賃貸マンションやアパート、新築入居前にやっておくこととして害虫やゴキブリ対策を考える人は多いでしょう。
対策として真っ先に思いつくのは「バルサン」ではないでしょうか?
バルサンは、ゴキブリやダニなどの害虫を退治する燻煙・燻蒸式の殺虫剤です。
煙状になった薬剤が、害虫が隠れている部屋の隙間など隅々に行き渡り駆除してくれます。
しかし、入居前のバルサン使用には気をつけなくてはいけない注意点もあります。
また、バルサンも害虫対策として万全とは言えません。
本記事では入居前の害虫駆除対策としてバルサンを使用する際に気をつけることや、その他の害虫対策方法についてご紹介します。
- 入居前にバルサン使う際の注意点
- バルサン以外の害虫対策
- おすすめの害虫駆除業者
入居前の害虫対策を考えるなら専門の害虫駆除業者に依頼するのがおすすめです。
ハウスクリーニングで有名なアールクリーニングなら、害虫や害獣駆除も行っており、作業実績も20万件以上と経験も豊富です。
見積もりや出張費無料で、急な依頼でも最短10分で駆けつけてくれます。
電話・メールで24時間365日対応し、無料相談も可能ですので、害虫対策を考えている人は一度アールクリーニングの公式サイトをチェックしてみましょう。
業界最安値に挑戦中!24時間365日対応!
入居前にバルサンをしない方がいい理由!
入居前にバルサンを使用するときにはいくつかの注意点があります。
特に賃貸のマンションやアパートで入居日前に使用するときはトラブルが発生してしまう可能性もありますので、気をつけましょう。
- 賃貸の場合は不法侵入にあたるリスクがある
- マンションによってはバルサンの使用が禁止されている
- 火災警報器などの対策が必要である
- 卵には効果がない
- バルサンを焚くと害虫が隣の部屋に逃げる
以上5点について詳しく解説します。
賃貸の場合は不法侵入にあたるリスクがある
賃貸の場合、契約が成立すると契約日の前に鍵を渡されるケースがあります。
しかし、あくまでも「契約日=入居日」から家賃が発生しますので、入居日前は契約の範囲外です。
つまり、入居日前に部屋に入りバルサンを使用するという行為は「不法侵入」にあたる可能性があります。
もし、バルサンを使用することでトラブルが発生した場合、契約違反で入居できない事態も考えられるでしょう。
マンションによってはバルサンの使用が禁止されている
マンションなどの賃貸物件では入居者同士のトラブルを避けるため、様々な契約上の規約があります。
マンションによってはバルサンの使用が禁止されている場合もありますので、使用する際は事前に管理会社に確認しましょう。
バルサンが禁止されている場合、管理会社が害虫対策を行っている可能性もあります。
この場合、バルサンの使用自体が必要ないので契約時に確認してみましょう。
火災警報器などの対策が必要である
バルサンは煙が発生するため、火災報知器の種類によっては、バルサンの煙に反応してしまう場合があります。
使用前に火災報知器やガス警報器などにカバーの設置が必要です。
警報器の種類 | 反応するもの | バルサンへの反応 |
---|---|---|
煙式警報器 | 煙に反応 | 反応する |
ガス警報器 | ガスに反応 | 反応する |
熱式警報器 | 熱に反応 | 反応しない |
使用前に管理会社にどのタイプが設置されているか確認しておきましょう。
カバーはビニール袋やラップなどで覆い、テープや輪ゴムなどで隙間がないように止めます。
もし警報器が鳴ってしまったら、慌てずに対処することが大切です。
- 窓を開けて煙を逃す
- 警報が止まらない場合、警報器の引き紐を引く(ボタンがあればボタンを押す)。
- 管理会社や管理員へ誤報を連絡する
マンションによっては自動通報システムと連動している場合がありますのですぐに止まった場合でも管理会社へは連絡しましょう。
卵には効果がない
バルサンはゴキブリの卵には効果がありません。
ゴキブリの卵は約2週間で孵化しますので、孵化した2週間後に再度使用するのが効果的です。
1回目の使用でゴキブリの死骸が見つかった場合は必ず2回使用しましょう。
バルサンを焚くと害虫が隣の部屋に逃げる
賃貸でバルサンを使用すると、害虫が隣の部屋に逃げてしまう可能性があります。
この場合、後で隣人とのトラブルになりかねませんので注意が必要です。
必ず使用前に近隣の入居者には通知しておきましょう。
賃貸では逃げた害虫がまた戻ってきてしまうこともあります。使用後は侵入経路を塞ぐなどの対策が必要です。
バルサンを使いたい場合は住居タイプにあわせて使い分けよう
バルサンには用途に応じていくつかのタイプがあります。
大きく分けてパッケージが「赤」と「黒」のものです。
画像引用元/レック公式サイト
「黒」のバルサンはゴキブリに特化した製品で、殺虫成分などに薬剤耐性が強い「チャバネゴキブリ」などにも効果があり、ゴキブリ 対策に最適です。
「赤」のバルサンはゴキブリ以外のダニやノミなど幅広い害虫に効果的です。
「とにかくゴキブリを駆除したい」時は黒、「ゴキブリ以外の害虫も気になる」場合は赤を使用しましょう。
また、煙の種類も「くん煙タイプ」「水タイプ」「霧タイプ」の3種類に分かれており、使用する住居によっておすすめのタイプがありますので、詳しくみていきましょう。
くん煙タイプ | 水タイプ | 霧タイプ | |
---|---|---|---|
効果 | 強力 | 強い | 弱い |
使用方法 | 指定箇所を擦る | 水を入れる | ボタンを押す |
使用時間 | 2〜3時間 | 2~3時間 | 1時間 |
火災報知器 | 鳴る | 鳴る | 鳴らない |
ガス警報器 | 鳴らない | 鳴らない | 鳴る |
戸建ての場合はくん煙タイプ・水タイプがおすすめ
画像引用元/レック公式サイト
戸建てなど広範囲に使いたい場合は噴出力と拡散力が強い「くん煙タイプ」がおすすめです。
また、使用後の匂いが気になるようなら匂い残りの少ない「水タイプ」を使用しましょう。
アパートやマンションは霧タイプがおすすめ
画像引用元/レック公式サイト
「霧タイプ」は煙がなく、部屋を締め切る時間が少なくて済みます。
周りの入居者へ迷惑を心配する必要がないのでアパートやマンションなどでの使用がおすすめです。
煙が出るくん煙タイプや水タイプに比べ、散布範囲が狭いので広い家には不向きといえます。
霧タイプは殺虫効果は低いですが、火災報知器に反応しないので集合住宅で使用しても周りに迷惑をかける心配もありません。
バルサンだけでは意味がない?バルサン以外の害虫対策
バルサンは一時的な害虫駆除は可能ですが、持続性は薄くなります。
害虫はバルサンを一度焚いても侵入経路があればまた侵入して出てくるでしょう。
ここではバルサンの使用と合わせて行いたい害虫対策についてご紹介します。
- 害虫の侵入経路を断つ
- 毒餌タイプの駆除剤を設置する
- 本格的な害虫駆除は専門業者に依頼する
以上3点について詳しくみていきましょう。
害虫の侵入経路を断つ
バルサンで害虫駆除を行ったら外部からの侵入経路を断つことが重要です。
害虫は住居のちょっとした隙間からでも侵入してきますので、できる限りパテやフィルターなどで隙間を塞ぎましょう。
特に注意するべき場所は以下のようになります。
- 洗濯機・洗面台・キッチンなどの排水ホースの隙間
- 通気口や換気口の隙間
- エアコンのドレンホース
- 窓やドアの隙間
バルサンは密閉した状態で使用すると効果が高いので、使用前に気づいた隙間は塞いでおくと良いでしょう。
毒餌タイプの駆除剤を設置する
画像引用元/レック公式サイト
入ってきてしまった害虫に効果的なのは毒餌タイプの駆除剤です。
排水ホース付近やベランダなど出没しそうな場所に設置しておきましょう。
本格的な害虫駆除は専門業者に依頼する
しっかり効果を得られたい人は専門業者に依頼することをおすすめします。
害虫対策には専門的な知識が必要です。
プロの業者なら、一番効果的な方法で駆除してくれますので安心です。
以下に業者に依頼できる害虫の種類と料金相場をご紹介します。
害虫の種類 | 料金相場 |
---|---|
蜂の巣(1個) | 10,000円〜20,000円 |
シロアリ(50㎡) | 50,000円〜100,000円 |
ゴキブリ(1R〜1K) | 10,000円〜23,000円 |
トコジラミ(30㎡) | 53,000円〜83,000円 |
クモ(10㎡) | 6,000円〜15,000円 |
ケムシ・チャドクガ(樹木1本) | 5,000円〜13,000円 |
コバエ(LDK) | 10,000円〜14,000円 |
ダニ(1R〜1K) | 12,000円〜25,000円 |
ノミ(1R~1K) | 21,000円〜27,000円 |
業者に依頼すると、事前に害虫の生息状況を確認し、発生源を特定するところから作業がスタートします。
発生状況や住まいの広さなどにあわせ、使用する薬剤など最適な方法で駆除しますので自分で行う以上の効果が得られるでしょう。
費用はかかりますが、本格的に駆除が必要ならぜひ依頼してみてください。
入居前におすすめの害虫駆除業者
「害虫駆除を業者に依頼したいけど、どこに依頼すれば良いかわからない」という人も多いと思います。
ここでは害虫駆除を依頼できる業者の中からおすすめの害虫駆除 業者を4社ご紹介します。
それぞれ作業内容やサービスに特徴がありますので、ご自分の希望内容を踏まえどの業者に依頼するのか検討してみてください。
横にスクロールします
業者名 | 料金 | 特徴 |
---|---|---|
アールクリーニング | ハチ:8,000円〜 ゴキブリ:8,000円〜 シロアリ:要見積もり 害鳥:12,000円〜 ネズミ:15,000円〜 ハクビシン:18,000円〜 アライグマ:18,000円〜 |
電話で無料相談可能 最短10分で到着 現地で無料見積もり |
ダスキン | ゴキブリ駆除:27,500円〜 ゴキブリ侵入予防:13,200円〜 シロアリ駆除(ベイト工法):4,092円〜 シロアリ駆除(バリア工法):123,750円〜 ネズミ:要見積もり ハチ:22,000円〜 ハエ:15,840円〜 トコジラミ:要見積もり |
薬剤をできるだけ使わず駆除 社内ライセンス制度で知識の豊富なスタッフを育成 全国550拠点の信頼のネットワーク |
くらしのマーケット | ハチの巣:10,000円〜 ゴキブリ:10,000円〜 トコジラミ:53,000円〜 ダニ:12,000円〜 ノミ:21,000円〜 |
口コミ情報で業者を比較 オンライン予約可能 |
害虫駆除110番 | ゴキブリ:14,300円〜 シロアリ(1㎡):1,320円〜 ハチ:8,800円〜 ノミ・ダニ:22,000円〜 トコジラミ:23,700円〜 |
24時間365日対応可能 子どもやペットにも安心の駆除方法 現地見積もり後のキャンセル可能 |
アールクリーニング|到着時間最短10分
画像引用元/アールクリーニング公式サイト
料金 | ハチ:8,000円〜 ゴキブリ:8,000円〜 シロアリ:要見積もり 害鳥:12,000円〜 ネズミ:15,000円〜 ハクビシン:18,000円〜 アライグマ:18,000円〜 |
---|---|
特徴 | 電話で無料相談可能 最短10分で到着 現地で無料見積もり |
関東を中心に営業しているハウスクリーニング業者のアールクリーニングでは、害虫駆除の依頼も可能です。
急ぎの依頼も連絡から最短10分で到着し、その場で無料見積もりができますので「とにかく急ぎでお願いしたい」という人におすすめの業者です。
害虫以外にもネズミやハクビシンなどの害獣にも対応しています。
アールクリーニングは、満足調査でNo.1を獲得するほどの、安心のサービス内容を提供しています。
無料見積もりも可能なので、まずは公式サイトから対応地域を確認してみましょう。
最短10分で到着!業界最安値に挑戦中!
ダスキン|人体の安全に配慮した薬剤使用で安心
画像引用元/ダスキン公式サイト
料金 | ゴキブリ駆除:27,500円〜 ゴキブリ侵入予防:13,200円〜 シロアリ駆除(ベイト工法):4,092円〜 シロアリ駆除(バリア工法):123,750円〜 ネズミ:要見積もり ハチ:22,000円〜 ハエ:15,840円〜 トコジラミ:要見積もり |
---|---|
特徴 | 薬剤をできるだけ使わず駆除 社内ライセンス制度で知識の豊富なスタッフを育成 全国550拠点の信頼のネットワーク |
ハウスクリーニングや清掃具のリースでお馴染みのダスキンの害虫駆除「ダスキンターミニックス」は全国550拠点展開中で全国どこでも対応が可能です。
厳しい社内ライセンスを取得したスタッフが、プロの知識と経験で対応してくれます。
薬剤をなるべく使用しない予防管理に重点をおいており、人と環境に配慮した駆除・予防で対応します。
小さいお子さんやペットがいるご家庭におすすめの業者です。
ダスキンの害虫駆除が気になる人は公式サイトで確認してみてください。
人と環境に配慮した作業!社内ライセンス取得のプロが対応!
くらしのマーケット|口コミ評価の高い業者が見つかる
画像引用元/くらしのマーケット公式サイト
料金 | ハチの巣:10,000円〜 ゴキブリ:10,000円〜 トコジラミ:53,000円〜 ダニ:12,000円〜 ノミ:21,000円〜 |
---|---|
特徴 | 口コミ情報で業者を比較 オンライン予約可能 |
くらしのマーケットはさまざまな専門業者が登録しているマッチングサイトです。
利用者はサイトで各業者の料金や口コミ情報を参考に自分の希望に合った業者を比較しながら選ぶことができます。
害虫駆除業者も多数登録しており、複数業者の見積もり比較も簡単ですので「できるだけ費用を抑えたい」という人におすすめです。
「自分で業者を比較しながら選びたい」人はくらしのマーケットの公式サイトを確認してみましょう。
口コミ情報多数掲載!複数業者の比較が簡単!
害虫駆除110番|24時間365日受付で即日対応してくれる
画像引用元/害虫駆除110番公式サイト
料金 | ゴキブリ:14,300円〜 シロアリ(1㎡):1,320円〜 ハチ:8,800円〜 ノミ・ダニ:22,000円〜 トコジラミ:23,700円〜 |
---|---|
特徴 | 24時間365日対応可能 子どもやペットにも安心の駆除方法 現地見積もり後のキャンセル可能 |
害虫駆除110番は全国に278社の加盟店をもつ害虫駆除のフランチャイズ企業です。
メディア掲載やテレビ番組でも取り上げられることが多いので、認知度が高い業者でしょう。
問い合わせは24時間365日受付可能となり、対応可能な業者がすぐに駆けつけてくれます。
累計お問い合わせ件数が500万件を超え、豊富な実績から最適な方法で害虫駆除を行います。
駆除後の1年間保証もあり作業後の対応も安心です。
害虫駆除110番のサービスが気になる人は公式サイトをチェックしてみましょう。
害虫トラブル即日解決!無料見積もり最短30分
害虫対策は入居前にしたほうがいい理由
賃貸での入居前のバルサン使用での注意点をご紹介しましたが、入居前に害虫対策は行っておいた方が良いです。
ここでは入居前に害虫対策をするメリットについてご紹介します。
- 家具や家電がないので養生する必要がない
- 細かいところまで家全体の対策ができる
- 害虫の発生源を根絶できる
- 害虫のフンや死骸などアレルギー源まで除去できる
以上4点について詳しくみていきましょう。
家具や家電がないので養生する必要がない
害虫駆除を行う際は殺虫成分のある薬剤を散布することになるので、家具や家電類に養生が必要になります。
特にパソコンなどの電子機器は煙により故障の原因になりますし、食品類は薬剤を体内に取り込んでしまう危険がありますので注意が必要です。
入居前であれば家具や家電がない状態でできるので、面倒な養生の必要がありません。
作業後の掃除も簡単に済ますことができるでしょう。
細かいところまで家全体の対策ができる
荷物の搬入後だと遮蔽物が多く、部屋全体に薬剤を行き渡らせることが難しくなるでしょう。
また、家具の間など、害虫が逃げ込む隙間が生まれます。
入居前なら薬剤を部屋全体に行き渡らせることができ、効果を最大限得ることができます。
害虫の発生源を根絶できる
搬入後では荷物や家具で害虫の発生源を塞いでしまう可能性があり、害虫の根絶ができません。
荷物のない状態で害虫が侵入してくる経路がないか確認し、可能性のある場所を重点的に対策することが大切です。
害虫のフンや死骸などアレルギー源まで除去できる
入居前に管理会社が害虫対策を施している場合でも、害虫のフンや死骸が残っているとハウスダストなどのアレルギーを発症してしまう可能性があります。
入居前の害虫対策で害虫のフンや死骸が残っていないか隅々まで確認しておきましょう。
入居前の害虫対策についてよくある質問
最後に入居前の害虫対策に関する質問をご紹介します。
新しい生活を始める際に新居の害虫対策については気になる人も多いでしょう。
- 新築の戸建てでもバルサンや害虫対策は必要ですか?
- バルサンは引っ越しの何日前までに使用すればいいですか?
- バルサンを焚いている時は家にいても大丈夫ですか?
- バルサンは入居前に何回くらい使えばいいですか?
- 入居後は年に何回くらいの頻度でバルサンを焚くべきですか?
- 一部屋だけにバルサンを焚くのは逆効果ですか?
以上6つの質問に答えていきますので、参考にしてください。
新築の戸建てでもバルサンや害虫対策は必要ですか?
新築の戸建てでも害虫対策は必要です。
新築でも完成までや入居後に隙間ができる可能性があるからです。
また、施工中に建材などに紛れて害虫が持ち込まれることもあります。
バルサンは殺虫効果があり、入居前に発生した害虫対策はできますが、防虫効果は薄いので入居後に侵入してくる害虫を防ぐことはできません。
入居後の害虫被害が心配な人は専門の業者に相談することをおすすめします。
バルサンは引っ越しの何日前までに使用すればいいですか?
バルサンは引越し前の1ヶ月ほど前から入居2〜3日前にかけて2回使用すると効果的です。
バルサンはゴキブリの卵に効きにくいため、使用後からゴキブリの卵が孵化する2週間後に再度使用することで効果を最大限発揮します。
ただし、賃貸での契約前の使用は契約違反となる可能性もありますので、入居日前に使用する場合は管理会社に相談してからにしましょう。
バルサンを焚いている時は家にいても大丈夫ですか?
バルサンは害虫の毒となる薬剤を煙状にし部屋に焚くので、部屋に人がいたり、ペットがいたりする場合は使用できません。
基本的に哺乳類に対して安全性は高い製品ですが、人によって影響が出る可能性があります。
特に赤ちゃんなど免疫力の弱いお子さんは注意が必要です。
使用中は部屋を出て、記載されている所定時間は入室を避けてください。
しかし、バルサンを使用していない部屋なら家にいても大丈夫です。
できるだけ使用中の部屋から離れた場所にいるようにしましょう。
バルサンは入居前に何回くらい使えばいいですか?
バルサンは基本的に2回使用することをおすすめします。
バルサンはゴキブリの成虫には効果的ですが、卵には効き目が薄いからです。
ゴキブリは2週間ほどで卵から孵化しますので、1回目の使用から2週間ほどあけて再度使用することで効果を上げることができるでしょう。
入居後は年に何回くらいの頻度でバルサンを焚くべきですか?
バルサンの効果は持続性がなく、防虫効果はありません。
入居後はゴキブリの活動時期に合わせて年に3回ほど焚くと良いでしょう。
ゴキブリは気温が20℃くらいになると活動が活発になります。
そのため、3月下旬〜4月中旬に使用し、その後7月〜8月、9月下旬〜10月上旬にかけて3回行うのがおすすめです。
一部屋だけにバルサンを焚くのは逆効果ですか?
一部屋だけ、例えば二階だけにバルサンを使用する場合、他の部屋に逃げてしまい殺虫効果が薄れてしまう可能性はあります。
バルサンを効果的に使用するにはできるだけ広範囲に使用することをおすすめします。
使用する箇所はできるだけ密閉し、一度使用した後にまた侵入してこない対策を行い、一部屋ずつ順番に行っていきましょう。
バルサンはゴキブリの他、ダニやノミ、ハエや蚊などにも効果があります。
入居前に本格的な害虫対策をするなら専門業者がおすすめ
入居前にバルサンを使用し、害虫対策をするメリットは多くあります。
しかし、賃貸の場合は使用前に注意する点がありますのでよく確認してから使用してください。
入居前に本格的な害虫対策がしたい場合は専門業者に依頼するのがおすすめです。
害虫駆除には専門的な知識が必要となり、害虫駆除の専門業者なら家の状況に合わせた最適な害虫駆除が可能です。
本記事を参考に害虫被害を防ぎ、快適な新生活をスタートしましょう。
バルサンの使用が許可されていても近隣入居者とのトラブルを避けるため、使用前に声をかけておきましょう。