洗濯機のカビ対策とカビ取り方法!洗濯槽のカビの原因は柔軟剤

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洗濯機 カビ

洗濯機から嫌な臭いがするのだけど、どうにかできる?

洗濯槽のカビをきれいにしたいけれど、どうやるの?

こんなお悩みを抱えてはいませんか?

本来なら、洗濯物の汚れを落とすための家電である洗濯機から嫌な臭いがしていると、洗濯物が本当にきれいになっているか不安になりますよね。

その嫌な臭い、カビが原因かもしれません!

実は、洗濯機はカビが多く繁殖しやすい家電なのです。

そこで今回は、

  • 洗濯機にカビがつく原因と対処法
  • カビ取りにおすすめの方法
  • カビの対策に効果的な方法

以上のことを詳しく説明していきます。

また洗濯機のカビ掃除を、プロの業者に依頼する場合のおすすめの業者もまとめているので、是非参考にしてみてください。

目次

洗濯機にカビがつく原因

洗濯機 カビ
画像引用元/Panasonic公式サイト

洗濯機の中は、実にカビがつきやすい場所です。

それは、目では直接見れない洗濯槽の内側などに、衣類の汚れや洗剤の残りが付着したままになってしまうことが原因です。

それをエサにして、雑菌やカビ菌が多く繁殖してしまいます。

洗濯機 カビ 原因
画像引用元/Panasonic公式サイト

ここでは洗濯機にカビが生える原因として一般的なものを具体的に紹介し、説明していきます。

現在使用している洗濯機の環境と照らし合わせて、参考にしてみてください。

洗濯機を掃除していない

  • 洗濯機を定期的に掃除していない
  • 洗濯機の掃除をしたことがない

このような状況では、洗濯機の中に汚れが蓄積され、カビの温床となってしまっている可能性があります。

洗濯機は衣類をきれいにしてくれる電化製品です。

その洗濯機を定期的に掃除しないと、逆に衣類を汚してしまうことにもなりかねません。

「まだ購入したばかりだから大丈夫」!とお考えの方も、油断は禁物です。

洗濯機の使用状況や使用頻度にもよりますが、購入後数ヶ月でカビがついてしまうこともあるので注意しましょう。

一人暮らしなど洗濯機を使う頻度が少ない

実は毎日洗濯機を使用するより、週に2〜3回しか使用していない洗濯機のほうがカビが発生しやすいという実験結果があります。

参考:エステー株式会社「洗濯機のカビ汚染度の調査2012」

洗濯機を使う頻度が少ないから、そんなに汚れていないとの考えに至ってしまうのは要注意です!

洗剤や柔軟剤の量が多いとカビの養分になってしまう

洗濯機についてしまうカビの種類は、通常空気中にいないようなカビが多いです。

そしてこの種類のカビは、合成洗剤を栄養源にして生育することが分かっています。

したがって、洗剤の成分の残りかすがたまっていると、カビが増殖してしまう可能性があります。

さらに、柔軟剤もカビの栄養源となります。

柔軟剤の界面活性剤を好んで栄養源としているカビもいるんです。

汚れを落としたいという気持ちや計るのが面倒など、洗濯の時の洗剤や柔軟剤の量を規定より多く入れてしまっているという方も多いのではないでしょうか?

しかし洗剤を多く入れてしまうと、その分洗剤が残ってしまいがちになるので洗濯機にカビをつける原因になってしまいます。

洗濯機に洗濯物を入れっぱなしにしている

どうせ洗濯機で洗うのだからといって、洗濯物をそのまま放り込んでいる方もいるのではないのでしょうか?

実はその行動、洗濯機にカビがつく原因の1つです!

洗濯機の中は湿気が溜まりがちで、カビが発生しやすい環境です。

洗濯機を洗濯カゴ代わりに使用していると、汚れた衣類や使用後の濡れたタオルなどが洗濯機の中で長時間放置され、よりカビが繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

洗濯機の中に洗濯物を入れたままにしておく行為は、カビが生息しやすい家に、わざわざエサを与えにいっているようなものです。

洗濯機の蓋を閉めっぱなしにしている

洗濯機の蓋を閉めっぱなしにしていると、湿気がこもってしまい、余計にカビが繁殖してしまう原因になってしまいます。

カビはジメジメとしているところが大好きです。

洗濯機の蓋を閉めることによって、カビの大好きなジメジメしている環境をわざわざ作ってしまうことになってしまいます。

洗濯物を入れっぱなしにしたままフタを閉めている状況は、カビの増殖を促進してしまうため注意しましょう。

洗濯機の掃除やカビ取りにおすすめの簡単な方法

洗濯機にカビがつく原因を見て、心当たりがある方もいらっしゃったのではないのでしょうか?

思い当たる節がある方は、一刻も早く洗濯機の掃除やカビ取りを行ったほうがいいかもしれませんね。

ここでは、手軽に行える洗濯機の掃除やカビ取り方法についてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

洗濯槽カビキラーでつけおきする

ドラッグストアなどで簡単に手に入る洗濯槽カビキラーでつけおきをするというのが、もっともポピュラーな洗濯機のカビ取り方法です。

洗濯槽カビキラーには、塩素系クリーナーと酸素系クリーナーの2種類があります。

洗濯槽カビキラー
画像引用元/SC JOHNSON公式サイト

塩素系クリーナーは、主成分である次亜塩素酸ナトリウムが発揮する強力な殺菌力で洗濯槽の中を除菌してくれます。

洗濯槽カビキラー
画像引用元/SC JOHNSON公式サイト

酸素系クリーナーは、主成分である過炭酸ナトリウムの発泡する力で汚れを剥がし落としてくれます。

必要な道具
  • 洗濯槽カビキラー

必要なものは洗剤と、洗濯機の満水量の水です。

酸素系クリーナーをお使いの場合は、お湯を使用したほうが効果的です。

  1. 洗濯槽の中に高水位まで水(お湯)を張ります。
  2. 水が溜まった洗濯槽の中に、クリーナーを投入します。
  3. 洗濯機の「洗い」を機能させて、撹拌させます。
  4. そのままつけおきします。
  5. つけおきがおわったらすすぎます。

つけおきの時間は汚れの程度にもよりますが、3〜8時間位の間でつけおきましょう。
洗濯機のメーカーによっては樽洗浄のコースが選べる機種があるので活用してください。

つけおき後のすすぎは、通常の運転コースを作動させて、すすぎと脱水まで行いましょう。

お使いの洗濯機によっては使えないものもあるので、使いたい商品の注意書きをよく確認してくださいね。

キッチンハイターで蓋やふちのカビを掃除する

上記で説明した洗濯槽カビキラーで洗濯槽の汚れは落とせますが、蓋やふちまでは洗剤が浸ることがないのできれいにはなりません。

特に洗濯機のふちはカビがつきやすいところでもあるので、きれいにしていきたいです。

そこで紹介するのが、スプレータイプのキッチンハイターを使用する掃除方法です。

洗濯機 カビ キッチンハイター
画像引用元/花王公式サイト

キッチンハイターの塩素の力を利用して、菌を退治していきましょう。

必要な道具
  • スプレータイプのキッチンハイター
  • 掃除用の歯ブラシ
  • 雑巾等の拭けるもの
  • すすぎ用の水
  • ゴム手袋

使い古しの歯ブラシなどがある場合は、細かい所まで掃除ができるので活用していきましょう。

すすぎ用の水は最後に洗剤を流す時に必要です。

ペットボトルに入れたり、霧吹きなどでスプレー状に出るような容器で用意すると便利です。

  1. キッチンハイターを直接汚れに吹きかけ、2〜3分放置します
  2. 汚れが浮いてきたら、雑巾等で拭き取ります
  3. しつこい汚れは歯ブラシなどでこすります
  4. 最後にハイターの成分をすすぐように、水で洗い流します

キッチンハイターを吹きかける時や、水で洗い流す時に注意しなければならないのが、水で濡らしていいか場所かどうかということです。

洗濯機 カビ

上記の画像のようにNGの部分は、本来水に濡れる部分ではありません。

なので洗剤や水をかけてしまうと事故や洗濯機の故障に繋がる恐れがあるので注意が必要です。

画像のOKの部分に洗剤や水をかけてくださいね。

キッチンハイターなどの塩素系の洗剤は、使用時に刺激臭が気になる方も多いと思います。

換気をしっかり行いながら、無理せず掃除してくださいね。

オキシクリーンで洗濯槽のカビを落とす

続いては、オキシクリーンで洗濯機のカビ掃除をする方法をお伝えしていきます。

オキシクリーンは弱アルカリ性の洗剤のため、酸性の汚れであるカビに対して強い効果を発揮してくれるのです。

必要な道具
  • オキシクリーン(日本版orアメリカ版)
  • バケツ
  • 40〜60℃のお湯
  • お風呂用のごみ取りネット

お湯10Lに対してのオキシクリーンの必要な量は、約100gです。

オキシクリーンに付属のスプーンは

  • 日本版は約30g
  • アメリカ版は約100g

です。

したがって、洗濯機の満水の量が50Lの場合のオキシクリーンの必要量は500gなので、

  • 日本版→500÷30=16,6杯
  • アメリカ版→500÷100=5杯

となります。

  1. バケツに40〜60℃のお湯を入れオキシクリーンを溶かし、溶液を作ります
  2. 必要な量全てのオキシクリーン溶液を、洗濯槽に投入します
  3. お湯(40〜60℃)を洗濯槽の高水位まで溜めます
  4. 洗濯機の「洗い」を作動させ、3〜5分洗濯機を回します
  5. 洗濯機を一時停止させて、4〜6時間放置します
  6. 黒いゴミが浮いてきたら、ごみ取りネットを使って取り除きます
  7. 洗濯機 カビ オキシクリーン
    画像引用元/オキシクリーン公式サイト
  8. ゴミを取り終わり、放置時間が経過したら、洗濯機を通常コースで2回運転させます。

オキシクリーンはは40〜60℃のお湯でしっかり溶かしてから使うと、より高い効果が期待できます。

洗濯機の満水までお湯を入れるのが難しい場合でも、溶液を作成する時はお湯でしっかり溶かすようにしましょう。

オキシクリーンのつけおきの効果が続くのは最長で6時間です。

それ以上続けても効果は上がらない上に、洗濯槽内の変色に繋がる可能性があるので注意が必要です。

オキシクリーンを使って、縦型の洗濯機の掃除方法をお伝えしてきましたが、最近になってドラム式でも使えるオキシクリーンが発売されています。

洗濯機 カビ オキシクリーン
画像引用元/オキシクリーン公式サイト

こちらのオキシクリーンを使って、ドラム式洗濯機を掃除する方法をお伝えします。

必要な道具
  • オキシクリーン洗濯槽クリーナー粉末タイプ1袋
  1. 洗濯槽を何もない状態にして、オキシクリーンを投入
  2. 洗濯機 カビ オキシクリーン
    画像引用元/オキシクリーン公式サイト
  3. 洗濯槽洗浄コースで洗濯機を運転させます
  4. 洗濯機 カビ オキシクリーン
    画像引用元/オキシクリーン公式サイト

粉末タイプですので溶けやすくなっていますが、少量のお湯で溶かしてから使用するとより大きな効果が期待できます。

とても簡単にドラム式洗濯機の掃除ができるのでぜひ試してみてください。

洗濯機に重曹を入れて重曹洗濯する

あまり強い洗剤を使いたくないという方は、重曹での掃除方法をおすすめします。

肌が弱い方や赤ちゃんがいるご家庭でも、重曹は安心して使えます。

ただしドラム式の洗濯機の掃除には使用できません。

ドラム式の洗濯機は洗濯槽に水を入れたまま蓋を開けられず、掃除の途中で汚れをすくうことができないからです。

ドラム式の場合は、先程ご紹介したオキシクリーンを使用したり、専用のクリーナーを使用しましょう。

こちらでは縦型洗濯機を重曹で掃除する方法をお伝えしていきます。

必要な道具
  • 45〜50℃のお湯
  • 重曹1カップ
  • ごみ取りネット
  1. 洗濯槽の高水位までお湯を溜めます
  2. あらかじめ少量のお湯で溶いておいた重曹を投入します
  3. 洗濯機の「洗い」を作動させます
  4. 5〜6時間放置後、ゴミが浮いてきたらごみ取りネットで取り除きます
  5. ゴミが浮いてこなくなるまで「洗い」を作動させて、ゴミを取り除きます
  6. ゴミが出なくなったら、すすぎと排水を2〜3回繰り返して、最後は脱水して終了です

重曹はお湯でも溶けにくいので、注意してよく溶かしましょう。

お肌にも優しい重曹は環境にも優しく、消臭効果も期待できるのでうれしいですね。

洗濯機がカビだらけのまま放置しない方が良い理由

洗濯機 カビ

たとえ洗濯機がカビだらけでも、洗濯機能に影響があるわけじゃないでしょ?

このように考えている方もいるかと思いますが、洗濯機にカビがついたまま洗濯物をすると、洗濯物にカビがうつってしまう可能性があります。

洗濯物にカビがうつると、さまざまな影響が出てきてしまいます。

詳しくお伝えしていきますね。

洗濯機や洗濯物からカビの臭いがする

洗濯機がカビだらけのまま洗濯すると洗った衣類にカビがうつり、カビの臭いがしてしまうことがあります。

特に部屋干しをした時は、生乾きの臭いとして強く出てしまうことがあります。

洗ったばかりの洗濯物からカビの臭いがするのは、不快ですよね。

アレルギーやアトピーなど健康被害の原因となる

洗濯機にカビがついたまま洗濯すると、洗濯した衣類にはカビが付着してしまい、その結果、ニオイの問題だけでなく健康面でも被害が出る可能性があります。

着用した衣類からカビを体内に吸い込んだり、直接肌に触れたりすると、アレルギーやアトピーなどの症状が発生する可能性があるため、十分な注意が必要です。

赤ちゃんや子供に悪影響がある

赤ちゃんや小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、より注意が必要です。

赤ちゃんや子どもは大人と違って、菌に対する抵抗力が不十分な場合があります。

洗濯機がカビだらけのままの洗濯物を行っていると、大人より強くアレルギー反応が出てしまうことがります。

赤ちゃんや子どもの健康を守るためにも、洗濯機のカビ対策には最新の注意が必要です。

洗濯機のカビ対策に効果的な方法

洗濯機にはどうしてもカビがついてしまいがちですが、カビの対策に効果的な方法もあるのでご紹介していきますね。

日頃のお手入れで、洗濯機をカビから守ってあげましょう。

月1回の頻度で洗濯槽クリーナーを使いカビ取りする

たとえ洗濯機を買ったばかりだとしても、もしくは洗濯機から嫌な臭いがしないという場合も、洗濯機にはカビの菌が潜んでいる可能性がおおいにあります。

そのまま使い続けていると、少しだけのカビでもどんどん繁殖してしまいます。

なのでどんなにきれいに見えていても、定期的に掃除することが重要です。

月に1回ほどは、先程おすすめの簡単な方法の項目でお伝えしたように、洗濯槽クリーナー(洗濯槽カビキラーなど)を使い、カビの菌を除菌していきましょう。

カビ取りネットを必要とするような大掛かりなものではないので、スキマ時間で行えますよ!

お風呂の残り湯を洗濯に使わない

節水のために、お風呂の残り湯を再利用している方もいらっしゃるかと思います。

しかし残り湯はきれいに見えていても、実際は皮脂や雑菌で汚れていることが多いのです。

いくつかの注意事項を守れば、お風呂の残り湯を再利用しながらでも、洗濯機を汚さない方法があるのでご紹介していきますね。

  • 残り湯を再利用することを考えて入浴する
  • 残り湯はその日のうちに使用する
  • 残り湯を使うのは「洗い」のみ

以上の3点に注意して残り湯を使用すれば、洗濯機の汚れを最小限に抑えられるでしょう。

残り湯を使うとわかっている時は、なるべくお湯を汚さないような入浴方法をとるだけで、お湯の中の雑菌の量を減らせます。

例えば、先に体を洗うや、タオルを湯船の中に入れないなどすると効果があります。

そして、残り湯は時間が経つほど雑菌が繁殖してしまいます。

入浴直後と比べ、翌日の菌の量は1000倍ともいわれているので、すぐに使うことを心がけましょう。

それでも残り湯の中には多少の雑菌は存在しています。

ですが、「洗い」の時の使用なら、洗剤の成分により雑菌を分解することができるので安心です。

洗剤成分がない「すすぎ」の時は雑菌がそのまま残ってしまうので、残り湯を使用するのはおすすめできません。

心配な方は、先程紹介した洗濯槽クリーナーでの定期的な掃除の頻度を少し増やしてみるなど、工夫をしていきましょう。

洗濯機の中を乾燥した状態に保つ

カビが最高に居心地がいいと思う場所は、湿度がある場所です。

逆に言うと、カビは乾燥した状態では繁殖できないため、そのような環境を作ることが大事です。

洗濯機の中を乾燥した状態に保つためにできることをご紹介いたしますね。

  • 洗濯機の中に濡れたものを放置しない
  • 洗濯機の蓋を開けっ放しにしておく

使用済みのバスタオルなどの湿っているものはもちろん、洗濯が終了し洗った洗濯物を洗濯槽に放置するのも好ましくありません。

湿気が大好きなカビ菌たちが活発になってしまいます。

洗濯が終わった直後の洗濯機の中も湿気が強くなっています。

洗濯機を使用していない時はなるべく蓋を開けておくと、湿気がこもらなくていいでしょう。

蓋を開けっ放しにしたくても、ドラム式洗濯機の場合で小さなお子さんがいるご家庭だと事故に繋がる可能性もあります。

外出のときだけ開けておくなど工夫すると安心です。

定期的に洗濯機のゴミ取りをする

洗濯機の中にゴミが溜まったままになってしまうと、目には見えないカビ菌が増殖してしまう可能性があります。

洗濯槽のふちや蓋の部分には意外とゴミが溜まっているので、しっかり掃除をしてなるべくきれいな状態を保つようにしましょう。

乾燥機能付き洗濯機は乾燥機能を活用する

乾燥機能を利用するとカビ菌が苦手な乾燥と高温で攻撃することができるので、使わない手はないです。

毎日行うには電気代も気になってしまいますが、週に1度など頻度を決めて行えるといいですね。

乾燥機能ではなく、メーカーによっては送風で洗濯槽を乾燥させる機能がある洗濯機もあります。

そちらも効果的なので活用していきましょう。

お使いの洗濯機に乾燥機能がついている場合は是非活用しましょう。

自分で洗濯機を掃除するデメリット

洗濯機についたカビを自分で掃除するのは、意外と簡単な作業だとお伝えしましたが、いくつかの注意点もあります。

こちらでは、自分で洗濯機を掃除する場合に発生するデメリットを詳しく説明していきますね。

ドラム式洗濯機を自分で掃除するのは難しい

まず、ドラム式洗濯機を自分で掃除することは難しいというデメリットがあります。

縦型の洗濯機を掃除する場合は、洗剤を溶かした水を高水位まで溜め、浮いてきた汚れを確実に取ることができます。

しかしドラム式の洗濯機は縦型の洗濯機と違い、水を高水位まで溜めることができません。

水を張ったまま洗濯機の蓋を開けることもできないので、ごみを取り除くという作業もできません。

メーカーによってはクリーナーの使用を推奨していない機種もあります。

プロの業者でも対応していないところがあるくらいなので、ドラム式洗濯機の掃除は難しいというのがうかがえます!

市販のカビ取り洗剤では汚れが残る場合がある

自分で洗濯機の掃除をしても、きちんとカビを根こそぎ取り除けているか確認できないという点がデメリットとしてあげられます。

つけおき洗いをしていて、何度水を変えても洗濯機の黒いカスがなくならないと、時間も労力も奪われてしまいますね。

定期的にカビ取り洗剤を使用し洗濯機を掃除していたとしても、汚れがひどい場合などは市販の洗剤では洗浄力が足りない可能性もあります。

汚れが残ってしまった箇所からカビ菌がふえていき、すぐに掃除前に戻ってしまうんです。

重曹洗濯は水が詰まる原因になる

前の項目で、重曹を使用した洗濯機の掃除の方法をご紹介しました。

重曹は環境にも優しく、いろいろな場面で大活躍してくれますが、1つだけデメリットがあります。

それは水に溶けにくい性質だということです

洗濯機の掃除で重曹を使用する際に、溶け残った重曹が排水ホースを詰まらせる事故が発生することもあります。

万が一詰まった場合は、排水のホースを分解して詰まりを取り除かなければなりません。

カビ臭いニオイやカビが取れないときは無理に掃除しない

 
自分で洗濯機の掃除をしても洗濯機の状態が改善しなかった場合、無理にきれいにしようして故障に繋がってしまうというデメリットもあります。

具体例をあげて説明していきます。

重曹で洗濯槽の掃除をしたのですがまだカビ臭いので、重曹をたくさん入れて掃除したら詰まってしまった!

先程、重曹の注意事項で説明したように、溶け切らない重曹が排水に詰まってしまう可能性があります。

重曹だけでなく基本的に洗剤は既定の量を使用しないと、思わぬ故障や事故に繋がりかねません。

塩素系の洗剤を規定量より多く入れ、洗濯槽を傷めてしまうとい事故も多く見かけられます。

どうしてもカビを除去したいので、自分で分解できるところまで分解してみたら、故障してしまった!

洗濯機は非常に複雑な電化製品ですので、専門の知識がない方の分解作業は非常に危険です。

洗濯機の取扱説明書にも記載されていることなのですが、ご自分での分解作業での故障や事故を起こしてしまっている方も多いです。

自分で洗濯機の掃除をするということは、以上のようなデメリットもあるということを理解しておきましょう。

洗濯機クリーニングやカビ取りは掃除業者への依頼がおすすめ

自分で洗濯機の掃除をする場合、いくつかのデメリットがあることがわかりました。

そこで、洗濯機クリーニングやカビ取りには、掃除業者に依頼することを考えてみるのも1つの手段です。

こちらでは洗濯機クリーニング 業者に洗濯機掃除を依頼するメリットを詳しく説明していきます。

ドラム式洗濯機の洗濯槽も掃除できる

ドラム式洗濯機は、中が見えにくかったり、つけおき洗いができなかったりするので、自分で掃除するのは難しいですよね。

しかし、掃除業者に依頼すれば、専用の道具や洗剤を使って洗濯機の隅々までしっかりと掃除してくれます。

業者によっては、ドラム式洗濯機も完全に分解して掃除をしてくれるところもあるのが魅力です。

掃除してもなくならなかったカビまで分解洗浄できる

自分で掃除をしてもなかなか取れなかった頑固なカビでも、掃除業者の技術を借りることできれいにしてもらえます。

プロである掃除業者には、自分で行うには難しい分解洗浄を依頼することができます。

洗濯槽の中を完全に分解することで、目には見えていなかったカビを除去できます。

洗剤投入口やゴムパッキンのカビも掃除できる

掃除業者に依頼すれば、洗濯機の洗剤投入口やゴムパッキンのカビまで徹底的に掃除を行ってくれます。

このような細かい場所は、自分では掃除しにくい箇所なので、カビが残ってしまうことがあります。

掃除業者は専用の道具や、効果の高い洗剤を使用するのでそのような細かいところのカビも残さず掃除をすることができます。

洗濯機のカビ取りやカビ対策におすすめのクリーニング業者

洗濯機を自分で掃除するのではなく業者に依頼する場合気になるのが

  • 費用がどのくらいかかるのか
  • どの業者に依頼するべきか

という点です。

ここでは、洗濯機のカビをきれいにするために業者に依頼する場合の相場や、専門業者として有名な3社の費用や特徴をご紹介します。

まず洗濯機クリーニングを業者に依頼した場合の相場は以下の通りです。

除菌洗浄相場 分解洗浄相場
縦型洗濯機 10,000〜15,000円 15,000〜25,000円
ドラム式洗濯機 15,000〜20,000円 25,000〜35,000円

それではおすすめの洗濯機クリーニングの業者の特徴と、それぞれの費用をご紹介していきますね。

おそうじ本舗

洗濯機 カビ おそうじ本舗
画像引用元/おそうじ本舗公式サイト

おそうじ本舗は全国展開している大手のクリーニング業者です。

おそうじ本舗 洗濯機クリーニングは他の業者と比べると少し高めの金額設定ですが、確かな技術力をもったプロのサービスマンが多数在籍していて、高品質なサービスを提供しています。

その背景には技術力向上のために、徹底的な研修やトレーニングでサービスマンのスキルアップを支援するという制度が整備されているということがあります。

他にも、専門の知識がないと難しいドラム式の分解洗浄にも対応しているのが特徴です。

除菌洗浄 分解洗浄
縦型洗濯機 12,100円(税込) 23,100円(税込)
ドラム式洗濯機 18,700円(税込) 38,500円(税込)

おそうじ本舗の口コミはかなり高評価なものが多いので、安心して依頼できますよ。

無料で見積もりができるので、気になる方はぜひ一度チェックしてみてください!

東京ガス

洗濯機 カビ 東京ガスハウスクリーニング
画像引用元/東京ガスハウスクリーニング公式サイト

2021年からハウスクリーニング事業を開始した東京ガスは、自社で研究施設を完備しており、スタッフの技術教育はもちろん、マナー研修も実施しています。

ハウスクリーニングを利用する時に、業者を家に招き入れることに不安を感じている方も多いと思いますが、東京ガスのスタッフはマナー教養を研修に取り入れているので安心して依頼できます。

東京ガスでは縦型もドラム式も、分解洗浄の取り扱いはありませんが、ドラム式の洗濯機クリーニングは最も安価で依頼できます。

ただし乾燥機能付きのドラム式は対応していないので、注意が必要です。

縦型洗濯機
乾燥機能なし
13,200円(税込)
縦型洗濯機
乾燥機能付き
17,600円(税込)
ドラム式洗濯機
乾燥機能なし
13,200円(税込)

東京ガスではお得なセットメニューなど幅広いプランがあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

ユアマイスター

洗濯機 カビ ユアマイスター
画像引用元/ユアマイスター公式サイト

ユアマイスターは、業者と利用者をマッチングしてくれるサービスです。

ユアマイスターでは3分でできる「業者選びおまかせサービス」があり、面倒な業者選びの手間を省きたいという方におすすめです。

料金や口コミ等を比較したり、人気順に業者を比較できたりもするので、納得して依頼することができます。

また、「女性スタッフ希望」や「訪問時の駐車場代金無料」「早朝スタート」など、自分のこだわりの条件で業者を検索することができます。

細かい希望条件があるという方には特におすすめです。

除菌洗浄相場 分解洗浄相場
縦型洗濯機 10,000〜15,000円 12,000〜25,000円
ドラム式洗濯機 17,000〜25,000円 26,000〜40,000円

頼む業者によって洗濯パン 掃除がセットで付いてきたり、セットで頼むとお得な割引になったりするサービスがあります。

それぞれ金額やサービスが違うので、よく確認してから依頼をしましょう。

興味を持たれた方はチェックしてみてくださいね。

洗濯機のカビに関するよくある質問

洗濯機につくカビについて、よくある質問を以下にまとめました。

カビについてのお悩みがある方は参考にしてください。

洗濯機の黒カビの取り方は?

洗濯機の黒カビの取り方としては、市販の洗濯機クリーナーや重曹などを使ってクリーニングするという方法があります。

カビの性質は酸性です。

酸性の汚れにはアルカリ性の性質を持った洗剤が効果を発揮し、塩素系の漂白剤などがそれに当たります。

塩素系漂白剤には除菌効果もあるので、洗濯機についてしまったカビ菌にも効果が期待できます。

詳しい洗濯槽クリーナーのおすすめや使用方法は、この記事の上の項目でご紹介いたしましたので是非参考にしてください!

洗濯物がカビる原因は何?

洗濯物がカビてしまう原因として、洗濯機にカビが発生しているということが考えられるでしょう。

洗濯機にカビが発生したまま衣類を洗濯してしまうと、カビが衣類に付着してしまい、取り除くのが難しくなります。

取り除いたとしても、洗濯機自体にカビが残っていると再び衣類にカビが付着してしまうんです。

そこで、洗濯機の掃除が必要になります。

洗濯機を掃除することで洗濯時に衣類にカビが付いてしまうのを防げます。

洗濯槽のワカメみたいなものは何?

洗濯槽の中に見られる黒いピロピロのワカメのような物体の正体は「黒カビ」です。

洗濯槽の中の黒カビは洗濯した衣類に付着してくることもあります。

黒カビは、溶け残った洗剤や、汚れた衣類から出る皮脂や垢などをエサにしてどんどん繁殖していきます。

ワカメのような黒カビを発生させないためには、洗濯槽の中を乾燥させるような工夫や、定期的な洗濯機のクリーニングが必要となってきます。

おすすめのカビ対策グッズは?

便利な世の中な今は、100円ショップでもカビ対策グッズを手に入れることができます。

中でも「洗濯機の防カビビーズ」は人気の商品です。

「防カビビーズ」の中にある「パラクロロメタキシレノール」という成分が、カビ菌の繁殖を防ぎ臭いを抑える効果があります。

医療現場や、化粧品などにも使用されていて、安全性も保証されているとのことなので気になる方は試してみてくださいね!

洗濯機のカビを対策するためにわざわざグッズを購入しなくても、無料ですぐにできるカビ対策の方法があります。

それは洗濯終了後、洗濯機の蓋を開けっ放しにしておくことです。

カビ菌は湿度のある場所を好むので、乾燥しているところでは繁殖することができません。

少々電気代はかかってしまいますが、お使いの洗濯機に乾燥機能や送風機能がある場合はその機能を活用すると、よりカビの繁殖を抑えることができます。

カビない洗濯機は?

最近の洗濯機は汚れ落ちだけでなく、洗濯機にカビが生えにくい工夫がどこのメーカーにも施されています。

どのような工夫があるのかご紹介しますね。

自動お掃除機能 すすぎ後のきれいな水や脱水時の勢いを利用して、洗濯槽をきれいにしてくれる機能
樽乾燥機能 送風や温風を出して、洗濯槽を乾燥させる機能で、温風の場合は熱に弱いカビ菌を除菌することもできる
穴なし洗濯槽 シャープ製の洗濯機の洗濯槽は穴がなく、カビが洗濯槽の中に侵入するのを防ぐ

洗濯機 カビ 穴なし洗濯槽
画像引用元/シャープ公式サイト
マジックドラム 洗濯槽に汚れを寄せ付けない特殊なガラス質コートで黒カビの発生を予防する東芝製の洗濯槽

ご自分にはどのような洗濯機が合っているか、洗濯機を撰ぶ際にはチェックしてみてくださいね。

まとめ

この記事では洗濯機のカビについて、原因や影響をお伝えしてきました。

洗濯機の中はカビ菌にとって非常に住みやすい家であり、成長するのにもってこいの環境なのだということが理解できたかと思います。

しかし洗濯機にカビがついたまま放置していると、洗濯物にカビが付着して健康被害がでる可能性があることも同時にわかりました。

ご自分で定期的に洗濯槽の掃除をするのはもちろんのこと、カビが取り切れたか心配な時は、プロの業者に依頼して洗濯機を衛生的に保つことが大事ですね。

カビの悩みから開放され快適な洗濯ライフを送りましょう。

今後もみなさんにとって有益な情報を紹介していきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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