家の見積もりはなぜ無料？どこまで無料で注意点はあるかも解説！

注文住宅を検討するためには各社から見積もりを提示してもらう必要がありますが、多くのハウスメーカーは無料となっています。

そのため、気になるハウスメーカーに対し積極的に見積もり依頼をすべきですが、いくつか注意点もあります。

この記事ではハウスメーカーへの見積もりが無料となる理由と注意点について、解説します。

家の見積もりは無料で依頼できる？

家の見積もりに費用はかかることがないため、家づくりを進める上で気軽に依頼することができますが、無料である費用を知っておくべきです。

また、見積もり内容がどこまで含まれているのかも重要なポイントといえます。

そこで、この章では家の見積もりが無料となる理由と内容について、解説します。

なぜ無料でやってくれるのか

ハウスメーカーが無料で家の見積もりを提示する理由は、自社で建築した場合にかかる費用を顧客に知ってもらいたいからです。

また、注文住宅を建てるためには様々な点を決めておく必要がありますが、その中でも費用面は要望によって大きく異なります。

このことからも、ベースとなる建物価格がどのくらいになるのかを押さえておく必要があり、顧客が価格のイメージがついていない状態では商談を進めることができません。

つまり、家の見積もりを提示することは自社の特徴を知ってもらうという意味でも重要な要素であるため、ハウスメーカーは無料で提示します。

どこまで無料でやってくれるのか

家の見積もりにどこまでの内容が含まれているのかは、ハウスメーカーによって異なります。

たとえば商品ごとに平均坪単価が設定されている場合は、要望をクリアできる建物面積と掛け合わせた金額が見積もりとなります。

ただし、上下水引込工事などの付帯工事は建築する土地の影響を受けることから、除外されているケースが多いです。

一方、本体価格に上下水引込工事や地盤調査費などが含まれている「コミコミ価格」であれば、後からかかる費用は少なくなり、見積もりの精度は高くなります。

このように、ハウスメーカーによって見積もりの内容が異なることを知っておくべきです。

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家の見積もりは何社に出しておくのがベスト？

家の見積もりは多く依頼すれば良いというものではなく、ある程度絞っておくのが理想です。

ただし、ハウスメーカーに見積もりを依頼するためには来場しなければならないため、手間がかかってしまいます。

そのため、家の見積もりを依頼する際には、この章で解説するポイントを押さえておくことをおすすめします。

相見積もり依頼は3社が一つの目安

ハウスメーカーに相見積もりを依頼する際には、3社を目安にしておくべきです。

なぜなら、家の見積もり依頼が増えるほど検討する内容も増えてしまい、決断が難しくなるからです。

また、依頼したハウスメーカーの数だけ営業を受けることなるという点にも、注意すべきです。

このことからも、見積もりは3社以内にしておくことをおすすめします。

まとめて比較したいなら一括見積もりサイトが便利

家の見積もりはハウスメーカーに直接依頼するのが一般的ですが、効率良く見積もりを収集したいのであれば一括見積もりサイトが便利です。

一括見積もりサイトは無料で利用することができる上に、サイトによっては要望を入力するだけで最適なハウスメーカーを提案してくれます。

このように、「注文住宅を建てたいけれどもハウスメーカーの違いが分からない」という人に向いているサービスといえます。

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家の見積もりで相見積もりを依頼する時のマナー

家の見積もりは無料ですが、ハウスメーカーは営業目的で見積もりを作成します。

つまり、無料サービスとはいえ依頼する側としてのマナーはあるといえ、依頼する前には押さえておくべきポイントです。

この章で詳しく解説しますので、参考にしてください。

相見積もりすることを伝える

家の見積もりを複数社に提示する相見積もりの場合、相見積もりしていることを伝えるべきです。

なぜなら、ハウスメーカーには見積もりを通じて顧客に自社の強みを提案したいという思惑があるからです。

また、このような提案を受けることでより深くハウスメーカーを理解することができ、金額とは別の情報を収集することができます。

一方、相見積もりしていることを言わず顧客情報を開示しないまま見積もりだけ入手した場合、「冷やかし客」として扱われ冷遇されることもあるため、注意が必要です。

こうした失敗をしないためにも、相見積もりしていることは正直に伝える必要があります。

予算や要望など、なるべく同じ条件で見積もりを依頼する

相見積もりをすることでハウスメーカーを比較検討できますが、そのためには予算や要望など同条件で依頼することがマナーです。

たとえば気密性と断熱性の高いハウスメーカーを検討する場合、全館空調の導入有無をハウスメーカーごとに変えてしまうと見積もり金額が大きく変わります。

このような内容だと同条件で比較することができず、相見積もりの意味をなさないといえます。

そのため、必ず同条件で相見積もりすることが必要です。

断ると決めたハウスメーカーには早めに連絡を入れる

複数のハウスメーカーを複数検討してたとしても、最後は1社に絞らなければなりません。

そして、絞った際には他のハウスメーカーになるべく早めに連絡し、断りを入れるのがマナーです。

そうすることで余計な営業を受けずにすみ、選んだハウスメーカーとの間取り検討に集中することができます。

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家の見積もりの注意点！よくあるトラブルと対策

家の見積もりはハウスメーカーと顧客との意思疎通が重要なポイントとなり、相互理解ができていない状態で作成した見積もりは顧客の要望に合致していないケースが多いです。

このような失敗が起きないよう、あらかじめどのような注意点があるのかを把握しておくべきです。

この章では家の見積もりを依頼する際に起きやすいトラブルと対策について、解説します。

要望とは違う仕様・グレードのものが納品されていた

ハウスメーカーは顧客の要望に合わせて見積もりを作成するため、勘違いや認識違いで仕様が異なるケースもあります。

たとえばカタログに記載されている商品を見積もりに加えて欲しいと伝えた場合、品番が分からない限り各メーカーが類似商品で見積もりをすることになります。

このような状態では比較検討できないため、見積もりを作り直すことになり時間がかかってしまいます。

そのため、こうした失敗を防ぐためにも必ず要望が伝わっているか再確認し、ハウスメーカーと認識のズレがないかをチェックすることがポイントです。

見積もりの記載内容が間違っている

「〇〇一式」や「概算工事」など、家づくりの商談において見積もりの金額はあやふやなまま記載されることがあります。

このような表記は注文住宅を進める際で多く見られ、内容の齟齬が起きやすい項目と言えます。

また、担当者のミスによって見積もりの内容が明らかに間違っている場合もあり、注意が必要です。

こうした状態で商談を進めてしまうと、思い描いた理想の家にならないため、必ず見積もりの内容を確認しながら進める必要があります。

何が諸費用に該当するか把握していなかった

家づくりにかかる「諸費用」は広い意味があることから、認識がズレやすいポイントといえます。

たとえば建築申請費用や登記費用などは一般的に諸費用となりますが、上下水工事費用や地盤調査費が本体価格に入っている場合は諸費用という扱いになりません。

さらにハウスメーカーによっては呼び名が「付帯工事」となるケースもあるため、見積もりに記載されている諸費用についても細部まで確認すべきです。

このような状態のまま見積もりを比較検討した場合、本来同じ内容になるはずの諸費用においてメーカーごとに価格が大きく異なるという問題が発生してしまいます。

また、諸費用の内容によっては住宅ローンに組み込めないこともあるため、注意が必要です。

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注文住宅を考える人におすすめの一括請求サイト3選

注文住宅の建築を依頼するためには、ピックアップしたハウスメーカーに見積もりを提示してもらう必要がありますが、その際には一括請求サイトの利用がおすすめです。

そして、一括請求サイトによって特徴が異なるため、この章ではおすすめの一括請求サイトを3つ紹介します。

これから見積もりを検討する人は、参考にしてください。

専門アドバイザーに相談したいなら『HOME4U家づくりのとびら』

「HOME4U 家づくりのとびら」は不動産一括査定サイトのHOME4Uが運営しており、オンラインで相談できるという特徴があります。

家づくりは初めてだと何から手をつけて良いかわからず、どのハウスメーカーに相談すれば良いかも悩みどころです。

その点、HOME4U家づくりのとびらの口コミには「専門アドバイザーに相談できる」という声があり、家づくりの現状を伝えつつ、どういう方向性で進めればいいかなどを気軽に相談できます。

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検討し始めたばかりの人は『LIFULL HOME’S』

不動産ポータルサイトで評判のLIFULL HOME’Sは住宅カタログの一括請求サイトも運営しており、豊富な写真や間取りが特徴です。

大手のハウスメーカーから地元に強い工務店や設計事務所もあるため、自分に合ったハウスメーカーの資料を一括で複数請求することが可能です。

また、ハウスメーカーを探す際にも、

など、様々な方法から探すことが可能です。

資料請求の段階では4〜5社くらいに資料請求することが多いため、気になるところをピックアップして、まとめて請求してみましょう！

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本格的に家づくりを始めたいなら『タウンライフ家づくり』

タウンライフの特徴として、オリジナルの家づくり計画書を無料でもらえるという点があります。

このサービスは必要な要望を入力するだけで入手することができ、入力にかかる時間も3分程度です。

入力した要望に沿って、全国1,140社以上の住宅メーカーがオリジナルのプランを届けてくれます。

複数社の提案を比較できるので、費用や間取りなど、様々な点で比較でき、そこから気になったハウスメーカー・工務店の展示場に行くことで、さらに具体的なイメージを持つことができます。

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そのため、本格的に家づくりをスタートする多くの人からタウンライフは評判のサービスであるため、こだわりの注文住宅を建てたい人におすすめといえます。

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まとめ

家の見積もりは家づくりを進める上で重要なポイントですが、依頼するにはマナーがあります。

そのため、無料だからといってやみくもに依頼することはおすすめではありません。

また、各ハウスメーカーに依頼する時間がない人には一括請求サイトの利用がおすすめとなることから、自分に合った見積もりの依頼方法を決めておくことも必要といえます。