bessの家は後悔する？メリット・デメリットや建築実例も紹介

スタイリッシュやモダンなデザインの家が多い中、bessの家は木を主体とした他のハウスメーカーでは真似できない外観の家を建てることができます。

そのためオリジナル性の高い家を建てたい人にbessの家はおすすめです。

しかし、bessの家は住宅展示場であまり見かけないことから、特徴が分からないという人も多いです。

また、bessの家を建てて後悔したという投稿もあるため、しっかり情報収集した上で検討すべきです。

そこで、この記事ではbessの家の特徴やメリット・デメリット、建築実例を紹介します。

bessの家とは

bessの家は株式会社アールシーコアが運営しており、設立は1985年と40年近い歴史を持つ会社となっています。

全国で7拠点bessの家を保有しており、「ムダなものはつくらない」「家を便利にし過ぎない」「自然との調和を心がける」という3つの観点を重要視した家を供給しています。

外観は木を主体とした内容が多く、山小屋やドーム型など種類も多いです。

このように、bessの家は現在主流となっている高機能でスタイリッシュな家とは別路線の家として人気があります。

また、和風の家というテイストも持ち合わせていることから、古民家に興味がある人にもおすすめです。

bessの家の商品ラインナップ

この章ではbessの家が公開している代表的な商品ラインナップを紹介します。

bessの家を検討する上での参考にしてください。

間貫けのハコ

間貫けのハコは動物のアルマジロが外観のモチーフになっており、のびのびとひろがる三角屋根や人が集まりやすい縁側が特徴です。

無垢の杉が使われておりアロマを使わなくともリラックスできる家屋が実現できることから、自然素材に囲まれた家に住みたい人におすすめです。

また、玄関横の「おくの間」や階段上の「うえの間」など、空間を大事にした商品となっています。

このことからも、効率の良い生活ではなくゆったりした生活を目指したい人に支持されています。

G-LOGなつ

樋口一葉の実名、「奈津」が由来の商品であるG-LOGなつは、空中にベランダ空間を設置しているのが大きな特徴です。

イタリア語で「巣」を意味するNIDOという名のベランダ空間は、外でも内でもない独特の雰囲気を楽しむことができます。

また、外観は三角屋根となっており他のハウスメーカーがでは実現できない大解放の屋根裏部屋を設置することが可能です。

こうした特徴を持つG-LOGなつは薪ストーブを設置する人が多く、外観との相性も非常に良いといえます。

COUNTRY LOG

無垢材やフローリング土間、長折れ屋根と広いデッキといった特徴があるCOUNTRY LOGは、大自然に溶け込むデザインとなっています。

BESSの中でも人気が高く、カントリー調の家を建てたい人におすすめです。

さらに、無垢材を多く使用していることから経年劣化による変化を楽しむことができ、唯一無二の家で住み続けることができます。

BESS DOME

bessの家といえばこのBESSDOMEをイメージする人も多いです。

木造マルチドーム構法と呼ばれる技術を使ったこの住宅は耐震性と耐久性が高く、さらに家屋内の空間を広くできるメリットがあります。

また、外観も非常に特徴的であることからオリジナル性の高い家となり、どこにもない家に住みたい人におすすめです。

bessの家の価格事例

bessの家を検討するためにはおおよその価格を把握する必要があり、家のタイプによってどのくらいの価格帯になるのかを調べる必要があります。

そこで、この章ではSUUMOで公開されている建築実例を紹介しますので、各タイプの価格をチェックしてください。

土間と薪ストーブがある、築6年の中古戸建

この中古戸建は2LDKで築6年となっており、ウッドデッキと土間ラウンジ、リビングが水平に隣接されていることから見た目以上に広い空間を実現できています。

さらにリビングイン階段を上がった場所に吹き抜けを設置することで家全体が一つの大空間のように感じることができ、家族とコミュニケーションが取りやすい間取りといえます。

このように、空間を活用した間取りづくりがbessの家の特徴といえます。

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1,000万円で購入できるログハウス

郊外に建てられたこのログハウスは、自然と調和が取れた外観と三角屋根が特徴です。

二階に設置されたテラスは眺望を眺めながらリラックスする場所として最適となっており、都会暮らしでは味わえない暮らしを実現できます。

また、オール電化のため火災リスクが少なく、安全に住み続けられます。

このことからも、bessの家に住むことで自然を身近に感じると共に利便性の高い暮らしも可能といえます。

耐久性が高くメンテナンスフリー外壁の中古戸建

耐久性が高く色落ちしにくいガルバリウム鋼板を採用しているこの家は、メンテナンス頻度が低くいつまでもキレイな家を保つことができます。

室内は木を基調としたデザインで統一されており、利便性の高い都市部であっても自然を感じながら生活できるのが特徴です。

bessの家は選択できる外観が多いことから、周辺環境にマッチしたテイストの家を建てることができます。

そのため、立地に合わせて様々なプランを検討できるというメリットがbessの家にはあります。

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bessの家で後悔・失敗した口コミ・評判

bessの家は自慢したくなるような家として多くの人に支持されていますが、インターネット上では家を建てて後悔した・失敗したという口コミがあります。

このことからも、良い場面だけでなく気を付けるべきポイントも知っておくべきといえます。

この章で詳しく解説しますので、参考にしてください。

維持やメンテナンスの費用が高い

bessの家は木を主体とした家であるため、一般的には10年に1度防虫処理や防蟻処理を定期的に実施しなければなりません。

さらに木は季節や経年劣化によって長さが変わり重要な柱を調整することもありますが、こ
の頻度はエリアや気候によって変わり、数十年の場合もあれば数年で調整が必要になることもあり、注意が必要です。

メンテナンス費用の相場として、依頼する業者やアフターサポートの内容によっても代わりますが、下記のような費用がかかる可能性があります。

このように、維持費やメンテナンスの工数がかかる点に気を付けるべきです。

間取りの自由度が低い

自由設計のbessの家は木を組み上げて建築するため、柱や梁がどうしても必要になります。

これにより開放的なリビングや大きな掃き出し窓を設置することは難しく、間取りが制限されるというデメリットがあります。

その結果、生活動線や家事動線が悪くなってしまうこともあります。

虫が出やすい

bessの家は窓を開けて生活するなど開放的なライフスタイルが似合いますが、その結果虫が侵入しやすくなります。

また、防虫効果が薄れてくると外壁に虫がとまりやすくなり、虫が嫌いな人にとってはストレスを感じる生活になることもあるため注意が必要です。

木材が劣化しやすい

木材は気温の変化と経年劣化に弱く、耐久性が落ちると家の安全が担保できなくなってしまいます。

そのため、築年数が経過するとボロボロの家になってしまったという失敗事例もあるようです。

このような状態になってしまうとメンテナンスコストが高くなってしまい、維持が難しくなることもあります。

薪ストーブを設置して後悔する

bessの家を選んだ多くの人が薪ストーブを採用していますが、薪ストーブはすぐに暖まらない上に薪を置いておく場所が必要となり、さらに乾燥させなければ使えません。

また、臭いや煙が近所迷惑になってしまいせっかく設置しても使わないという失敗事例も多いです。

このことからも、薪ストーブが使える環境と広い敷地の確保が必須といえます。

収納が少ない

bessの家は土間やウッドデッキ、テラスなどを多用する特徴があるため、シューズクロークやウォークインクローゼットといった面積の広い収納スペースが合わせられないこともあります。

そのため、bessの家を検討する際には収納に悩む可能性があるといえます。

また、荷物はライフステージの変化によって増えることが多いため、bessの家は収納の確保ができる間取りを優先すべきです。

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bessの家のメリットが分かる口コミ・評判

bessの家を建てたいと思う人は、この章で解説するようなポイントをメリットとして感じているようです。

そこで、インターネットなどでbessの家に興味を持った人には、建築したオーナーが惹かれたポイントをチェックしておくことをおすすめします。

木の温もりを感じられる

bessの家に魅力を感じる人の多くは、木の温もりを感じながら生活できることをメリットとしています。

無垢材や国産杉などbessの家は多くの木材を使用しており、建築エリアが都会であっても一歩家に入れば木の香りに囲まれた空間となります。

このように、木や自然を感じながら生活したい人にbessの家はおすすめです。

経年を味として楽しめる

木は呼吸しているため湿度によって膨張収縮を繰り返します。

これにより家の中にいると気が軋む音が聞こえ、さらに経年によって柱や壁の色が変化します。

つまり、bessの家は常に変化し続けている家といえるため、変化を楽しみたい人におすすめです。

耐震性や耐火性が高い

ログハウスは地震に強く、1993年の北海道南西沖地震や1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越沖地震などで躯体を損傷したログハウスはほとんどなかったそうです。

このことからも、そもそもログハウスは耐震性に優れているといえます。

そして、bessの家はさらに地震に強い家を目指すために振動実験を行い、ログハウスの壁が地震力を軽減させることを証明しました。

このように、耐震性の高い家を検討するのであればログハウスを建築するbessの家を候補にあげるべきといえます。

また、木材は火災に弱いイメージがありますがbessの家で使われる木材は非常に太いため、燃焼した際に炭化膜が形成されることで芯まで燃えにくくなっています。

さらに有害ガスが発生するリスクも低いことから、耐火性という点においても優れているというメリットがあります。

断熱性が高くて暖かい

木材は「セルロース」と呼ばれるチューブ状の細胞で構成されており、外部の熱を遮断する効果があります。

そして、乾燥時には湿気を放出し湿度が高い場合は湿気を吸収する働きをしてくれることから、調湿効果も高いです。

つまり、木材は天然の断熱材といえ、bessの家は高機能住宅にひけをとらない断熱性能があるといえます。

アフターサポートの体制が整っている

bessの家はメンテナンスが必要というポイントがありますが、手厚いサポート体制が整っていることを知っておくべきです。

引き渡し後10年までに計5回の無償定期診断を実施し、木材特有のクラックやセトリングなどの現象も木の家を熟知したプロが診断かつアドバイスしてくれます。

こうしたサポートによってbessの家は年月が経ってもきれいで安全に住み続けられる住環境を維持できることから、安心して家づくりを任せることができます。

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bessの家と似たような建築が可能なハウスメーカー比較

bessの家と外観が似ている建築が可能なハウスメーカーとして「ヤマダホームズ」、「一条工務店」、「住友林業」があります。

この章ではそれぞれの特徴について違いを解説しますので、参考にしてください。

なお、他のハウスメーカーもいろいろ見てみたいという人はハウスメーカーランキングの記事も御覧ください。

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ヤマダホームズ

ヤマダホームズにはあらかじめ決められたプランの中から選択できる企画住宅がありますが、50種類と数が多く気に入ったプランを見つけやすいといえます。

その中にはbessの家に近いウッディな外観のプランもあり、比較検討がしやすいハウスメーカーです。

また、坪単価もbessの家と似ていることからヤマダホームズとbessの家を両方検討することでより納得のいく家づくりができるといえます。

なお、ヤマダホームズで家を建てた人の口コミとして次のような内容がありました。

ヤマダホームズと契約しました！
アイ工務店のほうが微妙に性能良さそうだったけど、最後は営業マンで決めた感ある！🤤

— ﾔﾏﾀﾞｻﾝϖ平屋完成しました🏠 (@MAHO__SYOJYO) March 2, 2021

つくばで家を建てました。おすすめはないですが、ヤマダホームズだけはやめた方が良いです。施工不良が築数年で発生し、対応が最悪でした。絶対にやめてください。

— t.m (@trmsysd) March 27, 2023

もっと詳しくヤマダホームズについて知りたい人は、「ヤマダホームズの口コミ・評判」もご覧になってみてください。

積水ハウス

積水ハウスは大手ハウスメーカーでも非常に人気が高く、様々なデザインを手がけることができる木造系住宅のトップメーカーです。

代表的な商品であるシャーウッドは積水ハウスであることが一目で分かるデザインとなっており、bessの家と同様に魅力的な外観の家を建てることができます。

なお、積水ハウスで家を建てた人の口コミとして次のような内容がありました。

13年前に積水ハウスのビーダインズで家を建てました。
営業マン、設計士、インテリアコディネーター3人がついてくれての打合せが
続きました。打合せははじめは楽しかったですけど、回数が重なると大変で
途中投げ出したくなる時もありました。しかし自分が考えた理想の家を建て
たいという、長年の夢を叶えるためなんとか頑張りましたｗ
出来上がった建物を見たときは感動で胸いっぱい！！泣いてしまいました。
入居後の点検ははじめに話があった通りで費用はかからず、困った時にはカスタマーに電話すればすぐに対応してくれました。
費用は割高だなーと感じてましたが、住んだ後の事を考えると積水ハウスにして良かった！と心から思えます。
初期費用の高い安いだけでなく、住んだ後の事も考えてハウスメーカー選びをすると良いと思います。

引用元：みん評

先月積水にて契約をしました。
他社と二ヶ月間比較させて頂きましたが、積水の設計力、営業マンの対応の良さ、積水ハウスの家の素晴らしさにひかれて、契約をした次第です、
家づくりは金銭面など不安な事が沢山ありますが、積水さんの対応に大変満足しております。

引用元：みん評

もっと詳しく積水ハウスについて知りたい人は、「積水ハウスの口コミ・評判」もご覧になってみてください。

住友林業

300年以上の歴史がある住友林業ですが、木の質感を活かした家を建てるという意味ではbessの家と家づくりに関する理念は似ています。

また、住友林業独自のBF工法によって大開放の間取りが実現可能であることから、レストランやホテルのエントランスのような間取りに憧れる人に人気があります。

このような特徴があることから、bessの家と並行して検討すべきハウスメーカーといえます。

なお、住友林業で家を建てた人の口コミとして次のような内容がありました。

7社の展示会場を時間をかけて見て回り、それぞれの営業の方から説明を伺いました。その中で、どんな質問をしても全てに即座に納得のいく回答をいただいたのは住友林業だけでした。その専門性の高さとスタッフの人柄に夫婦とも感心し、この会社に任せることにしました。

引用元：みん評

住宅展示場で住友林業のモデルハウスをみて一目惚れしました。
正直どこのハウスメーカーでもよかったのですが、モデルハウスの営業マンの対応に感激して決めました。
他のモデルハウスは、ずっとついてきて説明をしてくれるのですが、正直ゆっくり見ることができなかったです。
しかし、こちらでは、入り口で「自由に見てください」と言われ、その後営業マンは何かあれば読んでくださいと。実際相談すると親身かつ柔軟な対応で大満足でした。

引用元：みん評

もっと詳しく住友林業について知りたい人は、「住友林業の口コミ・評判」もご覧になってみてください。

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bessの家に関するよくある質問

この章ではbessの家に関するよくある質問について、解説します。

bessの家は寒い？

bessの家は木材が持つ断熱性能を活かした住宅となっていることから、冬は暖かく夏は涼しい住環境となっています。

そのため特別に寒いというわけではありませんが、薪ストーブを使用する場合は暖かくなるのに時間がかかるため注意が必要です。

bessの家にかかるメンテナンス費用はいくら？

bessの家を実際に建てた人の感想として、10年に一度100万円前後の費用がかかるそうです。

ただし、この費用は他のハウスメーカーで建築した場合とほとんど変わらないことから、特別高いというわけではありません。

そのため、防虫と防蟻処理をしっかり実施しておけば後から特別にかかる費用はないといえそうです。

bessの家の評判は？

どのハウスメーカーも評判の良し悪しがありますが、bessの家は木のぬくもりを感じながら生活したい人に評判が良く、メンテナンスコストを下げたい人に評判は良くない傾向にあります。

bessの家まとめ

無垢材や国産杉に囲まれ、木材の変化を楽しみながら生活したい人にとって、bessの家はうってつけのハウスメーカーといえます。

しかし、インターネット上では後悔や失敗の口コミを確認できることから、全てのオーナーが満足しているわけではないようです。

このことからもbessの家を検討する際には担当者に家の特徴をしっかり説明してもらい、他の木造系ハウスメーカーとの違いを把握することが重要といえます。

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