大学生の一人暮らし費用はいくら?初期費用や生活費の内訳も解説

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大学生 一人暮らし 費用

大学進学にともない、初めての一人暮らしを始める方も多くいます。

費用はどれくらい必要なのか、バイト代だけでも暮らしていけるのか、不安も大きいでしょう。

今回は大学生の一人暮らし 費用について、以下の点を中心に紹介していきます。

  1. 大学生の一人暮らしにかかる初期費用
  2. 大学生が仕送りなしで一人暮らしする方法
  3. 大学生の一人暮らしにかかる初期費用を抑える方法

大学生の一人暮らしにかかる費用について、初期費用や生活費ごとに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

また、大学生の一人暮らしにはさまざまな初期費用だけでも費用がかさみます。

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  • 業者ごとに価格目安や口コミ評価が表示されるため参考になる
  • 気になる業者の比較が簡単にできる
目次

大学生一人暮らしにかかる初期費用

大学生の一人暮らしにかかる費用には、毎月の生活費とは別に以下があります。

  • 部屋を借りるための費用
  • 引越しにかかる費用
  • 家具家電の購入費用

大学生の一人暮らしの初期費用は家賃だけでなく、引越し費用や家具家電の購入費があります。

大学生の一人暮らし 初期費用 最低どれくらいかかるのか、確認しておきましょう。

それぞれ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

物件の初期費用

部屋を借りるための初期費用を以下にまとめましたので、参考にしてください。

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敷金 大家に渡す保証金。
退去時の修繕費用や家賃滞納に充てられる。
退去時に修繕がなければ
敷金は返金してもらえる場合もある。
礼金 大家に渡す謝礼金。
退去時に返金されることはない。
仲介手数料 不動産会社など仲介業者を通して
契約した場合に発生する手数料。
火災保険料 火事や水漏れといった
水回りのトラブルを対象とした保険。
賃貸契約と同時に加入するのが一般的。
落雷や台風なども補償してくれるプランもある。
学生の場合は大学内にある生協の保険だと
掛け金が安くすむためおすすめ。
家賃(日割り家賃・前家賃) ・日割り家賃とは、物件に入居日が月初めでない場合、
入居月の家賃を日割り計算し支払うもの。
入居日数が少ないほど支払う額も安くなる。
・前家賃とは、賃貸契約時に合わせて
支払う翌月分の家賃のこと。
鍵交換費用 鍵を新しいものに交換するための費用。
鍵交換は任意だが、防犯のためにも鍵交換は必要。
交換する鍵の種類によって金額は異なる。
家賃保証料 家賃保証会社に支払う費用。
ほとんどの賃貸物件では連帯保証人が必須だが、
連帯保証人が立てられない場合、
連帯保証人不要の物件の場合に必要となる。
※家賃保証料は、保証会社によって2年ごとに
更新料が発生する場合がある。
ハウスクリーニング代・消毒費用 ・ハウスクリーニング代は初期費用に敷金が
含まれていない場合に発生する部屋の修繕費用。
入居時に敷金を払っている場合は敷金から充てられる。
・消毒費用とは、退去時に物件の消毒や消臭、
害虫駆除に充てられる費用のこと。

大学生の一人暮らしにかかる初期費用には家賃だけでなく、仲介手数料や火災保険料といったものも含まれます。

では、実際に大学生が一人暮らし用の物件を探す場合、どれくらい費用がかかるのでしょうか。

初期費用はまとまった金額が必要になり、内訳は物件によって違いがあります。

以下で初期費用の相場について紹介します。

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費用相場 家賃50,000円の場合 家賃100,000円の場合
敷金 家賃1ヶ月〜2ヶ月 50,000〜100,000円 100,000〜200,000円
礼金 家賃1ヶ月〜2ヶ月 50,000〜100,000円 100,000〜200,000円
仲介手数料 家賃0.5ヶ月〜1ヶ月 25,000〜50,000円 50,000〜100,000円
火災保険料 15,000〜20,000円 15,000〜20,000円 15,000〜20,000円
家賃(前家賃) 家賃1ヶ月分 50,000円 100,000円
家賃(日割り家賃) 家賃÷31(入居月の日数)×入居日数 1,613〜50,000円 3,226〜100,000円
鍵交換費用 10,000〜30,000円 10,000〜30,000円 10,000〜30,000円
家賃保証料(初回) 家賃0.5ヶ月〜1ヶ月 25,000〜50,000円 50,000〜100,000円
ハウスクリーニング 30,000〜50,000円 30,000〜50,000円 30,000〜50,000円
消毒費用 10,000〜20,000円 10,000〜20,000円 10,000〜20,000円

大学生一人暮らしの初期費用の相場は、家賃50,000円の物件だと総額260,000円程度かかります。

家賃100,000円の物件の場合は、総額470,000円程度です。

 

引越し費用

大学生が一人暮らしをする場合、引越しにかかる費用はおよそ30,000〜40,000円です。

以下、通常期の引越し費用の相場をまとめましたので、参考にしてください。

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荷物が少ない場合 荷物が多い場合
同一都道府県内の場合 20,000〜22,000円 25,000〜30,000円
別の都道府県の場合移動距離 30,000〜55,000円 42,000〜74,000円

3月から4月の繁忙期には、通常期の1.5倍程の費用がかかります。

引越し費用は荷物が多いほど割高になるため、費用を安く抑えたい場合は不用品を捨てて荷物を少なくするのがおすすめです。

また、大学生の場合は学割や学生向けプランのある引越し業者を利用すると費用を安く抑えることができます。

例えば、アート引越しセンターの学割パックは、学生であれば特別価格で引越しが可能です。

アート引越しセンターの学割パックは、通常の単身パックよりも料金が安く設定されています。

例えば、京都から東京への引越しの場合、単身パックを利用すると50,000円以上費用が必要です。

しかし、学割パックを利用すると30,000円程度で引っ越すことができますよ。

また、引越し費用は荷物量や移動距離によって違いがあります。

できるだけ引越し費用を抑えたいのであれば学割パックの利用を検討するのもおすすめです。

また、アート引越センターは、特典としてカーテンをプレゼントしているため、初期費用を抑えることもできますよ。

大学生に限らず、引越し費用 だいたいいくらかかるのか調査して準備を始めることをおすすめします。

引越し費用は、引越しを行う時期によっても差があります。

大学生が一人暮らしをする場合、入学に合わせて2月から4月に引越しをする方が多いでしょう。

しかし、2月から4月は繁忙期と呼ばれており、通常期よりも費用が割高になる傾向があります。

繁忙期の引越し 3月 相場を調べておきましょう

引越し業者によっては、数万単位で費用に差が出る可能性が高いです。

そのため、できるだけ費用を安く抑えたい場合は、一括見積りサイトを利用しましょう。

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家具家電の購入費用

大学生が一人暮らしをする場合、家具家電もそろえる必要があります。

初めての新生活 必要なものにはどんなものがあるのでしょうか。

一人暮らしに必要な家具家電と、その相場価格をまとめましたので参考にしてください。

家具・寝具・家電 相場価格
テーブル 7,000円
収納ケース 5,000円
カーテン 5,000円
ベッド 15,000円
布団 9,000円
洗濯機 30,000円
冷蔵庫 40,000円
電子レンジ 15,000円
テレビ 40,000円
照明 5,000円
ドライヤー 10,000円

あくまで相場価格ですが、大学生の一人暮らしに必要な家具家電の費用総額は181,000円程必要です。

テレビや冷蔵庫など、最初から全部そろえようとすると相当な出費になるでしょう。

最初は、最低限必要な家具家電をそろえ、実際に生活を始めてから必要なものを買い足していくと初期費用を抑えることができます。

また、家具家電をより安く購入した場合は、下記のような方法がおすすめです。

  • リサイクルショップやアウトレットモールを利用する
  • 知人に譲ってもらう
  • フリマや不要品交換サービスを利用する

家具家電のほかにも、洗濯用品やバス用品といった生活必需品もそろえる必要があります。

以下にまとめましたので、参考にしてください。

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洗濯用品 洗濯洗剤、柔軟剤、漂白剤、ハンガー、洗濯バサミ、物干し竿、物干しスタンド
バス用品 シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、ボディースポンジ、洗顔、お風呂洗剤、掃除用具、タオル
キッチン用品 食器洗剤、スポンジ、ラップ、アルミホイル、ゴミ箱、ゴミ袋、まな板、包丁、フライパン、鍋、フライ返し、お玉、食器、箸、フォーク、スプーン
生活用品 ティッシュペーパー、トイレットペーパー、トイレ掃除用品、歯ブラシ、歯磨き粉、ハンドソープ

生活必需品の多くは100均などで買いそろえることが可能です。

しかし、上記の用品を全部そろえようとすると、数万円の費用が発生します。

そのため、最初は最低限必要なものをそろえましょう。

予算を組んでから徐々に必要なものを買い足していくことで初期費用を抑えることができます。

大学生の生活費の平均的な内訳

一人暮らしの大学生の生活費はいくら必要なのでしょうか。

ここからは、毎月かかってくる生活費について平均的な内訳を解説していきます。

生活費に関しては、ひとり暮らしなのか実家暮らしなのかで大きく変わってくるでしょう。

そこでそれぞれ詳細に、まとめていますので参考にしてくださいね!

平均の金額に関しては、独自にクラウドソーシングでとったアンケートや全国大学生協連のデータを参考にまとめています。

大学生一人暮らしの1ヶ月平均生活費

一人暮らしだと実家と違って、食費や日用品の購入も自分でしなければなりません。

収入と支出に分けて、生活費の平均内訳を以下の表にまとめました。

収入内訳 金額
仕送り 38,000円
奨学金 45,000円
アルバイト 53,000円
合計 136,000円

上記はあくまでも平均値なので、仕送りや奨学金がない場合、アルバイトを頑張っている大学生も見受けられます。

また、今回アンケートを取ってみて大学生の収入の柱は、

  • 仕送り
  • 奨学金
  • アルバイト

であることがわかりました。

一人暮らしをしている大学生は、平均して15万前後の収入が必要であることも感じ取れます。

以下の表は、支出の平均内訳です。

支出内訳 金額
食費 24,600円
住居・光熱費 53,000円
交通費 4,000円
教育・娯楽費 23,000円
日用品費 8,500円
電話代 3,200円
支出合計 116,300円

一人暮らしの大学生の支出の中で、食費と住居費が全体の6割ほどを占めていることがわかります。

食べるもの、住むところと生活をするだけで、お金がかかることが手にとるようにわかりますね。

その他、大学生の一人暮らしになると、日々使うトイレットペーパーや洗剤などの日用品も必要不可欠です。

そこにさらに、大学生活をより楽しく過ごしたいと思えば、バイトを頑張って収入を増やすか、家賃などの支出を減らすかという判断になってきます。

上記表の支出合計の116,300円という平均の金額は、決して裕福な生活費とは言い切れません。

また東京などの都会になってくると、家賃も高くなるため平均支出のようにはいかないでしょう。

少しでも支出を抑えたいと言うのであれば、学生寮などの比較的家賃の安いところを選ぶのも1つの手段です。

また次に説明している、実家暮らしの場合の生活費との大きな差は、家賃と食費になります。

 

大学生実家暮らしの1ヶ月平均生活費

続いて、実家暮らしをしている大学生の生活費についてです。

以下平均の内訳を表にまとめましたので、参考にしてください。

収入内訳 金額
小遣い 11,000円
奨学金 31,000円
アルバイト 38,000円
合計 76,000円

今回アンケートを取ってみて、一人暮らしの大学生と大きく差が出たのは奨学金でした。

平均値としては31,000円だったのですが、奨学金を取っていないという人も多く目出ちました。

それだけ、大学生でも一人暮らしをすれば、費用がかかることに対して懸念する親が多いことがわかります。

支出内訳 金額
食費 13,000円
住居・光熱費 3,200円
交通費 8,900円
教育・娯楽費 23,000円
日用品費 3,100円
電話代 2,300円
支出合計 53,500円

大学生の一人暮らしと比べて、支出が1/3程度であることが上記の表からも読み取れます。

一番大きい差は、やはり住居費です。

中には、家に1〜3万ほど家賃として入れているという大学生もいましたが、8割ちかい回答者が0円という答えでした。

また実家暮らしであっても、アルバイトをしている大学生は多く、収入があるため娯楽費に回すというアンケートの回答も多く見られました。

家賃や日用品費、食費なども一人暮らしの大学生と比較すれば、費用がかからないのでその分娯楽に使えることがわかります。

実家暮らしであっても、交通費などを考えると5万円ほどの支出はかかってくるということです。

ただし注意すべきは、大学の学費はどちらも支出に記載をしていません。

そのため、学費も自分で賄うという方は、アルバイトや奨学金の収入を増やす必要があります。

 

仕送りなし大学生が必要なバイト代目安

ここまで一人暮らし、実家暮らしに分けて生活費の平均内訳を解説してきました。

ここからは仕送りがない場合に、どれくらいのバイト代が必要になってくるかについて説明していきます。

仕送りなしで一人暮らしをするのであれば、8万円ほどのアルバイト代は必要でしょう。

ただし、奨学金も合わせて活用することが前提です。

奨学金もさまざまあり、その制度を活用するのもいいですが、基本的には返済義務があるため金利は低くとも借金と同じです。

そのためアルバイトをする時間が取れるのであれば、8万円ほどの収入はアルバイトで得ることをおすすめします。

2023年度の最低賃金は、全国平均で1,004円です。

2023年度 最低賃金
画像引用元/日本労働組合総連合会

時給1,000円のアルバイトをするならば、

1,000円×80時間=80,000円

なので、80時間費やせば8万円のアルバイト代を得ることが可能です。

ただし8万円では、一人暮らしの生活費をまかなうことは厳しいでしょう。

そのためそこにプラスして、3〜5万円の奨学金を活用することで収入が11〜13万になり。

大学生の一人暮らしの生活費が、まかなえるということになります。

大学生は仕送りなしで一人暮らしできる?

大学生の1人暮らしにかかる生活費は、家賃を含めて月に12~14万程度です。

仕送りの平均額は7万程度ですから、家賃分は仕送りでまかない、残りはアルバイトや奨学金で支払っている状態といえるでしょう。

仕送りなしで1人暮らしをするには、奨学金制度や学費免除といった学生ならではの制度を活用すること、生活費を節約するといった方法があります。

その中でも下記を具体的に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  • 奨学金制度を利用する
  • 学費免除や減免制度を利用する
  • 家賃が安い家に住む
  • 学割を利用する

 

奨学金制度を利用する

奨学金制度とは、経済的に余裕がない学生に進学に必要なお金を貸す制度です。

国内で最も知られている日本学生支援機構の奨学金制度を紹介します。

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第一種奨学金(無利子) 第二種奨学金(有利子)
国公立(自宅) 20,000円
30,000円
45,000円
20,000円~120,000円
※私立大学の医・歯学の課程の場合は上限から40,000円増額可能
※私立大学の薬・獣医学の課程の場合は上限から20,000円増額可能
国公立(自宅外) 20,000円
30,000円
40,000円
51,000円
同上
私立(自宅) 20,000円
30,000円
40,000円
54,000円
同上
私立(自宅外) 20,000円
30,000円
40,000円
50,000円
64,000円
同上

日本学生支援機構の奨学金制度は、奨学金の種類によって貸与できる金額が違うのが特徴です。

また、奨学金には「貸与型」と「給付型」の2種類に分けられます。

貸与型とは、学費を借りる制度で必ず返済する義務がある奨学金です。

貸与型奨学金には、採用されやすい、在学中は返済不要といったメリットがあります。

しかし、連帯保証人と保証人が必要であり、将来返済できない場合個人信用情報機関に登録されるというデメリットもあるので注意しましょう。

給付型とは、返済する必要のない奨学金です。

卒業後にも経済的にメリットがある反面、貸与型と比較して採用人数が少なく、受給資格が厳しいという特徴があります。

また、日本学生支援機構も2020年4月より、給付型奨学金の受給対象者枠が広がりました。

対象は、住民税非課税世帯・準ずる世帯の学生等となり、成績だけで判断することはありません。

また、給付型奨学金の対象となれば、学校の授業料や入学金の免除もしくは減額されるというメリットもあります。

詳しくは日本学生支援機構・給付奨学金をご確認ください。

これらのことから、1人暮らしの大学生でも奨学金制度を利用することで、仕送りなしで生活することは十分可能です。

しかし、貸与型で借りる場合、返せない金額は借りないようにしましょう。

在学中に奨学金をどう使うか、卒業後の生活も踏まえたうえで計画を立てることが重要です。

 

学費免除や減免制度を利用する

大学の入学金や授業料など、学費についても紹介します。

下記に国公私立大学の授業料等について文部科学省の出しているデータをもとにまとめましたので、参考にしてください。

国立大学 公立大学 私立大学
授業料(年間) 535,800円 536,363円 930,943円
授業料(1カ月当たり) 44,650円 44,697円 77,579円
入学料 282,000円 391,305円 245,951円

引用元:国公私立大学の授業料等の推移

1人暮らしの大学生は1カ月の生活費が12万円程度でしたが、学費を含めると以下のようになります。

  • 国公立大学は約165,000円
  • 私立大学で約198,000円

上記のような学費の負担を減らすには、学費免除や減免制度を利用しましょう。

学費免除や減免制度は大学によって条件は異なりますが、これらの制度を利用することで学費を安く抑えることが可能です。

また、文部科学省では、家庭の経済状況に関係なく進学することができるよう、大学無償化制度(高等教育の修学支援新制度)に取り組んでいます。

大学無償化制度(高等教育の修学支援新制度)とは、以下2つの内容に分けられます。

  • 授業料糖の減免制度
  • 給付型奨学金

授業料の減免制度とは、支援対象となる大学の学費を決められた上限額まで、毎年減免する制度のことです。

給付型奨学金とは、学生が勉学に専念するために必要な生活費を日本学生支援機構が支給する奨学金のことをいいます。

支給額は約210,000円~910,000円となり、この奨学金は返済する必要はありません。

大学無償化制度の対象となる条件には、資産基準、家計基準、学力基準とあります。

詳しくは文部科学省・大学無償化制度を確認ください。

 

家賃が安い家に住む

1人暮らしの大学生の支出の大半を占める「家賃」です。

家賃が安い家に住むことで固定費を抑えることができるでしょう。

家賃が安い家には下記のような条件があります。

  • 築年数が経っていること
  • 間取りが1Kやワンルームの物件
  • 最寄り駅から距離がある物件
  • オートロックやモニター付きインターホンのない物件
  • 線路や高速道路が近い物件

ほかにも、シェアハウスや家具家電付き物件なども選択肢の一つです。

 

学割を利用する

以下のような固定費を見直すと大きく節約できる場合もあります。

  • スマホ料金プランを学割を適用する
  • 格安スマホに変更する
  • 通学定期券の利用する
  • 美容室やヘアサロンで学割クーポンを利用する
  • 学割のある動画配信サービスを利用する
  • キャッシュレス決済の活用

学割は、スマホの料金だけでなく、美容や娯楽費にも適用できる場合が多くあります。

学割のある動画配信サービスは、Amazonプライムビデオ、YouTubeプレミアム、AppleTV+の3つです。

学割を適用すると通常料金の半額ほどで利用できます。

ポイント分節約したい場合は、現金ではなくキャッシュレス決済がおすすめです。

学生ならではの特権を積極的に活用することで、生活費を抑えることができます。

大学生一人暮らしで初期費用を抑える方法

大学生の1人暮らし初期費用はおよそ家賃の6か月分必要です。

少しでも初期費用を抑えるには以下のような方法があります。

  • 敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ
  • 仲介手数料が安い物件を探す

詳しく紹介していくので参考にしてください。

 

敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ

大学生の1人暮らしで初期費用を抑えるには、敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ方法があります。

例)家賃が50,000円と仮定した場合

費用
敷金・礼金がある場合 260,000円
敷金・礼金がない場合 160,000円
差額 100,000円

敷金・礼金はそれぞれ家賃1カ月分~2カ月分です。

家賃が50,000円の物件の契約をする場合、敷金・礼金がない物件を選ぶと初期費用を合計100,000円カットすることができます。

しかし、敷金・礼金ゼロの物件を選ぶ際には下記3つ注意点があります。

  • 家賃が割高になる可能性がある
  • 人気のない物件の可能性がある
  • 退去時に別途費用が発生する可能性がある

敷金・礼金ゼロ物件は、もともと敷金・礼金で請求する金額を毎月の家賃に上乗せしている可能性があります。

そのため、相場より家賃が割高になる場合があるため、注意が必要です。

また、人気のない物件はゼロゼロ物件にして入居のハードルを下げている場合があります。

人気がないということは、物件や周辺環境に問題があることが多いため、安いからといって即決するのはやめましょう。

そして、とくに注意が必要なのは、退去時に別途費用が発生する場合です。

敷金・礼金がない物件は、契約書に「退去時に別途クリーニング代・修繕費用を支払う」と記載されているケースがあります。

契約書にしっかり目を通し、敷金・礼金以外に別途費用が発生しないか確認することが重要です。

また、入居当時の物件の状態を記録しておく必要もあります。

賃貸物件は退去時に入居前の状態に戻す必要があるため、入居時の状態がわからないと不要な請求を受けかねません。

必ず入居当時の物件の状態を写真などで残しておき、不要な請求を受けないようにしましょう。

不当な請求をされないように退去費用 相場を調べておくことも大切です。

 

仲介手数料が安い不動産屋を探す

大学生の1人暮らしで初期費用を抑えるには、仲介手数料が安い不動産屋を選ぶ方法があります。

例)家賃が50,000円と仮定した場合

費用
仲介手数料がある物件 260,000円
仲介手数料がない物件 205,000円
差額 55,000円

仲介手数料は家賃の1か月分+消費税が上限です。

家賃が50,000円の物件の契約をする場合、仲介手数料がない物件を選ぶと初期費用を合計55,000円カットすることができます。

仲介手数料を下げることで家賃1カ月分初期費用を抑えることができるため、不動産屋と交渉してみるのもおすすめです。

また、仲介手数料が安い不動産屋を選ぶ際は、別の名目で手数料が発生していないか注意しましょう。

仲介手数料が安い不動産屋は営業担当者の対応にも注意が必要です。

営業担当者のサービスの質が低いと、事務手続きのサポートがない、価格交渉ができないといったデメリットが発生します。

初期費用を抑えるためにも、仲介手数料の値下げ交渉は重要です。

男女大学生一人暮らし費用【地域別】

大学生1人暮らしでかかる費用を男女別・地域別に以下2つを紹介します。

  • 東京圏の大学生一人暮らしにかかる費用
  • 大阪の大学生の一人暮らしにかかる費用

男女別に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

東京|男子・女子大学生一人暮らし費用

大学生の一人暮らしといっても、性別によってかかる費用は異なります。

東京圏の大学生1人暮らしにかかる費用を日本学生支援機構のデータをもとにまとめましたので、参考にしてください。

東京圏の場合 男子大学生 女子大学生
国立 1,882,800円 1,906,600円
公立 1,844,400円 1,944,200円
私立 2,421,700円 2,623,400円

東京の家賃相場は、60,000~100,000円ほどです。

大学生の一人暮らしにかかる家賃平均は53,000円ほどですから、東京 一人暮らしの家賃相場は平均よりも高いといえます。

毎月の家賃を60,000円とした場合、年間で720,000円ほど必要です。

東京都内に住む場合、全体の3割~4割は家賃が占めることになります。

そのため、東京都内に住むとなると、ある程度の家賃は覚悟しなければなりません。

また、女子大学生の1人暮らしの場合、防犯がしっかりした物件に住んでいることが多く、家賃も割高になる傾向があります。

家賃は地域によって差があるため、家賃を抑えたい場合は学生寮や他県からの通学を検討するのも一つの方法です。

 

大阪|男子・女子大学生一人暮らし費用

続いて、大阪の大学生1人暮らしにかかる費用を日本学生支援機構のデータをもとにまとめましたので、参考にしてください。

大阪の場合 男子大学生 女子大学生
国立 1,754,200円 1,948,100円
公立 1,758,700円 1,805,200円
私立 2,387,900円 2,515,800円

大阪の家賃相場は、40,000~60,000円ほどです。

毎月の家賃を40,000円とした場合、年間で480,000円ほどですから、全体の2割~3割を占めていることがわかります。

大学生の一人暮らしにかかる家賃平均は53,000円ほどですから、大阪に住む場合は、平均内で物件を探すことは十分可能です。

まとめ

ここまで大学生の一人暮らしにかかる初期費用についてお伝えしてきました。

大学生の一人暮らしにかかる初期費用の要点は以下のとおりです。

  1. 大学生の一人暮らしにかかる初期費用は家賃だけではない
  2. 奨学金制度や学割を利用すると大学生でも仕送りなしで一人暮らしが可能
  3. 敷金・礼金がない物件や仲介手数料がない物件を選ぶと初期費用を抑えることができる

大学生の一人暮らしにかかる初期費用は、家賃だけでなく引越し費用や家具家電の購入費用も必要です。

そのため、初期費用を抑えたい場合は、低価格で引越しをするのがおすすめです。

引越し費用は、業者によって数万単位で差が出る可能性もあります。

そのためできるだけ費用を安く抑えるためには、一括見積りサイトを利用しましょう。

数ある一括見積りサイトの中でも、提携業者数が業界No.1の「引越し侍」がイチオシです!

複数業者の見積もりをとっても無料で利用できるので、まずは公式サイトから使い勝手をチェックしてみてくださいね。

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引越し侍がおすすめな理由
  • 提携業者が367社と業界最多数で最適な引越し業者を選びやすい
  • 業者ごとに価格目安や口コミ評価が表示されるため参考になる
  • 気になる業者の比較が簡単にできる
目次