木材をエサとするシロアリの被害は、昔ながらの家屋に限ったことではありません。
コンクリート造りの建物が増えた今でもシロアリ被害は日本各地で発生しており、特に4~10月に頻発する傾向にあります。
普段見かけないアリや羽アリを見つけた場合には、被害を最小限に抑えるためにも、迅速に対処する必要があります。
しかし、ネット上には「コンクリート造りだから大丈夫」「シロアリ駆除は必要ない」といった誤った情報が見受けられます。
今回はシロアリ駆除の必要性や放置した場合のリスクについて、詳しく解説していきます。
- シロアリ被害の詳細や恐ろしさ
- シロアリ対策の必要性について
- シロアリ対策が必要ない家について
- シロアリ 調査が無料でできる評判の高いシロアリ駆除業者3選
シロアリ被害ってどんな被害?しないとどうなる?
シロアリ被害と聞くと「家屋の木材が食べられる」というイメージを持つ方がほとんどですが、中には「シロアリが床下に棲みつくだけ」といった認識の人もいます。
シロアリ被害に遭うと具体的にどのようなことが起こるのか、詳しく答えられる人はほとんどいないでしょう。
シロアリ被害は日本国内で多く発生している被害であり、そのままにしておくとあらゆるリスクが降りかかってきます。
ここでは具体的なシロアリ被害の内容について解説していきます。
シロアリ被害を放置すると耐震性が落ちて危険
シロアリは土壌内や床下の通気口から屋内に侵入し、家屋の木材を浸食していきます。
最初は床下や玄関などから被害が広がり、いずれは畳の下や柱、屋根まで進行していくのですが、木材がスカスカになるため当然建物の耐久性は下がります。
1995年に発生した「阪神・淡路大震災」で倒壊した家屋の調査結果では、多くの建物でシロアリ被害が確認されています。
また、日本ボレイト株式会社が公開した「耐震シミュレーションにおけるシロアリ被害の影響」の内容は以下の通りです。
引用元/日本ボレイト株式会社
駆除費用が跳ね上がる
シロアリの駆除費用は非常に高額なイメージを持たれがちですが、被害が広がる前に駆除を依頼すれば10万円以内で収まることもあります。
多少被害が広がっていたとしても、すぐに依頼すれば30万円を超えるようなケースはほとんどないと言えるでしょう。
一方で「シロアリ駆除は必要ない」からと、そのまま放置していると費用が50~100万円に達することもあります。
前述した通り、放置したままにすると建物全体が浸食されシロアリ駆除にプラスして、建物の修繕工事も必要となるからです。
家に住めなくなる
シロアリ被害を放置すると、引っ越しせざるを得ないケースも考えられます。
前述した通り、手遅れと言えるほど家屋が浸食されてしまい倒壊するリスクが高い場合はもちろん「気持ち悪くてもう住めない」と感じる人も少なくありません。
シロアリは数匹いたら奥に数万匹はいるとも言われており、ほおっておくと、畳の裏など普段の生活でも頻繁に見かけることとなります。
ここではお見せできないほど、シロアリが大量に住み着いた箇所は気持ち悪い光景が広がっています。取り返しがつかなくなる前にシロアリ駆除を依頼しましょう。
シロアリ対策は全ての家に必要
シロアリ駆除に関する噂を調べると「床下に土がむき出しになっていなければ大丈夫」「コンクリート造りなら大丈夫」といった内容のものが見受けられます。
後ほどシロアリ対策が必要のない家について解説しますが、構造上シロアリの被害が絶対に起きないような建物はありません。
建築してそこまで経っていない家やマンションであっても注意が必要です。
なぜシロアリ対策が全ての家に必要なのか、家の種類ごとに実際に発生したシロアリ被害を紹介しながら解説していきます。
新築であっても5年ほどで予防効果がなくなりやすい
新築の一軒家がシロアリ被害に遭うのを防ぐため、建築基準法では「防蟻措置」が義務付けられています。
主な防蟻措置としては「バリア工法」があり、薬剤散布によりシロアリ被害を予防できます。
しかし、薬剤散布の効果は約5年ほどと言われており、それ以降はシロアリ被害に遭う可能性が高くなるので注意が必要です。
また、薬剤は5年を過ぎて急に効果がなくなるわけではなく、徐々に落ちていくため5年経っていなくてもシロアリが棲みつく可能性は十分あります。
中には10年保証しているハウスメーカーもありますが、必ず保証が適用されるとも限らないため注意が必要です。
「新築だから大丈夫」と油断せずに、周辺で羽アリやシロアリ被害を見つけた場合にはすぐに無料調査を依頼するようにしましょう。
時間の経過につれて、劣化によりシロアリが侵入しやすくなる
建物の建築時には防蟻措置が取られますが、薬剤が届いていない箇所には新築であってもシロアリが棲みつきます。
特に注意が必要なのが劣化により発生した「基礎部分や玄関などのひび割れ」です。
日本は地震が発生しやすい特徴もあり、基礎部分にちょっとした隙間やひび割れが発生してしまうと、そこからシロアリが侵入してしまいます。
薬剤が届いていない箇所であれば木材も浸食されやすくなるため、注意が必要です。
シロアリはコンクリート造りの家やマンションでも注意が必要?
コンクリート造りの家は木材がむき出しになっておらず、固いので大丈夫と思われがちですが、そうでもありません。
前述したとおり、ちょっとしたひび割れや隙間から建物内に侵入可能であり、屋内であれば多くの木材が使用されています。
また、シロアリはコンクリートも噛み砕くことが分かっており、固くて浸食が遅れることはあっても、被害に遭わないとは限りません。
毎年多くのシロアリ被害がコンクリート造りの建物に関係なく確認されています。
羽アリ飛散によるコンクリート造りマンションのシロアリ被害
シロアリは巣の中が飽和状態になると、羽アリが新たな巣を作るために飛び立ちます。
飛んで移動するため、マンションの2階以上の階でも被害が発生することもあるので注意が必要です。
画像引用元/ヤマトシロアリ研究所
この画像は近畿地方を中心にシロアリ駆除を行っている「ヤマトシロアリ研究所」が実際に駆除した事例です。
被害に遭ったのはマンション6階のベランダで、ベランダの防水が切れて溜まった水を利用しながら繁殖していました。
羽アリは4~10月に飛散しやすく、一階部分でなくても注意が必要なんです…
劣化した配管から発生したシロアリ被害
シロアリはちょっとした隙間などから家屋に浸入してくるため、コンクリートの隙間などの他に配管にも注意が必要です。
一見なんの異常もなさそうな配管であっても、中にはシロアリが潜んでいたというケースも実際に起こっています。
このような場合、配管が通じて入る箇所を中心に被害が広がりやすいため、天井などが危険です。
当然床下にはシロアリが潜んでいないため、発見が難しくなります。
家屋にひび割れや隙間がある場合には、シロアリが棲みつかないように予防措置を取る必要があり、定期的な点検が必要と言えるでしょう。
シロアリ駆除の必要がない家はどんな家?
ここまでシロアリ駆除の必要性や、被害に遭わない家はないことについて解説してきましたが、比較的安全で駆除作業を行う必要がない建物はあります。
この「シロアリ駆除を早急に行う必要がない家」が基となり、情報が錯そうしてしまった結果「シロアリ駆除は必要ない」といった情報がネット上に出回っていると考えられます。
シロアリ被害が確認された場合、どのような家でも駆除作業は必要であることを前提に、比較的安心な家について解説していきます。
シロアリ駆除か予防の施工を5年以内にしている
まず1つ目の特徴が「過去にシロアリ駆除や予防を5年以内に受けている」ことです。
現在多くの駆除業者が使用しているシロアリ駆除剤や予防剤は、効果が5年ほどであるため、施工してから5年間は再発の可能性が低く住みつきにくいと言えます。
依頼した駆除業者にもよりますが、5年間の再施工保証はもちろん年に一度の無料調査が付いてることもあるため、安心だと言えるでしょう。
シロアリ予防に関しても、5年間の効果が見込めるため5年ごとの無料調査を目安にしましょう。
シロアリの形跡がなく無料調査しても問題がなかった
家の周りで羽アリを見かけて無料調査をしてもらった結果、シロアリが棲みついていないと分かった場合も、無理にシロアリ駆除を依頼する必要はありません。
どうしても不安な場合は、シロアリ予防を検討すると良いでしょう。
シロアリ駆除と予防では使用する薬剤などに違いはなく、施工方法も薬剤散布といった作業が基本となります。料金は作業量が少ない分、予防の方が少し安く設定されています。
周辺でシロアリ駆除や発見情報がない
自宅の周りにシロアリがいた痕跡がなく、近隣の住宅や公園でも被害がない場合もわざわざシロアリ駆除を頼む必要はありません。
4月以降は羽アリが飛散してきやすくなるため、市販されている忌避剤や毒餌を食べさせるタイプの設置型駆除剤を予防として置いておくと良いでしょう。
自宅周辺に森林や大きな公園があり、近隣でシロアリ被害が起きている場合は、専門業者による予防施工の方が無難です。
不安な方は、シロアリ駆除業者の無料調査を依頼しましょう。調査自体に費用は掛からず、必ず施工をお願いしなければいけないわけでもありません。
シロアリ駆除業者に依頼するときに気になること
シロアリがいたり被害が確認されたりした場合、シロアリ駆除は必須となりますが、初めて被害に遭った場合は疑問に思うこともあるでしょう。
ここではシロアリ駆除 業者へ依頼する際に気になる、3つの内容について解説していきます。
これからシロアリの無料調査を頼むべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
シロアリ駆除は自分でできる?
シロアリ駆除は自分でもできますが、対処できるのはあくまでも予防程度で、既に住み着いて繁殖している場合は難しいと言えるでしょう。
ホームセンターや通販で調べるとシロアリ駆除の商品が多く販売されています。
これらの商品はシロアリに対して効果があるのですが、土壌深くや木材の内部に住みついた数万匹全てを駆除するには難しいと言えます。
また、シロアリの種類によって生態は異なり、誤った駆除商品を使用すると更に奥まで逃げてしまう恐れもあるため、注意が必要です。
バルサンやゴキジェットが効果的といった情報もありますが、メーカーではシロアリに対する効果は記載しておらず使用はおすすめしません。
業者に依頼するメリット
シロアリ駆除業者に依頼すると、シロアリの徹底駆除が可能であり、他にもさまざまなメリットがあります。
シロアリ駆除はシロアリの生態に関する知識はもちろん、豊富な駆除経験が求められます。
シロアリ駆除業者に依頼すると、ベテランスタッフが専門の器具を使用しながら、徹底した駆除作業を進めていくため安心です。
施工後は保証やアフターサービスが用意されており、万が一再発したとしても無償で再施工をお願いできます。
駆除業者にもよりますが床や壁が傷ついた際の損害補償や、再発により家屋に被害が出た場合の補修費用の補償を行っている会社もありますよ!
一軒家のシロアリ駆除や予防の費用相場は?
シロアリ駆除費用は基本的に「シロアリ被害の範囲×参考価格」によって決定します。
参考価格は駆除方法ごとに定められており、業者によって異なります。
主要なシロアリ駆除業者の参考価格を基に算出した「バリア工法」の費用平均は1,900円/1㎡ほどです。
これを基に一軒家の費用を算出すると以下のような費用となりました。
あくまでも参考価格を基にした費用ですので、被害範囲が少なければ更に安く抑えられる可能性があります。
ちなみに、薬剤を食べさせてシロアリ駆除を行う「ベイト工法」は、初期費用とは別に月々の管理費が必要であり、バリア工法より割高になります。
駆除方法や予防ごとの詳しい費用が知りたい方は「シロアリ駆除の費用相場|安く抑えるコツや火災保険が適用されるケースについて解説」で詳しく解説しています。
床下の構造や被害箇所によっても値段は前後するため、まずは無料調査を依頼して正確な料金を知ることから始めましょう!
シロアリ調査が無料でできる評判の高いシロアリ駆除業者
シロアリ駆除を専門業者に依頼するメリットを紹介してきましたが、どの業者に依頼すべきか分からない方もいるでしょう。
駆除業者を選ぶ際には、なるべく複数社に無料調査をしてもらい、駆除方法や料金を聞いた上で依頼する業者を決めるようにします。
直接話を聞くことで、業者の駆除レベルやスタッフの接客態度も含めた判断が可能です。
ここではシロアリ駆除業者の中でも特に評判の高い3社について、サービス内容や費用を解説していきます。
ダスキン|保証が手厚い
画像引用元/ダスキン
駆除方法 | ベイト工法・バリア工法など |
---|---|
駆除料金 | ・ベイト工法:4,092円/外周1m~ ・バリア工法:2,475円/㎡~ |
現地調査・見積もり | 無料 |
追加費用の有無 | 一切無し |
シロアリに関する協会への加入 | 記載なし |
夜間・早朝対応 | × |
土日・祝日対応 | × |
保証内容 | ・施工後5年間の保証あり ・修復補償あり ・年一回の定期点検あり |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 各種クレジットカード/銀行振り込み/現金 |
ダスキンは家事代行やハウスクリーニングだけではなく、害虫駆除にも力を入れている大手企業となります。
徹底した研修により施工スタッフの駆除レベルが高く、接客マナーの評判も高い特徴があります。
駆除方法はベイト工法とバリア工法を採用しており、できる範囲で施工方法の要望を伝えることも可能です。
ダスキンのシロアリ駆除は施工後のアフターケアや保証が非常に手厚く、5年間の保証にプラスして再発により家屋に被害が生じた場合は修繕費用の負担も受けられます。
バリア工法の場合、1年に1度の無料点検も付いているので安心ですよ!
【安心の手厚い保証付き】ダスキン基準のプロスタッフによるシロアリ駆除
くらしのマーケット|理想の条件で業者を探せる
画像引用元/くらしのマーケット
駆除方法 | 提携先の業者による |
---|---|
駆除料金 | 645円/㎡~ |
現地調査・見積もり | 提携先の業者による |
追加費用の有無 | 提携先の業者による |
シロアリに関する協会への加入 | 提携先の業者による |
夜間・早朝対応 | 〇 |
土日・祝日対応 | 〇 |
保証内容 | ・損害賠償保障あり ・その他保証は業者による |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 提携先の業者による |
くらしのマーケットはシロアリ駆除を自社で行うのではなく、厳選した全国の加盟業者を比較して依頼するサービスです。
このようなマッチング型のサービスはシロアリ駆除業界内によくありますが、くらしのマーケットならではの魅力が「運営側による業者の選定ではなく、自分で登録業者の比較をできる」という点です
「なによりも評判が気になる」という方は口コミや評判で並び替えを行い「とにかく費用を抑えたい」という方は料金の安い順で業者比較ができます。
並び替えの項目は以下の通りです。
- 料金が安い
- ランキング
- 評判が高い
- 口コミが多い
口コミに関しては、くらしのマーケットが管理しているため、いい口コミだけを駆除業者が選んでいるといったことも心配ありません。
ちなみに2023年7月時点での最安値は1㎡あたり645円(税込)が最安値であり、業界トップの安さと言っても過言ではないでしょう。
口コミや評判が事前にわかるので初めての方でも安心!駆除費用の安さも魅力!
シロアリ110番|駆除実績が多い
駆除方法 | 提携先の業者による |
---|---|
駆除料金 | 1,320円/㎡ |
現地調査・見積もり | 無料 |
追加費用の有無 | 提携先の業者による |
シロアリに関する協会への加入 | 提携先の業者による |
夜間・早朝対応 | 〇 |
土日・祝日対応 | 〇 |
保証内容 | 施工後5年間の保証あり |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 提携先の業者による |
シロアリ110番も全国の厳選した加盟店によるシロアリ駆除が受けられるサービスで、2023年7月時点での加盟店数は283社にも及びます。
自分で業者比較はできませんが、希望する要望を伝えて最適な業者を紹介してもらうことが可能です。
これまでの問い合わせ件数は累計で500万件を超えており、駆除実績の豊富さが特徴となります。
どの駆除業者でも満足してもらえるように、受付から事前調査までの対応の速さや参考価格の安さにも力を入れています。
24時間365日いつでも電話相談が可能なのはシロアリ110番だけの魅力と言えるでしょう。
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低価格で5年保証付き!「しろあり防除施工士」による高品質施工!
シロアリ駆除の必要性に関するよくある質問
最後はシロアリ駆除に関してよくある質問について答えていきます。
シロアリ駆除に関する助成金やシロアリ駆除・防除の違い、自分でできる対策方法について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
シロアリ駆除に補助金や助成金はある?
シロアリ駆除に補助金や助成金はありません。
「害虫駆除費補助金」という制度はありますが、シロアリ駆除は含まれていません。
ただし、確定申告時には「雑損控除」として所得税を抑えることは可能です。
詳しく知りたい方は税務署へ問い合わせしてみましょう。
シロアリが来ない家はある?
シロアリが来ない家は基本的にありませんが、湿った床下を好む習性があるため、床下の換気が十分にできているとシロアリが棲みつきにくくなります。
また、家の周りに日陰となるようなものをたくさん置いておらず、植物などがない家は被害に遭いにくいと言えるでしょう。
ただし、絶対に被害に遭わないわけではなく、定期的な点検やシロアリ予防が大切です。
乾燥していればシロアリ被害は発生しない?
シロアリは湿った木材を好んで食べる習性があるため、乾燥していれば被害に遭いにくいと言えるでしょう。
ただし、乾燥した木材でも浸食しないわけではないため、シロアリや羽アリを見つけた場合には注意が必要です。
床下の環境が不安な方は、通気口付近にシロアリ専用の忌避剤を設置すると予防しやすくなりますよ!
シロアリ予防と駆除は何が違うのですか?防除って何?
シロアリ予防と駆除で、使用する機材や薬剤に変わりはありません。
ただし、シロアリ駆除の方が作業に時間がかかるため、料金は高めになります。
「シロアリ防除」という言葉もありますが、これは予防と駆除を一緒に行うことを示しており、駆除施工をすれば5年間予防できるためシロアリ防除と呼ぶ人もいます。
シロアリ対策や予防は自分でできる?
シロアリ予防を目的とした対策は自分でもできます。
ホームセンターや通販でシロアリ専用の商品が販売されていますので、使用方法を守って予防に活用しましょう。
具体的な商品としては、シロアリを寄せ付けない忌避剤タイプや、薬剤を散布して寄せ付けない駆除スプレータイプがあります。
既に住み着いているシロアリに関しては、市販の商品だけで駆除するのは難しいのでおすすめしません。
シロアリ対策したくてもお金がない場合はどうしたらいい?
シロアリ対策したくても費用が捻出できない場合は、カード払いができる駆除業者に依頼しましょう。
カード払いであれば分割に支払い方法を変更可能であり、一度にまとまったお金を支払う必要はありません。
賃貸物件で借主に過失がない場合は、シロアリ駆除 費用を管理会社に出してもらえる可能性があります。
シロアリ対策の頻度は?
シロアリ対策の頻度は、専門業者に予防施工をしてもらった場合は5年に1度となります。
予防施工をしてもらっていない場合は、羽アリが飛散しやすい4月~10月にかけて毎年対策するようにしましょう。
もちろん4月~10月以外でもシロアリ被害は発生していますので、見かけた場合にはすぐに業者へ調査を依頼しましょう。
まとめ
今回はシロアリ駆除の必要性について解説してきました。
シロアリ駆除は必要ないという情報は誤りであり、シロアリを見かけたり被害を見つけたりした場合には早急に対処するようにしましょう。
シロアリ被害は徐々に進行していくため、そのままにしておくと建物自体の耐震性が落ちるだけでなく、駆除にかかる費用も高額になります。
シロアリ被害は家屋の構造や材質に関係なく発生するため、コンクリート造りの建物でも同様です。
専門業者によるシロアリ調査は基本的に無料であり、最終見積もりを出してもらった後でも必ず契約する必要はありません。
複数社に調査してもらった上で、最適な業者を選んで依頼すると良いでしょう。
建物の強度に大きな影響が及ぶ前のシロアリ駆除が大切なんです。