日本国内で家屋に被害をもたらすシロアリは4種類確認されており、北海道北部を除く各地で注意が必要です。
特に4月~10月にかけては新たな棲み処を見つけるために羽アリが大量に飛散するため、これまでに被害がなかった家や施設でもシロアリ被害にあう可能性が高くなります。
しかし、シロアリ被害は頻繁に遭うものではないため「自分の家が被害に遭っているのかよくわからない」という方がほとんどでしょう。
そこで今回はシロアリが家に棲みついた場合の初期症状について、家の箇所ごとにわかりやすく解説していきます。
シロアリを見つけた場合の最適な対処法や無料調査を依頼できるおすすめの専門駆除業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
- シロアリがいる家の初期症状
- シロアリの種類や被害に遭いやすい家の特徴
- シロアリを見かけた場合の対処法やおすすめのシロアリ駆除 業者
- 自分でできるシロアリ対策や予防方法
シロアリがいる家の特徴は?被害を疑うべき7つの初期症状
シロアリは湿った暗い場所を好む習性があり、基本的に床下から被害を拡大させていくことがほとんどです。
家に棲みついたシロアリは木材を食べ進めていくため、被害が拡大するにつれて家にはさまざまな症状が出てきます。
ここでは家屋で起こるシロアリ被害の具体的な症状7つについて解説していきます。
①家の中や庭でシロアリ・羽アリを見かけた
シロアリはそれまでに住んでいた巣が飽和状態になると、羽アリになって新たな棲み処を見つけるために飛散します。
そのため4月~10月の期間は「見たことのない羽アリがいる」といった相談が急増します。
家の周りや庭、室内で羽アリを見かけた場合には、これから繁殖できる場所を探している可能性があるため、注意が必要です。
また、羽アリではなくシロアリを見かけた場合には、既に繁殖が始まっている可能性が高いと言えるでしょう。
シロアリの繁殖が始まると驚くほどの進行速度で被害が拡大するため、自分で判断するのではなく専門業者へ無料のシロアリ 調査を依頼しましょう。調査してもらったからと必ず駆除の契約をする必要はありません。
②家の周りに蟻道がある
画像引用元/しろあり侍
シロアリは直射日光を苦手としており、黒アリなどの外敵から身を守るために「蟻道」という通り道を作ります。
上の画像のようなものを家の基礎部分や玄関で見つけた場合には、既にシロアリが棲みついていると判断できます。
早急にシロアリ駆除業者へ無料調査を依頼しましょう。
基礎部分や玄関など比較的低い位置にできやすいのですが、羽アリは飛べるため、マンションの3階や4階のベランダで蟻道が発見されることも珍しくありません。
③床に木くず・糞(フン)が落ちている
画像引用元/株式会社サンキョークリーンサービス
シロアリが繁殖して被害が進行すると、被害箇所付近にシロアリのフンが溜まり始めます。
種類や蟻の数によってその量は変わりますので「フンがないから大丈夫」というわけではありませんが、シロアリの発見方法の一つとして覚えておきましょう。
ちなみに上の画像は「アメリカカンザイシロアリ」という西日本の沿岸部を中心に被害をもたらしているシロアリで、特にフンが発生しやすいと言われています。
「掃除しているのに畳やフローリングが粉っぽい、ザラザラしている」といったことがあれば、シロアリの可能性があります。
④フローリングや畳がきしむ・フワフワする
シロアリは床下から浸食するケースが多く、被害が進行するほど床を支える土台がスカスカになるため、床が柔らかく感じるようになります。
感覚は人それぞれですが、よくある相談内容としては「フワフワする・ブヨブヨする・きしんで変な音がする」という3つが多いと言えるでしょう。
いつもとの違いを感じた場合には、ただの劣化と思い込まずシロアリが潜んでいることも視野に入れて対応するようにしましょう。
⑤壁や柱を叩くと空洞音がする
床下だけでなく壁や柱まで被害が進行するとあらゆる箇所が空洞になるため、叩いた時に乾いた空洞音になります。
もちろん建物の構造上、空洞の場所もあるのですが数十センチ単位の幅で他の箇所はずっしりと詰まったような音なのに、一部だけ空洞音がするような場合には注意が必要です。
木材を中心に被害が進行するため、木材部分だけを叩く人がいますが、表面はタイルでも裏側には木材が使用されている箇所もたくさんあります。
特にシロアリ被害に注意が必要なのが「玄関とお風呂」であり、お風呂は劣化による水漏れで床下の木材が腐り、シロアリの棲み処になるケースが多く発生しています。
⑥ドアや襖の建て付けが悪い
床下や壁などが空洞になると建物自体の耐久性が落ちてくるため、変形などによりドアや襖があかなくなったり、途中で引っかかったりするようになります。
何も詰まったりしていないのに開けにくくなったような場合には、シロアリの存在を疑いましょう。
建付けが悪くなるほど被害が進行している場合、他にも何かしらの症状が出てきていると予想されます。周辺を打診してみるなどしてチェックしてみましょう。
⑦家の木材が劣化・変色している
シロアリの浸食によって木材がスカスカになると、湿気が溜まりやすくなり、その部分だけ変色しやすくなります。
特に床下から天井までを支える柱や、水を多く扱う浴室などの壁は変色がしやすいと言えるでしょう。
屋内以外でも、庭のDIYで作った木材の棚やウッドデッキ、枕木などが劣化していないかも注意が必要です。
イエシロアリは被害箇所ではなく、土壌の中に巣を作るため、木材にシロアリがいないからといって棲みついていないとは言えません。
シロアリは基本的に自然にいなくなることはない
ネット上でシロアリ駆除の情報を調べると「シロアリ駆除 必要ない」といったものが見受けられますが、これは間違った情報です。
新築の家で防蟻施工がされたばかりの家(5年以内が目安)や、少し前に予防施工をした家はシロアリ駆除の必要がないといった情報が錯そうして流れた情報と推測されます。
どのような家であってもシロアリが棲みついていたり、被害が確認されたりした場合はシロアリ駆除が必要です。
また「シロアリを見かけなくなったからいなくなった」というのも注意が必要です。
見かけなくなったということは、見えないところで繁殖が始まったと推測できます。床下や土壌で産卵して増殖するステップへ進行したかもしれません…
シロアリが自然にいなくならないことを前提に、日本国内で被害をもたらす主な種類や生態、羽アリの発生時期について解説していきます。
シロアリの活動時期
日本で家屋を侵食するシロアリは4種類確認されており、その中でも特に被害が多いのが以下の3種類です。
シロアリの種類 | 活動する主な時間帯 | 主な生息地域 |
---|---|---|
ヤマトシロアリ | 日中 | 北海道の北部を除いた日本全土 |
イエシロアリ | 夕方や夜 | 西日本や関東の沿岸部が中心 |
アメリカカンザイシロアリ | 日中 | 近畿を中心とした西日本全域と関東沿岸部 |
国土交通省補助事業として公表された「シロアリ被害実態調査報告書」によると、国内で確認されたシロアリ被害の割合は以下の通りです。
画像引用元/シロアリ被害実態調査報告書
地域によって多少傾向は異なりますが、ヤマトシロアリが被害全体の9割以上を占めていることが分かります。
ヤマトシロアリの生態
画像引用元/名古屋市役所
最も国内で被害を出しているヤマトシロアリは、自分たちで加工した巣は作らず、被害箇所に棲みつく習性があります。
特に湿気の高い箇所を含み、湿った木材の内部などに潜んで浸食していきます。
家屋に被害をもたらすのが「職アリ」と呼ばれる階級のアリで、巣の中の約9割を占めています。
そのほとんどが被害箇所に潜んでいることから、主な駆除方法は薬剤を木材外部などに散布する「バリア工法」です。
イエシロアリの生態
画像引用元/名古屋市役所
イエシロアリはヤマトシロアリに次いで被害が多い種類であり、被害箇所ではなく土の中に巣を作る習性があります。
規模が大きくなると本巣と分巣にわかれることもあり、生息範囲は100メートルにも及ぶのが特徴です。
繁殖力が非常に強く、多い時には100万匹に達することもあり、家の浸食速度もかなり早いため注意が必要です。
乾いた木材なら安心と言われがちですが、水を運んで湿しながら加害するので絶対に被害に遭わないとは言い切れません。
アメリカカンザイシロアリの生態
画像引用元/アメーバブログ|たよりホームのおたより
アンリかカンザイシロアリは外来種であり、元々はメキシコ北部や北米西部といった乾燥した土地が原産地となります。
輸入された家具などに隠れて日本に侵入してきたと言われており、他のアリとは違って乾燥した場所でも棲みつくことが可能です。
繁殖速度は非常に遅く棲みついて2年目でも10匹程度であるため、被害に気付きにくいと言われています。
そのまま繁殖が続くと数千匹に達するため、他のシロアリと同様に深刻な家屋の浸食被害をもたらします。
羽アリの発生時期
画像引用元/株式会社プログラントト
3種類のシロアリを紹介してきましたが、どのシロアリも前述した通り、暖かいになると羽アリとなって新たな棲み処を探すために飛散します。
種類によって羽アリが大量に発生する時期は異なります。
- ヤマトシロアリ:4~5月
- イエシロアリ:5~7月
- アメリカカンザイシロアリ:6~9月
羽アリの特徴は種類によって色などが異なりますが、共通してある特徴が「羽の長さ」です。
胴体の2~3倍ほどの羽の長さがあるため、特徴に当てはまるような羽アリを見つけたら、シロアリの可能性が高いと言えるでしょう。
シロアリがいるのはどんな住宅?被害に遭いやすい家の特徴
ここまで、シロアリが既に住み着いてしまっている場合の初期症状について解説してきましたが、シロアリ被害に遭いやすい家には特徴があります。
- 床下が狭く、風通しが悪い家
- 外壁や基礎、屋根などにヒビが入っている家
- 庭に木材やダンボールを置いている家
- 木造住宅やウッドデッキ・木製フェンスのある家
- 日当たりが悪く、湿気が溜まりやすい場所にある家
- 近くに川や池、沼がある家
- 山間部にある家
これらの項目に当てはまっているほど、シロアリが棲みつきやすいため注意が必要です。
もちろん、当てはまっていなくてもシロアリが棲みつかない家などありませんので、安全とは言い切れません。
後ほどシロアリの予防方法などに関しても詳しく解説していますので、ぜひ試してみてください。
なぜこのような項目に当てはまる家は白りが棲みつきやすいのか、生態も踏まえながら解説していきます。
床下が狭く、風通しが悪い家
床下が狭くて風通しが悪く、湿気が溜まりやすい家は注意が必要です。
前述した通り、シロアリは薄暗く湿気の高い場所を好む習性があるため、湿気が高い床下の家には棲みつきやすいと言えます。
最近ではSRC基礎(床下・換気口がない)や土がむき出しになっておらず、比較的シロアリが棲みつきにくい家が増えてきています。
しかし、白りは強力な顎の力でコンクリートも噛み砕くことが分かっており、どのような構造であっても注意は必要と言えるでしょう。
外壁や基礎、屋根などにヒビが入っている家
シロアリが家屋に浸入する箇所として特に多いのが「基礎部分や外壁、屋根などのヒビや隙間」です。
数ミリ程度の隙間でも入り込んでしまうため、住人が気づかないうちにいつの間にか棲みついていたというケースが後を絶ちません。
新築の家は防蟻施工が施されているので安心と言われていますが、地震などの影響でできたちょっとしたひび割れの内部は薬剤が巻かれていない箇所なので注意が必要です。
隙間を防ぐような補修をするか、シロアリ忌避剤などのシロアリを寄せ付けない薬剤を散布したり、設置したりすることで対策は可能です。
庭に木材やダンボールを置いている家
庭や家の周辺に木材や段ボールを置きっぱなしにしている家も注意が必要です。
まとめて捨てるつもりで、段ボールを縛って外に置いていたりする人も多いのではないでしょうか。
シロアリが好んで食べる木材には「セルロース」という成分が含まれており、これが栄養源となります。
このセルロースは木材の他にも、本や段ボール、新聞紙などに含まれているため、これらを外に置いたままにしているとシロアリが棲みつきやすくなります。
木造住宅やウッドデッキ・木製フェンスのある家
木造住宅や家の外にウッドデッキや木製のフェンスがある家も注意が必要です。
外にある木材は飛散してきたシロアリに発見されやすく、雨で濡れていれば水気を含んでいるためシロアリが好む環境下とも言えます。
外で繁殖したシロアリは当然、隣接する家屋の床下にも入り込んでいくため、シロアリ被害が家屋にまで広がってしまいます。
「うちの家はセメントだから大丈夫」と安心する人がいますが、隙間があれば屋内に侵入されますし、内部には木材が多く使用されているため安全とは言えません。
日当たりが悪く、湿気が溜まりやすい場所にある家
周りに大きな建物があり、日当たりが悪かったりその土地の気候により湿気が溜まりやすい場所も、シロアリ被害を受けやすいと言えます。
湿気の高い箇所であるほどシロアリが好む環境となるからです。
特にキリなどが発生しやすい土地や山間部などは注意が必要と言えるでしょう。
近くに川や池、沼がある家
近くに川や池、沼などがある自然豊かな土地は、水気がすぐに近くにあり餌となる木もたくさんあることから、シロアリが棲みつきやすいと言えます。
4月以降に大量発生した羽アリの飛散も近くに家があるほど、被害を受けやすく住み着いてしまう可能性が高いと言えるでしょう。
立地的にシロアリに注意が必要な家は、被害がでてからではなく予防施工など事前のシロアリ防除施工が重要となります。
シロアリ予防施工は駆除作業に比べて作業量が少ないこともあり、比較的安い価格に設定している業者がほとんどです。
山間部にある家
山間部もシロアリが好む森林地帯であるため、羽アリが巣立った際に飛散してきやすいと言えるでしょう。
前述した通り、シロアリ駆除業者に床下などの予防施工を依頼するのがおすすめです。
シロアリが棲みつきやすい家なのかを相談するために、無料調査を依頼することも可能です!
シロアリを見つけたら手遅れになる前に対応しよう
シロアリの危険性について理解できても「家の周辺や屋内で見つけた際にどう対処したらいいか分からない」という方がほとんどでしょう。
正しい対処をすれば、シロアリが棲みつくのを防ぐなど被害を最小限に抑えることが可能です。
ここでは、自分でできるシロアリを見つけた際の対処方法について解説していきます。
1:家の中にいるシロアリを駆除する
家の周辺や屋内でシロアリを見つけた場合、以下のような対処方法があります。
- 掃除機で吸う
- 粘着テープでとる
- 熱湯をかける
- シロアリ駆除剤を使用する
ちなみに、やってはいけない対処方法もあり「家にある殺虫剤を使用する」といった行為はやめましょう。
使用するタイミングにもよるのですが、既にシロアリが棲みついている場合、薬剤を恐れて屋内の広範囲に逃げてしまうからです。
シロアリが棲みついていない状態で、予防として使用するのは問題ありませんが、市販の殺虫剤ではなくシロアリ用の商品を使うようにしましょう。
掃除機で吸う
シロアリが大量にいた場合、殺虫剤などを使用せずに駆除するのは大変です。
このような場合におすすめする応急処置法が、掃除機でシロアリや羽アリを吸い込む方法です。
短時間で大量のシロアリを吸い込めて薬剤が周りに飛散しないため、シロアリが逃げないのはもちろん、人体への悪影響もありません。
シロアリは非常に繊細な生き物で、掃除機に吸い込まれた段階で死んでしまうため、ごみを捨てる際に逃げ出すといった可能性はありません。
粘着テープでとる
比較的量が少ない場合は粘着テープでくっつけて捕獲する方法も有効です。
虫が苦手であり手に掴んだ感触が伝わるのが嫌だという方は、粘着カーペットクリーナーがおすすめです。
シロアリ駆除剤を使用する
ホームセンターや通販で販売されているシロアリ対策用の商品も使用しても問題ありません。
ただし、冒頭で解説した通り既に被害箇所に直接噴射すると、それ以外の場所へシロアリが逃げてしまい被害が拡大します。
家の周りで数匹飛散してきたと思われるようなシロアリにのみ、おすすめの方法です。
2:シロアリの侵入経路を特定して塞ぐ
シロアリを発見した周りで床下などに侵入している形跡や隙間、穴があった場合には、それ以上入っていかないようにガムテープなどで塞ぐようにしましょう。
外にいるシロアリが侵入してしまうのを防げるようになります。
既に棲みついている可能性が高いので、塞いだ後は駆除業者に無料調査を依頼するようにしましょう。
シロアリの侵入経路には「蟻道」があることがほとんどですので、基礎部分を中心にチェックしていきます。
3:業者に依頼する
ここまで紹介してきた対処方法を行った後は、放置せずに専門の駆除業者へ無料調査を依頼しましょう。
シロアリは床下などの素人では見つけられない場所に潜んでいるため、全てのシロアリが駆除できたとは限りません。
シロアリ駆除を依頼した場合の費用は、被害の範囲や駆除方法によって異なりますが、1㎡あたり800~3,000円が相場となります。
一軒家の場合は数万円~30万円が相場と考えておきましょう。
シロアリ駆除を依頼できるおすすめ業者5選
シロアリが棲みついているかの確認や棲みついていた場合の駆除を依頼する場合、どの業者に相談すればいいのか分からない方もいるのではないでしょうか。
シロアリ駆除は専門的な知識が必須であり、豊富な経験がないと再発の恐れがあります。
ここでは、シロアリ被害の調査を無料で依頼できて、駆除作業の評判が高い業者を5社紹介していきます。
シロアリ予防施工も相談可能ですので、ぜひ検討してみて下さい。
くらしのマーケット
画像引用元/くらしのマーケット
駆除料金 | 645円/㎡~ |
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駆除方法 | 提携先の業者による |
現地調査・見積もり | 提携先の業者による |
シロアリに関する協会への加入 | 提携先の業者による |
追加費用の有無 | 提携先の業者による |
土日・祝日対応 | 〇 |
夜間・早朝対応 | 〇 |
保証内容 | ・損害賠償保障あり ・その他保証は業者による |
支払い方法 | 提携先の業者による |
対応エリア | 全国 |
くらしのマーケットのシロアリ駆除は自社で行っているわけではなく、全国の優良な駆除業者を探せるサービスです。
通常このようなサービスは、運営側が業者を選定するのですがくらしのマーケットの場合、業者比較を自分でできることが特徴と言えるでしょう。
理想の条件ごとで業者の並び替えも可能です。
- ランキング
- 料金が安い
- 口コミが多い
- 評判が高い
口コミや評判は過去に利用した方の全ての口コミが見れますので、初めて依頼する方でも安心です。
エリアを指定すれば依頼可能な業者が全て表示されますので、今すぐにスマホから業者比較ができますよ!
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シロアリ110番
駆除方法 | 提携先の業者による |
---|---|
現地調査・見積もり | 無料 |
駆除料金 | 1,320円/㎡ |
シロアリに関する協会への加入 | 提携先の業者による |
追加費用の有無 | 提携先の業者による |
土日・祝日対応 | 〇 |
夜間・早朝対応 | 〇 |
保証内容 | 施工後5年間の保証あり |
支払い方法 | 提携先の業者による |
対応エリア | 全国 |
シロアリ110番も自社でシロアリ駆除を行っておらず、全国の加盟店283社の中から依頼可能な業者を紹介してもらえるサービスです。
自分で業者比較はできませんが、要望に応じて最適な駆除業者を紹介してもらうことが可能であり、駆除品質が高い業者ばかりが登録してあるので安心です。
シロアリ駆除 費用の参考価格は、1㎡あたり1,320円(税込)と安いのも魅力の一つです。
利用者からの満足度も高く「価格満足度・ご利用シェア・顧客満足度・しっかり駆除」の4部門で一位にも輝いた実績があります。
24時間365日いつでも電話による相談ができるのも、シロアリ110番ならではの特徴と言えます!
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ダスキン
画像引用元/ダスキン
駆除料金 | ・バリア工法:2,475円/㎡~ ・ベイト工法:4,092円/外周1m~ |
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駆除方法 | ベイト工法・バリア工法など |
現地調査・見積もり | 無料 |
シロアリに関する協会への加入 | 記載なし |
追加費用の有無 | 一切無し |
土日・祝日対応 | × |
夜間・早朝対応 | × |
保証内容 | ・修復補償あり ・施工後5年間の保証あり ・年一回の定期点検あり |
支払い方法 | 各種クレジットカード/銀行振り込み/現金 |
対応エリア | 全国 |
ダスキンは害虫駆除に昔から力を入れており、全国に事業所のある大手シロアリ駆除業者となります。
ダスキンのシロアリ駆除は徹底した研修を受けたスタッフが進めてくれるため、事業所によるばらつきがなく安心です。
また、大手ならではの手厚い保証が特徴であり、万が一シロアリが再発した場合の保証は5年で、毎年1回の無料点検もしてもらえます。
シロアリ再発により家屋に損害が発生した場合の「修復補償」も付いていますよ!
【安心の手厚い保証付き】徹底した研修を受けたプロスタッフによるシロアリ駆除
シロアリ駆除のキャッツ
画像引用元/株式会社キャッツ
駆除料金 | 880円/㎡~ |
---|---|
駆除方法 | ベイト工法・バリア工法など |
現地調査・見積もり | 無料 |
シロアリに関する協会への加入 | 一般社団法人 関東しろあり対策協会 |
追加費用の有無 | 一切なし |
土日・祝日対応 | 〇 |
夜間・早朝対応 | 〇 |
保証内容 | ・年一回の定期点検あり ・施工後5年間の保証あり ・対人、対物補償あり |
支払い方法 | 現金/銀行振り込み |
対応エリア | 東北/関東/中部 |
シロアリ駆除のキャッツは東日本を中心に23の事業所を展開しており、自社スタッフによるシロアリ駆除施工となります。
「公益社団法人 日本しろあり対策協会」などに加盟しており、常に最新の駆除方法を導入しているのはもちろん、使用する薬剤も協会認定の安全なものなので安心です。
シロアリ駆除とは別に床下の防腐対策も行っており、床下の環境に問題がある場合は専用の換気扇を設置するなどの対策も一緒に依頼可能です。
シロアリ参考価格は1㎡あたり880円(税込)~であり、業界最安値級の安さと言えるでしょう。
業界最安級 1平方メートル880円(税込)〜【無料定期点検年1回】
アサンテ
画像引用元/アサンテ
駆除方法 | ベイト工法・バリア工法など |
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現地調査・見積もり | 無料 |
駆除料金 | 3,190円/㎡~ |
シロアリに関する協会への加入 | 公益社団法人 日本しろあり対策協会 |
追加費用の有無 | 一切なし |
土日・祝日対応 | 〇 |
夜間・早朝対応 | 〇 |
保証内容 | ・施工後5年間の保証あり ・年一回の定期点検あり |
支払い方法 | 各種クレジットカード/銀行振り込み/現金 |
対応エリア | 東北/関東/中部/近畿/中国/四国 |
アサンテは北海道と九州を除くエリアでシロアリ駆除を行っており、JA(農協)のシロアリ駆除提携会社でもあります。
作業実績は59万件にも及び、実績豊富な自社スタッフによるシロアリ駆除が受けられます。
シロアリ発見の発見に関しては「シロアリ探知犬」による調査も行っており、鋭い嗅覚で人間では見つけられないような箇所でも発見可能です。
施工後の保証は5年で毎年1回の定期点検も無料でついていますよ!
害獣・害虫駆除の複数対応可能!
自分でできるシロアリ対策・予防方法
自宅周辺や近隣でシロアリを見かけ駆除業者に調査を依頼した結果、家にシロアリが棲みついていないケースもあります。
このような場合には、そのまま駆除業者に予防施工を依頼するのが一番おすすめなのですが、自分自身で予防することも可能です。
ここではシロアリが棲みつかないための予防や対策方法について解説していきます。
あくまでも予防対策であり、既にシロアリが棲みついている場合は、自分で駆除するのは困難と言えます。被害が確認された場合には早急に業者へ駆除を依頼するようにしましょう。
家の風通し・日当たりをよくする
シロアリは乾燥した場所を嫌うため、なるべく家周りや床下の風通しや日当たりを良くするようにしましょう。
居住空間は定期的に窓を開けて換気をしながら、基礎部分に通気口がある場合には周辺に物を置かないようにします。
また、たくさんのものが置きっぱなしになっていると小さな日影ができてしまい、野外にシロアリが棲みつきやすくなるため、なるべく片付けてしまいましょう。
家に劣化や雨漏りしている箇所がないか確認する
シロアリが床下や屋根などへ侵入しないようにすることも大切です。
劣化によるちょっとした亀裂などの隙間がないかをチェックしていきましょう。
もし見つけた場合には、ホームセンターなどで販売している補修用の商品を使って入口を防いでいきます。
付近でシロアリを見かけた場合には、家屋の中に残っている可能性があります。補修する前や後には業者にチェックしてもらった方が良いでしょう。
家の周りに木材やダンボールを放置しない
シロアリのエサとなる木材やダンボール、新聞紙があると敷地内に棲みついてしまう恐れがあります。
DIYなどで使用して余った木材があれば、処分してしまい、新聞紙や雑誌、段ボールもなるべく外に長時間放置しないようにしましょう。
DIYで作った木製のものがあれば、シロアリ予防スプレーを吹きかけるなどして対策するのがおすすめです!
シロアリが苦手な植物を植える
シロアリはどのような種類の植物や木でも浸食するわけではなく、苦手な成分や香りを含んだものもあります。
絶対に食べないわけではなく、植えただけで家屋にシロアリが来なくなるわけでもありませんが、好む植物を植えるよりは予防効果があると言えます。
具体的な植物や木の種類は以下の通りです。
- ハッカ
- シナモン
- ヒバ
- ローズウッド
- ヒノキ
- スギ
- チーク
庭などに植えることも可能ですので参考にしてみてください。
客家は非常に繁殖力が強いので、植える際には注意が必要です。
シロアリ予防スプレーを使用する
画像引用元/フマキラー株式会社
シロアリ駆除商品は、シロアリが棲みついている場合には使用をおすすめしませんが、予防であれば十分効果が得られます。
フマキラーが発売している「シロアリジェットプロ」は各種害虫の殺虫効果だけでなく、シロアリの予防や木材防腐にも効果があります。
通気口周りや周辺にある木製のものに吹き掛けるだけで虫を寄せ付けなくなります。
この他では土壌に埋め込んで毒餌を食べさせるタイプの商品などもあるため、家の周りがコンクリートではない場合におすすめです。
シロアリではなくキクイムシの被害というケースも!
4月以降に羽アリが大量に飛び立つシロアリには、見た目の似た虫もいます。
家の周辺で見かけた虫がシロアリではなかったというケースもあるので、注意してチェックするようにしましょう。
また、シロアリ以外でも木材を食べる虫がいるため、必ずしも木材などに穴があったらシロアリがいるとも限りません。
ここでは、シロアリ被害に間違われやすい「キクイムシ」について解説していきます。
キクイムシとは
画像引用元/JAFMA
画像引用元/JAFMA
キクイムシとは「木屑みたいな虫」で木材の深さ4~6ミリのところに産卵します。
孵化した幼虫は10ヶ月にわたって木材を食べ続け、蛹になったあとに成虫となり、木材への産卵を繰り返します。
家屋に使用されるスギやヒノキは被害に遭わないものの、ナラやケヤキなどの木材は注意が必要です。
キクイムシ被害とシロアリ被害の違い
シロアリが湿った木材を好むのに対し、キクイムシは乾燥した木材を好みます。
シロアリが木材の浸食を続けるのに対し、キクイムシは成虫になると木材から脱出します。
脱出する際に開けた穴は鉛筆で刺したような小さな穴で、脱出の際に木くずや糞がこぼれだすため、このような症状があった場合はシロアリではないかもしれません。
キクイムシに関しても駆除用のスプレーが販売されていますので、被害に遭った場合は使用して家具を守りましょう。
シロアリの初期症状に関するよくある質問
最後はシロアリの初期症状に関して、駆除業者によくある問い合わせ内容について回答していきます。
- シロアリが来ない家もある?
- シロアリが嫌いなものは何?
- シロアリに家をやられたら家は壊れる?
- シロアリにアロマは効くの?
- シロアリ被害があったときのリフォーム費用は?
シロアリの予防や対策に役立つ知識ですので、ぜひ参考にしてみてください。
シロアリが来ない家もある?
シロアリが来ない家は、構造や外壁の材質に関係なくありません。
4月以降は大量の羽アリが飛散するため、どのような家であっても飛んできて棲みつく恐れがあります。
ただし、事前に駆除業者で予防施工している家や、新築の家(建築時に防蟻施工が義務化されている)は比較的安心と言えるでしょう。
予防施工している家であっても徐々に効果は落ちてきますし、劣化によるひび割れなどがある場合には注意が必要です。
シロアリが嫌いなものは何?
シロアリが嫌いなものは乾燥です。
ニオイや成分で言えば、前述したような植物や木がありますが、棲みつく上で嫌いなものは乾燥した箇所です。
他にも直射日光も嫌うため、日影ができにくい環境下をシロアリは嫌います。
シロアリに家をやられたら家は壊れる?
シロアリ被害を受けたら必ず倒壊するわけではありませんが、そのまま放置すれば当然耐久性は落ちていきます。
1995年に発生した「阪神・淡路大震災」で倒壊した家屋の調査では、シロアリ被害を受けていた家屋を中心に倒壊していたことが分かっています。
倒壊しなかったとしても、ドアが開きにくくなったり壁が変色したりしますし、台風による被害も受けやすくなるでしょう。
シロアリにアロマは効くの?
前述したシロアリが嫌うハッカやシナモンの成分や臭いを含んだものであれば、多少の効果はあります。
ただし、どれほどの濃さであれば嫌がるかは分かっておらず、床下や家の周辺で使用が難しいため、完全に防げるとは考えにくいでしょう。
シロアリ被害があったときのリフォーム費用は?
シロアリは放置するほど木材を食べ進めるため、建物の耐久性などに問題があれば駆除とは別にリフォーム費用がかかります。
被害状況によって補修だけであったり、一帯をまるごと交換となったりするため一概には言えませんが、リフォーム費用の相場は5~100万円となります。
「シロアリ駆除で80万円かかった」といった内容がネットで見受けられますが、駆除費用だけでこれだけかかることは考えにくいと言えるでしょう。
ただし、リフォームが必要な家の場合は、シロアリ駆除費用を含めて50~100万円になることも珍しくありません。
シロアリ駆除は必要ないといった情報も見受けられますが、放置したら恐ろしいことになるんです…
シロアリ被害の初期症状を見逃さないで対処しよう!
今回はシロアリが家に棲みついた場合の初期症状を中心に解説してきました。
シロアリはどのような家であっても棲みつく可能性があり、最も棲みつきやすいのが床下です。
床下などで繁殖が始まると、あらゆる部分の木材が浸食され始めるため、フローリングがきしんだり、壁を叩くと空洞音がしたりします。
更に被害が進むと、建付けが悪くなりドアや襖があかなくなるなどの症状も出てきます。
一度住み着いた場合、自然にいなくなることはないため、早急に対処するようにしましょう。
シロアリが棲みついているかは専門業者に無料調査を依頼するのがおすすめです。
万が一、シロアリ被害が発見された場合には複数社から現状を見てもらい、見積もりを比較した上で依頼する業者を決めるようにしましょう。
初期症状と記載していますが、家屋に何かしらの被害が出ている以上、中期から末期症状の可能性も否定できません。「まだ大丈夫だろう」と放置すると家屋の倒壊にも繋がりますので早急に対処しましょう。