天井裏ネズミ駆除の費用相場!自分でやる方法と業者選びも解説!

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「最近、天井裏からガサゴソと物音がする…もしかしてネズミ?」

築年数が経った家で聞こえる異音に、不安を感じていませんか?

正体のわからない物音は不気味ですし、もしネズミだとしたら、衛生面や建物への被害も心配です。

「自分で駆除できるのか、それとも業者に頼むべきか」「業者に頼むとしたら費用はいくらかかるのか」など、次々と疑問が湧いてくることでしょう。

この記事では、天井裏のネズミ駆除に関する費用相場から、ご自身でできる対策、失敗しない業者の選び方まで、あなたの悩みを解決するために必要な情報を網羅的に解説します。

この記事を読めば、あなたの家の状況に最適な解決策が見つかり、安心して暮らせる日常を取り戻すための一歩を踏み出せます。

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目次

天井裏の音、正体はネズミ?放置する3つの危険性

静かな夜、天井裏から聞こえる「ガサガサ」「カリカリ」という不審な音。

その正体は、あなたの家に侵入したネズミかもしれません。

もし音の正体がネズミだった場合、決して放置してはいけません。

放置することで、健康、経済、精神的な面にまで深刻な被害が及ぶ危険性があります。

ガサガサ、走り回る音…天井裏の異音の正体

天井裏から聞こえる異音には、いくつかの特徴があります。

もし以下の音に心当たりがあれば、ネズミが住み着いている可能性が高いと考えられます。

  • ガサガサ、ゴソゴソと何かを引きずるような音
  • トトトッ、カタカタと走り回る小さな足音
  • カリカリ、ゴリゴリと何かをかじる硬い音
  • キーキー、キューキューといった鳴き声

これらの音は、特に人間が寝静まった夜間に活発になる傾向があります。

日本家屋に侵入することが多いネズミは主に3種類で、それぞれ特徴が異なります。

種類 特徴
クマネズミ
  • 運動能力が高く高所に侵入
  • 警戒心が強く賢い
  • 天井裏や壁内部に巣を作る傾向
ドブネズミ
  • 湿った場所を好む
  • 床下や下水溝から侵入
  • 獰猛な性格で大型
ハツカネズミ
  • 体が最も小さい
  • 1cm程度の隙間からでも侵入
  • 倉庫や物置に潜む傾向

天井裏で音がする場合、高所での活動を得意とするクマネズミの可能性が高いでしょう。

また、イタチやハクビシンなどの害獣が侵入した場合も似たような物音が発生することがありますが、ネズミの足音は「トトト…」と軽く小さいのが特徴です。

一方、より大型の害獣の場合は「ドタドタ」と大きく重い足音がします。

音の質で判断に迷う場合は、専門家による調査が確実です。

放置は危険!ネズミがもたらす健康・経済的被害

「ただ物音がするだけ」と軽く考えてはいけません。

ネズミの放置は、様々なリスクを伴います。

健康や建物への直接的な被害だけでなく、家族の精神的なストレスにもつながる深刻な問題です。

被害の種類 具体的な内容
健康被害(衛生面)
  • サルモネラ菌やレプトスピラ菌など、食中毒や感染症の原因となる病原菌を媒介する
  • フンや尿が乾燥して空気中に飛散し、アレルギー性鼻炎や喘息を引き起こす
  • ネズミに寄生するイエダニやノミが室内に拡散し、激しいかゆみや皮膚炎の原因となる二次被害
経済的被害(建物・家財)
  • 電気コードやガス管をかじり、漏電による火災やガス漏れを引き起こす
  • 断熱材を巣の材料にし、家の断熱性や資産価値を損なう
  • 柱や壁をかじり続け、建物の強度を低下させる
  • 食品や家具、思い出の品などをかじり、使えなくする
精神的被害
  • 夜間の騒音による不眠や睡眠不足
  • 「いつ出てくるかわからない」という不安やストレス
  • 食品や食器への汚染を常に心配しなければならない
  • 家族、特に小さなお子様への健康影響に対する懸念

特に、電気コードをかじる行為は火災につながる重大な危険性をはらんでいます。

また、ダニやノミによる健康被害は、小さなお子様やペットのいるご家庭では特に注意が必要です。

フンや足跡はSOSのサイン!ラットサインを見逃すな

音以外にも、ネズミの存在を示す痕跡「ラットサイン」があります。

家の内外で以下のようなサインがないか確認してみてください。

  • フン(黒く、米粒のような形をしている)
  • かじり跡(柱や家具、食品の袋など)
  • 黒いこすり跡(壁際や柱など、ネズミの通り道に付着する体の汚れ)
  • 足跡(ほこりの積もった場所に小さな足跡が残る)

これらのラットサインは、ネズミの種類や活動範囲を特定する重要な手がかりになります。

特にフンが様々な場所で見つかる場合、数が増えている可能性があり、早急な対策が必要です。

ネズミ駆除の費用相場は?一軒家の料金内訳を解説

ネズミ駆除を業者に依頼する場合、費用がいくらかかるのかは最も気になるところでしょう。

費用は被害状況や建物の構造によって大きく変動しますが、一般的な相場と費用の内訳を知ることで、適正な価格を見極める手助けになります。

一軒家のネズミ駆除費用の総額は5万円~30万円

一般的な一軒家の場合、ネズミ駆除にかかる費用の総額は、50,000円~300,000円程度が目安です。

被害が軽微で、侵入経路の特定が容易な場合は50,000円程度で済むこともありますが、

ネズミが広範囲に繁殖し、侵入経路が複数ある複雑なケースでは300,000円を超えることもあります。

費用の内訳【調査・駆除・再発防止・保証】

専門業者が行うネズミ駆除は、単にネズミを捕獲するだけではありません。

調査から再発防止までを含めた一連の作業であり、それぞれに費用が発生します。

作業内容 費用目安 説明
初期調査・見積もり 0円~20,000円 被害状況・種類・侵入経路の特定
駆除作業 30,000円~150,000円 毒餌・粘着シート等による駆除
侵入経路封鎖 20,000円~100,000円 金網・パテ等で侵入経路を封鎖
清掃・消毒(フンなど) 20,000円~80,000円 フン・死骸の清掃と殺菌・消毒
保証 費用に含まれる場合が多い 再発時の無償対応(期間は要確認)

多くの優良業者は、初期調査と見積もりを無料で行っています。

複数の業者から見積もりを取り、作業内容と費用を比較検討することが重要です。

専門業者による初期調査では、目視だけでなく、時にはファイバースコープなどの機材を使い、天井裏や床下など普段見えない場所の状況を徹底的に確認します。

フンや足跡からネズミの種類や生息数、活動範囲を割り出し、建物の構造を隅々までチェックして、考えられる全ての侵入経路をリストアップします。

この調査の精度が、駆除の成功と再発防止の質を大きく左右するのです。

被害状況や家の広さで費用は大きく変わる

駆除費用を左右する主な要因は以下の通りです。

  • 被害の深刻度(ネズミの数や繁殖状況)
  • 建物の広さや構造の複雑さ
  • 侵入経路の数と封鎖の難易度
  • 作業の難易度(天井裏の高さ、足場の要不要など)
  • 清掃・消毒が必要な範囲

例えば、築年数が古く、壁に多くの隙間がある家は、侵入経路封鎖の作業箇所が増えるため、費用が高くなる傾向があります。

40万、100万?高額請求になるケースとは

時には400,000円や1,000,000円といった高額な費用がかかるケースもあります。

これは、以下のような状況が考えられます。

  • ネズミが建物全体に繁殖し、大規模な駆除作業が必要な場合
  • 建物の構造が非常に複雑で、侵入経路の特定と封鎖に高度な技術と時間を要する場合
  • ネズミによる被害で、断熱材の交換や電気配線の修理など、リフォームに近い作業が必要になった場合
  • 悪徳業者が不必要な作業を追加し、不当に高い料金を請求する場合

特に悪徳業者による高額請求には注意が必要です。

契約を急かしたり、不安を過度に煽ったりする業者には警戒しましょう。

ダスキンなど大手業者の料金体系の目安

ダスキンのような大手企業は、料金体系がある程度標準化されており、安心して依頼できるというメリットがあります。

公式サイトによると、調査・見積もりは無料で、サービス料金は被害状況や建物の広さによって変動します。

例えば、定期管理を含むサービスなど、プランが複数用意されている場合があります。

料金は地域やフランチャイズ店によっても異なるため、まずは公式サイトから無料の見積もりを依頼し、具体的な料金を確認することをおすすめします。

【自力】天井裏のネズミ駆除、自分でできる?

費用を抑えるために、自分で駆除を試みたいと考える方もいるでしょう。

自力での駆除は可能ですが、メリットとデメリットをよく理解した上で行う必要があります。

自力駆除のメリット・デメリット

自力でのネズミ駆除には、良い点と注意すべき点があります。

メリット デメリット
  • 業者に依頼するより費用を大幅に抑えられる
  • 自分のタイミングで対策できる
  • 完全な駆除が難しく、再発しやすい
  • 捕獲後の死骸処理を自分で行う必要がある
  • 病原菌への感染など衛生面でのリスクがある
  • 侵入経路の特定と完全な封鎖が困難

最大のメリットは費用面ですが、根本的な解決に至らず、結果的に被害が拡大してしまうリスクも伴います。

市販のネズミ対策グッズの種類と正しい使い方

ホームセンターやドラッグストアでは、様々なネズミ対策グッズが販売されています。

それぞれの特徴を理解し、正しく使い分けることが重要です。

グッズの種類 効果的な使い方と注意点
粘着シート
  • 通り道(壁際・隅)に隙間なく敷き詰める
  • 新聞紙の上に置くと警戒されにくい
  • 大型のネズミは脱出する可能性あり
捕獲カゴ
  • チーズやソーセージ等を餌として設置
  • 捕獲後は生きたままの処理が必要
  • 人道的だが手間がかかる
殺鼠剤(毒餌)
  • 遅効性で仲間が警戒しにくい
  • 屋内で死ぬと腐敗臭の原因になることも
  • ペットの誤食に厳重注意
忌避剤
  • ネズミが嫌うニオイで追い払う
  • 一時的な効果に留まることが多い
  • 根本解決にはならず補助的な対策

これらのグッズを効果的に使うコツは、ネズミの通り道(ラットサインのある場所)に設置することです。

警戒心が強いネズミもいるため、複数箇所に、数多く設置すると成功率が上がります。

殺鼠剤を使用する場合は、お子様やペットが誤って口にしないよう、設置場所に十分注意してください。

自力での対策は根気が必要です。

ネズミは警戒心が強いため、設置したグッズにすぐにはかからないことも少なくありません。

粘着シートの位置をこまめに変えたり、殺鼠剤の種類を変えたりと、試行錯誤が求められます。

一つの方法で効果が出なくても諦めず、複数の対策を組み合わせることが成功の鍵となります。

超音波やくん煙剤は天井裏に効果がある?

超音波発生器やくん煙タイプの忌避剤は、一時的にネズミを追い払う効果は期待できます。

しかし、これらの効果には限界があります。

超音波は壁などの障害物があると効果が届きにくく、ネズミが音に慣れてしまうと効果が薄れます。

くん煙剤も、効果が持続せず、ネズミが別の場所に移動するだけで根本的な解決にはなりません。

侵入経路が塞がれていない限り、すぐに戻ってきてしまいます。

捕獲後の死骸処理…衛生面の注意点

粘着シートや殺鼠剤でネズミの駆除に成功した場合、死骸の処理が必要です。

ネズミの死骸には病原菌や寄生虫がいるため、以下の点に注意して衛生的に処理してください。

  1. マスクとゴム手袋を必ず着用する
  2. 死骸には直接触れず、ほうきやちりとりで回収する
  3. 死骸と周辺に殺菌・消毒スプレーを噴霧する
  4. 死骸をビニール袋に二重に入れ、しっかりと密閉する
  5. お住まいの自治体のルールに従い、一般ごみ(可燃ごみ)として処分する
  6. 使用したマスクやゴム手袋もビニール袋に入れて処分し、作業後は石鹸で丁寧に手を洗う

死骸の処理に抵抗がある場合は、無理せず専門業者に依頼することを検討しましょう。

自力での駆除が難しい・失敗するケース

以下のような場合は、自力での完全な駆除は困難です。

  • ラットサインが家の広範囲で見つかる
  • ネズミのフンが日に日に増えている(繁殖している可能性)
  • 侵入経路と思われる場所が特定できない、または高所など危険な場所にある
  • 市販のグッズを試したが、効果が見られない

被害が拡大する前に、専門業者への相談をおすすめします。

特にネズミが繁殖している場合、素人が完全に駆除するのは非常に困難です。

失敗しない!信頼できるネズミ駆除業者の選び方

いざ業者に依頼するとなっても、どこに頼めば良いのか迷うものです。

残念ながら、中には高額な請求をしたり、ずさんな作業をしたりする悪徳業者も存在します。

信頼できる優良業者を見極めるためのポイントを紹介します。

「意味ない」と言われる業者の特徴とは?

「業者に頼んだけど意味がなかった」という声が聞かれることがあります。

そのような業者の多くは、根本的な原因を解決していません。

  • 捕獲や追い出し作業しかせず、侵入経路を塞がない
  • 保証がなく、再発しても対応してくれない
  • 調査が不十分で、場当たり的な作業しかしない

ネズミ駆除で最も重要なのは「再発防止」、つまり侵入経路の封鎖です。

この作業を丁寧に行わない業者は、信頼できません。

悪徳業者に注意!契約前に確認すべき5つのこと

悪徳業者とのトラブルを避けるため、契約前に以下の5つのポイントを必ず確認してください。

  • 会社の所在地や連絡先が明確で、ホームページなどに実績が掲載されているか
  • 見積書の内訳が「一式」ではなく、作業ごとに詳細に記載されているか
  • 作業内容や料金について、質問に丁寧に分かりやすく答えてくれるか
  • 保証の有無、期間、内容が書面で明確に示されているか
  • 「すぐに工事しないと大変なことになる」など、過度に不安を煽って契約を急かさないか

少しでも「おかしいな」と感じたら、その場で契約せず、他社にも相談しましょう。

特に見積書は重要です。「駆除作業一式」といった曖昧な記載ではなく、「毒餌設置〇箇所」「侵入経路封鎖(通風口)〇箇所」「フン清掃・消毒(天井裏)〇平米」のように、作業内容と数量、単価が明確に記載されているかを確認してください。

詳細な見積もりを提出できない業者は、作業内容もずさんである可能性があります。

おすすめ業者の比較ランキングと口コミ・評判

業者を選ぶ際は、インターネットの比較サイトやランキング、口コミを参考にするのも一つの方法です。

ただし、ネット上の情報を鵜呑みにするのは危険です。

口コミを参考にする際は、評価の星の数だけでなく、具体的な内容を確認しましょう。

「作業が丁寧だった」「説明が分かりやすかった」「再発したがすぐに対応してくれた」など、良い点・悪い点の両方から、その業者の実態を判断することが重要です。

終的には、公式サイトで実績やサービス内容を確認し、自分自身の目で判断することが重要です。

公益社団法人日本ペストコントロール協会など、業界団体の会員であるかどうかも、信頼性を測る一つの指標になります。

必ず複数社から相見積もりを取ろう

適正な費用とサービス内容を見極めるために、最低でも2~3社から相見積もり(複数の業者から見積もりを取ること)を取りましょう。

相見積もりで比較すべきポイント
総額だけでなく、作業内容ごとの料金
侵入経路の特定と、その封鎖方法の具体性
保証期間と内容
担当者の対応や説明の丁寧さ

料金の安さだけで選ぶのではなく、作業内容や保証、担当者の対応などを総合的に比較し、最も信頼できると感じた業者に依頼することが、最終的な満足につながります。

保証期間とアフターフォローの重要性

ネズミは非常に賢く、一度塞いだ場所以外の新たな侵入経路を見つけて再侵入を試みることがあります。

そのため、駆除後の保証(アフターフォロー)は非常に重要です。

保証期間は業者によって様々ですが、1年~5年程度の長期保証を提供している業者は、それだけ自社の施工に自信がある証拠と言えます。

保証内容(どのような場合に無償で対応してくれるのか)を契約前に書面でしっかり確認しておきましょう。

駆除費用を抑えるには?助成金や自治体の活用法

高額になりがちなネズミ駆除費用ですが、少しでも負担を軽減する方法はないのでしょうか?

助成金や自治体のサポートについて解説します。

ネズミ駆除に助成金は使える?

結論から言うと、個人の住宅のネズミ駆除に対して、国や自治体から直接的な助成金(補助金)が出るケースは、残念ながらほとんどありません。

害虫駆除に関する助成金は、スズメバチの巣の駆除などを対象としている自治体が多いのが現状です。

お住まいの市役所や保健所に相談してみよう

助成金はなくても、自治体が相談窓口を設けている場合があります。

お住まいの地域の市役所(環境課など)や保健所に問い合わせてみましょう。

  • 専門業者を紹介してくれる
  • 駆除方法についてアドバイスをくれる
  • 捕獲カゴなどを無料で貸し出してくれる

上記のようなサポートを受けられる可能性があります。

費用はかからないので、まずは一度相談してみることをおすすめします。

東京都・横浜市など各自治体の対応事例

自治体によって対応は異なりますが、いくつかの例を紹介します。

自治体名 対応内容の例
東京都(特別区)
  • 各区の保健所が相談窓口
  • 駆除方法の助言や業者団体を紹介
  • 一部の区で殺鼠剤の無料配布や捕獲器の貸出しあり
横浜市
  • 各区の福祉保健センター生活衛生課が相談窓口
  • 専門の相談員による防除方法のアドバイス

このように、多くの自治体では専門家による無料相談が可能です。

お住まいの自治体のホームページを確認するか、直接電話で問い合わせてみてください。

火災保険が適用されるケースもある?

ネズミ駆除の費用そのものに火災保険を適用することはできません。

しかし、ネズミが原因で発生した損害に対しては、保険が適用される可能性があります。

例えば、「ネズミが電気コードをかじった結果、火災が発生した」という場合などです。

また、契約内容によっては「破損・汚損損害」や「建物付属機械設備の電気的・機械的事故」といった特約で、ネズミによる建物の損害が補償される場合があります。

ご自身の加入している保険の契約内容を確認してみましょう。

もう悩まない!天井裏のネズミの再発防止策

業者に依頼してネズミを完全に駆除できたとしても、再発防止策を講じなければ、また同じことの繰り返しになる可能性があります。

ネズミが住み着きにくい環境を維持することが重要です。

一番重要!侵入経路を徹底的に塞ぐ

再発防止において最も重要なのは、侵入経路を物理的に塞ぐことです。

ネズミは驚くほど小さな隙間から侵入します。

子どものネズミであれば1.5cm程度の隙間でも通り抜けてしまいます。

  • 壁のひび割れ:セメントやパテで埋める
  • 基礎部分の通風口:目の細かい金網(パンチングメタル)で覆う
  • 配管や電線を通すための穴のすき間:金網を詰め、パテで固める
  • 換気扇やエアコンの室外機ホースの導入部:専用のカバーやパテで隙間をなくす
  • 屋根瓦のずれや破損箇所:専門の業者に修理を依頼する

これらの隙間を、金網やパンチングメタル、害獣対策用のパテなど、ネズミが簡単にかじり破れない素材でしっかりと塞ぎましょう。

プロの業者は、専用の機材を使って素人では見つけられないような僅かな隙間も見つけ出します。

例えば、床下の基礎部分にある亀裂や、外壁と配管のわずかな隙間など、意外な場所が侵入経路になっているケースは少なくありません。

ネズミが寄り付かない環境を作る

ネズミにとって魅力のない、つまり「エサがない」「巣の材料がない」「隠れ場所がない」環境を作ることが、再発防止につながります。

  • 食品は必ず密閉容器に入れて保管する
  • 生ごみは蓋つきのゴミ箱に入れ、こまめに処分する
  • ペットフードを出しっぱなしにしない
  • 家の周りの雑草を刈り、整理整頓を心がける
  • 巣の材料になりやすい段ボールや新聞紙、布などを放置しない

日頃から清潔で整頓された環境を保つことが、何よりのネズミ対策になります。

定期的な点検とメンテナンス

一度侵入経路を塞いでも、建物の経年劣化などで新たな隙間が生まれることがあります。

定期的に家の外周をチェックし、新たなひび割れや隙間ができていないか点検する習慣をつけましょう。

早期に発見し、補修することで、ネズミの再侵入を未然に防げます。

よくある質問

最後に、ネズミ駆除に関してよく寄せられる質問にお答えします。

見積もりだけで料金は発生しますか?

多くの優良業者は、現地調査と見積もりを無料で行っています。

ただし、業者によっては出張費や調査費として料金が発生する場合もあるため、電話で問い合わせる際に「見積もりは無料ですか?」と必ず確認しましょう。

駆除作業中は家にいても大丈夫ですか?

作業内容によります。粘着シートや捕獲カゴの設置、侵入経路の封鎖といった作業であれば、在宅していても問題ありません。

しかし、くん煙剤など薬剤を室内に散布する作業の場合は、一定時間、家を空ける必要があります。

作業前に業者から詳しい説明がありますので、指示に従ってください。

ペットや子供への薬剤の影響は?

プロの業者は、安全性に配慮して作業を行います。

例えば、殺鼠剤(毒餌)を使用する場合、お子様やペットが触れられないように、専用の容器(ベイトボックス)に入れて設置します。

事前にペットや小さなお子様がいることを伝え、使用する薬剤の安全性や作業方法について詳しく説明してもらいましょう。

駆除にはどのくらいの期間がかかりますか?

被害状況や建物の広さによって大きく異なりますが、一般的には調査から駆除、再発防止策の完了まで数週間から1~2ヶ月程度かかることが多いです。

ネズミを完全に駆除し、戻ってこないことを確認するまでには一定の期間が必要です。

初回訪問時に、作業の全体的なスケジュール感を確認しておくと良いでしょう。

ネズミは勝手にいなくなりますか?

一度住み着いたネズミが、勝手にいなくなることはほとんど期待できません。

天井裏のような安全な場所と、家の中にあるエサは、ネズミにとって非常に快適な環境です。

放置すれば繁殖して数が増え、被害が拡大していく可能性が非常に高いです。

ダスキンのネズミ駆除の評判はどうですか?

ダスキンは全国展開している大手企業であり、研修を受けたスタッフが対応するため、サービスの質が安定しているという評判が多く見られます。

料金は地域の業者に比べてやや高めになる可能性がありますが、その分、徹底した調査と施工、しっかりとした保証が受けられるため、安心感を重視する方には適していると言えるでしょう。

ただし、最終的な満足度は担当者によっても変わるため、まずは無料見積もりを依頼し、対応や提案内容を直接確認することをおすすめします。

まとめ

天井裏のネズミは、放置すると健康被害や経済的損失につながる深刻な問題です。

異音やラットサインに気づいたら、早急に対策を講じましょう。

対策には、費用を抑えられる自力での駆除と、根本的な解決が期待できる専門業者への依頼という2つの選択肢があります。

自力での駆除は再発のリスクや衛生面での注意が必要な一方、業者に依頼する場合は50,000円~300,000円程度の費用がかかります。

もし業者に依頼する際は、1社だけでなく複数の業者から相見積もりを取り、料金だけでなく、作業内容や保証、担当者の対応を総合的に比較することが失敗しないための鍵です。

この記事を参考に、あなたの状況に最適な方法で対策を進め、一日も早く静かで安心できる暮らしを取り戻してください。

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