「最近、庭に小動物の気配がする」「家の屋根裏で物音がする」といった場合、イタチが出没している可能性があります。
イタチは庭を荒らしたり、家の中に棲みつきフンをすることもあり、見かけたら早めの駆除が必要です。
ここではイタチの特徴からわかる駆除方法や、イタチを寄せ付けないための対策について解説します。
イタチは獰猛で雑食な生き物ですので、放っておくと私たちの生活に大変な悪影響が発生してしまいます。
イタチの駆除について正しい知識でしっかり対策をしておきましょう。
イタチの特徴や性質を知ろう
まず、イタチの駆除を行うにはイタチの特徴について知っておく必要があります。
イタチは一回棲みつくとなかなかその地を離れず、棲みつくと食害の他、家屋や私たちの人体にも大きな影響を及ぼします。
さらに、イタチは高い知能を持っていますので、駆除に失敗すると警戒心が強まりその後の駆除がさらに難しくなってしまうのです。
イタチの駆除を始める前に、イタチがどのような性質をもち、どのような害があるのかしっかり理解しておきましょう。
イタチの特徴①動物から農作物まで食べる雑食
画像引用元/駆除ザウルス公式サイト
イタチは日本全国に生息し、「ニホンイタチ」と「チョウセンイタチ」の2種類がいますが、都市部で人家に棲みつくのは「チョウセンイタチ」です。
愛らしい見た目をしていますが、気性は荒く、噛まれたり引っ掻かれたりするので絶対に近づいてはいけません。
雑食で鋭い歯を持っており、木の実などの果実や農作物の他、ネズミやニワトリなどの小動物まで食べてしまいます。
家庭菜園などで農作物を育てている方はもちろんですが、自分より大型の動物を襲うこともありますのでペットを飼われている方は特に注意が必要です。
イタチの特徴②繁殖スピードが早い
イタチは春に繁殖し、1回の交尾で1〜7頭の子を産み、メスが単独で子育てします。
生後80日で成人し、寿命は3年ほどでとても繁殖力の高い動物です。
床下や天井裏に巣を作り繁殖することもあり、マーキング習性があるので一度棲みつかれると排泄物や雑菌による害虫発生の原因となってしまいます。
イタチの特徴③3センチ程度の穴から入れる
イタチは夜行性ですが、空腹になると昼間でも活動します。
3センチ程の隙間があればどこからでも家の中に入り込み、床下や屋根裏に巣を作ってしまいます。
また、一度巣を作ると、追い出してもまた入ってきてしまうので、駆除後の対策も必要となるでしょう。
イタチの捕獲駆除はNG!追い出す3つの方法
イタチの性質を考えると、人に害を与える「害獣」であるため捕獲して駆除することが最善のように思えますが、法律上イタチを勝手に捕獲駆除することは認められていません。
これは「鳥獣保護管理法」で定められており、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミなどは許可なく捕獲・殺処分ができますがイタチは狩猟免許や特別な許可がないと捕獲できません。
イタチの駆除は「家から追い出す」方法が楽で安全です。
鳥獣保護管理法は正式名称を「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」と言い、快適な生活環境を守るためにも自然の恵みを大切にし、自然の生態系を管理していくための法律です。
これにより、特定の害獣以外の捕獲は狩猟免許を持っていたり、調査研究のためだったりする場合のみとなっています。
捕まえた場合は「1年以下の懲役または100万円以下の罰金」となります。
※ネズミ用の罠にかかってしまったなどの場合は「錯誤捕獲」となり速やかに放せば罪になりません。
ここではイタチが家に入ってしまった際に追い出す方法を4つご紹介します。
- 市販の害獣用忌避剤を使用する
- 家にあるもので出来る|イタチが嫌がる匂いで刺激する
- 強い光を当てる
- 大きい音や超音波を聞かせる
それぞれ詳しくみていきましょう。
市販の害獣用忌避剤を使用する
害獣用忌避剤とは特定の場所に害獣を寄せ付けないために使用する薬剤で、害獣を嫌いな匂いで防ぐことができます。
液体タイプと固形タイプがあり、製品にもよりますが持続期間も約2ヶ月ほどとなり、「頻繁に作業を行うのは面倒」という方におすすめです。
液体タイプ|【フタワ】忌避一番
画像引用元/公式サイト
液体タイプの忌避一番は木タール・木酢液・ニンニクなどの天然素材を使用しており、庭の土壌を汚すことなく使用できます。
大さじ一杯ずつ約2メートル間隔で設置することでイタチなどが嫌がる匂いにより寄せ付けません。
1リットル入り(500ミリリットル入りもあり)1本で約200メートルの施工が可能です。
固形・設置タイプ|【アフティ】害獣ニゲール
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固形の設置タイプの害獣ニゲールは置くだけタイプの忌避剤です。
屋内用で天井裏などの手の届く場所に置いておくだけで約3ヶ月間効果を発揮します。
トウガラシやワサビ、ヨモギ、ドクダミ、月桃などの天然植物エキスを原料としており、安心して使用できます。
スプレータイプ|【児玉】犬猫獣 いやがるスプレー
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犬猫獣いやがるスプレーは液体スプレータイプで気になる場所にスプレーすることができお手軽さは抜群です。
イタチの嗅覚を刺激して寄せ付けなくします。
すでにマーキングされた場所などにピンポイントで使えるので、「気になる場所だけ対処したい」という方におすすめとなっています。
家にあるもので出来る|イタチが嫌がる匂いで刺激する
イタチは匂いに敏感な動物です。
専用の忌避剤以外にも、家にあるものでイタチの嫌がる匂いを使い追い出す方法もあります。
専用の薬剤を購入する手間や費用が必要ないというメリットがありますが、効果期間は短くなるので定期的に行う必要があるでしょう。
木酢液で追い出す
画像引用元/中島商事株式会社公式サイト
木酢液は木材や竹などを炭化する際に発生する煙を冷却して得られる水溶液で、木タール・酢酸・メタノールなどが成分となります。
植物の成長促進や堆肥の発効促進などの効果の他、虫除け効果もあると言われています。
木酢液の燻臭はイタチが山火事を連想することで身の危険を察知し逃げ出す効果があるのです。
薄めてスプレーボトルで噴霧するか、口を開けたペットボトルなどで設置する方法で使用しましょう。
酢・漂白剤
ご家庭で用意しやすい「酢」や「漂白剤」の臭いもイタチは苦手です。
木酢液と同様にスプレーするか設置することでイタチ駆除の効果があります。
ただし、酢は金属に影響を与えますのでこぼれたりしないように注意しましょう。
ミントやハーブ
イタチはミントやハーブの臭いも苦手なので、ハーブの香油を使用すると効果があります。
また、庭でミントやハーブを栽培するのもおすすめの方法です。
クレゾール石鹸液
画像引用元/健栄製薬株式会社公式サイト
殺菌や消毒の際に使用するクレゾール石鹸液の強い薬品臭はイタチ駆除に効果があります。
原液を薄めて木酢液と同様にスプレーや設置すると良いでしょう。
クレゾール石鹸液は非常に強力な薬品で頭痛や吐き気などの症状がでる場合もありますので取り扱いは十分注意してください。また、原液が皮膚に付着すると炎症を起こす危険もあります。取り扱い時はゴム手袋や保護メガネを使用しましょう。
強い光を当てる
イタチは夜行性のため、強い光を当てると驚いて逃げ出します。
この性質を利用した追い出し方法も効果的です。
市販で買える撃退用ライト
画像引用元/ナフコオンラインストア公式サイト
害獣の撃退用ライトはホームセンターやネットで購入することができます。
2,000円から5,000円程度で購入でき、乾電池式でも連続で2ヶ月から3ヶ月ほど使えます。
ライトと合わせてアルミ版や鏡、CDなどを設置しておくと光が乱反射して威嚇効果もアップします。
センサーライトやLEDライトでも代用できる
専用の市販品以外でもセンサーライトや通常のLEDライトなどで代用も可能です。
例えばクリスマスツリーの電飾や、玄関・廊下用の小型センサーライトなどの点滅するものが効果的です。
大きい音や超音波を聞かせる
イタチは人間より高い周波数を聞き取れるため、超音波を発生させる方法が効果的です。
人間には聞き取れない音なので生活には影響なく使用することができます。
市販で買える威嚇音・超音波グッズ
画像引用元/ナフコオンラインストア公式サイト
超音波を使ってイタチを追い出すには専用の機器が必要です。
ほとんどの製品が置くだけで使用可能ですが、製品によって給電方法や有効範囲に差がありますので、自分の使用方法に合った製品を選びましょう。
すでに棲みついてしまった場合以外にもイタチを寄せ付けない効果もありますので、予防のために利用するのもおすすめです。
ホームセンターやネットで3,000円から8,000円ほどで購入可能です。
超音波は猫や犬に影響する場合もありますので、ペットを飼っている家庭では使用に注意が必要です。超音波を使用してペットの具合が悪そうならすぐに使用を中止しましょう。
撃退音・ライトが一体となった撃退器も効果的!
画像引用元/ナフコオンラインストア公式サイト
撃退用ライトや超音波グッズには両方の機能が一体となったグッズも販売されています。
通常製品より高額となる場合が多いですが、費用に余裕がある場合や、それぞれの機器で効果を感じることができなかったら使ってみても良いでしょう。
【番外編】イタチ駆除に蚊取り線香やバルサンがおすすめできない理由
イタチの駆除に蚊取り線香やバルサンなどの煙を使うという方法もネットで紹介されていますが、効果の方は限定的です。
実際に「イタチがいなくなった」という人もいるようですが、おすすめできない理由を解説します。
火事の危険がある
蚊取り線香は火を使うので使用により火事のリスクが高まります。
蚊取り線香の火元は非常に高温で燃焼していますので、もしイタチが蚊取り線香を倒してしまって木造の住宅に火が移ったらあっという間に燃え広がってしまいます。
殺虫成分は哺乳類には効かない
蚊取り線香の殺虫成分は「ピレスロイド」という除虫菊に含まれる成分で、昆虫・両生類・爬虫類の神経細胞に作用しますが、哺乳類や鳥類には効果がありません。
蚊取り線香の効果を期待するのは「イタチが煙をいやがる可能性」の部分のみと言えるでしょう。
バルサンにより被害が拡大する恐れがある
イタチは屋根裏で繁殖し子どもを産みますが、子どもが野外に出られない時期にバルサンのようなくん煙剤を使うと子どもを守るため安全な壁の中などに落としたり、子どもが屋内に逃げ回ってどこに行ったかわからなくなってしまったりします。
その結果、駆除の際に壁に穴を開ける必要ができたり、死骸の発見が遅れ害虫の発生に繋がったりします。
【予防】イタチを寄せ付けない対策
イタチは捕獲駆除することができず、一度家に棲みついてしまうとなかなか追い出すのが難しくなります。
このことからイタチ被害を受けないためには「家にイタチを寄せ付けない」ことが非常に大切です。
ここではイタチを家に寄せ付けないために必要な
- エサとなるものは置かない
- 侵入口をふさぐ
という点について詳しく解説します。
エサとなるものは置かない
イタチは雑食で肉食性が高いので、人間が食べるものであればなんでも食べてしまいます。
イタチが食材や残飯など、エサとなるものにつられてやってこないように気をつけましょう。
- 残飯などのゴミは袋のまま放置せず、蓋付きのゴミ箱に入れる
- 保存している野菜や果物などは冷蔵庫や戸棚など侵入できない場所で保管する
- ペットを飼っている場合はエサを出しっぱなしにせず食事が終わったら片付ける
- ハムスター・ウサギなどの小動物や小鳥を飼っている場合は頑丈なケージに入れる
家庭菜園などをされているご家庭では農作物に保護ネットをするなどの対策を考えましょう。
軒先に鳥が巣を作っている場合、イタチが狙って寄ってくる場合がありますので、業者に依頼して取り除いてもらいましょう。
侵入口をふさぐ
イタチは小さな隙間からでも家の中に侵入してきます。
床下の換気口や配管のダクト、壁の亀裂などから侵入してくるケースも多く、このような侵入口をふざぐのも効果的です。
侵入されそうな場所は穴の開いた金属板の「パンチングメタル」や金網、ネットなどを設置しましょう。
特にパンチングメタルは強度が強いのでおすすめです。
画像引用元/株式会社奥谷金網製作所公式サイト
作業前には逆に追い出し口を塞いでしまうことがないように必ず家の中にイタチがいないことを確認してから行いましょう。
ただし、自分でできる部分は限定されますので、不安を感じるようなら専門業者に依頼することをおすすめします。
専門業者ならイタチの侵入しそうな場所のチェックなどしっかり点検もしてくれますので安心です。
イタチを自分で駆除する際のリスクや注意点
ここまでイタチの駆除方法や予防策などをご紹介しましたが、すでに被害が出ている場合、自分での駆除する場合には様々なリスクがあります。
ここではイタチ駆除の際に起こるリスクや注意点について
- 一匹残らず駆除できているか確認が難しい
- 糞尿を取り除き、消臭消毒を行う必要がある
- さまざまな菌や病気を持っている可能性がある
この3点について詳しく解説します。
一匹残らず駆除できているか確認が難しい
イタチは屋根裏や床下に棲みつきますので、駆除後にしっかりできているか確認することが非常に難しいことがあげられます。
床下に入ることが難しいのはもちろん、屋根裏を確認するには点検口から屋根裏に登る必要があります。
屋根裏は底が抜けて落下する恐れもありますし、カビやホコリが溜まりやすいので気管が弱い人やハウスダストなどのアレルギーを持っている人は避けた方が良いでしょう。
屋根裏には電気配線も通っていますので触れると感電してしまう可能性もあります。
糞尿を取り除き、消臭消毒を行う必要がある
駆除の確認以上に難しいのが、駆除後の掃除・消毒作業です。
イタチはマーキングの習性があり、一度いなくなってもまた戻ってくることが珍しくありませんので、しっかりイタチの痕跡を消しておくために駆除後の掃除が重要となります
イタチは肉食性の雑食でネズミやカエル、昆虫などを食べるので排泄物は悪臭を放ちます。
しかも同じ場所に排泄する「ため糞」を行う習性があり、屋根裏などでため糞をされるとしっかり掃除をしないと臭いは解決しません。
イタチを完全に駆除するには追い出した後の二次被害防止対策を行うことが大切ですが、この部分には想像以上に費用がかかります。
「駆除費用を抑えるために自分で行う」という人もいますが、費用対効果を考えると「業者に依頼した方が良かった」という結果になる可能性も高いでしょう。
さまざまな菌や病気を持っている可能性がある
野生動物であるイタチは家の中にダニやのみなどの他、様々な病原菌を持ち込んでいる可能性もありますので、駆除後には消毒が必ず必要になります。
また、駆除する際に噛まれる危険もあり、感染症を引き起こしてしまう恐れもあります。
特に糞尿からサルモネラ菌やレプトスピラ菌などの食中毒を発症する可能性も高いので、糞尿に直接触れないように注意しましょう。
猫や犬などの哺乳類のペットを飼っている人はペットへの感染にも注意が必要です。イタチを発見したら獣医への検診をおすすめします。
繰り返すイタチ被害や手に負えない場合はイタチ駆除業者に依頼しよう
一度は自分で追い出しに成功しても清掃や消毒などの後処理をしっかり行わないと結局また戻ってきてしまうことになりかねません。
繰り返しイタチが出現したり、いろいろ試しても中々追い出せない場合は、専門のイタチ駆除業者に依頼することをおすすめします。
ここではイタチ駆除を専門業者に依頼する際に気になる
- イタチ駆除を業者に依頼するメリット
- イタチ駆除業者が行う作業内容
- イタチ駆除にかかる料金や費用
の3点について詳しく解説します。
イタチ駆除を業者に依頼するメリット
イタチの駆除と言っても棲みつく場所や、棲みついている期間、イタチの個々の性格などで最適な駆除方法も様々なパターンがあります。
イタチの駆除業者は専門家しか知らない知識や経験も豊富ですので、色々なケースに対応が可能です。
イタチの駆除を業者に依頼するメリットとして大きく「最短での解決」「再発の予防」「自分でできない場所の清掃」があげられます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
短時間で解決できる
イタチ駆除業者に依頼するメリットとして短時間でできる点があげられます。
イタチは繁殖力が高く、放っておくと子どもを産むため数が増え、時間が経過すると駆除が難しくなります。
自分で駆除を行う場合、うまく駆除できずに長期化するとさらに被害が拡大してしまう恐れもあります。
発見から駆除までの時間はできるだけ短い方が良いでしょう。
さらに完全に駆除したことを確認してくれるので、その後の生活への安心感も得ることができます。
再発の予防まで行ってくれる
イタチは一度駆除してもまた戻ってくることがあります。
再発を防止するには、侵入経路を塞ぐことが大切です。
しかし、侵入経路は専門家でなくてはわからない部分もあり、自分でやると思わぬところから侵入を許してしまうこともあるでしょう。
イタチ駆除業者なら再発防止策をしっかり理解していますので安心です。
難しく危険な駆除後の清掃・消毒作業も依頼できる
イタチの駆除は追い出して終わりではありません。
イタチの体表にはノミやダニ・色々な病原体が寄生していますので、巣となった床下や屋根裏などはしっかり清掃・消毒をしておく必要があります。
また、イタチはマーキングの習性があるため、イタチの排泄物には独特の悪臭がします。
排泄物をそのままにしておくと家の中まで臭いが入ってきたり、感染症や食中毒など人体への影響被害も引き起こしてしまいます。
清掃・消毒作業は屋根裏や床下での作業となりますので、素人には難しい作業です。
専門の駆除業者なら、衛生面においても安心して依頼できるでしょう。
イタチ駆除業者が行う作業内容
イタチ駆除業者が行う作業は、大きく5つの行程で行われます。
- 生息調査
- 追い出し
- 侵入口の封鎖
- 屋根裏・床下の糞尿清掃
- 追い出し状況の報告
この他、捕獲が必要な場合には捕獲かごの設置や、役所への申請なども代行してくれますので、どのような状況でも対応できます。
イタチ駆除にかかる料金や費用
イタチ駆除を業者に依頼した場合の費用は、作業内容によって大きく変わりますが、延床面積が60㎡の住宅でおおよそ5万円~6万円となります。
これは捕獲・追い出しにかかる費用と駆除後の清掃にかかる費用となります。
- 捕獲が必要なら、捕獲用の罠の設置やエサの交換の作業費
- 死骸がある場合は死骸の回収費
- 糞尿の清掃や消毒の必要な範囲
これらによって金額は変わってきますので、契約前の見積もり内容の確認が必要となるでしょう。
イタチ駆除が依頼できるおすすめ業者3選
イタチ駆除は自分で行うのは非常に難易度が高い作業です。
被害が拡大する前に専門のイタチ駆除業者に依頼することをおすすめします。
ここではイタチ駆除を依頼できる害獣駆除業者の中でおすすめの3社をご紹介します。
害獣駆除110番
画像引用元/公式サイト
害獣駆除110番は害獣の駆除を専門に行う業者の紹介サイトで、239社以上の加盟店が24時間365日いつでも対応可能となっています。
累計問い合わせ500万件を誇っており、ネズミ、ハクビシン、コウモリなどあらゆる害獣の駆除が可能です。
徹底した駆除と二次被害を防ぐための消毒・清掃まですべて任せることができ、もしもの時でも請負賠償保険に加入していますので安心です。
「忙しく昼間に時間がとりにくい人」や、「いますぐ対応してほしい」という方はいますぐ害獣駆除110番の公式サイトから問い合わせてみましょう。
現地調査・見積もり無料24時間365日対応
ハウスプロテクト
画像引用元/公式サイト
ハウスプロテクトは株式会社GROWTHが運営する害獣駆除の専門業者です。
関東・関西・中四国・九州エリアで展開しており、最短即日30分で駆けつけ、現地調査・見積もりは無料となっています。
業者によっては見積もり金額後から追加の作業が必要になり、追加料金を請求されるケースもありますが、ハウスプロテクトでは原則として見積もり金額以上の追加費用は一切かかりません。
さらに最長10年の安心保証がついていますので作業後の再発の心配もなく安心です。
「駆除にかかる費用が心配」「再発時の対応を重視したい」という人はハウスプロテクトの公式サイトをチェックしてみてください。
追加料金なし安心の10年保証
駆除ザウルス
画像引用元/公式サイト
駆除ザウルスは創業18年を誇る害獣駆除の老舗業者です。
完全自社施工なので安定した施工が可能で、累計3万件の相談実績を誇っています。
全国24時間365日対応ですので困った時にいつでも相談が可能で、最長10年の再発保証も行っています。
メディアにも多数出演しており、さまざまな割引サービスも実施していますので「なるべく知名度の高い大手の業者にお願いしたい」という人は駆除ザウルスの公式サイトをチェックしてみましょう。
創業18年の経験と実績現地調査・見積もり無料
イタチ駆除に関するよくある質問
イタチ駆除は専門性の高い作業となりますので、ネットにはイタチ駆除に関する質問が多く見受けられます。
- イタチ駆除は市役所に依頼できる?
- イタチ駆除に助成金は出る?
- 超音波アプリはイタチ駆除に効果ある?
- イタチのふんの特徴は?
- イタチを捕まえたらどうしたらいい?
その中から特に多い上記の質問について答えていきますので、同じ疑問を持っている方は参考にしてみてください。
イタチ駆除は市役所に依頼できる?
イタチの捕獲は事前に役所への申請が必要となりますが、原則的にイタチ駆除は市役所や保健所などでは行っていません。
しかし、市役所では自分で駆除する際の駆除方法のアドバイスや捕獲器・防護服の貸し出しを行っている場合がありますので、自分で駆除する場合には一度相談してみると良いでしょう。
イタチ駆除に助成金は出る?
イタチ駆除にかかる費用に対して、自治体からの助成金制度はほとんどの自治体で実施されていません。
しかし、害獣駆除に関して補助金制度がある自治体は存在しますし、駆除器具の貸し出しを行っている自治体もありますので一度相談してみることをおすすめします。
超音波アプリはイタチ駆除に効果ある?
超音波によるイタチの追い出しについては一定の効果は見込めますが、それだけで駆除することは難しいでしょう。
イタチは縄張り意識が高く、警戒心も強いため、一度棲みついてしまうとアプリのような短期間の使用だけでは完全に追い出すことはできません。
また、イタチの反応は個体により異なり、全く反応しない場合もあります。
イタチのふんの特徴は?
イタチのフンは細長く黒っぽい形状をしており、水分が多いのも特徴となっています。
最も特徴的なのは「臭い」で、イタチは肛門腺に非常に臭い分泌液を持っており、他の害獣と比べても特別ひどい悪臭となりますので臭いで判断することが可能です。
イタチを捕まえたらどうしたらいい?
イタチは鳥獣保護管理法により他の害獣と違い捕獲は認められておらず、違反すると懲役や罰金刑となってしまいます。
イタチを捕獲してしまった場合は速やかに自治体に報告しましょう。
イタチは非常に攻撃的な動物ですので、捕獲した際は噛まれたり引っ掻かれたりしないように充分注意してください。
イタチの駆除は早急に!寄せ付けない対策が肝心!
家にイタチが棲みついてしまうと駆除作業は非常に大変となりますので、日頃からの害獣対策は意識しておくことが重要となります。
イタチは棲みついてから時間が経過すると繁殖し、被害の拡大や駆除の手間も増えてしまいます。「もしかしたら」と感じたらすぐに対処しましょう。
また、イタチは攻撃的な動物で、噛まれたり引っ掻かれたりすると感染症にかかってしまう危険もあります。
自分での駆除に不安を感じたら専門の駆除業者に相談してみましょう。
イタチの出入り口となる場所に置くと逃げ場がなくなるので注意しましょう。