引越し時にパスポートの住所変更は必要?住所欄がない場合の対処法についても

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パスポート 住所変更

引越しをすると、やらないといけないこと・手続きが多くて大変ですよね。

引越しをしたら、パスポートも住所変更が必要?
本籍地は変えてないからそのままでいい?

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、引越しの際にパスポートの住所変更にまつわる手続きについて徹底的に解説していきます。

  • 引越しでパスポートの住所変更手続きについて
  • パスポートの記載事項変更が必要な場合とその手続き方法
  • 期限切れパスポートで記載事項変更手続きする場合の方法

上記の3点を中心に、パスポートに関しての疑問点や手続きについて詳しく説明していくので、ぜひ参考にして下さい。

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目次

引越しでパスポートの住所変更手続きは不要!住所欄の廃止

引越しをすると住所変更や本籍を変えたりと、何かと手続きが多いですよね。

パスポートにも住所が記載されていますが、引越しで住所変更の手続きは必要なのでしょうか?

実はあまり知られていませんが、引越しで住所が変更してもパスポートの住所変更の手続きは不要です。

ここからは、以下の内容を中心にご説明致します。

  • 旧パスポートは住所欄を二重線で訂正
  • 新パスポートは住所記載ページがないため訂正不要

旧パスポートは住所欄を二重線で訂正

先述した通り、引越しをしたことでパスポートの住所変更は基本必要ありません

パスポートは所有者の

  • 姓名
  • 生年月日
  • 性別
  • 国籍(又は本籍)

を証明するものであり、証明事項に「住所」は条件にありません。

外務省公式HPにも以下の通り記載があります。

Q12 パスポートの最後のページに自分の住所を記入する欄がありますが、そこに書いた住所から引っ越しました。変更を届け出る必要はありますか?
A 変更を届け出る必要はありません。

引用元/外務省公式HP パスポートQ&A

そのため、引越しに伴う住所変更は不要。

しかし、令和2年2月4日前に申請し取得したパスポート(旧パスポート)に限り住所変更が必要です。

旧パスポートには最終ページに所持人記入欄があり、住所を記載する欄があります。

もしここに引越し前の住所を記載している場合は、自ら訂正する必要があります

各自治体のパスポートセンターから推奨されている方法は以下の通りです。

修正方法・注意点
  • パスポートの所持人記入欄に書いてある以前の住所を二重線で消す
  • 空いているスペースに新しい住所を書き込む
  • 修正ペン、修正テープの使用は不可
  • 二重線の上から押し印は不要

何度も引越しをしたことで、住所欄に新しい住所が書ききれなくなってしまった場合は無理に書くのはNGです。

欄以外の場所や、査証欄に新住所を記載してしまったり、旧住所を修正ペン・テープで消してから上に書き足すのも基本していはいけません。

もし住所欄が無くなってしまった場合はそのまま訂正せずにいてください

住所訂正しないと違反になってしまうの?

住所訂正していなくても、特に罰則などはありません

しかしパスポートセンターより住所訂正方法が推奨されているため、訂正していた方が安心ですね。

新パスポートは住所記載ページがないため訂正不要

令和2年2月4日前に申請し取得したパスポート(旧パスポート)は住所変更が必要です。

しかし、令和2年2月4日以降に申請し取得したパスポート(新パスポート)の住所変更は基本的に不要です。

新パスポート自体に住所記載ページがなく、元々住所の記載がありません。

では、自分が持っているパスポートが旧パスポートか新パスポートかを見分けるポイントなのか、見分ける方法はあるのでしょうか?

旧パスポートか新パスポートかを見分ける大きなポイントは以下をチェックしましょう。

  • 発行年月日(令和2年2月4日前か後か)
  • 住所欄の有無
  • デザイン(葛飾北斎の「冨嶽三十六景」が採用されているか)

見分けるには発行年月日、住所欄の有無などがあります。

パスポートの発行日はパスポート1ページ目に、発行年月日が記載されています。

そこから発行年月日を確認すると分かります。

また先述した通り、新パスポートには住所欄がありません。

旧パスポートか新パスポートかを見分ける1番分かりやすいポイントは、査証ページのデザイン。

ここでは初めて芸術作品が採用され、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」が印刷されています。

5年用パスポートは16作品、10年用パスポートは24作品を採用。

新パスポートは全ページ異なるデザインが印字されているため、パスポートの査証ページを見てみるのも良いですね。

パスポートの変更手続きが必要なケース

引越しをしたことでパスポートの住所変更は基本必要ありません。

しかし、中にはパスポートの記載事項の変更手続きが必要なケースもあります。

パスポートの記載事項の変更手続きが必要なケース
  • 本籍の都道府県が変わった場合
  • 結婚・離婚などに伴い姓名の変更があった場合
  • 養子縁組などで姓が変わった場合
  • 生年月日の変更があった場合
  • 性別の取り扱いの変更をした場合
  • 国際結婚などで外国の氏名を別名として併記または削除する場合
  • 家庭裁判所の許可により戸籍上の氏名が変わった場合

上記の場合はパスポートの記載事項変更手続きが必要です。

しかし、姓名の変更があった場合でもローマ字表記に変更がない場合は対象外。

例1:小野(ONO)⇒ 大野(ONO)
例2:阿部(ABE)⇒ 安部(ABE)

また、パスポートの記載事項変更手続きをするには2つの方法があります。

ここからは、変更手続きをするには2つの方法を中心にご説明致します。

  • パスポートの切替申請
  • パスポートの残存有効期間同一申請

パスポートの切替申請

パスポートの切替申請とは、名前の通り所持しているパスポートを執行させて切り替える(新しく作り変える)申請のことです。

切替申請を行う際の有効期間や手数料など、特徴をまとめました。

切替申請
現在有効中のパスポート 失効し、新しいものに変更
所持人自署(サイン)・顔写真・
旅券番号・ICチップ内のデータ
新しいもののに変更
パスポートの有効期間 発行日より10年または5年
受取までの日数 受取窓口によって異なるため、各自治体に要確認
手数料
  • 10年用       16,000円
  • 5年用(12歳以上) 11,000円
  • 5年用(12歳未満) 6,000円
代理人による申請 できます
代理人による受取 できません

参考:神奈川県パスポートセンター(一部文章省略・変更しています)

現在持っているパスポートに残りの有効期間(残存有効期間)があった場合、全て切り捨てとなります。

受取までの日数は各自治体によって異なります。

急ぎで必要な場合などは日数を事前に確認するなど、余裕をもって確認しましょう。

パスポートの切替申請には必要な書類があるので、事前に書類を揃えて持参するようにしてください。

パスポートの切替申請には必要な書類
  • 一般旅券発給申請書
  • 申請日前日6ヵ月以内に撮影したパスポート用の写真
  • 現在所持しているパスポー
  • 申請日前日6ヵ月以内に発行された戸籍謄本
  • 手数料にかかる現金(受取時に必要)

各自治体により異なる場合があるため、事前に自治体ホームページを確認しましょう。

どんな人が切替申請の対象なの?

“パスポートの記載事項の変更手続きが必要なケース”の他に、以下の項目に当てはまる方が切替申請の対象になります。

  • 残存有効期間が1年未満になった場合
  • 査証欄の余白が少なくなった方場合
  • パスポートを損傷した方場合
  • 就労や留学目的などで査証(ビザ)を取得するにあたり、パスポートの残存有効期間が不足する方
  • ICチップが機能していない場合

こちらの項目に当てはまる場合はパスポートの切替申請を行って下さい。

パスポートの残存有効期間同一申請

パスポートの残存有効期間同一申請とは、所有しているパスポートの有効期間を残しつつ新しいパスポートに変更する(新しく作り変える)申請のことです。

残存有効期間同一申請を行う際の有効期間や手数料など、特徴をまとめました。

残存有効期間同一申請
現在有効中のパスポート 失効し、新しいものに変更
所持人自署(サイン)・顔写真・
旅券番号・ICチップ内のデータ
新しいもののに変更
パスポートの有効期間 在の所持しているパスポートの
有効期間満了日と変更なし
受取までの日数 受取窓口によって異なるため、各自治体に要確認
手数料 6,000円
代理人による申請 できます
代理人による受取 できません

参考:神奈川県パスポートセンター(一部文章省略・変更しています)

現在持っているパスポートに残りの有効期間(残存有効期間)があった場合、そのまま残して新しいパスポートの発行となります。

受取までの日数は各自治体によって異なるため、事前に確認しておくといいですね。

また、パスポートの残存有効期間同一申請には必要な書類があります。

パスポートの残存有効期間同一申請には必要な書類
  • 一般旅券発給申請書
  • 申請日前日6ヵ月以内に撮影したパスポート用の写真
  • 現在所持しているパスポー
  • 申請日前日6ヵ月以内に発行された戸籍謄本
  • 手数料にかかる現金(受取時に必要)

こちらも各自治体により異なる場合があるため、事前に自治体ホームページを確認しましょう。

どんな人が残存有効期間同一申請の対象なの?

“パスポートの記載事項の変更手続きが必要なケース”の他に、以下の項目に当てはまる方が切残存有効期間同一申請の対象になります。

  • 査証欄の余白が少なくなった方
  • 国際結婚等で外国の氏名等を別名として併記または削除する方

こちらの項目に当てはまる場合はパスポートの切残存有効期間同一申請を行って下さい。

パスポートの記載事項変更が必要な際に確認したい注意点

これまで引越しに伴うパスポートの住所変更は不要であることはご紹介しました。

しかしその他、本籍や姓名の変更など特定の条件でパスポートの記載事項変更という事が分かっています。

パスポートの記載事項変更の際には注意や確認しておきたいことがあります。

ここからは、以下の内容を中心にご説明致します。

  • オンライン申請の可否は都道府県により異なる
  • 変更しないと出入国時にトラブルの可能性あり
  • 規格外のパスポート用写真は受付不可

オンライン申請の可否は都道府県により異なる

今までパスポートに関して、どんな理由があろうと各自治体のパスポートセンターでのみの申請でした。

しかし令和5年3月27日から、パスポートの申請がマイナンバーカードを使用してマイナポータブルからオンラインでできるようになりました

オンラインで申請できる内容は下記が対象。

  • パスポートを更新する(切替申請)
  • 新しくパスポートを申請する(新規申請)
  • 氏名や本籍等を変更する(記載事項変更)
  • 紛焼失を届け出て、新しくパスポートを申請する

パスポートを更新する(切替申請)場合は、

  • 残存有効期間が1年未満
  • 査証欄の余白が見開き3ページ以下

2つのいずれかが当てはまる対象の方となります。

また、新しくパスポートを申請する(新規申請)場合は、

  • 初めてパスポートを申請する
  • パスポートの有効期間がすでに切れている

2つのいずれかが当てはまる対象の方となります。

さらに、オンライン申請するには事前準備が必要なのでこちらも確認しておきましょう

オンライン申請で必要な準備
  • マイナポータルアプリ
  • マイナンバーカード
  • 現在有効なパスポート
  • 顔写真(パスポート用)の撮影
  • 自署(ご自身のサイン)の撮影
  • クレジットカード(オンライン決算するため)

オンライン申請はマイナカードを準備する必要がなど、事前準備が大変です。

しかし、パスポートセンターへ直接出向く必要が無い為、働いていて日中お休みが出来ない方などにはおすすめです。

令和5年3月27日からオンラインでパスポートの申請ができるようになり、まだ対応できていない都道府県もあります。

そのため必ず各都道府県のホームページを確認し、オンライン対応しているか把握しておきましょう。

変更しないと出入国時にトラブルの可能性あり

もし、必要事項が変更できていないとどうなるの?

記載事項変更が必要な項目が変更できていない場合、出入国時にトラブルが起きてしまう可能性があります。

パスポートの姓名や本籍の変更において、特に提出・変更期限は設けられていません。

先述した通り、必要事項が変更できていなくても原則罰則などはありません。

しかし変更をしていないと、海外旅行の入出国時にパスポートが使用できない等のトラブルが起こる可能性があります。

また、邦人保護が必要となった際にはスムーズに手続きが出来ない場合もあります。

リスク回避をするために、記載事項変更が必要な場合は後回しにせずに早めに手続きを行うようにしましょう。

規格外のパスポート用写真は受付不可

パスポートの記載事項変更や新規パスポートを申請する際、必ずパスポート用の写真が必要です。

パスポート用の写真はとても規定が厳しく、規格外のパスポート用写真は受付不可でパスポートを新しく作る事ができません

パスポート用写真の規定についてまとめました。

用意する前に必ずチェックしてください。

  • 本人のみが正面を向いているもの
  • 申請日から6か月以内に撮影されたもの
  • 規定サイズ(フチなし縦45mm×横35mm)で撮影されたもの
  • 顔の縦の長さは、写真の縦70~80%に収まっているもの
  • 帽子を被っていないもの
  • 背景に影や柄がないもの
  • 背景と人物の境目がはっきりしているもの
  • 写真裏面に申請者(請求者)の氏名が記載されたもの
  • 眼鏡のレンズに光が反射していない
  • 平常の顔と著しく異ならない
  • 前髪により目や顔の輪郭が隠れていない
  • カラーコンタクトレンズを着用していない
  • つけまつげ、まつげエクステなどを付けていない

自身で撮影し印刷した場合は、適切な画質で印刷されているか確認してください。

パスポート用の写真は規程が厳しく、自身で撮影が難しいと感じた際は写真館などで撮るのが良いかもしれませんね。

期限切れパスポートで変更手続きする場合の手引き

もし期限切れのパスポートを持っていて、姓名や本籍を変更した場合、どのように変更手続きをすれば良いのでしょうか?

パスポートの期限が切れてしまった場合は、切替申請や残存有効期間同一申請ではなく新しくパスポートの申請が必要です。

パスポートの新規申請するにあたって、必要な書類・手続きの流れなど以下の内容を中心にご説明致します。

  • 新規申請に必要な書類
  • 新規申請の手数料
  • 新規申請の流れ

新規申請に必要な書類

パスポートの新規申請で必要な書類は以下リストにある書類です。

  • 一般旅券発給申請書:1通
  • 戸籍抄本または戸籍謄本:1通
  • パスポート用の写真:1枚
  • 本人確認書類:1点(2点の場合あり)
  • 期限切れのパスポート

一般旅券発給申請書はパスポート申請窓口や外務省公式HPからダウンロードする事が出来ます

外務省公式HPからダウンロードした場合は、ネットで必要項目を入力しダウンロード→当日申請なので時短になります。

お住いの地域の市役所や自治体のホームページを確認し、どこで受け取れるか把握しておきましょう。

戸籍抄本または戸籍謄本はご自身がお住いの市役所にて取得可能です。

マイナンバーカードをお持ちの場合は、コンビニ等での証明書自動交付サービスを利用することができます。

本人確認書類は通常顔写真付きの書類をご用意下さい。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • 船員手帳
  • 宅地建物取引士証
  • 障がい者手帳 等

顔写真付きの本人確認書類であれば、確認書類は1枚で問題ありません。

しかし顔写真が付いていない本人確認書類の場合、2枚以上必要になる場合もあります。

例)健康保険被保険者証、国民年金手帳、学生証 等

コピーではなく、必ず原本を忘れずに持参してください。

本人確認書類についても、事前に各自治体やパスポートセンターのホームページで確認しておきましょう。

また、期限切れの場合でも自身が所有しているパスポートも忘れずに持参するようにしてください。

新規申請の手数料

パスポートには、5年有効期間のパスポート、10年有効期間の2種類があります。

それぞれの種類ごとの新規申請の手数料についてまとめました。

10年パスポート

10年パスポート
県収入証紙 2,000円
収入印紙 14,000円
合計金額 16,000円

5年パスポート

5年パスポート
申請時 12歳以上
5年パスポート
申請時 12歳未満
県収入証紙 2,000円 2,000円
収入印紙 9,000円 4,000円
合計 11,000円 6,000円

申請者が18歳以上の場合は、10年用パスポートと5年用パスポートのどちらかを選択することが出来ます。

申請時に18歳未満の場合は、5年用パスポートのみとなります。

パスポートの申請窓口の近くに、県収入証紙や収入印紙を購入できる窓口・箇所がある場合が多いです。

場所が分からない場合は近くの職員に聞くのがいいですね。

県収入証紙や収入印紙の購入時はクレジットカードは使用できず、基本現金のみとなります。

一部ではクレジットカード対応もあるかもしれませんが、現金を用意しておいた方が安心です。

手数料はパスポートを受け取る時に必要なので、それまでに準備しておきましょう。

新規申請の流れ

パスポートを新規申請の流れを見てみましょう。

  1. パスポート用の写真を用意する
  2. パスポートセンターの場所を確認する
  3. パスポート申請窓口で申請書を提出する
  4. 交付予定日にパスポートを受け取る

忘れがちになってしまうのが、パスポート申請窓口の場所の確認です。

パスポートセンターの場所を確認した後は、窓口が空いている時間を把握しておきましょう

外務省公式HPからダウンロードした一般旅券発給申請書を持参していない場合、パスポートセンターにも記入用紙があります。

記入の見本があるため、参考に空欄を記入していきましょう。

その後は申請窓口で一般旅券発給申請書を提出してください。

この際に受け取った「パスポート(旅券)引換証」はパスポート受取時に必要となるので、無くさないように気をつけて下さい。

「パスポート(旅券)引換証」に記載されている交付日に、窓口までパスポートを受け取りに行ってください。

その際に

  • パスポート(旅券)引換証
  • 手数料

2点が必要なので忘れずに持参してください。

念の為本人確認書を持参していると安心ですね。

パスポートを新規申請の流れを記載しましたが、3点注意事項があります。

パスポート新規申請の注意点
  • 申請~受付まで1週間ほどかかる
  • パスポート受取できるのは本人のみ
  • 未成年が申請する場合は、法定代理人の署名が必要

1つずつ詳しく見てみましょう。

申請~受付まで1週間ほどかかる

通常、パスポートの受取は申請~受取まで土・日・祝・振替休日・年末年始を除く営業日1週間ほどかかります。

もし海外へ行く予定がある場合は、なるべく早く申請するようにしましょう。

例外として緊急時(被災等)に「緊急発給」「早期発給」に対応している都道府県があります。

緊急時の場合は、各自治体に直接連絡をして確認して下さい。

パスポート受取できるのは本人のみ

パスポートの受取は、なりすまし防止のため原則本人しか受取はできません

仮に1歳に満たない幼児の場合でも、一緒に連れていく必要があります。

パスポートは交付日~6カ月以内に受取らないと失効してしまうので気をつけて下さい。

未成年が申請する場合は、法定代理人の署名が必要

パスポート申請時に18歳未満の未成年の場合、一般旅券発給申請書の裏側に法定代理人署名欄があり、記入が必要です。

必要な書類が揃っていても、未成年の場合は法定代理人の署名が無い場合は申請が出来ません。

18歳未満の方は気をつけて下さい。

パスポートの住所変更に関するQ&A

最後にパスポートの住所変更に関するよくある質問をまとめて解説します。

  • パスポート所持人記入欄の書き方は?
  • 所持人記入欄がないパスポートは本人確認書類として有効?
  • パスポートの住所欄はいつから廃止された?

引越しでパスポートに関して、どうすればいいか分からない事も多いですよね。

気になる事を解説しているので、ぜひ参考にして下さい。

パスポート所持人記入欄の書き方は?

パスポート所持人記入欄の書き方はあるのでしょうか?

いざという時のために、パスポート所持人記入欄の書き方・注意点を見てみましょう。

パスポート所持人記入欄の書き方・注意点
  • 日本語・英語どちらで記載しても良い
  • 英語で記載する場合は、スペルミスがないように慎重に
  • パスポート所有者本人又は法定代理人が手書きする
  • 第質の場合は、必ず法定代理人名を記載する
  • 署名する際は、1行で丁寧に正しく記載する
  • ボールペンで記載する

パスポート所持人記入欄は、全て記入しなくても大丈夫です。

しかし、「事故時の連絡先」は万が一のことを考えて記入しておくと良いですね。

必ず連絡が付く連絡先を書きましょう。

また、日本のパスポートでも英語で記載しても平気です。

その際はスペルチェックは必ずし、間違いのないようにしましょう。

見落としがちなのが、必ずボールペンで記載することです。

最近はやりの消せるボールペンや、鉛筆・シャーペンの使用は控えましょう。

法的効力のあるパスポートとなるため、消す事の出来ないボールペンで記載するのが良いです。

もし、所持人記入欄の記載時に間違えてしまった場合は以下の事を注意してください。

所持人記入欄の訂正の注意点
  • 二重線を引いて空白箇所に正しい情報を書く
  • 修正ペン、修正テープは使用しない

仮に間違えてしまったとしても、修正ペンやテープで消すのはNGです。

使用してしまった場合、「何かやましい事がある」と判断されてしまう可能性があります。

間違えた箇所に二重線を引き、近くの空白箇所に書くようにしてください。

二重線の上から押し印をする必要はありませんが、心配の場合は押し印をしても大丈夫です。

所持人記入欄がないパスポートは本人確認書類として有効?

所持人記入欄がないパスポートは本人確認書類として有効なのでしょうか?

実は、所持人記入欄がないパスポート(新パスポート)は本人確認書類としては無効です。

本人確認書は原則、写真付きかつ住所の記載となります。

しかし新パスポートは「所持人記入欄がない=住所記載する欄がない」ということになります。

新パスポートを本人確認書類として認めない銀行や公共機関がある一方で、新パスポートを本人確認書類として有効の場合もあります。

提示先によって異なる為、提出予定の場合は事前に利用機関に確認しておく必要がありますね。

もし新パスポートが本人確認書類として使用できない場合、運転免許書やマイナンバーカードなどを提示する様にしてください。

パスポートの住所欄はいつから廃止された?

パスポートの住所欄はいつから廃止されたのでしょうか?

2020年2月4日(令和2年2月4日)以降に発給申請されたものにいたって、パスポートの住所欄が廃止されました。

2020年2月4日(令和2年2月4日)以前のパスポートには住所欄があり、自身で記載することが可能。

また、2020年2月4日(令和2年2月4日)以降にパスポートを更新する場合も新パスポートになるため、住所欄はありません。

まとめ

今回の記事では、引越しの際にパスポートは住所変更が必要なのかについて解説しました。

結果としては、

  • 引越しをしたことでパスポートの住所変更は不要
  • 住所訂正していなくても、特に罰則などはない

ということが分かりました。

しかし、以下に当てはまる場合はパスポートの記載事項変更が必要です。

パスポートの記載事項の変更手続きが必要なケース
  • 本籍の都道府県が変わった場合
  • 結婚・離婚などに伴い姓名の変更があった場合
  • 養子縁組などで姓が変わった場合
  • 生年月日の変更があった場合
  • 性別の取り扱いの変更をした場合
  • 国際結婚などで外国の氏名を別名として併記または削除する場合
  • 家庭裁判所の許可により戸籍上の氏名が変わった場合

手続きには

  • パスポートの切替申請
  • パスポートの残存有効期間同一申請

この2種類の変更方法があるので、自分がどちらに該当するか必ず確認しましょう。

また引越し日が決まった際には、一括見積サイトを使用して見積もりの比較をするのがおすすめです。

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