ノンバンクで住宅ローンを組むのはアリ?デメリットや金利一覧もご紹介!

本ページはプロモーションが含まれています

家を購入する際に住宅ローンを利用する人は多いですよね。

銀行から貸し付けてもらうのが一般的ですが、銀行以外で住宅ローンを組む「ノンバンク」をご存知でしょうか。

今回はノンバンクで住宅ローンを組む際の特徴をご紹介していきます。

メリットやデメリット、銀行と比べてどう違うのかについて詳しく解説していきますよ。

ノンバンクで住宅ローンを組むことに興味のある人は、ぜひ参考にしてくださいね。

ノンバンク最大手!最短当日で仮審査の結果がわかる

目次

ノンバンクとは

ノンバンクは簡単に説明すると、銀行や信用金庫、信用組合以外の金融機関のことを指しています。

銀行のように利用者からお金を預かる預金業務は行なわず、お金を貸すことに特化している金融機関です。

代表的なノンバンクの金融機関は以下のようになっています。

ノンバンク
クレジットカード会社 リース会社
信販会社 消費者金融会社
事業金融専門会社 不動産金融専門会社

ノンバンクについては、クレジットカード会社で想像してもらえると分かりやすいです。

クレジットカードを利用してショッピングをしたときは、クレジットカード会社が自社の資金で私たちの支払いを立て替えてくれています。

この立て替え資金はクレジットカード会社が銀行等から借りることで成り立っています。

このようにノンバンクは、私たち利用者と銀行の間に入ってお金を貸してくれる金融機関なのです。

ノンバンクとバンクの違い

ノンバンクと、いわゆる銀行のことを指すバンクの大きな違いは大きく分けてこちらの4つです。

  • お金を預かる預金業務の有無
  • お金の貸し借りに適用される法律が異なる
  • 金利の違い
  • 融資スピードの違い

このそれぞれの違いについて詳しく解説していきます。

預金業務の有無

先でご説明した通り、ノンバンクには預金業務がないため、銀行のように利用者からお金を預かることはしません。

この預金業務の有無がノンバンクと銀行の大きな違いの1つです。

銀行では、利用者の預金の一部を使用してお金を貸し出していますが、ノンバンクは銀行から資金を借り入れて、そのお金を利用者に貸しています。

適用される法律の違い

その他の違いとして、お金を貸し付ける際に適用されている法律がそれぞれ違います。

まずノンバンクには「貸金業法」といって、借主の年収の1/3以上となる金額を貸し付けてはいけないという総量規制が設けられています。

一方で銀行には「銀行法」が適用されており、こちらは総量規制ではなくそれぞれの銀行が独自の規制を設定しているのです。

どちらも利用者を無理な借入から守るためにこうした法律が定められています。

金利の違い

銀行から借りた資金で利用者にお金を貸し出すノンバンクは、自社の利益を得るため等の理由から銀行より金利が高い傾向にあります。

ノンバンクの会社ごとで金利に違いがありますが、金利に関しても利用者を守るために設定上限を定める法律が設けられています。

融資スピードの違い

お金を借りられるまでの早さは、それぞれの手続きの違いから差が出ています。

基本的にノンバンクは銀行よりも融資スピードが早いことが多く、場合によっては即日から利用できることも。

銀行では会社にもよりますが、審査から完了まで数週間ほど要することが多いです。

自己破産者や永住権なしの外国人に貸し出す会社も

ノンバンクの会社によっては、自己破産をした経験がある人や永住権のない外国人でもお金を借りることができます。

というのも、ノンバンクは銀行に比べて融資の審査が通りやすいのです。

その一方で、銀行はある程度の安定した収入や生活が見込めないと、審査を通過するのは厳しくなります。

ハンデがある人でも借りられるケースがあるのはノンバンクの大きな特徴の1つです。

ノンバンクで住宅ローンを組むメリット

それでは、ノンバンクで住宅ローンを利用することについて踏み込んでいきましょう。

住宅ローンをノンバンクで組むとこのようなメリットがあります。

  • 融資スピードが早い
  • 審査に通りやすい
  • 再建築不可物件でもローンを組めることがある

これらのメリットについて詳しくみていきましょう。

融資スピードが早い

前述した通り、ノンバンクは融資までのスピードが早いという特徴があります。

借り入れる金額や会社によっては即日完了することもあるくらいです。

一般的に融資を受ける際は、利用者の返済能力を考慮し、お金を貸しても大丈夫かどうかを見極める審査があります。

現在の就労状況や収入、過去の借り入れについて等をチェックして判断しているはずです。

この審査の通過が銀行に比べてノンバンクは早いので、手続きがスムーズに行なえます。

銀行系の審査で落ちていても審査に通る可能性がある

銀行で審査に落ちてローンを組めなかったとしても、ノンバンクでは審査が通るケースがあります。

ノンバンクは銀行と比較すると審査に通りやすいため、借り入れに不安材料がある人でもローンを組める可能性が高いです。

ただ、借り入れる金額やノンバンクの会社によっては審査が通らないこともありますので注意してください。

再建築不可物件の住宅ローンを組める場合も

再建築不可の物件は、担保となる不動産としての価値の低さと、返済リスクの大きさから住宅ローンを組むことができない可能性が非常に高いです。

しかしノンバンクの場合は、再建築不可物件のような不利な条件を高い金利でカバーしています。

そのため、再建築不可物件でも住宅ローンを組める可能性があるのです。

ただ、物件や土地の状態に大きく左右されますので、一度相談をしてみることをおすすめします。

ノンバンクで住宅ローンを組むデメリット

続いては、ノンバンクで住宅ローンを組む際のデメリットについてご紹介していきます。

こちらの3つが考えられるデメリットです。

  • 金利が高い
  • 金利のタイプが少なめ
  • 審査に通らない場合もある

1番の懸念点は金利についてではないでしょうか。

上記3つのデメリットについて詳細を解説していきます。

銀行系と比べると金利が高め

ノンバンクは銀行と比べると金利が高く、その差は倍以上になることも。

銀行は利用者の預金の一部を使って資金を回しますが、ノンバンクの場合は銀行等から借り入れて資金を調達しています。

自社の利益を得るためや貸し倒れのリスクを考慮して金利を高く設定しているのです。

そのため、利用者は想定していた返済額に高い利息が上乗せされますから、ローンを組めても結果としてはさらに大きな支払いになってしまいます。

金利タイプが少ない場合が多い

ノンバンクでは、借り入れ期間中に金利が変動しない全期間固定金利型のタイプが多いです。

変動金利タイプを選択できない場合もよくあるので、金利タイプの選択肢は少ないと思っておきましょう。

審査が甘いわけではない

銀行と比べると審査が通りやすい傾向にはありますが、甘いというわけではありません。

ノンバンクでも貸し倒れは回避したいので、もちろん借り入れる額や過去の借り入れ状況によっては審査が通らないことも充分あり得ます。

銀行系とノンバンク系で金利や返済額はどれぐらい違う?

金利に大きな違いのある銀行とノンバンクですが、実際の返済額にどのくらいの差が発生するのか気になりますよね。

まずはそれぞれの金利について、新規借り入れの固定金利とし、団体信用生命保険に加入しているという想定で6社を比較してみました。

▽横にスクロール可能です▽

提供会社 住信SBIネット銀行 楽天銀行 イオン銀行 ARUHI クレディセゾン 日本住宅ローン
サービス名 フラット35 フラット35 フラット35 フラット35 フラット35 フラット35
種類 銀行系 銀行系 銀行系 ノンバンク系 ノンバンク系 ノンバンク系
フラット35買取型
/事務手数料
1.15%/1.1% 1.83%/
1.1%(楽天銀行口座限定)
1.83%/1.87% 1.330%~/
1.1%(※WEB申し込み時)
1.58%/2.2% 1.33%/2.2%
フラット35保証型
/事務手数料
1.50%/2.2% 1.200%~/2.2% 1.39%~1.53%/2.2% 1.53%/2.2%
公式サイト フラット35|
住信SBIネット銀行
フラット35|
楽天銀行
フラット35|
イオンバンク
フラット35|
ARUHI
フラット35|
クレディセゾン
フラット35|
日本住宅ローン

扱っているプランによって比較に差は出ますが、各社キャンペーンやプランによって金利と事務手数料の設定は様々です。

詳細はそれぞれの公式サイトをチェックしてみてください。

銀行系の住宅ローンの返済シミュレーション

続いては実際に銀行系で住宅ローンを組んだ際の返済シミュレーションをしてみました。

以下の条件で返済することを想定します。

条件
借入金額 3,000万円
ボーナス返済金額比率 10%
借入期間 35年間
借入利率 1.5%

結果はこのようになりました。

結果
毎月の返済金額 82,669円
ボーナス月の返済金額 137,913円
1年間の返済金額 1,102,514円
返済総額 38,587,990円

あくまでも目安ですが、3,000万円の借入に対して約860万円が利息の支払い分として発生しているのが分かります。

ノンバンク系の住宅ローンの返済シミュレーション

同じようにノンバンク系の住宅ローン返済を以下の条件でシミュレーションしてみます。

条件
借入金額 3,000万円
ボーナス返済金額比率 10%
借入期間 30年間
借入利率 3.75%

このような結果となりました。

結果
毎月の返済金額 125,041円
ボーナス月の返済金額 208,753円
1年間の返済金額 1,667,914円
返済総額 50,037,420円

銀行のシミュレーションと比べると30年間の借り入れで利率を3.75%としています。

こちらは3,000万円の借入に対して利息分が約2000万と、やはり長期の借り入れは高額になる傾向があるようです。

住宅ローンの審査が通りやすいノンバンクランキングTOP3

住宅ローンの審査が比較的通りやすいノンバンクをご紹介します。

買取型と保証型がある中で、特に査を通過しやすい「買取型」を扱っている会社を独自に順位付けしました。

ランキング形式で解説するので、ノンバンクで住宅ローンを組みたいと考えている人は参考にしてみてくださいね。

第1位:ARUHI


画像提供元/ARUHI

ARUHI(アルヒ)の住宅ローン審査は事前審査だと最短当日に、本審査では3営業日で完了するスムーズさが特徴です。

保証人も不要でウェブサイトから簡単に手続きできるので、とてもスピーディーに完了できます。

返済口座は全国1000以上の金融機関から幅広く選ぶことができるので、ローンを組みやすいおすすめのノンバンク会社です。

ノンバンク最大手!最短当日で仮審査の結果がわかる

第2位:日本住宅ローン


画像提供元/日本住宅ローン

日本住宅ローンはフラット35のプランが豊富で、自分に合ったローンを組みやすいという点が大きな特徴です。

現在の職業や勤務先に関係なく、満70歳未満で安定した収入を得ていれば基本的には住宅ローンを組むことができます。

また、大手ハウスメーカーが運営するノンバンクであることから、提携しているハウスメーカーであれば直接相談できるのも魅力です。

4大ハウスメーカーが出資の住宅ローン専門金融機関!

第3位:クレディセゾン


画像提供元/クレディセゾン

買取型のフラット35だけでなく、保証型も提供しています。

併用プランもあるので、自分のニーズに合わせて最適な住宅ローンを組めるでしょう。

審査もスムーズですし、大手クレジットカード会社であるという安心感もあります。

セゾンカード会員は事務手数料が優遇!

ノンバンクの住宅ローンを利用する前の注意点

ノンバンクのおすすめポイント等についてご紹介してきましたが、利用する際には注意してほしい点があります。

特に気を付けたいのがこちらの2点です。

  • 貸金業法の登録がある会社か
  • 返済は計画的に行えるか

実は1つ間違うと返済に苦労したり、今後融資を受けられなくなったりする可能性が。

これら2つの注意点について詳しくみていきましょう。

貸金業法の登録があるか必ずチェックする

お金を貸す業務を行なう場合は金融庁へ登録をする決まりになっています。

しかし、無登録で違法に貸金業をしている会社、いわゆる闇金が存在するのも事実です。

ブラックリストに載っている利用者などをターゲットに上手く取り込んで、高すぎる金利で融資を行ないます。

そうした悪質業者に引っ掛からないためにも、貸金業法へ登録している会社かどうかは必ず確認しましょう。

ネットで口コミや実績を検索するのも安全な借り入れを行なうための有力な方法です。

名が知れ渡っている大手メーカーを利用すると安心できますね。

計画的に返済できそうか

銀行に比べて金利が高いノンバンクは、無計画な借り入れをすれば返済額は大きく膨らんでしまうこともあります。

無理なく返済できるように複数社でシミュレーションをしたり、FPなどの専門家に相談したりしながら返済計画を立てることが大切です。

ノンバンクの住宅ローンに関するよくある質問

ノンバンクで住宅ローンを組むにあたって、よくある質問を集めてみました。

  • ノンバンクの最大手はどこか
  • ノンバンクから銀行への借り換えについて
  • 再建築不可物件で住宅ローンは組めるか

これら3つの質問に回答していきます。

ノンバンクの最大手は?

住宅ローンを扱うノンバンクで人気のある会社がARUHIです。

ノンバンクの中では珍しいフラット35の買取型と保証型の両方を扱っており、利用者も多いので安心感があります。

住宅ローンを取り扱うノンバンクでは必ず名前が挙がる企業です。

最初だけノンバンクで借りて後で借り換えはアリ?

銀行に比べてノンバンクは金利が高いので、後から低金利の銀行に借り換えるのも1つの手段だといえます。

また、ノンバンクの中でもいくつかの金利プランが用意されており、併用することが可能な場合もあります。

ただ、新規より借り換えの方が審査が通りにくくなる傾向にあるので注意してください。

借り換えはたとえ審査が通ったとしても、返済額が高くなってしまうケースもあるので、よく相談しましょう。

再建築不可物件は住宅ローンが組めないの?

再建築不可物件でも住宅ローンを組めるケースはあります。

ノンバンクの会社によって基準が設けられていますが、土地や物件の状態によっては審査が通る可能性はあるので相談してみると良いです。

まとめ

  • ノンバンクの住宅ローンは審査が通りやすく手続きがスムーズ
  • 安全に住宅ローンを組むためにも大手会社を利用すると良い
  • 銀行に比べるとノンバンクは金利が高いので借り入れる際はしっかりシミュレーションをしておく

今回はノンバンクについて銀行との違いやメリット・デメリット等についてご紹介しました。

住宅ローンを提供しているノンバンク会社はいくつかあるので、相見積もりを取りながら最適のプランを利用したいですね。

安全に利用するためには大手会社を中心に比較することをおすすめします。

住宅ローンはノンバンクも銀行もそれぞれの特徴があるので、取捨選択しながらベストなプランを見つけてみてください。

ノンバンク最大手!最短当日で仮審査の結果がわかる

目次