初めての一人暮らしで失敗しないための注意点は?費用相場や手続きについても

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初めての一人暮らし

進学や就職、転勤などを機に初めて一人暮らしを始める方も多いでしょう。

親元を離れ、新しい生活に期待に胸を膨らませている一方で、初めての一人暮らしに不安を感じている方もおられるのではないでしょうか。

そこで今回は、初めての一人暮らしについて以下の点を中心に紹介していきます。

  • 初めての一人暮らしで失敗しないための注意点
  • 一人暮らしの費用を抑える方法
  • 初めての一人暮らしを寂しいと感じた時の対処法

一人暮らしの費用相場や手続きについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

また、一人暮らしが決まったら引越し一括見積もりサイトを利用して相見積もりを取ることが重要です。

中でも、提携業者数がNo.1の「引越し侍」なら最適な引越し業者を見つけることができますよ。

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  • リアルな口コミが8万件以上ある
  • 最大50%の割引実績がある
目次

初めての一人暮らしで失敗しないためには費用相場を把握すべき!

初めての一人暮らしで失敗しないためには、費用相場を把握しておくことが重要となります。

理由としては、相場を把握しておくと提示された金額が適性かどうか判断することができるからです。

余計な出費やぼったくり被害といったトラブルを未然に防ぐことができますよ。

一人暮らしにかかる費用は初期投資だけでも最低60万円は必要となります。

決して安くない金額だからこそ、しっかりと相場を把握しておきましょう。

一人暮らしにかかる費用の内訳は以下の通りです。

  • 賃貸初期費用
  • 引越し費用
  • 家具家電購入費用
  • 毎月の生活費

それぞれの費用相場を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

①賃貸初期費用

賃貸初期費用とは、賃貸物件を借りる際に必要な費用のことです。

具体的な内訳は以下の通りとなります。

相場
敷金 家賃1ヶ月分
礼金 家賃1ヶ月分
前家賃 家賃1ヶ月分
管理費・共益費 家賃の5%
仲介手数料 家賃1ヶ月分+消費税
火災保険料 15,000円程度
鍵交換費用 15,000円程度
保証料 家賃半額~1ヶ月分
クリーニング・消毒料 各15,000円程度

契約する物件や不動産会社によって不要なものもありますが、主な項目は上記の通りとなります。

基本的な基準は家賃1ヶ月分です。

賃貸初期費用のトータルは5~6ヶ月分必要になります。

家賃6万円の物件を借りた場合、総額36万9,000円必要です。

②引越し費用

引越しにかかる費用は、荷物量や移動距離だけでなく、引越しをする時期によっても変動します。

5~1月の通常期の引越し費用相場は以下の通りです。

荷物量(少) 荷物量(多)
15km未満
(同一市区町村内)
31,800円 40,600円
~50km未満
(同一都道府県内)
35,300円 43,400円
~200km未満
(同一地方内)
45,200円 57,000円
~500km未満
(近隣地方)
54,200円 74,200円
500km~
(遠距離地方)
63,800円 89,700円

一人暮らしの引越し費用相場は、31,800円~63,800円程度です。

3月、4月の繁忙期は、通常期のおよそ1.5〜2倍の費用がかかります。

表からも分かるとおり、移動距離が同じでも荷物量によって費用に差が出るため、荷物量が少ないほど引越し費用は安く抑えることができるのです。

引越しの荷物が少ない場合は、単身パックを利用するとより費用を抑えられるでしょう。

単身パックの費用も移動距離や荷物量、引越し時期によって変動しますが、およそ20,000円~40,000円程度が相場となります。

なお、これらの料金は独自にクラウドソーシングでアンケートを取ったものです。

③家具家電購入費用

初めて一人暮らしをしていくうえで、家具家電も一通りそろえなくてはいけません。

家具家電の購入費用を抑えたい場合は、今使っているものを新居に持っていくことも可能です。

ただし、荷物量が増えると引越し費用も増えることを覚えておきましょう。

一人暮らしに最低限必要な家具家電と費用相場は以下の通りです。

家具・家電 費用相場
ベッド・寝具一式 15,000円~30,000円
テーブル 3,000円~5,000円
収納家具 1,500円~3,000円
カーテン 3,000円~5,000円
冷蔵庫 25,000円~30,000円
洗濯機 30,000円~50,000円
炊飯器 10,000円
電子レンジ 10,000円
電気ケトル 3,000円〜5,000円
エアコン 40,000円〜50,000円
照明器具 4,000円〜5,000円
掃除機 10,000円
ドライヤー 10,000円

最低限必要な家具家電の総額は223,000円程度です。

食器棚やソファ、テレビなどをそろえる場合は、さらに100,000円程度必要になってきます。

④毎月の生活費

初めて一人暮らしをする場合、毎月どれくらい生活費が必要なのか把握しておきましょう。

親元で暮らしていた頃とは違い、一人暮らしはお金の管理も自分でしなくてはいけません。

以下で一人暮らしの平均生活費をまとめましたので、参考にしてください。

項目 平均額
食費 38,410円
水道光熱費 11,383円
家具・家事用品代 5,687円
被服・履物代 4,606円
保険医療費 7,625円
交通・通信費 18,856円
教育・教養娯楽費 17,113円
その他 29,250円

参照先:e-Stat

政府の統計によると、一人暮らしの平均生活費は132,930円必要だと分かりました。

生活費の中でも、食費が38,410円と全体のおよそ3割を占めており、続いて交通通信費、水道光熱費となります。

これらの生活費にプラスして家賃も支払わなければなりません。

家賃は、手取り額の3分の1以下が一般的です。

毎月の手取り額が180,000円の場合、家賃は60,000円以下となります。

料金はあくまでも目安ですが、家賃が高すぎると生活に支障をきたすため、手取り額に対して家賃の比率が高くないようにしましょう。

初めての一人暮らし費用を抑えるために一括見積もりサイトを活用しよう!

では、初めての一人暮らし費用を抑えるためにはどうしたら良いのでしょうか。

結論として、一括見積もりサイトを活用することで大幅に引越し費用を抑えることができます。

記事前半で紹介した通り、引越し費用は31,800円~63,800円程度必要です。

相見積もりを取ることで業者間で価格競争が起こり、費用を安くしてもらうことが可能となります。

主な一括見積もりサイトは以下の通りです。

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提携業者数 依頼業者の選択 電話番号入力 口コミの数
引越し侍 340社ほど 必須 約8万件
ズバット引越し比較 225社ほど × 必須 不明
引越しラクっとNAVI 60社ほど 必須 約50件
DOOR引越し見積もり 130社 必須 16件
LIFULL引越し見積 130社ほど 必須 約1万900件
引越し達人セレクト 10社ほど × 不要 不明
SUUMO引越し 120社ほど 不要 約7万4000件
単身引越しナビ 45社以上 × 不要 17件以上
価格.com引越し 100社以上 不要 不明
引越しネット 30社ほど 必須 なし
アットホーム引越し 11社 必須 なし
楽天引越し 5社 不要 なし
比較.com 3社 × 不要 なし

※上記の表は、2024年1月現在の情報です。

この中でも、とくにおすすめのサイト3社を紹介します。

  • 引越し侍
  • SUUMO引越し
  • LIFULL引越し見積もり

 

引越し侍

引越し侍
画像引用元/引越し侍
運営会社 株式会社エイチームライフデザイン
提携業者数 347社
業者の選択 可能
特徴
  • 提携業者数が業界最多
  • 大手から地域密着型まで幅広い
  • 東証プライムの上場企業が運営元
  • 口コミ件数8万件以上を保有

引越し侍は、業界最多の提携業者数を誇り、一括見積もりサイトの中でも知名度はトップクラスです。

引越し 大手業者から地域密着型の業者まで選択肢が幅広く、最安値の業者を見つけることができます。

最大10社の比較が可能です。(※2024年1月現在の情報です。)

 

SUUMO引越し

SUUMO引越し
画像引用元/SUUMO引越し
運営会社 株式会社リクルート
提携業者数 120社
業者の選択 可能
特徴
  • 電話番号の登録が任意
  • 口コミ件数7万件を保有
  • 最大80%の割引実績あり
  • サービス利用者特典あり

SUUMO引越しの見積もりは、電話番号の登録が任意のため、より気軽に利用できるサイトです。

提携業者数は120社程ですが、口コミ件数は7万件とユーザーからも定評があります。

また、SUUMO引越しには利用者特典があり、さらにお得に引越しをできるサービスがあるのです。

特典内容は引越し業者や時期によって異なるため、見積もり時にぜひチェックしてみてください。

 

LIFULL引越し見積もり

LIFULL引越し見積もり
画像引用元/LIFULL引越し見積もり
運営会社 株式会社LIFULL
提携業者数 130社
業者の選択 可能
特徴
  • 最大60%安くなる
  • 大手だけでなく単身向けの業者とも提携している

LIFULL引越しは、提携業者数は130社程ですが、単身向け業者の「赤帽」とも提携しています。

そのため、一人暮らしを始める方におすすめのサイトです。

5段階評価と分かりやすく、業者の比較をしやすいという特徴があります。

初めての一人暮らしの部屋探しの注意点は?

続いて、初めての一人暮らしの物件選びについて紹介します。

初めての一人暮らしで物件を選ぶ際、何から手を付けていいのか分からない方も多いでしょう。

以下のポイントを押さえておくことで、失敗しない物件選びができますよ。

  • 遅くても引越し1~2ヶ月前までには物件選びを始める
  • 一人暮らしで妥協してはいけない条件に優先順をつける
  • 一人暮らしの間取りは1LDKでも十分
  • 必ず契約前に物件の内見をする

それぞれ詳しく紹介していきます。

 

遅くても引越し1~2ヶ月前までには物件選びを始める

物件選びは想像以上に時間がかかります。

そのため、余裕をもって引越しの1~2か月前から始めるのがベストでしょう。

部屋はこれからの生活の基盤になっていくものです。

しっかりとスケジュールを組んで、納得のいく物件を探しましょう。

物件選びのスケジュールは以下の通りです。

やること かかる日数(目安)
引越しの2か月前 1~2週間程度
引越しの1.5ヶ月前
  • 不動産会社に行き内見をする
  • 物件を決定する
1ヶ月程度
引越しの半月前
  • 入居申し込み
  • 入居審査
  • 物件の契約
1週間程度
引越しの2週間前
  • 荷造り
  • 引越しに伴う手続き
2週間程度

物件探しから実際に引越しをするまでは個人差があるため、あくまでも一般的な流れとして参考にしてください。

一人暮らしで妥協してはいけない条件に優先順をつける

物件を探すにあたって、重要となるのが「条件」です。

しかし、初めての一人暮らしとなると何を基準に考えたらいいか迷う方も多いでしょう。

押さえておくべきポイントは以下の通りです。

  • 家賃や間取り
  • 周辺環境と交通の便
  • お部屋の設備
  • 物件の階数や日当たり

自分の理想にぴったりな物件を探すことは非常に難しいです。

そのため、上記の項目の中で優先順位を付けて妥協できない条件を明確にすることが大切になります。

それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

 

家賃

家賃は事前に金額を決めておき、必ず予算内に収まる物件を選びましょう。

理想は手取り額の3分の1以下です。

立地やお部屋の設備など、自分の理想にぴったりな物件でも家賃だけ予算オーバーということもよくあります。

たかが数千円ならいいか、と安易に考えてはいけません。

毎月はたかが数千円でも、年単位でみると数万円の差が出ます。

家賃が予算以上だと日常生活にも支障が出るため、必ず予算内から物件を選びましょう。

 

間取り

間取りは、新生活をシミュレーションして優先順位に沿った間取りを考えることが重要となります。

とくに重要なのが、生活動線です。

生活をするうえでストレスなく過ごせるかどうかは、新生活を快適に送るためにチェックしておきたいですよね。

例えば「自炊をするからキッチン設備にこだわったが、家電や棚を置いたら動きづらくなった」などです。

こういった動線は物件選びの段階では気付きにくく、実際に住み始めてから後悔するケースが多くあります。

間取り選びを失敗しないためには、事前にシミュレーションしておくことが重要です。

 

周辺環境と交通の便

学校や勤務先、駅までのアクセスも非常に重要となってきます。

しかし、交通の便が良い物件は家賃が高かったり物件数が少なかったりするため、物件探しが難航する可能性があるでしょう。

そんな時は視点を変えて、自転車やバス、複数の路線の利用を検討してみるのも1つの方法です。

また、周囲の交通量も確認しておく方が良いでしょう。

交通量が多いと騒音の問題があります。

騒音は日常生活にも支障が出てくるため、事前に下見に行ったり不動産業者に確認したりしておきましょう。

 

お部屋の設備

水回りやバストイレ別、独立洗面所の有無など、お部屋の設備を妥協すると生活していくうえでストレスを感じる場合があります。

自炊を考えている方は、キッチン設備も優先的に考えた方が良いでしょう。

設備ごとに希望条件を書き出し、絶対に妥協できない条件を決めておくと、理想の物件を見つけやすくなります。

 

物件の階数や日当たり

防犯面を重視する場合、2階以上の物件かオートロック付きかなども条件に入れた方が良いでしょう。

例え2階の物件であっても、「侵入されにくいか」「中の様子が見えないか」など内見の際に必ず確認しておくのがおすすめです。

一般的に南向きの物件が日当たりが良いとされています。

日当たりが悪いと、部屋全体が暗かったり冬場は寒かったりと、電気代や暖房代が高くなる可能性があるのです。

家にいる時間が少なくても日当たりの良い物件を選びましょう。

 

一人暮らしの間取りは1LDKでも十分

初めて一人暮らしをする場合、お部屋の広さはどれくらいあれば良いのか悩む方も多いでしょう。

広いお部屋に住みたいという方も多いでしょうが、実際はそんなに広くなくても十分という声が多いようです。

全宅連が行った「一人暮らしに関する意識調査」では、1Kや1R、1LDKに住んでいる方の割合は30.1%と全体の3割となりました。

部屋数の少ない物件に住んでいる方が多く、平均家賃も60,000円程度となります。

これらのことから、間取りの広さよりも家賃を優先する方が多いことが分かりますね。

始めから広いお部屋に住むよりも、ライフスタイルに合わせて徐々にランプアップしていくと良いでしょう。

続いて、一人暮らしにおすすめの間取りを4つ紹介します。

  • 1R(ワンルーム)
  • 1K
  • 1DK
  • 1LDK

それぞれのメリットとデメリットも詳しく紹介します。

 

1R(ワンルーム)

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専有面積 平均13~20㎡
家賃 50,000円前後
メリット
  • 家賃が安い
  • 仕切りがないため部屋を広く感じられる
デメリット
  • 調理の臭いが付きやすい
  • 入り口から部屋の中が丸見えになる
  • バストイレが別ではない

1Rはキッチンと部屋に扉や壁がなく、1部屋にまとまった最もシンプルな作りです。

家賃は50,000円前後の物件が多く、家賃の安さを重視したい方におすすめの物件となります。

平均的な専有面積は13〜20㎡です。

物件によってはロフトが付いたものもあります。

 

1K

1Kは部屋とキッチンが分けられた作りです。

キッチンスペースは4.5畳未満、平均的な専有面積は18~23㎡となります。

家賃は50,000円〜60,000円の物件が多く、1Rと比較すると高めに設定されているのが特徴です。

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専有面積 平均18~23㎡
家賃 50,000円〜60,000円
メリット
  • キッチンと分かれているため臭いが付かない
  • 空調の効きが良い
  • 1Rと比較すると設備や収納が充実している
デメリット
  • 1Rと比較すると家賃が高い

 

1DK

1DKは、部屋とダイニング、キッチンが分かれた作りです。

ダイニングとキッチンの広さは4.5畳〜8畳未満となります。

生活にメリハリを付けたい方におすすめです。

1DKは築年数が古い物件が多いというデメリットがあります。

ただし、リフォームやリノベーションをしてキレイなお部屋もあるため、築年数にこだわらず探してみても良いでしょう。

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専有面積 平均28~32㎡
家賃 60,000円〜70,000円
メリット
  • キッチンスペースに食器棚やテーブルがおける
  • 収納スペースが多い
デメリット
  • 築年数が古い物件が多い
  • 防犯性が低い物件がある

 

1LDK

1LDK間取り

1LDKは、お部屋とリビング、ダイニング、キッチンがある作りです。

リビングとダイニング、キッチンスペースの広さは8畳以上が目安となります。

広さに余裕があるため、恋人が出来てからも長く住み続けたい方におすすめです。

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専有面積 平均35~38㎡
家賃 60,000円〜100,000円
メリット
  • 大きな家財を置いても動線を確保できる
  • 比較的に築年数が浅い物件が多い
  • オートロックや浴室乾燥機といった最新の設備が充実
  • 結婚や家族が増えても住み続けることが可能
デメリット
  • 家賃が高い

 

必ず契約前に物件の内見をする

気になる物件は、必ず自分の目で確かめましょう。

理由としては、webの情報だけでは分からないことがあるからです。

住み始めてから後悔しないためにもお部屋だけでなく、周辺環境もチェックしましょう。

内見するときの主なチェックポイントは以下の通りです。

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チェックポイント
間取り
  • 日当たりや見晴らし、風通しなど抜けはないか
  • 実際の部屋の広さや天井の高さ
  • 家財の置く場所や搬入経路
  • 窓やドアの開閉がスムーズか
  • 天井や壁に汚れやキズがないか
  • コンセントの位置と数
  • 壁の防音性
キッチン
  • 自炊しやすいスペースがあるか
  • 設備に汚れやキズなどないか
    (排水口からの臭いもチェック)
  • コンロが備え付けられているか
  • 調味料や調理器具、食器などの収納スペースの広さ
  • シンク下の臭いや湿気、カビの有無
  • 冷蔵庫の設置場所や扉の開閉スペース
水回り
  • お風呂やトイレ、洗面台などの清潔さ
    (排水口からの臭いもチェック)
  • お風呂のサイズや換気扇、乾燥機能の有無
    (実際にお風呂に入ってサイズを確かめるのがおすすめ)
  • トイレのウォシュレットの有無、手を洗う場所、トイレットペーパーとの距離
  • 洗面台の水圧
    (実際に蛇口をひねって確かめるのがおすすめ)
  • 洗濯機の置き場所とサイズ
玄関
  • 鍵の種類や数、チェーンロックがあるか
  • モニター付きインターホンかどうか
  • 玄関の広さ、玄関から室内が見えないか
  • 靴や傘の収納スペース
  • ポストが手を入れやすい構造ではないか
周辺環境
  • ゴミ捨て場がきちんと管理されているか
  • 最寄り駅までの距離、通勤・通学ルートに無理はないか
  • 周辺施設の充実度

内見の際は、必ず間取り図と筆記用具、メジャーを持っていきましょう。

事前にお部屋の希望条件をメモしておくと、スムーズにチェックすることができます。

また、駐輪場や廊下といった共有部のチェックも忘れないようにしましょう。

自転車がきちんと整理されているか、廊下に荷物が置きっぱなしになっていないかなど、住民のマナーや管理会社の良し悪しが判断できます。

初めての一人暮らしでの手続きを把握する

初めての一人暮らしで失敗しないためには、引越しに伴う様々な手続きを把握しておく必要があります。

では、どのような手続きがあるのでしょうか。

引越しの前と後で、それぞれ最低限しなければいけない手続きについて紹介します。

 

引越し前に必要な手続きは6つ

引越し前に最低限しなければいけない手続きは以下の6つです。

  • 物件の契約手続き
  • 住民票の変更
  • ライフラインの手続き
  • 郵便物の転送
  • 携帯電話やクレジットカードの住所変更
  • 銀行口座の住所変更

それぞれ手続きに必要なもの、いつまでにしなければいけないのかを紹介します。

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手続き内容 必要なもの 期限 手続き方法
物件の契約手続き
  • 「重要事項説明書」をしっかり読み、宅地建物取引士から説明を受ける
  • 事前の説明と異なる点はないか確認する
  • 問題がなければ「重要事項説明書」と「賃貸契約書」に署名捺印をする
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 住民票
  • 申込金・契約金
不動産会社
住民票の変更 住民票の住所変更をする
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • マイナンバーカード
引越し日の14日前から当日まで
  • 窓口
  • 郵送
  • オンライン
  • 代理人
ライフラインの手続き 電気やガス、水道の開始手続きをする
  • 新住所がわかるもの
引越しの1週間〜2週間前まで
  • 電話
  • インターネット
郵便局の転送手続き 旧住所に届く郵便物を新住所に転送する手続き
※転送サービスの有効期限は届出日から1年間
  • 本人確認書類
  • 転居届
    (郵便局窓口にあります)
引越しの1週間前から手続き可能
  • インターネット
  • 郵送
  • 窓口
携帯電話やクレジットカードの住所変更 携帯電話やクレジットカードの住所変更をする
  • 本人確認書類
引越しの1週間前から前日まで
  • インターネット
  • コールセンター
  • 郵送
  • ショップ窓口
銀行口座の住所変更 銀行口座の住所変更をする
  • 本人確認書類
  • 通帳
  • 届出印
引越しの1週間前から前日まで
  • インターネット
  • 電話
  • 郵送
  • 窓口

とくに気を付けないといけないのは、住民票の変更手続きです。

住民票の手続きは14日以内と期限が設けられているうえ、手続きが遅れると罰則があります。

やるべき手続きをリスト化し、漏れがないようにしましょう。

 

引越し後に必要な手続きは3つ

続いて、引越し後にしなければいけない手続きについて紹介します。

引越し後、最低限しなければいけない手続きは以下の3つです。

  • 住民票の移動手続き
  • 運転免許証の住所変更
  • マイナンバーカードの住所変更

それぞれの手続きに必要なものや期限について紹介します。

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手続き内容 必要なもの 期限 手続き方法
住民票の移動手続き 新住所にて転入手続きをする
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 転出証明書
  • マイナンバーカード
引越し日から14日以内 窓口
運転免許証の住所変更 運転免許証の住所変更をする
  • 運転免許証記載事項変更届
    (警察署や運転免許センターにある)
  • 運転免許証
  • マイナンバーカードなど新住所がわかるもの
引越し後なるべく速やかに
  • 警察署
  • 運転免許センター
マイナンバーカードの住所変更 マイナンバーカードの住所変更をする
  • マイナンバーカード
  • 4桁の暗証番号
    (交付時に設定したもの)
  • 印鑑
  • 本人確認書類
引越し日から14日以内
  • 窓口

引越し後の手続きは、事前にしっかりとスケジュールを組んで段取りよく進めましょう。

とくに、住民票とマイナンバーカードの住所変更は、提出が遅れると罰金や失効のリスクを伴います。

漏れがないようにリスト化しておくと良いでしょう。

 

実家から一人暮らしの手続きの注意点は?

実家から出て一人暮らしを始める場合、新居の契約やライフラインの手続き、住所変更など様々な手続きを行わなければなりません。

面倒だと後回しにしておくと後々の生活に支障が出てしまうため、ポイントを押さえて段取りよく手続きをしましょう。

押さえておきたいポイントは以下の通りです。

初めての一人暮らしでも、引越しの準備でやるべきことは変わりません。

引越し当日までの大まかな流れを把握し、やるべきことをリスト化しておくと良いでしょう。

また、電気やガス、水道といったライフラインを個人で新規契約しなくてはいけません。

中でも、ガスは開栓作業に立ち合いが必要となるため、余裕をもって引越しの2週間前までには予約しておきましょう。

 

手続きを忘れるとどうなるの?

引越しに伴うやるべき手続きは多く、面倒だと感じる方も多いでしょう。

しかし、手続きが遅れたり忘れたりすると違法となる可能性があるため、注意が必要です。

罰則の対象となる手続きは以下の通りとなります。

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期限 手続きを忘れた場合のリスク
転出届 引越し日の14日前から当日まで
  • 住民基本台帳法に基づき50,000円以下の過料に処される
転居届・転入届 引越し日から14日以内
  • 住民基本台帳法に基づき50,000円以下の過料に処される
マイナンバーカードの住所変更 引越し日から14日以内
  • 最大で50,000円以下の過料に処される
  • カードの失効(転入届提出から90日過ぎた場合)
国民健康保険の住所変更 引越し日から14日以内
  • 医療費が全額自己負担となる
国民年金の住所変更 引越し日から14日以内
  • 未納期間が発生し、受給額が減額される可能性がある
運転免許証の住所変更 引越し日後速やかに
  • 道路交通法に基づき20,000円以下の罰金に処される
  • 身分証として使用できなくなる
車検証の住所変更 住所変更後15日以内
  • 道路運送車両法に基づき500,000円以下の罰金に処される
  • 税金滞納のリスクが発生
車庫証明の取得 住所変更後15日以内
  • 100,000円以下の罰金に処される

引越しに伴う手続きは、リスト化して漏れがないようにすることが重要です。

下記で当サイトオリジナルの「引越し準備やることチェックリスト」をまとめました。

PDFで印刷できるようにしておりますので、ぜひ活用してください。

初めての一人暮らしを寂しいと感じるのはなぜ?

初めての一人暮らしは楽しく自由に生活することができる反面、人と関わる機会が減るため「寂しさ」や「不安」など様々なストレスにさらされます。

その結果、心身の健康バランスを崩してしまうこともあるのです。

では、一人暮らしに寂しさや不安を感じるのはどんな時なのか、解消方法とあわせて紹介していきます。

現在一人暮らしをしている方は、自分の生活を振り返り当てはまる点がないか確認してください。

これから始めようと考えている方もぜひ参考にしてくださいね。

 

一人暮らしを寂しいと感じる理由

一人暮らしに寂しさや不安を感じる理由は人それぞれですが、主に以下の点が挙げられます。

  • 人と関わる機会が減り、物事を一人で抱え込んでしまう
  • 全ての行動に責任が伴うため、しんどいと感じてしまう
  • 病気や怪我をしても、近くに頼れる人がいないため不安を感じてしまう
  • 災害時や緊急時、一人でどうすればいいのか不安を感じてしまう

一人暮らしは誰にも注意されることもなく、生活全般に緊張感が薄れがちになります。

ストレスフリーという点については一人暮らしの良いところではありますが、生活習慣が乱れてしまうと些細なことで寂しさや不安を感じてしまうのです。

例えば、「夜更かしをして朝起きられなくなり、活動意欲がわかなくなる」「掃除や片付けが億劫になり、部屋の中が散らかっている」などがあります。

とくに一人暮らしを始めたばかりの頃は生活習慣が乱れやすく、生活環境の乱れとリンクしてしまうのです。

そうなるとメンタルが不安定となり、寂しさや不安を感じる日が増えていくでしょう。

 

一人暮らしを寂しいと感じたときの対処法

では、一人暮らしの寂しさや不安を感じたときはどのように対処すればいいのでしょうか。

おすすめの対処法は以下の通りです。

  • 生活リズムを整える
  • 友だちと会う機会をつくる
  • 運動やスポーツなど、体をしっかりと動かす
  • ボランティアに参加する
  • 行きつけのお店をつくる
  • 没頭できる趣味をつくる
  • ペットを飼う

生活習慣を改善し、人と関わる機会を増やすことが大切になります。

一人暮らしは慣れると楽しいですが、寂しさや不安はつきまとうものです。

新しく趣味を始める、居心地の良い空間をつくるなど、分にあった寂しさや不安を解消できる方法を見つけましょう。

初めての一人暮らしでよくあるQ&A

初めての一人暮らしについてよくある以下の質問を紹介します。

  • 一人暮らしを始める場合に必ず転出届を提出しないといけないの?
  • 初めて一人暮らしをする場合に貯金額はどれくらいあればいい?

それぞれ詳しく紹介するので、一人暮らしを検討されている方は疑問解決にお役立てください。

 

一人暮らしを始める場合に必ず転出届を提出しないといけないの?

転出届の提出は法律で義務付けられており、必ず提出しなければいけません。

しかし、以下のようなケースは転出届を提出しなくても良いとされています。

  • 引越し先に住むのが一時的な場合
  • 定期的に実家に帰るなどし、生活拠点が移動しない場合

これらのケースは転出届の提出が任意となる「正当な理由」に該当するため、住民票を移さなくても良いとされています。

ただし、転出届を提出しないと様々なデメリットが生じるため、不便を感じることがあるでしょう。

主に挙げられるデメリットは以下の通りです。

  • 運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が旧住所のままになる
  • 運転免許証の更新手続きが新住所ではできない
  • 住民票や印鑑証明などの証明書が新住所の役所では発行できない
  • 新住所での選挙権や被選挙権が行使できない
  • 図書館などの福祉サービスや公共サービスの利用不可、または利用制限

短期間の単身赴任や進学であっても、日常生活に不便さを感じたら住民票を移しておいた方が良いでしょう。

 

初めて一人暮らしをする場合に貯金額はどれくらいあればいい?

初めて一人暮らしをする場合、最低いくら費用が必要なのでしょうか。

一人暮らしを始める際に必要となる費用は、以下の3つです。

たとえば、同一市内の家賃60,000円の物件に引越しをする場合

初期費用369,000円+引越し費用31,800円+家具家電購入費用223,000円となり

合計で623,800円程度かかると考えておきましょう。

この金額に毎月の生活費およそ132,930円と家賃が加わります。

初めて一人暮らしをする場合、最低でも816,730円必要となってくるでしょう。

初期費用+生活費3カ月分程度の貯金額があると、急な出費があっても慌てずに対応できますよ。

まとめ

今回は初めての一人暮らしについて、以下の要点を中心に紹介しました。

  • 費用相場を把握すると、初めての一人暮らしでも失敗しにくい
  • 一人暮らしの費用を抑えるには、一括見積もりサイトを活用する
  • 一人暮らしを始めても人と関わる機会を設けることが大切

初めての一人暮らしで失敗しないためには、費用相場を把握することが重要になってきます。

相場を把握せず提示された金額を鵜吞みにしてしまうと、後々の生活に支障が出るため注意が必要です。

物件探しも条件に優先順位を付けることで、理想の物件が見つけやすくなるでしょう。

物件が決まったら、「引越し侍」で見積もりを取るのがおすすめです。

引越し費用を大幅に安く抑えることができますよ。

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