家づくりは何から始めるべき?優先順位と悩んだ時の相談先を解説!
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そろそろマイホームを手に入れたい…
そう検討を始めたものの、何から手を付ければよいのかわからないという方は、意外に多いのではないでしょうか?
実際にマイホームを購入するとなると、情報収集をはじめやるべきこと、決めなければならないことが多いです。
そこで今回は、家づくりが初めての方に向けて、家づくりの優先順位と悩んだ時の相談先について分かりやすく解説します。
全体のスケジュールや機関などを把握しておくと、スムーズに家づくりを進められるので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
家づくりの優先順位は「予算→土地・建物→会社選び」
家づくりの優先順位について「予算→土地選び・建物部分→会社選び」と、おおまかに決めておくと、家族間の話し合いをスムーズに進められます。
以下では、家づくりをスタートするために必要なポイントを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
家づくりの後悔を減らすなら最低でも1年前には準備を始めよう
人生最大の買い物といわれるマイホーム。
マイホームの後悔を減らすためにもスケジュールに余裕を持つことが重要です。
なぜなら、注文住宅が完成するまでにかかる期間は、一般的に8〜15か月といわれているからです。
スピードを意識したとしても、半年から7か月はかかります。
そのため、将来的に後悔しないためにも、家づくりの準備は暮らしはじめたい時期から逆算して始めるため、最低でも1年前には準備を始めるようにしましょう。
また、プランなどにこだわりたいポイントが多い場合は、2年以上かかるケースもあるので、長めに見積もることがおすすめです。
ただし、上記の期間には、家を建てる建築期間(4~6か月)が含まれているため、施工に入る前に間取りやデザインを決定していなければなりません。
そのため、設計について準備できる期間はそれほど長くないので、ゆとりがある場合は、逆算して1年以上前から徐々に準備を進めておくと、納得した家づくりが実現できるでしょう。
土地探しと建てたい家の明確化は並行して進める
スムーズに家づくりを行うためには、土地探しと建てたい家の明確化は並行して進めましょう。
そのためには、「どんな家にしたいのか」をもとに、ハウスメーカーや建築会社、土地などに関する情報を集めることからスタートします。
なぜなら、ハウスメーカーや工務店に土地探しも同時に依頼すると、家の間取りやプラン、希望条件にマッチした土地を見つけてもらえる可能性が高いからです。
また、土地の購入費・住宅購入費を合計した総予算をもとに、家づくりの相談ができるメリットがあります。
理想のマイホームを実現するためにも、情報収集は怠らず納得のいく選択をしましょう。
家づくりの優先順位①予算を決める
家づくりをスタートさせるにあたり、予算を決めることは重要なポイントです。
注文住宅を建てる際には、土地購入の予算と建物を建てる予算の2つを決めなければなりません。
そこで下記では、家づくりでの予算の決め方について詳しく解説します。
- 注文住宅の予算は世帯年収から決める
- みんなの注文住宅の予算はどれぐらい?
- 低予算でも家を建てたい時に検討すべき3つのこと
これから家づくりを始める方は、ぜひチェックしてみてください。
注文住宅の予算は世帯年収から決める
画像提供元/住宅金融支援機構公式サイト
注文住宅を建てる際は、間取りや設備など考えなければならないことがたくさんありますが、中でも重要なのが「予算の確認」です。
予算を超えて住宅を建てられませんし、予算ぎりぎりで家を建てるとその後の生活が苦しくなり夢のマイホーム生活を満喫できない可能性があります。
注文住宅の予算は、世帯年収から決めるのが一般的です。
そのため、自己資金として自分たちの手持ちの資金や親からの援助などで出せる金額を明確にします。
また、住宅ローン「フラット35」を利用した方の中では、注文住宅を建てた家庭の世帯年収は400万円〜600万円未満の世帯が最も多いという結果でした。
注文住宅を建てる際は世帯年収400万円が目安になるといえますが、実際に購入可能な住宅の予算の上限は、頭金に住宅ローンの借入可能額をプラスした金額になります。
頭金とは、購入する住宅の費用のうち、自己資金として現金で支払えるお金のこと。
そのため、住宅ローン借入可能額は、購入予定者の世帯年収や借り入れ状況、頭金などにより異なります。
一般的な住宅ローンの借入限度額は、年間返済額が年収の30%までと言われていますが、あくまでも限度額であり、理想の返済額は多くても年収の25%までといわれています。
また、ローンの利子(金利)分の支払いも別途必要となるため注意が必要です。
例えば、頭金300万円、年収400万円〜600万円の方の住宅ローンで借りられる額や家を建てる予算は以下の通りです。
年収 | 400万円 | 500万円 | 600万円 |
年間の返済額
(年収の20%で算出) |
約80万円※1 | 約100万円※1 | 約120万円※1 |
住宅ローンの借入限度額
(35年返済) |
約2,800万円※1 | 約3,500万円※1 | 約4,200万円※1 |
頭金 | 300万円 | 300万円 | 300万円 |
家を建てる予算 | 約3,100万円 | 約3,800万円 | 約4,500万円 |
※1:いずれも利子分を含む支払いを想定しています。
住宅の購入可能額を知りたい場合は、注文住宅予算シミュレーションツールなどで確認することが可能です。
借入額もしくは毎月の返済額からの2つのシミュレーションを行えるため、自分の状況に最適な購入可能額がわかります。
みんなの注文住宅の予算はどれぐらい?
注文住宅の相場は、年収からおおよその金額を算出できます。
画像提供元/住宅金融支援機構公式サイト
年収倍率(購入資金を年収で割った数値)の全国平均は土地付き注文住宅が7.7倍で、年収倍率は上がる傾向にあり、その理由として考えられるのが「超低金利」。
金利の低い状況が続いていることから資金を借入しやすいという背景のもと、年収の7倍の住宅ローンを組む人が増える傾向にあるようです。
ただし、これはあくまでもおおまかな目安であり、個々の事情が考慮されていないため、より安全な返済計画で家づくりを行いたい方は、年収の5倍を大まかな目安として計算することをおすすめめします。
住宅ローンの借入金額は、現在の年収と返済期間をもとに計算しますが、住宅ローンの借入可能額はあくまでも借り入れが可能な限度額のこと。
審査に通ったからといって安定して返済できる金額とはいえないので注意しましょう。
年収・年収倍率に見る費用目安
年収倍率 | 年収400万円 | 年収500万円 | 年収600万円 |
---|---|---|---|
5倍 | 2,000万円 | 2,500万円 | 3,000万円 |
6倍 | 2,400万円 | 3,000万円 | 3,600万円 |
7倍 | 2,800万円 | 3,500万円 | 4,200万円 |
ただし、支出が多いご家庭の場合、ローン金利が高くなると返済負担が重くなるため、それぞれのご家庭のケースに合わせて住宅購入費用を考えるようにしましょう。
また、現在の貯金をそのまま頭金に使用すると、突然の出費に対応できなくなるため注意が必要です。
住宅購入の予算に頭金を入れる際は、住宅購入にかかる諸費用やいざという時のための貯蓄用のお金のことも考えておかなければなりません。
頭金の割合を多くすると、住宅ローンの返済額が減るからといって、すべての貯蓄を頭金にしてしまうと後々困ることになるので注意しましょう。
注文住宅を購入する際には、以下のような諸費用が発生します。
- 土地売買・新築工事請負契約の印紙税
- 土地・建物の登記費用
- 住宅ローンの諸費用・手数料
- 不動産取得税
- 仲介手数料(不動産会社を通した場合)
住宅ローンの融資が実行される前に支払う必要があるため、上記の金額は事前に準備しておかなければなりません。
また、このほかにも「いざという時」に備えて、生活予備費用を残しておかなければなりません。
生活予備費用の目安は以下の通りです。
- 自営業や派遣社員の場合:6か月~1年分
- 正社員の場合:3~6か月
正社員で働いている場合、毎月の必要な生活費が30万円のご家庭なら、90〜180万円ほど残すのがおすすめです。
低予算でも家を建てたい時に検討すべき3つのこと
低予算でマイホームを購入したい時は、下記の3つのポイントを押さえておきましょう。
- ローコスト住宅メーカーで建てる
- 規格住宅の家を建てる
- 中古住宅のリフォームも視野に入れる
理想の家づくりを行うためには、条件に合うハウスメーカーや工務店を見つけることが重要です。
そのため、大手ハウスメーカーよりもローコスト住宅を得意とするハウスメーカーを選ぶことがおすすめです。
業者により設計力や耐震性能などに違いがあり、アピールポイントや費用設定が変わりますが、同じ延べ床面積であっても大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカーでは、本体価格が1,000万円程度変わるケースもあるようです。
ハウスメーカーの価格帯による本体価格の違い(例:延べ床面積30坪)
平均坪単価 | 本体価格 | |
---|---|---|
大手ハウスメーカー | 70~80万円 | 約2,100~2,400万円 |
ローコストハウスメーカー | 30~40万円 | 約900~1,200万円 |
低予算で家を建てたい場合は、通常よりも安い価格で家を建てられる規格住宅を検討してみてはいかがでしょう。
注文住宅に比べ間取りの自由度は低いものの、設備に優先順位をつけるなどポイントを押さえることで、安くても理想的な家を建てることが可能です。
また、低予算で家を建てたい場合に注目されているのが、中古住宅のリフォームです。
内装はリフォームで刷新する前提のため、立地や環境優先で物件を選べるため、物件の選択肢が広がります。
すでに物件が建築されているので、日当たりや風通しなど、居住環境や利便性を確認してから購入できるのも中古住宅ならではのメリット。
中古住宅のリフォームも視野に入れる
また、中古住宅を購入してリフォームを行うことで、新築物件を購入するよりも低予算でマイホームを手に入れることが可能です。
まずは、令和2年度に国土交通省が実施した「住宅市場動向調査報告書」から、住宅費用の平均値をチェックしてみましょう。
画像提供元/国土交通省公式サイト
新築物件の平均購入費用は、土地を購入して注文住宅を建てた方の土地・建物の費用総額は、全国平均で4,606万円、東京・大阪・名古屋の三大都市圏で分譲戸建て住宅を購入した方の購入費用の平均は3,826万円で、分譲マンションは4,639万円となっています。
上記のように、新築物件を購入した方は物件購入費用に平均で4,000万円前後かけていますが、中古戸建住宅を購入した方の購入費用の平均は2,894万円、中古マンションは2,263万円で、リフォーム費用は181万円でした。
平均値で見ると、中古住宅を購入したうえでリフォームを行ったとしても、新築住宅を購入するよりも大きく費用を抑えられることがわかります。
とはいえ、中古住宅をリフォームする場合は、リフォームの規模により費用は大きく前後するケースも多々あります。
リフォーム費用を抑える3つのコツ
リフォーム費用をできるだけ抑えるためには、以下の3つの方法を押さえておきましょう。
リフォーム費用を抑える3つのコツ
- リフォーム箇所を絞る
- リフォーム箇所ごとに予算を決める
- 減税制度や補助金を活用する
中古住宅の購入で予算を抑えたい場合は、なんとなく全体をリフォームするのではなく、リフォーム箇所を絞ることが重要です。
ざっくりとした希望で室内全体をリフォームしてしまうと高額な費用が必要になります。
そのため、中古住宅のリフォームを行う際は、「水回りの設備」「リビングの壁紙」「フローリングのみ」など、家族でリフォームの優先順位を話し合い、リフォーム箇所ごとに予算を決めておきましょう。
また、リフォームを行った場合、国や自治体からの補助金が給付される制度が多数用意されています。
減税制度などの税の優遇を受けられるケースもあるので、これらの制度を活用すればリフォーム資金や固定資産税の支払い資金に充てられます。
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家づくりの優先順位②住む場所(土地)を決める
おおまかに予算が決まったら、次に土地に関することを決めていかなければなりません。
マイホームを建てるということは、同じ場所に長く住み続けることになるため、将来的な環境の変化にも目を向けておく必要があります。
下記では、土地探しをする上で押さえておきたいポイントを3つピックアップしました。
- 土地探しは4〜12ヶ月以上かかるのが一般的
- 土地探しの進め方
- 土地探しで押さえておきたいポイント
それぞれ詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
土地探しは4〜12ヶ月以上かかるのが一般的
注文住宅を建てる際にしなければならない事の一つが土地探しです。
土地を探すために必要な期間は、4〜12か月以上かかるのが一般的といわれています。
まず、1〜3か月までに、どんな暮らしをしたいのかイメージを固める必要があります。
土地を探す前に重視されることが多い項目
- 住みたいエリアや立地条件
- 都心がいいのか、郊外がよいのか
- 最寄り駅までの時間や距離
- 通勤・通学・ショッピングなどの利便性
- 教育・医療・福祉施設の充実度など
上記のイメージをもとに、住みたいエリアや条件が決まったら、具体的に土地を探し始めます。
下記の方法で土地探しをおこないます。
土地探しの主な方法
- インターネットで検索
- 新聞の折り込みチラシなどをチェックする
- 不動産会社に相談して土地を探してもらう
- ハウスメーカーに相談する
どのような土地があり、相場価格を知りたい場合は、インターネットやチラシなどで下調べをするのがおすすめです。
ただし、土地の情報がインターネットやチラシに掲載された時点で、良い土地は売れてしまっていることが多いので、本気で購入する土地を探している場合は、まず不動産会社やハウスメーカーに相談するようにしましょう。
土地探しの進め方
土地から探して注文住宅を建てる場合の手順(5steps)を紹介します。
STEP1:予算を決める
まずは、どの程度土地にお金をかけられるのか予算を決めましょう。
予算は建物分の予算を引いた額にし、最大限出せる額にしないことが重要なポイント。
そのため、土地の予算を確実に決めたい場合は、ハウスメーカーに相談するのがおすすめです。
そうすることで、土地購入後に建物を建てる資金が不足することを防げます。
STEP2:条件に優先順位をつける
土地を探しやすくするために、エリア・駅からの距離・土地の広さ・周辺環境・日当たりなど、さまざまな条件からどれを重視したいのか、優先順位をつけましょう。
ただし、第一条件はコストにすることをおすすめします。
なぜなら、予算を超えた土地を購入してしまうと、住まいの計画がスムーズにいかなくなる可能性があるからです。
STEP3:条件にあう土地を探す
条件に合う土地を探します。
条件に固執しすぎないように、さまざまな探し方を試みることが重要です。
土地探しを行う際は、依頼するハウスメーカーを決めておくとスムーズに進む可能性が高いです。
STEP4:土地の調査
土地が決定したら、契約前に土地の調査を行いましょう。
住宅向けの土地なのか、周辺環境なども含めて総合的に調査することが重要です。
理想の土地でも、土砂崩れや水害など、自然災害にあいやすい可能性もあるので、ハザードマップも必ず確認してください。
また、以前工場のあった土地の場合、土壌が汚染されている可能性もあるので、汚染状況なども調査しておくと安心です。
STEP5:契約
土地が決まったら契約します。
土地の契約には手付金が必要となるケースがほとんどです。
住宅ローンは、建物の引き渡しの時に契約できるローンなので、土地を購入する際は、まとまった自己資金が必要になるので注意しましょう。
スムーズに家づくりを行うためにも、土地の購入手続きと並行して住宅のプランニングや契約手続きも進めるのがおすすめです。
土地探しで押さえておきたいポイント
土地を探す際には、土地の形状・方角・地盤など、土地探しのコツをいくつか押さえておく必要があります。
土地の形状については、正方形や長方形に整地されているほうが住宅を建てる際に設計しやすいというメリットがあります。
また、方角は日当たりの良し悪しを左右する重要なポイント。
一般的には日当たりの良い方角にリビングやベランダを設けるため、土地の方角により間取りがある程度決まってしまいます。
地盤についてはハザードマップなどで、災害のリスクを確かめたり、購入するにあたって専門家に調査を依頼するのがおすすめです。
エリアによっては自治体で調査を行っているケースもあるので、役所の窓口などでもチェックしてみましょう。
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家づくりの優先順位③建てたい家のイメージを明確にする
家づくりを行う上で、理想の外観や間取りなど建てたい家のイメージを明確にすることが重要です。
理想の間取りやデザインはもちろん、機能性などもしっかり見極めて理想のマイホームを手に入れましょう。
理想の外観・間取りを知る
注文住宅の最大のメリットが、自分の理想の外観や間取りを設計できること。
多くの方が、使い勝手が良く家族の希望を取り入れた間取りを実現したいと考えているはずです。
長い期間住むマイホームで、理想の間取りを実現するためには、下記のポイントを押さえておくことをおすすめします。
理想の間取りで押さえておきたいポイント3つ
- 家族で話し合い優先順位を決め、暮らしやすい動線を考える
- 土地の形状・方角と周辺環境を考慮する
- 敷地全体・家の内部の配置を考える
また、家のイメージができたら、下記のチェックポイントに注目しながら、実際の間取りを決めましょう。
まずは下記のような切り口から間取りを考えてみる
- 日当たり・風通し
- 玄関・階段をどこに配置するのか
- 生活動線と将来的な家族構成の変化を考慮する
- 家具・家電の配置をイメージする
- 駐車場や水道の配管など、外構について計画する
日当たりや風通しについては、間取りと一緒に優先順位をつけるようにしましょう。
現移管は道路から入りやすく、階段は部屋への動線をイメージして配置するのがおすすめです。
また、スムーズな生活動線や将来的に子供部屋が必要になることなど、家族構成の変化に対応できるように間取りを決めるようにしましょう。
さらに、家具や家電をどこに配置するのかで、コンセントの数や位置、配線などもスムーズに決まります。
注文住宅の間取りを決める際に、下記の注意点を把握しておくことも重要です。
間取りを決める際に注意したいこと
- オープンキッチンにしたい場合は、料理のニオイがリビングに充満しないように換気に工夫する
- 就寝時に外の音が気にならないように寝室は道路側に配置しない
- コンセントの位置は生活動線に合わせる
- 収納スペースは家族で共有できる大きさを用意する
- 水回りはなるべく1か所に集め、寝室と離れた場所に設置する
これから、家づくりをスタートする方は、注意点をチェックしながら理想の外観や間取りを決めるようにしましょう。
家づくりで重視する家の性能を明確にする
注文住宅を建てる際、理想的な暮らしを実現するためには、間取りや構造、日当たりの良さなど、設計プランやデザインを重視する方が多いのではないでしょうか?
しかし、実際に生活してみると快適な生活を送るためには、家の性能の高さが暮らしやすさを決定づけることが多々あります。
家の性能には、地震が発生した際の耐震性、物理的・科学的な影響を受ける耐震性のほか、断熱性や気密性、防火性、防犯性、省エネ性などがあり、これらの性能に優れた家を高性能住宅と呼んでいます。
また、家を構成するパーツは屋根・壁・窓などいくつもあり、それぞれのパーツに求められる性能には違いがあります。
いくら高性能なパーツであっても、一か所だけでは効果を発揮できないケースもあります。
そのため、長い期間過ごすためのマイホームを建てる際は、理想的な暮らしのためにも設計プランやデザインと同様に住宅性能についてもしっかり考えることが重要です。
優先順位④:依頼するハウスメーカー・工務店を選ぶ
家づくりをスタートするにあたり重要なポイントの一つが、依頼するハウスメーカーや工務店選びです。
自分の理想の家づくりを行うためには、予算や間取りなど自分のライフスタイルに最適なハウスメーカーを選ばなければなりません。
下記では、理想のハウスメーカー・工務店を選ぶ際に押さえておきたいポイントを3つピックアップしています。
- 建てたい家の理想を叶えられそうな会社を知る
- カタログ請求などで5〜10社の情報を集め、最終的に3社までに絞り込む
- ハウスメーカー選びに疲れたら皆の「決め手」を参考にする
これから家づくりを始める方は、ぜひ人気なハウスメーカーランキングも参考にしてみてください。
建てたい家の理想を叶えられそうな会社を知る
ハウスメーカーといっても、誰もが知っている大手ハウスメーカーからローコストハウスメーカーまで、数多くの会社があるため、どこか1社に決めるのは至難の業です。
ハウスメーカーを選定する基準は、坪単価や構造、デザイン、特徴など、何を重視するのかにより異なります。
そのため、自分の理想の家づくりを明確にした上で、各ハウスメーカーの特徴と照らし合わせながら、候補となる会社をピックアップすることが重要です。
実際に、マイホームを手に入れた方の決め手として「営業担当が親切で対応が良かった」や「モデルハウスを見学してデザインが気に入った」、「アフターケアが充実している」などがあるようです。
また、「土地探しを一緒にしてもらえる」や「耐熱性や気密性の高さ」などを重視している方も多いようです。
スムーズに家づくりを始めるためには、ハウスメーカーや工務店に相談する前に、自分や家族が建てたい家の優先順位などを明確化しておきましょう。
ハウスメーカーの一覧を特徴ごとに解説している記事もありますので、ご自身が建てたい家のヒントを掴むきっかけにしてください。
カタログ請求などで5〜10社の情報を集め、最終的に3社までに絞り込む
ハウスメーカーを選ぶ際は、最初から1社に絞らず、カタログ請求などで5〜10社を比較し、それぞれの会社の特徴を把握した上で、最終的に3社程度に絞っていくのがおすすめです。
各ハウスメーカーの公式サイトからもカタログは請求できますが、住宅カタログの一括資料請求サイトを利用すると一度に複数のハウスメーカーのカタログを無料で取り寄せられます。
また、依頼主の家を建てたいエリアに対応したハウスメーカーを選べるのも一括資料請求サイトの魅力です。
5~10社の情報を集めたら、予算や住宅性能、デザイン、住宅構造・工法など、自分の理想とする家づくりを行っているハウスメーカーを絞り込みましょう。
カタログ請求サイトには、LIFULL HOME’S・タウンライフ家づくりなどがあり、それぞれ特徴が異なります。
注文住宅のカタログは、家づくりを行う上で間取りのイメージを膨らませたり、各ハウスメーカーの特徴を比較するのに最適なアイテムです。
将来的に後悔しないためにも、一括資料請求サイトを上手に活用して理想の家づくりをスタートさせましょう。
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ハウスメーカー選びに疲れたら皆の「決め手」を参考にする
わくわくすることの多い家づくりですが、決めなければならないことも多く「面倒だな」ということも多く、その代表的な例の1つが「ハウスメーカー選び」です。
下記のポイントがハウスメーカー選びに疲れてしまう原因といわれています。
- 予算が決まっていない
- 家族で意見が合わない
- 検討しているハウスメーカーが複数ある
- 情報を集めすぎて混乱してしまう
特に、検討しているハウスメーカーが複数ある場合、価格や特徴など比較する情報が多くなってしまい、結果決めきれないという最悪のケースになってしまうことがあるようです。
そのため、ハウスメーカー選びに疲れたらマイホームを手に入れた先輩の「決め手」を参考にするのがおすすめです。
下記では、マイホームを手に入れた方の「決め手」になったポイントを3つピックアップしました。
マイホームを手に入れた人の3つの「決め手」
- 担当者や設計士の人柄が信用できた
- 予算内で理想に近い家が建てられると思った
- デザイン・住宅性能・間取りに惹かれた
ハウスメーカー選びに迷ってしまった場合は、口コミサイトなどもチェックしてマイホームを手に入れた方の「決め手」も参考にしてみましょう。
家づくりの優先順位で悩んだ時のおすすめ相談先
初めての家づくりでは、さまざまなことで悩むことが多いのが現実です。
そのため、家づくりの優先順位で悩んだ際は、下記の注文住宅の相談窓口で相談するのがおすすめです。
- 対面で直接相談したいなら『SUUMOカウンター』
- オンラインで自宅から相談するなら『HOME4U家づくりのとびら』
それぞれ特徴が異なるので、自分に最適な相談先を見つけましょう。
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・電話相談:10:00~18:00 |
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全国で500店舗以上展開しているSUUMOカウンターでは、戸建てや新築マンションの購入に関する相談に対応しています。
相談方法は、店舗・電話・オンラインの3種類が用意されているため、仕事や子育てで忙しい方も自分の都合に合わせて相談できるのが魅力です。
注文住宅に関する相談だけでなく無料講座も実施しているので、物件購入に関する知識を深められます。
また、希望制でFPを紹介してくれるので、予算面でも相談したい方におすすめです。
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受付時間 | 10:00~19:00(定休日/水曜日) |
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相談スタイル | オンラインのみ |
NTTデータグループが運営しているHOME4U家づくりのとびらは、官公庁が使用しているセキュリティを導入していることから、個人情報の取扱いに不安のある方におすすめです。
土地の相場を検索できるツールを使用すれば、地価の相場が分かるため、土地の価格を基準に建築エリアを選べるメリットがあります。
また、予算シミュレーションツールを活用すれば、毎月のローンの返済額や住宅購入に必要な費用を把握できるので、資金計画の相談をしたい方に向いています。
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家づくりの優先順位に関するよくある質問
ここでは、家づくりの優先順に関するよくある質問を3つピックアップしています。
- 土地と建物どちらにお金をかけるべき?
- ハウスメーカー選びのポイントは?
- モデルハウス見学は見るだけでもいい?
家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
土地と建物どちらにお金をかけるべき?
家づくりを行う際に迷ってしまうのが、土地と家のどちらにお金をかければよいのかということ。
特に、予算オーバーしそうになった場合は、土地もしくは建物のどちらかを妥協しなければなりません。
下記では、建物よりも土地を優先した際のメリットとデメリット、土地よりも建物を優先した際のメリットとデメリットをご紹介します。
『土地優先のメリット』
- 自然豊かなど、周辺環境が良く住みやすい
- 生活に必要な場所へのアクセスが良く、利便性が高い
- 資産価値が残りやすい
『土地優先のデメリット』
- 家の広さや間取りの自由度が低くなるケースがある
- ワンランク下の価格帯のハウスメーカーや工務店を検討する必要がある
- 建物や設備のグレードを下げなければいけなくなる
補足:土地にお金をかけると周辺環境が良くなり、日常生活をストレスなく過ごせる可能性が高くなる一方、マイホーム本体に妥協しなければならず、理想の家づくりを実現できない可能性があります。
『建物優先のメリット』
- 理想とする広さや間取りのマイホームを実現できる
- 希望するハウスメーカーで家を建てられる
- 建物や設備をグレードアップできる
- 外構などにも手が回り、家の外観など見た目もよくできる
『建物優先のデメリット』
- 利便性が悪く、不便な思いをする
- 資産価値が残りにくい
- 大きな道路や線路から近いなど、周辺環境を妥協する必要が出てくる
建物本体にお金をかけると、注文住宅ならではの醍醐味である自分の思い通りの家づくりが可能になります。
その一方で、周辺環境について妥協しなければならないことが多くなるため、実際に生活してみるとストレスを感じてしまうかもしれません。
そのため、家づくりをスタートさせるにあたり「最も大事にしたいものは何か」を家族みんなで考えて、判断する必要があります。
ハウスメーカー選びのポイントは?
ハウスメーカーの選び方で、押さえておきたいポイントは下記の5つです。
- 価格
- 構造・工法
- デザイン
- 保証やアフターサービス
- 営業担当者との相性
また、注意しなければならないポイントもいくつかあります。
- 知名度で決めない
- 予算を決めておく
- 住宅展示場やモデルハウスも見学する
家づくりでは、自分の理想とするマイホームづくりができるのかが重要です。
大手ハウスメーカーならではの魅力もありますが、中堅・ローコストなど、各ハウスメーカーによりストロングポイントはさまざまです。
ハウスメーカーを選ぶ際は、フラットな目線でしっかり見極めるようにしましょう。
モデルハウス見学は見るだけでもいい?
モデルハウスの見学をしたいと思っても、「まだ購入を決めたわけでもないのに、見学だけしても大丈夫かな」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?
結論、モデルハウス見学は見るだけでもOKです。
なぜなら、家を建てるかどうか検討中の方はもちろん、依頼するハウスメーカー選びのために訪れている方など、モデルハウスの見学にはさまざまな目的の方が訪れているからです。
各ハウスメーカーのモデルハウスの目的は「知ってもらうこと」なので、気になるハウスメーカーや工務店がある場合は気軽に足を運んでみましょう。
まとめ
家づくりを始めるにあたって、知っておくべき優先順位について詳しく解説しました。
実際に家を建てるためには、さらに細かい取り組みが必要になりますが、ある程度優先順位を理解しておくだけでスムーズに理想の家づくりを進められます。
また、家づくりに悩んだ時は『SUUMOカウンター』や『HOME4U家づくりのとびら』などの相談窓口を活用するのがおすすめです。
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