お掃除機能付きエアコンでもエアコンクリーニングは必要！安い業者は？

このように誤った解釈をされている方が非常に多いです。

結論から言うと、お掃除機能付きエアコンであってもエアコンクリーニングは必要です。

なぜなら、お掃除機能付きとは言っても、エアコン内部を自動で綺麗に掃除してくれる訳ではないからです。

実は、定期的なメンテナンスをせずに放置した場合、下記のような原因になることもあるんです。

• 内部でカビが繁殖
• 不快な臭いが発生
• エアコンの寿命に影響
• アレルギー性の体調不良

こちらの記事では、お掃除機能付きエアコンの見分け方やエアコンクリーニングが必要な理由について詳しく解説しています。

また記事の後半では、安いエアコンクリーニング業者を紹介していますのでぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

お掃除機能付きエアコンの見分け方

自宅のエアコンがお掃除機能付きエアコンかどうかわからないという方も多いのではないでしょうか。

いくつか見分け方がありますので、まずはお掃除機能付きエアコンの見分け方について解説していきます。

見分けるポイントは以下の5つです。

• リモコンに「掃除」ボタンがある
• 本体に奥行きと厚みがある
• ダストボックスがある
• 汚れ自動排出の機能がある
• 機種の型番で見分ける

簡単に見分けやすい順番にご紹介していきますので、一緒に確認していきましょう。

リモコンに「掃除」ボタンがある

エアコンのリモコンに下記のボタンがついている場合は、お掃除機能付きエアコンになります。

• 掃除
• 手動掃除
• フィルター掃除
• 洗浄

いずれのボタンも、自動で掃除をしてくれるのはフィルターのみです。

また機種によってはリモコンに「内部クリーン」「内部洗浄（シャープ）」というボタンがありますが、これはカビの発生を防ぐために内部を乾燥する機能です。

エアコンの内部クリーンボタンは、自動フィルター掃除のボタンとよく勘違いされるため気をつけましょう。

本体に奥行きと厚みがある

お掃除機能付きエアコンは、通常の壁掛けタイプのエアコンと比較して本体に奥行き（厚み）があります。

これは、エアコン内部にお掃除ロボットが内蔵されているため、通常よりも厚みのある規格になっているからです。

ただし、最近はダイキンのCXシリーズのように薄型のモデルもあるため、見た目で判断できないケースもあります。

もし見分けがつかない場合は、次の目次で紹介するダストボックスの有無で判断しましょう。
　

ダストボックスがある

お持ちのエアコンの本体カバーを開けたときにダストボックスが見える場合は、お掃除機能付きエアコンになります。

ダストボックスとは、フィルターの汚れを溜めておくゴミ箱のような役割をしています。

ちなみに、ダストボックスに汚れが溜まったサインである「お手入れランプ」「チェックランプ」が点灯したら、自分でダストボックスを掃除する必要があります。（TOSHIBA製品の場合）

　

汚れ自動排出の機能がある

パナソニック製のお掃除機能付きエアコンには、先ほど解説した「ダストボックス方式」とは別に「自動排出方式」のモデルがあります。

自動排出方式とは、フィルターに溜まったホコリなどの汚れを屋外へ自動排出してくれる機能です。

なお、2020年以降に発売された一部の機種は、エアコン本体の左側に「ダストボックス方式」または「自動排出方式」と表示があるため見分けるポイントになります。

　

機種の型番で見分ける

今まで紹介したやり方でも見分けがつかない方は、機種の型番で見分ける方法をご紹介します。

お掃除機能付きエアコンには、各メーカーごとに共通の型番があります。

例えば、このダイキン製のエアコンの場合、型番が「AN-36RRS-W（2014年式）」となっており、お掃除機能付きエアコンのシリーズとして発売されたモデルになります。

型番がどこに記載されているかについては、下記の画像を参照してください。

おそうじ本舗の公式サイトでは、各メーカーごとにお掃除機能付きエアコンに該当する型番の一覧が確認できます。

お持ちのエアコンが該当するかわからない場合は、ぜひ活用してみてくださいね。

お掃除機能付きエアコンの掃除範囲とクリーニングが必要な5つの理由

次にお掃除機能付きエアコンが自動でお掃除してくれる範囲と、クリーニングの必要性について解説していきます。

こちらでは以下の5つのトピックに分けて詳しく解説していきます。

• フィルター以外は掃除してくれない
• 放置すると故障の原因になる
• エアコンの機能が低下する
• カビが繁殖して嫌な臭いがする
• エアコンが原因で体調不良になる

こちらで紹介する内容は、エアコンの寿命や私たちの健康に関わる内容になっています。

快適に過ごすために重要なポイントになるため、一緒に確認していきましょう。
　

フィルター以外は掃除してくれない

各メーカーからお掃除機能付きエアコンが発売されていますが、どの機種も自動でお掃除してくれるのはフィルターのみ。

フィルター以外のエアコン内部に溜まった汚れを綺麗に取り除くためには、高圧洗浄など専用の資器材を使う必要があります。

また、お掃除機能付きエアコンは内部が精密な作りになっているため、プロの業者に依頼するのが一般的です。
　

放置すると故障の原因になる

使用する環境によりますが、エアコン内部に溜まったカビやホコリは放置していると故障の原因になることがあります。

また、エアコン内部に溜まったホコリは詰まることがあり、それが原因で電気代が上がることも。

長く大切に使いたいエアコンであれば、プロによる定期的なメンテナンスをおすすめします。
　

エアコンの機能が低下する

エアコン内部に汚れが溜まってくると、熱交換器がうまく作動しないことで冷暖房や風量の機能が低下することがわかっています。

当サイトで集めた口コミでも、クリーニング後に風量がアップしたという声はたくさん寄せられています。

フィルター清掃をしてもエアコン機能が改善しない場合は、プロの業者に内部を洗浄してもらうことで改善する可能性が高いです。
　

カビが繁殖して嫌な臭いがする

エアコンの運転を開始すると、カビの臭いや酸っぱい臭いなどの不快な臭いがしてくることがあります。

これは、内部に溜まったエアコンのカビなどの汚れが原因で異臭を発生させているからです。

フィルター清掃では内部の汚れまできれいにできないため、臭いを完全に取り除くのは難しいでしょう。

エアコンが臭いと感じた時はエアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。

　

エアコンが原因で体調不良になる

エアコン内部は湿気が溜まりやすい場所のため、カビが発生しやすい環境になっています。

カビは不快な臭いを発生させるだけでなく、人によってはアレルギーや肺炎の原因になることもあります。

エアコンをつけると体調が悪くなるというご家族がいる場合は、早めにプロの業者に清掃してもらうことをおすすめします。

お掃除機能付きエアコンクリーニングの費用を徹底比較

お掃除機能付きエアコンを業者に依頼した場合、費用がどれくらいかかるのか気になりますよね。

こちらでは、以下の人気エアコンクリーニング業者8社をピックアップして紹介していきます。

• ダスキン
• ベアーズ
• カジタク
• おそうじ本舗
• おそうじ革命
• ハートクリーニング
• くらしのマーケット
• ユアマイスター

業者選びは、単に費用が安いという理由だけで選ぶと失敗する可能性があります。

そのためこちらでは、業者選びでよく比較される特徴や対応範囲についてもご紹介しています。

また、一番安く依頼するための方法もまとめていますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
　

料金を比較

おすすめのエアコンクリーニング業者8社の料金を表にまとめました。

1台あたりの価格が高い順番に並べています。

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※2023年5月調査時点

1台あたりの費用はダスキンが一番高く、ハートクリーニングが一番お得という結果になりました。

お掃除機能付きエアコンの費用相場は、約2万円前後を目安にしておくといいでしょう。

次の目次では、支払い方法や女性スタッフの対応など、よく比較検討される情報についてまとめました。
　

特徴・対応範囲で比較

こちらでは各業者の特徴や、対応範囲について表にまとめました。

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※2023年5月調査時点

エアコンクリーニング業者は資器材の運搬があるため車移動が基本です。

自宅周辺に一時駐車ができない場合は、別途交通費がかかることがあります。

また、女性スタッフの対応を希望する場合、対応できる業者とできない業者がある点もポイント。

金額だけではなく、上記の情報も人によっては比較材料になると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
　

一番安く依頼するならマッチング型サービス

先ほど紹介した業者は、フランチャイズ型の営業形態になります。

安いエアコンクリーニング業者を探すならマッチング型のサービスがおすすめです。

マッチング型の代表といえるのが、くらしのマーケットやユアマイスターです。

プロ（業者）と顧客をつないでくれる、最近ではとても人気の業態ですよ。

人気の理由はコスパの良さ！になるのですが、実際にどれくらいお得なのか見ていきましょう。

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※2023年5月調査時点
※全国人気1位〜5位の価格を参照

フランチャイズ型サービスの費用相場は約2万円前後でしたが、マッチング型サービスの場合は11,000円〜15,000円の価格帯で依頼ができます。

マッチング型サービスに出店している業者は、個人事業主として活動している方が多いのが特徴です。

そのため、一般的な業者よりもお得に依頼ができるようになっているのですが、注意点もありますので気になる方は口コミをしっかりチェックするようにして下さいね。

お掃除機能付きエアコンクリーニングのよくある質問

　

なぜ通常エアコンよりも費用が高い？

お掃除機能付きエアコンは、通常のエアコンよりも内部構造が複雑にであることが特徴です。

そのため、分解作業に時間がかかることや、技術的に難しいことから費用が高くなる傾向があります。
　

自分で分解することはできる？

もし専門の知識が無い場合、自分で分解することは故障のリスクがあるためおすすめしません。

お掃除機能付きエアコンは、フィルターを自動清掃するための精密機器が内蔵されているため、通常のエアコンよりも配線が複雑になっています。

ある程度の知識が無い場合、分解したあとに元の状態に戻せなくなる可能性が高いため自身が無い方は辞めておきましょう。
　

クリーニングは1年に何回が目安？

使用する環境によりますが、エアコンクリーニングの頻度は1年に1回程度を推奨する業者が多いです。

ただし、以下の条件に当てはまる方は1年に2回など頻度を高める必要があります。

• 室内の湿気が多い
• タバコを吸う家族がいる
• 設置場所がキッチン付近
• 自宅前の交通量が多い
• ペットを飼っている

エアコンの大敵は主に「カビ」になるため、湿気が多い場合は依頼する頻度を高めた方がいいでしょう。

また、タバコやキッチンの油汚れは放置するとプロでも落とせないガンコな汚れになってしまうので注意が必要です。

まとめ

今回は、自動お掃除機能が付いているエアコンについて詳しく解説していきました。

この機能はあくまでフィルターの汚れのみ掃除してくれるものになるため、その他のエアコン内部は綺麗になりません。

こまめエアコン内部をお掃除をすることで、より長期的に快適に過ごせる時間が増えるようになります。

こちらの記事を参考にしていただき、定期的にプロの業者に依頼を検討してみてくださいね。