一人暮らしの費用は最低いくら?生活費や初期費用の平均についても

本ページはプロモーションが含まれています

一人暮らし 費用

進学や就職・転職を機に一人暮らしを始める人は多いですよね。

はじめての一人暮らし1ヶ月にどれくらい費用がかかるのかな?
生活費を安く抑えるには?

など新しい環境が楽しみな一方で、不安を抱いている人もいるはずです。

やはり初めての一人暮らしを始めるにあたって、一番不安なのは「費用」面ではないでしょうか。

そこでこちらの記事では、生活費や初期費用の平均など、お金のリアルな事情を徹底的に解説しているので、参考にしてくださいね!

またできるだけ引越し費用を減らしたいなら、一括見積もりサイトがおすすめです。

一括見積もりサイトなら簡単に相見積もりが取れるので、最安値の引越し業者を見つけやすくなります。

一口に一括見積もりサイトと言ってもたくさんありますが、一番おすすめなのは引越し侍です。

提携業者の数も口コミ数も業界No.1の一括見積もりサイト「引越し侍」で、ぜひ相見積もりを取ってみてくださいね。

引越し侍のおすすめポイント
  • 大手から地域密着型まで340社と提携。幅広い選択肢の中から選べる
  • 口コミ8万件超えで気になる業者を比較しやすい
  • シミュレーションできるので引越しが初めての人も安心
  • 価格交渉に必須な相見積もりが簡単にとれる
目次

一人暮らしにかかる平均費用まとめ

まず一人暮らしにかかる平均費用を見てみましょう。

一人暮らしにかかる費用の内訳は以下の通り。

  • 家賃
  • 初期費用
  • 引越し費用
  • 家具家電費用
  • 生活費

それぞれ詳しく解説していきます。

 

家賃

一人暮らしは住むところがないと始まりません。

家賃の理想は一般的に「手取りの3分の1以下」だと言われています。

以下に、毎月の手取り額ごとに家賃目安をまとめました。

手取り額 家賃目安
15万円 5万円以下
18万円 6万円以下
20万円 6万6,000円以下
23万円 7万6,000円以下
25万円 8万3,000円以下
28万円 9万3,000円以下
30万円 10万円以下

学生や社会人によって条件が変わってくるので、上記費用はあくまでも目安です。

もし新卒で一人暮らしする場合は、手取り額18万〜20万円が一般的ですから、家賃はだいたい6万〜7万円以下になりますね。

手取りに対して家賃の比率が多いと、他に回せるお金がなくて日々の生活に影響が出る恐れも。

無理のない範囲で家賃を払える物件を探すようにしましょう。

 

初期費用

一人暮らしの始まりには、家賃の他にも「初期費用」を払う必要があります。

一人暮らし 初期費用 最低含まれるものは以下の通り。

敷金・礼金 家賃1〜2ヶ月分
前家賃 家賃およそ2ヶ月分
仲介手数料 家賃の半額
管理費・共益費 家賃の5〜10%
火災保険料 1〜2万円
鍵交換費用 1〜3万円
保証料 家賃の半額〜1ヶ月分
クリーニング・消毒料 1〜2万円

上記を合計すると、だいたい初期費用は「家賃6ヶ月分前後」になる計算です。

もし家賃が6万円だと仮定すると、総額初期費用は36万円になりますね。

余裕をもって40万円は見積もっておくといいでしょう。

ただし物件や場合によっては必須ではないものもあるので、上記費用が全て発生するとは限りません。

コストを優先するなら、敷金・礼金不要など初期費用が少なくて済む物件も検討してみてください。

 

引越し費用

引越し費用は「荷物量」と「引越し時期」で決まります。

ここでは通常期の引越し費用相場を見てみましょう。

荷物少なめ 荷物多め
15km未満
(同市区町村)
31,800円 40,600円
〜50km未満
(同都道府県)
35,300円 43,400円
〜200km未満
(同一地方)
45,200円 57,000円
〜500km未満
(近隣地方)
54,200円 74,200円
500km〜
(遠距離地方)
63,800円 89,700円

荷物少なめは、1Kや1Rなど単身パックに収まる程度を想定しています。

荷物多めは1LDK以上などで、単身パックには収まらない量が目安です。

荷物多めだと、少なめの2〜3割増しになってしまうので、できるだけ荷物は減らしたいところ。

さらに3月・4月の繁忙期には、通常期の1.5〜2倍に引越し費用が膨れ上がります。

引越し費用を抑えるには、なるべく荷物少なめで、繁忙期を避けるのがおすすめです。

単身引越しの費用については以下の記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。

引越し費用はだいたいいくらかかる?一人暮らしの場合の初期費用総額も徹底解説!

 

家具家電費用

ビックカメラ 新生活家電セット
画像引用元/ビックカメラ

家具家電が取り付けてある寮やシェアハウスに引っ越すのでない限り、家具家電が必要です。

実家や今の住まいから持っていくこともできますが、そうすると荷物量が増えて引越し費用がかさんでしまいます。

手間やコストを考えると、できれば新居で揃える方がおすすめです。

一人暮らしに必要な最低限の家具家電と平均費用をまとめました。

ベッド 15,000〜30,000円
洗濯機 30,000〜35,000円
冷蔵庫 25,000〜30,000円
電子レンジ 10,000円
炊飯器 10,000円
掃除機 5,000〜10,000円
エアコン 40,000〜50,000円
照明 4,000〜5,000円
カーテン 3,000〜5,000円
ローテーブル 3,000〜5,000円

一人暮らしできる最低限の家具家電を揃えるには、15万円ほどかかることになりますね。

テレビやチェスト、ソファなども買う場合はさらに追加で5万〜10万円は見積もっておくといいでしょう。

一人暮らし用の家具家電はニトリやIKEAが人気ですが、家電は大型家電量販店で買うのもありです。

ビッグカメラやヤマダ電機といった大型家電量販店では、新生活シーズンに合わせて家電セットを売り出しています。

一人暮らし向けの冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなどの家電が2点〜5点まとめられており、5万〜6万円前後で揃えることも可能です。

もしくはリサイクルショップで中古品を買ったり、知人から譲ってもらうという手もあります。

こちらの方が費用を抑えられるので、新品にこだわりがなければおすすめです。

 

生活費

一人暮らしで最も重要なのが生活費です。

引越し費用や初期費用は一度きりですが、生活費は家賃と同じく毎月かかります。

以下は、政府の統計による一人暮らしの平均的な生活費です。

食料 38,410円
光熱・水道 11,383円
家具・家事用品 5,687円
被服及び履物 4,606円
保健医療 7,625円
交通・通信 18,856円
教育・娯楽 17,106円
その他の消費支出 29,251円
交際費 12,951円
消費支出 155,046円

引用元:e-Stat

この統計によると、一般的な一人暮らしには15万〜16万円の費用が必要なことがわかりました。

生きていく上で欠かせないのは食費と水道光熱費ですが、この2つだけでも5万円かかります。

上記を高いと取るか安いと取るかは判断が分かれますが、これはあくまで統計上の費用です。

工夫次第で減らすこともできるため、「15万円なければ一人暮らしはできない!」と悲観的に捉える必要はありません。

後で節約の方法も解説するので、自分の予算の範囲内で一人暮らしを楽しんでくださいね。

社会人・大学生の一人暮らし平均生活費

一人暮らしを始めるきっかけは様々ですが、一般的には進学や就職が多いでしょう。

社会人と大学生では収入の内訳が違うため、必要な費用も異なってきます。

ここからは、社会人・大学生の一人暮らし平均生活費についてまとめました。

最初に新卒の社会人の初任給と、大学生のバイト代の平均を見ておきましょう。

新卒(高卒) 約18万円
新卒(大卒) 約22万円
大学生 約3万円

業種にもよりますが、単純に平均額を比較すると同じ新卒でも高卒と大卒で約4万円の差がありますね。

大学生も職種やシフト状況で違いはあるものの、毎月約3万円が平均的なバイト代です。

さらに社会人の場合は年齢や性別によっても生活費の内訳が大きく変わってきます。

  • 社会人の場合【男女別】
  • 大学生の場合

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

社会人の場合【男女別】

まずは社会人が一人暮らしする場合の平均生活費です。

〜34歳 35〜59歳 60歳〜
食料 35,418円 42,108円 37,629円
光熱・水道 7,675円 11,480円 12,747円
家具・家事用品 6,954円 5,452円 5,320円
被服及び履物 6,509円 5,096円 3,616円
保健医療 4,683円 7,462円 8,832円
交通・通信 20,152円 25,059円 15,151円
教育・娯楽 19,839円 21,329円 13,864円
その他の消費支出 20,220円 34,275円 30,093円
交際費 8,407円 12,533円 14,891円
消費支出 157,411円 180,109円 141,126円

引用元:e-Stat

社会人と一口に言っても、年代ごとに差が出てくるのが特徴です。

例えば服代や交通・通信費は若い世代の方が多くかかりますが、保健医療費のように歳を取るほど増大していく費用もあります。

また34歳以下の場合は、後述する大学生と1ヶ月の消費支出は3万円ほどしか変わりません。

ただし大学生と違い、親からの仕送りなどはないため全て自分で支払う必要があります。

続いて、年代だけでなく男女の比較もしてみましょう。

食料 42,332円 34,981円
光熱・水道 10,416円 12,227円
家具・家事用品 4,910円 6,366円
被服及び履物 3,260円 5,783円
保健医療 7,078円 8,103円
交通・通信 21,624円 16,434円
教育・娯楽 20,277円 14,334円
その他の消費支出 25,979円 32,109円
交際費 10,102円 15,439円
消費支出 160,403円 150,357円

引用元:e-Stat

女性の方が男性を上回っている項目の方が多いですが、全体的な消費支出は男性の方が上。

男性の1ヶ月あたりの生活費は、女性より1万円ほど多くかかります。

もちろん、人によってライフスタイルが違うので一概には言えません。

しかし男性で一人暮らしする場合は、あらかじめ多めの生活費を見積もっておくと安心でしょう。

 

大学生の場合

次は大学生の場合です。

全国大学協連が調査・公表している下宿生の生活費2021年分をまとめました。

食費 24,680円
住居費 53,920円
交通費 3,850円
教育娯楽費 11,760円
書籍費 1,700円
勉学費 1,900円
日常費 7,520円
電話代 3,110円
その他 2,310円
貯金・繰越 14,300円
支出合計 125,040円

引用元:全国大学生協連

社会人1ヶ月あたりの平均的な生活費は15万円ですから、大学生はそれより3万円ほど安上がり。

ただし大学生は一人暮らしとは言っても、実家から仕送りがあるケースがほとんどです。

もちろん仕送りや奨学金などでは足りない分を、アルバイトで埋め合わせる人も多いでしょう。

参考までに、下宿生の収入内訳もまとめました。

仕送り 71,880円
奨学金 20,380円
アルバイト 29,130円
定職 450円
その他 3,450円
合計 125,280円

引用元:全国大学生協連

大学生の収入は、ほとんど実家からの仕送りが頼りです。

収入合計額は125,280円で、総支出125,040円を引くと、残りはわずか240円。

社会人と違って貯金に回す必要はないとは言え、費用的にはかなりカツカツなことがわかりますね。

大学生で一人暮らしする場合は、特に毎月のやりくりに気を付けなければなりません。

今の内から家計のやりくりに慣れておけば、社会人となってからもきっと役に立ちますよ。

また以下の記事では、大学生の1人暮らしの費用について、さらに詳しくまとめています。

初期費用から、月々の生活費まで相場を解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

大学生の一人暮らし費用はいくら?初期費用や生活費の内訳も解説

一人暮らし家賃が安くなる条件

さて、ここまでで一人暮らしにはどれくらいの費用がかかるのかお分かり頂けたでしょう。

想像してたより多いかも…

もっと費用を安くする方法はない?

一人暮らしにかかる費用は、どれも安くすることができるのでご安心ください!

ここからは、一人暮らしの費用を安くするコツを紹介していきます。

まずは、一人暮らしの家賃が安くなる条件から見ていきましょう。

  • 家賃相場が低い場所を選ぶ
  • 希望条件を低く設定する

家賃を安くするには多少の妥協も止むなしです。

ただ「住めば都」とも言いますし、最初から物件探しに強いこだわりを持たない方がいいかもしれません。

それぞれ詳しく解説していきます。

 

家賃相場が低い場所を選ぶ

家賃を安くするには、単純に家賃相場が低いエリアを選ぶのが一番。

同じ都道府県でもエリアによって家賃相場が大きく異なります。

試しに東京の場合、どれくらいの差があるか見てみましょう。

12万円〜 港区・千代田区
11万円〜 渋谷区・中央区・江東区
目黒区・台東区・文京区
9万円〜 墨田区・品川区・豊島区
8万円〜 世田谷区・中野区・北区
太田区・荒川区
7万円〜 杉並区・板橋区・練馬区
江戸川区・武蔵野市・立川市
町田市・調布市・三鷹市
6万円〜 葛飾区・足立区
府中市・小金井市・国分寺市
狛江市・西東京市・東久留米市
5万円〜 多摩市・清瀬市・日野市
八王子市・小平市・東村山市
4万円〜 青梅市・あきる野市
3万円〜 武蔵村山市

上は12万円台から下は3万円台まで、かなりの幅があることがわかりますね。

人気の港区や交通の便が良い渋谷区は10万円以上。

職種にもよりますが、新卒でいきなり住むにはややハードルが高いエリアでしょう。

しかし郊外エリアになると4万円〜5万円と手頃な家賃で住むことが可能。

学校や職場までの交通費を加味しても、家賃が高いエリアに住むより費用を削れますよ。

 

希望条件を低く設定する

家賃相場が低いエリアを選ぶのも重要ですが、希望条件も注意が必要です。

例えば「駅近物件」「バス・トイレ別」などは多くの人がこだわる必須条件。

これを「駅から徒歩15分以内」「ユニットバス」など、少し低く設定するだけで家賃が安くなります。

また以下のような物件も家賃が低く設定されていることが多いです。

  • オートロックなし
  • 角部屋以外
  • 築年数が古い

オートロックがなかったり築年数が経っているなど、古い物件はやはり家賃が安め。

また角部屋も人気なので、あえて外すことでコストカットを狙えます。

最初は使い勝手が悪いかもしれませんが、一人暮らしの魅力の1つは住む場所を好きに変えられること。

「ずっとここに住むわけじゃないんだから」と割り切るのもありですよ。

一人暮らし初期費用を抑えるには?

一人暮らしの初期費用は「家賃の半年分程度」とお伝えしました。

家賃 初期費用の目安
〜5万円 20万円
5万円〜7万円 30万円
6万円〜10万円 40万円
8万円〜12万円 50万円

これを見て、結構かかる…と驚いた人も多いのではないでしょうか。

いくら必要でも、一度に払うにはかなり痛い出費ですよね。

しかし初期費用は先述した通り、必ずしも全額かかるわけではありません。

さすがに初期費用10万円で一人暮らしは厳しいですが、やはり工夫次第で初期費用も抑えられます。

  • 敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ
  • 仲介手数料が安い不動産屋を探す

初期費用を抑えるには、粘り強いリサーチが肝心です。

以下を参考に、自分に合う物件と不動産屋を選びましょう。

 

敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ

賃貸というと敷金・礼金がつきもののイメージがありますが、実は必須ではありません。

例えば北海道のように、習慣的に礼金を取らない地域もあるのです。

しかし最近は、全国的に敷金・礼金ゼロの物件も増加しています。

家賃が6万円の場合、総額初期費用はおよそ36万〜40万円。

敷金・礼金がなければ6万〜12万円は節約できる計算です。

敷金・礼金ゼロの物件を探す際は、以下の点に注意しましょう。

  • 名称が違う場合もある
  • 契約書を確認する
  • 家賃相場を把握

まず、「敷金」「礼金」という名称は関東圏で通用しているものです。

関西や九州などでは「敷引き」や「保証金」という名称で、実質的には「敷金」が取られる場合があります。

単純に「敷金・礼金ゼロだから」という理由で選んでも、敷引きや保証金がかかるため費用はそんなに変わらないなんてことも。

同様に敷金・礼金がなくても、別途クリーニング料などがかかる場合があります。

契約書をよく読み込み、わからないことは不動産屋に確認しておきましょう。

そして、その物件があるエリアの家賃相場を把握しておくことも重要です。

家賃相場より極端に高い場合は、敷金・礼金がない分を家賃に上乗せしている可能性があります。

知らないままで契約してしまうと結果的に費用がかさむだけなので、ご注意ください。

 

仲介手数料が安い不動産屋を探す

物件が決まって契約が成立すると、不動産屋に仲介手数料を払うことになります。

この仲介手数料にはルールが設けられており、「家賃の1ヶ月分+消費税」が上限です。

しかし中には、以下のように仲介手数料が無料で済む場合もあります。

  • 不動産会社の自社管理物件
  • 大家側が負担してくれる

自社管理物件なら不動産会社がオーナーなので、仲介料はいらないというわけですね。

また仲介手数料は必ずしも借主が支払う必要はありません。

借主・貸主のどちらが負担してもいいルールなので、大家が払う場合は仲介手数料は無料です。

仲介手数料が安い不動産屋を探す際は、以下の点を基準にしてください。

  • 家賃は高くないか?
  • 書類作成費がかからないか?
  • サービスは手厚いか?

仲介手数料が安い分を家賃に上乗せしている可能性もあります。

物件があるエリアで似たような間取りの家賃相場を調べて、相場通りか確認しましょう。

また「書類作成費」という名目で、実質的な仲介手数料をとっていることも。

そして仲介手数料が安いということは、言い換えれば不動産屋にとって利益が少ないということです。

正規の仲介手数料がかかる場合と比べてサポートが劣ることもあり得ます。

いずれにせよ、安いからといって仲介手数料だけにこだわらないのがおすすめです。

一人暮らし引越し費用を安くするポイント

単身引越しの費用は、通常期なら3万〜6万円程度。

荷物が多めの長距離だったり、3月〜4月の繁忙期に引越しする場合は10万円くらいかかる見積もりです。

初期費用ほどではありませんが、引越し費用も一人暮らしにかかる費用の中ではかなりの出費になります。

しかし以下の方法で、引越し費用をできるだけ抑えることも可能です。

  • 単身パックを利用する
  • 割引やキャンペーンを使う
  • 一括見積もりサイトを利用する

繁忙期を避けるのはもちろんですが、上記のことも気をつけると引越し費用を格段に安くできます。

それぞれ詳細を見ていきましょう。

 

単身パックを利用する

クロネコヤマト わたしの引越
画像引用元/クロネコヤマト

一人暮らしなら単身パックを利用しない手はありません。

単身パックとは、荷物が少ない単身者向けの引越しプランのこと。

一般的な単身プランと違い、荷物量に制限があり、混載便で配送するのが特徴です。

その他にも、単身パックと単身プランには以下のような違いがあります。

単身パック 単身プラン
料金 安い 高い
荷物量 制限あり 制限なし
梱包資材 有料 無料
訪問見積もり 不要 必要
当日引越し 不可 可能

単身パックは基本的に「配送してもらうだけ」の引越しプランなので、単身プランより手厚いサービスは期待できません。

梱包資材は自前、当日引越しも基本的にはできないので、余裕を持ってスケジュールを組む必要があります。

しかし何といっても安いので、荷物が少ないのであれば単身パックを利用する方がいいでしょう。

引越し業者 おすすめの中でも、単身パックがある引越し業者は以下の通り。

横にスクロールします

カーゴの大きさ 対応エリア 料金
サカイ引越センター 105×75×144 ・東北エリア 宮城県/山形県/福島県
・関東エリア 東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県
・北陸エリア 石川県/富山県/福井県
・関西エリア 滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県
・九州エリア 福岡県/佐賀県/大分県/熊本県
※同エリア内は利用不可
要見積もり
佐川急便 145×100×75 ・東京都内
・東京都ー愛知県
・東京都ー大阪府
・東京都ー福岡県
・東京都ー北海道
要見積もり
クロネコヤマト 104×104×170 日本全国 15,400円〜
日本通運 108×104×175 日本全国 30,800円〜
ハトのマークの引越センター ・小鳩パック 110×80×170
・小鳩プチパック 110×80×170
・小鳩スカイパック 110×80×170
・青春引越し便 105×105×180
日本全国 ・小鳩パック 20,000円〜
・小鳩プチパック 11,550円〜
・小鳩スカイパック 36,000円〜
・青春引越し便 37,000円〜
西濃運送 ・カンガルー単身MAX+1 115×128×170 日本全国 要見積もり
三八五引越センター ・シングルパックM 110×80×150
・シングルパックL 110×110×170
・北海道一部エリア
・東北6県
・関東7都県
※同一営業所内での利用は不可
要見積もり

引越し業者ごとにカーゴサイズや対応エリアが異なります。

業者や単身パックによっては「長距離引越しのみ」など、基本的な単身パックより制限が多い場合もあるので注意が必要です。

単身パックについては以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

単身パックがあるおすすめ引越し業者を比較!料金相場や長距離でも利用できるか解説

 

割引やキャンペーンを使う

サカイ引越センター 米
画像引用元/サカイ引越センター

引越し業者によっては、割引やキャンペーンを実施しているところもあります。

一例を見てみましょう。

横にスクロールします

サカイ引越センター 訪問見積もりで米プレゼント(関東は対象外)
日通 単身パックLを利用する場合、インターネットから申し込むと1,100円(税込)割引
アリさんマークの引越社 公式サイトのクーポンを印刷・提示すると10%割引
アート引越センター 引越し日おまかせで半額(規定あり・長距離は対象外)

※2024年1月現在の情報です。

上記の他にも、リピート割やお友達紹介キャンペーンを実施している業者も多いです。

各業者をチェックして使うことで、引越し費用を安くできますよ。

ただしどの業者も3月中旬〜4月上旬の繁忙期は、割引・キャンペーン対象外となるのでご注意ください。

またサカイ引越センターのように、実際に引越しを依頼しなくても見積もりだけでお得なプレゼントがもらえるところもあります。

サカイ引越センターでは、訪問見積もりでもれなく岩手県産「ひとめぼれ」をプレゼント中。

残念ながら関東は対象外ですが、関東以外でサカイ引越センターを検討しているならぜひ訪問見積もりを依頼してみてくださいね。

 

一括見積もりサイトを利用する

引越し費用を安くするには相見積もりが欠かせません。

相見積もりは自分の引越し相場がわかるだけでなく、値引き交渉に有利なメリットもあります。

相見積もりが取るなら一括見積もりサイトを使うのがおすすめです。

一括見積もりサイトとはその名の通り、複数の業者に一括で見積もりが取れるサービスのこと。

自分でいちいち見積もり依頼する手間がなく、業者側も他社ありきで見積もりしてくれるので、1社ずつ依頼するより安くなる傾向があります。

主な一括見積もりサイトを以下にまとめました。

横にスクロールします

提携業者数 依頼業者の選択 電話番号入力 口コミの数
引越し侍 340社ほど 必須 約8万件
ズバット引越し比較 225社ほど × 必須 不明
引越しラクっとNAVI 60社ほど 必須 約50件
DOOR引越し見積もり 130社 必須 16件
LIFULL引越し見積 130社ほど 必須 約1万900件
引越し達人セレクト 10社ほど × 不要 不明
SUUMO引越し 120社ほど 不要 約7万4000件
単身引越しナビ 45社以上 × 不要 17件以上
価格.com引越し 100社以上 不要 不明
引越しネット 30社ほど 必須 なし
アットホーム引越し 11社 必須 なし
楽天引越し 5社 不要 なし
比較.com 3社 × 不要 なし

※上記表は、2024年1月現在の情報です。

迷ったら業界最大手の「引越し侍」がおすすめです。

引越し侍
画像引用元/引越し侍
運営会社 株式会社エイチームライフデザイン
サービス開始年 2006年
提携業者数 340社
業者の選択
特徴 ・業界提携業者数No.1
・東証プライム上場企業が運営

引越し侍は、数多ある一括見積もりサイトの中でも提携業者数がずば抜けているのがポイント。

大手から中小まで340社、業界最多の引越し業者と提携しています。

最大10社まで業者を比較でき、最大50%割引で引越しすることも可能。

安さにこだわるなら絶対に活用したい一括見積もりサイトですよ。

一人暮らし生活費を最低限に節約する方法

一人暮らしにかかる諸々の費用の中で、最も節約しやすいのが生活費です。

というのも、家賃・初期費用・引越し費用は相場や基本料金が決まっています。

ある程度は抑えられても、劇的にコストカットすることはできません。

それに比べて生活費は、努力次第でかなり節約することが可能です。

ここからは、一人暮らしの生活費を最低限に抑える方法を解説していきます。

  • 食費を抑えるコツ
  • 光熱・水道費を抑えるコツ
  • 交通・通信費を抑えるコツ
  • 教育・娯楽費を抑えるコツ

どの費用にも言えることですが、生活費を抑えるには自制心が肝心です。

一度ルールを決めて習慣づけると続きやすいので、ぜひ頑張ってみてくださいね。

 

食費を抑えるコツ

  • 自炊する
  • コスパの良い食材を使う
  • ディスカウントストアで買い物する

食費を抑えるには、やはり自炊するのが一番です。

モヤシやキノコ、豚こま肉のようなコスパの良い食材で作り置きするといいでしょう。

また食材を購入する場所も重要。

大型スーパーなど低価格が売りのお店でまとめ買いするのがおすすめです。

使わない分は冷凍保存しましょう。

食費の節約は1食につき数十円と微々たるものですが、1ヶ月続ければ数千円の節約につながりますよ。

 

光熱・水道費を抑えるコツ

  • 使わないコンセントは抜く
  • 節水シャワーヘッドに取り替える
  • 風呂の残り湯で洗濯する

光熱・水道費を抑えるには、こまめな節電・節水を心がけましょう。

待機電力も意外とかかるものですから、使わないコンセントはその都度抜いておくのがおすすめ。

またシャワーヘッドを節水仕様のものに取り替えたり、お風呂の残り湯を洗濯に利用するのも節水になります。

食費と同じく光熱・水道費も毎日の節約分はわずかですが、1ヶ月・1年と続けていけば数万円の節約も夢ではありません。

 

交通・通信費を抑えるコツ

  • 徒歩や自転車で移動
  • 格安SIMを利用する
  • フリーWi-Fiを使う

学校や職場までの定期券があるなら、その範囲外へ出かけなければ余計な出費はかかりません。

どうしても定期圏外への移動が必要な場合は、バスや電車ではなく徒歩や自転車での移動に切り替えましょう。

自転車は初期投資が必要ですが、リサイクルショップなどで中古を購入すれば安上がりです。

通信費を抑えるには、まずスマホの契約プランを見直すことから始めましょう。

格安SIMに変えれば、スマホ代を大手キャリアの半額以下にすることも可能です。

出先ではフリーWi-Fiを使うようにすれば、さらにスマホ代を安くできます。

 

教育・娯楽費を抑えるコツ

  • 無料のサービスを利用する
  • 定額のサブスクを使う
  • 毎月の娯楽費を決める

教育・娯楽費はついつい膨らんでしまいがち。

できる限り無料のサービスだけを使うようにしましょう。

どうしても映画や漫画を楽しみたければ、月額定額で使えるサブスクを契約すると我慢せずに済みます。

また娯楽費に限ったことではありませんが、毎月使っていい上限額を決めるのも効果あり。

予算内で上手に趣味やエンタメを楽しんでくださいね。

一人暮らし費用に関するQ&A

ここまで一人暮らしに必要な費用や、節約のコツを解説してきました。

しかし繰り返しますが、一人暮らし費用は一概に決められるものではありません。

例えば地域によって物価は違うため初期費用も変わってきますし、節約の方法も男女によって違う場合があります。

ここでは、一人暮らし費用に関するQ&Aをまとめました。

  • フリーターでも一人暮らしできる?
  • 地域によって初期費用に差はある?
  • 女性ならではの一人暮らし費用の節約方法は?

一人暮らし費用に関する不安は、今のうちに解消しておきましょう!

 

フリーターでも一人暮らしできる?

結論から言えば、フリーターでも十分な資金さえあれば一人暮らしは可能です。

ただ手取り額によっては、家賃や生活費を抑えなければ厳しいでしょう。

またフリーターの場合は、審査で不利になる可能性が否めません。

いくら潤沢な資金があっても、大家側としては「安定・継続した収入」を重視するものです。

その点で、どうしてもフリーターは正規雇用に比べて不利になってしまいがち。

場合によっては、以下のような方法で支払い能力を証明する必要があります。

  • 連帯保証人を立てる
  • 預貯金審査をしてもらう

一番手堅いのは、定職に就いている親や親戚などに連帯保証人になってもらうことです。

もしなってくれるような人がいなかったり、頼めない状況なら保証会社を利用しましょう。

また預貯金審査で、家賃の支払いや当面の生活費に問題がないことをアピールする方法もあります。

一般的には家賃2年分の貯金があれば審査をパスできる見込みです。

例えば家賃5万円なら、120万円が目安になりますね。

フリーターだから即断られるなんてことはあり得ませんが、もし審査で引っかかりそうな場合は上記の方法で対処してみてください。

 

地域によって初期費用に差はある?

初期費用は家賃半年分程度とお伝えしましたが、その家賃は地域によってかなりの差があります。

例として東京と福岡のワンルーム家賃を見てみましょう。

東京 福岡
10万〜12万円 港区・千代田区・渋谷区 【2LDK・3K・3DK】
福岡市早良区・博多区・南区
8万〜10万円 品川区・豊島区・世田谷区 【2LDK・3K・3DK】
福岡市城南区・東区・西区
北九州市八幡東区・門司区
6万〜8万円 杉並区・板橋区・練馬区
立川市・町田市・国分寺市
【1LDK・2K・2DK】
福岡市早良区・博多区・南区
福岡市西区・東区・城南区
北九州市門司区・小倉北区
4万〜5万円 多摩市・八王子市・青梅市 福岡市中央区・博多区・早良区
北九州市門司区・小倉北区・八幡西区
大牟田市・久留米市・大野城市
3万円 武蔵村山市 福岡市城南区
北九州市小倉南区・八幡東区
筑紫野市・宗像市・太宰府市

東京の家賃は3万円〜12万円とエリアによる価格差が大きいです。

4万〜5万円で住めるエリアは郊外に絞られ、3万円台となるともう選択肢がありません。

一方、福岡は3万円台で住めるところも多く、福岡市や北九州市のような人気エリアでも5万円あれば大丈夫。

6万〜8万円出せば、ワンルームどころか2DKも借りられます。

これを元にすると、東京で一人暮らしする場合の初期費用は18万〜72万円になる計算です。

現実的には40万〜60万円程度が妥当なところでしょう。

福岡では家賃4〜5万円台が多いので30万円程度、多く見積もっても40万円で事足ります。

もしリモートワークなどで住む場所を自由に決められるなら、家賃が安い地域を選ぶことで初期費用を抑えることが可能です。

 

女性ならではの一人暮らし費用の節約方法は?

男女別の平均生活費のところでも触れましたが、女性の方が男性より特にお金をかける項目があります。

被服及び履物 3,260円 5,783円
理美容サービス 1,237円 3,316円
理美容用品 961円 4,165円

引用元:e-Stat

つまり女性は洋服代、美容室代、化粧品代が高い傾向にあるということです。

しかしだからと言って、服やコスメを全く買わないというわけにはいきませんよね。

以下のポイントを意識するだけでも、美容代を節約することができます。

  • フリマアプリを使う
  • クーポンを使う
  • サブスクを使う

人気のブランドはフリマアプリにもたくさん出品されています。

新品・未使用のまま売られているものも多く、限定品でなければ定価より割安で購入できてお得。

予約アプリを使えば、キャンペーンやクーポンで割引が受けられる機会が多いです。

また頻繁にネイルサロンやエステに行く人は、サブスク契約するのもおすすめ。

毎月定額なら通い放題なので、費用を気にせず美容に専念できますよ。

まとめ

一人暮らしには家賃の他にも、以下のような費用がかかります。

  • 初期費用(家賃半年分)
  • 引越し費用(通常期3〜6万円)
  • 家具家電費用(最低限15万円)
  • 生活費(15万円)

一人暮らしを始めるにあたっては、初期投資だけで最低60万円は用意しておくと安心でしょう。

そして毎月の家賃の支払いはもちろん、生活費15万円の確保も忘れずに。

ただ上記の費用はあくまで平均なので、場合によってはもっと安くすることもできます。

この記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ自分らしい一人暮らしを楽しんでくださいね!

また一人暮らしに欠かせない引越し費用を節約したいなら、一括見積もりサイトがおすすめです。

業界No.1の引越し侍なら、340社と豊富な提携業者の中から自分にぴったりの業者を探せます。

参考になる口コミも8万件以上と充実しているため、リアルな評判が気になる人も安心ですよ。

ぜひ引越し侍で一括見積もりを取ってみてくださいね!

引越し侍のおすすめポイント
  • 大手から地域密着型まで340社と提携。幅広い選択肢の中から選べる
  • 口コミ8万件超えで気になる業者を比較しやすい
  • シミュレーションできるので引越しが初めての人も安心
  • 価格交渉に必須な相見積もりが簡単にとれる
目次