エアコンの使用が必要な時期になると「エアコンクリーニングは何年おきに依頼する必要がある?」と気になりますよね。
昨年おすすめのエアコンクリーニング業者に依頼したけど今年も業者へ依頼する必要があるのかどうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
エアコンクリーニングは決して安価なものではないため、エアコンクリーニングの適切な頻度を知ることはとても大切です。
この記事ではエアコンクリーニングの頻度と依頼する際の判断基準や安い時期などの役立つ情報を紹介しています。
逆に依頼しない方がいいケースや依頼して後悔した話などもまとめていますのでぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
エアコンクリーニングの頻度はどれくらい?
こちらではエアコンクリーニングを業者に依頼する最適な頻度についてまとめました。
持ち家ではなく、賃貸物件にお住まいの方の場合も紹介していますので詳細を見ていきましょう。
基本は1年に1〜2回を推奨
当サイトでは様々なエアコンクリーニング業者のサイトをチェックしてみたところ、どの業者も1年に1〜2回を目安に依頼することを推奨していました。
ただし、エアコンクリーニングの必要性は使用している環境によって大きく変化します。
例えば
- タバコを吸う人
- キッチンの近くにエアコンを設置している人
こちらに該当する方の場合は1年に1〜2回は検討した方が良さそうです。
ただし、空気が汚れにくい環境の場合は、2年に1回ほどの頻度でも十分ですと答える業者さんもいます。
目安がわかりにくいと感じる方は、このあと紹介するエアコンクリーニングを依頼する判断基準の目次を参照してみてください。
賃貸物件の頻度の目安は?
賃貸物件の場合は、エアコンを自身で設置したのか、物件に備付の設備品なのかによって変わってきます。
自身で設置した場合は自分自身で業者に依頼すると良いですが、備付エアコンの場合は所有者が大家さんになるため、クリーニング代を大家さんが負担してくれる可能性があります。
事前に管理会社もしくは大家さんに連絡をして、まずはエアコンクリーニングを業者に依頼するかどうかを確認することをおすすめします。
ちなみに管理会社の連絡先は
- 賃貸契約の書類
- 物件の共用部(エントランス、壁、掲示板)
などに掲示されていることがほとんどですので、確認してみてください。
エアコンクリーニングを業者に依頼する必要性はある?
エアコンクリーニングを年1〜2回も依頼していると、もちろん費用もその分高くなってしまいますよね。
費用のことを考えると、できることならなるべく依頼したくないと考える方もいるでしょう。
こちらでは、そもそもエアコンはクリーニング業者にお金を払って依頼する必要性についてまとめました。
フィルター清掃だけでは落としきれない
エアコンは自身で掃除できる範囲が少なく、フィルターのホコリ取りと本体周りを綺麗に拭き取る程度が一般的な清掃範囲です。
しかし、実際はフィルターのもっと奥にあるエアコン内部の方にホコリやカビは溜まっているため、しっかりと汚れを落としたい場合は分解作業が必要になります。
分解作業を素人がやると故障させてしまうリスクがある上に、非常に時間がかかってしまうため、プロにお願いした方がコスパも良くておすすめです。
市販の洗浄剤では汚れが落とせない
エアコンクリーニング業者は自社で開発した洗浄剤、もしくは業務用の洗浄剤を使って作業を行います。
というのも、市販品だと洗浄力が弱く、完全に汚れが落とせないからです。
また業者の方は、汚れを落とす際の高圧洗浄や汚れが飛ばないように保護するカバーなど専用の資器材も駆使して作業します。
これらの道具を素人が0から準備をしようとするとかなり高額になってしまうため、プロに依頼した方がコスパが良いということですね。
お掃除機能付きはフィルターのみ
自動お掃除機能付きのエアコンの場合は、勝手に掃除してくれるから依頼しなくても良いのでは?と感じますよね。
しかし、自動お掃除の機能で掃除してくれるのはフィルターのみで、エアコン内部のホコリやカビまでは綺麗に掃除はしてくれません。
さらに、自動お掃除機能付きエアコンの場合、通常のエアコンと比べて分解の作業も難易度が上がるため、なおさら素人では難しい作業になってしまいます。
放置したカビは臭いや体調不良の原因にも
エアコン内部の汚れを放置すると、健康面に悪影響を及ぼすカビが発生する可能性が高まります。
場合によってはカビの影響による肺炎を起こす方もいるため、小さなお子さんなどがいるご家庭は特に注意が必要です。
また汚れを放置するとエアコンの故障の原因になることもあるため、やはり適度にプロの業者に依頼していた方が安心ですね。
エアコンクリーニングをプロにお任せする5つのメリット
これから初めてエアコンクリーニングを依頼しようと検討している方は、わざわざ業者に依頼するメリットが本当にあるのか気になりますよね。
プロにお任せするメリットは以下の5つにまとめることができます。
- カビやホコリが綺麗に落ちる
- 風量など機能が向上する
- 電気代の節約につながる
- エアコンの寿命が伸びる
- 健康被害を未然に防ぐ
それでは内容を見ていきましょう。
掃除の時短になる
エアコンクリーニングの業者は、エアコン内部だけでなくフィルターなども一緒に清掃してくれるため、自分たちで行うエアコン掃除の時短につながります。
また、低価格帯の業者に依頼する際の注意点として、施工時間を短くすることで単価を安くして適当に切り上げるような悪質な業者もいるため注意しておきましょう。
なお、おそうじ本舗などの人気業者は、最新の資器材を投入してるため施工時間を短くしながら綺麗に汚れを落としてくれます。
風量などの機能が向上する
エアコンクリーニングを実施することで、エアコン自体の風量やクーラーなどの機能が向上する事例がとても多いです。
正確には向上するというより、本来の機能を取り戻すといったことになりますが、使用中は風量や冷暖房の機能の衰えは気づかないものです。
施工後はエアコンの効きが段違いに変わったというコメントがとても多いので、プロの業者に依頼する最大のメリットといえます。
電気代の節約につながる
ホコリなどの汚れが溜まるとエアコンが余計に稼働することで電気代が上がるケースがあります。
そのため、クリーニング後に本来の機能を取り戻したエアコンは、電気代の節約に繋がるということです。
快適になるだけでなく節電効果もあるため、エアコンクリーニングをすることは生活の質向上にもつながりますよ。
エアコンの寿命が伸びる
エアコンクリーニングをせずに長期間にわたって放置してしまうと、溜まった汚れが原因で故障の原因になることがあります。
そのため、エアコン清掃を定期的に行うことは、エアコン本体の寿命を伸ばすことに繋がると言われています。
大切に長く使用していきたいと考えている方は、ぜひ定期的なクリーニングを依頼してくださいね。
体調不良になる可能性を未然に防ぐ
エアコンのパーツにカビが繁殖してしまうと、吹き出し口から風に乗って内部のカビも部屋中に広がってしまいます。
全然平気という方もいますが、中にはカビの影響で体調不良を起こす方もいるので油断できません。
健康への被害を未然に防ぐという意味で、エアコンクリーニングは定期的にプロにお任せすることをおすすめします。
エアコンクリーニング業者の中でおそうじ本舗は唯一、完全分解洗浄をすることが可能です。
エアコン カビを徹底的に除去したい人は、おそうじ本舗のサイトをチェックしてくださいね!
エアコンクリーニングしない方が良いケース
エアコンクリーニングは定期的に依頼することをおすすめしていますが、逆に依頼しない方が良いケースはあるのでしょうか。
今回は依頼しない方が良い4つのケースをご紹介します。
- エアコンから異音がする場合
- 10年、20年以上の機種
- 分解が難しい機種
- 賃貸に備付エアコンの場合
それぞれ詳細を見ていきましょう。
エアコンから異音がする場合
エアコン本体から変な音がしている、また最近リモコンで操作しても動きがおかしいなどの場合はクリーニング業者ではなくメーカーに相談することをおすすめします。
エアコンから臭いがする場合は汚れの可能性が高いですが、動作自体がおかしい場合は本体の寿命が近い可能性があるからです。
無理に清掃すると故障の原因になるため、その場合は依頼するのは控えるようにしましょう。
10年、20年以上の機種
エアコンの修理パーツは、製造されてから10年間がメーカーの保管期間になります。
そのため製造年から10年以上が経過しているエアコンの場合は、業者の補償対象外になっているケースがあります。
お願いすれば業者の方も受けてくれる可能性はありますが、故障した場合の補償内容などは事前に確認しておくことをおすすめします。
分解が難しい機種
こちらは素人では判断できませんが、エアコンの分解が難しい場合は業者側から断られるケースがあります。
理由としては、無理に分解をすることで故障のリスクがあるだけでなく、室外機の設置場所によっては作業員が危険だからです。
業者に申し込みをする際に必ず機種を事前に伝えるようになっているため、断られた場合はしっかりと理由を聞いておきましょう。
賃貸に備付エアコンの場合
もし自宅が賃貸契約でエアコンがもともと備付だった場合、先ほど紹介した上記3つに該当していたら管理会社か大家さんに連絡をしましょう。
賃貸物件の場合、備付設備の不具合については管理会社もしくは大家さんが対応することになっています。
機種が古い場合は、大家さんの意向次第では新品に交換もしてくれる可能性もあるため、不具合の症状がある場合はぜひ相談してみてください。
エアコンクリーニングで後悔した話
エアコンクリーニングを業者に依頼したことがある方に向けてアンケートをとった結果、様々な後悔話が集まりました。
今回はその中でも多かった後悔ポイントを5つにまとめて紹介していきます。
- もっと比較すれば良かった
- 割引キャンペーンを活用すればよかった
- 相見積もりしたら良かった
- 繁忙期に予約してしまった
- 低価格業者に依頼して失敗
それでは詳細を見ていきましょう。
もっと比較すれば良かった
インターネットで検索するといろいろと業者は出てきますが、調べるのはやはり大変ですよね。
当サイトでもおすすめのエアコンクリーニング業者を比較していますのでぜひご活用ください。
割引キャンペーンを活用すればよかった
30代女性
いつも自分の普段の掃除が行き届かない大掃除になる場所はおそうじ本舗へ依頼していたので、購入から数年経ってるエアコンもおそうじ本舗は依頼しました。特にキャンペーンなどもなく、普通に料金がかかってしまったのでその時は何とも思わなかったのですが、後々他の掃除業者は初回キャンペーン割引とかしているのを知り、もっと色々な情報を得るべきだったなと後悔しました。
依頼する時期によっては割引キャンペーンが実施されていないことがあります。
また、複数台を依頼すると割引になるキャンペーンを実施している業者もあるため、公式SNSなどで過去のキャンペーンを確認するのもおすすめ。
相見積もりしたら良かった
30代男性
色んなところの見積もりを取らずに行ってしまった為、相場がわからないまま業者にお願いしてしまいました。業者を選別したらもう少し安くクリーニングをしてもらえたと後で知り失敗したなと思いました。
相見積もりをすることで割引してもらえる可能性がある上に、相場の目安がわかるというメリットもあります。
特に初めて利用する方は相場がわからないと思いますので、少し手間ですが相見積もりしてみることをおすすめします。
繁忙期に予約してしまった
40代女性
夏になる前にエアコンクリーニングを依頼したので早い時期に依頼したと自負していましたが、それは間違いでした。この時期は私と同じ様な気持ちのお客様がたくさんいて、土日は予約が取りにくかったです。もっと早く依頼すればよかったです。
エアコンクリーニングは梅雨に入る時期が繁忙期になるため、夏前あたりは一番混雑している可能性があります。
お勤め先の関係で土日祝などがお休みの方は、時期によってはなかなか予約が取れないこともあるため要注意です。
低価格業者に依頼して失敗
匿名希望
くらしのマーケットで見積もり金額が一番低い業者に依頼しました。その業者は個人経営で、一人で作業されていました。一人作業なので2時間くらいかかり、クリーニング前後で、効果はあまり感じませんでした。
最近は低価格で依頼を受けてくれる業者も増えてきましたが、それに伴いクレームのような口コミも増えている印象を受けます。
見積もりや日程調整をする際に、クリーニングの作業内容や作業時間などはしっかりと事前確認しておくことをおすすめします。
エアコンクリーニングを依頼するベストな時期
エアコンクリーニングを業者に依頼するのは夏に入る前が良いのか、それとも冬に入る前が良いのか気になりますよね。
こちらではエアコンクリーニングを業者に依頼するベストな時期について紹介していきます。
快適さを求めるなら夏の終わり
エアコンの冷房機能は、本体が冷えることで結露が増えることになります。
そのため水分が増えるとカビや雑菌の温床になってしまうため、夏のクーラーの時期が落ち着いたタイミングを推奨している業者もいます。
冬の暖房機能を快適に使用したい方は、夏の終りの時期に依頼することを検討してみてください。
安く依頼するなら閑散期が狙い目
エアコンクリーニングの繁忙期は梅雨が始まる6月〜7月頃と、年末の11月〜12月頃と言われています。
地域にもよりますが、それ以外の時期は閑散期に入っている店舗も多いため、料金メニューを値下げしている可能性があります。
閑散期は意外と狙い目の可能性があるため、地元の業者に依頼するときは意識してみると良いでしょう。
キャンペーン時期も狙い目
エアコンの繁忙期は6月〜7月、11月〜12月頃といいましたが、繁忙期に入る時期はキャンペーンをスタートする業者が多いです。
あくまで過去の傾向になるため、必ずしもそうとは言い切れませんが、せっかくならお得に依頼したいですよね。
エアコンクリーニング キャンペーンの開催時期は、各業者の公式SNSをフォローしておくことで見逃し防止になりますのでぜひ狙ってみてください。
エアコンクリーニング業者を選ぶ3つのポイント
最後にエアコンクリーニング業者を選ぶポイントを紹介します。
初めて依頼をする場合は、以下の3つのポイントを意識してみることをおすすめします。
- まずは費用相場をおさえる
- 質を求めるならフランチャイズ型
- 安さで選ぶならマッチング型
それぞれ詳細を確認していきましょう。
まずは費用相場をおさえる
まずは悪質な業者に騙されないように、エアコンクリーニング 相場を抑えておきましょう。
当サイトで紹介している業者から算出した費用相場は以下の通りになります。
■壁掛けエアコン:12,242円
■お掃除機能付き:20,987円
■天井埋込エアコン(2方向):30,323円
※2023年5月現在
まずは相場を知ることが判断基準の一つとなりますので、きちんと抑えておきましょう。
質を求めるならフランチャイズ型
エアコンクリーニングの業者の営業形態は、フランチャイズ型とマッチング型の主に2種類に分類できます。
フランチャイズ型のサービスは全店舗でマニュアルが統一されており、全体的に作業クオリティが高い傾向にあります。
せっかく依頼するならしっかりクリーニングをして欲しいという方は、フランチャイズ型のサービスを検討してみてください。
安さで選ぶならマッチング型
一方マッチング型とは、プロ(業者)と私たち顧客をつなげるサービスのことです。
登録している地域の業者(プロ)とのマッチングが可能で、クリーニング費用はフランチャイズ型よりも安く依頼できます。
マッチング型の中でも、ユアマイスターには「おまかせマイスター」というサービスがあります。
おまかせマイスターを利用することで業者を選ぶ手間を省くことが可能です。
安く済ませたいけど業者を選ぶ時間をかけたくないという人はぜひ、ユアマイスターのサイトをチェックしてみてくださいね!
低価格ではありますが注意点もありますので、詳しくはエアコンクリーニング 安い業者について事前に確認するポイントをしっかりチェックして下さいね。
自分でするエアコンフィルターの清掃頻度の目安について
エアコンクリーニングを定期的に依頼している場合でも、エアコン フィルター掃除は定期的に自分でする必要があります。
今まではなんとなく毎シーズンのエアコン稼働前に掃除していたけど、頻度はどれくらいが一般的なのか気になりますよね。
こちらでは最適なフィルター清掃の頻度と、1人ぐらしの場合のエアコンの掃除頻度についても調べてみました。
フィルター清掃は月2回がおすすめ
各クリーニング業者の公式ホームページを確認したところ、エアコンのフィルター清掃は月に2回程度の掃除を推奨している業者が多いということがわかりました。
ちなみに自動お掃除機能付きのエアコンは、フィルターを自動で清掃してくれるため頻度は少なくなる傾向にあります。
また、冷房を使用しているときは水分が発生しやすく、カビの温床になりやすいので夏の時期は頻度高めに清掃すると良さそうですね。
1人暮らしのエアコンフィルターの清掃頻度は?
1人暮らしの方は賃貸物件にお住まいの方が多いと思います。
エアコンが入居時から備付されている場合、業者への依頼は管理会社へ確認が必要になります。
しかし、フィルター清掃に関してはご自身で対応してくださいと言われる管理会社が多い印象です。
また、清掃中に万が一エアコンを故障させてしまった場合は、故意過失とみなされることがあるため注意が必要になります。
フィルターの清掃作業に入る前は、念のため管理会社に清掃をしてもよいのかを事前確認しておくことをおすすめします。
まとめ
今回はエアコンクリーニングを業者に依頼する頻度について紹介していきました。
最後に今回お伝えした内容で重要なポイントを3つにまとめました。
- エアコンクリーニングは定期的に依頼した方が良い
- 製造年から10年以上の機種は注意が必要
- クリーニング後は風量・冷暖房が復活し快適になる
在宅ワーカーも増える近年、エアコンは快適なライフスタイルを送るためには必要不可欠な家電ですよね。
生活のQOLを上げるためにも、ぜひエアコンクリーニングをプロに依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
40代女性
大手のエアコンクリーニングさんは、やはりそれなりのお値段がします。もう少し、ネット検索し口コミ等を重視して他の会社と比較しても良かったのではないかと思います。