ハクビシンを見つけるとびっくりしますよね。
ハクビシンは家屋の天井裏や床下など、暗い場所を住処として住み着いてしまっている場合があります。
また、あまりイメージにないかもしれませんが、家庭菜園や畑などの農作物を食い荒らす被害も、ハクビシンによるケースが多くあります。
田舎だけでなく、東京都内でも発見報告があるなど、ハクビシンは全国各地に住み着き、私たちの生活に多少の被害を与えていることがあるのです。
とはいっても、実際ハクビシンを見つけたらどうすればいいのか、分からないという方がほとんどだと思います。
そこで今回は、ハクビシンを見つけたときにとるべき行動、とってはいけない行動など、ハクビシンの被害対策について解説していきます。
- ハクビシンの生態や特徴
- ハクビシンを見つけた時にしてはいけないこと
- ハクビシンの駆除方法
- 業者へ依頼した方が良いケース
- おすすめの駆除業者
もし今ハクビシンによる家屋への被害が大きく、自力での解決が困難そうであれば、早めに駆除業者への相談をおすすめします。
ハクビシンは、危険な感染症にかかるリスクもある害獣です。
悩んでいる方は、本記事を参考に、早めに対策を考えてみましょう。
家屋への被害がひどく、できるだけ早く相談したい方は、当サイトからおすすめするハウスプロテクトに問い合わせてみるといいでしょう。
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ハクビシンとは?ハクビシンの特徴や危険性
画像引用元/駆除ザウルス公式サイト
ハクビシンという名前を聞いたことはあっても、見た目や特徴などは意外と知らないという方も多いのではないでしょうか。
たぬきやきつねといったよく見かける動物に対して、ハクビシンはあまり見かけることもない動物のため、見かけてもハクビシンだという確信も持てないかもしれません。
ハクビシンだと見極める要素に「鳴き声」があげられます。
ハクビシンの鳴き声は、「キューキュー」「キーキー」といった高めの可愛らしい声です。
一度鳴きだすと長時間鳴き続け、夜行性のため、夜間に高い鳴き声が聞こえてきたら、ハクビシンの可能性が高いでしょう。
それでは、ハクビシンがどういった動物なのか、特徴や性質について詳しく紹介します。
ハクビシンの体長や身体能力
ネコ目・ジャコウネコ科に属するハクビシンは、大人になっても90cmから110cm程度です。
体重はわずか3kg~5kgで、しっぽが細く長く、体長の半分ほどあります。
黒っぽい灰色で、足先ほど黒くなっています。
「白鼻芯(ハクビシン)」という名前の由来にもなっている、鼻から額にかけての白い模様が大きな特徴です。
バランス感覚がいいため、電線や木の上を歩く姿も発見されるほどです。
また、ハクビシンは嗅覚が発達し、同時に肛門部分の「臭腺」が発達しています。
ハクビシン同士では、臭腺のにおいもコミュニケーションに使われます。
ハクビシンの習性
ハクビシンは、自分で住処を作ることをしません。
もともとできていた、木の穴や洞窟、アナグマの作った巣穴などを住処にして、いくつかの住処を転々としています。
10cm四方の隙間があれば入り込めるため、家屋に侵入して住み着いてしまうこともあります。
また、ハクビシンの習性で、私たちの住環境にも被害を与えるのが「ため糞」です。
ハクビシンは、一度住処に落ち着くと、同じ場所で排泄をします。
この習性を「ため糞」と呼びます。
冬眠もせず、一年中活動し、暖かい時期には特に行動が活発になるようです。
繁殖能力が高いことでも知られており、妊娠期間がわずか2ヶ月程度なうえ、同時に2頭から4頭出産します。
このため、短期間でかなりの数に繁殖してしまう恐れがあります。
ハクビシンの性格
ハクビシンは警戒心の強い性格をしています。
人目につかないひっそりとした場所を好み、敵に見つかると逃げていくことがほとんどです。
しかし、危険を感じた場合には反撃をする恐れもあります。
ハクビシンの食べ物
ハクビシンは基本的に雑食ですが、主に野菜や果物を主食としています。
昆虫などをエサとして食すこともあるようです。
ハクビシンが住み着くと何がダメ?
見た目は一見、かわいいハクビシンですが、家屋や家の周辺に住み着いてしまった場合には注意が必要です。
実際に起こりうる、ハクビシンが住み着いた場合の被害を知っておきましょう。
農作物を荒らす危険性が高い
ハクビシンの特徴で、ハクビシンは雑食だとお伝えしていました。
特に甘い果物を好む傾向があるため、畑や果樹園、家庭菜園などが被害を受けるケースがあります。
害獣による損失額では、ハクビシンによる被害が常に上位に入っているほどです。
そればかりか、外に生ごみの入ったゴミ袋を置いておくと、食い破って荒らすこともあります。
住民やペットへの健康被害が出る
ハクビシンの排泄物や体表には、たくさんの病原体やノミ、ダニなどが付着しています。
たとえば、ため糞によって屋根裏などに排泄物を溜め込んでいた場合には、その病原体によってアレルギー症状や皮膚病を引き起こすこともあります。
ハクビシンが媒介すると言われる感染症や病気は、以下のものが代表的です。
- 疥癬(かいせん)
- SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
ヒゼンダニがハクビシンに寄生することで発症する皮膚病です。
人にも感染し、皮膚に赤い発疹が出たり、激しいかゆみを伴います。
介護施設などでは、隔離措置をとられるほどの感染症で、一度感染すると完治までには時間がかかります。
また、ペットや高齢者には命にかかわるほどの危険な感染症です。
マダニを媒介とする感染症です。
野生動物であるハクビシンにマダニが付着していることで、人への感染のリスクがあります。
発熱や消化器症状、血小板や白血球の減少といった症状が見られます。
致死率が10%~30%と、とても高い危険な感染症です。
参照:東京都環境局|アライグマ・ハクビシンに関する主な人獣共通感染症
このほか、SARS(サーズ)コロナウイルスやエキノコックス症なども、ハクビシンから人へ感染する恐れがあるとされています。
万が一ハクビシンを触ってしまうと、上記のような感染症にかかるおそれがあるので、注意しましょう。
家屋へダメージを与える
家屋へ住み着いてしまっていると、ため糞によって壁や天井にシミができたり、ニオイが染みついてしまうといったダメージが起こります。
実際、家屋に住み着いてしまっていた場合、天井から染み出てきた糞尿のシミによってハクビシンの被害に気づくケースもあります。
また、一度染みついてしまったニオイを完全に消し去るというのは、とても困難なものです。
一度ハクビシンが住み着くと、長くニオイに悩まされてしまうでしょう。
さらに、ハクビシンが家屋に住処を作って、断熱材や建材を剥がしてしまうこともあります。
傷つけられた建材などは、そのまま再利用することはできず、修繕が必要です。
火災のリスクも
天井裏には、配線などが設置されています。
ハクビシンが配線部分に排泄したり、かじったりしてしまうと、ショートしたり、火災を引き起こすリスクもあります。
火災保険では、害獣による火災を対象外としていることが多いので、ハクビシンの被害による火災も、被害をカバーしてもらえないでしょう。
火災による被害はもっとも避けたい、最悪のケースといえます。
ハクビシンを見つけたらどうする?3つのNG行動
ハクビシンについて検索してみると「殺してはいけない」といったワードが目に入ってきます。
害獣とはいっても、ハクビシンを勝手に捕獲・駆除することは鳥獣保護管理法で禁止されています。
ハクビシンを見つけても、以下の3つのことをしてはいけません。
- エサをあげる
- 捕獲・触る
- 駆除する
それぞれについて、なぜダメなのか、理由も合わせて見てみましょう。
エサをあげる
ハクビシンにエサをあげる行為もやめておきましょう。
ハクビシンは基本的におとなしく、見た目も可愛らしいので、見つけるとついエサをあげたくなってしまうかもしれません。
しかし、人になついて住み着いてしまうと、ため糞による被害や、周りの畑などへの被害が拡大してしまいます。
エサを与えることでより繁殖力を高めてしまうことも、さらなる被害の拡大につながるでしょう。
ハクビシンによる被害を最小限にとどめるためにも、エサを与えないでください。
捕獲・触る
駆除するだけでなく、捕獲することも鳥獣保護法で禁止です。
ホームセンターなどで購入できる「わな」も、たとえ私用地内であっても勝手に設置することはできません。
また、触るのも、感染症にかかる危険性があるので、絶対NGです。
駆除する
上記でもお伝えしたとおり、ハクビシンを殺してはいけません。
ハクビシンは鳥獣保護法によって、勝手に駆除することは禁止されています。
参考:環境省|野生鳥獣の保護及び管理
ハクビシンの駆除を自分でするには?市役所に届け出る必要性も
ハクビシンを見つけたら、早めに対策をしないといけません。
一度住み着いてしまうと、ため糞などの家屋への被害や、農作物への被害があっという間に進行してしまいます。
ここでは、自分でできる駆除方法を紹介します。
- LEDライトの設置
- 忌避剤の使用
- 自治体に申請して捕獲する
自分で駆除をする場合にも、自治体へ事前に届け出なければなりません。
それぞれの方法について詳しく見てみましょう。
LEDライトの設置
自分で駆除をするのに、効果が高いのが、LEDライトを設置することです。
ハクビシンは木の穴、洞窟といった薄暗い場所を好む習性があります。
家屋の天井裏などに住み着いてしまうのも、この習性のためです。
反対に、光には敏感で、明るく照らされると逃げていきます。
侵入経路にライトを設置することで、ハクビシンが住み着くのを防げます。
ただし、侵入経路を特定することや、設置場所への電源の確保など、設置には下準備が必要です。
忌避剤の使用
画像引用元/公式サイト
ハクビシンの嗅覚が鋭いことを利用して、忌避剤を使用することも1つの手です。
住処となっている場所はもちろん、侵入経路になっているであろう家屋の周りに設置するだけで対策できます。
市販品の忌避剤で十分、効果が得られるでしょう。
しかし、においが消えてしまうとその効果も薄れてしまうので、定期的に設置しなおしたり、スプレーを散布し直す必要があります。
また、忌避剤はにおいがかなり強いので、ペットを飼っている場合には、使用に注意してください。
ペットだけでなく、小さなお子さんや高齢の家族がいる場合には、においが原因で体調不良を引き起こしかねません。
隣家が近い場合にも、忌避剤のにおいが流れていってしまうので、使用は避けた方がいいでしょう。
自治体に申請して捕獲する
ここまで紹介した方法は、ハクビシンを「追い払う」方法です。
しかし、追い払っても何度も家の周りに近づいてきたり、すでに周りで繁殖してしまっているようなら、これまでの方法では限界があるかもしれません。
ハクビシンを駆除するには、自治体に事前に申請して許可が得られれば、捕獲することも可能です。
自分で捕獲する場合は、自治体へ、有害鳥獣捕獲許可の申請を提出します。
申請書の書き方は不慣れな場合、少し難しいかもしれません。
また、審査も自治体によっては厳しいところがあり、なかなか許可がおりない場合もあります。
早くても数週間、長いと1ヶ月以上、許可取得までに時間がかかってしまうことも。
自治体によっては、捕獲機の貸出をしているところもありますが、対応内容は自治体によってさまざまです。
さらに、捕獲するのに狩猟免許が必要な場合もあります。
自分で捕獲する場合には、まず、済んでいる自治体の有害鳥獣捕獲許可の申請手順や必要要件について確認してみましょう。
ハクビシン対策|ハクビシンを来ないようにするには?
そもそも、ハクビシンを周辺で見かけることがあれば、自宅に住み着かないよう対策しておくことが被害を抑えるもっとも効果的な方法です。
ハクビシンが来ないように、事前にできる対策を講じておきましょう。
ハクビシン対策には、下記のような方法があります。
- 侵入口を塞ぐ
- 外に食べ物などを置かない
- 家屋に接する庭木を剪定する
- 忌避剤を使用する
それぞれの方法について詳しく見てみましょう。
侵入口を塞ぐ
家屋に侵入し、住み着いてしまうことを防ぐのに、まず家に侵入させないことが重要です。
細く、バランス感覚のいいハクビシンは、10cm四方の隙間があれば十分、家屋へ侵入できてしまいます。
侵入経路になりやすい「家屋の隙間」には以下のような箇所があげられます。
- 換気口
- 軒下
- 通風口
- 壁などにできた穴
天井裏などを住処にするケースに触れてきましたが、床下の通風口なども、要注意です。
特に、古い家屋では、通風口がふさがっていなかったり、ふさがっていた網などが古くて破れてしまっていることもあります。
家屋の上から下まで全体を見直して、10cm四方の隙間ができていないか、確認しましょう。
外に食べ物などを置かない
外に食べ物があると、ハクビシンが寄り付きやすくなってしまいます。
ハクビシンは雑食なので、どんな食べ物でもエサになりえます。
家庭菜園をしているなら、作物の周りにネットやカバー、ワイヤーメッシュを取り付けたり、早めに収穫するなどしましょう。
最近では、ペットを外飼いする家庭が減りましたが、外飼いしているのであればエサを置きっぱなしにしない方がおすすめです。
気づかぬうちにハクビシンに餌付けしてしまっているかもしれません。
また、生ごみがあると、ゴミ袋を破って漁ってしまいます。
特に夜行性なので、夜に生ごみの袋を家の外にカバーもせずに置きっぱなしにしておくのは避けましょう。
食べ物があることを覚えると、ハクビシンが家に寄り付いてしまいます。
近所で見かけたことがないという場合でも、他の動物が来る可能性もあるので、食べ物や生ごみを外に置くのは避けた方がいいでしょう。
家屋に接する庭木を剪定する
家屋に庭木が接した状態であれば、木をつたって家に侵入する恐れもあります。
特に、木が屋根まで届いてしまっている場合には、ハクビシンが侵入しやすい状況になっています。
侵入を防ぐために、家屋に接している部分は、定期的に手入れをして剪定してください。
忌避剤を使用する
駆除方法でもお伝えした、忌避剤を使用するのも有効な手段です。
ホームセンターや通販サイトなどで害獣忌避用品として販売されています。
ハクビシンが嫌がるにおいは、下記のようなものです。
- オオカミの尿
- ニンニク
- 唐辛子
- 木酢液
オオカミの尿は、ハクビシンの天敵である動物の尿のにおいがすることで、本能的に避けることが期待されます。
しかし、駆除方法のところでもお伝えした通り、ペットを飼っている場合には、人間以上ににおいに敏感なため、使用には注意しましょう。
特に、オオカミの尿のにおいは、家内にいるペットにとっても天敵であるため、強いストレスがかかってしまうこともあります。
忌避剤による対策は、雨が降ると効果が弱まってしまうことにも留意してください。
雨が降ったら散布し直したり、庭木に忌避剤を吊るしておく場合には定期的に交換する必要があります。
ハクビシンの駆除をプロに任せた方がいいケース
ハクビシンは、自分でまったく駆除できないというわけではありません。
しかし、下記のようなケースでは、害獣駆除を専門とする業者に任せた方がおすすめです。
- 天井や壁に糞・尿が染み出ている
- 敷地が広く、自力での対策が困難
上記の場合には、自分で駆除しようとすると大きな労力がかかるうえに、感染症などの危険も伴います。
また、できるだけ早めの対応が迫られることもあるため、業者に依頼して、できるだけスムーズな対応が望ましいでしょう。
天井や壁に糞・尿が染み出ている
ハクビシンの糞や尿が壁や天井に染み出てしまっている場合、自分たちで完全に清掃するのは困難です。
仮に自分たちで清掃しようとした場合、糞などに含まれる病原菌を完全に防備できる服装を用意しなければなりません。
マスクはもちろん、ゴーグルなども必要です。
また、糞などを取り除いても、徹底的な消毒を市販品だけで行うことも現実的とは言えないでしょう。
ましてや、染み出てしまっているほどの糞尿であれば、家屋の壁内部への被害も確認しなければなりません。
どの程度の被害になっているか確認するにも、感染症の危険を常に伴うため、困難を極めます。
さらに、家屋全体への侵入の有無の確認など、さらに被害が大きくなる前に対策を考えることも必要です。
こうした流れを、害獣駆除のプロに頼めば、今後どうすればいいか、家屋への被害やその後の対応などトータルを見て、対応してもらえます。
もちろん、感染症の危険のないよう、徹底的な清掃と駆除も任せられます。
敷地が広く、自力での対策が困難
ハクビシンは、これまでもお伝えしてきたように、少しの隙間からも、木などの高所からも侵入が可能です。
敷地が広いと、自力での対策が困難なこともあるでしょう。
特に農家などでは、ハクビシン対策に設備が必要となってきます。
ネットやワイヤーメッシュ、場合によっては電気柵などの設置を検討しなければなりません。
しかし、闇雲に設置してしまっても、侵入経路が他に残っていては、ハクビシンの侵入を防げません。
ハクビシンの習性などを理解して、きちんと対策したうえで、適切な設備を講じましょう。
適切な対策のためには、やはり害獣駆除業者に現地を調査してもらったうえで、アドバイスを受けることがおすすめです。
ハクビシンの駆除をプロに任せるメリット
市販品でもなんとかなりそうなハクビシンの駆除ですが、プロに任せるメリットもあります。
お金がかかってしまうことで依頼するのをためらうかもしれませんが、以下のメリットと比較してみましょう。
心理的負担が軽い
自分で駆除をするとなると、「わなに入れる」だけでなく、その後の始末も自分でしなければならないという、心理的負担が大きいことも問題です。
害虫であれば、それほどかもしれませんが、生きものを「殺す」ということには、大きな抵抗感を感じる方がほとんどでしょう。
害獣駆除業者に依頼すれば、捕獲後の始末まですべて業者に一貫して任せておけます。
また、自分で駆除する場合に申請しなければならない有害鳥獣捕獲許可の申請も業者で申請してもらえます。
心理的負担も、労力も、どちらも軽減させることが可能です。
不衛生な作業も任せられる
すでに述べていますが、天井や壁に染み出ているような被害の場合には、業者に依頼するのがおすすめです。
天井や壁に染み出るほどでなくとも、すでに住処にされてしまっていた場合には、その場所が菌などでいっぱいになっています。
何度もお伝えしてきたように、ハクビシンはさまざまな感染症を引き起こす可能性があり、無知なままで清掃・消毒するのは危険です。
専門業者に依頼することで、不衛生な場所の清掃・消毒をすべて任せることができます。
感染症の心配もなく、清掃や消毒の準備や後片付けも不要です。
これも、害獣駆除業者に依頼することの大きなメリットと言えます。
再侵入を防げる
害獣駆除業者は、ハクビシンほか、害獣の習性や侵入経路などを熟知しています。
そのため、普通では気づかないような侵入経路などを見つけて、今後の再侵入を防ぐ手立てを一緒に考えてもらえます。
特に、ハクビシンは高所からの侵入ルートも考えられます。
高所の確認や侵入防止の作業は、不慣れな人には危険も伴うでしょう。
一度駆除しても、他の害獣やハクビシンが、また侵入してしまっては意味がありません。
侵入経路などを徹底調査してもらい、再侵入を防げることも、専門業者に依頼するメリットです。
おすすめのハクビシン・害獣駆除業者
ここでは、おすすめ 害獣駆除 業者を3社紹介します。
害獣駆除 料金は現地での見積もりが必要になっているところがほとんどです。
まずは自分の住む地域に対応しているか、駆除対象の害獣が当てはまっているか、保証内容などと組み合わせて比較してみてください。
ハウスプロテクト
画像引用元/ハウスプロテクト
ハウスプロテクトは、Googleの口コミで星5中、4.8の評価を得ている自社施工の害獣駆除業者です。
ハウスプロテクトは365日24時間電話対応しています。
数多くのメディアに掲載された実績もあり、顧客満足度が非常に高く、信頼できる駆除業者です。
主な情報は以下のようになっています。
対応エリア | 関東・関西・東海・中止国・九州 |
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対応時間 | 365日24時間 |
現地調査・見積もり | 無料 |
保証 | 最長10年 |
「最短30分で駆け付け」とホームページにも掲載されています。
とにかく早く業者に依頼したいという場合には、24時間対応で出張費もかからないハウスプロテクトにまず相談してみるといいでしょう。
害獣被害の再発を徹底的に防止!
駆除ザウルス
画像引用元/駆除ザウルス
駆除ザウルスも、これまで多くのメディアで紹介されてきた、害獣・害虫駆除の専門業者です。
これまでの駆除実績も30,000件以上と、かなりの実績数があります。
社内研修を行い、社内には害獣駆除に関係した国家資格などの有資格者が在籍していることも、信頼しやすいポイントでしょう。
こちらも、365日24時間、電話対応をしています。
対応エリア | 全国(北海道・一部地域を除く) |
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対応時間 | 365日24時間 |
現地調査・見積もり | 無料 |
保証 | 最長10年 |
ハウスプロテクト同様、現地調査・見積もりは無料で、保証期間も最長10年とのことです。
害虫駆除も専門としているので、害虫についての相談も一緒にしたい、という方は駆除ザウルスがおすすめです。
24時間対応 害虫駆除の相談もできる
くらしのマーケット
画像引用元/くらしのマーケット
自社施工ではなく、地域ごとに登録している登録業者につないでくれるサービスのため、内容や料金は個々に違います。
参考までに、くらしのマーケットで害獣駆除「ハクビシン」を検索すると下記のような情報がでてきました。
対応エリア | 全国(登録業者による) |
---|---|
対応時間 | 登録業者による |
現地調査・見積もり | 無料 |
保証 | 業者による |
すべて登録業者によるので、見積もりやサービス内容を個別にやりとりして確認しなければなりません。
くらしのマーケット 口コミ制度があるので、口コミから業者の評判を見て、選ぶことができます。
なかには侵入防止の処理や捕獲する「わな」がオプションになっている業者もいました。
60平米までで5万円程度が最安値のようです。
具体的な見積もりやサービス内容は、気になった業者に問い合わせてみましょう。
最安値もあり 地域の害獣駆除業者を探す
ハクビシン見つけた時に関するよくある質問
ここまで、ハクビシンの駆除に関して、さまざまな情報をお伝えしてきました。
さらに、「これはどうなの?」と気になる方が多い、ハクビシンに関する質問についてまとめてみました。
下記の質問も、ハクビシン対策に役立ててください。
ハクビシン駆除にバルサンは効果的ですか?
害虫駆除用品であるバルサンですが、ハクビシンの駆除(追い出し)にも、効果があると言われています。
というのも、ハクビシンの嗅覚と視覚に刺激が与えられるためです。
しかし、子どものハクビシンがいる場合、自力で逃げることができずその場で死んでしまう可能性もあるので、使用は避けてください。
また、バルサンがハクビシンの忌避剤のような用途をまかなっているわけではありません。
バルサンでハクビシンを追い出せたとしても、その後の再侵入を防ぐ手立てが必要です。
ハクビシンの駆除費用を安く抑える方法はある? 補助金などは?
ハクビシンの駆除には、自治体によって助成金や補助金を受け取れます。
国の制度としては「環境省環境保全事業費補助金」というものがあります。
それぞれに申請が必要なため、駆除をする際には、まず自身の住む自治体へ問い合わせてみましょう。
ハクビシンの天敵や弱点は?
ハクビシンの天敵はオオカミと言われています。
このほか、ニンニクや唐辛子のにおいを避ける習性があります。
また、忌避剤として木酢液もハクビシンには有効です。
まとめ ハクビシンを見つけたら業者に依頼が早い!
ハクビシンを見つけた時にすべきこと、してはいけないことについて解説してきました。
ハクビシンを見つけた時に、一番注意してほしいのは、感染症への危険です。
一見、かわいらしい見た目で思わずエサをあげたり、そっとしておきたくなる動物ですが、危険な感染症のリスクもある、不衛生な野生動物です。
自力で駆除や清掃をする場合には、衛生面に十分に留意しましょう。
自分で駆除や清掃、消毒、さらには侵入防止策までするのは大変そうという方は、早めに業者に依頼がおすすめです。
ハクビシンの家屋や農作物への被害は私たちが思っているより早く拡大していまいます。
今回紹介した駆除ザウルスやハウスプロテクトは、24時間体制で相談が可能です。
まずは電話やメールで相談してみてくださいね。
勝手に捕獲・駆除してしまうと1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられることもあります。