エアコンクリーニングは自分でしない方が良い？業者に依頼する判断基準もご紹介

ちょっと待ってください！

もしあなたがエアコンクリーニングをしなかった場合、カビのクサイ臭いが発生しやすくなり、暖房や冷房の機能もだんだん落ちてきます。

さらに、エアコン内部で発生したカビを放置すると、人によっては呼吸器系の疾患や肺炎のリスクが高まる危険性も。

こちらの記事では、エアコンクリーニングを自分でしない方が良い理由と業者に依頼するタイミングについて丁寧に解説しています。

記事後半では、どこのエアコンクリーニング業者がおすすめなのか、失敗しない業者の選び方のポイントなども紹介しているので一緒に確認していきましょう。

エアコンクリーニングを自分でしない方が良い理由は3つ

なぜ、プロが行うエアコンクリーニングを自分でしないほうが良いのか、こちらではその理由について3つにまとめました。

• 故障させるリスクがある
• 時間がかかりすぎる
• 結局コスパが悪い

それぞれ詳しく見ていきましょう。
　

故障させるリスクがある

当サイトで紹介しているエアコンクリーニング業者のスタッフは、各社で用意している独自の研修プログラムを経たスタッフが対応しています。

エアコンは各メーカーやモデルで構造が違うタイプもあるため、中には業者でもお断りしている機種もあるほどです。

そこまで徹底して作業をしているため、素人が迂闊に手を出すと故障させてしまう原因になる可能性があります。
　

時間がかかり過ぎる

業者のスタッフは専門知識があるだけでなく、たくさんの現場でエアコンのクリーニングを行っているため、よほど新人スタッフで無ければかなり作業効率が良いです。

知識の無い素人が作業をしようとすると、故障させないためにもまずはエアコンの説明書を読むところから始める必要があります。

また慣れていない手付きでの作業になるため、時間がかかりすぎてしまうことを考えるとあまり得策では有りません。
　

結局コスパが悪い

エアコンクリーニングの業者は各会社で、エアコンの保護カバーや独自の洗浄剤、自社開発した高圧洗浄など、いろんな専用の資器材で掃除を行います。

同じレベルで作業をしようとするとコストがかかり過ぎてしまう上に、作業効率も悪いため時給単価で考えるとかなりコスパが悪いです。

最初からプロにお願いしていた方が仕上がりも良く短時間で終わるため、最初から投資しておいた方がコスパが良かったと感じることでしょう。

もしエアコンクリーニングをしなかったらどうなる？

もちろんフィルター掃除は定期的に行うけど、もしエアコン内部の汚れをずっと放置し続けたらどうなるのか気になりますよね。

こちらでは放置した場合の3つのリスクについて紹介します。

• 臭いが発生する可能性がある
• 風量など機能が低下する
• 故障のリスクが上がる

それでは詳細を確認していきましょう。
　

臭いが発生する可能性がある

自身でエアコン本体の周りを拭いたり、フィルター掃除を定期的にしている方は多いと思います。

しかし、エアコン内部に発生したカビを除去するためには、高圧洗浄などの専用の器材が必要です。

自分では内部で発生したカビまでは綺麗に掃除することができないため、時間が経つと臭いを発生させることも。

カビは臭いだけでなく、体調不良の原因にもなりやすいため注意が必要です。
　

風量など機能が低下する

エアコンは購入してから使用し続けると、冷暖房の効きが悪くなりだんだん風量が落ちてきます。

これはエアコン内部に汚れが溜まってくることが原因になっており、フィルター掃除だけでは改善できないことも。

実際にエアコンクリーニングを実施した口コミでは、実施後に風量が良くなったというコメントは非常に多いです。
　

故障のリスクが上がる

エアコン内部の汚れを長期間放置していると、エアコン本体が故障する原因になることがあります。

その他にも、長期間放置した汚れは落ちにくく、本体自体に臭いが染み付いてしまった場合は、プロの業者でも落とせない汚れになることも。

つまり定期的にプロの業者に依頼することは、エアコンの寿命を伸ばしたり、快適に使用できる期間が長続きするということですね。

エアコンクリーニング業者が掃除してくれる範囲

エアコンクリーニングをプロに任せた方がいいことはわかったけど、実際にプロはどこまで作業してくれるのか気になりますよね。

こちらでは業者がどんな内容の作業をしているのか以下の４つのトピックにまとめました。

• パーツを分解
• 高圧洗浄を使って内部を洗浄
• 専用の洗浄剤を使用
• 防カビ・抗菌コーティング

プロの作業範囲やどんな道具を使っているかなど詳しく見ていきましょう。
　

パーツを分解

通常のエアコン分解洗浄では前面パネルとフィルターまでの分解になります。

また、おそうじ本舗が提供している完全分解洗浄では、さらに奥のドレンパンと送風ファンまで分解します。

分解作業は簡単そうに見えますが、内部の配線に気を使ったりする必要があるため、知識がない状態では故障させてしまう可能性があります。

また機種ごとに内部構造も異なってくるため、分解作業はまさにプロの仕事という感じがしますね。
　

高圧洗浄を使って内部を洗浄

分解が終わったら次はエアコン内部の高圧洗浄を行います。

このときに汚れが周囲に飛び散らないように、業者の方は必ず本体カバーをして配慮してくれます。

また高圧洗浄は独自の技術を開発しているところもあり、少ない水の量でエコに洗浄できたりと各社工夫が見られるのも特徴です。
　

専用の洗浄剤を使用

エアコンクリーニングで肝心なのは汚れを落とすための洗剤です。

強い汚れに対応するため強力な洗剤が必要となりますが、一方で強すぎると内部のアルミフィンにダメージを与えてしまいます。

ですので、エアコンには優しく、しかししっかりと頑固な汚れを落とすという相反する作用が洗剤に求められてます。

実際にホームセンターなどで販売されている商品よりも圧倒的な洗浄力で、さらに人体やペット、環境にも優しい成分を謳っている会社が多数あります。

他にも、おそうじ本舗では洗剤を自社開発していますし、イオングループのカジタクでは業界トップの花王とタッグを組んでいたりと各業者特色が出ています。

　

防カビ・抗菌コーティング

オプションにはなりますが、クリーニング業者によっては洗浄後に防カビや抗菌のコーティングをしてくれます。

エアコンの汚れは主にカビとホコリになるため、本体洗浄後の表面が一番きれいになっている状態にコーティングをしてもらうのがベスト。

特に臭いを気にしている方は、一緒にオプションで依頼しておくことをおすすめします。

エアコンクリーニング業者に依頼する判断基準は？

エアコンクリーニングの業者に依頼する必要性があることはわかったけど、依頼するタイミングがイマイチわからないですよね。

せっかく依頼したのに「エアコン内部はとても綺麗でした。」なんて言われたら、損した気分になってしまいます。

そのためこちらでは、エアコンクリーニングを依頼する判断基準についてまとめました。

• カビ臭いと感じたとき
• 吹出口がカビで汚れているとき
• 風量が弱くなったと感じたとき
• 冷暖房の機能が弱いと感じたとき

それぞれ詳細を見ていきましょう。
　

カビ臭いと感じたとき

エアコンを稼働したときに、なんか臭いと感じたときは内部でカビが発生している可能性が高いです。

エアコンの臭いの原因はカビによって発生しているケースがほとんどで、フィルター清掃しても内部の汚れは落ちないため改善できません。

エアコンの風からニオイがしている場合は、プロに依頼するタイミングと思っていいでしょう。
　

吹出口がカビで汚れているとき

エアコンの吹出口（ルーバー）部分が以下のような状態は依頼するタイミングかもしれません。

• 吹出し口がカビで汚れている
• 黒い汚れが付着している

上記のような場合は、カビで汚れているエアコンの奥にあるパーツにもカビが溜まっている可能性が高いです。

放置しておくとカビによる健康被害や、臭いの原因になるため依頼を検討してもいいでしょう。
　

風量が弱くなったと感じたとき

エアコンの風量が弱いと感じたときは、エアコン内部にカビやホコリなどの汚れが溜まっている可能性があります。

当サイトで集めた口コミの中でも、エアコンクリーニング後に風量がアップしたという声は非常に多かったです。

購入時よりも明らかに風量が落ちたという場合は、ぜひプロの業者に依頼してみてください。
　

冷暖房の機能（効き）が弱いと感じたとき

エアコン内部には熱交換器というパーツがあり、このパーツが汚れていると冷房や暖房の機能（効き）が弱くなります。

また、どのパーツが熱交換器なのか素人では見てもわからない上に、下手に触ると故障する可能性もあります。

そのため目安としては、購入時より明らかにクーラーや暖房の機能（効き）が弱いと感じたときは依頼するタイミングです。

当サイトで集めた口コミの中でもエアコンクリーニング実施後に効きが良くなったという回答が多々寄せられました。

※故障している場合もあるためまずはメーカー相談も検討してみてください

エアコンクリーニング業者の選び方

自分でエアコンクリーニングをしないほうが良いとわかったけど、どんな業者があるのか気になりますよね。

こちらでは業者の選び方について、以下の３つのポイントにまとめました。

• 相場を確認する
• 営業形態から選ぶ
• サービス内容から選ぶ

それぞれ分かりやすく解説していきますので、一緒に確認していきましょう。
　

相場を確認する

まずはじめに確認したいのはエアコンクリーニング 相場です。

当サイトのアンケートで失敗談を募集したところ、「もっと比較したり相見積もりをしておけば良かった」というコメントがたくさん集まりました。

相場を知っていれば一つの判断基準にもなりますし、不適切な価格表示を見抜くこともできますのでとても大切です。

弊社で調査した結果、通常の壁掛けエアコンの相場は以下の通りとなりました。

お掃除機能付きのエアコンの相場はこちらです。

お掃除機能付きの方が構造が複雑なため、どうしても金額は高くなります。

業者選びの際は上記金額を頭に入れておいてくださいね。

　

営業形態から選ぶ

エアコンクリーニングの業者には主に、フランチャイズ型とマッチング型の２つの業務形態があります。

フランチャイズ型はおそうじ本舗やダスキンなど、知名度の高いクリーニング業者のほとんどがこの営業形態をとっています。

一方でマッチング型は最近とても人気のサービスで、加盟している認定業者と顧客をマッチングしてくれるサービスになります。

マッチング型はとにかく相場よりもお得に依頼できますが、それに伴い以下のようなデメリットもあります。

エアコンクリーニングが安い業者には他にも注意点がありますので、依頼を検討している方はこちらの記事もチェックしてみてください。

　

サービス内容から選ぶ

各社ハウスクリーニング業者は、自社の強みを生かしたサービスを展開しています。

弊社が特定のエアコンクリーニング業者をおすすめする理由は、以下のようなサービスに特化しているからです。

• エアコンの完全分解洗浄ができる業者
• 家事代行が得意な業者
• 複数箇所がセットでお得に依頼できる業者

まずはご自身が求めているものにより近いサービスを提供している業者を知ることが大切です。

意外とお得？エアコンクリーニングを格安で依頼する方法

エアコンクリーニングを業者に依頼すると、「なんか高そうだな…。」というイメージを持っている方は多いと思います。

しかし最近では、相場の半額ほどの金額で依頼できるサービスも登場しているため、上手く活用することで家計の負担を減らすこともできますよ。

こちらでは、エアコンクリーニングをお得に依頼する方法について詳しくご紹介していきます。
　

マッチング型サービスを活用

マッチング型のサービスとは、業者（プロ）と顧客のマッチングをサポートしてくれるサービスです。

使い方は、検索で地域を絞って口コミを見ながら比較検討していくため、普段スマホを使っている方なら誰でも簡単に業者探しができます。

そしてマッチング型サービスに登録がある業者の中には、5,000円台など格安で依頼できるプロもいます。

最近は利用者も増えてきているため、とにかくコスパ重視で業者を選びたいという方はぜひ検討してみてください。
　

割引キャンペーンを活用

エアコンクリーニングには繁忙期があるのですが、それに合わせて業者側も割引キャンペーンを定期的に実施しています。

このキャンペーンを上手く利用することで、通常価格よりも数千円お得に依頼することも可能になるため使わない手はありません。

まずはどの時期が業者が忙しくなるのかを把握しておくことが大事なので、詳しくはこちらの記事を参照してみてくださいね。

まとめ

今回は自分でエアコンクリーニングをしないほうが良いという内容で紹介していきました。

最後に今回の記事の内容について重要なポイントを３つにまとめました。

• 素人ではプロと同じ作業はできない
• プロに任せた方が結果的にコスパが良い
• 定期的に依頼した方が快適な時間を長く過ごせる

結局のところ、素人では出来る範囲に限界があるということですね。

日本には四季があるためエアコンは生活していく上で必需品になりますので、これからも大切に使っていきたいですよね。

快適な生活を長く過ごせるためにも、今回の記事があなたの参考になれば幸いです。