【簡単にリセット】キッチンの掃除方法を場所別に解説!おすすめの洗剤もご紹介

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キッチン 掃除

キッチンは毎日使用する場所であり、食べ物を扱う場所なので常にきれいな状態を保ちたい箇所と言えます。

しかし、調理の途中で油汚れが飛び散ったり、食後の食器でシンクが汚れたりするので掃除が大変です。

「毎日苦労せずにきれいな状態を維持したい」「こびりついた汚れを何とかしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、キッチン掃除について掃除方法やお手入れ方法、おすすめの洗剤について解説していきます。

この記事でわかること
  • 箇所ごとや汚れ別のキッチン掃除のやり方
  • キッチンの普段のお手入れ方法
  • キッチンの油汚れなどにおすすめの最強洗剤
  • キッチン掃除の注意点
  • 汚くなったキッチンをリセットできる専門業者の紹介
目次

【場所・汚れ別】簡単なキッチン掃除のやり方

キッチンは箇所ごとで汚れの種類が異なるため、掃除方法も変わります。

キッチンの主な掃除箇所
  • シンク
  • 排水溝・排水管
  • 壁にこびりついた油汚れ
  • 換気扇(レンジフード)
  • ガスコンロ・IHコンロ

頑固な汚れをしっかりと落とすためには、汚れの性質とそれに効果的な洗剤を知ることが大切です。

ここでは、キッチンの各掃除箇所の掃除方法やおすすめの洗剤タイプについて、わかりやすく解説していきます。

シンクの掃除方法

シンクは使用した後の調理道具や食後の食器を置いておくことが多いため、油汚れが多く付着している箇所となります。

また、食器を洗った後には石鹸カスや水道水が残ってしまいやすく、そのまま乾燥してしまうと白い水垢が発生します。

    【シンクに発生する汚れの性質と効果的な洗剤】

  • 油汚れ(酸性):アルカリ性洗剤が効果的
  • 水垢(アルカリ性):酸性洗剤が効果的

油汚れに関しては数日以上放置してしまわない限り、市販のキッチン用洗剤(中性)でも洗い流せます。

白く固まりこびりついた水垢に関しては、クエン酸(酸性)で浸け置きして汚れを分解する方法がおすすめです。

クエン酸を使用したシンクの掃除方法
  1. 水200mlに対しクエン酸を小さじ1杯ほど混ぜてスプレボトルに入れる
  2. シンク全体にクエン酸水を吹きかけてキッチンペーパーでパックする
  3. 更に上からクエン酸水を吹きかけてキッチンペーパーをひたひたにする
  4. クエン酸水が乾かないように上からラップを被せる
  5. 30分ほど放置する
  6. キッチンペーパーを取り除きスポンジでこすり落とす

スプレーボトルは、100均やスーパーで販売しているものを使用します。

クエン酸水に関しては、汚れの強さに合わせて溶かす量を増やしても問題ありません。

クエン酸でもなかなか落ちない場合には「クリームクレンザー」で磨いて物理的に落とす方法もありますよ!

排水溝・排水管の掃除方法

排水溝や排水管は、油汚れや石鹸カス、生ごみが流れてくる箇所で、非常に湿気が高いことから細菌やバクテリアが発生しやすい場所となります。

まずは排水プレートと網かごからきれいにしていきましょう。

溜まった生ごみを処分してから、細かい隙間に詰まった汚れをブラシを使って取り除いていきます。

排水溝はさまざまな細菌が増殖していますので、必ず手袋をして掃除を進めていきましょう。

次に封水筒と排水口の掃除をしていくのですが、ヌメリが酷く臭いもきついので掃除が苦手だという方もいるのではないでしょうか。

そのような場合には重曹がおすすめです。

ヌメリやカビは酸性の性質であり、効果的なのがアルカリ性の性質を持つ重曹となります。

重曹を使用した排水溝掃除の方法
  1. 重曹100gほどを全体にまんべんなく振りかけていく
  2. スプレーボトルに入れた60度ほどのお湯を全体に吹きかけていく
  3. 5分~10分放置してそのまま水ですすぐ

排水口の奥の悪臭を除去したい場合には、パイプクリーナーハイターがおすすめです。

ただし、塩素系洗剤は酸性洗剤と混ざると有毒ガスが発生する可能性があるので、必ず別日に行うようにしましょう。

重曹でもなかなかヌメリが取れない場合には、セスキ炭酸ソーダを水と混ぜて全体に吹きかける方法もおすすめです。

壁にこびりついた油汚れの落とし方

キッチンコンロ周りの壁には、普段の調理で飛び散った油や調味料、食品カスが固着しています。

時間が経つほどホコリも付着してしまい汚れが固着します。

キッチン周りの壁にこびりついた頑固な油汚れ(酸性)はアルカリ性の洗剤がおすすめです。

市販のアルカリ性洗剤を使用しても良いのですが、汚れを効果的に分解させるなら「セスキ炭酸ソーダ」が効果的と言えるでしょう。

セスキ炭酸ソーダを使用した壁の掃除方法
  1. 水300mlに対し3グラムのセスキ炭酸ソーダを混ぜる
  2. スプレーボトルに入れてよく混ぜる
  3. セスキ炭酸ソーダ水を壁に吹きかける
  4. 5分ほど放置してキッチンペーパーで汚れを拭き取る

軽度な汚れは放置することなく拭き取っても問題ありません。

油汚れの固着が強くて取れない場合には、シンクのようにキッチンペーパーとラップでパックを行い、汚れを浮かせてから拭き取りましょう。

換気扇掃除のやり方

換気扇は油を含んだ蒸気を大量に吸い込むため、整流板はもちろん中のフィルターやファンまで油汚れが付着します。

換気扇の汚れもセスキ炭酸ソーダや重曹を使用して、汚れを取り除いていきます。

換気扇の分解方法はメーカーによって異なりますので、詳しくは取り扱い説明書や公式HPを確認しましょう。

大まかな手順は以下の通りです。

スリム型レンジフード(換気扇)の分解方法
  1. 電源プラグを抜くかブレーカーを落とす
  2. 整流板を取り外す
  3. フィルターを外す
  4. シロッコファンを外す
  5. 幕板を外す

換気扇掃除に必要な道具やアイテムは以下の通りです。

換気扇掃除に準備するもの
  • セスキ炭酸ソーダか重曹とお湯
  • 周りを汚さないための新聞紙
  • 40Lほどのゴミ袋
  • 汚れを拭くキッチンペーパー
  • 使わない歯ブラシ

まずは換気扇周りを新聞で養生して汚れないようにした上で、換気扇パーツを浸け置きするセスキ炭酸ソーダ水を作っていきます。

ゴミ袋の中にぬるめのお湯500mlに対し、セスキ炭酸ソーダ水を5gの比率で溶かしていきます。

換気扇を分解したらファンや各種パーツをゴミ袋の中に入れて、セスキ炭酸ソーダ水に浸け置きします。

浸け置きする時間は1~2時間ほどとなります。浸け置きしている間にフィルターや整流板の掃除を進めていきましょう!

フィルターは素材にもよりますが、掃除可能であれば付け置きしたり歯ブラシで見外で汚れを除去していきます。

付け置きしたファンなどのパーツは、最後に歯ブラシで汚れを落として乾燥させます。

乾いた後はキッチンを組み立てて元に戻せば掃除終了です。

ガスコンロの掃除方法

コンロに関しても油汚れがほとんどなので、セスキ炭酸ソーダ水を使用して掃除していきます。

換気扇と同様に五徳や受け皿は汚れが固着しているため、セスキ炭酸ソーダ水をゴミ袋の中に入れて浸け置きします。

汚れの酷さにもよりますが、水500mlに対しセスキ炭酸ソーダ5gほどが適量です。

換気扇と同じように、五徳や受け皿をつけ置きしている間に天板の汚れを除去していきましょう!

天板を掃除する際には、バーナーに洗剤がかからないように注意しながら、セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけてキッチンペーパーで汚れを拭き取ります。

油汚れが固着している場合には、キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダ水を含ませてパックするように天板に貼り付けます。

5分から10分放置した後に汚れを拭き取っていきましょう。

最後に浸け置きしておいた五徳や受け皿を、古くなった歯ブラシでこすって汚れを洗い流して乾燥させれば掃除終了です!

IHコンロの掃除方法

IHコンロに関しても、ガスコンロと基本的に掃除方法は同じです。

五徳や受け皿がないので、天板を掃除する容量でセスキ炭酸ソーダを使用して汚れを拭き取っていきます。

セスキ炭酸ソーダ水はこれまでと同様に水500mlに対しセスキ炭酸ソーダ5gほどで試してみましょう。

焦げ付いた頑固な汚れに関しては、セスキ炭酸ソーダ水をひたひたに吹きかけたキッチンペーパーでパックして汚れを浮かせていきます。

汚れが頑固だからと金たわしを使用しようする人もいますが、天板が傷つく恐れがあるのでおすすめしません。

毎日続けられる!キッチンリセットの方法

キッチン掃除の負担を軽減するためのポイントは「なるべく早く掃除する」ことです。

油汚れは冷え切っていない状態や付着して間もない時点で掃除すれば、中性洗剤でも簡単に落とせます。

ここでは頑固なこびりつき汚れを防止できる、日頃行うキッチンのお手入れ方法について紹介していきます。

簡単で誰にでもできる内容となっていますので、ぜひ普段のキッチンお手入れで試してみてください。

キッチン掃除の頻度は毎日~週1回が理想

キッチン掃除の負担を減らすためには、こまめなお手入れが重要となります。

具体的なお手入れの頻度としては、簡単な拭き掃除は毎日行い換気扇の細部やキッチン 排水溝 掃除は1週間に1度のペースが理想です。

簡単な拭き掃除に関しては、汚れが飛び散ったり拭きこぼれたりしたタイミングで行えば、毎回洗剤を使用する必要もありません。

ガスコンロの五徳に関しては、使用頻度によるものの基本的に1ヵ月に1回程度で行うといいでしょう。

ガスコンロの毎日のお手入れ方法

ガスコンロのお手入れは油が飛び散ったり、料理が吹き出したりしたタイミングで拭くのがおすすめです。

ただし、料理中は火を扱っており危ないので、使い終わった後に全体を拭いても問題ありません。

五徳などの隙間に汚れが付着している場合には、使わない歯ブラシや竹串を使用すると掃除が楽になりますよ!

IHコンロの毎日のお手入れ方法

IHコンロもガスコンロと同じように、使い終わったタイミングで拭き取れば汚れの固着を防げます。

油を多く使用してベトベトしている場合には、中性洗剤やアルカリ性洗剤を少しキッチンペーパーに含ませるなどして汚れを拭き取っていきましょう。

汚れが固着したからといって、金属たわしや固いヘラを使用すると天板が傷ついてしまうので注意が必要です。

使用直後は五徳やヒーター部分が高温なので、冷えるまで待つなどして火傷に注意しましょう。

換気扇の外側は毎日拭き掃除をする

油汚れが蓄積しやすい換気扇周りは、なるべく毎日拭き掃除を行うようにしましょう。

軽度な油汚れであれば、中性洗剤やセスキ炭酸ソーダ水を馴染ませたキッチンペーパーや布で簡単に落とせます。

また、整流版の裏側などはレンジフード内に蓄積した油汚れが垂れてきやすい箇所です。

そのままにしておくと料理に落ちてくる可能性もあるので、数日に1回淵の裏側などを拭いてお手入れします。

換気扇の外側に汚れが固着してしまうと、強くこすらないと取れなくなってしまい、表面の塗装が剥がれてしまう可能性もあります。

毎日の掃除にはスプレー洗剤がおすすめ

定期的なキッチンの掃除で使用するおすすめのアイテムとして、セスキ炭酸ソーダや重曹を紹介しました。

付け置きすることで汚れを除去しやすくなる特徴があり、非常におすすめなのですが普段のお手入れではスプレー洗剤がおすすめです。

スプレー洗剤には汚れに効果的な成分が含まれているので、キッチンのさまざまな箇所に使用できます。

こまめにお手入れしていれば中性洗剤でも汚れは落とせるのですが、洗浄効果を強めにしたい場合はアルカリ性洗剤を選ぶと良いでしょう。

キッチン油汚れにおすすめの最強の洗剤

頑固な汚れを効率的に落とすためには、汚れの性質に効果的な洗剤の使用がポイントとなります。

汚れの性質と効果的な洗剤成分
  • 油汚れ・焦げ・食品のカス(酸性)←アルカリ性洗剤が効果的
  • 水垢や石鹸カス(アルカリ性)←酸性洗剤が効果的
  • アルカリ性:酸素系漂白剤・セスキ炭酸ソーダ・アルカリ性洗剤
  • 酸性:クエン酸・酸性洗剤

これらの知識を踏まえて、キッチン掃除におすすめの洗剤を7つ紹介していきます。

重曹

キッチン掃除 重曹
画像引用元/レック株式会社

重曹はアルカリ性となるため油汚れに効果的で、天然成分なので自然にやさしい特徴があります。

市販の洗剤とは違い、界面活性剤などを使用していないためそのまま流しても自然を汚しません。

粉をそのままふりかけるだけでも、汚れと反応して簡単にキレイにできます。

重曹の具体的な用途

・スポンジに重曹をふりかけてシンク全体をこすって掃除する
・排水溝全体にふりかけて汚れと反応させてヌメリなどを取り除く

比較的、手や肌にも優しいので肌荒れが心配な方におすすめです!

クエン酸

キッチン掃除 クエン酸
画像引用元/クエン酸

クエン酸は酸性成分となるのでシンクや蛇口付近の水垢掃除に効果的です。

レモンやお酢などの食べ物に含まれている成分であり、安心して使用できます。

クエン酸の具体的な用途

・スポンジにふりかけてシンクや蛇口全体をこすって掃除する
・クエン酸水を作って全体に吹きかけてパックしてから掃除する

クエン酸水は水200mlに対しクエン酸小さじ一杯ほどで作れますが、レック株式会社ではクエン酸水としての商品も販売しています。

シンク掃除 クエン酸
画像引用元/レック株式会社

泡タイプなので、角度のある部分や蛇口にも密着して汚れを浮かせ安くなっています。

レックの「激落ち クエン酸 泡スプレー 400ml」は520円(税込)でレック公式オンラインショップから購入できます。

キッチンはもちろん、水垢が酷い洗面台やトイレなどにも使用できるのでおすすめです!

オキシクリーン

【画像説明】
画像引用元/株式会社グラフィコ

オキシクリーンは酸素系漂白剤でアルカリ性なので、キッチンの油汚れに効果的です。

臭いもキツくなく、塩素系漂白剤などと比べても環境に優しく安全な洗剤と言えます。

酸素の力で汚れを分解してくれるので「オキシ浸け」を活用した掃除方法がおすすめです。

換気扇のファンや各種パーツのオキシ浸け方法
  1. オキシ浸けできる容器かゴミ袋を用意する
  2. 水1Lに対しスプーン一杯ほどを目安にオキシクリーンを溶かす
  3. ファンや各種パーツを30分~2時間ほど付け置きする
  4. 最後に古くなった歯ブラシなどで汚れを落として洗い流す

アメリカ版のオキシクリーンはスプーンが大きいので、1Lあたり1ラインが目安となります。

この他にも温かいお湯500mlに少量のオキシクリーンを溶かし、スプーンやキッチンペーパーに馴染ませてシンクや蛇口をこすって洗う方法もおすすめです。

オキシクリーン(1,500g)は、グラフィコのオンラインストアで1,650円(税込)で購入できます。

セスキスプレー

キッチン掃除 セスキ炭酸スプレー
画像引用元/レック株式会社

セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性で重曹よりも成分が強めなので頑固な油汚れに効果的です。

天然成分であるため肌荒れが少なく、安心して使えます。

粉末のものを濡れたスポンジやキッチンペーパーにふりかけて、天板や壁などに付着した油汚れを拭き取っていきます。

水と混ぜてセスキ炭酸ソーダ水を作る場合には、水100mlあたり1グラムの容量が目安です。

レック株式会社では、泡スプレータイプも販売しており公式オンラインショップで520円(税込)で購入できます。

成分も安全なので、冷蔵庫内の掃除などにも使用できますよ!

キッチンクリーナースプレー

キッチン掃除 キッチンクリーナースプレー
画像引用元/株式会社MONOCO

キッチン掃除用のクリーナースプレーは、さまざまな種類が販売されていますが今回紹介するのがMONOCOの「エコキッチンクリーナー」です。

98.99%水でできているので、クリーナーを吹きかけて拭き取るだけで、洗剤成分をほとんど残すことなくサラサラな状態にできます。

換気扇やコンロまわりはもちろん、水で流せないオーブン内や冷蔵庫内の掃除も可能です。

MONOCOの「エコキッチンクリーナー」は、公式HPから購入可能で990円(税込)で販売されています。

キッチンクリーナーシート

キッチン掃除 シートクリーナー
画像引用元/レック株式会社

ちょっとした油汚れを拭いたり、シンクのお手入れをしたりするのにおすすめなのが「キッチンクリーナーシート」です。

レック株式会社では、油汚れや皮脂汚れに強い重曹タイプと水垢などに効果的なクエン酸タイプのウエットシートが販売されています。

除菌効果もあり、99.9%と非常に高い数値となっています。

重曹タイプもクエン酸タイプもレック公式オンラインショップで260円(税込)で購入できます。

クエン酸タイプは、塩素系の洗剤と混ざると有毒ガスが発生するので注意しましょう。

ウタマロクリーナー

キッチン掃除 ウタマロクリーナー
画像引用元/株式会社東邦

ウタマロクリーナーは中性洗剤であり手肌に優しいので、普段のお手入れに最適な洗剤です。

コンロ周りの油汚れやシンクの水垢・石鹸カスなどの掃除に使用できます。

主洗浄成分はアミノ酸系洗浄成分なのでゴム手袋やマスクも必要なく、手軽に使用できるメリットがあります。

ウタマロクリーナの価格は392円ほどでお近くの店舗や通販で購入できます。※

中性洗剤なのでお風呂やトイレ、電子レンジ、家具など、室内のあらゆる箇所に使えるのも魅力的ですね!当社でリサーチした価格の最安値を紹介しております。

キッチン周りを掃除するときの注意点

ここまでキッチン掃除の方法やおすすめの洗剤について解説してきましたが、注意しなければならないこともあります。

キッチン掃除の注意点
  • 重曹掃除をできない掃除がある
  • 重曹とクエン酸を混ぜるときは注意する
  • クエン酸と塩素系洗剤を混ぜるのは危険
  • 市販の洗剤だと長年の頑固な油汚れは落ちにくい
  • 人工大理石はオキシ漬けできない
  • 素手で触ってはいけない洗剤がある
  • 換気扇を自分で外して掃除するのは難しい

洗剤や掃除に関する正しい知識を身に付けておかないと、健康被害が起きたり逆にキッチンを傷つけてしまう恐れもあります。

これらの注意点について詳しく解説していきます。

重曹掃除をできない掃除がある

キッチンの素材は各家庭によって異なりますが、以下のような素材が近くにある場合には重曹の使用に注意が必要です。

銅・アルミ・真ちゅう 素材と反応してしまい、表面が黒くなってしまうことがある
接着剤などを使用していない木材部分 黄色く変色してしまうことがある
漆器など 摩擦により表面に傷がつく恐れがある

また、重曹は自然由来の成分で肌に優しい成分ではありますが、長時間触れ続けると肌荒れを起こす可能性もあるので注意しましょう。

敏感肌の方は、なるべくビニールの手袋を着用して掃除した方が良さそうですね。

重曹とクエン酸を混ぜるときは注意する

さまざまな箇所の掃除で役立つ重曹やクエン酸ですが、混ぜて使用するのは止めましょう。

アルカリ性(重曹)と酸性(クエン酸)が混ざり合うことで中和反応が起きて、それぞれのメリットが打ち消されて洗浄効果が落ちてしまいます。

中には「先に重曹をかければ大丈夫」「比率を1:2にすれば効果がある」といった方法も紹介されていますが、発泡するだけであまり効果はありません。

クエン酸と塩素系洗剤を混ぜるのは危険

塩素系洗剤と酸性洗剤は混ぜてはいけない
画像引用元/Lidea

普段の掃除で使用する酸性タイプの洗剤や塩素系洗剤の容器を見ると、上のような記載があります。

酸性洗剤と塩素系洗剤を同時に使用すると、有毒ガスが発生してしまい非常に危険です。

同じ箇所で使用する場合はなるべく別日にして混ざらないようにしましょう。

洗剤に関する事故として「アルミニウム製の容器に業務用洗剤を入れたことによる爆発」も起きていますので、容器の入れ替えも辞めましょう!

市販の洗剤だと長年の頑固な油汚れは落ちにくい

キッチン用洗剤は性質ごとにさまざまな商品が市販されていますが、基本的に普段のお手入れ向けとなります。

長年使用してこびりついた油汚れなどは、なかなか洗剤が浸透しないためきれいに落としきることが難しいと言えるでしょう。

また、物理的に強くこすって汚れを落とそうとする人もいますが、塗装部分に関しては剥がれてしまう恐れがあり、天板も表面が傷つく恐れがあります。

シンクも強くこすり過ぎると、表面のコーティング剤が剥がれてしまい錆の原因となってしまう恐れがあります。

人工大理石はオキシ漬けできない

キッチンに人工大理石が使用されている場合には、オキシクリーンの使用はおすすめしません。

長時間にわたり人工大理石にオキシキーンが付着すると、溶解してしまう恐れがあるからです。

健康的な被害もないので使用厳禁ではないのですが、あくまでも自己責任で行いましょう。

素手で触ってはいけない洗剤がある

市販の洗剤には「界面活性剤」が使用されていることが多く、長時間使用すると肌荒れの原因になります。

ちょっと触れただけですぐに影響がでてしまうわけではないので、過度に心配する必要はありませんが、意識だけするようにしましょう。

特に敏感肌の方はビニール手袋を使用しての掃除をおすすめします。

素手で洗った場合にはなるべくハンドクリーム等で保湿して、肌荒れを防ぎましょう

換気扇を自分で外して掃除するのは難しい

換気扇内部は油汚れが溜まりやすく、大掃除の際には細部まで分解してきれいにしたいと思う方が多いのではないでしょうか。

しかし換気扇の中には複雑なものもあり、鋭利な箇所もあるのでケガしてしまう恐れがあります。

足場も不安定で部品もヌメヌメしていて滑りやすいので注意が必要です。

自分で掃除する場合には、誤って動き出さないように必ず電源を切ってから作業しましょう。

キッチンクリーニングを業者に依頼するメリット

長年キッチンを利用し続けていると、油汚れや水垢が蓄積してしまい自分ではキレイにリセットできないケースもあります。

また、換気扇に関しては自分で分解して掃除するのは大変です。

そこでおすすめするのがキッチン 掃除 業者への依頼であり、依頼することで以下のようなメリットがあります。

キッチン掃除業者に依頼するメリット
  • こびりついたベタベタの油汚れも落とせる
  • 自分では外せない換気扇もクリーニングできる
  • 掃除で失敗してシンクなどを傷つけない
  • 業務用の強力な洗剤で掃除できる

費用も安く、時間の短縮にもなりますので、ぜひメリットを理解した上で業者への依頼も検討してみてください。

こびりついたベタベタの油汚れも落とせる

キッチン掃除業者は、数多くの掃除実績があります。

これまでのノウハウを活かした道具や洗剤も駆使した上で、徹底的に洗浄を行います。

そのため、普段の掃除では取れないような焦げ付きや水垢まできれいに除去できるでしょう。

特に油汚れが酷い魚焼きグリルに関しても、オプションで依頼することもできるので検討してみてください!

自分では外せない換気扇もクリーニングできる

換気扇 掃除 業者は、完全分解洗浄となるため普段掃除できない内側や細かいパーツまできれいにできます。

頑固な汚れが染みついているファンやプロペラなどは専用の洗剤に浸け込んだ上で、独自開発した道具を使用して汚れを除去していきます。

ダスキンでは、別で専用のフィルターも販売しており、定期的に交換することで換気扇の運転効率も上げられます。

養生もしっかりしてくれるので、周りが汚れることもありません!

掃除で失敗してシンクなどを傷つけない

専門業者にキッチン掃除を依頼すると、汚れの種類や材質ごとに洗剤や道具を使い分けます。

効果的な洗剤で汚れを浮かせて効率よく作業を進めていくので、こすり過ぎて材質が傷つくといったリスクもありません。

万が一、破損などのトラブルがあったとしても、損害補償や品質保証があるので安心ですよ!

業務用の強力な洗剤で掃除できる

キッチン掃除業者は、普段の掃除で落とせない汚れまでも除去できるように、専用の洗剤を使用します。

例えば「おそうじ本舗」の場合、過去のノウハウと研究を重ねて自社でオリジナルの専用洗剤も開発しています。

確かな技術と知識、優れたアイテムを組み合わせることで、短時間のうちにキッチン全体がリセットされます。

キッチンクリーニングにおすすめの掃除業者

最後にキッチンクリーニング業者の中でも特に評判の高い3社を紹介していきます。

業者ごとにキッチン掃除の特徴やサービスの魅力について解説していきますので、汚れが取れずに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

おそうじ本舗|こだわり抜いた洗剤と道具を使用

キッチン掃除 おそうじ本舗
画像引用元/おそうじ本舗

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料金 18,150円
サービス内容 ガス台又はIH/壁/棚(表面のみ)/シンク/蛇口/グリル(扉、焼網、皿のみ)/キッチン付属照明/窓(室内側のみ)/天袋
魚焼きグリル サービス内に含まれる(扉、焼き網、皿のみ)
オプション ・換気扇クリーニングセット:¥14,850
・シンク研磨サービス&撥水コート仕上げ:¥4,400
・3.5m以上またはL型:¥5,500
・壁紙染色10㎡以下:¥13,200
・特急便(依頼から3日以内):¥3,300
掃除時間目安 約2.5時間
対応エリア 全国
損害賠償保険
品質保証

※全て税込価格となります

おそうじ本舗では、普段掃除が大変な五徳や受け皿、魚焼きグリルを分解して、調合したオリジナルの専用洗剤に浸け置きします。

浸け置き後には専用のブラシやスポンジを使用して汚れを除去して、キッチン全体をリセットしていきます。

おそうじ本舗 キッチン掃除
画像引用元/おそうじ本舗

シンクや蛇口、排水溝に関しても専用の洗剤を使用して、頑固な水垢やヌメリの除去も可能です。

また、以下のようなオプションも用意されていますので、要望に応じて利用してみましょう。

キッチン掃除オプション
  • 換気扇クリーニングセット:14,850円
  • シンク研磨サービス&撥水コート仕上げ
  • 特急便:3,300円
  • ※全て税込価格です

撥水コート仕上げをすれば、汚れが固着しにくくなるので普段のお手入れも楽になりますよ!

おそうじ本舗のキッチン掃除詳細が気になる方は、公式HPをチェックしてみてください。

東京ガスのハウスクリーニング|掃除範囲が広い!

東京ガスのハウスクリーニング
画像引用元/東京ガスのハウスクリーニング

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料金 19,800円
サービス内容 コンロ/ゴトク/グリル/キッチン天板(調理台)/シンク/水栓/排水口/シンク上の照明器具表面/システムキッチン棚表面(吊戸棚含む)
システムキッチン扉枠(吊戸棚含む)/冷蔵庫表面/オーブン表面(ビルトイン機器の表面)/窓内側/スイッチプレート/壁(クロス面除く)/床/幅木
魚焼きグリル サービス内に含まれる
オプション なし
掃除時間目安 約2時間20分
対応エリア 東京・神奈川・千葉・埼玉
損害賠償保険
品質保証

※全て税込価格となります

東京ガスのハウスクリーニングのキッチン掃除は掃除範囲が非常に広く、キッチン周りの戸棚や冷蔵庫表面、照明器具表面などもサービスに含まれます。

オプションとなることが多い「グリル洗浄」もサービス内に含まれています。

また、グリル洗浄は「食洗器内部・オーブン内部・電子レンジ内部」のいずれかに変更も可能です。

掃除品質に関しても、スタッフ全員が技術研修とマナー研修に合格しているので安心です。

東京ガスのハウスクリーニング・キッチン掃除が気になる方は、公式HPをチェックしてみてください。

ユアマイスター

ユアマイスター キッチン掃除
画像引用元/ユアマイスター

ユアマイスターは、全国の登録業者の中かから条件検索を行い理想の業者を見つけて依頼するサービスです。

料金や作業時間、オプションは業者によって異なりますが、当社でエリアを東京にしてリサーチしたところ、8,800円(税込)が最安値でした。

業者比較できるため、料金を抑えやすく過去に利用した方の口コミを全て確認できますので、初めての方でも安心して依頼できます。

「こだわり条件」では以下のような条件で業者を絞って検索できます。

  • 追加料金一切なし
  • 女性スタッフ作業
  • 駐車場代無料
  • 夜間スタート18時~OK
  • 早朝スタート~9時OK

ユアマイスターで、品質保証と損害補償にも加入しているので安心ですね!

ユアマイスターに登録している、近くの業者が気になる方は、公式HPをチェックしてみてください。

キッチンの掃除に関するよくある質問

最後はキッチン掃除に関するよくある質問3つについて解説していきます。

  • キッチンの掃除に必要なものは何?
  • シンクの掃除には重曹とクエン酸のどっちがおすすめ?
  • キッチンのガス台は何で拭く?

普段のキッチン掃除に活かせる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

キッチンの掃除に必要なものは何?

キッチン掃除に必要なものは以下のようなものがあります。

  • アルカリ性や酸性の洗剤
  • スポンジ
  • ブラシ

この他では、ちょっとした汚れの拭き取りに使えるクリーナーシートなどがあれば便利です。

シンクの掃除には重曹とクエン酸のどっちがおすすめ?

重曹もクエン酸もシンク掃除にはおすすめなのですが、何の汚れを落としたいかで使い分けましょう。

油汚れを落としたい場合には、重曹などのアルカリ性成分が効果的です。

一方で水垢などを落としたい場合には、クエン酸などの酸性成分が効果的となります。

キッチンのガス台は何で拭く?

キッチンのガス台は中性洗剤やアルカリ性洗剤が含まれたクリーナで拭くと汚れを除去しやすくなります。

ちょっとした汚れであれば、キッチンペーパーや柔らかい布で拭きとっても問題ありません。

まとめ

今回はキッチン掃除に関して解説してきました。

箇所ごとに汚れの種類が異なるので効果的な洗剤を選ぶと、効率よく汚れを除去できます。

こびりついた汚れに関しては、セスキ炭酸ソーダやオキシクリーンなどに浸け置きすることで汚れを落としやすくなります。

どうしても自分できれいにできないような汚れがあったり、掃除範囲が広くて大変であったりする方は業者への依頼もおすすめです。

短時間でキッチン全体をキレイにリセットできるでしょう。

今回紹介した業者はキッチン掃除だけでなく、ハウスクリーニング おすすめ業者でもありますので、他の箇所の掃除依頼も可能です。

キッチン・換気扇クリーニング
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