最近になり急激に数を増やし、目撃情報が相次ぐ事態となっているのが「アライグマ」です。
国内のほとんどの地域で生息が確認されており、農作物被害や糞・尿による悪臭被害を引き起こしています。
見た目は可愛いものの攻撃してくる可能性があり、さまざまな病原菌も保有しているため、危険な害獣の一種と言えるでしょう。
しかし「アライグマを見つけてもどのように対処すればいいのか分からない」という方がほとんどです。
そのままにしておくと屋根裏や床下に侵入し、棲みついてしまう恐れがあるため、早急な対応が必要です。
今回は、アライグマを見つけた場合の対処方法や、具体的な駆除方法についてわかりやすく解説していきます。
アライグマの駆除には、正しい駆除知識と関連法律に関する理解が必要ですので、記事の内容を参考にした上で対処するようにしましょう。
- アライグマを見つけた場合の初期対応について
- アライグマに対する市役所の対応について
- 自分でできるアライグマの駆除方法や追い出す方法
- 害獣駆除業者に駆除を依頼した場合の相場や作業内容について
- 優良な害獣駆除業者を見つけるポイントについて
アライグマを見つけた場合の対処方法
アライグマを見つけた場合、まずは市役所といった各自治体の専用窓口、あるいは害獣駆除業者に連絡します。
被害状況の共有や、適切な対処方法についてアドバイスしてもらえます。
頻繁に見かける場合は、付近に棲みついており被害が悪化する可能性があるため、早急な対処が必要です。
アライグマを見つけた場合の以下の3つの対処方法について、解説していきます。
- 市役所や保健所に相談する
- 自分で対策する
- 害獣駆除業者に相談する
市役所や保健所に相談する
アライグマを初めて見つけた場合、まずは市役所や保健所に相談するようにしましょう。
害獣専用の相談窓口があり、発見状況を踏まえた適切な対処方法を教えてもらえます。
各自治体の公式ホームページでは、アライグマの特徴や被害の予防方法についても詳しく解説されています。
自分で対策する
自宅周辺でアライグマを見つけたものの、棲みついている様子はなく、たまたま見つけたような場合であれば自分で予防対策できます。
自治体へ発見情報の共有をした上で、予防法についてもアドバイスしてもらうようにしましょう。
ただし、アライグマが棲みついている場合、追い出す際には危険が伴い、知識がないまま対処すると駆除に失敗する可能性が高いと言えます。
自分で対処できるのは、予防対策までと理解しておくようにしましょう。
害獣駆除業者に相談する
アライグマを頻繁に見かけるようになり、既に棲みついている形跡がある場合には早急な対処が必要です。
このような段階では自分で駆除するのは難しく、急を要するため市役所に連絡した上で、害獣駆除業者に依頼しましょう。
害獣駆除業者に依頼すれば、即日対応も可能であり、駆除経験の豊富なスタッフが適切に処置します。
屋内に棲みついている形跡がある場合には、糞・尿の清掃や消毒、侵入口の封鎖等も依頼できるため安心です。
市役所などへのアライグマ駆除の相談について
市役所などの自治体ではアライグマに対する対策として2つの取り組みを行っています。
- アライグマ駆除の罠の貸し出しや駆除業者の紹介
- 報奨金や駆除に関する補助金制度の用意
ここでは2つの取り組みにについて、詳しく解説していきます。
アライグマ駆除の罠の貸し出しや駆除業者の紹介をしてもらえる
自治体によっては、アライグマ対策として罠の貸し出しや害獣駆除業者の紹介をしてもらえます。
アライグマは鳥獣保護法によって勝手に駆除や捕獲はできませんが、自治体から罠を借りて設置するだけであれば違法とはなりません。
アライグマが罠にかかった場合は、自分で対処せずにそのままの状態で自治体へ連絡し、引き取ってもらいましょう。
どこに罠を仕掛ければいいのか分からず、自分で対処するのが怖いような人は、駆除業者の紹介もしてもらえますので安心です。
ちなみに貸し出してもらえる罠は、カゴ型のものであり、中に餌を設置しておくだけで捕獲できるタイプです。
設置する上で危険な作業は特にないため、捕獲に関する知識がない人でも簡単に活用できます。
報奨金や駆除に関する補助金制度がある
自治体によっては「鳥獣捕獲報奨金制度」を設けて対処していることがあります。
駆除に対して報奨金を支給することで、被害拡大を防ぐのが目的です。
ただし、自治体によっては報奨金制度がない場合もあり、具体的なルールも異なりますので、事前にチェックしておくようにしましょう。
- 対象者:箱罠の貸し出しを市から受けて区域内の所有地や農地で生きたままでアライグマを捕獲した人
- 報奨金額:1頭あたり2,000円
- 支給条件:アライグマの入った箱罠と堺市有害鳥獣捕獲報告書を市に提出すること
アライグマの捕獲作業を開始する前には、捕獲許可の手続きが必要であり、狩猟免許の保有が条件となっている自治体があります。
【自分でできる】アライグマを駆除(捕獲)・追い出す方法
アライグマには帰巣本能があり、簡単に追い出せるわけではありません。
また、駆除するには関連法律について理解し、適切に処置しなければ法律違反となります。
これを踏まえた上で、自分でできる対策は主に4つあります。
- アライグマ捕獲機を活用する
- アライグマ専用の忌避剤などで対策する
- 超音波などの撃退グッズを使って追い出す
- 明るいライトで追い出す
各方法の具体的なやり方や、捕獲や追い出しを行う上で知っておきたい法律について解説していきます。
アライグマを自分で駆除(捕獲)する場合に知っておきたいこと
日本の法律には「鳥獣保護法」という法律があり、指定された動物は勝手に捕獲や駆除ができません。
アライグマは鳥獣保護法によって保護されており、特定外来生物ではあるものの、駆除するには自治体に許可を得る必要があります。
追い出す場合にも、むやみに傷つけるような行為は禁止されているため、注意が必要です。
許可を得ることなく、アライグマを駆除した場合には100万円以下の罰金または1年以下の懲役となります。
しかし、既に被害が発生していたり追い出しに失敗している場合は、駆除(捕獲)が最も有効な方法となります。
ここでは、アライグマの駆除を自分で行う場合の申請方法や、駆除する上で知っておきたい注意点について解説していきます。
アライグマ駆除(捕獲)の申請方法
アライグマの駆除(捕獲)を行う場合は「有害鳥獣捕獲許可申請」を行います。
申請すれば、鳥獣保護法に含まれるアライグマであっても、自治体の貸し出す罠での捕獲が認められます。
ちなみに、許可申請をしたからといって捕獲後に移動させたり傷つける行為は認められておらず、市役所へ連絡し引き取ってもらわなければなりません。
【有害鳥獣捕獲許可申請の例・東京都の場合】
有害鳥獣捕獲の申請をする場合は、次の書類を下記の申請窓口まで提出してください。
ア 鳥獣捕獲許可等申請書(第1号様式)
イ 捕獲等又は採取等をしようとする事由を証する書類(理由書)
・捕獲等又は採取等をする必要性を説明してください。
ウ 捕獲等又は採取等をしようとする場所を明らかにした図面
・個人宅、オフィスビル、寺社などの特定の場所において捕獲等又は採取等する場合は、位置図や詳細図等を添付し、当該の場所を着色する等して下さい。
・区内の全ての区立公園や区道全て、区立の小中学校などを対象とする場合は、図面上の当該箇所を全て着色する等して示してください。
・なお、図面上で当該箇所の住所確認が難しい場合等は、対象すべての施設名と所在地の一覧表も添付してください。
・各区市町村の行政区域の全域(不特定の場所)を対象とする場合は、添付は不要です。
エ 捕獲等の方法を明らかにした図面
・猟具の大きさが分かるよう、写真にスケールを写し込むか、縦、横、奥行きの寸法を記載してください。
・銃器又は手捕りによる捕獲等又は採取等する場合は、添付は不要です。
オ 被害状況写真
・個人宅、オフィスビル、寺社などの特定の場所において捕獲等又は採取等する場合は、添付して下さい。
カ 被害防除対策状況写真(又は図面)
・必要に応じて添付してください。
キ 狩猟免状の写し
・狩猟免状を要する申請の場合、狩猟免状を受けている全員のうち、東京都外に居住している方について添付してください。
ク 有害鳥獣捕獲依頼書
引用元/東京都環境局
有害鳥獣捕獲許可申請の詳細は、各自治体によって若干異なるため、駆除エリアを管轄する自治体のルールを確認しましょう。
アライグマは凶暴な性格なので素手で作業しない
見た目が可愛く、元々はペットとして飼育されていたアライグマですが、人になつくことはありません。
執拗に攻撃してくることはないものの、刺激を与えると噛みつくなどして攻撃してくる可能性があります。
アライグマは病原菌や寄生虫も保有している可能性が高いため、捕獲はもちろん追い出しをする際には絶対に素手で作業しないようにしましょう。
アライグマを追い出した後の掃除に関しても同様で、菌が飛散する恐れもあるので、マスクやゴーグルも必要です。
アライグマ捕獲機を活用する
アライグマの捕獲や追い出しに関する法律について理解した後は、実際に自分で作業を進めていきます。
前述した通り、既にアライグマが棲みついており追い出すことが困難である場合には、捕獲してしまうのが最も有効です。
有害鳥獣捕獲許可申請を行い、自治体から捕獲機を借りましょう。
箱形の捕獲機は餌を中に入れて、アライグマの現れやすいポイントに設置するだけとなります。
- エサは腐りにくいコーン系のスナック菓子やピーナッツがおすすめ
- 餌場に設置するのではなく、辿り着くまでの通路に設置する
- 1週間経って捕獲できない場合は設置場所を変更する
箱形の捕獲機は動物をケガさせるような仕組みではないため、犬や猫が罠にかかっても安心です。
アライグマ以外の生物が引っかかってしまった場合には、噛まれないように注意しながら放獣しましょう。
アライグマ専用の忌避剤などで対策する
画像引用元/楽天市場
棲みついたアライグマを追い出したい場合には、嫌がる臭いや成分を含むものを設置するようにしましょう。
屋根裏や床下に棲みついている場合、追い出すのが大変であるため「害獣ニゲール」などがおすすめです。
トウガラシやヨモギといった、アライグマが苦手とする植物エキスを使用しており、人間やペットに影響なく追い出すことが可能です。
ネット上では、蚊取り線香やバルサンをおすすめする情報が見受けられますが、火災に注意が必要です。
バルサンは殺虫成分によりアライグマが死んでしまう可能性があり、鳥獣保護法違反となるのはもちろん、死骸から虫が湧いてしまう恐れがあります。
超音波などの撃退グッズを使って追い出す
画像引用元/楽天市場
臭いや成分ではなく、アライグマの嫌いな音を発して追い出す方法もあります。
大きな音でびっくりさせるような必要はなく、人間には聞こえない超音波を流すため、生活に支障は出ません。
さまざまなタイプの商品がありますが「害獣 超音波 防犯センサー」は、害獣ごとに超音波の調整が可能です。
設置後はソーラー充電により稼働するため、定期的なお手入れは必要ありません。
赤外線センサーで動きを感知した場合、LEDライトが点滅し警告音を鳴らすことも可能です。
明るいライトで追い出す
アライグマを追い出す場合、LEDライトを点灯させてびっくりさせる方法も有効と言われています。
化学的根拠はないものの、一定以上の効果は見込めるため、家に防犯ライトなどがある場合には試してみましょう。
屋根裏などに設置するのが難しい場合は、家の周りなど普段の通り道とされる場所でも問題ありません。
害獣駆除業者のアライグマ駆除について
アライグマを追い出したり予防するだけであれば、自分でも対処できます。
ただし、既に被害が発生しており、家屋に棲みついているようなケースではそうもいきません。
侵入経路の封鎖や糞・尿の掃除は危険が伴うだけでなく専門的な知識が必要であるため、害獣駆除業者への依頼をおすすめします。
ここでは、害獣駆除業者にアライグマ駆除を依頼した場合の
- 料金相場や作業内容
- 業者に依頼するメリット
- 駆除料金が相場よりも上がってしまうケース
について解説していきます。
アライグマ駆除の料金相場
アライグマ駆除を依頼した場合の費用相場は2~50万円であり、最低価格は1万円~となります。
アライグマ駆除実績が豊富にある「生活110番(害獣駆除110番)」によると、実際にかかった駆除費用は以下の通りです。
- 5~10万円:20.3%
- 15~20万円:20.3%
- 5万円未満:14.1%
- 30~40万円:12.5%
- 20~30万円:10.9%
- 10~15万円:9.4%
- 50万円~:9.4%
- 40~50万円:3.1%
費用は被害状況や作業範囲によって異なりますが、全体の約6割は20万円以下となっています。
多くの駆除業者では最低価格が決まっており、1万円前後が相場となります。
駆除金額は業者によって異なりますので、複数社に見積もり依頼を取った上で依頼することが大切です。
アライグマ駆除の作業内容
アライグマ駆除の方法やサービス範囲は、駆除業者によって異なるものの、おおよその流れは同じです。
基本的に以下のような流れで駆除作業が実施されます。
- アライグマの駆除
- 侵入経路の封鎖
- 被害箇所の清掃
- 害虫駆除や殺菌・消毒
アライグマの駆除は、捕獲するか燻煙などによる追い出しのいずれかを行います。
屋内からアライグマがいなくなった後は、侵入経路を調査した上で全て封鎖していきます。
糞・尿による被害がある場合には清掃を行い、最後に害虫駆除や殺菌・消毒が終われば作業完了です。
天井に糞・尿によるシミが発生している場合は、建物の修繕まで行っている駆除業者もあります。
アライグマ駆除を業者に依頼するメリット
アライグマ駆除を業者に依頼するメリットは、主に3つあります。
- 追い出しや捕獲はもちろん、清掃や消毒までしてもらえる
- 再発防止も含めた対処ができる
- 早急に解決できる
害獣駆除の作業内容でもお伝えした通り、駆除作業には清掃や消毒も含まれているため悪臭などの被害もなくなります。
侵入経路も全て防ぐため、別のアライグマによる被害の再発もありません。
駆除を行うスタッフは、アライグマやその駆除方法に関する知識が豊富であり、調査を行った上で早急に対処してもらえます。
スケジュールによりますが、多くの害獣駆除業者が即日対応も可能としています。
アライグマの駆除料金が相場よりも上がってしまうケース
前述した通り、アライグマの駆除費用相場は2~50万円と幅広いことが特徴です。
費用が幅広くなる原因は、作業内容と作業範囲によるものです。
アライグマが自宅周辺に潜んでいるものの、棲みついておらず糞・尿による被害がない場合には費用が安くなります。
一方で屋内に棲みつき、屋根裏全体に糞・尿の被害が出ており、断熱材や木材の修繕が必要な場合には費用が高くなります。
「いつかいなくなるだろう」と放置せずに、なるべく早めに対処することが費用を抑えるポイントです。
アライグマについて相談し、事前調査を行った上で見積もりを作成してもらうのは基本的に無料です。
見積もりを取ったからといって、必ず依頼する必要はなくキャンセル料金なども一切発生しません。
ちなみに、害獣駆除の相場や料金は他の種類であっても被害状況や作業範囲で決まります。
優良な害獣駆除業者を見つけるポイント
害獣駆除業者に依頼するメリットが理解できても「どこに依頼すべきか分からない」という人がほとんどでしょう。
害獣駆除を依頼する場合、しっかり業者比較を行った上で依頼しなければ、駆除の失敗や要望に応じた施工ができない可能性があります。
駆除を依頼する前には以下のポイントを参考に業者比較を行いましょう。
- 口コミの内容が良く評判が高い
- アライグマの駆除実績が豊富にある
- 見積もり時のスタッフの態度や説明の内容で判断する
- 1社だけでなく複数社から見積もりを取る
ここでは、優良な駆除業者を見つけ出すための各ポイントについて、詳しく解説していきます。
口コミの内容が良く評判が高い
1つ目の比較ポイントは「口コミの内容や評判の良さ」です。
サービス品質の良さや価格の安さをアピールしていても、実際の利用者が満足していなければ優良業者とは言えません。
知恵袋やGoogleの企業情報で口コミを調べられるため、なるべく事前に確認しておきましょう。
事実とは異なる酷評もあるため、あくまでも参考程度にとどめておきましょう。
アライグマの駆除実績が豊富にある
2つ目の比較ポイントは「アライグマの駆除実績」です。
多くの害獣駆除業者はアライグマ専門ではなく、イタチ・ハクビシン・鳩 駆除というような、さまざまな依頼を受けています。
「駆除実績〇〇〇件!」といった記載をよく目にしますが、実績の詳細についても調べる必要があります。
イタチの駆除実績は数百件あるのに対して、アライグマの駆除実績が数件では駆除実績が豊富とは言えません。
具体的な実績数がない場合には、見積もり依頼の際に質問したり、他の利用者の口コミを参考にしたりしましょう。
見積もり時のスタッフの態度や説明の内容で判断する
3つ目の比較ポイントは「見積もり時のスタッフの態度や説明内容」です。
身だしなみが整っておらず、面倒くさそうに作業しているような人は、屋根裏の隅々まで丁寧に掃除できない可能性が高いと言えます。
また、難しい専門用語ばかりで説明を行い、依頼者に対する気遣いがないような人も同様です。
一部の悪徳業者はおおよその費用しか説明せずに、後から追加費用を請求してくる可能性があります。料金は明確にしてもらいましょう。
1社だけでなく複数社から見積もりを取る
優良な業者を選ぶ上で欠かせないポイントが「複数社から見積もりを取る」ことです。
ネット上ではリサーチできる範囲に限界があり、明確な料金もわかりません。
口コミでは料金が高いと言われている業者であっても、調査してもらった結果、他の業者より安いというようなケースもあります。
業者によっては最安値保証も行っており、価格交渉も可能です。
アライグマ駆除で評判の高いおすすめの駆除業者3選
ここでは、アライグマ駆除で評判の高いおすすめの駆除業者を3社紹介していきます。
業者ごとにサービスの特徴や魅力が異なりますので、要望に合った業者を選んでみましょう。
今回紹介する駆除業者は、追加費用が一切発生せず、事前見積もりも無料です。
害獣駆除110番|加盟店が多く要望に応じた業者がすぐに見つかる
画像引用元/害獣駆除110番
害獣駆除110番は自社で施工するのではなく、加盟店を紹介するサービスを提供しています。
紹介実績が非常に多く、全国に239社以上の加盟店が待機しているため、要望に応じた業者を紹介してもらうことが可能です。
アライグマ駆除の費用は27,500円(税込)~となり、清掃や消毒、修繕まで依頼できます。
再発保証は依頼業者によるため、要望がある場合は電話相談時に伝えるようにしましょう。
害獣駆除110番は全国で依頼可能です。
害獣駆除110番の口コミに関する情報も解説していますので、参考にしてみてください。
害獣駆除110番で「請負賠償保険」に加入しているため、作業中のあらゆるトラブルにも対応してもらえます。
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くらしのマーケット|理想の駆除業者がすぐに見つかる
画像引用元/くらしのマーケット
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害獣駆除を含めたくらしのマーケットの口コミの解説もしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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画像引用元/ハウスプロテクト
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アライグマ駆除に関するよくある質問
最後はアライグマ駆除に関する3つの質問に答えていきます。
- アライグマを駆除するのに必要な資格は?
- 駆除するのがかわいそうなので、別の場所に放しても大丈夫?
- アライグマ対策でバルサンや蚊取り線香は効果がある?
アライグマ駆除の際に理解しておくべき内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
アライグマを駆除するのに必要な資格は?
アライグマを駆除(捕獲)を捕獲等従事者として行う場合「わな猟免許」が必要です。
資格の取得後は自治体によって駆除や捕獲に関する研修を受講する必要もあります。
申請内容や具体的な資格条件は、自治体によって異なるため、専用窓口へ問い合わせるようにしましょう。
冒頭で解説した通り、自治体から罠を借りて捕獲するのであれば「有害鳥獣捕獲許可申請」を行う必要があります。
駆除するのがかわいそうなので、別の場所に放しても大丈夫?
アライグマは特定外来生物に指定されており、飼育や別の場所への放獣は禁止されています。
過去には「駆除されるのが可哀そうだったから」という理由でアライグマを飼育し、山に放した女性が特定外来生物法違反容疑で書類送検された事例も発生しています。
捕獲した場合には必ず自治体に連絡し、引き取ってもらうようにしましょう。
アライグマ対策でバルサンや蚊取り線香は効果がある?
アライグマ対策としてバルサンや蚊取り線香は、多少の効果があるものの使用はおすすめしません。
バルサンはアライグマ専用ではなく、逃げ遅れた結果、死んでしまう可能性があります。
このような駆除方法は、鳥獣保護法違反となる可能性があるため、おすすめしません。
蚊取り線香に関しても、屋根裏に煙を充満させるのが難しく、火を扱うため火事に注意が必要です。
唐辛子といった嫌いなものや、嫌いな音を発する市販の商品を使用するようにしましょう。
まとめ
アライグマは全国で目撃情報があり、農作物を食べたり屋内で糞・尿による悪臭被害を引き起こします。
見た目は可愛いものの、攻撃してくる可能性があるため、見つけた場合には近づかずに自治体へ連絡するようにしましょう。
頻繁に見かけるような場合は、予防対策として嫌いな音や嫌いなものを設置するなど自分で対処することも可能です。
ただし、棲みついているような場合は対処が難しく、捕獲するには自治体の許可が必要です。
害獣駆除業者に依頼して、被害が広がる前に対処するようにしましょう。
後ほど詳しく解説しますが、自治体によっては捕獲機の貸し出しや補助金制度も利用可能です。