40坪の間取り実例7選と費用相場を解説!広さの例えや狭いと感じる人数もご紹介

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注文住宅を建てる際には家の大きさを検討することになりますが、「40坪」がどのくらいの広さなのかを知っておくべきです。

そこで、この記事では40坪の間取りについて、建築事例を交えて解説します。

目次

40坪の広さは例えるならどれぐらい?


画像提供元/住宅金融支援機構

上図は住宅金融支援機構が公開している、住宅面積の推移です。

これによると、2022年時点での戸建て面積は101.8㎡~123.8㎡ということになり、坪数に換算すると約30.79坪~約37.44坪ということになります。

このことからも、40坪の注文住宅は平均よりも大きいことが分かります。

この章では40坪の家が持つ特徴について、解説します。

40坪の家が持つ特徴 内容
40坪は畳80枚分 6畳の部屋を13部屋作ることができるため、家屋内のスペースを十分に確保できるといえる。
4人~5人なら、

十分に生活が可能

家族の人数が4人~5人の場合、都市部であれば40坪の家でも十分なスペースを確保することができる。

ただし、郊外だと間取りの工夫が必要となるケースもある。

40坪の間取りを考える際には、建ぺい率と容積率のチェックが重要 建ぺい率が大きくなると必要な坪数を小さくすることができるが、容積率の制限によって必要面積が下がらず、土地のコストダウンが難しくなるケースもある。

40坪は「132平米=畳80枚分」の広さ

住宅の広さを表現する単位に「畳」がありますが、40坪は2畳となるため、畳80枚分の広さとなることが、分かります。

そのため、畳の大きさは地域によって多少異なるとはいえ、6畳が1人が自由に使える部屋だとすると、13人分のスペースを確保できることになります。

このことからも、40坪の家は非常に多くのスペースがあるため、間取りの自由度が高いといえます。

4〜5人暮らしまでは快適に暮らしやすい

国土交通省が公開している住生活基本計画によると、2人以上で快適な暮らしをするための面積は次のような計算式によって算出されるそうです。

  • 都市部:25 ㎡×世帯人数+15 ㎡
  • 郊外:25 ㎡×世帯人数+25 ㎡

    つまり、4人~5人の場合だと都市部では115㎡~140㎡、郊外だと125㎡~150㎡ということになります。

    これにより、40坪(約132.23㎡)の間取りであれば都市部では問題なく暮らすことができ、郊外では少し工夫が必要ということがわかります。

    延べ床面積が40坪の家を建てるのに必要な坪数

    希望の延べ床面積を確保できるかどうかは、建築を検討しているエリアの建ぺい率と容積率によって、必要な土地の坪数が変わります。

    建ぺい率とは土地面積に対する建築面積の割合を示しており、容積率とは延べ床面積との割合となります。

    そして、この割合は地域によって異なり、次のようにシミュレーションすることができます。

    建ぺい率

    30%

    容積率

    100%

    建ぺい率

    50%

    容積率

    100%

    建ぺい率

    70%

    容積率

    100%

    建ぺい率

    100%

    容積率

    100%

    平屋 約133坪 約80坪 約57坪 約40坪
    2階建て 約66坪 約40坪 約40坪 約40坪

    このように、建ぺい率が低いほど広い敷地が必要になり、平屋の方が必要な坪数は大きくなります。

    しかし、容積率とのバランスによって、建ぺい率が増えたとしても坪数を小さくできる限度があり、上記の場合だと40坪以下にすることができません。

    なぜなら、建ぺい率が70%の場合だと約28坪が最低敷地面積となりますが、その場合だと容積率の関係で28坪が最大延べ床面積となってしまい、40坪の家が建築できないからです。

    このように、40坪の間取りを検討する場合は、建ぺい率と容積率のチェックが非常に重要といえます。

    40坪の間取りがわかる建築実例7選

    40坪の間取りを検討する場合には、公開されている建築事例をチェックすることが、おすすめです。

    こうすることで自分に合った間取りをイメージすることができ、より理想に近い間取りを設計することができるといえます。

    この章ではSUUMOで公開されている間取りについて、平屋と2階建てに分けて紹介します。

    これから40坪の間取りを検討する際の、参考にしてください。

    建築事例 特徴
    【平家2,000万円台】

    3LDKの間取り

    |柱のない大空間

    2階部分を支える柱を失くし、片流れの屋根を採用することで縦にも横にも開放的なリビングを実現できた建築事例。
    【平家2,000万円台

    4LDKの間取り

    |家事・洗濯動線が良い

    部屋と水回りを1直線に設置することで、生活動線と家事動線の両方を効率化し、さらに和室を設置することで、家族団欒の場を設けた建築事例。
    【平家3,000万円台】

    3LDK+ロフトの間取り

    |5m超の吹き抜け

    5mを超える吹き抜けを設置し、土間収納とパントリーによって、開放的な空間と利便性の高い生活空間の両立に成功している建築事例。

    また、吹き抜け部分に設置されたロフトはゲームやテレワーク用の部屋となっており、空間を無駄なく生かした間取りといえる。

    【2階建て2,000万円台】

    4LDKの間取り

    |中庭でゆったり

    プライバシー空間を確保できる中庭にウッドデッキを設置し、さらにリビングのどこからでも見えるよう設計された建築事例。

    中庭には家族が自然と集まり、ゆっくり過ごすことができるよう、工夫がされている。

    【2階建て2574万円】

    3LDKの間取り

    |デザイン&性能への「こだわり」

    寒い冬でもシャツ1枚で過ごせる室内環境と、こだわりの高級キッチンが特徴の建築事例。

    さらに、脱衣室とサンルーム、洗面コーナーが回遊できる生活動線も、大きな特徴といえる。

    【2階建て1770万円】

    3LDKの間取り

    |2階リビング+広々バルコニー

    2階リビングとバルコニーを併設することで、外からの目を気にすることなく、BBQやプールが楽しむことができる建築事例。

    また、全館空調によって家のどこにいても同じ温度で生活できるという点も、こだわりが詰まっているポイントとなっている。

    【2階建2000万円台】

    4LDKの間取り

    |北欧×塗り壁×家庭菜園の家

    北欧にある家をイメージし、外壁と室内を白に統一した建築事例。

    庭では家庭菜園を手掛けており、後からDIYできるスペースもこだわりポイントといえる。

    【平家2,000万円台】3LDKの間取り|柱のない大空間


    画像提供元/SUUMO公式サイト

    40坪の間取りは非常に多くのスペースを確保することができますが、スペースを最大限活かすためには、平屋がおすすめです。

    このオーナーも平屋を選択し、2階部分を支える柱をなくすことで開放的なリビングを実現できたそうです。

    さらに、片流れの屋根は建築面積が大きい平屋と合わせることで天井勾配を広くすることができ、天井が高い空間となっています。

    このように、家屋内にある空間を最大限活かすことができるのが、平屋+40坪の間取りといえます。

    【平家2,000万円台】4LDKの間取り|家事・洗濯動線が良い


    画像提供元/SUUMO公式サイト

    平屋は部屋数を減らすことで1つ1つの居室面積を広くすることができますが、このオーナーのようにあえて和室をリビング内に設け、家族が集まる場所を決めておくという方法もあります。

    このようにすることで家事をしながら家族を見ることができ、さらに部屋と水回りを1直線に設置することで、家事動線と生活動線の両方を良くすることができます。

    そのため、快適な生活空間と効率の良い動線を意識したいオーナーに、参考にして欲しい間取りといえます。

    【平家3,000万円台】3LDK+ロフトの間取り|5m超の吹き抜け


    画像提供元/SUUMO公式サイト

    平屋は利便性の高い生活空間と開放的なスペースの両立が難しく、収納場所に悩むケースも多いです。

    そこで、このオーナーは開放的なリビングを演出するため、天井高5mを超える吹き抜けを設置しました。

    そして、パントリーや土間収納によって収納スペース不足を解消し、「生活しやすさ」と「開放的な空間」を同時に実現できる間取りとなっています。

    また、吹き抜け部分を活かしたロフトでは、ゲームやテレワークをする場所となっており、空間を無駄なく利用できる間取りといえます。

    【2階建て2,000万円台】4LDKの間取り|中庭でゆったり


    画像提供元/SUUMO公式サイト

    外から見えない中庭があるコートハウスは、家族だけのプライベート空間として活用できる、というメリットがあります。

    そして、この建築事例にもこうした中庭のメリットが活かされており、リビングのどこからでも中庭を見ることができる間取りとなっています。

    さらに、中庭にウッドデッキを設置することで自然を家族が集まる空間となり、他人の目を気にせずにリラックスすることが可能です。

    【2階建て2574万円】3LDKの間取り|デザイン&性能への「こだわり」


    画像提供元/SUUMO公式サイト

    この建築事例は福井県の中でも寒い地域に建築されており、断熱性能にこだわりがあります。

    高機能の断熱材を使用することで、外気温が-5℃になる冬であってもシャツ1枚で過ごすことができ、快適な生活となっているそうです。

    また、オーナーがこだわり抜いた生活動線と、セラミック天板のリシェルキッチンを採用し、大満足の間取りになったとのことです。

    【2階建て1770万円】3LDKの間取り|2階リビング+広々バルコニー


    画像提供元/SUUMO公式サイト

    広いバルコニーと2階リビングを採用したこの建築事例では、外からの目を気にすることなく、BBQやプールを楽しむことができるそうです。

    また、全館空調によって家のどこにいても快適な空調となっており、冬のヒートショック対策としても有効です。

    このように、リビングを2階に設置し、広いバルコニーと繋げることでより開放的な空間を楽しむことができます。

    【2階建2000万円台】4LDKの間取り|北欧×塗り壁×家庭菜園の家


    画像提供元/SUUMO公式サイト

    この建築事例は北欧調かつオリジナル性の高い外観を目指すため、白の塗り壁を採用したそうです。

    家屋内も白で統一されており、庭では家庭菜園を手掛けることで、自然との一体感も演出されています。

    将来的にはウッドデッキを自作する予定らしく、オーナーの夢が詰まった事例といえます。

    40坪の間取りを考える時に注意したいポイント

    40坪の間取りは一般的な住宅よりも広くなっており、自由度も高いことから人気ですが、注意したいポイントもいくつかあります。

    そのため、注文住宅の間取りを40坪で検討する際には、この章で解説するポイントを押さえておくことを、おすすめします。

     

    注意ポイント 内容
    土地の建ぺい率・容積率を確認する 各エリアごとで建ぺい率と容積率は異なり、必要な敷地面積に大きく影響することから、必ず調べる。
    家事動線や生活動線を意識する 住みやすい家にするためには、「おしゃれ+効率の良い動線」を確保する必要がある。

    そのためにも多くの建築事例をチェックし、家事動線と生活動線が良くなる工夫を盛り込んだ間取りをイメージすることが、重要となる。

    コンセントの配置は重要 掃除や模様替え、キッチン周りの家電設置など、注文住宅ではコンセントの数と配置が重要なポイントとなる。

    そのため、住んだ後にストレスを抱える失敗をしないためにも、コンセントの配線計画は十分に検討する必要がある。

    建築士の意見を参考にする 建築士は独自の設計技術だけでなく、失敗しないための間取りに関するノウハウを多く保有しているため、建築士の意見は重要となる。

    なお、建築士の意見を効率良く収集したい場合には、「家づくりのとびら」の利用がおすすめ。

    土地の建ぺい率・容積率を確認する

    前述したように、建ぺい率と容積率は建築面積に大きな影響を与えることになるため、候補の土地が見つかった際には必ずチェックすべきです。

    なお、建ぺい率と容積率はハウスメーカーや不動産会社の物件資料にも掲載されていますが、全国都市計画図検索を使って調べることも可能です。

    このように、事前に各エリアごとの建ぺい率と容積率を把握し、40坪の間取りを実現させるために必要な敷地面積を把握しておくことが、重要です。

    家事動線や生活動線に合わせた間取りにする

    開放的なリビングや中庭、吹き抜け、ダウンフロアなど、おしゃれに見せる間取りは多いです。

    しかし、家事や生活の動線を意識しなければ、住みにくい家になってしまうため、注意が必要です。

    そこで、こだわりの間取りを建築プランに組み込む際には、必ず家事動線と生活動線を意識し、快適に暮らせる要素を取り入れる必要があります。

    たとえば水回りが回遊できる間取りや土間収納など、おしゃれと動線の効率化を両立できる間取りも多いです。

    特に40坪の間取りは一般的な家よりも大きくなることから、無駄のない動線になる間取りをイメージすることが、ポイントといえます。

    コンセントの配置も考えておく

    賃貸暮らしから注文住宅に生活が変わり、家電や家具が増えることも多いですが、住んだ後に気づく失敗事例として、「コンセント不足」があります。

    コンセントは賃貸のように部屋数が少なければそれほど気になりませんが、注文住宅のように1つ1つの部屋が大きくなると、掃除や模様替えをする際にコンセントが足りず、ストレスを感じることがあります。

    また、キッチンの周辺はコンセントが不足しやすく、見映えの悪いタコ足配線を使用する失敗事例もあります。

    このような失敗をしないためにも、コンセントは多めに設置し、どのような家電・家具を配置するのかをイメージしながら計画することが、ポイントといえます。

    間取りについて建築士の意見も聞く

    多くの建築事例を参考にし、40坪の間取りを自分で考えることも重要ですが、プロである建築士の意見も参考にすべきです。

    なぜなら、建築士はプロならではのノウハウを持っているだけでなく、これまでに設計した間取りの失敗事例も保有しているからです。

    たとえば、20畳を超える開放的なリビングを設置した場合、エアコンの位置を考えていなければ、室内で寒暖差が発生する可能性があります。

    この場合、キッチンが暑かったりするなど、ストレスのある生活になってしまうこともあります。

    つまり、建築士の意見はオーナーでは気づけないような注意点を補完する上でも、重要だといえます。

    なお、建築士に相談する際には、HOME4Uがサービス提供している「家づくりのとびら」が、おすすめです。

    このサービスでは厳選されたハウスメーカーや工務店から参考プランの提示を受けることができ、費用はかかりません。

    また、家づくりに関する資金計画や進め方のレクチャーも受けることができるため、家づくりをスタートしたばかりのオーナーが多く利用しています。

    このことからも、家づくりのとびらは建築士の意見を効率良く取り入れたいオーナーに、向いているサービスといえます。

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    40坪の家を建てるのにかかる費用相場

    40坪の家を建てる際には、選ぶハウスメーカーと建てる地域によって、大きく費用が変わることを、知っておく必要があります。

    そこで、この章では40坪の家を建てるのにかかる費用相場について、解説します。

    40坪の家を建てる際の費用相場 内容
    ハウスメーカーによる違い 坪40万、60万、80万の建築会社を比較した場合、40坪の家を建てるための本体価格は次のようになるため、建築会社の選定は重要なポイントとなる。

    • 坪40万:1,600万円
    • 坪60万:2,400万円
    • 坪80万:3,200万円
    建築する地域による違い たとえば違う世田谷と長野市で同じ広さの土地を購入した場合、10倍以上の価格差が生まれることになる。

    (世田谷:約217万円、長野:約18万円)

    このことからも、建築するエリアは慎重に検討する必要があるといえる。

    建築費は依頼するハウスメーカーで大きく異なる

    注文住宅は依頼する建築会社によって本体価格が変わることから、ハウスメーカーや工務店の選択は非常に重要なポイントといえます。

    たとえば建築コストがそれぞれ坪40万、60万、80万の建築会社を比較した場合、40坪の家を建てる場合には、次のような本体価格となります。

    坪単価 本体価格
    坪40万 1,600万円
    坪60万 2,400万円
    坪80万 3,200万円

    このように、資金計画が成立する範囲で注文住宅を建てるためにも、建築会社を十分に検討する必要があるといえます。

    土地の場合も地域差が大きい

    土地にかかる費用は都市部と郊外で大きく坪単価が変わるため、注意が必要です。

    国土交通省が公開している「東京都の市区の住宅の平均価格等」によると、たとえば世田谷区では655,800円/㎡となり、坪単価に換算すると約217万円となります。

    一方、「地方圏の人口10万以上の市の住宅地の平均価格等」で公表されている都道府県の内、新幹線を使って東京まで1時間20分程度の立地となる長野県長野市においては、坪単価は約18万円となるそうです。

    つまり、世田谷区と長野市では同じ土地面積であっても10倍以上の価格差があるため、建築するエリアは注文住宅の総額に大きく影響するといえます。

    40坪の間取りに関するよくある質問

    この章では、40坪の間取りに関するよくある質問について、解説します。

    よくある質問 回答
    40坪の家の固定資産税はいくらぐらい? 40坪の家を坪80万円の建築会社で建築した場合、約28万円が固定資産税額となる。

    ただし、税計算のベースとなる評価額は建築した建物の仕様によって変わるため、ハイスペックな家になるほど固定資産税は高くなることを、知っておく必要がある。

    なお、新築の場合は土地の評価額が3年間1/2となる軽減措置がある。

    おしゃれな間取りにするコツとは? スキップフロアやダウンフロアなどを採用し、間取りにメリハリをつけるのが、おしゃれな間取りにするためのコツといえる。

    ただし、段差は転倒のリスクがあるため、バリアフリーという点においてはマイナスとなるため、注意が必要。

    ローコストなハウスメーカーで40坪の家を建てると総額は? ローコスト住宅と呼ばれるタマホームで40坪の建物を建築し、50坪の土地を長野県長野市で購入した場合、諸費用や外構費を500万円とすると、総額は3,700万円となる。

    40坪の家の固定資産税はいくらぐらい?

    仮に40坪の家を坪80万円の建築会社で建築した場合、3,200万円が建築費となります。

    そして、固定資産税は固定資産税評価額に対し、1.4%を掛けることで算出されることになりますが、評価額は建築費の60%程度になることが多いです。

    つまり、上記の例では評価額は1,920万円となり、固定資産税額は約27万円になることが分かります。

    ただし、評価額は市役所の家屋調査によって決定され、全館空調や室内エレベーターなどがある場合は高くなるケースが多いため、注意が必要です。

    なお、固定資産税は家屋だけでなく、土地に対してもかかりまさうが、新築を建てた場合は土地の固定資産税が3年間、評価額を1/2にできるという軽減措置があります。

    また、固定資産税は3年に1度見直しされることも、知っておくべきといえます。

    おしゃれな間取りにするコツはありますか?

    おしゃれな注文住宅を目指すのであれば、スキップフロアやダウンフロアといった、空間を有効活用した間取りの採用が、コツです。

    開放的な間取りを設計する場合、水平方向と同じくらい垂直の空間を多く確保することで、居住空間を広く見せることができます。

    そのため、段差をあえて設置し、間取りにメリハリをつけた建築事例は非常に多いです。

    ただし、バリアフリーという点からは利便性が悪くなるため、全体的にバランスの取れた間取りを目指すことが、重要です。

    ローコストなハウスメーカーで40坪の家を建てると総額は?

    ローコスト住宅を選ぶことで建築費用を押さえ、間取りにかける費用を増やすことができます。

    たとえばタマホームの坪単価は60万円前後となり、比較的ローコストで注文住宅の建築が可能です。

    仮に、長野県長野市で50坪の土地を購入し、タマホームで40坪の家を建てた場合では、本体価格が2,400万円、土地代金が900万円となり、諸費用や外構費を500万円と仮定すると、3,700万円で建築できることになります。

    このように、総額を抑えるためには、ローコスト住宅と坪単価の安いエリアを選定することが、ポイントといえます。

    まとめ

    40坪の間取りは一般住宅の中では広く、おしゃれな建築事例も多いことから、人気の間取りといえます。

    しかし、ただおしゃれな間取りを設計した場合、住んだ後に生活動線や家事動線が悪いことに気づき、ストレスを感じてしまうこともあります。

    また、本体価格や土地代金は、建築会社や建築エリアによって大きく異なるため、資金計画が成立する建築会社と土地エリアを選定することが、重要です。

    このように、イメージ通りの間取りを実現するためには様々な注意点があり、失敗しないためにも多くの建築事例をチェックし、なるべく早い段階で建築会社に相談することが、おすすめといえます。

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