オキシクリーンで洗濯槽を掃除する方法!ドラム式と縦型のやり方をそれぞれ解説

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オキシクリーン 洗濯槽

洗濯機は使用しているうちに、知らず知らず汚れが溜まってしまいがちです。

その汚れを放置してしまうと、洗濯槽にカビが発生しなかなか落とせない頑固な汚れになってしまいます。

しかし洗濯槽は取り外してゴシゴシと洗える部分ではないので、掃除するのは大変ですよね。

そんな時に大活躍するのがオキシクリーンです!

オキシ漬け」が人気のオキシクリーンを使用して、洗濯槽の掃除するやり方をご紹介いたします。

効果的にオキシクリーンを使う方法や、オキシクリーンを使って洗濯槽の掃除をするときの注意点もお伝えしていきます。

また縦型洗濯機とドラム式洗濯機 掃除の仕方には違いがあり、そちらもご紹介していくので参考にしてください。

目次

洗濯槽の掃除にはオキシクリーンがおすすめ!

オキシクリーン 洗濯槽
画像引用元/オキシクリーン公式サイト

洗濯槽の汚れの代表と言ったら黒カビです。

洗濯機にカビが発生してしまうと洗濯物に黒いカスとして付着したり、洗濯機の臭いの元になったりして悪いことばかりです。

時にはアレルギーやアトピーなどの症状が、発生してしまうような事態にもなりかねません。

そのような事態にならないためにおすすめの掃除方法が、オキシクリーンを使った洗濯槽の掃除です。

こちらでは

  • オキシクリーンとは何?
  • 洗濯槽もオキシ漬けできる?
  • オキシクリーンはカビも除去できる?

ということについて詳しく説明していきます。

オキシクリーンとは?

オキシクリーン 洗濯槽
画像引用元/オキシクリーン公式サイト

オキシクリーンは酸素系漂白剤です。

主な主成分は「過炭酸ナトリウム」で、酸素の泡の力で汚れを分解するというのが特徴です。

オキシクリーン 洗濯槽
画像引用元/オキシクリーン公式サイト
オキシクリーンの特徴

  • 皮脂などの油汚れを落とす
  • カビに効果的
  • 漂白、消臭ができる

オキシクリーンには、アメリカ版と日本版の2種類があります。

どちらの洗剤も主成分は「過炭酸ナトリウム」ですが、アメリカ版のオキシクリーンには界面活性剤と香料が含まれています。

界面活性剤とはよくある洗剤の成分で、油を水に溶けやすくする性質を持っています。

泡立ちもいいので汚れを剥がし落とす力は、アメリカ版のほうが強いのです。

日本版のオキシクリーンは界面活性剤が入っていないものの、過炭酸ナトリウムの働きに違いはありません。

泡立ちは弱いですがその分すすぎは楽にでき、環境にも優しいのが特徴です。

オキシ漬けすれば汚れが取れる

オキシクリーン 洗濯槽 オキシ漬け
画像引用元/オキシクリーン公式サイト

オキシクリーンの定番の使い方である「オキシ漬け」ですが、洗濯槽の汚れを取り除くにも非常に効果的です。

洗濯機の内部で最も汚れているのは洗濯槽の裏側なのですが、目視での確認やブラシを使用した掃除ができない箇所でもあります。

オキシクリーンは酸素系漂白剤であり、つけ置くことで酸素を発生させて汚れを分解し浮かせてくれます。

この特性を利用したのがオキシ漬けです。

オキシクリーンを溶かした液で漬けておくだけで、洗濯槽のような掃除がしにくい箇所でも効果的に汚れや臭いを取り除くことができます。

洗濯槽のカビ除去も可能

オキシクリーンは洗濯槽に発生しているカビを除去するのに適した洗剤と言えます。

カビは湿った場所や、汚れが蓄積された場所で繁殖しやすいという性質を持っています。

洗濯槽の内側もその条件に当てはまるため、カビの繁殖には注意が必要です。

カビは酸性の環境下で繁殖しやすいため、酸性の汚れとして分類されます。

このような酸性の汚れに対して効果がある洗剤はアルカリ性の洗剤です。

オキシクリーンは弱アルカリ性の洗剤なので、カビの除去に対して非常に効果的です。

また酸素系漂白剤であるオキシクリーンは、酸素の働きでカビの繁殖を抑制する効果もあります。

オキシクリーンはカビの除去だけでなく再発を防ぐ効果もあるんです!

オキシクリーンは洗濯槽掃除に何杯必要?

洗濯槽をオキシクリーンで掃除したいけど、洗濯槽にどのくらいオキシクリーンを入れたらいいかわからない!

このようなお悩みで、洗濯槽の掃除へのハードルが高く感じてしまっている方も多いのではないでしょうか?

こちらではオキシクリーンを使って洗濯槽の掃除をする時の、適切なオキシクリーンの量をわかりやすくお伝えします。

以下に、洗濯機の大きさ別の最大水量と、それによるオキシクリーンの分量の早見表を作成したので御覧ください。

横にスクロールします

洗濯機の大きさの目安 最大水量 日本版スプーン アメリカ版スプーン オキシクリーンの重量
5キロ以下 56リットル 14杯 3.25杯 392グラム
6〜7キロ 60リットル 15杯 3.5杯 420グラム
7〜8キロ 64リットル 16杯 4杯 448グラム
8〜9キロ 68リットル 17杯 4.25杯 476グラム
9〜10キロ 72リットル 18杯 4.5杯 504グラム
10キロ以上 76リットル 19杯 4.75杯 532グラム

上記の表に当てはまる最大数量ではない場合や、詳しい計算方法が知りたいという方は以下で説明していくので参考にしてください。

オキシクリーンにはアメリカ版と日本版がありますが、どちらのオキシクリーンでも使用する量に違いはありません。

しかし付属スプーンの大きさが違うので、計量の際に間違わないように注意しましょう。

オキシクリーンを使用する時の基本的な分量は以下の通りです。

オキシクリーン 洗濯槽
画像引用元/オキシクリーン公式サイト

日本版オキシクリーンに付属している小さいスプーン1杯は、約28グラムの量が測れます。

アメリカ版の大きいスプーンを使用して同じ28グラムを測ると、スプーンの下から2番目のラインのところまでになります。

上の図を踏まえて、ファミリー層のご家庭で多く使われている8キロの洗濯機において、オキシクリーンがどのくらい必要なのかを計算して説明していきます。

間違えてしまいやすいアメリカ版と日本版に分けて説明するので、
使用する付属スプーンがどちらのバージョンなのか確認してから参考にしてくださいね!

※各メーカーにより同じ8キロの洗濯機でも最大水量が違う場合がありますが、今回は最大水量68リットルと仮定して説明していきます。

コストコ(アメリカ版)のオキシクリーンは8キロ洗濯機に4杯

オキシクリーン 洗濯槽 アメリカ版

アメリカ版オキシクリーンの大きい付属スプーンを使用して計量する場合、8キロの洗濯機(最大水量68リットル)を掃除する時には付属の大きいスプーン4杯の量が必要です。

詳しい計算方法などをお伝えしていきますので参考にしてください。

アメリカ版のオキシクリーンに付属されているスプーンはこちらです。

オキシクリーン アメリカ版 スプーン

右の小さなスプーンは日本版に付属しているスプーンです。

オキシクリーン 付属スプーン

比べて見るとかなり大きいです。

オキシクリーンの基本的な分量は、

お湯4リットルに対して、アメリカ版に付属している大スプーンの、下から2番目のラインの量です。(約28グラム)
オキシクリーン 量

そして付属スプーンの1杯(一番上のライン4の所)はライン2までの量の4倍のオキシクリーン(約112グラム)がすくえます。

4リットル=ライン2を1杯(28グラム)

これを4倍すると、

16リットル=ライン4を1杯(約112グラム)

となります。

8キロの洗濯機の満水量が68リットルの場合

68÷16=4.25

となるのでオキシクリーンは4.25杯(476グラム)必要となります。

アメリカ版オキシクリーンの大きな付属スプーンで計量して8キロの洗濯機を掃除するには、約4杯と少しの量のオキシクリーンが必要ということがわかりました。

 

日本のオキシクリーンは8キロ洗濯機に17杯

日本版のオキシクリーンに付属しているスプーンはこちらです。

オキシクリーン 量

1杯で約28グラムが測れます。

オキシクリーンの基本分量は

4リットル=1杯(28グラム)

これを8キロの洗濯機に換算すると

8キロの洗濯機の最大水量が68リットルの場合
68÷4=17

となり、8キロの洗濯機を掃除するには17杯(476グラム)のオキシクリーンが必要となります。

17杯もオキシクリーンをスプーンで計るのは大変じゃない?
入れているうちに数え間違えそう。

そういった場合は、重量計(はかり)を利用してオキシクリーンを476グラム量るとミスが起きません。

アメリカ版のスプーンがあるという場合には、そちらで4杯分すくっても楽に計量できます。

日本版でもアメリカ版でも中身は同じものです。

どちらのオキシクリーンを使っても、量は同じだけ入れることになるので使用する付属スプーンはどちらを使用しても問題ありません。

オキシクリーンが足りないことが考えられるケース

8キロの洗濯機の洗濯槽掃除には、約476グラムのオキシクリーンが必要ということがわかりました。

洗剤の500グラムって結構な量!

そんなに入れていいのかな?と躊躇してしまうかもしれません。

他にも500グラムの洗剤を入れることに躊躇してしまうケースはこちらです。

  • 洗剤の溶け残らないか心配
  • 洗剤を節約したい

以上のような気持ちから必要量のオキシクリーンを入れなかった時は、本来の効果が得られない場合があるので注意が必要です。

確実に汚れを落とし洗濯槽のカビを取り除きたいのであれば、しっかりと既定の量のオキシクリーンを投入しましょう。

【ドラム式】オキシクリーンを使用した洗濯槽掃除のやり方

ドラム式洗濯機の洗濯槽をオキシクリーンで掃除するのは、実はあまりおすすめできません。

オキシクリーンを利用してドラム式洗濯機の掃除がおすすめできない理由は以下の通りです。

  • 洗濯槽全体に水を張ることができない。
  • 泡を自動で排水してしまう機能がある。
  • 泡が故障や水漏れの原因になる。
  • 浮いてきたカビをすくい取ることができない。

ドラム式洗濯機ではオキシクリーンで掃除するために必要な水の量を、洗濯槽にためておくことができません。

少ない水で実行したとしても、泡が原因で効果が得られない可能性があります。

オキシクリーンは泡を発生させることで汚れを浮き上がらせる効果がありますが、一部のドラム式洗濯機にはその泡を自動で排水してしまうという機能が備わっています。

これは故障や水漏れ等のリスクを考えて付けられた機能なのですが、泡が流れてしまってはオキシ漬けをする意味がなくなってしまいます。

また、水を張ったままだと蓋を開けれないため、浮いてきたカビをすくい取ることもできません。

すくい取れない汚れはそのまま排水に流すことになってしまい、それが詰まりの原因になる可能性もあります。

このような様々な要因から、ドラム式洗濯機にオキシクリーンを使用した掃除はおすすめできないと言えます。

ドラム式洗濯機を販売する各メーカーも酸素系漂白剤ではなく、塩素系漂白剤での手入れや専用の洗濯槽クリーナーをおすすめしています。

今回は、塩素系の漂白剤を使用するのに抵抗がある場合や、どうしてもオキシクリーンで掃除をしたいという方に、ドラム式洗濯機でもオキシ漬けができる方法をご紹介いたします。

メーカー自体がすすめている方法ではないので、あくまで自己責任でおこなってください!

オキシ液を準備して洗濯機に投入する

用意するもの
  • オキシクリーン
  • 40〜60℃のお湯
  • たらいやバケツ
  • 洗剤をかき混ぜられるもの(金属はNG)
  1. オキシクリーン100グラム程をバケツなどに溜めたお湯に入れ、しっかりかき混ぜて溶かします。
  2. 洗濯槽の中にオキシクリーンを溶いた溶液を流し込みます。
  3. 洗濯槽にギリギリまでお湯を足します。

オキシクリーンの量はお使いのドラム式洗濯機の大きさにもよりますが、入れすぎると泡立ちが激しくなってしまうので100グラムほどがいいでしょう。

溶け残しが無いよう、しっかりとかき混ぜることでより効果的に汚れを落としてくれます。

洗濯槽にオキシクリーンを溶かした溶液を入れる際やお湯を足す際は、あふれ出ないよう注意が必要しながら、なるべくドアのギリギリのところまで入れてください。

3時間漬け置きしたら洗濯機を回す

洗濯槽にオキシクリーンの溶液をドアのギリギリのところまで投入したら、3時間ほど漬け置きをします。

このとき、途中で3〜4回ほど洗濯機を回して、溶液が洗濯槽の全体に行き渡るようにしましょう。

あまり回転させてしまうと、泡が立ちすぎてしまうので注意が必要です。

時間が経ったら洗いの通常コースを作動させ、すすぎ・脱水まで終わらせましょう。

しっかりと拭き取りする

脱水終了後はしっかりと水分を拭き取ってください。

乾いた清潔な雑巾やタオルで拭き上げましょう。

内部が濡れたまま放置してしまうと、カビの繁殖の原因になります。

汚れた雑巾で拭くと、雑菌を増やしてしまう可能性があるので注意してくださいね。

【縦型】オキシクリーンを使用した洗濯槽掃除のやり方

次は縦型の洗濯機をオキシクリーンで掃除する方法を詳しくお伝えします。

オキシクリーンの効果を十分に発揮できる方法をご紹介するので、参考にしてください。

用意するもの
  • オキシクリーン
  • 40〜60℃のお湯
  • バケツやたらい
  • オキシクリーンを混ぜるもの
  • ゴミ取りネット
  • ゴム手袋

バケツに40~60℃のお湯とオキシクリーンを溶かす

バケツやたらいにオキシクリーンを溶かした溶液を作り、洗濯機に投入します。

画像引用元/オキシクリーン公式サイト

バケツなどに40〜60℃のお湯を溜め、オキシクリーンを入れてよく混ぜて完全に溶かします。

洗濯機にあらかじめお湯を溜めきってから、オキシクリーンを直接洗濯槽に投入してもいいのですが、先に溶かしてから入れることで洗剤の溶け残りの心配がないというメリットがあります。

洗濯槽を掃除するには大量のオキシクリーンを溶かす必要がありますが、一度に溶かすのではなく何度かにわけて溶かすと、溶け残りの心配がないでしょう。

必要なオキシクリーンを全量完全に溶かし終えたら、お湯を洗濯機の最大水位まで溜めていきます。

洗濯機の洗いで3~5分運転する

洗濯機の最大水位までオキシクリーン溶液で満たしたら、洗濯機の「洗い」を3〜5分運転させます。

アメリカ版のオキシクリーンを使用する場合は泡立ちがいいので、洗濯機からあふれ出る恐れがあります。

泡がたくさんになってしまったら、ごみ取りネットなどで泡をお湯に溶かすように優しく混ぜてみてください。

泡の勢いがおさまります。

運転後は停止させて4~6時間放置する

「洗い」運転後、洗濯機を停止させて4〜6時間放置します。

6時間以上放置するのは、洗濯槽の劣化を招く可能性があるので注意が必要です。

黒かびが浮いてくるのでゴミ取りネットですくう

放置中に黒い汚れが浮いてきたら、適宜すくって取り除きます。
オキシクリーン 洗濯槽
画像引用元/オキシクリーン公式サイト

汚れを取りきったと思っても、少し「洗い」を運転させるとまた新たな汚れが浮いてくることがあります。

汚れが大量に残っているまま排水してしまうと、排水口が詰まってしまう恐れがあるため、可能な限り汚れは取り除きましょう。

汚れを取りきったら、洗濯機のすすぎと排水を作動させ終了です。

すすぎの最中に洗濯機を覗いてみて、汚れが沢山残っているようなら一度運転を止め、ごみ取りネットで取り除きます。

汚れの具合いを見てすすぎの回数を調整しましょう。

失敗しない!オキシクリーンで洗濯槽掃除をする際の注意点

オキシクリーンで洗濯槽を掃除する時に注意したほうがいいことってある?

オキシクリーンで洗濯槽を掃除する時に失敗しないポイントを4つまとめました。

  • なるべく水は使用しない
  • 残り湯は使用しない
  • 正しい量のオキシクリーンを使用する
  • 他の洗剤と混ぜる場合は注意する

効果的にオキシクリーンの力を最大限引き出すために、参考にしてください。

なるべく水は使用しない

オキシクリーンの効果を最も高く発揮するには、使用するお湯の温度を40〜60℃に設定する必要があります。

冷水を使用すると、洗剤が溶け残ってしまったり、十分な効果が得られなかったりします。

洗剤が溶け切っていないまま排水をしてしまうと、排水口が詰まってしまう可能性もあります。

ただしお使いの洗濯機によっては洗濯槽の耐熱温度が40℃以下という場合もあるので、取扱説明書をよく確認してから使用しましょう。

耐熱温度が40℃以下というような場合は、オキシクリーンを使用しても高い効果が期待できないので、塩素系漂白剤で掃除するといいでしょう。

残り湯は使用しない

オキシクリーンの高い効果を得るにはお湯を使用する必要があるので、お風呂のお残り湯を使って洗濯槽の掃除を行う方もいらっしゃいます。

お風呂の残り湯を使うことが絶対に良くないというわけではありませんが、著しく汚れた残り湯の場合ですと、オキシクリーンの効果が半減してしまう可能性もあります。

汚れた残り湯には、たくさんの雑菌が存在しています。

その雑菌を取り除こうと、オキシクリーンの洗浄成分が使われてしまっては、洗濯槽をきれいにする力が奪われてしまいます。

また入浴剤が入った残り湯の使用はしないようにしましょう。

入浴剤の成分がオキシクリーンの効果の邪魔をしてしまうので注意してください。

正しい量のオキシクリーンを使用する

オキシクリーンに高い効果を発揮させるには、適切な量での使用が大事です。

正直、オキシクリーンは安い洗剤というわけではありません。

スプーンで17杯も入れるとなると、もったいないという気持ちで分量より少なめで終わらしてしまう方もいるかも知れません。

ですがオキシクリーンの量が少ないと洗浄の効果は期待できません。

少なめにいれたとしても、入れた分のオキシクリーンが無駄になってしまうので、きちんとした分量を入れるようにしましょう。

また、アメリカ版と日本版で付属しているスプーンには違いがあります。

自宅ではどちらのスプーンを使っているか確認してオキシクリーンを使用しましょう。

他の洗剤と混ぜる場合には注意する

オキシクリーンのような酸素系漂白剤だけだと汚れ落ちに不安があるからといって、塩素系の漂白剤も一緒に混ぜるということはしないでください。

塩素系の洗剤を使用した事故でよくあるのが塩素ガスの発生です。

オキシクリーンと塩素系漂白剤を混ぜてもこの「塩素ガス」は発生しませんが、塩素系の漂白成分がオキシクリーンの漂白成分を分解してしまい、オキシクリーンの成分の意味がなくなってしまいます。

酸素系と塩素系をどちらも使いたい場合は、酸素系漂白剤で汚れを剥がし落としてから、塩素系漂白剤で除菌すると、どちらの洗剤も効果的に利用できます。

徹底的に洗濯機のリセットをしたいなら業者への依頼がおすすめ

定期的にオキシクリーンなどを使用して洗濯槽の掃除をしていても、どうしても蓄積してしまう汚れがあります。

特に洗濯槽の内側の汚れは目に見えない上に、手が届くところでもないのできれいになっているかどうか確認もできません。

徹底的に隅々まできれいにしたいのであれば、業者に依頼することも視野に入れてみましょう。

洗濯機クリーニング 業者に依頼すると、洗濯槽の内側の汚れやカビも高圧洗浄機を利用したり、分解して洗浄してくれたりするので、徹底的にきれいにしてくれます。

こちらでは洗濯機クリーニングおすすめ業者3社を紹介していきます。

おそうじ本舗|完全分解洗浄も依頼可能!

洗濯槽 おそうじ本舗
画像引用元/おそうじ本舗公式サイト

まずご紹介するのはおそうじ本舗です。

おそうじ本舗 洗濯機クリーニングの特徴は、縦型もドラム式も完全分解洗浄をしてくれるところです。

ドラム式の洗濯機は専門の知識がないと分解が難しく、プロの業者でも分解洗浄を請け負っているところは少ないのが現状です。

おそうじ本舗は徹底的な研修やトレーニングを行い、技術力を向上させる取り組みを続け、ドラム式の洗濯機の分解洗浄サービスを提供を実現しています。

除菌洗浄 分解洗浄
縦型洗濯機 12,100円(税込) 23,100円(税込)
ドラム式洗濯機 18,700円(税込) 38,500円(税込)

おそうじ本舗は口コミや評判も良く、無料で見積もりしてくれるので、気になる方はチェックしてみてください。

ダスキン|洗浄と除菌のw効果!

洗濯機クリーニング ダスキン
画像引用元/ダスキン公式サイト

ダスキンはハウスクリーン業界の大手の会社です。

ダスキンの口コミは評判がよく、多くの顧客から高い評価を受け続けているので、信頼性の高いサービスを提供しているということがわかります。

洗濯機クリーニングの作業での特徴としては以下の点が挙げられます。

  • 専用のドリルブラシを使用
  • 独自の洗浄水を使った除菌

ダスキンでは洗濯槽の内側の手が届かない汚れも、専用のドリルブラシを使用することで徹底的に掃除できます。

ダスキン 洗濯機クリーニング
画像引用元/ダスキン公式サイト

万が一ブラシで汚れが取り切れなかった場合でも、独自の洗浄剤でつけおき洗いをしてしっかりと除菌をしてくれるので安心できます。

ダスキン 洗濯機クリーニング
画像引用元/ダスキン公式サイト
除菌洗浄 分解洗浄
縦型洗濯機 14,300円〜17,600円(税込) 18,144円(税込)
ドラム式洗濯機 19,800円(税込) 取扱なし

くらしのマーケット|費用を抑えられる!

くらしのマーケット
画像引用元/くらしのマーケット公式サイト

くらしのマーケットは業者と私たちユーザーを繋げてくれるマッチング型サービスです。

さまざまなジャンルのカテゴリが存在し、その中でもハウスクリーニングカテゴリは人気のカテゴリに位置しています。

個人経営のお店でも登録できるため、大手の企業のハウスクリーニングに依頼するより安価で依頼できる業者を探すことができます。

個人経営といっても、くらしのマーケットの審査に合格しなければ出店することができないので安心です。

くらしのマーケットの口コミを見ながら自分で納得した業者を探すことができるのも安心ポイントのひとつですね。

縦型洗濯機 12,000〜17,000円(税込)
ドラム式洗濯機 18,000〜35,000円(税込)

汚れがちな防水パン 掃除を一緒にしてくれるようなサービスがあったり、まとめて注文すると割引があったりと、さまざまな業者が特徴あるサービスを実施しています。

興味がある方は一度チェックしてみてください。

オキシクリーンを使った洗浄に関するよくある質問

最後にオキシクリーンを使った洗浄に関してのよくある質問をまとめました。

ぜひ参考にしてみてください。

オキシクリーンが足りないとどうなる?

オキシクリーンの量が必要量より足りない場合は、オキシクリーンの本来の効果が得られない場合があります。

詳しくはこちらのオキシクリーンが足りないことが考えられるケースに書いてあるので、是非参考にしてみてください。

普段の洗濯にオキシクリーンは使える?

いつものお洗濯の時に、洗濯洗剤と一緒にオキシクリーンを入れることは可能です。

オキシクリーンを入れることにより、汚れ落ちをサポートし消臭効果も期待できます。

小さいスプーン1杯を目安に、通常に洗濯機を回す時に洗濯洗剤と一緒に入れましょう。

事前に使用する洗濯物の洗濯表示等をよく確認して、酸素系漂白剤が使えるかどうか見極めてから使用してください!

槽洗浄コースがない場合はどうやって水やお湯をためる?

洗濯槽を掃除する際に、樽洗浄コースが選べる洗濯機ならそのボタンを押すだけで洗濯槽の掃除が開始できます。

樽洗浄コース 洗濯槽

ですが樽洗浄コースの機能がついていない場合は水を溜めようと思っても、すぐに排水してしまったり、高水位まで水を溜めることができなかったりということがあります。

そのようなときの対処法をお伝えします。

すぐに排水してしまう時
  • 電源を必ず入れてから水orお湯をためましょう。
  • 電源を入れても排水してしまう場合は、「洗いコース」のみを起動させて一時停止した状態で洗濯槽に水orお湯をためます。
高水位まで水が張れない時

洗濯機の水量を指定するボタンで最大水量を指定してから水orお湯をためます。

各メーカにより仕様が異なるので、上記を試しても溜まらない場合はお使いの洗濯機の取扱説明書を確認してみてください。

オキシクリーンで洗浄しても汚れが出ないのはなぜ?

まず失敗しない!オキシクリーンで洗濯槽掃除をする際の注意点に書かれていることを行ってしまっていないかを確認してください。

  • 水でオキシクリーンを使用してしまった。
  • 汚れた残り湯でオキシクリーンを使用してしまった。
  • ただしい量のオキシクリーンを使用しなかった。
  • 塩素系漂白剤を入れてしまった。

上記に当てはまる項目があれば、オキシクリーンの効果が発揮されなかったことが考えられます。

注意事項を確認しながらもう一度オキシクリーンで洗濯槽の掃除を試みてみることをおすすめします。

オキシクリーンを使用しても壊れない?

オキシクリーンを使って洗濯機が壊れたりしないか心配という声も多くあります。

結論から申し上げますと、使い方を守れば大丈夫です!

オキシクリーンを使って故障に繋がってしまうのは以下のような場合です。

  • 適切な量を守らない
  • 浮いてきたゴミを取り除かない
  • オキシクリーンを使えない場所に使用する
  • オキシクリーンを入れたまま長時間放置する
  • ドラム式洗濯機を泡だらけにしてしまう

オキシクリーンは適切な量を守らないと、洗剤が溶け切らないことで洗濯機の詰まりの原因になってしまう可能性があります。

浮いてきたゴミをきちんと取り除かないまま排水しても、排水口や配管が詰まる原因になります。

ステンレス部分にオキシクリーンを使用すると変色してしまう恐れがあるので、お使いの洗濯機の素材を確認してから使用してください。

変色の可能性はステンレスだけではなく、6時間を超える長時間のオキシ漬けによっても変色や損傷の恐れがあります。

ドラム式洗濯機には泡センサーがついている機種があり、オキシクリーンによりドラム内が泡で一杯になってしまうとすすぎが終わらないというトラブルに繋がってしまいます。

以上のポイントに注意しながらオキシクリーンを使用すれば、洗濯機の故障や損傷を防ぐことができます。

まとめ

オキシクリーンで洗濯槽を掃除する方法をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

洗濯槽の清潔を保つことは、衣類の清潔さを維持するために重要です。

洗濯槽を掃除できる洗剤の中で、オキシクリーンは優れた洗浄効果を持ち、環境にも人にも優しいという特徴があるので人気の洗剤です。

今回お伝えした注意事項などをしっかり守った上で、上手に利用してみてくださいね。

それでもどうしても汚れが取り切れなかったり、汚れ落ちに納得がいかなかったりする場合はプロの業者への依頼をおすすめします。

こちらでお伝えさせていただいた3社の業者はどれも安心して依頼できる業者ですのでが、徹底的に掃除したいなら完全分解洗浄してくれるおそうじ本舗がおすすめです!

一度、公式サイトを覗いてみてくださいね。

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