現在はマンションやアパートだけでなく、一般的な戸建て住宅でも床材は「フローリング」が活用されています。
フローリングの木材のような質感はどのようなインテリアにも合いやすく、お手入れもしやすいことがメリットです。
しかし綺麗に見えるようでも、裸足で歩いたりすることで皮脂汚れが付着したり、窓を開けることで細かいホコリが侵入し床に溜まってしまったりしています。
この記事では、効率的にフローリングを綺麗に保つ掃除方法や、おすすめの洗剤、掃除用具などをご紹介します。
フローリングを綺麗に保つことは、フローリングの寿命を伸ばすことにも繋がりますのでぜひ参考にしてみてください。
【頻度別】正しいフローリングの掃除方法
まず、どのくらいのペースでどのような掃除を行えば良いか分からないという方も多いと思います。
以下のように頻度によって掃除の仕方を変えるのがおすすめです。
毎日の掃除 | 掃除機やクイックルワイパーを使用 |
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1週間に一度 | モップで水拭き |
1ヶ月に一度 | ウマタロクリーナーで拭き掃除 |
こちらの内容について詳しく紹介していきます。
毎日の掃除は掃除機やクイックルワイパーを使用
普段のお掃除は掃除機やクイックルワイパーを使用します。
ポイントとしては、次の3つとなります。
朝のうちにホコリをクイックルワイパーで拭き取る
ホコリは部屋の中で一度舞い上がると床まで落ちるのに時間がかかります。
夜のうちに床に落ちたホコリを朝一番にクイックルワイパーで拭き取ることで効率的に綺麗にすることができます。
クイックルワイパーは自分の奥側から手前に引き寄せるように動かし、後退しながら使用すると動きに無駄がなくなるでしょう。
大きなゴミや小石などの硬いものは手で取り除いておく
硬いものをクイックルワイパーや掃除機で引きずると床を傷つけてしまう恐れがあります。
目で確認できるものはクイックルワイパーを使う前にできるだけ取り除いておきましょう。
クイックルワイパーで取りきれなかったゴミを掃除機で吸い取る
クイックルワイパーだけではフローリングの目地に溜まったホコリを取りきれない場合があります。
その場合は掃除機を使い、フローリングの目地に沿ってヘッドをゆっくり動かし吸い上げます。
部屋の縁の壁際や窓のサッシとの境目は特にゴミが溜まりやすいので、細いノズルを使って念入りに行いましょう。
1週間に一度モップで水拭き
毎日の乾拭きだけでは、頑固な汚れや皮脂汚れなどは落ちにくいので、1週間に1度はモップや雑巾で水拭きを行いましょう。
現在はウェットタイプのクイックルワイパーシートも販売されていますが、モップや雑巾の方がより力をかけやすく、汚れを落としやすくなります。
モップや雑巾は水分が床に残ってしまわないように固く絞り、短時間で行うようにしましょう。
また、床が乾きやすいように窓を開けて換気をするか、扇風機やサーキュレーターを回しておくと良いでしょう。
床に水分が残るようなら最後に乾拭きをすることをおすすめします。
1ヶ月に一度ウタマロクリーナーで拭き掃除
水拭きで落ちない油汚れや皮脂汚れは、長期間放置するとホコリと結合しさらに落としにくくなります。
1ヶ月に1回程度、フローリング用のクリーナーを使って落としておきましょう。
後ほどご紹介しますが、フローリング用のクリーナーでは「ウタマロクリーナー」がおすすめです。
クリーナーの成分は木材の成分と反応し黒ずみをつくってしまう恐れがあるため、使用後は水拭きと乾拭きを行いしっかりとクリーナー成分を拭き取ることが大切です。
【汚れ別】フローリング掃除方法とおすすめの洗剤
フローリングの汚れには様々な原因があり、それぞれに最適な掃除方法があります。
例えば日常的に付着する油汚れや皮脂汚れ、ペットを飼われている場合はペットの抜け毛や糞尿、また床ワックスの劣化も汚れの原因となります。
ここでは、このような汚れの種類別に最適な掃除方法とおすすめの洗剤についてご紹介します。
フローリングの黒ずみの原因と落とし方
毎日クイックルワイパーや掃除機で掃除していても汚れが蓄積し、黒ずみが発生することがあります。
この黒ずみの主な原因は「付着して時間の経過した油汚れや皮脂汚れ」「アルカリ性洗剤の染み込み」「ペットの糞尿の染み込み」などとなります。
放置するとさらに落ちにくくなりますので、ひどくなる前にしっかり処置しておきましょう。
皮脂汚れ
付着して時間が経過した頑固な皮脂汚れは、床用クリーナーを汚れに吹き付け30分ほど放置し、十分に反応させてから固く絞った雑巾で水拭きしてみましょう。
クリーナーを吹き付ける際は、フローリングの継ぎ目にクリーナーが入らないように注意してください。
油汚れ
キッチン・ダイニングなどに多いのが調理の際の油飛びや食べこぼしなどによる油汚れです。
また、水垢なども放置すると黒ずみの原因となります。
油飛びや食べこぼしによる油汚れは弱アルカリ性か中性のクリーナーを使用しましょう。
水垢には酸性のクリーナー(クエン酸系など)が効果的です。
あらかじめ汚れやすい場所にはマットを敷いておくなど対策を考えておくのがおすすめです。
ペットの糞尿
ペットの糞尿は長時間放置するとシミとなり、フローリング自体が変色してしまいます。
変色してしまうと自分ではどうすることもできず、最悪フローリングの張り替えが必要となってしまいます。
ペットの糞尿はできるだけ早く、固く絞った雑巾でしっかり拭き取りましょう。
フローリングのベタつきの原因と落とし方
フローリングのベタつきは梅雨時期など湿度の高いときに床のちりやホコリが水分を吸着して発生します。
またワックスをかけている場合はワックスの劣化も原因となります。
湿気が原因の場合は、床の乾拭きで汚れや水分を取り除きましょう。
また、部屋の換気やエアコンのドライ運転などで部屋の湿度を下げる方法も併せて行うと良いでしょう。
ワックスは経年により劣化し、ベタつきが発生することがあります。
この場合は、新しくワックスの重ね塗りを行うとベタつきを抑えることができます。
とても大変な作業となりますが、1度古いワックスを剥がして塗り直すと綺麗に仕上がりやすくなります。
ホームセンターやECサイトなどでワックス剥がし専用のクリーナーも販売されていますので、しっかり仕上げたい方はチャレンジしてみてください。
細かい埃の取り方
細かいホコリを取るにはクイックルワイパーが簡単で効率的です。
朝のホコリが床に落ち切っているタイミングでワイパーがけを行いましょう。
床に落ちたホコリが舞い上がらないようにワイパーはあまり上下させず、床を一通り滑らすような感じでゆっくりと動かすようにすることがポイントとなります。
髪の毛やペットの毛の取り方
髪の毛やペットの毛もクイックルワイパーを使います。
ホコリと同じように、朝窓を開ける前にサッとワイパーで拭き取っておきましょう。
特にペットの抜け毛が多い時期などは、転がしてゴミをくっつけて取り除く「粘着ローラー」を使っても良いでしょう。
フローリング掃除の際の注意点
基本的な掃除方法は理解できたと思いますので、ここではフローリング掃除を行う際に注意しておくことについてご紹介します。
フローリングには塗装方法の違いにより掃除方法を変える必要があり、使用する洗剤も選び方によりフローリングを傷める恐れがあります。
主な注意点は以下の4つです。
- フローリングのタイプを調べてから掃除する
- ワックスがけを高頻度でしない
- 多量の水で濡らさない
- 重曹を使う際は濃くしすぎない
この内容について詳しく解説していきます。
フローリングのタイプを調べてから掃除する
フローリングには大きく分けて2種類の塗装方法があります。
塗装方法によってお手入れ方法が違いますので、自宅のフローリングがどちらのタイプかを確認しておきましょう。
オイル塗装フローリング
オイル塗装とは、フローリングの表面に植物性のオイルやワックスなどの油分を浸透させたもので、無垢材のフローリングに使われることが多くあります。
「自然塗料」とも呼ばれ木材本来の質感を得られるメリットがありますが、表面に塗膜がないので水分やクリーナーの成分が染み込みやすく、変色などが起こりやすいというデメリットもあります。
お掃除方法としては基本的に乾拭きと再塗装となります。
ウレタン塗装フローリング
ウレタン塗装は、床材の表面にUV塗料や樹脂の塗膜を張ったものです。
表面に塗膜があるのでオイル塗装に比べ耐久性も高く、お手入れがしやすいというメリットがあります。
汚れた場合も水拭きやクリーナーを使用することが可能なのでしっかり落とすことができます。
ワックスがけを高頻度でしない
ワックスはフローリングの光沢感を出すことができ、表面の保護もできますので、定期的に行うことをおすすめします。
しかし、床の表面の光沢がなくなったからといってワックスが剥がれてしまっているわけではありません。
これはワックス表面に傷が入り、光の反射が均一でなくなっているためです。
この状態で表面の汚れを落とさずにワックスを重ね塗りしてしまうと、ワックスの中に汚れが抱え込まれ、塗るたびに汚くなってしまいます。
一般的には年に1回程度のワックスがけで十分です。
もし、もっと高頻度でワックスを掛け直ししたいようなら、古いワックスを全て剥がしてから行うようにしましょう。
古いワックスの剥離にはワックス剥離剤をフローリングに吹き付け、浮き上がったワックスをスクレイパーで集めちりとりですくいあげるようにすると効率的に作業できます。
多量の水で濡らさない
フローリングは木材ですので、基本的に水分により劣化してしまいます。
製品として水への対応はされていますが、想定されている以上の水濡れはフローリングを傷めてしまいます。
フローリングに水をこぼしてしまったり、窓際で雨が当たってしまった場合などはすぐに拭き取り、しっかり乾燥させるようにしましょう。
重曹を使う際は濃くしすぎない
皮脂汚れや油汚れは酸性となりますので、弱アルカリ性の重曹を使うことで効果的に汚れを落とすことができます。
重曹は冷水では溶けにくく、熱湯では刺激が強い強アルカリ性となってしまうので40度前後のぬるま湯を使いましょう。
また、重曹水が濃すぎるとワックスを剥がしてしまいますので適度な濃さで使用することをおすすめします。
拭いた後に重曹が白っぽく残るようなら、最後にクエン酸水で拭き上げると綺麗になります。
フローリング掃除におすすめの洗剤5選
フローリング通常掃除としては乾拭きが基本で、必要に応じて水拭きを行います。
しかしそれだけでは落ちきれない汚れについてはフローリング用のクリーナーを使う必要があります。
ここではフローリング掃除におすすめの洗剤を5つご紹介します。
ウタマロクリーナー|万能クリーナー
画像引用元/ウタマロ石けん公式
ウタマロクリーナーは手肌と環境に優しいアミノ酸系洗浄成分で、中性タイプなので嫌なニオイもなく、素手でも使うことができます。
中性洗剤ですが、油汚れもしっかりと落とすことができ、フローリングの他、キッチンやお風呂そうじにも使えます。
安全性と洗浄力が両立した、まさに万能なクリーナーとなっています。
アズマジック スーパーマルチ洗剤|頑固な汚れにおすすめ
画像引用元/アズマの快適百貨
元々業務用に開発されたものを家庭向けにアレンジして発売されたクリーナーで油汚れから水垢まで様々な汚れに対応しています。
ハウスクリーニングのプロの意見を集めながら現場でも耐えうる製品となっています。
泡状の洗剤がしっかり汚れに入り込み、細かく分解し頑固な汚れもスッキリ落とすことが可能です。
マイペット ハンディスプレー|二度拭き不要
画像引用元/花王公式
住まいの拭き掃除に幅広く使えるスプレータイプのクリーナーです。
フローリング以外でも照明器具や家電、家具など様々な場所で使用できます。
除菌も一緒に行うことができ、2度拭きがいらないので掃除の時間をできるだけ短く終わらせたい人におすすめです。
超電水クリーンシュシュ|赤ちゃんのいる家庭でも安心
画像引用元/株式会社ケミコート
超電水クリーンシュシュは水を電気分解してつくったアルカリイオン水100%の除菌洗浄水となります。
アルカリイオン水なので拭き残りは水と同様に蒸発し、2度拭きの手間がありません。
通常の水より浸透力が強く、汚れの細部に浸透し、汚れを浮き上がらせることで洗浄することができます。
もちろん合成界面活性剤なども含まれていないので、環境に優しく赤ちゃんのいるご家庭でも安心して使用することが可能です。
暮らしの重曹せっけん 泡スプレー|重曹の効果を実感できる
画像引用元/ミヨシ石鹸公式
石けんと重曹の力で汚れをしっかり落とすクリーナーです。
泡タイプなので汚れのある箇所にしっかり浸透してスピーディーにそうじを行えます。
手肌にも優しい成分で手荒れの心配もありません。
爽やかなユーカリ系の香りもクセがなく、誰にでもおすすめできるクリーナーです。
フローリング掃除には手作り洗剤もおすすめ!作り方を解説
急に掃除の必要があり、フローリング用のクリーナーがない場合などはキッチンにある「食器用洗剤」でフローリング用の洗剤を作ることができます。
作り方と注意点を詳しくご紹介していきます。
食器用洗剤(中性)と水を計量する
まず容量ですが、水1リットルに対して食器用洗剤を5滴ほど(100倍希釈)となります。
使う食器用洗剤は中性タイプを使用してください。(弱アルカリ性の洗剤はワックスを傷める恐れがあります。)
食器用洗剤(中性)を水と混ぜる
洗剤と水を軽く混ぜます。
洗剤の界面活性剤が上部に少し泡立つくらいで問題ありません。
スプレーボトルに入れる
作ったクリーナーをスプレーボトルに移します。
ボトルは100円ショップなどで購入できるもので大丈夫です。
使用済みのボトルを使う際は前の残留物が残らないようによく洗っておきましょう。
また、自作した洗剤は希釈しているため、防腐剤も薄まっており腐敗しやすいので使用する分を作るようにし、1回で使い切るようにしてください。
手作り洗剤が床に残ると黒ずみの原因となりますので、使用の際はしっかり拭き取る必要があります。
フローリング掃除におすすめグッズ5選
ここまでの掃除方法でいくつかの掃除グッズが登場しています。
特に拭き掃除で重宝するフロアワイパーや、ワイパーにつけるお掃除シートは必須のアイテムとなりますが、そのほかにもあると便利なグッズが多数あります。
ここでがフローリング掃除であると便利なおすすめグッズについてご紹介します。
モップ:クイックルワイパー
画像引用元/クイックルワイパー/花王株式会社
お掃除方法の章で登場したフローリングワイパーとしておすすめするのが花王が販売する「クイックルワイパー」です。
約30年前から販売されているロングセラー商品で、何度かの改良を行い現在も人気の商品となっています。
シート:クイックルワイパー 立体吸着ドライシート
画像引用元/花王/製品カタログ/クイックルワイパードライシート
クイックルワイパーに装着して使用するシートです。
クイックルワイパーでは、乾式の「ドライシート」と水拭きのできる「ウェットシート」がありますが、フローリングでは基本的に乾いたドライシートを使用しましょう。
ちりとり:CCP 電気ちりとり
画像引用元/CCP生活家電
CCPが販売する「電気ちりとり」は、フロアワイパーとセットで使う新しいタイプの掃除機です。
製品内にゴミパックがセットでき、フロアワイパーで集めたゴミを近づけると吸引が始まり、集めたごみを溜めることができます。
ペットを飼っている人はペットの抜け毛や猫砂、ドライフードなど1回のフロアワイパーでは取りきれないことがあると思いますが、この電気ちりとりを使えばシート1枚で大量のゴミを掃除することが可能となります。
スリッパ:マイクロファイバー モップスリッパ
画像引用元/レック公式
モップとスリッパを一緒にした製品で、スリッパの裏にマイクロファイバー製のモップがついています。
通常のスリッパと同じように履いてお部屋を移動するだけで床のホコリを吸着し掃除もすることが可能です。
モップスリッパはほとんどの製品が洗えるので、汚れたら自宅で洗濯し、いつでも綺麗な状態で使用できます。
仕事や他の家事で忙しく、フローリングの掃除をする時間が取れないという方にお勧めの商品となっています。
ヘラ:イノウエ カーボン製 お掃除ヘラセット
画像引用元/イノウエ工具公式
フロアワイパーや雑巾で落ちないこびりついた固形物などの汚れを落とす際に使うヘラのセットです。
炭素入りで通常のプラスチック製のヘラより強固で長持ちし、金属製のものよりフローリングへのダメージも少なくて済みます。
フローリング掃除でどうしても落ちない汚れは業者に依頼がおすすめの理由
フローリング掃除で、「いろいろ試したがどうしても落ちない汚れがある」「時間がなく、フローリング掃除をそこまで念入りにすることができない」という方は専門業者に依頼する方法があります。
ここではフローリング掃除を業者に依頼するメリットについてご紹介します。
汚れがしっかり落ちる
前述した通り、フローリングの汚れには様々な種類があります。
クリーニング業者は汚れごとの洗浄方法を熟知していますので、付着している汚れに合わせて最適な洗浄方法を行うことが可能です。
また、専用の掃除用具も一通り準備していますので、素人が使えない掃除用具でしっかり綺麗にできるのです。
フローリングの光沢が復活する
基本的に業者にフローリングの掃除を依頼するとワックスがけまで行ってくれるので、当初の輝きを取り戻すことができます。
ワックスは作業時の温度や湿度によって仕上がりに違いが出やすく、初心者はムラになりがちですが、業者に依頼すると作業環境を考慮して行なってくれるのでとても綺麗に仕上がります。
今後の掃除が楽になる
一度業者に掃除してもらうと、仕上がりが綺麗なのでその後の掃除も簡単になります。
床は部屋の中で一番広い面積を占めているので、フローリングが綺麗になると全体のイメージもワンランクアップします。
汚れが気になったり、仕上がりに不満があるようなら一度業者に依頼することをおすすめします。
フローリング掃除におすすめのハウスクリーニング業者3選
実際にハウスクリーニング業者にフローリング掃除を依頼したい場合、どの業者に頼めば良いか悩む方もいると思います。
ここではフローリング掃除に対応しているハウスクリーニング おすすめ業者3社をご紹介します。
ワックスの種類を選べたり、オプションでワックスの剥離洗浄を追加できたりといった特徴がありますので詳しくみていきましょう。
おそうじ本舗
画像引用元/おそうじ本舗公式
おそうじ本舗ではフローリングを専用機材でしっかり洗浄し、ワックスを2回塗布します。
2回塗布することにより、驚きの輝きを取り戻し、さらに床材をしっかりガードして床材へのダメージを削減できます。
また、エコワックス、抗菌ワックス、高耐久ワックス、など数種類のワックスから自分に合わせたワックスを選ぶことも可能です。
さらに長期間放置したフローリングの劣化したワックスを除去する「ハクリ洗浄ワックス」もオプションで依頼することができます。
作業については「家具の移動」や、「壁や建具への養生」などの準備もしっかり行いますので安心して依頼することができるでしょう。
初めてフロアクリーニングを依頼する方や、忙しいので「すべてお任せしたい」という方におすすめできるハウスクリーニング業者です。
価格 | 13,200円(税込)/フローリング床(10帖以下一律) |
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作業時間 | 作業範囲により変動 |
オプション | ハクリ洗浄ワックス(1帖につき3,300円) |
不動産会社の広告間取り図は「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」により、基本的に「1帖=1.62㎡」で計算されます。
つまり、10帖を平米数で表すと、1帖(1.62㎡)×10=16.2㎡となり、縦3.6メートル、横4.5メートルとなります。
ただし、関西地方で採用されている「京間」は1帖=約1.82㎡となりますので地域により広さが違う場合もあります。
一律料金で安心して依頼できるおそうじ本舗のフローリング洗浄で、驚くほどピカピカなフローリングを体験してみたい方は公式サイトをチェックしてみてください。
ダスキン
画像引用元/ダスキン公式
ダスキンでは床材に合わせた洗剤と器材で、汚れを浮き上がらせしっかり落とすので作業時に床を傷めることなく綺麗にしてくれます。
ワックスには抗菌タイプも用意され、フローリング以外にも化学タイルや、クッションフロアのワックスがけにも対応しています。
無料で訪問見積もりが可能ですので予算が気になる方はこちらも活用してみましょう。
ダスキンでは地域により価格が異なりますので、下記価格表で自分の対象地域を確認してください。
東京・神奈川 | 6帖 10,081円〜(税込) |
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茨城・栃木・群馬・千葉・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・奈良・京都・大阪・兵庫・和歌山 | 6帖 10,081円〜(税込) |
上記以外のエリア | 6帖 8,737円〜(税込) |
※作業範囲は6帖、10帖、15帖、20帖の広さで料金が設定されています。
長年の豊富な実績から、自宅のフローリングに最適な洗浄を行なってくれるダスキンのフロアクリーニングで、美しいフローリングを復活させたいという方は公式サイトをチェックしてみましょう。
おそうじ革命
画像引用元/おそうじ革命公式
おそうじ革命では、「拭き清掃+掃除機がけ」「清掃+スタンダードワックス」「清掃+ハイグレードワックス」の3つのメニューから選ぶことができます。
価格 (㎡単価) |
作業内容 | |
---|---|---|
拭き清掃+掃除機がけ | 330円(税込) | フロア全体の拭き掃除・掃除機がけ |
清掃+スタンダードワックス | 605円(税込) | フロア全体の拭き掃除・掃除機がけ ・スタンダードワックス塗布 |
清掃+ハイグレードワックス | 1,100円(税込) | フロア全体の拭き掃除・掃除機がけ ・ハイグレードワックス塗布 |
※ハイグレードワックスは仕上がりの光沢感がアップし、フローリングの保護効果の高いワックスです。
ワックスがけが不要の場合に低価格のメニューがあるのは嬉しいポイントです。
また、オプションとして、「剥離洗浄」「カーペット洗浄」「カーペット防汚コーティング」などもありますので、自分の希望に合わせて最適なメニューを選ぶことが可能です。
- 剥離洗浄:1,100円
- カーペット洗浄:1,100円
- カーペット防汚コーティング:1,100円
※価格は㎡単価・税込表記です
例えば、6帖の部屋だと「1帖=1.62㎡」となりますので、「1.62×6=9.72㎡」となり、「清掃+ハイグレードワックスコース」の場合、料金は10,692円(税込)となります。
コースやオプションメニューも豊富なおそうじ革命のクリーニングで入居当初の輝きのあるフローリングを取り戻したい方は公式サイトをチェックしてみてください。
フローリング掃除によくある質問
最後に、フローリング掃除について以下のよくある質問についてご紹介します。
Q フローリングの掃除の裏ワザは?
Q 食べこぼしの掃除は何がおすすめ?
Q 水垢の掃除の仕方は?
Q フローリングの掃除で使ってはいけない洗剤は?
フローリングは何で拭いたらいいですか?
ホコリの除去などの日常の掃除は乾式のフロアワイパーで行うことをおすすめします。
皮脂汚れや油汚れなど頑固な汚れが付着した場合は、固く絞った雑巾で拭き、必要に応じてクリーナーを使用してください。
フローリングの掃除の裏ワザは?
米ぬかにはワックス成分が含まれていますので、雑巾をとぎ汁に浸しフローリングを拭くことで床にツヤがでます。
フローリングワイパーの使用時にゴミの吸着がイマイチと感じた時は、シートとワイパーの間に緩衝材(プチプチ)を挟むと凹凸ができ、しっかり吸着してくれるようになります。
食べこぼしの掃除は何がおすすめ?
食べこぼしの汚れは水拭きで拭きとりましょう。
落ちにくい場合は床用クリーナーか中性洗剤と水で洗浄剤をつくり、スポンジや雑巾で落とした後、水拭き→乾拭きで仕上げます。
水垢の掃除の仕方は?
水垢はアルカリ性の汚れになりますので酸性の洗剤が効果的です。
クエン酸水や、クエン酸系のクリーナーを使って汚れを落とし、水拭き→乾拭きを行いましょう。
フローリングの掃除で使ってはいけない洗剤は?
アルカリ性の洗剤はワックスを傷めてしまうので使用は避けましょう。
頑固な油汚れなどが落ちない場合は弱アルカリ性の洗剤か中性洗剤を使い、最後に固く絞った雑巾などでしっかり洗剤の成分を除去しておきます。
まとめ:フローリング掃除は洗剤選びが大事
フローリングは、カーペットや畳などに比べ掃除が簡単なので手を抜いてしまいがちですが、しっかり掃除しておくことで綺麗な状態を長持ちさせるだけでなく、床材自体の劣化を防ぐこともできます。
汚れの種類や床材の種類によりお掃除方法や使える洗剤も変わってきますので、洗剤の効果や使用方法をしっかり理解し、適切な方法でメンテナンスを心がけましょう。
また、フローリングのワックスがけは初心者が失敗しやすい作業ですので、一度綺麗な状態を体験するためにもプロにお願いしてみることをおすすめします。
お部屋の印象はフローリングの仕上がり具合で大きく変わります。
おしゃれなインテリアがしっかり映えるようなピカピカのフローリングを目指しましょう。
無垢フローリングに施されることが多い「オイル塗装」は表面に塗膜がないため、水分が染み込みやすく表面の毛羽立ちや白濁を起こす恐れがありますので水拭きは極力避けましょう。