ビックモーターはお客様から預かった車を故意にパンクさせて保険金を水増し請求したり、社内でのパワハラが問題となって大炎上していますが、具体的にどこがやばいと言われているのでしょうか?
この記事ではビッグモーターの口コミ評判と、利用する際のメリットとデメリットをご紹介していきます。
最後まで読めばビッグモーターに買取してもらっても大丈夫なのかどうか判断できるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
ビッグモーターの良い口コミ・評判とメリット
まずはビッグモーターの良い評判から見ていきましょう。
口コミを調査してみると、買い取りがスムーズに進んだり、査定額の高さを評価する良い評判が見つかりました。
ネット上の口コミと報道の内容に違いがあるため、その真偽も補足していきます。
良い口コミ
朝一括査定サイトに登録して午前中に契約を終えてきました。煩わしい手続きもなく、すんなり終わりました。
引用:みん評
若い方だったのですが丁寧な対応をしていただき 査定のほうも 頑張っていただいたので本当に満足でした!
引用:みん評
買い換えに当たって、下取りの査定に来ましたが、ディーラーよりもかなり高く、接客も気持ちよく対応してもらいました!!即決でした‼️
引用:みん評
ビッグモーターでは、丁寧な対応や査定結果が良かったとの口コミがありますが、先日ネット上の口コミも信じられなくなるようなニュースがありました。
まだオープンしていない新店舗に最高評価を付け、「アルトラパンを購入した際に、お話しがとても丁寧で安心できました。人柄も良い方ばかり。信頼できるお店だと感じ、保険その他もお願いしました。これからもお世話になりたいと思います」との投稿があり、物議を醸しています。
引用: Yahoo!ニュース
これは完全に雇われたサクラの投稿ミスであり、「ビッグモーターにおけるネット上の良い評価は信じるに値しない」ものだと決定づけるニュースとなりました。
続いて、ビッグモーターが提供するサービスのメリットと、その真偽について説明していきます。
メリット1.保証サービスが長い
ビッグモーターで購入した中古車が故障したときに、修理費用を通常よりも安く抑えられる保証「安心BIG保証」は車種年式に応じて2~3年の保証期間があります。
安心BIG保証をさらに延長したい場合は「ロングRUN保証」という最長10年の保証サービスがあります。これは中古車を対象とする保証の中でトップクラスに長いサービスです。
しかし、いずれも有償(39,800~59,800、10万円という声も有)であり、一度でも他店で整備や車検を受けると無効になる保証です。
また、契約の際に「強制加入だ」と説明を受け加入した人が多いようで実際にその保証を使おうとすると「理由を付けて保証を受けさせてくれなかった」というトラブルも発生しています。
メリット2.販売車は全て無事故車
店頭で販売されている車は約5万台で、これは全国トップクラスの在庫数です。
さらに、それらは全て「無事故車」だと宣言し、安心して中古車を探すことができるサービスを提供しています。
しかし、今回の騒動で事故修復歴のある車の外装だけを交換し、お客様にそれを一切説明せず隠ぺいして販売していたという事実が明るみに出ました。
価値の低いものを、価値があるように見せかけて販売する行為は詐欺にあたります。
今回の報道があった影響で、ビッグモーターの店頭販売数は半減しているようです。
メリット3.1ヶ月以内なら返品可能
ビッグモーターには返品保証サービスがあり、中古車を購入後に不具合が見つかった場合は、契約日から1ヶ月以内なら返品することが可能です。
ここでいう「不具合」とは、修復歴が見つかった、走行に支障をきたす故障が発生した、など重大な事項に限ります。
しかしこれもビッグモーターの企業体質上、実際に申請しても理由をつけて不具合を認めてくれず、泣き寝入りする形になるのではないでしょうか。
実際に返品ができたとしても、名義変更や車庫証明書などの費用は自己負担になる可能性が高く、よほど明確な証拠がないと無償での返品は難しいと思われます。
ビッグモーターの悪い口コミ・評判とデメリット
ここまでは良い口コミ評判やメリットをまとめてきましたが、そのほとんどが事実とは異なることが分かりました。
一部実際に利用した方の口コミもあると思いますが、そこまで当てにならないのが現状のようです。
ここからは悪い口コミ評価をもとにビッグモーターを利用する際の具体的なデメリットについて解説していきます。
悪い口コミ
大事にしていた車の売却で利用しましたが、他店と比較すると提示額は80万も低い。呆れてしまい断ると、一度本部に確認すると言い出しました。
結果、他店と同額にするとのことでした。もうこの時点で信用もなくなり断わりましたが、翌日から後追い電話の嵐。もう二度と利用する事はありません。引用:みん評
亡くなった父の車を処分するために買取業者5社に電話で予約し、たまたま最初に行ったのがビッグモーターでした。
予約時間に店舗に行くとすぐに駐車場まで出迎えてくれて、とても丁寧な口調と対応で安心していたのですが、他にも査定の予約をしているのでここだけでは決められないと伝えると態度が一転。
笑顔も消え、上から目線でいきなり金額を提示してきて…「気持ち良い取り引きがしたいのでこの金額で即決して下さい。他に行ってもう一度こちらへ戻って来てもこの金額では買取しません。他店は絶対こんな金額で買取しませんよ!」…とまるで別人のように高圧的な態度で驚きました。引用:みん評
とにかく客に対して車を売ることしか考えてない。こちらが一度持ち帰って考えると言っても、今買わなければダメ!みたいなことを連発してくる。まさに、自分の営業成績のことしか考えてない営業マンでした。
さらには、車を購入して納車するときに「自社への口コミをその場で書け」と言う始末。そりゃ目の前でプレッシャー掛けられたら、みんな高評価にするだろう。引用:みん評
不正問題がメディアで取り上げられる以前からこうした悪い口コミが多く、営業マンの接客や売り圧が酷いことや整備、車検でのトラブルが大半でした。
納車する際に「面前で店舗レビューを要求された」という声もあるためネット上での良い評価は、必ずしもレビューした方の本音ではない可能性があります。
続いてビッグモーターを利用する上でのデメリットをご紹介します。
デメリット1.電話が多い
連日報道されている通り、ビッグモーターの営業は過酷なノルマを課せられて毎日上司からのパワハラに怯えています。
そのため、買取り販売ともに一度受けた商談は絶対に逃がしたくないため必死で後追い電話をかけてきます。
これは営業マン自身の人格の問題だけではなく、部下をパワハラで抑えつけるような古い社風と成績の悪い営業マンに与えられる金銭的なペナルティの影響だと思われます。
デメリット2.契約後に減額される可能性あり
悪い口コミの中にとても多いのが、「買取契約後に減額された、話が違う!」という話です。
具体的には、車を引き渡した後に「修復歴が見つかった」「重大な故障があった」などと理由をつけて買取金額を落とそうとしてくるようです。
その時には元の持ち主の手元に車はなく、一緒に見て確認しようとしても「他店舗に移動させた」「オークションに出品中だから」と理由をつけて車を見せてくれないという悪質な手口です。
これは日本中のユーザーから声があがっている有名な話なので、このような買取が日常的に行われていたのかもしれません。
デメリット3.接客態度が良くない
悪い口コミの中でも目立つのが、接客態度の悪さです。
ビッグモーターの元幹部である中野優作さんはビッグモーターのことを「成果主義を地で行く会社。おもいきり成果主義ですよ」と語っています。
ビッグモーター元幹部 中野優作さん 「今起きているような利益至上主義になる傾向はあったので、ちゃんと調査して、全部、情報開示して謝ってほしいです」 会社の内情をこう話すのは「ビッグモーター」の元幹部で、現在は中古車販売の会社を経営する男性です。 ビッグモーター元幹部 中野優作さん 「成果主義を地で行く会社。おもいきり成果主義ですよ」
引用: Yahoo!ニュース
手段を選ばず成果さえあげることができればすぐに高収入となり、上司のパワハラに怯える必要もなく、高収入を得ることができます。
つまり、接客態度などのすぐに利益に直結しないような社員教育は行われておらず、営業マン達もそんな教育を受ける時間があるなら契約を取りたい!と思っているでしょう。
全ての社員の態度が悪いわけではなく、中には真面目に良い接客をするスタッフがいるはずですが、接客態度が悪く、自分のお金や保身、成績のことしか考えていないスタッフが一定数いることは間違いないでしょう。
ビッグモーターがやばいと言われる理由は?
保険金不正受給の騒動以前からビッグモーターはやばいと言われていたようです。
しかし、具体的にどのようにやばいのか理解している人は少ないと思います。
そのため、どのようにやばいのか、今回明るみになった実態を具体的にご紹介いたします。
故意的に修理箇所を増やしていた
2023年5月13日に預かった車のタイヤを故意にパンクさせ、保険金を水増し請求する方法を指南した動画が公開され大問題となりました。
さらにその後も故意にお客様の車を傷つけた事実が公表され続けています。
具体的な内容は以下となります。
- ゴルフボールを靴下に入れ、車体を叩いて雹害にみせかけた
- 傷の修理依頼を受けた際にはチョークやドライバーで隣のパネルまで傷を延長偽装した
- ヘッドライトのカバーを割り、サンドペーパーでボディに擦り傷を増やした
ビッグモーターは客から傷ついた車の修理を依頼されると、その車にわざと傷をつけて修理範囲を広げたり、不要な部品交換をしたりするなどして修理費用を水増しし、損害保険会社に不正に保険金を請求し、過剰な支払いを受け取っていたのです。こうした行為で少なくとも1275件、約4995万円を水増しして請求していたといいます。 外部の調査委員会が作成した40ページ以上の報告書には、“衝撃的な手口”が書かれていました。工具を使って車体をひっかいたり、紙やすりでこすったような傷痕をつけたり、さらにゴルフボールを靴下に入れ振り回して車体をたたき、空から降ったひょうで傷ついたように見せかけることもあったといいます。
引用: Yahoo!ニュース
このような保険金詐欺が常態化した背景には、上部からの過剰なノルマがあります。
その点を次項で詳しく説明していきます。
社内で過酷なノルマ設定がされていた
修理整備部門に対しては一台当たり14万円の工賃ノルマが課せられていました。
車の修理費用はその損傷具合によって決まるため、そもそもノルマが設定されること自体が間違っています。
しかし、ビッグモーターはこれを強要し続けたため、現場では前述したような保険金の水増し請求が常態化してしまったのです。
当然ながら車の販売買取部門でも過酷なノルマ設定があり、達成できないと社内LINEで晒しものにされたり、酷い場合は減給罰金降格処分されてしまうため、生活に支障がでてしまいます。
それを避けるため、社員は必死になってお客様から無理やり買い取ろうとしたり、利益をあげるため問題のある箇所を修理せずに販売を行ったりしてしまったのでしょう。
このような社内環境の悪さが、そのまま口コミの悪さに繋がっています。
調査報告書によると「ビッグモーター」では、車1台あたりの修理費用を「@(アット)」と呼んでいたといいます。 そもそも、修理費は「傷の程度」によって決まるものですが、それにもかかわらず1台あたりのノルマが設定され、その金額は約14万円だといいます。 工場長の間では「アット(=修理費用)」を水増しするための方法が情報交換されていたといいます。 不正が続いた理由について、社員が調査に明かしたのは“厳しいノルマの存在”でした。
引用: Yahoo!ニュース
ビッグモーターの車買取の流れ
悪評が目立ってしまっているビッグモーターですが、実際に買取サービスを利用する際はどのような流れになるのでしょうか。
ビッグモーターの車買取の流れを書いていきます。
将来的にビッグモーターの利用を考えている方や興味本位で知りたい方でも読んでいただければと思います。
査定申し込み
査定をしてほしい場合は事前の予約は必要ありませんが、状況に応じて待たされることも考えられるので、最寄りの店舗に一度電話してみることをおすすめします。
電話は、最寄りの店舗への電話か、8:00~22:00の間に「0120-17-0001」にかけるだけで大丈夫です。
公式サイトから申し込む場合は、必要情報を入力しなければいけません。
入力しなければいけない情報がこちらです。
- メーカー
- 車種
- 年式
- 走行距離
- 名前
- 電話番号
- 都道府県
無料で出張査定も行っているため、希望する場合は事前に連絡し、住所や連絡先、日時の打合せが必要です。
スタッフからの聞き取り調査
どこの買取店でもそうですが、簡単なアンケート(査定票)と個人情報の提供が求められます。
アンケート用紙や口頭で聞かれる項目は以下のようなものがあります。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- ビッグモーターを知ったきっかけ
- 過去にビッグモーターを利用したことがあるか
- 査定する車のセールスポイントは?
- 査定する車の希望金額は?
- 査定する車は乗り換えなのか、売却のみなのか
- 乗り換えの場合、次の車は新車?中古車?
- 売るとしたらいつ頃手放せるのか
- 他の買取店に相談しているか
- 他社はいくらだったのか
車の査定をしてもらう
スタッフからの聞き取り調査が終わると査定に入り、査定には30分~1時間前後の時間がかかります。
担当する査定士の技量や車の内容にもよりますが、どこの買取店でも同じぐらいの時間がかかるものです。
主に車のどのような部分を見ているのかは以下となります。
- 各ドアや骨格部分を見て、板金歴や交換歴がないか
- ナビエアコンなどの電装系に不具合がないか
- 内装の汚れや破損、異臭や欠損がないか
- エンジンや足回りからの異音はないか
- ボディ全体の傷の程度
- オプションや社外品カスタムなどの有無
基本的な査定の仕方はどの企業も同じであり、評価の基準は全国で統一されています。
車の査定が終わると、その内容をもとに全国のオートオークションから取引データを検索し、似たような車がどれぐらいの金額で取引されているのか、相場を算出します。
この作業には時間がかかることが多く、希少な車種や珍しいボディカラーだと相場の算出が難しく、待たされてしまうことがありますが、これもどの企業でも同じです。
価格交渉をして満足のできる買取金額になったら契約
相場の内容をもとに担当者から買取金額の提示があり、納得できれば契約となります。
ここで具体的な金額の提示を渋られたり、手放せる時期が決まらないと金額が出せないと言われることはよくあります。
その理由は以下となります。
- 手放す時期が決まっていないと金額提示しても参考にはならないため
- できるだけ安く買い取りたいから
- 1円でも利益をあげて買取するため
- 他社が提示している金額を聞き出したい
- 乗り換えを含めた金額提示がしたい
車の買取りをしてもらう時は、ビッグモーターに限らず価格交渉がつきものです。
値段の交渉や駆け引きが苦手な方は家族や友人に同席してもらったり、数社比較することで自己防衛しましょう。
ビッグモーターについてよくある質問
次にビッグモーターの販売手法査定や商談についてよくある質問にお答えします。
ビッグモーターを実際に利用している人ならば、店舗でスタッフに聞くことができますが、まだ利用したことがない方は、聞くことが難しいでしょう。
そこで、初めてビッグモーターを利用する方や今後利用したい方に向けてよくある質問を紹介していきます。
買取契約後にキャンセルできる?
結論からいうと、ビッグモーターに限らず中古車の売買はクーリングオフの対象外となっているので、契約書を交わした後のキャンセルは不可です。
契約書の裏面などに小さな文字でキャンセルに関する違約金や規定が書かれており、契約後のキャンセルは重大なトラブルになり兼ねないので、納得しないまま契約書にサインするのは絶対にやめてください。
また、以下のような営業トークには応じてはいけません。
「買取金額を保障するために一旦契約書にサインが欲しい」
「名前だけ書いて印鑑は後から押せば、まだ有効にはならないから大丈夫」
「契約書を先に渡しておきたい」
どれもお客様を契約書で繋ぎ止め、縛る行為なので、「じっくり検討する」「家族と相談する」と言って断りましょう。
店舗査定と一括査定のどっちがいいの?
どちらでも査定の基準は変わりませんが、ビッグモーター1社に全てを委ねるよりは、一度に比較できる一括査定のほうが納得感があり、おすすめです。
今回の不祥事の一件で店舗に行くのが不安だという方も多いと思います。
一括査定であれば、自宅の駐車場に各社を招いて商談が行われ、具体的な交渉なども電話だけで済むため安心です。
一括査定を申し込むと、10社前後の買取店から電話がかかってくるので、どこの業者といくらの商談をしたのか把握しづらくなることがあります。
一括査定サイトを利用する場合は、きちんメモを取り状況を把握しましょう。
また、おすすめの一括査定サイトは、MOTAになります。
MOTAは、最大20社から査定をしてもらえますが、連絡が来るのは高額査定をした3社だけという手間をできるだけ省いたサービスとなっています。
MOTAを利用して最高額での買い取りをしてもらいましょう。
ビッグモーターは取引で嘘をつく?
車検の法令違反、修理での保険金不正問題、事故車を隠ぺいして販売、買取契約後に突然減額される、といった各部門での重大な不祥事がありますので「嘘はつかない」とは断言できません。
担当者が本当に誠実な人かどうかを見極める必要があり、パワハラ気質な社風が変わらない限り現場での嘘や不正は無くならないと思います。
見極めが難しければやはり一括査定などで比較検討し、納得がいく商談をしたほうが無難です。
ビッグモーターの会社概要と特徴
ビッグモーターの会社概要をまとめました。
代表者と社員数は現在大きく変化しています。
運営会社名 | 株式会社ビッグモーター |
代表者 |
CEO(最高経営責任者)兼重宏行(退任) 現社長:和泉伸二 (元専務) |
本社住所 |
〒106-6120 |
設立日 |
昭和53年5月(山口県岩国市) |
資本金等 |
4億5000万円 |
取引銀行 |
|
事業内容 |
|
従業員数 |
6,000名 (2021年2月時点) →2023年に約1,000人が退社 |
ビッグモーターは2005年4月より、関西の中古車ディーラー「ハナテン」と資本提携をして、ハナテンをグループの傘下にし直営店を「BIGMOTOR」に社名変更、そこから本格的に店舗数を日本全国へと拡大し2023年では全国で263店舗運営しています。
社員も成績さえよければかなりの高収入であり、求人では
- 営業職:年収2237万円
- 整備士:年収946万円
- 営業職(店長):年収4607万円
- 整備士(工場長):年収1494万円
といった数字が挙げられています。 営業職の約半数は年収1000万円超えというデータもあり、ビッグモーターがいかに成果主義であるかが伺えます。
参考:Yahoo!ニュース
特徴1.中古車買取台数日本一
ビッグモーターグループ/2016年9⽉〜2022年8⽉TPCマーケティングリサーチ株式会社調べによると、中古車の買取台数は6年連続日本一で、年間12万台を越えています。
確かに店頭に足を運ぶと状態のよさそうな新古車中古車が大量に並んでおり、車の内装を見比べたり、気になる車を見て触ったりできます。
自分自身の目で車の状態を確認することができれば、次の車が見つからないといったことは起きにくいと思われます。
車の乗り換えを検討している方は、購入はしなくても次に乗る車を決めるということで、多くの車種を見てみることをおすすめします。
特徴2.全国展開している大手の業者
ビッグモーターは全国の大きな土地を使って263店舗も出店しています。
そのため、国内に住んでいる人は、ほとんど利用ができる状況になっています。
会社規模としてはIDOM(ガリバー)に匹敵するレベルで、1代で地方の板金屋からここまで巨大な組織に進化してきたことは素晴らしいことです。
しかし、今回の不正問題の一件から「会社規模が大きければ信頼できる」という安心感は消えてしまいました。
特徴3.アフターサービスが充実している
車検に通った後、新しく車を買った後も、お客様のカーライフは続きます。
次回の車検までの点検メンテナンスについてのサポートや車体を擦ってキズや凹みを作ってしまった場合のサポートがあるかなどアフターサービスの充実さは非常に重要となります。
ビッグモーターのアフターサービスは、安心BIG保証を基軸としたものですが、連日の報道を見ているとアフターサービスなんて本当にしてくれるのか不安になってしまいます。
念のため、車を購入するときはアフターサービスをしてくれるという証拠を書面でもらうなどするといいでしょう。
まとめ
中古車の売買にクーリングオフ制度は適応されないため、キャンセルは「実質不可」なのがポイントです。
口コミとしては、良い評判も見つかってはいますが、どれが本音のレビューなのか判断はできません。
そのため、店舗に実際に行って、雰囲気や接客を確かめたり、実際に利用した知人などから話を聞くといいでしょう。
ビッグモーターがここまで世間から「ヤバイ」と言われている以上、今このタイミングでの売買はあまりおすすめできませんが、それでも大手企業なので比較対象の一つとして割り切って利用してみてはいかがでしょうか。