金を以下にまとめました。

13mm 860円
20mm 1,170円
25mm 1,460円
30mm 3,435円
40mm 6,865円
50mm 20,720円
75mm 45,623円

基本料金は、水道を使っていなくても毎月かかる料金のこと

水道の給水管の内径によって、基本料金が異なる仕組みです。

一般住宅では口径13~25mmなので、基本的には800〜1,500円であると捉えておきましょう。

ちなみに東京 一人暮らしの家賃平均や費用は、こちらの記事で詳しく解説しています。

また従量料金は、東京都水道局の場合、以下の通りです。

6-10㎥ 22円/㎥につき
11-20㎥ 128円/㎥につき
21-30㎥ 163円/㎥につき
31-50㎥ 202円/㎥につき
51-100㎥ 213円/㎥につき
101-200㎥ 298円/㎥につき
201-1,000㎥ 372円/㎥につき
1,001㎥以上 404円/㎥につき

上記の表は13~25mmの場合で、1㎥=1,000リットルです。

従量料金は、水道の利用量によってかかるお金のこと

1-5㎥までは0円ですが、6㎥〜従量料金がかかります。

従量料金の計算方法は、単価×利用量で算出されるわけではないので注意しましょう。

例えば、15㎥利用した場合、6-10㎥の単価×5と11-20㎥の単価×5の合計額が従量料金です。

東京都水道局の生活用水実態調査では、一人暮らし1ヶ月は8.1㎥が平均であると言われています。

そのため、東京都水道局では22円(6-10㎥の単価)×8.1㎥で178.2円が一人暮らしの平均。

さらに、消費税10%も加える必要があるので、従量料金の平均は196.02円です。

下水道料金は、東京都水道局の場合料金は以下の通り。

0-8㎥ 一律560円
9-20㎥ 110円/㎥につき
21-30㎥ 140円/㎥につき
31-50㎥ 170円/㎥につき
51-100㎥ 200円/㎥につき
101-200㎥ 230円/㎥につき
201-500㎥ 270円/㎥につき
501-1,000㎥ 310円/㎥につき
1,001㎥以上 345円/㎥につき

下水道料金は、汚水をきれいにするための費用のこと

基本的に、月の水道の使用量が汚水排出量として算出されます。

下水道料金の計算方法は、従量料金と一緒の計算方法です。

10㎥を利用した場合、560円(0-8㎥の料金)と110円(9-20㎥の単価)×2㎥の合計が下水道料金。

それに消費税を加えた金額が請求されます。

しかし8㎥までの利用は、0-8㎥の単価が一律560円なので、消費税を加えて616円です。

水道代は、基本料金、従量料金、下水道料金の合計で算出されることを理解しておきましょう。

検針票の見方

水道代の請求には、2ヶ月に一度水道局から検針票が届きます。

検針票には、水道の使用量や料金の確認をすることが可能です。

それでは、検針票はどのように見ればいいのでしょうか?

東京都水道局の検針票を例に、解説します。

東京都水道局 検針票
画像引用元/東京都水道局

検針票に表示されている項目は、番号別に以下の通りです。

  1. お客さま番号
  2. 旧メータ使用量
  3. 今回料金
  4. 口座振替予定額
  5. 口座振替予定日
  6. 次回検針予定日
  7. 検針委託会社
  8. 口座振替済のお知らせ
  9. 適格請求書発行事業者登録番号

お客さま番号は、問い合わせの時に利用する番号です。

旧メータ使用量は、メータを取り替えた際に記載される旧メータの使用量のこと。

今月の水道代をチェックしたいのであれば、③今回料金を確認しましょう

③今回料金の周辺に、基本料金・従量料金・下水道料金が記載されています。

支払い期限や次回検針予定日なども明記されているので、忘れずにチェックしておきましょう。

⑧口座振替済のお知らせは、前回の決済に関するお知らせです。

⑨適格請求書発行事業者登録番号は、インボイスでの手続きに利用することができます。

一人暮らしの水道代ってどれくらい?利用イメージを金額別に解説

一人暮らしの水道代の平均を紹介しましたが、自分の水道代は高いのか・安いのかが気になりますよね。

特に、初めての一人暮らしの場合は、水道代の目安が分かりません。

それでは、一人暮らしの水道代は、具体的にはどれくらいなのでしょうか。

  • 一人暮らしの水道代が8,000円以上の場合
  • 一人暮らしの水道代が7,000円の場合
  • 一人暮らしの水道代が6,000円の場合
  • 一人暮らしの水道代が5,000円の場合
  • 一人暮らしの水道代が4,000円の場合
  • 一人暮らしの水道代が3,000円の場合
  • 一人暮らしの水道代が1,500円の場合

それぞれの水道代について、金額別に詳しく解説します。

初めての一人暮らしの費用や注意点については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

一人暮らしの水道代が8,000円以上の場合

一人暮らしの水道代が8,000円以上を超える場合は、水道代が高いと言えるでしょう

一人暮らしの水道代の平均が1ヶ月で2,116円で、2ヶ月の請求で約4,200円です。

1ヶ月8,000円以上の場合のほか、2ヶ月8,000円以上の場合も、水を使いすぎている傾向があります。

節水をするなど、水道代を抑える対策を行うようにしましょう。

また、10,000円や15,000円など1万円を超える請求があった場合、漏水している可能性があります。

漏水しているかどうかは、全ての蛇口を閉めて水道メータをみることで確認可能です。

蛇口を閉めているにも関わらず、数字が動いているのであれば漏水している可能性が高いでしょう。

そのような場合は、工事が必要です。

水道局に連絡をして、工事を依頼しましょう。

一人暮らしの水道代が7,000円の場合

一人暮らしの水道代が7,000円の場合は、水道を使いすぎている可能性があります

2ヶ月分の請求が7,000円であっても、2ヶ月の請求の平均は約4,200円。

約3,000円以上も平均より高いため、水道代は高いと言えるでしょう。

検針票を確認して、どれくらいの量を利用しているか確認をするのがおすすめです。

一人暮らしの使用量の平均が8.1㎥のため、8.1〜10㎥以上であれば水道を使いすぎかもしれません。

節水をするように心がけましょう。

しかし、急に水道代が7,000円になった場合は、漏水している可能性があります。

家中の蛇口を閉めて水道メータをチェックし、数字が動いていないか確認しましょう。

数字が動いているのであれば、水道局に連絡し工事をする必要があります。

一人暮らしの水道代が6,000円の場合

一人暮らしの水道代が6,000円である場合、比較的水道代が高いと言えるでしょう

2ヶ月分の請求額が6,000円であっても、平均より2,000円ほど高い値段です。

しかし、水道代は住んでいる地域によって異なる仕組み。

地域によっては、基本料金や下水道料金が高く設定されているところもあります。

そのため、基本料金や下水道料金がもともと高い場合は、6,000円かかってしまうことも。

そのような場合は、節水をしても限界があるため、安い地域に引越すなどの対策が有効です。

また、特別料金が高いわけではない場合は、水道を使いすぎている可能性があります。

一人暮らしの使用量の平均は、8.1㎥。

使用量を確認し、8.1〜10㎥以上を利用している場合は、使いすぎと言えるでしょう。

節水をすることで、水道代を抑えることができます。

一人暮らしの水道代が5,000円の場合

一人暮らしの水道代が5,000円の場合は、2ヶ月分であれば少しだけ高いと言えます

一人暮らしの2ヶ月分の水道代の平均は、約4,200円。

平均より800円ほど高いですが、平均との差は1,000円未満です。

そのため、水道を使いすぎているわけではないでしょう。

しかし、1ヶ月の水道代が5,000円の場合は、水道代は高いと言えます。

水道の利用を見直し、節水をするなど対策を行いましょう。

ところが、地域によっては料金が高く設定されているところもあります。

そのような地域の場合は、水道代が1ヶ月分で5,000円かかってしまうことも。

水道代が高く設定されている地域であれば、妥当な値段であると言えるでしょう。

水道代を抑えたいのであれば、料金が安い他の地域に引越すのがおすすめです。

一人暮らしの水道代が4,000円の場合

一人暮らしの水道代が4,000円の場合、2ヶ月分であれば平均的な値段です。

一人暮らしの水道代の平均は1ヶ月で2,116円、2ヶ月分で4,200円ほど。

2ヶ月で4,000円であれば、1ヶ月の利用料金は2,000円です。

そのため、全国平均と同等の水道代であると言えます。

万が一節水をせずに1ヶ月2,000円であれば、節水でさらに安くできます。

しかし、一人暮らしの水道代の1ヶ月分の値段が4,000円の場合は、比較的高いでしょう。

1ヶ月の一人暮らしの水道代の平均は2,116円のため、平均よりも900円ほど高いと言えます。

料金が高い地域に住んでいるか、水を使いすぎている可能性があります。

安くしたいのであれば、安い地域に引越ししたり節水したりするのがおすすめです。

一人暮らしの水道代が3,000円の場合

一人暮らしの水道代が3,000円の場合、2ヶ月であれば安いと言えるでしょう

1ヶ月の水道代が1,500円になるため、平均の2,116円より600円ほど安い値段です。

2ヶ月で水道代を3,000円に抑えられるのであれば、水道代について心配することはないでしょう。

また、1ヶ月分の水道代が3,000円の場合は、少しだけ高いと言えます。

平均の2,116円より900円ほど高い値段です。

水を少し使いすぎているのかもしれません。

しかし、平均との差は1,000円未満です。

水道代が少し高い地域に住んでいるのであれば、1ヶ月3,000円かかることもあるでしょう。

気になるようであれば、節水するなどの対策が有効です。

一人暮らしの水道代が1,500円の場合

一人暮らしの水道代が1,500円の場合、とても安いと言えます

一人暮らしの1ヶ月の水道代の平均が2,116円なので、平均よりも900円ほど安い値段です。

基本的に水道の基本料金は、一人暮らしの場合で1,000〜1,500円ほど。

基本料金のほかに、従量料金や下水道料金によって水道代が決まっていく仕組みです。

水道代が1,500円の場合は、基本料金以外の料金をほとんど支払っていない状況になります。

シャワーは週数回、炊事をしない、洗濯は月2回などの生活であれば水道代を1,500円にすることは可能です。

そのため、節水をしているのであれば節水は成功していると言えるでしょう。

もしくは、基本料金が安いため、使いすぎていない限り1,500円になる可能性もあります。

一人暮らしの水道使用量はどれくらい?目安をわかりやすく解説

水道代を抑えたいのであれば、一人暮らしの水道使用量を理解しておくことが大切です。

水道使用量を知っておくことで、効率よく節水をすることができます。

基本的な一人暮らしの水道の使用を、多い方から順に以下にまとめました。

  1. お風呂
  2. トイレ
  3. 炊事
  4. 洗濯
  5. その他

それぞれの水道の使用量について、目安を詳しく解説します。

①お風呂

最も多くの水を使うのは、お風呂であると言われています。

東京都水道局によると、水道代におけるお風呂の使用量の割合は43%

約4割ほどの水をお風呂で使用しています。

1リットル当たりの単価を0.24円と計算すると、お風呂180リットルの場合は1回で43.2円。

毎日お風呂に入った場合は、1ヶ月で1,300円ほどかかります。

2日に1回、追い焚きをしてお風呂に入った場合は、1ヶ月650円ほどと考えておきましょう。

またお風呂に入る場合は、お風呂の水の他に体を洗うシャワー代も必要です。

シャワーは1回で60リットル使うと言われているので、1回で14.4円。

毎日シャワーを浴びた場合は、1ヶ月で約450円かかる計算です。

②トイレ

2番目に水を多く使うのは、トイレです。

東京都水道局によると、トイレで水を使う割合は水道使用量全体の20%

約2割もの水を、トイレで使用しています。

1リットル当たりの単価を0.24円と計算し、トイレ1回6リットルとすると、1回で1.44円。

1日5回トイレに行ったとすると、1日7.2円です。

1ヶ月で約220円かかることになります。

また、リモートワークなどで家にいる時間が長いと、その分トイレでの水道代がかかります。

トイレでの水道代は、家にいる時間が長ければ長いほど高くなると言えるでしょう。

ところが近年では、少ない水で流せるトイレがあるため、節水をしたい際にはおすすめです。

基本的にトイレ1回6リットル使用しますが、最新のトイレは3.8リットルから流せます。

③洗濯

3番目に水を多く使うと言われているのは、洗濯です。

東京都水道局によると、洗濯で使う水の量は、全体の16%

1リットル当たりの単価を0.24円と計算すると、1kgの洗濯は約10リットルになるので2.4円。

2日に1回のペースで回すと、1ヶ月で約36円かかります。

洗濯は、洗濯の量や設定する水の量によって、水の使用量が異なります。

洗濯物が少ない場合は、洗濯の水の量を減らすことができるでしょう。

また、洗濯での水道代の節約のため、コインランドリーを利用する方法があります。

コインランドリーでかかる費用は、およそ洗濯機300円、乾燥機100円の400円ほど。

コインランドリーは確かに節水にはなりますが、洗濯にかかる値段は割高になるので注意しましょう。

④炊事

水の使用量で4番目に多いのは、炊事です。

東京都水道局によると、毎月の水道代で炊事に利用している水の割合は15%

具体的に炊事とは、料理や食器洗いなど、キッチンで利用する水が該当します。

1リットル当たりの単価を0.24円と計算すると、水道を5分間出しっぱなし1.44円です。

食器を洗う、野菜を洗う等で水を出しっぱなしにすると、その分水道代がかかります。

しかし、全く自炊をしないのであれば、自炊分の水道利用料は少ないと言えるでしょう。

ところが、その分食費がかかってしまうので、注意が必要です。

少しでも一人暮らしの1ヶ月の費用を抑えたいのであれば、炊事の水道代を抑えることをおすすめします。

こまめに水を切ったり、計量して水を使ったりするだけでも、水道代は節約できます。

⑤その他

お風呂、トイレ、洗濯、炊事以外で残りの6%もの水を利用しています。

具体的には、洗面所で利用する水が当てはまるでしょう。

歯を磨いたり、顔を洗ったり、手を洗ったりする水の量は、全体の1割にも満たしません。

歯を磨く際に、30秒水道出しっぱなしにすると1.44円かかると言われています。

1日2回歯を磨いたとしても、1ヶ月にかかる水道代は約86円です。

ところが、洗面所の水を流しっぱなしにして利用していると、水道代はかさむので注意しましょう。

洗面所の節水方法としては、シンクに水を溜めることがおすすめです。

シンクに水を溜めて、その水で顔を洗うとかなりの節水になります。

他には手を洗ったり、歯を磨いたりする際にも、こまめに水を止めるのが効果的です。

一人暮らしの水道代を安く抑える節約術を解説

一人暮らしの費用はできる限り抑えたいですよね。

一人暮らし 費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。

それでは、水道代を安く抑える節約術はあるのでしょうか?

一人暮らしの水道代を安く抑える節約術は、具体的には以下の通りです。

  1. お風呂は湯船よりもシャワー
  2. 洗濯はまとめて行う
  3. お風呂の水を洗濯に利用
  4. 水道に節水コマをつける
  5. トイレはレバーの大小を使い分け
  6. 食器洗い乾燥機を購入する
  7. 支払い方法を変える

それぞれの節約術について、詳しく解説します。

①お風呂は湯船よりもシャワー

体を洗う際は、お風呂に浸かるよりもシャワーで済ませた方が節約になります。

1リットル当たりの単価を0.24円すると、お風呂180リットルの場合は1回で43.2円。

さらにシャワーで体を洗うことで、プラスで水道代がかかります。

シャワー1分間出しっぱなしで約12リットルとすると、5分間で14.4円です。

お風呂よりもシャワーで済ませることで、1回で3倍以上も水道代を節約できます。

お風呂の回数を2日に1回に減らす、水位を低くするのも、節約になるのでおすすめです。

また、節水シャワーヘッドを利用するのも一つの手。

節水シャワーヘッドは、水圧を高めることで水量を減らすことができる節約グッズです。

給湯器の種類によっては使用できない場合もありますが、安いもので500円〜購入することができます。

②洗濯はまとめて行う

できるだけ洗濯の回数を減らすことで、節水をすることが可能です。

こまめに洗濯を回せば回すほど、使用する水道量は増えて行ってしまいます。

一人暮らしであれば、1週間分の洗濯物を溜めて、土日にまとめて行うのがおすすめです。

また、洗濯の汚れが少ないのであれば倍速コースやすすぎ1回コースを利用しましょう。

衣類をまとめて洗うことに抵抗がある場合は、洗濯ネットを利用すれば衣類が傷みにくくなります。

洗濯ネットは、100均などで安く購入できるので、この機会にぜひ購入してみるのがおすすめです。

また、洗濯の汚れが少ないのであれば倍速コースやすすぎ1回コースを利用しましょう。

通常のコースよりも少ない水で洗濯ができるので、その分節水になります。

また、洗濯機の中には節水型洗濯機という、節水に特化した洗濯機があります。

節水型洗濯機を利用することで、1回に利用する水を減らすことが可能です。

③お風呂の水を洗濯に利用

お風呂の水を捨てずに、洗濯の水に利用することで節水をすることができます。

お風呂の水は約180リットルで、洗濯1回は約10リットル〜60リットルです。

お風呂の水で洗濯機を3回〜回せるので、洗濯にかかる水道代を抑えることができます

ところが、中にはお風呂の水を洗濯に利用することに抵抗のある方もいるでしょう。

お風呂の水は、お風呂に入る前に体を綺麗に洗ったり、タオルをつかしていなければあまり汚くありません。

40度前後のお風呂の残り湯を利用すると、汚れが落ちやすいなどのメリットもあります。

また、節水型の洗濯機を検討してみるのも一つの手。

縦型とドラム式だと、ドラム式のほうが少ない水で洗濯をすることができます。

そのため、もし一人暮らしでよく洗濯をするのであれば、ドラム式がおすすめです。

④水道に節水コマをつける

節水コマとは、蛇口の内部に取り付けるゴム型のコマのことです。

取り付けることで、蛇口から出る水の量を自動的に減らしてくれるので、簡単に節水が可能

節水コマを利用すると、最大50%もの節水効果があると言われています。

節水こまは300円〜で購入でき、初期費用がかからないのも嬉しいポイントです。

しかし、利用している蛇口では節水コマが設置できないことがあります。

特に、レバー式の蛇口の場合、一般的な節水コマでは対応していないことがほとんど。

家の蛇口が節水コマを設置できるのか、必ず購入する前に確認をしておくようにしましょう。

また、レバー式の蛇口の場合は、止水栓を適度に閉めることによって水の量を調節できます。

⑤トイレはレバーの大小を使い分け

トイレは、レバーの大小をきちんと使い分け、無駄のないようにしましょう。

レバーの大は10リットル、小は8リットルの水を利用します。

レバー小で十分なのに、間違って大を利用すると2リットルもの水の量に差が生まれます。

そのため、できるだけレバーの大小を適切に使い分けることで、かなりの節水ができるでしょう。

何度も水を流さないようにすると、さらに節水をすることが可能です。

また、ドルフィンセーブ、節水器ロスカットなどの節水グッズを利用してみるのも一つの手

ドルフィンセーブはロータンク式トイレの節水バルブで、最大40%の節水効果があります。

節水器ロスカットは、タンク内の排水口を早く閉じることができるアイテム。

取り付けも簡単で、30%もの節水効果があると言われています。

⑥食器洗い乾燥機を購入する

食器洗いは、自力で行うよりも食器洗い乾燥機を利用した方が節水になります。

食器洗い乾燥機は、手洗いの9分の1ほどの少ない水で洗浄をすることが可能です。

近年では一人暮らし用の食洗機も販売されているので、ぜひ検討してみましょう。

一人暮らし用の食洗機は、2万円〜3万円ほどで購入ができます。

一人暮らし用の食洗機は節水のほかに、手洗いよりも汚れが落ちやすいなどのメリットもあります。

また、手洗いをする際は汚れがあるものは最後に回して洗うのがおすすめです。

ひどい汚れがある場合は、キッチンペーパーなどで拭き取ってから行うと、節水になります。

さらに、こまめに水を止めるようにして洗うのを意識することも、とても大切です。

⑦支払い方法を変える

支払い方法を口座振込にすることで、水道代がお得になるかもしれません。

東京都水道局では、口座振込にすると毎月50円値引きされる特典があります

毎月50円値引きされると、年間で600円もの割引に。

口座振替にすることで、わざわざ水道代を支払う手間も省けるのでとても便利です。

支払い方法は、住んでいる地域の水道局によって異なります。

支払い方法を変えることで割引を受けられることもあるので、ぜひ一度チェックしてみましょう。

また、支払い方法の変更は電話での申し込みの他に、インターネットで簡単にできることも。

変更の手続きには、お客様番号が必要になるので、申し込む前にきちんと用意しておきましょう。

お客様番号は、基本的に水道の請求書や検針票に記載されています。

一人暮らしの水道代についてよくある質問

一人暮らしの水道代について、様々なことを紹介しましたが、まだまだ疑問点は残りますよね。

一人暮らしの水道代に関するよくある質問を、以下にまとめました。

  • 大学生の一人暮らしの水道代は?
  • 一人暮らしの水道代で15,000円になることはある?
  • 水道料金がおかしいと思った時に問い合わせるのはどこ?

それぞれの質問に対する回答を、以下で詳しく解説します。

大学生の一人暮らしの水道代は?

大学生の一人暮らしの費用はかなりかかりますが、水道代はいくらくらいなのでしょうか。

大学生 一人暮らし 費用は、こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

大学生の一人暮らしの水道代は、平均で1ヶ月1,500円〜3,000円であると言われています

2ヶ月分の請求で3,000円〜6,000円ほど。

料金に差があるのは、地域によって水道代が異なるからです。

水道代の高い地域は1ヶ月3,000円ほど、安い地域は1,500〜2,000円ほどかかります。

また、大学生の女性の一人暮らしであっても、水道代の平均は1ヶ月1,500円〜3,000円です。

一人暮らしの水道の利用量は、8.1〜10㎥であると言われています。

検針票の利用料を確認し、8.1〜10㎥以上であれば水を使いすぎているのかもしれません。

8.1〜10㎥の範囲内であれば、平均的な水の使用量と言えるでしょう。

一人暮らしの水道代で15,000円になることはある?

一人暮らしの水道代が15,000円になることは、よっぽどのことがない限りほとんどありません

水道代は2ヶ月分であっても4,200円ほどが平均です。

平均の2倍以上の金額になるため、水を使いすぎていると言えるでしょう。

水道代は2ヶ月分の請求が一般的ですが、2ヶ月で15,000円の場合は水の使い過ぎである可能性があります。

お風呂に入る回数や選択の回数を減らす、水はこまめに止めるなどの節水を行いましょう。

しかし、急に水道代が15,000円になった場合は、漏水している可能性があります。

漏水しているかどうかを確かめる方法は、以下の通りです。

  1. 家中の蛇口を閉めて、水を止める
  2. 水道メータを見にいく
  3. 数字が動いていれば漏水、動いていなければ漏水していない

漏水をしている場合は、水道局に連絡をして工事をしてもらいましょう。

水道局の連絡先は、検針票に記載されています。

水道料金がおかしいと思った時に問い合わせるのはどこ?

水道料金についての問い合わせは、利用している水道局に行いましょう

どこの水道局に問い合わせればいいのかわからない場合は、検針票からわかります。

以下は、東京都水道局の検針票です。

東京都水道局 検針票
画像引用元/東京都水道局

⑨水道局の連絡先に問い合わせを行いましょう。

電話口で「水道代がおかしい」旨を相談すれば、原因を突き止めてくれます。

また検針票の裏面に、お客様センターの問い合わせ先が記載されている場合があります。

そのような場合は、お客様センターに問い合わせるようにしましょう。

基本的にメールでの問い合わせは行っておらず、電話での問い合わせが確実です。

また、問い合わせには、お客様番号が必要です。

①お客さま番号をすぐにオペレーターに伝えられるように、検針票を必ず用意しておきましょう。

まとめ|一人暮らしの水道代だけじゃなく電気・ガスも見直そう!

一人暮らしの水道代の平均について、以下のことを紹介しました。

  • 水道代の平均は1ヶ月2,116円、2ヶ月約4,200円
  • 一人暮らしの水道代が5,000円以上は高い
  • 一人暮らしの水道代が4,000〜3,000円は平均的
  • 一人暮らしの水道代が2,000円未満は安い
  • 水の利用量が最も多いのはお風呂

一人暮らしの節水術も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

また、水道代をはじめ光熱費を少しでも安くしたいのであれば、エネチェンジの利用がおすすめです。

エネチェンジは、簡単な情報を入力するだけで電気とガスのプランを比較してくれるサイト。

自分の地域の安い電気・ガスの料金プランを、すぐに比較してくれます。

また、エネチェンジから電気・ガスの申し込みをすることで、よりお得に申し込みをすることが可能/span>です。

エネチェンジの利用は無料で、公式サイトからすぐに行えます。

ぜひ、この機会に電気やガスのプランも見直してみましょう。

エネチェンジのおすすめポイント

・簡単な入力だけで電力会社の料金が比較できる!
・ガス会社の料金も一緒に比較できる!
・コンシェルジュが手続きを代行してくれるプランも用意!

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