シロアリ被害は、羽アリが全国各地で大量に飛散する4月以降に注意が必要です。
コンクリート造りの戸建てやマンションであっても、ひび割れや隙間から内部に侵入し床下の木材を侵食するため、安全とは言えません。
シロアリ駆除には専門的な知識と経験が必須であるため、専門業者への依頼が一番おすすめですが、自分で全く対策できないというわけでもありません。
近年では、シロアリ駆除や予防に関するさまざまな商品も市販されています。
今回はシロアリ駆除を自分でやる方法や注意点を中心に、シロアリに関する知識も交えながらわかりやすく解説していきます。
- シロアリ駆除はどこまで自分でできるのか
- シロアリ駆除の前にやるべきこと
- 自分でやるシロアリ駆除の手順や注意点
- おすすめのシロアリ駆除剤
- 業者へ依頼するメリットとおすすめのシロアリ駆除 業者
シロアリ駆除は自分でできる?
日本国内で被害をもたらすシロアリは主に3種類生息しており、種類ごとに習性には違いがあります。
そのため種類に関係なく、ただ薬剤を散布すればいいわけではありません。
ここでは「シロアリ駆除を自分で行う上で必須と言える大前提の知識」について解説していきます。
知らずに自分でシロアリを駆除しようとすると、駆除できないどころか逆に被害が深刻化する可能性がありますので、理解しておくようにしましょう。
シロアリを完全に駆除するのは難しい
まず大前提として理解しておくべきなのが「家屋に棲みついてしまっているシロアリは自分で駆除できない」と言うことです。
シロアリは種類によって周辺の土の中に巣を作ったり、木材の中など被害箇所を巣にしたりしながら家屋を浸食していきます。
その数は多い時で100万匹に及ぶケースもあり、シロアリに関する深い知識と専門器具、豊富な駆除経験がないと、棲みついたシロアリを徹底的に駆除することはできません。
自分でシロアリ駆除できるのは、シロアリが棲みつき始めた初期段階や予防措置だけだということを理解しておきましょう。
シロアリ予防や初期段階の駆除は可能
シロアリは巣が飽和状態になった段階で新たな棲みかを探すために、羽アリとなって4月~10月にかけて飛散します。
飛散したシロアリは、新しい土地で棲みつきやすそうな場所を見つけ出し、繁殖が始まる流れです。
この羽アリが飛散してきた段階での予防措置や駆除作業が、シロアリ被害を防ぐ上で最も重要だと言えるでしょう。
市販されているシロアリ駆除剤でも上手に活用すれば、初期段階の駆除や予防措置は可能です。
今回はこういった初期症状でのシロアリ駆除方法や予防措置方法を中心に解説していきます。
シロアリ駆除を自分で行う前にやるべきこと
前述した通り、被害をもたらすシロアリは主に3種類で生態や習性が異なります。
そのため、最適な駆除作業を行うためには事前にやるべきことがあります。
ここでは、その詳細について解説していきますので、実際に試してみましょう。
シロアリの被害状況と場所を特定する
シロアリは見つけた個体だけを駆除してもあまり意味がなく、巣に潜んでいるアリ全てを駆除する必要があります。
また、被害箇所を特定して浸食を阻止する必要があるため、まずは被害箇所を探すようにしましょう。
シロアリ被害に遭いやすいのは「暗く湿った場所」であり、最も多いのが床下です。
被害箇所を見つけるためには床下や屋根裏など被害が想定される場所をチェックして回るしかないのですが「蟻道」を見つけられれば特定しやすくなります。
画像引用元/しろあり侍
蟻道とはシロアリの通り道のことで、外敵である黒アリの攻撃や直射日光を避けるために作られます。
蟻道があれば既にシロアリの繁殖が始まっていると考えて間違いないでしょう。
シロアリの種類を調べる
画像引用元/株式会社三共リメイク
上の画像のように被害をもたらすシロアリは主に3種類います。
- ヤマトシロアリ:国内で起きているシロアリ被害の9割を占めている
- イエシロアリ:非常に繁殖スピードが速く、浸食速度も速い
- アメリカカンザイシロアリ:浸食が遅く被害に気付きにくい
国内で確認されているシロアリ被害のほとんどがヤマトシロアリであり、自分たちで巣は作らず浸食している被害箇所に棲みつく習性があります。
そのため、駆除する場合は被害箇所周辺を中心に作業していきます。
イエシロアリは木材ではなく土の中に巣を作る習性があり、数が増えると本巣とは別に分巣を作り、範囲は100メートルとかなり広いと言えるでしょう。
イエシロアリは土の中に潜んでいるため、被害箇所に薬剤を散布しても完全に駆除することはできません。
土の中に毒餌を仕込んだステーションを作り、食べさせた上で巣に持ち帰らせる「ベイト工法」が最適と言えます。
冒頭で解説した通り、既に棲みついて被害が進んでいる場合は、自分で駆除しようとせずに専門業者の無料調査を依頼しましょう。
シロアリ駆除を自分で行う場合の準備や手順
ここではシロアリ駆除を自分で行う方法について解説していきます。
あくまでも初期症状で、木材の浸食がほとんど始まっていない段階での駆除方法となります。
自分でやる場合のシロアリ駆除方法と、専門業者に依頼した場合の駆除方法も解説していきますので、ぜひ試してみてください。
シロアリ駆除で準備するもの
シロアリは床下など薄暗い箇所に潜んでいるため、狭い箇所での作業となります。
駆除作業を行う上で準備するのは以下のような道具となります。
- 厚い生地を使用したつなぎ
- 防じんマスク
- 防じんメガネ
- ヘッドライトか懐中電灯
- 長靴
- 頭を保護するタオル
- 駆除方法に応じた駆除アイテム
床下はとても狭く、人が入り込むことを前提に作られていないため、木材の角や釘がむき出しになっている箇所があります。
ケガをしないように頭にはタオルを巻いてつなぎを着用しましょう。
また、薬剤を被害箇所に散布する場合に薬剤が飛散するため、吸い込んだり目に入ったりしないようにメガネとマスクも必須と言えます。
最近の家ではあまりないのですが、地面がコンクリートではなく土の場合にはヤスデやムカデが潜んでいやすいため、噛まれないように注意も必要です。
自分で駆除する方法①バリア工法
シロアリ駆除業者が行う主な駆除方法が「バリア工法」であり、木材表面に薬剤を散布していきます。
また、被害状況に応じて木材にドリルで穴を開けて、薬剤を加圧注入することもあります。
バリア工法で使用するのは、ノズルの付いたスプレー型の商品がおすすめです。
- 床が汚れたり傷つかないように床下入口周りの養生をする
- 床下の基礎と柱の間などにノズルを付けて奥まで薬剤を噴射する
- 木材全体に薬剤を噴射する
- 土壌に薬剤を散布する
- 床下から出て家の周りに薬剤を散布する
薬剤は基本的に床下全体に散布するため、一番奥から手前に戻ってくる要領で作業を進めます。
専用の噴射器はないため、ノズルのついたスプレー型駆除剤で木材と基礎の間や木材、土壌にまんべんなく薬剤を散布していきます。
床下の薬剤散布が終わったら、家の周りの基礎部分などを中心に薬剤を散布して床下にシロアリが侵入できないようにしましょう。
また、劣化によるひび割れや隙間はシロアリの侵入経路となるため、市販されている補修材で防いでいきます。
床下は換気が難しく狭いので、薬剤の吸引には注意しましょう。
自分で駆除する方法②ベイト工法
ベイト工法は土壌に潜む習性のあるイエシロアリなどに有効な駆除方法で、毒餌を食べさせた上で巣に持ち帰らせて駆除していきます。
基本的に毒餌を入れたステーション(容器)を土の中に埋めるだけなので、バリア工法に比べると楽だと言えるでしょう。
ベイト工法はバリア工法と比べて即効性がなく、完全に駆除するには専門駆除業者でも数ヵ月の時間を要します。
市販されているベイト剤は土に埋めるタイプと、地面や壁に設置するタイプのものがありま。
- 花壇や樹木
- 家の周りの基礎部分
- 玄関
- 台所
- トイレ・洗面所・お風呂
土に埋める場合の深さは、市販されている商品によって異なりますので、購入時にチェックしましょう。
シロアリ駆除専門業者に依頼した場合は、初期費用にプラスして毎月のステーション管理費が別途かかる料金形態となります。
シロアリ駆除を自分で行う際に注意すること
シロアリ駆除を自分で行う方法について解説してきましたが、作業の際には注意すべきことがあります。
理解しないまま作業を進めると駆除できないのはもちろん、被害が拡大する恐れがあります。
どのようなことに注意すべきなのか見ていきましょう。
シロアリ被害が進行している際には殺虫剤を使用しない
バリア工法の方法でシロアリ駆除専用のスプレーを使った方法を紹介しましたが、これはあくまでも予防措置としての方法です。
被害状況はケースバイケースなので一概には言えませんが、基本的に木材が浸食されており、内部にシロアリが大量に潜んでいる場合にはスプレーの使用は避けましょう。
表面の薬剤がかかったシロアリは駆除できても、内部に潜んでいる大量のシロアリは駆除できず、薬剤を恐れて拡散するからです。
結果、これまで被害に遭っていなかった箇所までシロアリが逃げてしまい、被害が深刻化するのはもちろんその後の駆除作業も大変です。
シロアリの繁殖と浸食を確認したら、自分で判断せずにまずは専門業者のシロアリ 調査をお願いしましょう。
狭い場所で薬剤を散布しすぎない
バリア工法は被害箇所だけでなく、床下全体に薬剤を散布します。
専門業者は駆除経験が豊富であり、専門器具を使用して作業を進めるのですが自分でやる場合にはそうもいきません。
無理して薬剤を散布すると、吸引したり目に入ったりして健康被害を引き起こす恐れがあります。
一度やってみた上で難しいと感じた場合や体調の異変を感じたらすぐに辞めましょう。
ホームセンターなどで市販されているおすすめの駆除剤
最近ではさまざまなシロアリ駆除商品が通販やホームセンターで販売されています。
被害箇所に棲みつくアリ(ヤマトシロアリ)や土壌に巣を作るアリ(イエシロアリ)によって、使用する商品を使い分けてみると良いでしょう。
主にスプレータイプと設置タイプの駆除商品があります。
ネット上では空間全体に薬剤が広がる「バルサン」などを紹介している情報もありますが、メーカーはシロアリへの効果を記載していません。逆効果になる恐れもあるので使用は避けましょう。
フマキラー シロアリジェットプロ
画像引用元/フマキラー株式会社
プロが現場で愛用する薬剤を使用しており、殺虫効果はもちろん予防効果も1年あります。
また、木材の防腐作業もあるため、シロアリが棲みつきやすい野外の木材商品などにも直接吹きかけることで予防が可能です。
ノズル付きであり、噴射距離は約6メートルまで届くため、屋根などに飛散してきた羽アリの駆除にも最適と言えるでしょう。
フマキラー・シロアリジェットプロの価格は771円(税込)となります。
イカリ消毒 シロアリハンター
画像引用元/イカリ消毒株式会社
イカリ消毒が発売するシロアリハンターはベイトタイプの商品で、シロアリに食べさせた上で巣に持ち帰らせて駆除します。
使用する薬剤は殺虫剤ではなく昆虫だけに作用する脱皮防止剤のため、赤ちゃんや子供はもちろんペットや家庭菜園をしている家でも安心して使用できます。
効果の持続期間はシロアリが食べ進む速さによりますが、最長で2年間と長期間にわたりシロアリ予防が可能です。
イカリ消毒 シロアリハンターは3~15入りまで販売されており、3個入りタイプで1,740円(税込)となります。
土に埋めるだけでなく、床下の柱に設置するなどして予防することもできますよ!
アイメディア シロアリ撃退 ホウ酸スプレー
画像引用元/アイメディア株式会社
アイメディア株式会社のシロアリ撃退ホウ酸スプレーは、シロアリに効果的なホウ酸を使用した商品です。
木材の防腐作用もあるため、庭先の木材商品などにも使用可能です。
効果は約180日と長く、被害箇所や木材に表面が十分湿るまで薬剤を吹きかけて使用します。
無香料なので使用後のニオイも気になりません。
アイメディア株式会社のシロアリ撃退ホウ酸スプレーの価格は990円(税込)となります。
シロアリ駆除を専門業者に依頼した方がいい理由
ここまでシロアリ駆除を自分でする場合の方法について解説してきましたが、シロアリが既に棲みついている場合には専門業者に駆除を依頼すべきと言えます。
専門業者に依頼すべき理由は主に3つあります。
- シロアリが棲みついている場合、完全駆除が難しい
- 最小限の被害で抑えられる
- 再発した際の無償施工保証や損害補償があるので安心
この3つの理由について、詳しく解説していきます。
シロアリが棲みついている場合、完全駆除が難しい
シロアリは繁殖し始めると恐ろしいほどのスピードで数が増えていき、数万引きにも及ぶシロアリが家の浸食を始めていきます。
浸食が始まると、木材の中にシロアリが多く潜むようになり、表面だけ駆除剤をかけるくらいでは駆除ができません。
最適な場所にドリルで穴を開けた上で、加圧注入により薬剤を木材内部にまでしっかり染み込ませる必要があります。
シロアリ被害が進み手遅れになったケースの中には「自分で駆除をしたからもういないと思っていた」といった事例もあります。
また、先述した通り中途半端に駆除剤を使用すると、生き残ったシロアリが別の場所に逃げてしまうため、余計に被害が広がりやすくなるため注意が必要です。
シロアリ駆除の事前調査は基本的に無料で、見てもらったからといって必ず契約する必要もありません。
最小限の被害で抑えられる
シロアリ駆除業者は数多くの作業経験があるため、迅速に最小限の箇所に薬物散布を行います。
駆除にかかる時間は半日~数日ほどで、被害が広がる前にシロアリを全滅させることが可能です。
自分でシロアリ駆除をやった結果、失敗が続き被害が広がってしまうようなリスクがありません。
万が一シロアリが再発しても、5年間の保証を用意している業者がほとんどなので安心ですよ!
再発した際の無償施工保証や損害補償があるので安心
シロアリ駆除業者は、作業が終了した後のアフターケアも充実しています。
シロアリ駆除は難しく、適切な工程で行ったとしても再発してしまう可能性もゼロではありません。
シロアリ駆除業者に依頼した場合は、薬剤効果が持続する5年間は再発した際の無償施工が付いています。
中には再発した際に発生した家屋の損害補償を行っている駆除業者もあります。
評判の高いシロアリ駆除専門業者
シロアリが既に棲みついており、繁殖している場合には駆除業者に依頼した方がいいと説明しましたが、どの業者に依頼すべきか分からない人もいるでしょう。
シロアリ駆除業者は数多くあり、料金や駆除方法はさまざまです。
ここでは、数多くあるシロアリ駆除業者の中でも特に評判の高い3社について、サービスや価格などについて解説していきます。
どの業者も事前調査は無料ですので、複数社から見てもらい、費用や駆除方法を比較した上で依頼する業者を決めていきましょう。
くらしのマーケット|理想の条件で業者を探せる
画像引用元/くらしのマーケット
駆除方法 | 提携先の業者による |
---|---|
駆除料金 | 645円/㎡~ |
現地調査・見積もり | 提携先の業者による |
シロアリに関する協会への加入 | 提携先の業者による |
追加費用の有無 | 提携先の業者による |
土日・祝日対応 | 〇 |
夜間・早朝対応 | 〇 |
保証内容 | ・損害賠償保障あり ・その他保証は業者による |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 提携先の業者による |
くらしのマーケットのシロアリ駆除は登録している優良業者の中から、比較を行い希望する業者に依頼できるサービスです。
業者紹介型のサービスは通常、運営会社が業者選定を行いますが、くらしのマーケットは自分で登録業者の比較を行えます。
各業者の専用ページも設けられており、駆除費用や過去の実績、利用した方の口コミなど全てをネット上で気軽に確認可能です。
また、4つの項目で駆除業者の並び替えができるため、理想の条件で業者を探しやすくなっています。
- ランキング
- 料金が安い
- 口コミが多い
- 評判が高い
料金が安い業者や評判の高い業者の順番で並び替えられます。
口コミは運営会社であるくらしのマーケットが管理しているため、悪い口コミを隠すといったこともなく安心です。
各業者のホームページを行き来する必要もなく、手軽にネット上で比較できるのは大きな魅力と言えるでしょう。
サービスを利用したユーザーの口コミ、満足度や具体的なサービス料金で簡単・便利に徹底比較!
すまサポ|最短での施工が可能
画像引用元/すまサポ
駆除方法 | 提携先の業者による |
---|---|
駆除料金 | 1,100円/㎡~ |
現地調査・見積もり | 提携先の業者による |
シロアリに関する協会への加入 | 提携先の業者による |
追加費用の有無 | 一切なし |
土日・祝日対応 | 〇 |
夜間・早朝対応 | 〇 |
保証内容 | 施工後5年間の保証あり |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 銀行振り込みによる後払い |
すまサポも自社でシロアリ駆除を行うのではなく、厳選したシロアリ駆除業者を紹介してもらえるサービスです。
価格の安さが特徴であり、参考価格はバリア工法で1㎡あたり1,100円(税込)~となっています。
駆除費用の平均相場は1㎡あたり1,900円ほどですので、かなり安い水準と言えるでしょう。
品質に関しても力を入れており、登録業者が使用する薬剤はシロアリ協会が認定した薬剤で施工後の保証も5年付いています。
電話での受付時間は9~21時と長く、メールでは24時間いつでも相談可能ですよ!
徹底した経費の削減で業界最安値級の安さを実現!駆除後の5年保証付き!
ダスキン|保証が手厚い
画像引用元/ダスキン
駆除方法 | ベイト工法・バリア工法など |
---|---|
駆除料金 | ・バリア工法:2,475円/㎡~ ・ベイト工法:4,092円/外周1m~ |
現地調査・見積もり | 無料 |
シロアリに関する協会への加入 | 記載なし |
追加費用の有無 | 一切無し |
土日・祝日対応 | × |
夜間・早朝対応 | × |
保証内容 | ・施工後5年間の保証あり ・修復補償あり ・年一回の定期点検あり |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 各種クレジットカード/銀行振り込み/現金 |
ダスキンはシロアリ駆除の歴史が非常に古く、全国に事業所がある大手シロアリ駆除会社となります。
ダスキン独自のシロアリ駆除ノウハウがあり「ベイト工法」や「バリア工法」を駆使して徹底した駆除をしてもらえるので安心です。
アフター保証に関しても、5年保証付きで1年に1回の無料点検もあり、シロアリ再発により家屋に被害が出た場合は修繕費用の補償もあります。
【安心の手厚い保証付き】ダスキン基準のプロスタッフによるシロアリ駆除
シロアリ駆除に関するよくある質問
最後はシロアリ駆除業者によくある問い合わせについて答えていきます。
- シロアリ駆除は必要ない?
- 一軒家のシロアリ駆除の値段は?
- シロアリ駆除に補助金はある?
シロアリ駆除の必要性や一軒家の駆除費用など、今後役立てられる内容ですのでぜひ参考にしてみてください。
シロアリ駆除は必要ない?
シロアリ駆除は必要です。ネット上ではこのような誤った情報も流れていますが、シロアリが棲みついているのに駆除する必要のない家はありません。
ただし、過去5年以内に駆除依頼や予防施工をしている場合や、新築で家が建って5年以内である場合は、散布された薬剤が残っているので比較的安心です。
このような情報が錯そうした結果、シロアリ駆除は必要ないといった情報が出てきていると推測されます。
「シロアリがいるかも」と思う節があれば、遠慮せずに駆除業者に無料調査を依頼しましょう。
一軒家のシロアリ駆除の値段は?
一軒家のシロアリ駆除費用は被害範囲と駆除方法によって異なりますので、大きいから高く小さいから安いというわけではありません。
あくまでも費用相場ではありますが10~30万円ほどかかると思っていると良いでしょう。
棲みついてすぐであれば数万円しかかからないようなケースもあります。
シロアリ駆除に補助金はある?
2023年8月時点でシロアリ駆除に関する補助金や助成金はありません。
台風などの自然災害によりシロアリ被害が発生した場合には、火災保険が適用されるケースがありますが、非常に稀と言えるでしょう。
ただし、確定申告時に「雑損控除」の申請を行えば課税所得からシロアリ駆除 費用を引くことができますので、所得税が抑えられます。
まとめ
今回はシロアリ駆除を自分でする方法について解説してきました。
最近では市販のシロアリ駆除商品が数多く販売されており、予防や駆除を自分で行えます。
ただし、自分で対処できるのはシロアリが棲みつき始めている初期段階のみであり、既に家屋が被害を受けており、大量に繁殖している場合は困難と言えます。
被害を広めないためにも、専門業者に調査してもらい依頼をお願いするようにしましょう。
業者に駆除を依頼する場合は、1社だけに見てもらうのではなく、複数社に調査してもらった上で料金や駆除内容を比較して依頼する業者を決めるようにしましょう。
「被害箇所に駆除スプレーを吹きかけて見かけなくなったから大丈夫」と安心していたら違うところで繁殖しており、手遅れになるようなケースは珍しくありません。