不動産一括査定サイトのおすすめ比較ランキング!注意点やデメリットがないかも徹底解説!

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不動産一括査定サイトとは売主が不動産売却を検討する際に利用するサイトのことで、査定額を容易に調べることができます。

サイトには複数の不動産会社が登録しており、売主は査定地の情報を入力することで各不動産会社に同時に不動産査定を依頼できるという仕組みです。

多くの売主が日々利用している不動産一括査定サイトですが、どのサイトを使えば良いのか分からないという売主も多いでしょう。

そこで、この記事では不動産一括査定サイトをランキング形式で比較し、特徴を解説します。

不動産一括査定

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目次

不動産の一括査定サイトおすすめ比較ランキング

不動産一括査定サイトのおすすめ比較ランキングは次のようになります。

▽横にスクロール可能です▽

第1位 第2位 第3位 第4位 第5位 第6位 第7位 第8位 第9位
サービス名 HOME4U すまいValue SUUMO売却査定 イエウール おうちクラベル ライフルホームズ リビンマッチ RE-Guide マンションナビ
提携会社数 2,100社 875店舗 非公開 2,000社以上 1,673社 3,841社 約1,700社 900社以上 2,500店舗
同時査定数 最大6社 最大6社 最大10社 最大6社 非公開 最大10社 最大6社 最大10社 売買6社
賃貸3社
おすすめポイント
  • 大手と地域密着型の不動産会社で比較が可能
  • 株式会社NTTデータ・スマートソーシングの大手の運営で安心
  • 相談無料の電話受付がある
  • 大手6社の合同運営
  • 大手ならではの販売力と実績が豊富
  • 豊富な経験からなる知識や対応力が充実
  • 一括査定時の入力項目が少なめで簡単
  • 大手不動産ポータルサイトの運営で安心
  • エリアによっては最大10社まで一括査定が可能
  • 厳選された2000社以上から査定を受けられる
  • 月間2万人を超える利用者数
  • 簡単シミュレーションもできる
  • AI査定が利用可能
  • 早期売却の評判が良い
  • 特典としてAmazonギフト券プレゼント
  • 業界トップクラスの不動産会社提携数
  • 大手不動産ポータルサイトの運営で安心
  • プライスマップでマンションんの相場はすぐにわかる
  • 様々な物件種別の相場を調べられる
  • 簡単45秒で入力完了
  • 任意売却やリノベなど不動産関連情報多数
  • 地方の物件も査定可能なことが多い
  • Yahoo!から引き継ぎで情報入力が可能
  • 長い運営歴と最大10社への査定が魅力
  • マンション専門の一括査定サイト
  • 売買と賃貸の査定を同時にできる
  • 無料で様々なツールを利用可能
公式サイト https://www.home4u.jp/sell/ https://sumai-value.jp/ https://suumo.jp/baikyaku/ https://ieul.jp/ https://realestate-od.jp/assessment/ https://www.homes.co.jp/satei/ https://www.lvnmatch.jp/sell/ https://www.re-guide.jp/assess/ https://t23m-navi.jp/

それぞれの会社にどのような特徴があるのかを、次章から解説していきます。

【第1位】HOME4U

不動産一括査定のHOME4U
画像提供元/HOME4U
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 2,100社(2023年2月時点)
査定対象物件種別 戸建、土地、マンション(部屋/1棟)、アパート1棟、ビル(部屋/1棟)、店舗・事務所・倉庫
おすすめポイント ・大手NTTグループが運営

・厳選された不動産会社が登録されている

当サイトで不動産査定一括サイトでもっともおすすめしているのがHOME4Uです。

その理由として大手NTTグループが運営しているという安心感もありますが、不動産会社を厳選しているという点が大きいです。

実際に提携申請をした場合でも多くのチェック項目をクリアする必要があり、過去に業務停止や宅建業法違反がある場合は提携できないこともあります。

不動産の売却が成功するかどうかは不動産会社の活動内容に影響する場合が多いですが、多くの業者から売主が良い不動産会社を選択するのには非常に工数がかかります。

つまり、不動産会社を厳選しているHOME4Uを利用することで、査定だけでなく次のステップにある「売却」も安心して任せられる不動産会社と出会えることになります。

そのため、不動産売却で失敗したくない場合はHOME4Uを選びましょう。

HOME4Uの口コミ・評判

HOME4Uの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

必要事項を入力するだけで各不動産会社に査定依頼できた点については満足しています。

トップページのデザインがシンプルで入力の操作性が高いです。不動産種別も細かく選択できるため、目的が明確になっている人にはおすすめです。

電話がしつこいです。仕事中に何度もかかってくるのと、担当者の当たり外れが大きいという印象を受けました。

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【第2位】すまいValue

すまいValue画像提供元/すまいValue
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 875店舗
査定対象物件種別 戸建、土地、マンション(部屋/1棟)、アパート1棟、ビル(部屋/1棟)
おすすめポイント ・大手6社が運営

・全国で875店舗対応

すまいValueは経験豊富な大手6社によって運営されており、有名な不動産会社に査定依頼したい人にはおすすめです。

大手に査定依頼をするメリットは安心感だけでなく、売却のノウハウが多く様々な提案を受けられるという点があります。

例えば買取や売却が難しい物件であっても、全国にネットワークを持つ大手不動産会社であれば多くの売却事例から最適な売却方法を提案してくれます。

そのため、失敗なく売却したい人にはおすすめのサイトだといえるでしょう。

すまいValueの口コミ・評判

すまいValueの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

地元の不動産会社に売却の依頼をしていましたが中々売れず、すまいValueを利用しましたが、依頼して僅か1ヶ月で売却することができました。大手の販売力と集客力はとても頼りになりました。

できるだけ高く売却してくれる、安心できる不動産会社を探していたところすまいValueのサイトを見つけ、査定依頼しました。大手しか登録していないサイトのため安心感が強く、納得のいく売却となりました。

地域によっては6社から依頼を受けることができないらしく、4社から連絡がありました。

提携している会社全てから連絡があるわけではなく、また他のサイトでもあるような電話のしつこさは大手でもありました。

安心と実績の大手6社が査定!

【第3位】SUUMO売却査定

SUUMO売却査定
画像提供元/SUUMO売却査定
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 2,000社以上
査定対象物件種別 戸建、土地、マンション
おすすめポイント ・大手リクルートが運営

・各会社の売却件数を確認して依頼することができる

SUUMOは大手リクルートが運営しており、HOME4Uと同じく大手ならではの安心感があります。

また、SUUMOは物件情報を掲載するポータルサイトとしても有名ですが、そのノウハウは売却サイトにも反映されています。

例えば売却依頼をする不動産会社を選ぶ際に、その地域でどのくらい売却件数があるのかを表示しています。

こういった情報からユーザーは安心して任せられる会社を検討できるため、売主に寄り添ったサイトだといえるでしょう。

SUUMO売却査定の口コミ・評判

SUUMO売却査定の口コミ・評判のまとめは次のようになります。

賃貸探しで利用したSUUMOですが、売却でも利用しました。査定フォームを見つけるのに苦労しましたが問題なく査定ができ、相続物件の税金相談などもできて大満足です!

マンション売却を決めてからSUUMOを利用しました。初心者にも分かりやすく、とてもお世話になりました。

大手不動産ポータルサイトの一括査定!

【第4位】イエウール

イエウール
画像提供元/イエウール
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 2,000社以上(2022年12月時点)
査定対象物件種別 戸建、土地、マンション、一棟アパート/マンション
おすすめポイント ・月間2万人以上が利用

・47都道府県対応

イエウールは東京商工リサーチ調べでは月間2万人以上が利用しており、非常にユーザーが多いことで有名です。

また、全国47都道府県全てで対応しており、僻地の査定であっても対応可能です。

そのため、大手では対応できない物件であってもしっかりと対応してくれます。

査定対象物件も多岐にわたるため、気軽に不動産査定をする際には非常に便利なサイトです。

イエウールの口コミ・評判

イエウールの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

初めは興味本位で査定してもらいましたが、高値で売れるなら売却しようと思い、利用いたしました。1番の満足ポイントは私が売るかどうかあいまいな中、適度な距離感で対応してくださったことで、また機会があれば同じ方に相談しようと思っています。(提供元:イエウール公式サイト

築40年の一戸建てを相続したため、最初は地元の不動産会社に依頼していましたが、1年以上も売れなかったため利用してみました。様々なデータから売却価格を見直し、最初よりも安く売り出すことになったが、条件交渉から取引完了まで1ヶ月ほどでスピーディーに完結し、総合的には満足しています。(提供元:イエウール公式サイト

年間20万円以上のサポート実績!

【第5位】おうちクラベル

おうちクラベル
画像提供元/おうちクラベル
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 非掲載
査定対象物件種別 戸建、土地、マンション、一棟アパート/マンション
おすすめポイント ・東証プライム上場企業であるSREホールディンクスが運営

・不動産会社への査定依頼と同時に、AI査定の結果を即表示

・HPで売却相場を調べることができる

おうちクラベルの評判は東証プライム上場企業であるSREホールディンクスが運営しており、大手ならではの安心感があると人気です。

また、他の不動産一括査定サイトにはない特徴がおうちクラベルにはあり、不動産会社に査定依頼すると同時にAI査定の査定結果を表示してくれます。

そのため不動産会社から連絡が来る前にある程度の価格を知ることができ、不動産会社からの査定額を精査することができます。

HPでも相場を調べることができるため、売却を検討しはじめの人におすすめのサイトだといえるでしょう。

おうちクラベルの口コミ・評判

おうちクラベルの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

思ったより高く売却することができ、こちらが分かるまで何度も説明してくれました。電話でのしつこい連絡もなかったです。

早く連絡してくれるのは有難いですが、事前に調べずに連絡して欲しいと思いました。不動産会社によっては査定額を高く出してきますが、適正価格が知りたかったです。

不動産会社の査定とAIを駆使!

【第6位】ライフルホームズ

ライフルホームズ
画像提供元/ライフルホームズ
利用料金 無料
匿名利用 選択することで可能
提携不動産会社数 3,900社以上(2023年3月時点)
査定対象物件種別 戸建、土地、マンション、投資用一棟物件/区分所有、倉庫・工場
おすすめポイント ・2021年一括査定サイトランキング2部門で1位

・不動産会社の対応を監査、改善指示

・売却だけでなく買取も実施している

ライフルホームズは不動産会社のミカタが調査した「2021年一括査定サイト訪問査定率ランキング」より、2部門で1位を獲得しており、「2022年一括査定サイト訪問査定率ランキング」でも2年連続で1位となっており、その数値は訪問査定率が31.4%、キャンセル率5.1%となっています。

訪問査定率が高くキャンセル率が低いというデータからは、満足のいく対応をしてくれる不動産会社が多いということが分かります。

その裏付けとして、ライフルホームズは実際に不動産売却を検討するユーザーに対して覆面調査を依頼し、不動産会社がどのような対応をするのかを調査しています。

そして調査結果を不動産会社に報告し不動産会社が改善できるポイントを知ることができるため、ユーザーにとっても安心できる特徴だといえるでしょう。

3,900社以上もの不動産会社が提携しているため、都心部だけでなく地方でも力を発揮します。

このような仕組みは不動産会社がユーザーに連絡をする際の判断材料になるため、非常に良い仕組みだといえます。

不動産査定は実名査定がおすすめであり、実際に訪問してもらうことでより正確な査定が可能になります。全国に提携会社があるライフルホームズならでも強みを活かし、お気軽に査定依頼してみましょう。

ライフルホームズの口コミ・評判

ライフルホームズの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

提携不動産会社が多いおかげか、地方での査定でもしっかりと査定していただけました。他の不動産一括査定サイトだと査定されないこともあったため、とてもありがたかったです。

離婚時の財産分与でマイホームを売却することなりましたが、事前に不動産会社の情報を閲覧できるため、より安心して査定をお願いすることができました。

かんたん60秒の一括査定!

【第7位】リビンマッチ(旧:スマイスター)

リビンマッチ
画像提供元/リビンマッチ
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 1,700社(2022年12月時点)
査定対象物件種別 戸建、土地、マンション、不動産買取、任意売却、リースバック、倉庫・工場
おすすめポイント ・入力項目が少なく、最短45秒で査定依頼が可能

・チャット方式の査定依頼

リビンマッチの特徴は、査定入力のしやすさにあります。

チャット方式の入力となり、会話を選択するだけで査定が可能です。

そのため、パソコンに不慣れな人やスマホで片手間に依頼したい場合にうってつけのサイトだといえます。

リビンマッチの口コミ・評判

リビンマッチの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

時間がない人におすすめです。入力も簡単にでき、複数の不動産会社から査定をもらえました。

スマホで査定依頼できるので、時間がない時に便利です。

軽い気持ちで査定依頼した所、「これ以上高い査定ができる所はない」と煽られました。

他が2,000万円の仲介に対し、1,000万円で買取しますとの連絡がきた。査定基準が理解できない。

厳選された加盟店の安心査定!

【第8位】RE-Guide

RE-Guide
画像提供元/RE-Guide
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 900社(2022年12月時点)
査定対象物件種別 マンション、一戸建て、土地、アパート一棟、マンション一棟、事務所・店舗ビル一棟、事務所・店舗ビル一室
おすすめポイント ・事業継続17年の実績(2022年12月時点)

・HP上で口コミを確認することができる

RE-Guideは17年という長期間の経営実績があり、ユーザーの信頼を多く得ているサイトです。

また、HP上で実際に売却した人の口コミを確認できるという点も、売主がサイトを選択する際の重要な特徴だといえるでしょう。

RE-Guideの口コミ・評判

RE-Guideの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

東京に在住していましたが、新型コロナウイルスの影響により在宅勤務になったことで、実家がある地元に戻る事にしました。その為、東京の自宅をリガイド不動産一括査定を利用して売却しました。 複数社に依頼をしたところ、査定額は大きく変わりませんでしたが、対応してくれる不動産会社の営業担当者を比較できました。その点はリガイド不動産一括査定を使ったからできたことだと思います。私の意見としては、査定は複数社に依頼する方がいいと思います。たとえ金額に差がなくても、不動産会社の担当者の対応をみて信頼できる相手なのかを決めることができるからです。結局、一番親身になってくれて、且つ、物件や周辺への理解が深かった営業担当者(不動産会社)に専任で任せることにして、無事売却することが出来ました。(引用元:RE-Guide公式サイト)

家族の為に、と購入していた物件ですが、使用することがなくなった為、売却することになりました。 リガイド不動産一括査定を利用した後、すぐに複数の不動産会社から連絡があり、その中の1社にお願いをすることにしました。そこは最初に連絡をいただいたところで、不動産取引についてのイロハを教えてくれるなど、とても親切丁寧な対応をして下さいました。リガイド不動産一括査定を利用したことで、各社の話を聞くこともできましたし、自分でも売却に向けての感覚を掴むことができ、手間がなく交渉することができました。(引用元:RE-Guide公式サイト)

3年前に購入をした物件を、早く利益を確定しようと思い売却することにしました。わざわざ不動産会社を自分で探す必要も無く、サイトの利用も簡単に できたので良かったです。5社に査定をしてもらいましたが、1番高い査定額を提示頂いた会社と1番低い査定額を提示頂いた会社では300万円程の差がありました。今回、1番高い査定額を提示してくれた不動産会社へ頼むことにしました。また、物件周辺の情報なども豊富で、ご担当の方が熱心に接してくれたのも理由の一つです。媒介契約後は不動産会社の対応が早く、1か月程でほぼ希望通りの金額で売却することが出来ました。物件の売却は人生で始めての経験だったので、多少不安で緊張もありましたが、スムーズに売却することが出来て良かったです。(引用元:RE-Guide公式サイト)

独自審査を通過した優良店の査定!

【第9位】マンションナビ

マンションナビ
画像提供元/マンションナビ
利用料金 無料
匿名利用 不可
提携不動産会社数 2,500社(2022年12月時点)
査定対象物件種別 マンション
おすすめポイント ・不動産(マンション)一括査定サイトで4冠達成

・マンションに特化した査定サイト

・賃貸査定も可能

マンション査定サイトの中で人気のマンションナビは不動産(マンション)一括査定サイトで4冠(提供元:ゼネラルリサーチ)を達成しており、マンション売却に強いサイトです。

マンションに特化しているということは不動産会社も人財や工数をマンション査定のみに集中することができるため、より精度の高い査定とサービスを展開することができます。

このように、ユーザーと不動産会社双方にメリットがあるサイトとなっているため、マンション売却を検討する際には利用したいサイトだといえるでしょう。

また賃貸収益の査定もできるため、売却以外のチャネルも豊富です。

マンションナビの口コミ・評判

マンションナビの口コミ・評判のまとめは次のようになります。

思ったよりも高値で売却することができ、売却期間も1ヶ月程度だったので満足です。

売却だけでなく、賃貸収益という側面からも同時に依頼できるのは非常に助かりました。

マンションに特化した一括査定サイト!

不動産一括査定サイトのデメリット

不動産一括査定サイトは非常に便利なサイトである一方、利用する際のデメリットもあります。

多くの一括査定サイトは個人情報の登録を求められるケースがあるため、次に挙げる不動産一括査定のデメリットを確認した上で利用しましょう。

  • 電話やメールの連絡がしつこい
  • 高い査定=良いという訳ではない
  • 査定は登録事業者に限られる

電話やメールの連絡がしつこい

不動産一括査定サイトの利用が無料となる理由は不動産会社から料金を支払ってもらうからですが、サイトによっては1件反響を得るごとに支払いが発生する反響課金制となります。

そのため、不動産会社としては査定依頼された物件が余程売れない物件でない限り、売却依頼を受けたいと考えます。

このような仕組みから査定サイトを介した査定依頼は不動産会社から電話やメール連絡をしょっちゅう受けることになります。

なかには直接査定物件へ訪問してくる業者もいるため、あまりにも悪質だと感じた場合は査定サイト経由で連絡停止を依頼しましょう。

ただし、中には熱心な不動産会社や、条件にピッタリの顧客を抱えている担当者が売却の機会を逃さないために連絡しているケースもあります。

そのため連絡方法と連絡時間を限定し、電話の内容を選別し対応しましょう。

高い査定=良いという訳ではない

査定額の算出には「取引事例法」という手法を使うケースが多く、この手法は査定地近隣の路線価や成約事例をベースとして算出します。

本来、この手法を使用した場合は不動産会社によって大きく査定額が変わるということはありませんが、なかには高い査定額を提示し売却依頼を勝ち取るためにわざと高い成約事例を選択する不動産会社もいます。

たとえばマンションの査定では同じマンションで同じ階層の成約事例を使用しますが、リフォーム物件は飛びぬけて高くなるので通常は除外します。

しかし、査定額はこういった例外物件を選択することで意図的に高くすることができ、その結果査定額の正確性が失われます。

つまり、高い査定額をだす不動産会社は販売力が高いのではなく、むしろ査定額を操作する方法で売却依頼を受けようとする悪質業者である可能性が高いため、注意しましょう。

ただし、高い査定額であっても明確な根拠があれば別です。

そのような場合は特別なルートで高値売却できる不動産会社である可能性も高いため、しっかり提案を受けましょう。

査定は登録事業者に限られる

不動産一括査定サイトの不動産会社は登録制となっており、地元の小さな不動産会社などは登録していないことも多いです。

つまり、査定地があるエリアを対応する全ての不動産会社に依頼できるわけではありません。

ただし、登録業者は十分に信頼を得ている会社で、登録業者以外の不動産会社を探し出しわざわざ依頼するメリットはありません。

そのため、まずは一括査定依頼をした際にコンタクトのあった不動産会社から選別しても問題ないでしょう。

不動産一括査定サイトのメリット

不動産一括査定サイトにはデメリットもありますが、メリットもあります。

そのため、次に挙げるメリットとデメリットを合わせて検討し、不動産一括査定サイトを利用しましょう。

  • 複数の不動産会社に同時に査定依頼ができる
  • 不動産会社に足を運ばなくてもその場でできる
  • 不動産の相場が分かる
  • 遠方の不動産の査定も依頼できる

複数の不動産会社に同時に査定依頼ができる

一括査定サイトが持つ最大のメリットは、一度の複数の不動産会社に査定依頼できるという点でしょう。

査定額の正当性を確認するためには、複数の不動産会社に同条件で依頼するのが効果的です。

しかし、何社も電話やメールで依頼するのは非常に工数がかかり、同じ話を何度もしなければなりません。

不動産一括査定サイトの利用はこのような面倒事に工数を取られることなく、数分の入力作業で最大10社まで同時に依頼することができます。

不動産会社に足を運ばなくてもその場でできる

インターネットで依頼が完了できるため、わざわざ不動産会社を巡る必要はなく思い立ったその場で査定依頼することができます。

また、不動産会社に出向いて依頼する際には権利証や売買契約書などを用意していく必要がありますが、査定サイトであれば査定地の住所とおおよその面積や築年数だけ分かれば査定可能です。

このように、査定依頼に時間をかけたくない人には不動産査定サイトがおすすめです。

不動産の相場が分かる

査定額の相場が分かるということは、おおよその売却価格においても相場が分かるということになります。

つまり、不動産一括査定サイトを利用することで売主としていくらで不動産を売却するのが適正なのかを把握することができるため、見当違いの価格で売却するリスクをなくすことができます。

このような情報は売却後の価格改定をする際にも重要な指標となるため、売却を検討する際にはなるべく早い段階で不動産一括査定サイトを利用しましょう。

遠方の不動産の査定も依頼できる

相続などの事由により、居住地から遠く離れた場所の不動産を取得し売却することもあります。

その場合は売却物件があるエリアの不動産会社にコンタクトを取り査定依頼をする必要がありますが、全く土地勘のない場所であれば不動産会社の良し悪しを決めることが難しいです。

かといってわざわざ現地まで出向き何社も面談するのは非常に工数がかかります。

不動産一括査定サイトの利用はこういった遠方の不動産売却においても効果的です。

なぜならインターネットで査定地を入力するだけで対応できる不動産会社をサイト側が選定し、さらにはユーザー側が不動産会社を選択することも可能です。

たとえば遠方にある不動産の査定を査定サイト経由で依頼する際に、有名な大手のみをピックアップし依頼することも可能となります。

このように、不動産一括査定サイトを利用した査定は査定地の場所を選ばないというメリットがあることを知っておきましょう。

不動産一括査定サイトの失敗しない選び方

不動産一括査定サイトは査定依頼をするうえでは便利ですが、どの査定サイトを選ぶべきかは悩むところです。

そこで、ここでは失敗しない不動産一括査定サイトの選び方について解説します。

  • どの不動産に強いかで選ぶ
  • 提携不動産会社と数をチェック
  • 実績や売却スピードで選ぶ

どの不動産に強いかで選ぶ

不動産一括査定サイトは全ての種別に対応しているサイトが多いですが、なかには種別を限定し専門性を高めているサイトもあります。

たとえばマンションナビはマンション売却に特化した不動産会社が提携しており、マンション売却においては非常に優秀な不動産会社が提携しています。

このように、売却する不動産の種別に応じて選ぶサイトを変えるという方法もあります。

提携不動産会社と数をチェック

どの査定サイトも提携不動産会社が公表されており、提携者数が多い方が優秀な不動産会社と出会うチャンスが多くなります。

そのため、提携不動産会社はチェックしましょう。

ただし、提携不動産会社が多ければ良いというわけではありません。どのような会社が登録しているのかを知っておく必要があります。

サイトによってはHPのトップページにバナー表示されていますので、なるべく聞いたことがある不動産会社が多いサイトを選びましょう。

例外として、すまいValueは大手6社が運営しているため、提携社数はダントツが少ないものの販売力や提案力は非常に信頼できます。

そのため、提携者数と同じくらい不動産会社の「質」も見極めることが重要です。

実績や売却スピードで選ぶ

不動産一括査定サイトによっては「〇ヶ月以内に売却できたユーザーが〇%!」といった売却スピードが分かる表示をしています。

このような表示があるサイトに登録している不動産会社は早期売却に強い可能性があるため、優秀な不動産会社だといえるでしょう。

また、SUUMOのようにエリアの売却実績を確認できるサイトもあります。

このように、不動産査定後に早期売却できる不動産会社と提携しているかどうかは、不動産一括査定サイト選びでは重要です。

不動産一括査定サイトを利用する流れ

不動産一括査定の流れ

ここでは不動産一括査定サイトを利用する際の流れについて、解説します。

気軽に依頼できる査定サイトですが、事前にしっかり準備して依頼することで不動産会社からのヒアリングも少なくすみ、査定額の精度も高くなります。

また、どのような流れで進んでいくのかをあらかじめ把握することで、慌てて日程調整をすることがないようにもできます。

そこで、次に上げる不動産一括査定サイトを利用する流れを頭に入れておきましょう。

  1. 物件情報の入力
  2. 不動産会社の連絡に対応する
  3. 訪問査定を依頼する

手順1:物件情報の入力

物件情報はなるべく正確に入力することをおすすめします。

個人情報を知られたくないという気持ちから途中で入力を止めたり虚偽の情報を入力すると、正しく査定できないばかりか不動産会社からいつまで経っても査定の連絡がないことにもなります。

なぜなら、不動産会社は一括査定サイトの反響だけに対応しているわけではないからです。

不動産会社は日々様々なチャネルから査定依頼を受けており、売却する可能性や利益が大きい案件を優先的に対応します。

そのような中で明らかに嘘だと分かる査定内容や地番の入力がない依頼があった場合は、対応を後回しにされるでしょう。

このような事態にならないよう、物件情報は正確に最後まで入力することが重要です。

手順2:不動産会社の連絡に対応する

査定依頼をすると不動産会社から連絡があります。

査定依頼の段階で連絡方法や連絡希望時間を設定することができるため、「電話 平日18時以降」や「メール 土日のみ」というように対応可能な内容を選択しましょう。

なぜなら、不動産の査定額は査定書の提示だけでも知ることができますが、売却するためには不動産会社を選ぶ必要があるからです。

そして、査定依頼に対してどのような対応をするのかで、不動産会社の「質」を見極めることができます。

優秀な担当者は電話やメールであってもユーザーが知りたいことや不安に感じていることを的確に読み取り、解決できる提案をしてくれます。

不動産売却の成功は良い担当者と出会えるかどうかがポイントになるため、必ずしっかり対応できるタイミングで不動産会社の連絡を受けましょう。

手順3:訪問査定を依頼する

査定には「机上査定」と「訪問査定」があり、不動産一括査定サイトに依頼して提出してもらう査定書は「机上査定」になります。

そして、売却を進めるためには机上査定と電話やメールの内容で不動産会社を数社選択し、訪問査定してもらうことで進捗します。

訪問査定をすることで査定地を不動産会社が実際に確認することでより査定額の精度を高めることができ、さらには具体的な売却プランの提示を受けることができます。

また、電話やメールでは分からなかった担当者の対応についても細かく把握することができるため、より正確に不動産会社を選択することができます。

そのため、机上査定が終われば訪問査定へと移行し、次に挙げるポイントを確認しながら不動産会社を選定しましょう。

  • 会社のロゴが入っていない車で訪問したか
    ┗近所に売却することがバレないように配慮してくれる業者を選別できます
  • 宅建士証明証の提示があるか
    ┗宅建士はプロの証明です
  • 戸建やマンションの場合スリッパや白い手袋、消毒スプレーを持参しているか
    ┗査定時のマナーです
  • 物件の価値だけでなく、売主の気持ちに配慮した提案かどうか
    ┗安心して売却を任せられる担当者を見極めることができます
  • 難しい売却プランや税金について、分かりやすく説明してくれるか
    ┗売却経験が豊富かどうかが分かります
  • 売主の機嫌取りはせずに毅然とした提案をしてくれるか
    事実を事実のまま伝える不動産会社は信頼できます

不動産一括査定サイトを利用する注意点や対処法

不動産一括査定サイトは利用後にトラブルになることもあるため、次に挙げる注意点やトラブルの対象法はあらかじめ把握しましょう。

一括査定後の連絡がしつこい場合の断り方

連絡があまりにもしつこい場合は、「売るのをやめたから連絡しないで欲しい」とハッキリ伝えましょう。

売るのを止めた理由を聞かれるケースもありますが、「答えません」というだけで問題ありません。

不動産会社によっては電話件数や電話時間のノルマがあり、件数と時間稼ぎに連絡していることもあります。

そのため不要な連絡であることをしっかりと伝え、余計な工数がかからないようにしましょう。

匿名での依頼ができないことが多い

ほとんどの不動産一括査定サイトは匿名での依頼はできませんので注意しましょう。

不動産会社に匿名だとバレた際には冷やかしだと思われ、査定してもらえないこともあります。

また、不動産会社であれば査定地の情報から簡単に所有者を調べることができるため、匿名の意味がありません。

このように不動産会社の信頼を失うだけの行為になるため、必ず実名で依頼しましょう。

どうしても匿名で査定を依頼したい場合は、匿名査定ができるライフルホームズを利用することをおすすめします。

高い査定金額=良い不動産会社とは限らない

高い査定が良い査定ではないことを前述しましたが、不動産会社にもいえます。

適正な査定額を提示し、その上で売却価格やプランを提示するのが不動産会社として正しい仕事といえます。

そのため、他の会社よりも明らかに高い査定額を提示する会社には要注意です。

不動産一括査定サイトに関するよくある質問

ここでは不動産一括査定サイトに関するよくある質問について、解説します。

  • 一括査定サイトを使うとしつこく連絡してくるのはなぜ?
  • 一括査定サイトで査定だけは可能?
  • 一括査定サイトの査定は物件を見に来ることはある?

一括査定サイトを使うとしつこく連絡してくるのはなぜ?

不動産仲介業者は宅建業法の制限により、売主と買主から支払いを受ける仲介手数料しか報酬として受け取ることができません。

そのため、どれだけ査定を行い提案を行っても売主から売却依頼を受け成約にならなければ利益になりません。

また、売却依頼を受けるということは売主業者という立場になり、買主を見つけることもできれば仲介手数料は倍になります。

このような業界ルールがあるため、不動産会社はしつこく連絡をしてくることになります。

一括査定サイトで査定だけは可能?

机上査定だけで訪問査定を依頼しなければそれ以上の査定はありません。

そのため、不動産会社から連絡があった際には「売る気はないので査定額だけメールで送ってください」と明確に伝えましょう。

不動産会社としてもしつこい連絡はせず、査定額だけの提示だけに留まります。

一括査定サイトの査定は物件を見に来ることはある?

物件が不動産会社の近くであれば直接見に来ることはありますが、ほとんどのケースでGoogleマップもしくはGoogleストリートビューで確認できます。

そのため、直接見に来るケースは少ないといえるでしょう。

一括査定サイトは匿名で利用できる?

不動産一括査定サイトの多くは匿名で利用できない旨を解説しましたが、すまいステップだけは「匿名査定」という査定を選択することができます。

匿名査定を選択した場合には詳細地番は表示されず、不動産会社からの査定も概算で提示されます。

そのため、現時点では売却の意思がないものの査定額だけ確認したい場合にはおすすめのサイトです。

一括査定サイトの提案はどれを選べばいい?

不動産一括査定サイトを利用すると様々な不動産会社から提案を受けることになりますが、次に挙げるポイントで選ぶことをおすすめします。

・査定額の根拠がデータに基づいており、根拠立てがしっかりしている
(価格の提示を行う際には根拠の明示をすることが宅建業法で定められています)

・売却プランが明確で、どのような販売をしていつ売却完了するのかを説明してくれる
(不動産会社に売却を任せるため、どのような活動をするのかを把握することが重要です)

・担当者が信頼できると感じられる
(原則、不動産売却が完了するまでは同じ担当者が対応します。そのため、担当者との相性は重要です)

・他社の悪口を言わない
(自社の強みをアピールするのではなく、他社を下げることで依頼を勝ち取ろうとする会社は信頼できないといえます)

・税金や相続関係の知識が豊富
(不動産売却による影響が税金や将来の相続にどう影響するのかは非常に重要なポイントです。)

不動産一括査定サイトまとめ

今回の記事で紹介した不動産一括査定サイトは、次の9社です。

順位 サイト名 特徴
1位 HOME4U 大手NTTグループが運営しており、不動産会社が厳選されている。
2位 すまいValue 大手6社が運営しており、軽々豊富な不動産会社のみから提案を受けることができる。
3位 SUUMO売却査定 最大10社まで同時に依頼することが可能。対象エリアの売却実績を閲覧することができる。
4位 イエウール 登録不動産業者2000社以上登録しており、ユーザー数も2万人以上と査定サイト随一となっている。
5位 おうちクラベル 大手ソニーグループが運営しており、HP上でAI査定が可能。
6位 ライフルホームズ 査定サイトで唯一「匿名査定」ができる。また、不動産会社の監査によるサービス向上も実施。
7位 リビンマッチ 入力項目が少なく、チャット方式で入力が可能。
8位 ReGuide HP上で口コミを確認することができる。
9位 マンションナビ マンションに特化した査定サイト。

不動産一括査定サイトは売却を検討している多くの売主が利用しており、様々なサイトがあります。

そのため、不動産売却を進める際にはこの記事で解説した各サイトの特徴を参考にしていただき、後悔のない売却活動を行いましょう。

また、不動産一括査定サイトにはメリットとデメリット、注意点がありますので、事前に確認しておくことも重要です。

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