夏や冬を前にして気になるのがエアコン内部の掃除です。
エアコンのカバーや空気の吹き出し口、フィルターは誰でも簡単に掃除できますが、内部まで掃除している人はあまりいないのではないでしょうか。
しかし、エアコン内部は水が発生しやすく湿気が高いため、カビが発生しやすい箇所と言えます。
そのまま使用を続けると、エアコンの空気が臭くなったり、カビ胞子飛散による健康被害を引き起こす原因にもなります。
今回はエアコンのフィン掃除について詳しく解説していきます。
- エアコンのフィン掃除で注意すること
- エアコンのフィン掃除におすすめのブラシ
- エアコンのフィン掃除を自分でやる方法
- フィンを洗浄してもらえるエアコンクリーニング業者 おすすめ4選
エアコン内部のアルミフィンに付着している汚れ
エアコン内部は外から見えないため、どのような汚れが付着しているのか確認できません。
「むき出しではないのであまり汚れていないのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、想像以上にエアコン内部は汚れています。
ここでは、エアコン内部のアルミフィンに付着している汚れと、その原因について解説していきます。
カビ
画像引用元/おそうじ革命
エアコンのアルミフィンは、カビ汚れが最も多い場所と言っても過言ではありません。
その理由はフィンの役割にあります。
エアコンのフィンは熱交換器とも呼ばれており、フィン自体を温めたり冷ましたりすることで内部に取り込んだ空気の温度を調整します。
空気は温かいほど水蒸気を含みやすく、フィンによって冷やされると含めなくなった水分が水蒸気として発生します。
そのため、長時間使用するとエアコン内部には大量の水が発生してしまい、湿気が高くなるのでそのまま放置してしまうとカビが大量に発生してしまうのです。
エアコンのカビは内部に溜まったホコリをエサにして増殖していきます。
ホコリと砂汚れ
画像引用元/おそうじ本舗
エアコンは空気を吸い込んで冷やしてから部屋に送り出しているため、小さなホコリが内部に溜まってしまいがちです。
フィンや送風ファンが汚れないようにフィルターが設置されていますが、微細なホコリを完全に防げるわけではありません。
フィルターを通り抜けたホコリは水分と混ざり内部に固着して、カビのエサや悪臭の原因となります。
フィルターの定期的な掃除だけで、エアコン内部をキレイなまま維持するには限界があります。
エアコンのフィン掃除を自分でする際の注意点
エアコンのフィンは、効率よく空気を温めたり冷やしたりするために、薄いアルミが何層にも連なっています。
細かい隙間が多く、ブラシで細部まで掃除したくなりますが、注意しなければならないことが3つあります。
- アルミフィンは曲がりやすいので優しく扱う
- 電装部を養生して濡れないようにする
- 完全に乾くまで使用しない
この3つの注意点を守らないと、エアコンが故障してしまう恐れがあります。
具体的にどう注意すればいいのかについて解説していきます。
アルミフィンは曲がりやすいので優しく扱う
フィンは熱伝導率が高いアルミが使用されており、空気に触れる表面積を増やすために細かい板が連なった構造となっています。
そのため、ちょっとした力でも曲がったり折れたりする可能性があります。
フィンをブラシで掃除する際には、フィンの目に沿って優しくこするようにしましょう。
フィン掃除に使用するブラシは歯ブラシでも問題ありませんが、なるべく毛先が細かく柔らかいものを使用するようにしましょう。
電装部を養生して濡れないようにする
画像引用元/おそうじ本舗
エアコン内部には電装部分があり、位置は機種によって若干異なりますが基本的に端に設置されています。
この電装部分に洗剤や水分がかかってしまうと、故障の原因になります。
なるべく電装部分をビニール等でカバーして濡れないようにしましょう。
一度濡れて故障したら、買い替えるしかなくなってしまいますので、不安な方は専門業者のハウスクリーニングを利用しましょう。
完全に乾くまで使用しない
エアコン内部が濡れた状態で運転をしてしまうと、濡れた部分にホコリが付着してしまいすぐにカビが発生してしまう恐れがあります。
掃除した後は数時間乾燥させてから使用するようにしましょう。
なるべく早く使用したい場合には、水気が発生しない送風運転を行ってエアコン内部を乾燥させましょう!
エアコンのフィン掃除におすすめのブラシ
エアコンのフィン掃除用ブラシは、大手通販サイトなどで販売されています。
ここでは、市販されているブラシの中でもおすすめのものを3種類紹介していきます。
それぞれに特徴がありますので、理解した上で最適だと感じたブラシを選んでみてください。
アサダ・フィンクリーナー
画像引用元/アサダ株式会社
アサダ株式会社が販売するフィンクリーナは、ステンレス製でフィンの奥に固着した汚れまでしっかり除去できます。
ヘッドは1.2倍まで広げて調整できるのでフィンの隙間に沿って掃除できます。
このフィンクリーナーの特徴は、過去の掃除で曲がってしまったフィンを修正しながら掃除できることです。
ステンレス製で掃除の際には注意が必要ですが、フィン内部のカビを取り除けます。
アサダ株式会社のフィンクリーナーの価格は4,939円(税込)となります。
ヘッド部分が長いので奥に詰まった汚れも簡単に取り除けます!
ダイソー・ポイントブラシ
画像引用元/株式会社大創産業
ダイソーのポイントブラシは、毛先が細かくエアコンのフィン掃除にも使用できます。
程よいブラシの固さでフィン内部の汚れを除去するだけでなく、3個入りなので吹き出し口やフィルター掃除にも使用可能です。
ダイソーのポイントブラシは3個入りで110円(税込)となります
3個入りで110円という安さが魅力的ですね!
フィンコーム・エアコンブラシセット
画像引用元/楽天市場
さまざまな箇所に使用できる茶髪ブラシとフィンコームがセットになった商品です。
フィンコームはフィンの幅にフィットするように設計されており、幅の調整もできます。
毛先が長いので、奥に溜まった汚れまで洗浄することも可能です。
茶髪ブラシは毛先がヤスリ上の研磨使用となっており、細かい隙間の汚れも取り除きやすくなっています。
フィンコーム・エアコンブラシセットの価格は1,000円(税込)となります。
フィンコーム付きで1,000円はかなり安いですね!
エアコンのフィン掃除を自分でやる方法
エアコンのフィン掃除の方法は、ブログやYouTubeでさまざまな方法が紹介されています。
今回はその中でも「誰でも簡単にできるフィン掃除」をテーマに、市販のエアコン用洗剤を使用した方法について解説していきます。
- フィルターを取り除いてカバーを外す
- 風の吹き出し口や電装部分を養生する
- 可能な限り掃除機やブラシでほこりを取り除く
- エアコン洗浄スプレーでフィンを掃除する
- 再度取り切れなかった汚れをブラシで掃除する
- 汚れを取り除いたフィルターを取り付ける
工程ごとに解説していきますので、ご自宅のエアコンでも試してみてください。
エアコンカバーの取り外し方は機種によって異なりますので、必ず取扱説明書を確認してから行うようにしましょう。
今回はアース製薬の「らくハピ エアコン洗浄スプレー Nextplus」を使用した掃除方法となります。
エアコンのフィン掃除で用意するもの
エアコンのフィン掃除で用意するものは以下の通りです。
- 市販のエアコン洗浄スプレー
- ビニール
- フィンやエアコン内部を掃除するブラシ
- 掃除機
- 安全に使用できる脚立
養生用のビニールは通販サイトやホームセンターで販売してありますが、容量の大きいゴミ袋をつなぎ合わせての代用も可能です。
今回紹介するフィン掃除方法では水を使用しないため、養生は念のために行う程度のレベルです。
フィルターを取り除いてカバーを外す
エアコンのフィン掃除を行う際には、必ず換気を行いエアコンのコンセントを外してから行います。
エアコンカバーの取り外しですが、前面のカバーを上げてフィルターを外すまではどのエアコンでもできます。
機種によってはこの状態でも洗浄ができるのですが、一部フィンが隠れている場合には、取り扱い説明書を見ながら分解していきます。
ネジは正面の下側についていることが多く、上部はつめを外すタイプがほとんどです。
構造が複雑で不安な方は、フィルターを外した段階で取り外し作業をストップして、掃除できる範囲で引き続き作業を進めていきましょう。
風の吹き出し口や電装部分を養生する
養生ですが、今回は大量に水を使用するわけではないので汚れを含んだ洗浄剤は、ドレンパンによってほとんど外に排出されます。
ドレンパンとは、通常使用時にエアコン内部で発生した水を外に排出するための部品です。
ただし、送風ファンに付着した洗浄剤が垂れて送風口から垂れてくる恐れがあるので、念のため養生しましょう。
伝送部分は洗浄成分がかからないようにしっかりと養生を行います。
カバーを全て取り外して液剤が垂れてきそうな場合には、しっかりとした養生が必要です。また、泡が広がるタイプの商品を使用する場合には、垂れてきやすいので注意しましょう。
可能な限り掃除機やブラシでほこりを取り除く
洗浄スプレーの使用方法では、スプレーを吹きかけるとなっていますが、その前に掃除機で全体的にホコリを吸い取っていきます。
ホコリが残っていると、スプレーを噴射した際に濡れて固まり、フィンの奥で詰まってしまいやすくなります。
必ず掃除機やブラシを使用してホコリをなるべく取り除いていきましょう。
ほとんどホコリがなく汚れていない場合には、この工程を省いても問題ありません。
エアコン洗浄スプレーでフィンを掃除する
画像引用元/アース製薬株式会社
エアコンスプレーに記載された方法を守り、フィン部分を掃除していきます。
洗浄スプレーは1本で1台となるため、汚れの度合いに関わらず必ず使い切るようにしましょう。
スプレーの洗浄が終われば約10分間放置します。
使用方法は洗浄スプレーによって異なりますので、必ず記載された方法を守るようにしましょう。
再度取り切れなかった汚れをブラシで掃除する
10分間放置した後は、汚れが残っていることがあるので、再度ブラシで汚れを取り除いていきます。
洗浄剤がカバーなどに付着した場合には、キレイに拭き取っていきます。
フィンの奥まで掃除したい場合には、先ほど紹介した「フィンコーム」を使用して優しく汚れを取り除いていきます。
汚れを取り除いたフィルターを取り付ける
掃除が終わった後は、汚れを拭き取ったカバーを取り付けていきます。
取り外したフィルターは、通常通り洗浄を行い乾燥させた上で装着しましょう。
ちなみに「洗浄スプレーは成分がエアコン内部に残ってしまうので健康に良くないのでは?」という疑問が多く見受けられたため、アース製薬の問い合わせ窓口で質問しています。
回答としては「体に悪影響や健康被害をもたらすような成分は配合されておらず、用法容量を守って使用すれば問題ありません」とのことでした。
エアコンフィンがカビだらけによる影響は?
エアコン内部は外から見えにくいこともあり、汚れを気にせず掃除しないまま使用している人もいます。
しかし、エアコンを汚いまま使用しているとさまざまな悪影響があるので、定期的な掃除が必要です。
ここでは、エアコンの内部が汚れたまま使用し続けた際に起こる、悪影響について解説していきます。
エアコンの効きが悪くなり寿命が短くなる
エアコンのフィルターやフィンに汚れが溜まってしまうと、通常よりも空気の吸い込みが悪くなってしまいます。
空気の冷えも悪くなるので、室内が冷えるまでに時間がかかってしまい、運転効率も悪くなります。
電気代が上がってしまうだけでなく、部品も劣化しやすくなるためエアコンの寿命も短くなってしまうでしょう。
エアコンの空気が臭くなる
エアコンのフィンや送風ファン、フィルターなどにカビが大量発生すると悪臭が漂い始めます。
エアコンは室内の空気を吸い込むため、タバコを吸っている場合には特に注意が必要です。
そのまま掃除せずに使用していると、エアコン内部から悪臭が常に排出されることとなり、部屋全体が臭くなってしまいます。
カビ胞子が大量に飛散しているので、室内干しをすると衣類にまで悪臭が移ってしまいますよ。
喘息やアトピー性皮膚炎を引き起こす可能性がある
前述した通り、エアコン内部にカビが大量発生すると運転時にカビ胞子が室内全体に飛散します。
衣類に臭いが移るのはもちろん、そのまま使用を続けると鼻炎や肌荒れを引き起こす可能性があります。
特に小さな子供や赤ちゃんがいる場合には、免疫が弱いため肺炎や喘息を引き起こしてしまいやすく注意が必要です。
エアコンのフィン掃除はエアコンクリーニング業者への依頼がおすすめ
エアコンのフィン掃除方法について紹介してきましたが、エアコンの細部まで徹底して洗浄するのは難しいと言えます。
また、一定レベル以上の汚れが蓄積している場合、洗浄スプレーやブラシを使用した洗浄だけでは汚れを取り切れません。
夏や冬を前にした定期的な掃除に関しては、エアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
ここではエアコンクリーニングの評判が高い4社について、料金や特徴、利用可能なオプションを紹介していきます。
おそうじ本舗|特許技術を採用した最新クリーニング
画像引用元/おそうじ本舗
エアコンクリーニング料金 | ・壁掛けタイプ:12,100円(税込) ・お掃除機能付きタイプ:20,900円(税込) ・天井埋込タイプ:27,500円(税込) |
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掃除箇所 | エアコン本体/アルミフィン/送風ファン/外装パネル/フィルター |
掃除時間 | 約2時間 |
土日祝の対応 | 〇 |
夜間、早朝の対応 | 〇※要相談 |
対応エリア | 全国 |
品質・損害補償 | 〇 |
おそうじ本舗は、エアコンクリーニングに最も力を入れている業者の一つであり、機材や洗剤は全て独自開発したものを使用しています。
2021年から採用した「ファインバブルエアコンクリーニング」は最新の特許技術であり、泡が弾ける衝撃圧力作業を覆うようにフィンの細かい隙間の汚れまで取り除いていきます。
画像引用元/おそうじ本舗
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実際におそうじ本舗でエアコンクリーニングを利用した方の満足度は95%を達成しており、技術・サービスともにトップレベルの業者と言えるでしょう。
画像引用元/おそうじ本舗
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- 室外機:5,500円
- 防虫キャップ:1,100円
- エコ洗浄:1,100円
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定期的に特別特価などのキャンペーンも開催していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!掃除中の様子も公式サイトで確認できますよ!
おそうじ本舗 エアコンクリーニング詳細やキャンペーンが気になる方は、公式HPをチェックしてみてください。
おそうじ革命|利用者満足度が高い
画像引用元/おそうじ革命
エアコンクリーニング料金 | ・壁掛けタイプ:9,980円(税込) ・お掃除機能付きタイプ:18,700円(税込) ・天井埋込タイプ:14,300円(税込 |
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掃除箇所 | 外装カバー/エアコンフィルター/フィン/送風ファンなど |
掃除時間 | 1.5時間~3時間 |
土日祝の対応 | 〇 |
夜間、早朝の対応 | 〇※要相談 |
対応エリア | 全国 |
品質・損害補償 | 〇 |
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くらしのマーケット|業界最安値での施工が可能
画像引用元/くらしのマーケット
エアコンクリーニング料金 | ・壁掛けタイプ:4,500円(税込)~ ・お掃除機能付きタイプ:4,500円(税込)~ ・天井埋込タイプ:10,000円(税込)~ |
---|---|
掃除箇所 | 外装カバー/エアコンフィルター/フィン/送風ファンなど |
掃除時間 | 1時間~3時間 |
土日祝の対応 | 〇※業者による |
夜間、早朝の対応 | 〇※業者による |
対応エリア | 全国 |
品質・損害補償 | 損害補償あり、品質保証は業者による |
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エアコンクリーニング料金 | ・壁掛けタイプ:12,100円(税込)~ ・お掃除機能付きタイプ:18,700円(税込)~ ・天井埋込タイプ:27,500円(税込)~ |
---|---|
掃除箇所 | 外装カバー/エアコンフィルター/フィン/送風ファンなど |
掃除時間 | 1時間~1時間30分 |
土日祝の対応 | 〇 |
夜間、早朝の対応 | 〇 |
対応エリア | 東北・関東・中部・関西地方 |
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エアコンのフィン掃除に関するよくある質問
最後はエアコンのフィン掃除に関するよくある質問について答えていきます。
普段のエアコンのお手入れや掃除に活かせるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
エアコンのフィン掃除の頻度は?
エアコンのフィン掃除を含めたエアコンクリーニングの頻度は半年に1回が理想となります。
タイミングとしては夏や冬など、エアコンを毎日使用する直前が理想と言えるでしょう。
ちなみにエアコンフィルターの掃除は月に2回程度は行うようにします。
フィルターはエアコンを使用している月だけの掃除で大丈夫ですよ!
フィンのカビの取り方は?
フィンのカビの取り方は、今回紹介したブラシ「フィンコーム」や洗浄スプレーを組み合わせて行います。
ただし、自分で掃除できる範囲には限界がありますので、汚れが酷い場合や徹底的に洗浄したい場合には、専門業者への依頼がおすすめです。
熱交換器の掃除方法は?
熱交換器(フィン)は今回紹介したブラシ・洗浄スプレーを活用した掃除方法が最もおすすめです。
掃除前には、なるべく掃除機などでホコリを取り除いてから洗浄スプレーを使用しましょう。
ホコリがたくさん詰まった状態で洗浄スプレーを吹きかけると、濡れて固まり、フィンに詰まってしまう恐れがあります。
エアコンのフィンが曲がった場合どうしたらいい?
エアコンのフィンが曲がった場合は、今回紹介したステンレスのフィンコームなどを使用して、慎重に修正しましょう。
折れてしまった場合は、瞬間接着剤で取り付ける方法などがありますが、あくまでも応急処置となりますので、メーカーへ修理を依頼します。
エアコン洗浄スプレーは使用しても大丈夫?
エアコンの洗浄スプレーは使用しても問題ありません。
洗浄スプレーで全ての汚れを取り除けるわけではなく、水を使用できないため洗浄成分が内部に残ってしまう恐れがあります。
こちらに関しては、今回「アース製薬」に問い合わせてみた結果、当社で販売している「らくハピ エアコン洗浄スプレー Nextplus」に関しては、用法容量を守って使用すれば健康被害の心配は一切ないとのことでした。
そのため、エアコン洗浄スプレーは使ってはいけないというわけではありません。
エアコンのシロッコファンは自分で掃除できる?
エアコンのファン掃除も分解するのは難しいのですが、ブラシを使えば掃除可能です。
シロッコファンの隙間にフィットするブラシでこするようにして汚れを取り除いていきましょう。
まとめ
今回はエアコンのフィン掃除について解説してきました。
フィン(熱交換機)部分は水分が発生しやすく、ホコリも付着するためカビが最も発生しやすい箇所となります。
今回紹介した方法であれば、ある程度のカビ汚れを落とせますので、ぜひ試してみてください。
ただし、完全に汚れを落としきるのは難しく、分解洗浄で徹底的にキレイにしたいという方は、専門業者への依頼をおすすめします。
短時間で驚くほどキレイになり、快適にエアコンを使用できるようになるでしょう。
エアコンクリーニングをした際に出てくる黒い水は、カビが内部に発生していた証拠です。