ANOVA(アノーバ)は、もともとプロの調理師しかできなかった真空調理を家庭で誰でも簡単にできるように作られた、初めての低温調理器です。
公式ホームページによれば、1億人を超える人たちがANOVAを使っていると言われています。
- 業界をリードする2年保証
- プロフェッショナルなカスタマーサービスチーム
- 100日間の返金保証
- 迅速かつ無料配送
という4つの保証もあり、購入以降のフォローは手厚いです。
本記事では、低温調理器の購入を考えている方のためにANOVA(アノーバ)について以下の4つを紹介します。
- ANOVA(アノーバ)の口コミや評判
- ANOVA(アノーバ)の特徴や値段
- ANOVA(アノーバ)の使い方
- ANOVA(アノーバ)のおすすめレシピ
ぜひ最後まで読んでみてください。
低温調理器ANOVA (アノーバ)とは?
画像引用元/ANOVA公式サイト
ANOVA(アノーバ)は、家庭で手軽に低温調理・真空調理ができる調理器具です。
低温調理とは、焼くよりも低い温度でゆっくり加熱することでうまみを逃がさず、かつ硬くならずに調理できる方法で、主に肉を調理するときに使われます。
ANOVA(アノーバ)の登場により、ローストビーフのようなレストラン級の美味しいお肉料理を家庭で楽しめるようになりました。
ジップロック等に肉を入れて密封し、真空状態で熱を入れていくことから真空調理とも呼ばれます。
低温調理器ANOVA (アノーバ)の特徴や値段
ANOVA(アノーバ)には大きく2つのモデルがあります。
Anova Precision Cooker | Anova Precision Cooker Nano | |
公式サイト価格 | 30,439円 | 22,789円 |
製品サイズ | 78mm x 138mm x 325mm | 78mm x 105mm x 325mm |
重量 | 0.9kg | 0.7kg |
アプリ連携方法 | Wi-Fi | Wi-Fi ※従来モデルはBluetooth |
ワット数 | 1100W | 850W |
対応水量 | 8リットル/分 | 7リットル/分 |
Precision Cookerのほうがサイズが大きく、ワット数も高いのでより多くの食材を一度に低温調理することが可能です。
一方、Precision Cooker Nanoは馬力ではPrecision Cookerに劣りますが、サイズがコンパクトで扱いやすくなっています。
低温調理器ANOVA (アノーバ)のメリット
ANOVA(アノーバ)のメリットは大きく3点あります。
- 家にあるものだけで真空調理できる
- 調理中に鍋から離れることができる
- BluetoothやWi-Fiで遠隔操作ができる
一つずつ解説します。
メリット①:家にあるものだけで真空調理できる
ANOVA(アノーバ)と、あとは
- 密閉できる耐熱袋(ジップロックなど)
- 深めの鍋
があれば、真空調理が可能です。
業務用の大きな器具が必要だったところから、家庭で準備できるものだけで高級レストラン並みの調理を可能にしたのがANOVA(アノーバ)の一番の功績です。
メリット②:調理中に鍋から離れることができる
ANOVA(アノーバ)は設定した時間の間、お湯を指定した温度で一定に保ってくれます。
火を使うものではないため、基本的に時間と温度を設定した後は鍋の前にいる必要がありません。
別の家事をしている間に、ほったらかし調理が可能です。
メリット③:BluetoothやWi-Fiで遠隔操作できる
ANOVA(アノーバ)にはBluetooth対応モデルやWi-Fi対応モデルがあります。
Bluetoothモデルであれば、家で別の部屋からでも操作が可能できるため、準備さえできていればキッチンにわざわざ行く必要がありません。
またWi-Fiモデルであれば、外出先から本体を操作し調理をスタートさせることも可能です。
低温調理器ANOVA (アノーバ)のデメリット
ANOVA(アノーバ)のデメリットとしては、以下が挙げられます。
- 説明書やアプリが日本語対応していない
- 機器がそれなりに大きい
ひとつずつ解説します。
デメリット①:説明書やアプリが日本語対応していない
ANOVA(アノーバ)で使われている言語はすべて英語で、日本語対応していません。
そのため、英語に抵抗がある方は操作に悩む可能性があります。
ただし、料理のプロではなく家庭向けに設計された調理機器なのでそこまで難しい操作はありません。
また手順がそこまで多いわけでもないので、英語が苦手な方でも調べながら操作すれば問題ないケースがほとんどです。
デメリット②:機器がそれなりに大きい
ANOVA(アノーバ)本体は、長さが37cmあります。
ご自宅にスティックタイプのハンドブレンダーがある方は、刃の部分を付けたものとだいたい同じくらいとイメージすると良いでしょう。
引き出しにスッとしまっておけるようなサイズ感ではないため、あまり使用頻度が高くない家庭にとっては「邪魔だな」と感じることがあるかもしれません。
また重量が1kg弱あり、サイズの割に重さがしっかりあります。
足の上などに落とすと結構痛いレベルなので、特に小さなお子さんがいる家庭は注意が必要です。
低温調理器ANOVA (アノーバ)と他社製品で比較した時のメリット・デメリット
ANOVA(アノーバ)が発売された当時は、低温調理器でANOVA(アノーバ)のライバルになるような製品はありませんでした。
ですが今では、ANOVA(アノーバ)と同様に家庭で低温調理を楽しめる製品が他にも発売されています。
ここではANOVA(アノーバ)と他社製品を比較し、メリット・デメリットを解説します。
①低温調理器 アイリスオーヤマと比較したときのメリット・デメリット
国内メーカーの低温調理器の中では比較的知名度が高いのがアイリスオーヤマ製品です。
低温調理器アイリスオーヤマと比較したときのANOVA(アノーバ)のメリット
ANOVA(アノーバ)とアイリスオーヤマ製低温調理器を比較した場合のANOVA(アノーバ)のメリットとしては、以下3点があげられます。
- BluetoothやWi-Fiでのアプリ連携ができる
- 固定方法がネジ式のため安定する
- ワット数が高く大量調理が可能
ワット数が高いとそれだけ多くの水に対しての温度調整が可能になります。
大人数向けに調理したいときや、多めに作って作り置きにしておきたいときなどに高いワット数のものが重宝します。
低温調理器アイリスオーヤマと比較したときのANOVA(アノーバ)のデメリット
ANOVA(アノーバ)とアイリスオーヤマ製低温調理器を比較した場合、ANOVA(アノーバ)のデメリットとしては以下3点があげられます。
- 値段が高い
- 日本語対応していない
- 鍋が深くないと使えない
アイリスオーヤマ製の低温調理器はクリップで鍋に固定するようになっており、最低で深さ10cmの鍋から使用可能です。
それに対しANOVA(アノーバ)は最低で深さ20cmの鍋から使用可能となっており、少量調理にはアイリスオーヤマのほうが向いていることが分かります。
②低温調理器テスコム と比較したときのメリット・デメリット
テスコムの低温調理器は、真空調理ではなく「スマートクッカー」と呼ばれる小さなオーブンのような機械で食材を直接加熱していく仕組みです。
低温調理器テスコムと比較したときのANOVA(アノーバ)のメリット
ANOVA(アノーバ)とテスコム製低温調理器を比較した場合のANOVA(アノーバ)のメリットとしては、以下3点があげられます。
- BluetoothやWi-Fiでのアプリ連携ができる
- 収納場所をとらずにすむ
- 大量調理が可能
テスコム製の低温調理器は小さなオーブンのようなもので、サイズが124mm×306mm×270mmあり場所をとります。
その点、ANOVA(アノーバ)はスティックタイプなのでテスコム製と比べるとコンパクトに収納できます。
またANOVA(アノーバ)は鍋に水を張りスティックを指すタイプなので、鍋の大きさを変えることで調理する量のコントロールが可能です。
一方、テスコム製低温調理器の場合は機械の中に入る分しか調理できないため、大量調理には向かないつくりになっています。
低温調理器テスコムと比較したときのANOVA(アノーバ)のデメリット
ANOVA(アノーバ)とテスコム製低温調理器を比較した場合、ANOVA(アノーバ)のデメリットとしては以下3点があげられます。
- 本体の操作画面が小さい
- 鍋と水が必要
- 食材の正確な温度管理が難しい
テスコム製低温調理器ではジップロック等に入れた食材を直接機械の中に入れて加熱するため、食材の温度を直接計測して管理することができます。
一方、ANOVA(アノーバ)の場合は鍋に水を張ってその中にジップロック等に入れた食材を入れ、スティックタイプの機械で水の温度を管理します。
そのため、ANOVA(アノーバ)では鍋や水が必要になること、また特に大きな塊肉などの調理の場合は食材そのものの温度管理が難しくなる場合があります。
③低温調理器leel と比較した時のメリット・デメリット
低温調理器leelはANOVA(アノーバ)と同じく海外製の低温調理器です。
形状はスティックタイプ、鍋への固定方法はネジ式と、かなりANOVA(アノーバ)と近しいつくりになっています。
低温調理器leelと比較したときのANOVA(アノーバ)のメリット
ANOVA(アノーバ)とleelを比較した場合のANOVA(アノーバ)のメリットとしては、以下3点があげられます。
- 黒×シルバーのシックなデザイン
- BluetoothやWi-Fiでのアプリ連携ができる
- アプリ内で豊富なレシピをチェックできる
ANOVA(アノーバ)の専用アプリには、低温調理器を使って作ることのできるレシピが多数掲載されています。
食材のおいしさを引き出し、今までにチャレンジしたことのないような新しいレシピに挑戦できます。
低温調理器leelと比較したときのANOVA(アノーバ)のデメリット
ANOVA(アノーバ)とleelを比較した場合、ANOVA(アノーバ)のデメリットとしては以下3点があげられます。
- 説明書やレシピがすべて日本語対応されていない
- 調理音が大きい
- ワット数が若干低い
ANOVA(アノーバ)とleelはそこまで大きな違いがなく、したがってデメリットも少ないのですが、あえてあげるとすれば上記3点になります。
leelはそれ以前に販売されていたスティックタイプの低温調理器と比べて静音設計になっています。
ANOVA(アノーバ)の調理音はそこまで大きくはありませんが、leelと比べると「調理しているな」とわかるほどの音に感じられるでしょう。
また、ワット数ではANOVA(アノーバ)が1000Wに対しleelが1100Wとなっており、ともに大量調理に向いてはいますがleelのほうがより強力と言えます。
④低温調理器yorano と比較した時のメリット・デメリット
yoranoもANOVA(アノーバ)と同様、海外製の低温調理器です。
低温調理器leelと比較したときのANOVA(アノーバ)のメリット
ANOVA(アノーバ)とyoranoを比較した場合のANOVA(アノーバ)のメリットとしては、以下3点があげられます。
- BluetoothやWi-Fiでのアプリ連携ができる
- ネジ式固定のため安定しやすい
- 重量が比較的軽い
重量はANOVA(アノーバ)のハイクラスモデルで1.2kgなのに対し、leelはラージモデルで1.6kgあります。
ANOVA(アノーバ)も比較的重量がしっかりあるようですが、yoranoはさらに重くなっています。
低温調理器yoranoと比較したときのANOVA(アノーバ)のデメリット
ANOVA(アノーバ)とyoranoを比較した場合、ANOVA(アノーバ)のデメリットとしては以下3点があげられます。
- 値段が高い
- 比較的浅めの鍋に設置できない
- タイマー機能がない
yoranoは鍋への固定がクリップ式となっており、比較的浅めの鍋への設置が可能です。安定感はネジ式には劣りますが、少量調理したい場合などにクリップ式は便利です。
またyoranoにはタイマー機能があり、事前に準備しておいて食事の一時間前から調理スタート、といったことが可能です。
ANOVA(アノーバ)にはタイマー機能はありませんが、BluetoothやWi-Fiでアプリ連携機能を活用すれば決めた時間に調理をスタートさせられます。
低温調理器ANOVA (アノーバ)の良い口コミ
今回当サイトの独自アンケート調査により実際にANOVA(アノーバ)を利用している方の良い口コミと悪い口コミをそれぞれ集めました。
まずANOVA(アノーバ)の良い口コミとしては、次のようなものがありました。
- 簡単に美味しい料理ができる
- ほったらかし調理が可能
- メニューの幅が増えた
一つずつ紹介します。
①美味しい料理が簡単にできる
数ある口コミの中で、一番多くみられたのは「おいしい料理が簡単にできる」という内容でした。
アノーバ最高すぎる。肉が油なしで柔らかく仕上がるのがとても嬉しい!
かよさん 30代(ライフゲット独自アンケート調査結果より)
使い方が簡単でユーザーフレンドリーです。
火も使わずに料理が作れ、しかもとても楽。肉料理などお薦めです。
Blueさん 40代(ライフゲット独自アンケート調査結果より)
シーラーとは、ビニールの口を密封する機械のことで、ジップロックの機械版といったところです。
ANOVA(アノーバ)で調理したお肉は、予想以上のおいしさであるということが口コミから伝わってきます。
②ほったらかし調理が可能
ANOVA(アノーバ)のおかげで、鍋の前でずっと監視していなくても良くなったという口コミがありました。
anovaの低温調理器、ほったらかしでローストビーフとかサラダチキン作れます。
手抜きで食のレベル上げれるんでおすすめです!
Blueさん 40代(ライフゲット独自アンケート調査結果より)
ほったらかしでできるので楽ちんです これで毎週サラダチキンを作ってます。
かましさん 30代(ライフゲット独自アンケート調査結果より)
真空調理は低温で時間をかけて具材に火を通すため、調理時間が長くなる傾向があります。
その間、ずっと鍋につきっきりではなく放置できるのは、とても助かります。
③メニューの幅が増えた
ANOVA(アノーバ)を利用して「メニューの幅が増えた」といった口コミも見つかりました。
使いやすくて調理時間の短縮になったりしたことと、低温調理なのでメニューの幅が増やせたりしたことがよかったです。
kayamaさん 30代(ライフゲット独自アンケート調査結果より)
調理時間が時短になったことで、より多くの品数を増やすことができ、低温調理器でしかつくれないメニューを増やすことができたとの口コミも多数ありました。
低温調理器ANOVA (アノーバ)の悪い口コミ
続いては、Anova(アノーバ)の悪い口コミを紹介します。
具体的には次のようなものがありました。
- 海外製品なので扱いづらい
- 上手くいかない食材もある
一つずつ紹介します。
①海外製品なので扱いづらい
説明書やアプリが英語しか対応しておらず、またコンセントも海外用になっているなど海外製品ならではの口コミがありました。
簡単ですが、時間がかかるのが欠点ですね。スロークッカーはアメリカなどではよく使われてるようですが、日本では馴染まないかもです。あと海外製品なので慣れるまで使いにくいかもしれません。
kayamaさん 30代(ライフゲット独自アンケート調査結果より)
Anova(アノーバ)は100日間の返金保証や2年保証などがついていますが、いざ交換となるとちょっと手間かもしれません。
②上手くいかない食材もあった
ANOVA(アノーバ)は低温調理であるため、食材との相性から美味しくできないケースもあります。
たまに食材によって低温調理になるので中々うまくいかない食材などがあったりするのでその辺りも調理できればいいなと感じました。
bluemyさん 40代(ライフゲット独自アンケート調査結果より)
デメリットといえるほどの悪い口コミはないですが、低温調理器ならではの使いづらさはありますので、少しずつ慣れていく必要があるでしょう。
低温調理器ANOVA (アノーバ)を購入するのにおすすめな人
さまざまなメーカーから低温調理器が発売されている中で、ANOVA(アノーバ)を購入するのにおすすめな人を挙げていきます。
- あまり頻繁にキッチンに立てない人
- 一度に多くの具材を調理したい人
- 手厚いサポートを期待する人
一つずつ具体的に解説します。
①あまり頻繁にキッチンに立てない人
ANOVA(アノーバ)の一番のウリは、なんといってもBluetoothやWi-Fiでのアプリ連携です。
普段、仕事がいそがしく家でゆっくり食事の支度ができない方には、Wi-Fi機能付きのANOVA(アノーバ)が特におすすめです。
朝のうちに食材をセットしておき、帰り道でアプリより調理スタートしておけば帰宅する頃には美味しいおかずが完成しています。
アプリには食材ごとにレシピが多数掲載されており、好きなレシピを選べば温度や加熱時間の設定が自動で行えるので大変便利です。
②一度に多くの具材を調理したい人
ANOVA(アノーバ)は1100Wと比較的高い馬力を持っているので、大きな寸胴鍋などで一度に大量の具材を調理するのに向いています。
例えば家に人を招いてパーティするのが好きな人や家族が多く一度に多くの具材を調理する必要がある人などにピッタリです。
作り置きももちろん可能ですが、高温調理と比べて低温調理は殺菌面では効果が若干落ちますので、早めの消費を心がけましょう。
③手厚いサポートを期待する人
ANOVA(アノーバ)は100日間の返金保証や、製品の2年保証がついています。
他社製品では保証が1年しかついていなかったり、壊れたら新しく買い直す以外に方法がなかったりする中、ANOVA(アノーバ)はサポートが充実しています。
故障や部品交換などに応じてもらえるので、手厚いサポートで長く使い続けたい方におすすめです。
低温調理器ANOVA (アノーバ)の使い方
ANOVA(アノーバ)の使い方はとてもシンプルです。
本体の画面から直接操作する方法と、アプリから操作する方法でやり方が若干異なります。
アプリ連携の場合、事前にセットアップ作業が必要になりますが、アプリに登録されているレシピを使えば加熱する温度や時間で失敗することが減るので、特に初心者におすすめです。
ここでは、スマホアプリを使ってのANOVA(アノーバ)の使い方を紹介します。
- 本体とスマホアプリを接続する
- 鍋に水を張りAnova(アノーバ)をセットする
- アプリで料理名を選びセットする
- 食材を準備する
- 食材を鍋にセットする
- 仕上がりを待つ
一つずつ解説します。
STEP①本体とスマホアプリを接続する
ANOVA(アノーバ)のアプリをダウンロードすると、接続ガイドが表示されます。
表示のとおりに作業を進めると、簡単に接続が可能です。
STEP②鍋に水を張りANOVA(アノーバ)をセットする
深めの鍋に水を張り、ANOVA(アノーバ)をネジで鍋に固定します。
具材がしっかり水に浸かる用、ある程度多めの水がベターです。
STEP③アプリで料理名を選びセットする
ANOVA(アノーバ)の専用アプリは、登録されているレシピ量が大変豊富です。
具材に合わせたレシピを選びセットすると、設定温度と設定時間が表示されます。
設定ボタンを押下すると、お湯の温度を設定温度まで上げるプレヒーティングがスタートします。
STEP④食材を準備する
食材をジップロック等の密封できる袋に入れて封をします。
いったんボウル等に水を張り、その中に漬けて空気を抜いてから封をすると袋の中を真空にすることができます。
STEP⑤食材を鍋にセットする
プレヒーティングが完了したらANOVA(アノーバ)からアラーム音が鳴るので、鍋に具材の袋を沈めます。
袋の上からお皿などをかぶせ、水面に浮いてこないようにするとより上手に加熱できます。
STEP⑥仕上がりを待つ
設定した時間が過ぎ、アプリ通知が表示されれば調理は完了です。
ANOVA(アノーバ)は保温モードに切り替わります。
手動での設定方法
本体で直接する場合は、まず筒部分の上部にあるスクロールボタンを使って温度を設定します。
温度を設定したらスタートボタンを押下すれば、加熱が開始されます。
手動操作の場合は時間設定ができないため、加熱を終了したいタイミングになったらストップボタンを押下し調理を終了させましょう。
低温調理器ANOVA (アノーバ)でつくるおすすめレシピ
ANOVA(アノーバ)の公式サイトには、実際にAnova(アノーバ)を使ったレシピが多数投稿されています。
その中から、簡単かつ評価の高いものをおすすめレシピとして紹介します。
①牛かたまり肉のロースト
画像引用元/ANOVA公式サイト
ANOVA(アノーバ)公式サイトに投稿されているレシピの中でも、手順が簡単で高評価を得ているレシピです。
肩まわりの硬い部位でも、30時間の真空調理でかなり柔らかく仕上がります。
調理手順は次のとおりです。
- ANOVA(アノーバ)を57.2℃に設定する
- 塩コショウで味付けした牛かたまり肉を密封袋に入れて30時間低温加熱する
- 牛かたまり肉を袋から取り出し、クッキングペーパーで水分を拭き取る
- フライパンを強火で熱し、両面を1分ずつ焼く
- スライスして皿に盛りつける
加熱時間は30時間とかなり長くかかりますが、しっとりホロホロの美味しいローストビーフができます。
②豚ロースのハーブ焼き
画像引用元/ANOVA公式サイト
こちらは豚ロースのレシピです。
ANOVA(アノーバ)のレシピ投稿の中ではかなり高評価のレシピです。
- ANOVA(アノーバ)を57.0℃に設定する
- 塩コショウをした豚ロースに刻んだフレッシュバジル大さじ1を塗り、密封袋に入れて2時間低温加熱する
- フライパンにバター大さじ2を入れて熱し、温まったら袋の中身をそのままフライパンに注ぎ入れる
- フライパンのバターをスプーンで肉にかけるようにしながら、両面がきつね色になるまで1~2分焼く。
- 焼き色がついたら肉をフライパンからおろし、5分ほど休ませる
- 肉をスライスし、お好きなハーブと塩コショウを添える
こちらは低温調理での加熱時間が2時間と比較的早く出来上がります。
ハーブの風味が食欲をそそる一品です。
③サーモンのソース添え
低温調理と聞くと肉料理のイメージが強いですが、魚料理にも活用できます。
- ANOVA(アノーバ)を50.0℃に設定する
- 塩コショウで味付けしたサーモンを密封袋に入れ、30分低温加熱する
- お好きなソースを準備する
- サーモンの加熱が終わったら、袋から取り出して皮を取り除き、ソースをかける
脂ののったサーモンは、低温調理するととてもジューシーに仕上がります。
さっぱりしたソースとの相性も抜群です。
④よだれ鶏
画像引用元/ANOVA公式サイト
「よだれが出るほど美味しい」と言われることからよだれ鶏と呼ばれるようになった、鶏肉料理です。
高温加熱すると硬くなってしまいがちな鶏むね肉も、低温加熱ならしっとり柔らかくなります。
- ANOVA(アノーバ)を68.3℃に設定する
- 塩コショウした鶏むね肉を密封袋に入れ、2時間低温加熱する
- 加熱中にタレを準備する
- 袋から出してスライスし、タレをかける
加熱後すぐに食べても美味しいですし、また少し冷やしてからでも美味しく食べられます。
低温調理器ANOVA (アノーバ)のよく聞かれる質問
ANOVA(アノーバ)に関してよく聞かれる質問について解説します。
①低温調理器ANOVA(アノーバ)は他社製品と比べてコスパはどうか
ANOVA(アノーバ)は、現在の低温調理器ラインナップの中では何方かというと値段が高めです。
その分、ワット数が高くて馬力があること、また100日返金保証や2年保証もあります。
値段は少し高くても、その分大量調理に向いておりサポートも充実しているので、長い目で見るとコスパの良い製品と言えます。
②低温調理器ANOVA (アノーバ)はひとり暮らしに向いているのか
ANOVA(アノーバ)は深さ20cm以上の鍋で使用する必要があります。
また7cm以上の高さまで水を張る必要があり、少量調理には向かない作りになっています。
そのため、ひとり暮らしでかつ食事を一食ごとに作りたい方にはANOVA(アノーバ)は向いていません。
複数食材を別々の密封袋に入れればまとめて一度で調理できるので、ひとり暮らしでも作り置きで料理の手間を省きたい方にはおすすめできます。
③低温調理器ANOVA (アノーバ)で起きる故障やエラーとは
例えば、以下の口コミのようなエラーが起こり得ます。
うとうとしてたら、anova 止まってる、、 蒸気で水飛びすぎて、エラーを起こしてた模様。連続で使いっぱなしにするとそういう問題が出るのか、、 当たり前っちゃ当たり前だけど。なんだか理科の時間みたいだな。
引用元:Twitter
低温とはいえ水を温めているため、調理中は水分が蒸発して水位が下がっていきます。
水位が下がりすぎるとANOVA(アノーバ)が水から出てしまうため、エラーとなってしまいます。
低温調理時は十分な水で調理を行うこと、また長時間の場合は鍋に蓋をするなど蒸気を逃がさない工夫をすることでエラーを回避できそうです。
また、水蒸気がANOVA(アノーバ)本体に当たりすぎると水温センサーが誤作動するという口コミもあります。
これ湿気の がマシンに当たらないようにしないといけないっす。湿気当たり続けたら、アノーバのセンサー狂って水温がおかしくなる故障になったことある。湿気が当たらなければ大丈夫です
引用元:Twitter
水温センサーが誤作動すると、温度を一定に保つことができず水が沸騰状態になってしまうこともあります。
せっかくの低温調理が低温でなくなってしまうため、こちらも注意しましょう。
これらのエラーは調理状態が正常でないために起こるので、出るべくして出るエラーと言えますが、稀に機器の不具合でエラーが出ることもあります。
その場合は、メーカーで二年保証がついていますので、こちらを活用されると良いでしょう。