スズメバチの巣の駆除を自分でする方法や注意点を解説!

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スズメバチの巣 駆除

スズメバチは4月~6月くらいから巣作りをはじめ、次第に数を増やしながら巨大になっていきます。

夏から秋にかけては最も活発に活動するため、国内各地でスズメバチによる被害が発生しており、毎年数十の死亡事例もされています。

巨大に成長したスズメバチの巣は駆除業者に依頼するのが一般的ですが、小さなサイズであれば自分で駆除することも可能です。

しかしながら、駆除作業ではスズメバチに刺される可能性もあり、駆除に関する知識がないまま行うのは非常に危険と言えるでしょう。

今回は、スズメバチの巣を自分で駆除する方法について詳しく解説していきます。

この記事でわかること
  • スズメバチの巣を自分で駆除する上で理解しておくべきこと
  • スズメバチの巣を自分で駆除する方法
  • ハチの巣駆除を専門業者に任せた方が良いケース
  • スズメバチの巣を自分で駆除できるおすすめのスプレーや捕獲商品
  • スズメバチの巣を自分で駆除する際の注意点
目次

スズメバチの巣の駆除前に理解しておくべきこと

冒頭で解説した通りスズメバチの被害は国内で多発しており、毎年のように死亡事例も発生しています。

数も少ないし、すぐに逃げれば大丈夫」といった、安易な考えで巣を駆除しようとするのは非常に危険です。

スズメバチの巣を自分で駆除する前には、以下の3つについて理解しておく必要があります。

  • 市販の殺虫剤だけでなく、防護服も必須
  • 自分で除去できるハチの巣には限界がある
  • ハチの巣の駆除には助成金や補助金がある

どうやって防護服を用意すればいいのか、自分で駆除できるハチの巣の判断基準などについて、詳しく解説していきます。

市販の殺虫剤だけでなく、防護服も必須

巨大に成長したスズメバチの巣を、防護服を着た業者スタッフが除去している映像は、誰もが一度テレビなどで見たことがあるはずです。

襲い掛かってくる大量のハチから身を守る上で必須となるアイテムであり、防護服なしで駆除作業を行うのは非常に危険です。

数メートル離れているし走って逃げるから大丈夫」と思う人もいるかもしれませんが、スズメバチは攻撃時に30㎞を超える速さで飛行できます。

数が少ないと油断する人もいますが、駆除作業が始まると巣の中に潜んでいた大量のハチが一斉に攻撃してきます。

スズメバチは毒針も長いため、防護服の着用はもちろん中には厚手の服を着るようにしましょう。

ハチを駆除するための防護服は10,000~60,000円ほどで販売されていますが、自治体によっては無料で貸し出しも行っています。

まずは住んでいるエリアの市役所に相談した上で、貸し出しを行っていない場合は購入ではなくレンタルするのがおすすめです。

防護服を自作する方法も紹介されていますが、動いた際に破れたり隙間ができたりする可能性が高いためおすすめしません。

自分で除去できるハチの巣には限界がある

ハチの巣づくりは女王バチ1匹から始まり、産卵を繰り返すことで次第に数が増えていきます。

大きなものとなると1メートル近くにもなるのですが、どのようなサイズであっても自分で駆除できるわけではありません。

自分で駆除できるスズメバチの巣のサイズは、直径15㎝よりも小さいものだけにしましょう。

15㎝よりも大きな巣になると、駆除しきれないほどのスズメバチが潜んでいる可能性が高いと言えます。

また、駆除作業中に他の場所にいて戻ってくる「戻りバチ」の処置も大変です。

巣の大きさだけでなく、スズメバチの巣が高所や屋根下などにある場合も、駆除業者に任せた方が良いでしょう。

ハチの巣の駆除には助成金や補助金がある

ハチの巣の駆除には助成金や補助金があり、各自治体によって具体的な金額や条件が異なります。

大阪府和泉市の場合
  • 補助金交付対象者:65歳以上の高齢者世帯、身体障がい者
  • 補助金額:駆除費用の3分の2(20,000円が限度)
  • 依頼条件:和泉市が指定した駆除業者であること
東京都西東京市の場合
  • 補助金交付対象箇所:西東京市内の住宅及び敷地
  • 補助金額:10,000円(スズメバチのみ)

この他にも前述した通り、防護服を貸し出している自治体もあり駆除に関する相談も可能です。

まずは住んでいる地域の市役所に相談してみるようにしましょう。

スズメバチの巣を自分で駆除する方法

スズメバチの巣を自分で駆除する方法は複数あり、危険性を下げるコツもあります。

ここでは、スズメバチの巣を自分で駆除するための準備や、工程について詳しく解説していきます。

スズメバチの巣作りを予防できる対策法も解説していきますので、参考にしてみてください。

防護服に着替えで刺されないように準備する

まずはハチの巣を駆除する準備ですが、駆除作業を成功させるために以下の2つを守るようにしましょう。

スズメバチの巣を安全に駆除するためのポイント
  • ハチの巣駆除作業の時間帯は夕方から夜間にする
  • シャワーを浴びてニオイを減らす

ハチは日中の間に外へと飛び出し活発に活動し、夕方くらいになると働きバチも巣に戻ってきます。

夜に駆除作業を行えば全滅させやすく、途中で戻ってきたハチに襲われる危険性も低くなります。

また、雨の日に関してもハチの飛行能力が落ちるため駆除しやすいのですが、スプレーが届きにくいといったデメリットもあるため、注意が必要です。

このような準備を行った上で、防護服に着替えて作業の準備を進めていきます。

ハチはニオイに敏感なので、香水や汗の臭いがあると危険です。なるべくボディソープなどを使わずに、シャワーを浴びてから作業を行うようにしましょう。

スズメバチの巣を駆除する上で準備するものは以下の通りです。

ハチの巣駆除に必要なもの
  • 防護服とハチに使用できる殺虫剤
  • 厚手の手袋
  • 長い棒
  • ゴミ袋と虫取り網
  • 懐中電灯

長い棒は巣に触ることなく落とすために使用し、虫取り網にゴミ袋をかぶせる形にして巣を中に入れます。

スズメバチの巣に殺虫剤を噴射する

準備が整ったら殺虫剤をハチの巣に噴射していきます。

使用する商品にもよりますが、巣から2~3メートル離れた位置から全体に噴射しましょう。

ハチが騒ぎ出すので焦ってしまうかもしれませんが、逃げずに2分くらい噴射し続けます。

ある程度ハチがいなくなったら巣に近づいて、入り口付近から更に中へ向けて殺虫剤を噴射します。

殺虫剤は予想以上に量が必要であるため、使いかけの場合は余分にもう1本用意しておくようにしましょう。

スズメバチの巣を撤去する

飛び回るハチを駆除できた後は巣を回収していきます。

虫取り網にゴミ袋を被せてハチの巣の近くにセットした状態で、長い棒を使用して落とします。

途中で生き残っていたハチが襲ってくる恐れもあるため、殺虫剤は側に置いておきましょう。

巣を回収した後には、戻りハチ対策として巣があった周辺に殺虫剤をまいておくようにします。

駆除して1週間ほどは戻りバチが近くにいるかもしれないため、注意が必要です。

対策・予防に!スズメバチトラップを設置する

スズメバチの巣作りを防げるペットボトルトラップ
画像引用元/名古屋市役所

スズメバチの巣の駆除方法について解説してきましたが、巣ができないに越したことはありません。

スズメバチの巣作り予防対策としては、カルピスや焼酎を使用したペットボトルトラップがおすすめです。

女王バチは4月から5月にかけて巣作りを開始するため、ペットボトルトラップを仕掛けて捕獲することで巣ができるのを予防できます。

ペットボトルトラップの作り方
  1. 誘引剤を混ぜ合わせてペットボトルに入れる
  2. 2L容量のペットボトルの上部に2㎝四方の穴をあける
  3. ペットボトルにフタをして庭や家の周辺の樹木に吊り下げる

誘引剤は「焼酎300ml・お酢100ml・砂糖125g」を混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。

設置場所に関しては、軒下やベランダを避けて直射日光が当たらないように、樹木(仕掛ける高さは2メートルくらい)へと仕掛けましょう。

6月以降は働きバチが集まってきてしまうのでトラップの設置は危険です!4月から5月だけにしましょう。

スズメバチの巣の駆除を業者に任せた方がいいケース

スズメバチの巣の駆除は自分でもできますが、危険が伴うため誰でも簡単に行うのはおすすめしません。

防護服などを正しく着用して行うのであれば、絶対にやってはいけないわけではありませんが、以下のようなケースに限っては駆除業者に任せるようにしましょう。

  • 屋根裏や高い場所に巣がある
  • ハチの毒アレルギーである

この2つの項目を守らずに自分でハチの巣を駆除すると何がいけないのか、詳しく解説していきます。

屋根裏や高い場所に巣がある

スズメバチはあらゆる場所に巣を作るため、屋根裏や外壁の高い場所で巣が発見されることも珍しくありません。

屋根裏は閉鎖的で作業がしづらいだけでなく、何かトラブルが起きた際に逃げ出すことが難しい場所です。

また、徹底的にスズメバチを駆除できなければ、隙間から室内へと侵入してくる恐れがあり危険です。

屋根裏にスズメバチの巣がある場合には、専用器具を用いて徹底駆除を行う業者に任せた方が良いと言えるでしょう。

高い場所の駆除に関しても、ハシゴに乗っている時にパニックを起こしてしまい、落下してケガしてしまうリスクがあり危険です。

ハチの毒アレルギーである

スズメバチは強い毒針を持っており、刺されてしまうと激痛が走るだけでなく大きく腫れあがります。

ハチ毒のアレルギーがある人の場合はより重症化しやすく、嘔吐や呼吸困難といったアナフィラキシーを引き起こす可能性があります。

そのまま症状が悪化してしまうとアナフィラキシーショックを引き起こし、死亡する可能性もゼロではありません。

命に係わることですので、絶対に無理はしないようにしましょう。家族にハチアレルギーを持っている人がいる場合も同様です。

おすすめのスズメバチ駆除スプレーや捕獲商品

スズメバチを駆除する際に「同じ虫だから」と、ハチを対象としていない殺虫剤を使用する人がいますが、殺虫効果が低い可能性があるためおすすめしません。

スズメバチ専用の殺虫剤は、殺虫効果はもちろん噴射能力など駆除のしやすさも考慮して作られています。

ここでは、自分でスズメバチの巣を駆除する場合におすすめの3商品について、特徴を解説していきます。

スプレータイプと捕獲タイプの商品を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ハチの駆除スプレーは薬剤が飛散することがあり、人体になるべく影響がないように作られています。無害というわけではないため、マスクをして直接吸い込まないように注意しましょう。

アース製薬|スズメバチマグナムジェットプロ

おすすめのスズメバチ駆除アイテム スズメバチマグナムジェットプロ
画像引用元/アース製薬

アース製薬のスズメバチマグナムジェットプロは、反撃を阻止する成分が配合されており、危険性を抑えながら駆除することができます。

即効性と致死効果にも優れており、ハチと巣をまるごと駆除できます。

持続成分が配合されているため、万が一ハチが逃げたとしても同じ場所に巣を作らせません。

大量噴射できるバズーカタイプであり、短時間でのスズメバチ駆除が可能です。

スズメバチマグナムジェットプロの価格は1,491円(税込)となります。

フマキラー|カダンハチ超激取れ

おすすめのスズメバチ駆除アイテム カダンハチ超激取れ
画像引用元/フマキラー

カダンハチ超激取れは、誘引液でハチをおびきよせた後にトラップで捕獲するタイプの商品です。

人口樹液と乾燥酵母を加えた強力な誘引液により、大量のハチが捕獲可能です。

使用方法はただ設置するだけであり、誘引液を作ったりするような作業はありません。

カダンハチ超激取れの価格は2個入りで1,110円(税込)となります。

アース製薬|ハチアブマグナムジェット

おすすめのスズメバチ駆除アイテム ハチアブマグナムジェット
画像引用元/アース製薬

ハチアブマグナムジェットも先ほど紹介したスズメバチマグナムジェットプロと同じスプレータイプの商品です。

致死効果や即効性に優れており、高所のハチも駆除できるように最長噴射距離は約12メートルほどとなっています。

スズメバチ以外ではアシナガバチやクマバチといったハチだけでなく、毛虫やカメムシといった害虫にも効果があります。

ハチアブマグナムジェットの価格は1,136円(税込)となります。

スズメバチの巣を自分で駆除する場合の注意点

スズメバチの巣は自分でも駆除することができますが、作業時に注意すべきことがあります。

  • 軽装でハチの巣の駆除を行わない
  • 巣をそのままにしない
  • 戻りバチに注意する
  • スズメバチだけを駆除するのは無意味

4つの注意点について理解しておかなければ、駆除に失敗してしまいハチに刺される可能性が高くなります。

各注意点の具体的な内容について解説していきます。

防護服の中の服装にも注意する

まず1つ目の注意点が防護服の中の服装に関する内容です。

防護服を着用してスズメバチの巣を駆除していたとしても、スズメバチの毒針が防護服の生地を貫通することがあります。

このような場合に暑いからといって中にTシャツしかきていなかった場合、肌に刺さってしまいます。

駆除を行う際にはなるべく厚手の服を着用するようにしましょう。

下半身も同様に、なるべくトレーナのような厚手のズボンを下に着ておくと刺されるリスクがなくなります。

ハチの巣をそのままにしない

スズメバチの巣を駆除する際にやってしまいがちな失敗が「ハチの巣をそのままにしておく」ことです。

ハチを全て駆除できたからと油断していると、巣の中で生き残っていたハチが出てきて攻撃してくる可能性があります。

落ちた巣を回収する際にも、直接触らず棒などを使ってゴミ袋に入れるようにしましょう。

戻りバチに注意する

戻りバチとは、駆除をしている最中に離れたところにいたために生き残ったハチのことです。

戻るはずの巣がなくなっていることに気づいたハチは攻撃的になる可能性があり、戻りバチによる被害も少なくありません。

戻りバチの被害を防ぐためには、駆除した巣やハチの死骸は必ず処分するようにして、巣があった場所にはしっかり殺虫剤を吹きかけましょう。

殺虫剤を吹きかける範囲は、巣があった場所から半径1メートルほどです。

スズメバチだけを駆除するのは無意味

巣がどこにあるのか分からないので、とりあえずとんでいるスズメバチだけを駆除しようとする人もいますが、完全に駆除するのは難しいと言えます。

巣が成長すると働きバチは数百匹にもなるため、ハチだけを駆除するには時間がかかるだけでなく、刺される危険性もあります。

このような場合、無理せず専門業者に相談するようにしましょう。

現地調査と見積もりがセットになっており、無料でお願いできる駆除業者もあります。

ハチの巣を速やかに駆除してくれるおすすめの優良業者

スズメバチの巣は、小さなサイズで駆除しやすい場所にあれば自分でも駆除できますが、大きく成長した巣の場合は専門業者へ相談するようにしましょう。

専門業者へ依頼する場合、以下のような項目を満たしているかをチェックした上で、複数の業者に見積もりを取るのがおすすめです。

ハチの巣駆除業者の選び方
  • 料金が相場内に収まっており、料金の明細も提示してくれる
  • アフターフォローがしっかりしている
  • 出張料や調査料の有無
  • 即日対応や早朝・夜間の作業が可能であるか

ここでは、ハチの巣駆除業者の中でも特に評判の高い3社について、サービスの特徴をわかりやすく解説していきます。

みんなのハチ駆除屋さん|1週間のアフターフォローあり

おすすめのスズメバチの巣の駆除業者 みんなのハチ駆除屋さん
画像引用元/みんなのハチ駆除屋さん
ハチの巣の駆除料金 ・スズメバチ:2,200円~
・ミツバチ:38,500円~
・アシナガバチ:22,000円~
アフターフォロー 駆除後の1週間フォローあり
調査料・出張料 出張料金が必要・要見積もり
早朝・夜間の対応
即日対応
対応エリア 全国

全て税込価格です。

みんなのハチ駆除屋さんは全国の駆除専門業者が加盟しているネットワークであり、これまでの駆除件数は7万件を超えています。

住んでいるエリアを伝えれば最適な駆除業者をすぐに手配してくれるため、即日調査や駆除作業も可能です。

基本料金は2,200円(税込)~と安く、施工後には1週間の再発保証もあるため安心して依頼できます。

出張料金が必要ですので、電話相談時にいくらほどかかるのか確認しておくようにしましょう。

ダスキン|戻りバチ対策までしっかり対応

おすすめのスズメバチの巣の駆除業者 
画像引用元/ダスキン
ハチの巣の駆除料金 ・スズメバチ:49,500円~
・ミツバチ:38,500円~
・アシナガバチ:22,000円~
追加費用 巣が1個追加ごとに以下の料金
・スズメバチ:27,500円~
・ミツバチ:22,000円~
・アシナガバチ:5,500円~
アフターフォロー 戻りバチ対策あり・1週間後に再訪問
調査料・出張料 作業者の駐車料金のみ必要
早朝・夜間の対応 要相談
即日対応 事業所によるため要相談
対応エリア 全国

全て税込価格です。

ダスキンはハウスクリーニングや家事代行といった、住まいに関するサービスを幅広く提供している大手企業です。

害虫駆除の歴史も古く、害虫駆除サービスにおいて世界的なシェアを持つ「ターミニックス」と技術協定を結んでいます。

実際に駆除作業を行うのは社内ライセンス資格を取得したスタッフで、ハチの駆除や巣の除去はもちろん、戻りバチ対策のトラップも設置してもらえます。

駆除作業を行った1週間後にスタッフが再度訪問し、チェックを行いますので安心です。

くらしのマーケット|ネット上で簡単に業者比較ができる

おすすめのスズメバチの巣の駆除業者 くらしのマーケット
画像引用元/くらしのマーケット
ハチの巣の駆除料金 5,000円~
追加費用 登録業者による
アフターフォロー 登録業者による
調査料・出張料 登録業者による
早朝・夜間の対応
即日対応
対応エリア 全国

全て税込価格です。

くらしのマーケットは自社で施工を行っておらず、登録している業者の中から理想の業者を見つけた上で依頼できるサービスです。

ハチの巣駆除を選び住んでいるエリアを選択すれば、依頼可能な業者が表示されますので、各業者の専用ページを見ながら比較を行います。

業者のサービス詳細例
  • ハチの巣1箇所あたり:8,800円~
  • 高所の場合(3m~):3,000円
  • 出張費用・駐車場代:無料

各業者の専用ページでは料金詳細やセールスポイントの他にも、過去に利用した方の口コミが全て確認できます。

駆除業者の表示順は料金の安い順や口コミの多い順で並び替えも可能です!

くらしのマーケットはネット上で簡単に業者比較ができて、評判なども詳しく調べられるため、初めて駆除依頼をするような方におすすめです。

理想の駆除業者がすぐに見つかる!

スズメバチの巣駆除に関するよくある質問

最後はスズメバチの巣駆除に関する3つの質問に答えていきます。

  • 巣にガソリンをかけて焼くことで駆除できる?
  • 駆除業者に依頼した場合の費用相場はいくらくらい?
  • スズメバチの巣を自分で駆除するのは危険?

巣の駆除方法や業者に依頼した場合の費用相場などに関する内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。

ガソリンを入れたコップでハチの巣は駆除できる?

ガソリンとコップを使ったハチの巣駆除の方法
画像引用元/YOUTUBE

最近ティックトックなどで、ガソリンの入ったコップでハチの巣を囲んで除去してしまう動画が注目を集めています。

ハチが次々とコップの底のガソリンに落ちていくため、実際に試してみたという動画が複数投稿されています。

この方法に関しては駆除できるかもしれませんが、おすすめしません。

足場を安定させる必要があり、少しでもコップに隙間ができた場合にハチが出てきてしまいます。

周辺を飛んでいたハチが攻撃してくる可能性もあるため、この方法は避けましょう。

ハチの巣駆除業者に依頼した場合の費用相場はいくらくらい?

ハチの巣駆除業者に依頼した場合の費用相場はハチの種類や巣の大きさなどによって異なります。

ハチの種類ごとの相場と平均駆除費用は以下の通りです。

ハチの種類 駆除費用の相場 駆除費用の平均
スズメバチ 10,000~50,000円 30,000~40,000円
アシナガバチ 4,000~30,000円 20,000~30,000円
ミツバチ 3,000~40,000円 10,000~20,000円

スズメバチは他のハチと比べても攻撃的で危険なため、スズメバチの巣の駆除 料金も高めに設定されています。

ミツバチはそこまで危険ではないものの、閉鎖的な屋根裏や室外機の裏などに巣を作りやすいため、作業が大変で料金が高くなる可能性があります。

スズメバチの巣を自分で駆除するのは危険?

スズメバチの巣を駆除する際には、経験豊富な業者の人であっても刺されてしまうことがあります。

今回紹介した方法で防護服などを正しく着用すれば危険性を下げられますが、絶対に刺されないわけではありません。

そのため、巣が大きかったりハチ毒アレルギーの人が周りにいたりする場合は、専門業者に依頼した方が良いと言えるでしょう。

まとめ

今回はスズメバチの巣駆除を自分でする方法について解説してきました。

スズメバチは非常に攻撃的であり危険であるため、自分で駆除を行う際にはしっかり防護服も着用して行うようにしましょう。

また、ハチの巣が10㎝を超えているような場合には、完全に駆除するのが難しいためおすすめしません。

駆除作業の際には、ハチの巣全体に殺虫剤を噴射してハチを駆除してしまい、最後に巣も除去します。

自分で駆除するのが難しそうな場合には、専門業者に依頼するのがおすすめです。

自治体によっては補助金や助成金により、駆除費用の一部を負担してもらえる地域もあります。

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