このようにエアコンの臭い問題はよくある悩みですよね。
エアコンの不快なニオイは、主に「カビ」と「生活臭」が原因になっており、放置していると健康面で悪影響を及ぼすことも。
東京都福祉局では、「カビ」がアレルギー疾患(ぜん息など)の要因の一つになっていると注意喚起しています。
こちらの記事では、エアコンの臭いの原因と対策について徹底解説しています。
記事後半では、カビを発生させないために簡単にできる予防策も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
エアコンが臭くなる原因を解説
エアコンをつけたときに、風と一緒にこのような臭いがしていませんか。
不快な臭いの例
・酸っぱい臭い
・カビの臭い
・生ゴミのような臭い
・腐った水の臭い
・鼻の奥に突き刺すような臭い …etc
エアコンから出てくる不快な臭いの正体は、主に「カビ」と「生活臭」の2つが原因となっています。
こちらでは臭いの原因について、以下のトピックで徹底解説していきます。
- カビが原因となっているケース
- 生活臭が原因となっているケース
- フィルター汚れが原因となっているケース
それでは、一緒に各トピックの内容を確認していきましょう。
カビが原因となっているケース
エアコンの内部は、フィルター、熱交換器、ドレンパンなどのパーツで構成されており、それぞれのパーツには隙間があります。
各パーツの隙間にホコリが溜まることで湿気が付着しやすくなるため、エアコンにカビが発生しやすい環境になっています。

カビが好む環境
① 温度:20~35℃前後
② 湿度:70%以上
③ 栄養源:結露した水、加湿器の水など
上記の温度と湿度の条件を満たしたときにカビは発生しやすく、特に冷房や除湿を使用するとカビが好む環境になりやすいです。
そのため、夏に使用したエアコンを掃除しない状態で冬を迎えると、暖房をつけたときに「カビ臭い…」となってしまうのです。
生活臭が原因となっているケース
エアコンを付けたら急に酸っぱい臭いがするようになったという方は、生活臭が原因になっている可能性があります。
生活臭は、以下の臭いがエアコンに影響していると考えられます。
エアコンの生活臭の原因
・料理の臭い
・タバコの臭い(ヤニ)
・ペットの臭い
・家族の体臭
また、生活臭はエアコンの設置場所によっては、臭いが発生しやすい環境になっていることがあります。
当サイトの運営スタッフが業者の方に直接聞いたところ、以下の環境は特に汚れが溜まりやすいとのことです。
- キッチン付近
- 室内でタバコを吸う
- 物件前の交通量が多い
- 日光があまり入らない
- 湿気が多い地域
例えばキッチンの付近にエアコンが設置されている場合は、フライパンなどから蒸発した油を吸い込んでしまいます。
油汚れやタバコのヤニは付着して放置してしまうと、プロでも落とせないガンコな汚れになるので非常に厄介です。
フィルター汚れが原因となっているケース
エアコンの冷房と暖房の機能は以下のような手順で行われます。

- 室内の空気を吸い込む
- 冷やした(温めた)空気を吹出し口から送り出す
このようにエアコンは、室内の空気を循環する仕組みになっています。
このとき、フィルターが空気中のゴミやカビなどをキャッチするため、しばらく掃除をしていない場合はフィルターが臭いの原因になっていることも。
さらに、フィルターに溜まったホコリには雑菌の温床になっており、健康面への影響もあるので早く対処したいところでもあります。
自分でエアコンの臭いを取る4つの方法
エアコンの臭いの原因がわかったところで、次は自分でできる3つの対処方法について紹介していきます。
- フィルターの掃除をする
- ルーバーの汚れを取る
- リモコンの「内部クリーン」を試す
- ドレンホースの詰まりを掃除する
プロの業者と違って自分でできる掃除の範囲は限られていますが、まずは以下の4つを試してみてください。
フィルターの掃除をする

先ほどもご紹介した通り、エアコン フィルター掃除は定期的に行っている方は多いですが、臭いが発生したときはまず始めに綺麗にしておきたい場所になります。
フィルターの網目にホコリが溜まっていると、その汚れに臭いが付着してしまうからです。
月に2回程度が目安になるため、しばらく掃除をしていなかったという方はぜひお試しください。
ルーバーの汚れを取る

フィルターの清掃をする際に、一緒にエアコンのルーバー(吹出し口)部分も綺麗に拭き取りましょう。
ここにはホコリは溜まりにくいですが、湿気が付きやすい場所になるためカビが発生しやすくなっています。
黒い汚れが付いていたらおそらくカビになるため、綺麗にすることで健康面でも安心感があります。
リモコンの「内部クリーン」を試す

機種によってはエアコン 内部クリーン機能を搭載しているものがあり、リモコンに「内部クリーン(内部洗浄)」などの表記があると対応機種です。
内部クリーンは冷房や除湿によって発生した湿気を乾燥させる機能です。
こちらは主に予防策にはなるのですが、夏の時期にクーラーを使用したときは定期的に内部クリーンをしておくとカビが発生しにくい環境を作れます。
機種によっては内部クリーンの機能はありませんが、予防策になるため可能な方はぜひ試してみてください。
ドレンホースの詰まりを掃除する
エアコンのドレンホース(排水管)は、内部の結露水を屋外に排出する役割があります。
しかし、ホースの出口や内部にホコリやヘドロが詰まると、水が流れず逆流し、エアコン内部に溜まってしまいます。
この溜まった水が雑菌やカビの温床となり、悪臭を放つ原因になるかもしれません。
市販の「ドレンホース用サクションポンプ」や、掃除機(布で隙間を覆う)を使って、出口から詰まりを吸い出すことで、水の流れが改善し、臭いの解消につながります。
エアコンの臭いを冷房16℃・暖房30℃で取り除く
こちらでは、自分で臭いを取る3つの対処方法を実施しても改善しない場合の裏ワザを紹介します。
実施する際はいくつか注意点もあるため一緒に確認していきましょう。
冷房16℃のやり方

-
- 窓を全開にする
- 16℃(最低温度)に設定
- 1時間運転する
※おすすめの時期:夏場
夏などの暑い時期に窓を全開して強い冷房を使うことで、エアコン内部のパーツに水滴が発生します。(コップに水滴がつくのと同じ原理)
この水滴がエアコン内部にある熱交換器やドレンパンの汚れを洗い流してくれる可能性があるやり方ということですね。
外気温と差がある方が水滴は発生しやすいため、試す場合は暑い時期がおすすめです。
暖房30℃のやり方

-
- 窓を全開にする
- 30℃(最大温度)に設定
- 1時間運転する
※おすすめの時期:冬場
室内に発生する黒カビは温度25℃〜30℃・湿度70%を好むため、死滅させるためには温度を30℃以上に上げて乾燥させる必要があります。
エアコンの設定温度を30℃にすることで30℃を超えたの風が出るため、カビの活動を低下させる効果が期待できるということですね。
ちなみに実施する場合は、夏場は暑くて体調不良を起こしかねないため、冬場に実施することをおすすめします。
冷房16℃・暖房30℃運転の注意点
冷暖房を使ったエアコンの臭いを取る方法を紹介しましたが、実施するにあたって注意点もあるためそれぞれ確認していきましょう。
冷房16℃
急激にエアコン内部に結露を発生させるやり方になるため、吹出し口から水が漏れて来る可能性があります。
実施する場合はエアコンの下には何も置かないか、ビニールなどを敷いて万が一に備えておきましょう。
暖房30℃
こちらは季節に関係なく室内温度が上昇するため、体調を悪くする可能性があります。
また急激に乾燥もしてくるため、喉が弱い方などもあまりおすすめの方法ではありません。
ちなみにいずれの方法も完全に汚れが落ちるわけではないため、あくまでその場しのぎのやり方であるということも覚えておきましょう。
エアコンが臭くてもやってはいけないNG行為
エアコンの臭いをなんとか自分で対処したいときに、やってはいけないNG行為が5つあります。
- 消臭スプレーをかける
- エアコンを分解する
- パーツを濡れたまま設置する
- カビキラーなど強力な洗剤・薬品で洗浄する
- フィルターや部品を熱湯で洗う
上記の5つの行為はよくやってしまいがちな内容になりますので、なぜNGなのか詳細を確認していきましょう。
NG行為:消臭スプレーをかける
臭いを除去すると言えば、最初に思いつくのは消臭スプレーですよね。
これをエアコン内部に吹きかけると臭いが消えそうな気がしますが、これは絶対にやってはいけません。
水圧が弱いため汚れが落としきれない上に、消臭スプレーの成分がエアコン内部に残留してしまい余計に悪化する可能性があるためです。
また、専用のおすすめのエアコン洗浄スプレーも市販されていますが、大半のプロの方が推奨していないためこちらもおすすめできません。
NG行為:エアコンを分解する
プロの業者のように、自分でエアコンの分解をして掃除をしようと考える人もいると思いますがおすすめできません。
エアコンのパーツの素材は大部分がプラスチックのため、各パーツのハネや引っ掛けるためのツメを破損する人が多いからです。
また、業者のように上から高圧洗浄をする行為も、専門知識と経験があるからこそできる作業になります。
知識が無い場合、誤って電装部分を故障させてしまうリスクがあるので、素人の高圧洗浄もおすすめできません。
NG行為:パーツを濡れたまま設置する
フィルターの掃除などは実施される方も多いと思いますが、完全に乾いていない状態で本体に設置しないようにしましょう。
臭いの原因となっているカビは湿気を好むため、濡れた状態のパーツはカビの繁殖を促す可能性があります。
フィルターなど掃除をしたパーツを乾かすときは、影干しで完全に乾いたことを確認してから本体に戻すようにしましょう。
NG行為:カビキラーなど強力な洗剤・薬品で洗浄する
カビキラーのような塩素系漂白剤や、強力なアルカリ性・酸性の洗剤をエアコン内部に使用するのは非常に危険です。
エアコン内部の熱交換器(アルミフィン)は非常にデリケートな金属でできており、これらの強力な薬品は金属を腐食させ、サビや穴あきの原因となります。
また、部品に施されている防カビや汚れ防止用の特殊なコーティングを剥がしてしまい、かえって汚れやカビが付着しやすい状態を招くこともあります。
プラスチック部品の劣化や、電装部品にかかった場合のショート・故障にもつながるため、絶対に使用しないでください。
NG行為:フィルターや部品を熱湯で洗う
エアコンのフィルターや、取り外したルーバー(吹き出し口の羽)などの部品を、熱湯で洗うのはやめましょう。
これらの部品の多くはプラスチック(樹脂)でできています。プラスチックは熱に弱く、高温のお湯をかけると変形したり、歪んだりする恐れが非常に高いです。
フィルターの枠が歪んでしまうと、本体に正しくはまらなくなり、隙間からホコリが内部に侵入してしまいます。
その結果、エアコンの性能が低下したり、内部の汚れが悪化してしまう恐れがあります。
エアコンを臭くしない5つの予防策
こちらではエアコンの臭いを発生させないための、普段から実施できる予防策を4つ紹介します。
- こまめに部屋を換気する
- 強い臭いは換気を念入りに
- フィルターの定期清掃
- こまめに送風モードで稼働
- 冷房・除湿後は内部クリーン(乾燥)運転を行う
どのエアコンでも対応できる予防策になるため、詳細を一緒に確認していきましょう。
こまめに部屋を換気する
臭いの原因となるのは主に「カビ」と「生活臭」と説明しましたが、内部に溜まったホコリなどの汚れは室内の「カビ」と「生活臭」を吸着します。
また、エアコン本体の大部分はプラスチック製のため、臭いが染み付いてしまうとプロでも落とすことは難しくなります。
つまり、臭いの原因になっている「カビ」と「生活臭」を室内にこもらないようにするために、定期的な換気をすることが予防策になるということですね。
強い臭いは換気を念入りに
こまめに室内の換気をすることが予防になるとお伝えましたが、特に強い臭いを放つことをするときはなるべく早く換気をするように心がけましょう。
例えば焼肉のような煙が出る料理は臭いが付きやすいので注意が必要です。
またタバコを吸う方は、エアコンだけでなく部屋の壁紙などあらゆる場所に臭いが染み付いてしまうため、部屋の外で吸うようにすることをおすすめします。
※タバコは管理会社によってマナーが異なりますので確認するようにしましょう
フィルターの定期清掃
こちらは何度もお伝えしていますが、フィルターの定期的な清掃は不快な臭いの予防対策に繋がります。
1ヶ月に2回程度のお掃除が目安とされていますが、特に決まった回数などはありません。
使用している環境にもよりますので、最低でもシーズンごとに実施することをおすすめします。
こまめに送風モードで稼働
臭いの原因となるカビの繁殖は、温度が25℃〜30℃で湿気が70%のときに最も盛んになります。
季節によっては温度コントロールが難しいですが、湿気はエアコンについている送風モードを使うことである程度はコントロールできます。
特に梅雨や夏の時期は湿度が高く、冷房と除湿も結露を生成してしまうので、こまめに送風モードを使って乾燥することを心がけましょう。
冷房・除湿後は内部クリーン(乾燥)運転を行う
冷房や除湿運転を行うと、エアコン内部は空気中の水分が結露して濡れた状態になります。
この湿気を放置してしまうと、内部に溜まったホコリをエサにしてカビや雑菌が繁殖し、不快な臭いの主な原因となります。
内部クリーン(または内部乾燥)運転は、冷房や除湿の停止後に、自動で送風や弱い暖房運転を行い、この内部の湿気をしっかり乾かす機能です。
運転のたびに内部を乾燥させることで、カビが好む高湿度の環境をリセットし、臭いの発生を効果的に予防できます。
どうしても改善しないときはエアコンクリーニング業者に依頼
これまで紹介してきたエアコンの臭い対策をすべて実施しても改善しない場合は、素直にプロの業者に依頼しましょう。
こちらではプロに任せるメリットや、失敗しない業者の選び方などについて紹介していきます。
プロに任せるメリット
プロは専用資器材を使って分解と高圧洗浄を行うため、臭いの元になっているカビ汚れを根こそぎ落とせる可能性が非常に高いです。
実際に当サイトで集めたアンケートの中にも、業者に依頼したら臭いが気にならなくなったというコメントが多数寄せられています。
30代女性
エアコン内部の汚れと室外機も丁寧に掃除して貰えたので、エアコンからの風の臭いも気にならなくなりました。
40代男性
クリーニング前はエアコンから排出される風がカビやホコリ臭かったのですが、クリーニング後は無臭になり尚且効きも向上し率直に満足できました。
確実に臭いを取りたいなら、おそうじ本舗のエアコンクリーニングがおすすめです。
おそうじ本舗ではエアコンを完全に分解する完全分解洗浄というメニューがありおそうじ本舗の口コミでも高評価を得ています。
この機会に一度おそうじ本舗の公式サイトをチェックしてみてくださいね。
失敗しない業者の選び方
おすすめのエアコンクリーニング業者はたくさんあり、各社特徴が異なりますので自分に合ったサービスを展開している業者を選ぶのが理想です。
しかし、最低でもここだけ抑えておけば失敗しないというポイントをお伝えしますので業者選びの参考にしてくださいね。
当サイトで募集したアンケートでは、依頼後に「もっと比較すればよかった」「相見積もりすればよかった」と後悔をしているケースがとても多く集まっています。
失敗しないための業者選びには、以下のポイントに気をつける必要があります。
- 相場を知る
- 口コミ・評判
- セット割の有無
- エアコン以外のサービス内容
注意点がたくさんあって大変そうに感じますが、まずはエアコンクリーニングの相場を確認してみることからやってみてくださいね。
プロでも取れない臭い
長年掃除をしていない場合、タバコの臭いや強い生活臭は本体自体に染み付くため、プロの業者でも完全に取れない可能性が高いです。
確かにプロに任せた方が臭いが取れる確率は高いですが、100%確実なものではありません。
もし臭くなってしまったエアコンで、色素沈着してしまうほど汚れている場合は、新品への交換を検討した方が良いでしょう。
よくある質問
最後にエアコンが臭いときにやるべき対応策に関するよくある質問を解説していきます。
エアコンから急に「酸っぱい臭い」がしますが、主な原因とすぐにできる対処法は何ですか?
「酸っぱい臭い」や「雑巾のような生乾き臭」の主な原因は、カビではなく雑菌(バクテリア)の繁殖です。
エアコン内部が、結露水による湿気と、吸い込んだホコリや生活臭(汗、皮脂など)で汚れると、それをエサに雑菌が繁殖します。
この雑菌の代謝物(フンなど)が、あの酸っぱい臭いを放ちます。
すぐにできる対処法としては、窓を全開にして換気をしながら、「冷房16℃」で1時間ほど運転してみてください。
結露水を大量に発生させ、臭いの原因物質をドレンホースから洗い流す効果が期待できます。
エアコンの「つけ始め」だけが臭いのはなぜですか?
エアコンの運転停止中、内部にはカビや雑菌が繁殖しやすい湿気がこもっています。
運転を開始すると、そのエアコン内部に溜まっていたカビの胞子や雑菌、ホコリを含んだ「汚れた空気」が、ファンの回転によって一気に室内に放出されます。
これが「つけ始め」に最も強く臭いを感じる理由です。
しばらく運転を続けて臭いが薄くなることもありますが、これは原因菌が消えたわけではありません。
内部に汚れが蓄積しているサインですので、放置すると臭いは悪化する可能性が高いです。
エアコンの臭い取りに「冷房16℃で1時間運転する」方法が良いと聞きましたが本当ですか?
軽度の臭いであれば効果が期待できます。
これは、意図的に結露水を大量に発生させ、エアコン内部(主に熱交換器やドレンパン)を水洗いするような効果を狙った方法です。
設定温度を最低(16℃など)にすると、エアコンはフルパワーで熱交換器を冷やします。
すると空気中の水分が大量に結露し、その水が内部に付着した臭いの原因物質や、溶けやすい雑菌・汚れを洗い流してくれます。
実施する際は、必ず窓を開けて換気しながら行い、終了後は「内部クリーン」や送風運転で内部をしっかり乾かしてください。
エアコンが臭い時にファブリーズや市販の消臭スプレーを吹きかけても良いですか?
絶対に使用しないでください。
ファブリーズなどの布用消臭スプレーや、芳香剤は、エアコン内部での使用を想定して作られていません。
これらのスプレー成分がエアコン内部のホコリやカビと混ざり合うと、粘着性の高い「新たな汚れ」となって熱交換器やファンにこびりつきます。
これがカビのさらなる栄養源となり、臭いを悪化させるだけでなく、故障の原因にもなります。
臭いに蓋をするだけで、根本的な解決にはならず、状況を悪化させるNG行為です。
リモコンの「内部クリーン」機能を使っているのに、まだ臭いが取れません
内部クリーン(内部乾燥)機能は、あくまでカビの「予防」機能であり、発生してしまったカビや汚れを「洗浄」する機能ではないためです。
この機能は、冷房停止後に送風運転などで内部の湿気を乾燥させ、カビが繁殖しにくい環境を作るためのものです。
すでに内部にカビや雑菌、ヘドロ汚れがこびりついてしまっている場合、乾燥させるだけでは臭いを取り除くことはできません。
内部クリーンを使っても臭いが取れないのは、内部の汚れが深刻化しているサインであり、専門業者による分解・高圧洗浄が必要な状態です。
まとめ
今回はエアコンの臭いを取る方法について徹底調査をしていきました。
最後に今回の記事の内容で重要なポイントを5つにまとめたので紹介します。
- カビの好物は湿気
- 自分でエアコンは分解しない
- プロは洗浄スプレーを推奨していない
- こまめな換気が予防になる
- プロでも落とせない臭いがある
エアコンの臭いってすごく気になりますよね、臭いの種類によっては健康面でも精神的にも悪影響になります。
今回の記事内容を実施いただき、少しでも改善の糸口につながれば幸いです。











「エアコンをつけたらなんかカビ臭い。」
「なんか酸っぱいニオイがするかも。」
「これって放置してたらヤバイかな…まだ子供も小さいし不安かも…。」