ムクドリ対策まとめ|効果的な駆除方法と撃退グッズを紹介

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6月から10月頃にかけて、全国で発生するのがムクドリによる被害です。

大群で行動することから騒音や糞による被害が深刻化しやすく、度々メディアでも被害が取り上げられています。

また、一戸建ての屋根裏などに侵入し巣を作ることもあり、さまざまな悪影響をもたらす可能性もあります。

自分で対策したいものの「どのような対策が効果的なのか分からない」という方がほとんどでしょう。

今回はムクドリ対策について、駆除方法や撃退グッズなどを紹介していきます。

この記事で分かること
  • 予防対策や駆除に役立つムクドリの基礎知識
  • ムクドリが引き起こす被害と危険性について
  • 場所別の効果的なムクドリ対策
  • ムクドリ対策に役立つ撃退グッズ
  • 大量のムクドリが電線にいる場合の対処法について
  • ムクドリの駆除や対策をしてもらえるおすすめの専門業者
目次

対策に役立つムクドリに関する基礎知識

ムクドリについて、必要最低限の知識がないまま駆除や対策を行うと、失敗の可能性が高くなります。

また、別の鳥による被害をムクドリと勘違いして対策してしまうことも珍しくありません。

ここでは、ムクドリ対策を行う上で知っておくべき基礎知識について解説していきます。

ムクドリの外見の特徴

ムクドリの外見
画像引用元/BIRDLAND

ムクドリは体長24㎝ほどで、鳩よりも少し小さいくらいの大きさです。

くちばしと足はオレンジ色をしており、体の色は灰色で頭はお腹に白い模様があります。

メスとオスで色に若干の違いはありますが、見た目はほぼ同じと言えます。

大群で行動するため、棲みつくとムクドリのフンがそこらじゅうに落ちており、大量のフンでムクドリと判断することも可能です。

ムクドリのフンの画像
画像引用元/頑張る新聞屋 村瀬新聞店

ムクドリ被害であるかを調べるために、フンの画像を調べる人もいますが、一般的な鳥のフンと見た目は変わりません。

フンの色は食べたものによって緑やオレンジ、白色になります。

ムクドリは大群で飛び回るため、付近で被害情報があった場合には傘によるフン対策が必須と言えるでしょう。

ムクドリの性格や行動

ムクドリの大群が飛来する様子
画像引用元/Yahoo!ニュース

ムクドリは緑がある場所であれば、街中であっても棲みつくことがあり、基本的に数十羽の集団で行動します。

多い時には数千匹の大群となり飛ぶこともあり、フン被害や騒音被害を引き起こします。

鳴き声に関しては「ギュルギュル・ギャギャー」といった鳴き方です。

雑食性ではあるものの、カラスのようにゴミ袋をあさり、生ごみを食べ散らかすようなことはありません。

ムクドリは「就塒前集合」といって、仲間が集まってくるのを電線などで待ち、集まった後は一斉に飛び立ちねぐらへと向かいます。

ムクドリの繁殖と寿命

ムクドリの繁殖期は3~7月であり、1回で4~7個の卵を産みます。

孵化して3週間ほどで巣立ち、自然環境下での寿命は5~7年と言われています。

自然の多い場所に棲みつくため、昔は被害件数も少なかったものの、近年は再開発の影響もあり住宅街などにも棲みつくようになりました。

ムクドリによる被害について

ムクドリによる被害として誰もが想像するのが、フンによる被害と騒音問題です。

しかしながら、ムクドリが近くに棲みついてしまった場合、他にも様々な被害をもたらします。

ここでは、ムクドリがどのような被害を発生させているのか、屋根裏に棲みついた場合も含め紹介していきます。

鳴き声による騒音被害

ムクドリは大群で行動することが多く、就塒前集合という習性により、時には数千匹が集まることもあります。

そのため、鳴き声は想像以上にうるさく、屋内にいたとしても普通に聞こえるほどです。

家の近くに棲みつくとゆっくり寝ることもできないため、ムクドリの騒音に悩む人は少なくありません。

一度住み着いてしまうと数ヵ月は離れないので、早急な対策が必要と言えますね…

糞尿による健康被害や悪臭被害

大群で行動することにより、被害が深刻化しやすいのが、糞・尿による被害です。

大量のムクドリが上空を飛ぶと、建物はもちろん車や歩行者などあらゆる場所に糞や尿が降ってきます。

糞や尿は掃除が大変なだけでなく、悪臭の原因となり周辺で生活している人にとっては非常に厄介な被害となり得ます。

また、ムクドリを含む野鳥は、さまざまなウイルスや病原菌を保有しており、糞尿に含まれているため、注意が必要です。

地面に落ちて乾燥した糞は、風により飛散しやすく、人間が吸い込んでしまう可能性も低くありません。

糞を吸い込むことにより、クリプトコックス病オウム病にかかる可能性があります。

果物を中心とした農作物の被害

地方では農作物被害も深刻です。

ブドウや柿、桃といった果物が狙われやすく、さまざまな地域で大きな被害を出しています。

【全国の野生鳥獣による農作物被害状況(令和3年度)】

  • ムクドリ:被害量13.2トン・被害額13億1,300万円
  • カモ:被害量2.4トン・被害額5億4,600万円
  • ヒヨドリ:被害量2.1トン・被害額3億4,500万円
  • スズメ:被害量0.8トン・被害額1億9,000万円

引用元/農林水産省

この他では、ムクドリが棲みついたことによる「ダニ被害」にも注意が必要です。

冒頭で解説した通り、ムクドリは屋根裏などに巣を作ることがあり、そこに潜むダニはわずかな隙間から室内へと侵入してきます。

【場所別】ムクドリのフン害や騒音被害に有効な対策

さまざまな被害をもたらすムクドリですが、場所によって対策方法が異なります。

無理に対策しようとすると怪我したり、十分な効果が得られなかったりする可能性もあります。

ここでは、場所別でどのようなムクドリ対策が有効なのか解説していきますので、参考にしてみてください。

電柱や電線:音による対策が効果的

知恵袋などでは「電線に鳥が止まらないようにするにはどうしたらいいですか?」といった質問が見受けられます。

電柱や電線にムクドリがいる場合には、音による対策がおすすめです。

ムクドリは高い音を嫌うことがわかっており「拍子木」によってムクドリの追い出しに成功した事例もあります。

拍子木以外でも高い音を発するものであれば、追い払える可能性があるため、一度試してみることをおすすめします。

電柱にムクドリが巣を作った場合には、電力会社に依頼すれば撤去してもらうことも可能です。

天敵の鳴き声を流すような機械もありますが、長時間使用する場合には近隣住民へ配慮した上で実施するようにしましょう。

ベランダ:忌避剤による対策が効果的

ベランダに羽休めにやってくるような場合には、忌避剤などによる対策がおすすめです。

野鳥が嫌う成分を含んだ忌避剤を設置したり、手すりに吹き掛けることにより近寄れないようにできます。

棲みついており、忌避剤だけで追い払えない場合には、専用の剣山やネットといった物理的な対策もおすすめです。

糞や尿を掃除する場合には、吸引してしまわないようにゴーグルとマスクを準備した上で行うようにしましょう。

予防対策にはフクロウやタカによる対策が効果的

ムクドリによる被害はないものの、予防対策をしたいといった場合には、ダミーのフクロウやタカを設置してみましょう。

鳥よけとしてCDなどを設置する人もいますが、最初しか怖がらず近隣住民からまぶしいといったクレームも発生する可能性があります。

疑似鳥グッズは、ホームセンターや通販で購入できます。

疑似鳥は鳩やスズメといった野鳥全般の対策に効果的です。

ムクドリ対策におすすめの撃退グッズ

ムクドリ対策には音や物理的対策、疑似鳥が効果的です。

しかし、どのような商品がおすすめなのか分からないという方もいるでしょう。

ここでは、ムクドリ対策に有効なおすすめの撃退グッズを紹介していきます。

音による対策:BIG BANG R-3

音によるムクドリの撃退グッズ BIG BANG R-3
画像引用元/公式サイト

音による対策方法としておすすめするのが、ピストルタイプ・BIG BANG R-3です。

害鳥や害獣を音でびっくりさせることにより、追い払えます。

火薬に関しては96発入りの箱が3箱ついており、量としては十分と言えるでしょう。

使用方法は火薬をピストルにセットするだけであるため、誰でも簡単に使用可能です。

BIG BANG R-3の価格は748円(税込)となります。

音が大きいため、使用する場合にはなるべく近隣の方に説明しておくようにしましょう。

超音波による対策:アニマルガーディアン

超音波による撃退グッズ アニマルガーディアン
画像引用元/公式サイト

アニマルガーディアンは音と光によってさまざまな害獣を追い払える撃退グッズです。

超音波(モスキート音)なので大きな音で周りに迷惑をかけることもなく、常に対策できることが特徴です。

周波数は6つのモードに変更可能であり、害鳥はもちろん害獣対策にも役立ちます。

防滴構造で太陽光パネルによって充電するので、電池も必要ありません。

音以外ではフラッシュライトによる追い出し機能もあり、8~10mの範囲で生物を検知して点滅します。

必要ない場合はテープでふさぐといった簡単な加工であれば可能です。

アニマルガーディアンの価格は3,480円(税込)となります。

ネットによる対策:Limthe・防鳥ネット

ムクドリ撃退グッズ 防鳥ネット
画像引用元/公式サイト

ベランダの物理的対策でおすすめするのがLimthe・防鳥ネットです。

網目は2.5㎝と小さく、網の長さは2~10メートルまで6種類から選べます。

網自体に色は付いておらず、景観を損ねることなく設置可能であり、紫外線や雨風にも強く約5年ほど使用できます。

結束バンドも付いていおり、誰でも簡単に設置できます。

Limthe・防鳥ネットの価格は税込み1,199円(幅2m×縦3m)~となります。

ムクドリはもちろん、鳩除けにも効果的ですよ。

置物による対策:LANGING・鳥よけフクロウ

ムクドリ撃退グッズ 擬鳥フクロウ
画像引用元/公式サイト

ムクドリ予防でおすすめするのがLANGING・鳥よけフクロウです。

大きな目によって鳥を怖がらせ寄せつけません。

バネ式で風に合わせて動くようになっており、首は360度回転するようになっており、リアルさが特徴です。

下面から中に砂を入れられるようになっており、屋根やバルコニー、玄関などへ設置可能です。

LANGING・鳥よけフクロウの価格は1,878円(税込)となります。

忌避剤による対策:トリよグッバイ

ムクドリ撃退グッズ トリよグッパイ
画像引用元/公式サイト

棲みついていないものの、定期的にベランダへムクドリがやってくるような場合には、忌避剤タイプの商品がおすすめです。

トリよグッバイは、害鳥が嫌う香料やハーブ、辛味成分で嗅覚や視覚を刺激して寄せ付けないようにできます。

スプレータイプでベランダの手すりや人工芝などにも使用可能です。

街中や公園の街路樹に吹き掛け追い払うことにも成功した実績があり、持続期間は1~3ヵ月です。

トリよグッバイの価格は270ml入りで2,530円(税込)となります。

人間に有害な成分は含まれていないため、小さなお子様がいるご家庭でも気軽に使用できます。

電線や電柱のムクドリ被害は電力会社に相談する

電柱や電線にいるムクドリ対策として、音による追い払い方法を紹介しましたが、必ず追い払えるとは限りません。

このような場合、物理的な対策といった別の方法を試す必要がある一方で、自分で行うのは非常に危険です。

電力会社では害鳥被害に対処も行っているため、まずは自分で何とかしようとせずに相談してみるようにしましょう。

ここでは、大手電力会社の具体的な対策などについて紹介していきます。

東京電力のムクドリ対策

東京電力では、相談を受けた後に職員が状況を確認した上で適切な対処方法を実施します。

具体的な対策方法としては、専用のカバーを被せるような方法があるとのことでした。

ムクドリ被害について相談したい場合、東京電力パワーグリッドのホームページにある「個人のお客さま向け・お問い合わせ」から相談可能です。

中部電力のムクドリ対策

中部電力に関しても、東京電力と同様に鳥が止まれなくなるようなカバーで対処するとのことでした。

ちなみに、糞や尿の掃除については土地の所有者による作業となります。

中部電力にムクドリ対策をお願いした場合は、以下の番号から相談できます。

中部電力・お問い合わせ番号:0120‐985‐232

関西電力のムクドリ対策

関西電力も職員が状況を確認した上で、カバーやスパイク型の忌避器具を設置して対応するとのことでした。

糞・尿の掃除は行っておらず、現地確認は基本的に即日あるいは翌日には可能です。

関西電力にムクドリ対策を相談したい場合は、以下の番号から相談できます。

関西・お問い合わせ番号:0800‐777‐3081

ムクドリの駆除や対策を依頼できるおすすめの専門業者

ムクドリが近くにいるのではなく、屋根裏などに棲みついた場合は、巣の撤去や糞・尿の清掃が必要です。

自分で対処しようと考える人もいますが、ムクドリは鳥獣保護法により許可なく駆除や捕獲をすることが禁じられており、卵などの撤去もこれに該当します。

健康被害のリスクもあるため、害獣駆除業者へ依頼するようにしましょう。

ここでは、ムクドリ駆除を依頼できるおすすめの害獣駆除業者を、4社紹介していきます。

ちなみに、法律上の問題で電線や電柱のムクドリ対策は、害獣駆除業者では対処できません

ホームレスキュー|最安値保証あり

ムクドリ駆除をしてもらえる業者 ホームレスキュー
画像引用元/ホームレスキュー

ホームレスキューは、関西を中心に九州・中国・東海・関東エリアで害獣駆除を行っており、駆除実績が豊富にある専門業者です。

害鳥であるコウモリや鳩の駆除実績も多く、ムクドリに関しても対応してもらえます。

害鳥駆除の料金は12,000円(税込)~となっており、事前調査により被害状況を確認した上で料金が決定します。

現地調査や見積もりは無料で依頼できますよ!

ムクドリの巣を撤去するのはもちろん、糞・尿の清掃や家屋の修繕まで依頼可能であり、元のきれいな状態に戻してもらえます。

最安値での施工に力を入れており、他の業者よりも料金が高かった場合には最安値保証により値下げの交渉も可能です。

ホームレスキューはなるべく費用を抑えつつ、駆除実績の豊富な業者へ対応してもらいたい方におすすめです。

最短30分で駆け付け迅速に対応!最安値保証付きなので安心!

害獣駆除110番|239社の専門業者が迅速に対応

ムクドリ駆除をしてもらえる業者 ホ害獣駆除110番
画像引用元/害獣駆除110番

害獣駆除110番は自社で駆除を行っておらず、優良な害獣駆除業者を紹介してもらえるサービスとなります。

他の害獣駆除紹介サービスと比べても加盟店数が非常に多いことが特徴であり、要望に沿った業者を紹介してもらえるため安心です。

駆除を行う際には、加盟店関係なく「請負賠償保険」に加入しているため、万が一壁や床が傷ついてしまったような場合も対応してもらえます。

事前調査や見積もりは無料であり、24時間365日いつでも電話受付をしているため、急を要する場合でも対応可能です。

害獣駆除110番の口コミに関しても評価が高く、価格満足度や解決スピードでもランキング1位に輝いた実績があります。

害獣110番は、数多くの加盟店から最適な業者を紹介してもらえるため、駆除方法などで要望があるような方におすすめです。

24時間いつでも電話受付中!優良な駆除業者が迅速に対応!

害獣駆除NO.1|2年間の保証があるので安心

ムクドリ駆除をしてもらえる業者 害獣駆除NO.1
画像引用元/害獣駆除NO.1

害獣駆除NO.1はコウモリや鳩、ネズミの駆除といったあらゆる害獣に対応しており、8,000件以上の実績があります。

施工後には2年間の保証も付いているため、万が一ムクドリが戻ってきて棲みついた場合も安心です。

事前調査は無料であり、作業後に追加費用が発生するようなことも一切ありません。

実際に利用した方の満足度は98.5%と非常に高く、品質の高いサービスを受けられます。

家屋はもちろん公共施設や工場といった施設でも対応可能です!

害獣駆除NO.1は過去に駆除で失敗しており、保証に力を入れたい方におすすめです。

あらゆる施設の駆除に対応!2年保証付きで安心!

くらしのマーケット|理想の業者をすぐに見つけられる

ムクドリ駆除をしてもらえる業者 くらしのマーケット
画像引用元/くらしのマーケット

くらしのマーケットも自社施工ではなく全国の加盟店に依頼できるサービスを提供しています。

他の業者紹介型サービスと大きく異なるのが「自分で業者比較ができる」ことです。

メニューと地域を選択すれば、依頼可能な駆除業者が表示されるため、駆除料金やサービス詳細などの比較を行った上で依頼できます。

表示される業者は、料金や口コミ、ランキング順で並び替えも可能であり、要望に応じた業者が見つかりやすくなっています。

利用手数料などは必要なく、くらしのマーケットの口コミや評判も良いためまずは試してみてください。

駆除業者の口コミは全てくらしのマーケットが管理しており、全て確認できるので安心です。

くらしのマーケットは自分で業者比較を行いたい方や、最安値の業者を見つけて依頼したい方におすすめです。

ネット上で簡単比較!理想の業者がすぐに見つかる!

ムクドリ対策に関するよくある質問

最後はムクドリ対策に関する、6つの質問に答えていきます。

  • ムクドリ駆除は自分でできる?
  • 撃退レーザーは効果がある?
  • ムクドリ対策は自治体に依頼できる?
  • ムクドリが増えてきている理由は?
  • ムクドリ被害が増えているのになぜ駆除しない・できないの?
  • ムクドリの撃退アプリは有効?

ムクドリ対策に関する法律や、自治体の対応を中心に解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ムクドリ駆除は自分でできる?

ムクドリ駆除は予防対策であれば自分でも対策可能ですが、捕獲や駆除は鳥獣保護法によって許可なく行うことが禁止されています。

鳥獣保護法とは、鳥獣の保護や管理を適切に行うための法律です。

対象となる動物を許可なく駆除したり捕獲したりすることは禁止されており、追い払うために傷つけたり卵を撤去することもこれに該当します。

そのため自分でできる対応としては、ムクドリを傷つけない音や光による予防対策までとなります。

毒餌を仕掛けるのも鳥獣保護法に抵触するため、絶対にやめましょう。

撃退レーザーは効果がある?

撃退レーザーやレーザーポインターは、ムクドリを追い払う対策方法として一定の効果があります。

ただし、慣れてしまいやすくその時だけ離れていても、再度戻ってくる可能性があります。

また、数が多い場合には一気に追い払えないため、おすすめしません。

ムクドリ対策は自治体に依頼できる?

ムクドリ対策は、自治体へ相談できますが駆除や捕獲をしてもらうことはできません。

ただし、予防法に関してのアドバイスや提携している駆除業者を紹介してもらうことができます。

ムクドリに関する対処は自治体によって異なるため、まずは問い合わせてみるようにしましょう。

ムクドリが増えてきている理由は?

ムクドリが街中で増えてきている理由は複数ありますが、天敵が少ないことが一番の原因と言えるでしょう。

ムクドリの天敵にはフクロウや鷹といった猛禽類(もうきんるい)の他にカラスがいます。

近年は、カラス対策が各地で行われており、街中に猛禽類はいないため、ムクドリが生息しやすい環境となってきています。

ムクドリ被害が増えているのになぜ駆除しない・できないの?

ムクドリ被害が増えているにもかかわらず、駆除できないのは鳥獣保護法によって捕獲などが禁止されているからです。

前述した通り、ムクドリは鳥獣保護法の対象動物に含まれており、捕獲や駆除はもちろん、傷つけることが禁止されています。

許可を得れば駆除も可能ですが、一気に数を減らすような対処方法もなく、追い払って被害を防止しているのが現状です。

ムクドリの撃退アプリは有効?

ムクドリの撃退アプリは一定の効果があるものの、完全に追い払うのは難しいと言えるでしょう。

スマホでムクドリの撃退アプリを探すと、鷹などの鳴き声を流せるアプリがあります。

このようなアプリを使用することにより、一定の効果はあると考えられますが、ムクドリが慣れてしまう可能性があります。

流し続けることも難しく、根本的な解決は難しいと言えるでしょう。

まとめ

ムクドリは、夏から秋にかけて全国で被害が急増します。

糞・尿による悪臭被害や騒音被害だけでなく、健康被害も引き起こす危険な害獣の1種と言えます。

大きな音や高い音を出したり、超音波や忌避剤を活用して対策が可能です。

ホームセンターや通販で購入できるため、一度試してみると良いでしょう。

家屋に棲みついた場合は、鳥獣保護法によって許可なしで作業できないため、害獣駆除業者への依頼をおすすめします。

駆除はもちろん、予防対策を行い糞・尿の掃除や消毒までしてもらえるため安心です。

相談や事前調査は無料ですので、まずは電話してみることから始めてみましょう。

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