北海道の注文住宅の相場を徹底解説!安いローコストハウスを建築するコツも

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北海道で注文住宅を建てる場合、エリアとハウスメーカーの選定が重要です。

なぜなら、北海道は東北全域よりも面積が広く、エリアによっては不便な生活となってしまうこともあるからです。

また、非常に寒い地域でもあるため、寒さに強い注文住宅を建てられるハウスメーカーを選ぶことも重要なポイントです。

そこで、この記事では北海道の注文住宅について、土地の相場とおすすめハウスメーカーを解説します。

目次

北海道の注文住宅の相場

北海道で注文住宅を建てる際には、建物価格と土地価格に分けて相場を知ることが重要です。

なぜなら、北海道はエリアによって土地の相場が大きく変わるからです。

たとえば、札幌市中央区では坪単価が78.3万円となる一方、苫小牧市では5.9万円となります。

このように、建築するエリアの土地相場に合わせて、総予算をイメージする必要があります。

また、建物についてもハウスメーカーによって坪単価が変わるため、複数のハウスメーカーを検討した上で、理想の注文住宅を建てるための費用を把握しましょう。

北海道の土地相場

SUUMOで公開されているデータによると、北海道で物件公開が多い5都市では、土地の坪単価は次のようになりました。

都市名 公開件数(件) 土地の坪単価
(万円/坪単価)
札幌市北区 391 32.6
札幌市西区 262 40.0
札幌市東区 228 38.7
江別市 210 21.9
札幌市豊平区 206 44.1

上記のように、北海道では多くの土地が札幌市内で公開されており、坪単価の相場は30万円~40万円であることが分かるため、北海道で土地を捜索する際の参考にしましょう。

新築の上物はハウスメーカーによる

SUUMOで坪単価を公表しているハウスメーカーの中で、後述するおすすめハウスメーカーの坪単価は、次のようになりました。

ハウスメーカー 坪単価(万円/坪)
イワクラホーム 60~70
ロゴスホーム 70~75
アーキテックプランニング 55~65
豊栄建設 62.8~69
住友不動産 60~100
三井ホーム北海道 60~100

上記によると、ハウスメーカーの中でも坪単価にばらつきはあるものの、ローコスト住宅であれば55万円~75万円、大手ハウスメーカーでは60万円~100万円となることが分かりましあ。

このように、選ぶハウスメーカーと商品によって、建物価格が変わることを知っておきましょう。

北海道で注文住宅が建てられるおすすめハウスメーカーと相場

北海道では多くのハウスメーカーが注文住宅を供給していますが、この章ではおすすめハウスメーカーを8社、紹介します。

これからハウスメーカーを選ぶ際の参考にしてください。

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屋号 特徴 資本金 坪単価 従業員数
イワクラホーム 一貫した自主管理生産 2億円 60~70 非公開
ロゴスホーム 北海道着工棟数No1 3,000万円 70~75 266名
アーキテック
プランニング
充実したHP情報 1,000万円 55~65 60名
SUDOホーム北海道 木造とRC造を供給する、創業100年の会社 5,000万円 非公開 74名
豊栄建設 札幌市住宅建築確認

申請数No1

1億円 62.8~69 108名
住友不動産 国内随一の
大手ハウスメーカー
1228.05億円 60~100 12,957名
三井ホーム北海道 2×6ウォールによる

超高断熱化住宅

1億円 60~100 61名
北王 注文住宅+企画型住宅 1,000万円 非公開 71名

イワクラホーム

商号 イワクラホーム株式会社
資本金 2億円
坪単価(万円/坪) 60~70
従業員数 非公開
特徴 一貫した自主管理生産

イワクラホームは1邸ごとに違う仕様に対応するため、全ての工程を自主管理生産しています。

これによりどの注文住宅であっても一定の品質を維持することができ、オーナーも安心して依頼することができるでしょう。

また、注文住宅だけでなく、土地情報も多く取り扱っている会社でもあります。

ロゴスホーム

商号 株式会社ロゴスホーム
資本金 3,000万円
坪単価(万円/坪) 70~75
従業員数 266名
特徴 北海道着工棟数No1

北海道で最も寒い十勝地方で、半袖でいられるほど暖かい高性能住宅を供給しているのが、ロゴスホームですが、品質だけでなく適正価格という点にもこだわりを持っています。

また、北海道着工棟数で1位という実績もあり、「品質」と「価格」を両立したい人にとっては、ロゴスホームはおすすめの注文住宅といえます。

アーキテックプランニング

商号 株式会社アーキテックプランニング
資本金 1,000万円
坪単価(万円/坪) 55~65
従業員数 60名
特徴 充実したHP情報

株式会社アーキテックプランニングは北海道と九州で事業展開している会社ですが、HP上の情報量はハウスメーカーの中でも群を抜いているといえます。

HPではコンセプトや仕様・設備についての説明以外にも、参考プラン・価格や家づくりのスケジュールなど、オーナーが知りたい情報が分かりやすく掲載されています。

特に、クレーム内容を公開しているハウスメーカーはアーキテックプランニング以外にはなく、具体的な補修内容も公開されていることから、納得のいく対応をしてくれるハウスメーカーといえるでしょう。

SUDOホーム北海道

商号 須藤建設 株式会社
資本金 5,000万円
坪単価(万円/坪) 非公開
従業員数 74名(役職員数)
特徴 木造とRC造を供給する、創業100年の会社

結露が多い北海道の気候では、気密性が低い木造住宅だと快適な暮らしができないことがあります。

そこで、SUDOホーム北海道はRC住宅を供給し、その後RC住宅のノウハウを集結した高気密高断熱の木造住宅を供給できるようになりました。

このような企業努力は創業から100年間、市場から指示される基礎となっており、注文住宅の建築を安心して任せられるハウスメーカーといえます。

豊栄建設


画像提供元/豊栄建設公式サイト
商号 豊栄建設
資本金 1億円
坪単価(万円/坪) 62.8~69
従業員数 108名
特徴 札幌市住宅建築確認申請数No1

豊栄建設は札幌市内で住宅の建築確認申請を提出した件数は1位となっており、札幌市でもっとも着工棟数が多いハウスメーカーです。

また、これ以外にも「札幌でおすすめの注文住宅建設会社」、「札幌の注文住宅口コミ人気」、「札幌で20代・30代が建てたい注文住宅」という部門でも全て1位となっており、札幌市で家を建てる際には検討すべきハウスメーカーといえるでしょう。

住友不動産

商号 住友不動産株式会社
資本金 1,228憶5百万
坪単価(万円/坪) 60~100
従業員数 12,957名
特徴 国内随一の大手ハウスメーカー

財閥系の大手ハウスメーカーである住友不動産も、北海道で注文住宅を供給しています。

大手ならではの安心感が非常に強く、保証期間も60年と業界最長であることから、「安心できるハウスメーカー」を選びたい人にとっては、大きなメリットがるハウスメーカーとなるでしょう。

三井ホーム北海道

商号 三井ホーム北海道株式会社
資本金 1億円
坪単価(万円/坪) 60~100
従業員数 61名
特徴 2×6ウォールによる超高断熱化住宅

三井ホームは2×4住宅として有名ですが、北海道は日本でも有数の寒冷地となるため、2×6ウォールによる超高断熱化住宅を供給しています。

この住宅は従来の約1.6倍となる断熱材を使用することで、寒冷地であっても外気の侵入を防ぐことができます。

その結果、厳冬でも安心して暮らすことができる家となり、北海道の気候にマッチした注文住宅といえるでしょう。

北王


画像提供元/北王公式サイト
商号 株式会社北王
資本金 1,000万円
坪単価(万円/坪) 非公開
従業員数 71名
特徴 注文住宅+企画型住宅

注文住宅にはフルオーダー住宅とセミオーダー住宅があり、北王はどちらも選択できる商品ラインナップとなっています。

そのため、予算と自由設計のバランスを見ながら商品を選択することができ、理想の注文住宅をイメージしながら家づくりを進めることができるでしょう。

北海道の土地の相場は上昇傾向

北海道の土地相場は上昇傾向にありますが、どのような理由からでしょうか。

この章では、国土交通省が公開している土地総合情報システム北海道庁のデータをベースに、北海道の相場が上昇している理由について、解説します。

住宅地の地価上昇

札幌市では固定資産税の評価額を算出する地価が上昇しており、2019年では平均値78,697円/㎡だったのが、2023年には130,389円/㎡と約1.65倍になりました。

これは、札幌市内で住宅地としての取引が活発になっていることを表しており、その結果土地の相場が上昇する要因となっています。

商業地の地価上昇

札幌市は住宅地だけでなく、商業地の地価も上昇しており、2019年から2023年にかけて219,359円/㎡から305,783円/㎡まで上昇しました。

このことからも、住宅地だけでなくオフィスビルや商業施設なども活発に流通していることが分かり、札幌市が好景気であることが分かります。

主要都市の人口増加

前述した地価の上昇を支える背景として、札幌市内の人口増加が挙げられるでしょう。

令和2年時点での札幌市人口は約197万人となっており、これは北海道全人口の約38%となります。

そして、札幌市は継続的に人口が増加していることから住宅地や商業地の地価が上昇し、その結果土地相場が上昇する要因となっていると思われます。

北海道の注文住宅の人気エリアと建築事例

寒冷地である北海道では、どのような建築事例があるのでしょうか。

また、人気のエリアについても事前に知っておきましょう。

-30℃の真冬も床暖房で快適


画像提供元/SUUMO公式サイト

本体価格:2,498万円
延床面積:136.36㎡(41.2坪)

-30℃を超える極寒の地でも、断熱性能が高いこの家に入ると半袖、半ズボンで過ごせるほど快適な環境になります。

また、断熱性能だけでなくシンプルモダンな雰囲気やスケルトン階段、アール壁などこだわりを詰め込んだ注文住宅となっています。

ニセコの大自然に溶け込み眺望にこだわった”Happy”な木の家


画像提供元/SUUMO公式サイト

本体価格:2,350万円
延床面積:118.82㎡(35.9坪)

このオーナーは羊蹄山が一望できるニセコに家を建てたいと思い、注文住宅を検討したようです。

2階からの眺望を最大限活かす間取りにこだわり、さらに家と自然が溶け込むような外観に仕上がっています。

このように、大自然との調和を活かした注文住宅が建てられるのが、北海道の魅力ともいえるでしょう。

人気エリア

SUUMOの物件公開数が多いのは札幌市の北区、西区、東区となりますが、坪単価を20万円前後まで抑えられるという意味で、北広島市や千歳市、恵庭市も人気のエリアとなっています。

そのため、エリア選定は何を重視するのかを、事前に決めておくことが重要といえるでしょう。

北海道の注文住宅で詳細な相場が分かる無料サービス

注文住宅を建てる際には土地だけでなく、建物の相場も調べることが重要ですが、調べ方が分からないという人も多いです。

そこで、この章では北海道で注文住宅を建てる際に、詳細な相場が分かる無料サービスについて、解説します。

LIFULL HOME’Sの資料請求

LIFULL HOME’Sは建設予定地を選択するだけで、おすすめのハウスメーカーカタログを一括請求することができ、効率良くハウスメーカー選定をすることができます。

また、資金計画や家づくりの注意事項についてもアドバイザーに相談することができるため、家づくりを一から学びたい人におすすめのサービスといえるでしょう。

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HOME4Uがサービス提供する「家づくりのとびら」では、アドバイザーとオンラインで面談することができ、ハウスメーカー選びや土地探し、資金計画の立て方などを相談することができます。

このことからも、家づくり全般の情報収集と流れを知りたい人は、家づくりのとびらを利用してみましょう。

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タウンライフ家づくり

タウンライフのサービスに「家づくり計画書」があり、建てたい間取りや大きさ、予算などをチャットボットに入力するだけで複数のハウスメーカーを選定してくれます。

また、入力作業時間も3分と非常に短いため、仕事の休憩時間でも依頼することができるという特徴があります。

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北海道の注文住宅相場まとめ

北海道は近年、人口増加と地価上昇によって注文住宅を建てる人が増えています。

その中でも札幌市は人気のエリアとなっており、多くのハウスメーカーが注文住宅を供給しています。

そのため、北海道で注文住宅を建てる際には、まずハウスメーカーの特徴を把握し、イメージする理想の家に近いメーカーから優先的に検討しましょう。

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