外壁がグレーの家の魅力とは?建てて後悔しないための注意点5つもご紹介

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外壁のカラーは家のイメージが決まる大きなポイントです。

見た目のおしゃれさはもちろん、汚れの目立ちにくさや住宅街と馴染みやすいかどうかを考慮して選ぶ人も多いはず。

最近ではデザイン性の高さと汚れが気になりにくいというメリットから、グレーの外壁が人気を集めています。

本記事では人気が高まるグレー外壁のメリット・デメリットに触れながら、その魅力をご紹介。

外壁のカラーで悩んでいる人、グレーの外壁が気になっている人は必見です!

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目次

外壁がグレーの家の魅力・特徴

家の外壁をグレーにする魅力をみていきましょう。

グレー外壁には以下3つの特徴があります。

  • 落ち着いた雰囲気や高級感を演出できる
  • ほかの色に比べると汚れが目立ちにくい
  • 周囲の家と馴染みやすい

おしゃれで大人な印象を与えるほか、気になる外壁の汚れや住宅街でも浮きにくいという嬉しいメリットばかりです。

それぞれの魅力について深掘りしていきましょう。

落ち着いた雰囲気や高級感が演出できる

グレーの外壁は落ち着いた雰囲気や高級感を演出してくれる効果があります。

一般的に白のように外壁のカラーが明るいと可愛らしい印象を与えますし、黒は締まってクールなイメージに。

白と黒の中間色であるグレーなら、可愛すぎずクールすぎない絶妙な大人っぽい仕上がりになるのです。

一言にグレーといっても濃淡があるので、より親しみやすい雰囲気にしたいなら淡く、高級感を重視するなら濃く、というように好みのイメージに近付けられる点も魅力的。

外壁のカラーで悩んだときはグレーを検討してみると、意外にもイメージにしっくりとくるかもしれません。

他の色よりも汚れが目立ちにくい

グレーの外壁は汚れの目立ちにくさが特徴の1つです。

家の外壁カラーとして主流の白と黒で比較してみると、白は排気ガスやホコリなどの黒ずみ汚れ、黒は鳥のフンのような白っぽい汚れがよく目立ちます。

グレーの外壁は白すぎず黒すぎないので、黒ずみも鳥のフンも目立ちにくいのです。

白と黒の外壁で懸念されるデメリットを見事にカバーしています。

雨風にさらされる外壁はどうしても汚れが付いてしまうものですが、手の届かない範囲もあるので自分で手入れをするのは難しいです。

グレーの外壁であれば、汚れが付着してもあまり目立たず、外観の美しさを損ないにくいといえます。

周りの家とも調和しやすい

グレーの外壁は周囲の家と馴染みやすいので、ポツンと浮いてしまうことは少ないです。

住宅街に家を建てるケースで考慮されることが多いのが、周りの家や景観と調和するかどうか。

グレーの外壁の家は、例え周囲に白やクリーム色のような明るい外壁の住宅が多い中でも、浮くことなく馴染みやすいです。

黒ほど色味がパキッとしておらず、優しい色味であることが馴染みやすさの理由として考えられます。

逆のパターンで黒ばかりの住宅に混じっても全く違和感は感じないでしょう。

周りの家との調和が気になる人はグレーの外壁を検討してみると良いでしょう。

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シンプルで上品!外壁がグレーでおしゃれな家の建築実例3選

グレーの外壁だと実際にどのような雰囲気になるのか気になります。

そこで、おしゃれなグレー外壁の建築実例3つをピックアップ。

それぞれの特徴やこだわりポイントをご紹介していきます。

グレー単色で重厚感のある見た目に


画像提供元/SUUMO公式サイト

グレー単色で存在感たっぷりの建築実例のご紹介です。

四角い箱型の住宅をグレーで統一し、スタイリッシュなおしゃれさを演出。

塗り壁がベースですが1階部分をアクセント壁にしているので、単色であってもマンネリとした印象を感じません。

グレーの外観に玄関アプローチのアイアン手すりと黒い窓枠が合わさることで、落ち着いた雰囲気の中にキュッと引き締まったメリハリが素敵です。

外壁カラーが単色であっても、アクセント壁の使用や外構のデザイン次第でおしゃれな外観に仕上がります。

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グレーと白のツートンカラーでおしゃれ感を演出


画像提供元/SUUMO公式サイト

グレーをメインに白の外壁をアクセントにした平屋住宅です。

ツートンカラーでグレーの中に白が入ることで明るいイメージがグッと強まります。

落ち着いた雰囲気の中にどこか華やかさを感じられるので、大人っぽさと明るさの良いとこどりに。

明るい白が入っているおかげで、真っ赤な扉とポストの遊び心も良く馴染んでいます。

白単体は明るすぎる、グレー単色だと味気ない、と考えている人はツートンカラーにして良いとこどりをしてみてはいかがでしょうか。

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木材のアクセントを加えて個性を出す


画像提供元/SUUMO公式サイト

濃い目のグレーに木材の温かみがアクセントになっている住宅です。

グレーの色味が濃い目なので単色だとクールな印象が強まりますが、玄関周りに木目調が入ることでおしゃれで優しい雰囲気に。

周囲に馴染みやすい外観でありながら、木の温もりで個性を表現しています。

木材のカラーも落ち着いた雰囲気なので、暗めのグレーと相性抜群です。

グレーの大人っぽさを残しつつも個性を出したい場合は、木目調をプラスすると良いアクセントになるでしょう。

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外壁がグレーにして後悔しないための注意点

魅力たっぷりのおしゃれなグレーの外壁ですが、実は5つの注意点があります。

  • 汚れが目立つ場合がある
  • 個性を表現しにくい
  • 仕上がりの色味が思っていたイメージと違うことがある
  • 周辺住宅の雰囲気によっては暗く感じる
  • 外壁材の素材によって色味が違うようにみえる

後悔のない家づくりのためにも、グレーの外壁を希望する場合は上記の注意点をしっかり理解しておきましょう。

それぞれの注意点の詳細と対策方法をご紹介していきます。

意外と汚れが目立ってしまうことがある

白や黒の外壁に比べて汚れが目立ちにくいというメリットがありますが、外壁材によってはグレーでも汚れが気になることも。

基本的に凹凸のある外壁はくぼみに汚れが溜まりやすく、フラットな外壁の方が汚れがつきにくいです。

凹凸のある外壁材の場合は、グレーの色味を濃くするなど色の濃淡や明るさを調整してみましょう。

外壁材は汚れが付きにくく撥水効果が高いタイルやサイディングがおすすめです。

さらに、汚れに強く耐久性が高いといわれている「フッ素塗料」「シリコン塗料」「無機塗料」のいずれかを使用することで、より一層汚れに強い外壁となります。

外壁の色だけでなく、どんな外壁材と塗料を扱っているのか、ハウスメーカーや工務店に確認してみましょう。

個性が出しにくい

グレー単色の外壁は周囲と良く馴染むため、個性が出しにくいという注意点があります。

シンプルでスタイリッシュなイメージが好みの場合は単色でも十分おしゃれですが、個性を出したい場合は差し色やアクセント外壁を取り入れるのがおすすめ。

人気が高いのは外壁の一部を木目調にしたり、ツートンカラーにしたりする方法です。

1階やベランダだけなど、ほんの少しグレーではない箇所があるだけで雰囲気がガラリと変わります。

アクセントにするのは外壁だけに限らず、玄関ドアや郵便ポストに遊び心を入れてみてもおしゃれです。

グレー単色でも一部にレンガやタイルを取り付けるだけでも印象は変わります。

色々とシミュレーションをしたり建築実例を参考にしたりしながら、自分好みのイメージを見つけてみましょう。

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仕上がりが思っていた色と違うことがある

外壁の色はカラーサンプルを参考にしながら決定していきますが、実際の仕上がりが想像とは違うように感じることがあります。

実は「面積効果」という現象の仕業で、同じ色であっても面積の大小によっては明るく見えたり暗く見えたりすることがあるのです。

面積効果によって明るい色は面積が大きくなるにつれてより明るく感じ、暗い色は面積が大きくなるにつれて暗く感じます。

家の外壁という大きい面積に色が反映されることで、カラーサンプルで確認したときとは異なって見えると感じる人は意外にも多いです。

カラーサンプルはなるべくA4サイズ以上の大きい面積で確認できるとイメージとのズレが生じにくいでしょう。

室内と外では色の感じ方は変わるので、カラーサンプルは日の光の下で確認することをおすすめします。

また、外壁の色は面積効果を考慮してワントーン上げるまたは下げる方法も1つの手段に。

明るめのグレーの場合はワントーン下げて、暗めのグレーならばワントーン上げると理想の仕上がりに近付けられる可能性が高いです。

周辺住宅によっては暗いイメージが強くなる

周辺が白やアイボリーなど明るい色味の住宅が多い場合は、グレーの外壁を暗く感じる可能性があります。

あらかじめ周辺の環境をチェックして外壁の色味を考慮してみましょう。

明るい色の住宅に囲まれているのならばグレーを淡くするとより馴染みやすいです。

また、色味を変えずともツートンカラーで白が少し入るだけでも明るさを感じますし、木目調のアクセントがあれば優しい印象に。

家の外観は意外にも周辺住宅の影響を受けるので、住宅街に家を建てる場合は「周りと合わせてどう見えるのか」という部分に注目してみてください。

外壁材の素材によっては色が変わって見えることも

ツルツルとしたフラットな外壁は光が良く当たって明るく見える反面、マットでざらつきがある外壁は影ができるので暗い印象を与えます。

フラットな外壁材ならサイディングやタイル、凹凸のある素材は窯業系サイディングやモルタルが一般的。

施工を依頼するハウスメーカーや工務店に、提案された家のデザインや外壁材に近い建築実例があるか確認してみましょう。

実際の外壁材に希望の色を反映させたときに、どんな色味になるのかイメージしやすいです。

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外壁がグレーの家にする時に人気なグレーの色は?

グレーの中にもいくつか種類があり、明るさや印象もそれぞれ異なります。

外壁に使用されるグレーの人気カラーは以下の5種類です。

自分の希望するイメージに近いグレーを見つけてみましょう。

バーチグレー やや黄みがかった薄いグレー

明るい印象にしたい場合におすすめ

スレートグレー 黒に近い濃いグレー

重厚感を出したい場合にぴったり

ブルーグレー くすんだ水色のようなグレー

クールでスタイリッシュな印象に

ガルグレー 僅かに黄みがかった淡いグレー

明るく温かい雰囲気に

クールグレー 青みのあるグレー

一般的にイメージされやすいグレーカラー

グレーと相性の良い差し色

色味がない無彩色に分類されるグレーは、基本的にどんな色とも合います。

差し色として採用する場合、特にグレーと相性が良いのは以下4色です。

  • ネイビー
  • ベージュ

グレーの色味を問わず合わせやすいのは白と黒です。

濃いグレーでも淡いグレーでも上手く馴染んでくれるでしょう。

ネイビーは個性とおしゃれさをアピールできますし、ベージュは優しいイメージにしたい場合にぴったり。

全く別の色だけでなく、淡いグレーに濃いグレーを差し色にする方法もおしゃれです。

外壁がグレーの家で個性を出すコツは?

グレーは色味や周囲の住宅によっては地味な印象になってしまうことも。

工夫次第でグレーの外壁でもほかと差がつくような個性を出すことが可能です。

何か物足りないと感じる場合は以下の方法を試してみましょう。

  • ツートンカラーにする
  • グレーと合う差し色を入れる
  • グレーの色味を変えてみる

同じグレーでも上記の方法で印象が大きく変化します。

それぞれの方法を詳しくみていきましょう。

手段1:上部分や下部分を他色でツートンカラーにする

上下でツートンカラーにするとおしゃれさがグッとアップします。

1階と2階の上下だけでなく、右半分と左半分でツートンにするのも個性が出るのでおすすめ。

グレーに黒や白のようなパキッとした色を組み合わせるとメリハリが出ますし、ベージュのような淡い色合いにすると統一感がでます。

手段2:グレーと相性の良い差し色をプラスする

外壁の一部に差し色が入ると一気にオリジナル感がでるのでおすすめです。

ベランダ部分の外壁やドアのような狭い範囲でも十分差し色としての効果は感じられます。

色だけでなく木目調をアクセントにする方法もデザイン性が高いです。

グレーはどんな色とも相性が良いですが、特に良く合う色は「黒」「白」「ネイビー」「ベージュ」の4色。

意外な色がおしゃれさをアップしてくれることもあるので、さまざまなカラーで差し色を試してみてください。

手段3:グレーの色味を変える

なんだかしっくりこない、周りもグレー外壁が多い、という場合はグレーの色味を思い切って変えてみるのも1つの手段です。

明るいグレー、暗いグレーといった濃淡以外にも、ピンクが混ざったローズグレーや青みが強いブルーグレーなどバリエーションが豊富。

グレーの外壁にしたいけどありきたりになるのは嫌、という人はグレーの色味を変えてみることをおすすめします。

外壁がグレーの家に関するよくある質問

グレーの外壁についてよくあるのが、「屋根は何色が合うか」「グレーは風水としてどうか」という疑問です。

これからずっと暮らしていく家ですから、見た目のバランスや縁起の良し悪しが気になる人は多いはず。

グレー外壁の屋根色と風水について、それぞれ詳しく回答していきます。

外壁がグレーの家の屋根色はどうすると良いですか?

グレーの外壁と相性が良いといわれている屋根色は以下の3色です。

  • 濃いグレー
  • ブラウン

定番の黒は外壁のグレーが暗い色味の場合におすすめの色で、全体が引き締まってまとまりがでます。

濃いグレーとブラウンは、黒だとはっきりしすぎて屋根が浮いてしまうというケースにぴったり。

優しいイメージにまとまるので、明るめのグレーにおすすめです。

屋根色は外壁の色味よりやや濃い方が、家全体でみたときにメリハリがでてバランスが良くなります。

好みもありますが、グレーの外壁を選んだ場合はまずは黒・濃いグレー・ブラウンの屋根色でシミュレーションしてみてください。

外壁がグレーの家の風水は?

風水の観点でグレーは「堅実」「真面目」という意味合いを持ち、仕事運の上昇効果があるといわれています。

北西の方角と相性が良く、白と黒が合わさった色であることから白の「浄化」と黒の「威厳」の効果も期待できるのです。

白が強い明るいグレーなら浄化の効果も上がり、反対に暗いグレーは黒の力強さが発揮されるため、風水の効果を考慮しながらグレーの濃淡の比率を考えてみても良いでしょう。

グレーは落ち着きを表す色でもあるので、家族でリラックスしてくつろぐ家にぴったりのカラーです。

まとめ

人気のあるグレーの外壁は色味が幅広いため、優しいイメージから重厚感の演出まで自由に表現できます。

ほかの色の外壁と比べても汚れが目立ちにくく周囲の環境に上手く溶け込むという魅力的なメリットばかり。

違う色と組み合わせたりアクセント壁を採用したりすることで個性を発揮することもできます。

グレーはどんな色とも相性が良いので、さまざまなパターンでぜひカラーシミュレーションをしてみてください。

自分好みの納得のいく外観が見つかるはずです。

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