住友林業の評判は?口コミからわかるメリットや注意点も紹介

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住友林業といえば、自社で木材を生産している住宅メーカーだよね。というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

住宅を建てようと考えた時に頭に名前がよぎる方もいらっしゃると思います。

おそらくTVのコマーシャルで見たことがある方が名前を覚えているのではないでしょうか。

住友林業は他社にはない特徴的な家づくりをしているので、住友林業の特徴と評判を本記事で解説していきます。

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引用元:SUUMO

住友林業といえば、大手のハウスメーカーの1つですが、実際の評判も気になりますよね?

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目次

住友林業とは

住友林業とはどんな会社なのでしょうか。

なんとなくこのようなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。

木材から自社生産しているメーカー
木造住宅に特化したハウスメーカー

実際のところの住友林業の特徴はどのようなものがあるのか紐解いていきましょう。

住友林業の特徴

住友林業の特徴は木造住宅に特化しており、木の質感にこだわった住宅設計が行えることです。

住友林業が独自に行なっているアンケートでは、住友林業が選ばれた理由の第1位に「木の質感」がランクインしています。

それほどまでに「木」に特化した住宅メーカーとなっています。

住友林業には「PRIMEWOOD」という自社木材ブランドを所有しています。

自社ノウハウを最大限活用した木の調達力と職人の高い技術力が両立することで可能になる高品質な木を活かしたオリジナル部材と称されていますが、このような部材を持っていることが住友林業の最大の特徴となっています。

また、住友林業は「森を育てる家」を唱えており、地球のために木ができることとして、地球温暖化対策でもある「ウッドサイクル」にも取り組んでいます。

地球にも、環境にも、住む人にも優しい木造住宅というフレーズがピッタリ当てはまるような住宅メーカーになっています。

住友林業がおすすめな人

住友林業の家がおすすめの方は、木の温もりを感じた住宅設計をしたい、とことん木材にこだわった設計がしたいという方になります。

それでは木材へのこだわりが小さい方はおすすめできないのかというとそんなことはありません。

木材へのこだわりが薄かったとしても、北欧住宅風やナチュラルテイストが好きなどインテリアイメージがしっかりとある方にもおすすめです。

木材がデザインに与える影響は想像しているよりも大きく、既存のメーカーが出している木材だとどうしてもイメージに合わないという方もいらっしゃいます。

木材の色味も人気なウォルナットをはじめ、チークやチェリーなど木材の温かみや素材感を感じやすい色味がしっかりと取り揃えられているので検討してみてはいかがでしょうか。

住友林業の口コミ・評判

住友林業の口コミや評判を見ていきましょう。

住友林業は建築実例やオーナー様の声をしっかりと公開している会社のため、いくつか事例を紹介します。

陽当たりの良い設計が上手い


画像提供元/住友林業公式サイト

1つ目の事例のテーマは“抜け”から光を採り込む上質な住まい

「陽当たりといえば南側だよね」と考えていた施主さんは、北側に面した住宅を住友林業で建築しました。

北側でも光を取り込むことのできる間取りを住友林業に提案してもらったことで価値観が変わり、北側に面している住宅に満足しているようです。

また、南側に面している土地よりも北側に面している土地のほうが安価に取得できるため、その分の費用を内装を作りこむ費用に回すことができ、満足のいく住宅建築ができています。

開放的なLDKの実現ができる


画像提供元/住友林業公式サイト

2つ目の事例のテーマは、空を眺めて暮らす大きな吹抜けのある家

限られた敷地に住宅を建築するため、家の中は広く感じるようにしたいという希望を叶えた実例になっています。

リビングに大きな吹き抜けを設けることで開放感の溢れる空間を演出しています。

施主さんの希望としても「座ったときに空の見える設計」を挙げており、開放的な空間でゆったりと空を見上げることができることに満足しているようです。

敷地面積が小さくても設計で工夫ができる例になっています。

木の温もりが感じられる


画像提供元/住友林業公式サイト

3つ目の事例のテーマは、木のぬくもりに包まれた遊び心のある住まい

マンションに住んでいた施主さんは、マンションでは味わえない木の良さを味わいたいと住友林業での建築を行いました。

北欧雑貨に合うような落ち着いた家を叶えるために、内装もこだわりとことん木の温もりを感じられる家を設計しています。

住友林業の魅力である木の温もりを最大限に感じることのできる良事例になっています。

住友林業の口コミや評判からわかるメリット

住友林業の口コミや評判から見たメリットを紹介します。

住友林業で住宅建築を行うメリットは下記がメインになります。

  • デザインの自由度が高い
  • 木の質感が良い
  • 耐震性が高い
  • 保証制度が充実している
  • マイホームの借り上げ制度がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

デザインの自由度が高い

住友林業の住宅はデザインの自由度が高く、自分好みの住宅設計がしたい方にはうってつけのメーカーになっています。

住友林業が独自に行なっているお客様アンケートでは、設計満足度が97.9%と住宅設計を行なった9割強の方々が設計に満足しているという結果を出しています。

特にその中でも、「内観デザイン」の満足度が高く、その満足度に紐づく形で「住み心地、住まいやすさ」の満足度も高くなっています。

木のぬくもりを軸にしたデザインは住み心地の良い理想的な住まいを提供するのだと思います。

木の質感が良い

このメリットは住友林業で建築をする最大のメリットではないでしょうか。

木材へのこだわりは住友林業ならではのものがあり、満足度が高い要因にもなっています。

特にオリジナル木材である「PRIMEWOOD」は、住友林業が今まで培ってきた木の調達力と職人の技術の結晶であり、空間に深みをもたらしてくれます。

質感は然ることながら選べる木の色味も多く、人気のウォルナットやチークだけではなく、ジャパニーズオークなど様々な色味から木材の風合いを活かしたものを選ぶことができます。

木材の質までこだわることで経年劣化も楽しむことのできる住宅設計ができることが住友林業の木を選ぶ魅力の一つです。

耐震性が高い

耐震性が高いのも住友林業で住宅建築をするメリットです。

住友林業が独自開発している工法に「ビッグフレーム工法」というものがあります。

この構造の基本となる柱は、一般的な柱に比べて約5倍の太さがあります。

このひと際大きな柱と梁、基礎を金属とメタルタッチで接合することで強靭な構造躯体を生み出しています。

ビッグフレーム工法は一口で言うと、高層ビルと同じ剛接合を採用しており、地震などの災害に強い設計となっています。

実際の耐震実験でも、震度6~震度7クラスの地震に246回耐えたデータも公表されており、耐震性に関して不安を抱く方も多い木造建築でも安心して住まうことができます。

また、この工法を取り入れるメリットとして挙げられるのは設計の自由度を高められる点です。

一般的な在来工法で用いられる耐力壁に比べて、ビッグフレーム工法では幅を1/5程度に押さえても同等の耐震性を確保することができます。

そのため従来の住宅では難しかった大開口を取り入れることができるなど設計の自由度を格段に高めることにも成功しています。

保証制度が充実している

住友林業は保証制度、アフターサービスも充実しています。

特に保証については25年~35年を掲げる住宅メーカーが多い中、最長60年の保証システムを掲げています。

住友林業の掲げる「維持保全計画書」に基づくメンテナンス工事を同社で行った場合、構造躯体および防水を最大で60年間保証してもらえるものになります。

またこの60年間において、無料点検を12回実施しており住宅のプロが健康状態を診断してくれる点も安心材料になるでしょう。

また、住友林業はグループ会社にリフォーム専門の「住友林業ホームテック」という会社があります。

生活様式の変化や経年劣化により住宅設備を変更しなければならないときに系列の会社で施工をしてもらうことで一気通貫の安心したサポートを受けられる形になります。

住宅購入はゴールではなくスタートなので、長く付き合えるパートナー企業として保証制度の充実した会社を選べる点も魅力の一つです。

マイホームの借り上げ制度がある

住友林業には購入後にもしっかりとしたサポート体制があり、お客様の一生のパートナーとして歩む事ができるサービスが存在します。

それは「マイホームの借り上げ制度」です。

お子様の巣立ちや自身の高齢化などによりマイホームが広く感じてしまった際に、売りに出すのは勿体無いので賃貸化しようと考えられる方がいらっしゃいます。

そのようなマイホームを賃貸にした際に不安になるのが、入居者がいないと賃料が入ってこないことであり、収益性に不安を抱きがちです。

「マイホーム借り上げ制度」では空き家となったマイホームを借り上げ、契約中は空室の場合でも賃料が支払われる制度になっています。

また入居者のトラブルにも対応してくれるため煩わしい管理をせずに安心して賃貸に出せる制度になっています。

将来の資金計画も含めトータルでサポートをお願いできる会社になっているのも選ばれるメリットの一つです。

住友林業で家を建てる際に気をつけること

住友林業は多くの方に選ばれる魅力的なハウスメーカーですが、もちろん注意しなければならない点もあります。

多くはないものの、下記2点には注意をした上で契約を検討してみてください。

  • ハウスメーカーの中ではやや価格が高い
  • 敷地調査に費用がかかる

ハウスメーカーの中ではやや価格が高い

住友林業の坪単価はおおよそ60万円〜100万円が相場だと言われています。

この価格で30坪の建物を建築した際には、1800万円〜3000万円となります。

最安値での建築は中々ないので、仮に中央値である80万円とした場合、2400万円の住宅建築費用となるので、他のハウスメーカーに比べると若干割高になる可能性があります。

ローコストメーカーであれば坪単価40万円〜50万円あたりでの建築ができることも鑑みるとやはりお手頃価格での住宅購入とはいかないメーカーになっています。

その分、木材の質や、設計の自由度の高さや充実したサポートなどがあるので、価格はそこまで気にせず納得のいく住宅建築がしたいという方におすすめのメーカーになるのではないでしょうか。

敷地調査に費用がかかる

住友林業では「申込制度」を採用しており、申込金として5万円を支払うことで敷地調査や見積もりを出してもらえるような制度を採用しています。

実際に契約することが決まった際にはその申込金は、実際の工事費用に充当されるので全くもって問題はないのですが、契約をしなかった場合は申込金の返金はない形になります。

つまり見積もりや敷居調査をしてもらうためには申込金を支払わなければならず、商談すら進められない形になってしまいます。

住友林業での建築は本格的に考えておらず見送りになる可能性の高い方は一度検討した上で申込制度の利用を決めると良いでしょう。

住友林業で家づくりをする流れ

住友林業での家づくりをする場合、どのようなステップを辿ることになるのでしょうか。

他のハウスメーカーとの違いも含めて解説いたします。

具体的な流れとしては、下記のようなステップ踏んでいくことになります。

  1. 情報収集
  2. 地盤・敷地調査
  3. 間取りづくり・資金計画
  4. 建築開始
  5. 完成

情報収集

家づくりの第一歩は情報収集から始まります。

まずは、ハウスメーカーのWebサイトやまとめサイト、カタログやSNSを見てどんな家を建築したいのかイメージを膨らませます。

その後に気になったハウスメーカーの住宅展示場やショールームを見に行き、実際の仕様を確認します。

メーカーによって使用している設備は異なるので、どんな生活をしたいのかをイメージしながら実際の設備を触ってみましょう。

特に住友林業であれば木材に注目して見ていきましょう。

材質や色味にどんな違いがあるのかは実際の住宅展示場で見ることで体感することができます。

地盤・敷地調査

情報収集が一通り完了したら実際の土地を見てもらいましょう。

良い家を建てるためには強固な地盤を形成する必要があります。

実際の土地に対して安全な住居を建築するためには地盤改良が必要なのかという意見や、プランニングするにあたって気を付けなければならない点はないかなどをしっかりと見てもらいます。

専門の方に見てもらうことで今まで気にしてなかったことが明らかになることもあるので、実際の土地はしっかりと見てもらうようにしましょう。

間取りづくり・資金計画

敷地調査の後はプランニングに進んでいきます。

プランニングは、間取りづくりと資金計画に分かれ同時並行的に進めていきます。

この時点で営業だけではなく設計士も加わり、具体的にどのような間取りにするのかをプランニングしていきます。

同時並行で概算で出していた見積りから返済計画や住んだ後のランニングコストなども踏まえ営業マンより今後の資金計画を提案してもらえます。

この資金計画に沿って進めていくので、内装を選んでいく際に「思ったよりもオプションで費用がかかってしまった」ということが起こらないよう、オプション費用の上限も決めておくなど計画的にプランニングできるようにしましょう。

建築開始

数回の打ち合わせを経て設計図が完成したらいよいよ建築の開始です。

建築の流れとしては、下記のように徐々に建物が完成していきます。

  1. 基礎工事
  2. 棟上げ(上棟)
  3. 屋根
  4. 外装工事
  5. 内装工事

etc

建築期間は着工からおおよそ4ヶ月〜6ヶ月ほどで完了します。

完成

建物が完成したら内覧会を行います。

実際の図面通りに完成しているかの確認や建物に傷がないかなどを確認します。

会社によってはお披露目会という言葉を使うこともあります。

建物に特に不備がなければそのまま決済へと向かいます。

残代金を支払い、晴れて建物の名義が施主様のものとなります。

完成後については、確定申告や住宅ローン控除など様々な手続きが発生するほか、建物のメンテナンスなど多種多様な項目が出てきますが、

アフターサポートが充実している住友林業であれば困ったときは問い合わせを行いアドバイスをもらうようにしましょう。

住友林業の評判に関するよくある質問

住友林業を検討した際によくいただく質問をまとめました。

よくある質問としては、

  • 住友林業のみかん事件とは?
  • 住友林業で建てる家は安っぽい?

の二つになりますので、それぞれ見ていきましょう。

住友林業のみかん事件とは?

住友林業の「みかん事件」とはどのようなものなのでしょうか。

この事件は、住友林業で家を建築した施主さんのペンネームが「みかん丸」さんであったことが由来しています。

みかん丸さんが書いた記事は現在では削除されてしまっているため、真相は不明ですが基礎に穴を開けるべきとことに開けていなかったことなどを含め施工量箇所が何十か所もあったことが波紋を呼んだ事件とされています。

住友林業で建てる家は安っぽい?

住友林業の家は人によっては安っぽいと感じてしまう方もいらっしゃるでしょう。

その理由としては、木材にこだわった家のため、どちらかというと自然の風合いを経年劣化とともに楽しんでいく家になっていることが影響していると思います。

また、住友林業の家は他のハウスメーカーと比較すると決して安くはない金額での建築となるため、金額の割には安っぽく見えるなど期待値の高さからそのように感じてしまうケースもあるそうです。

実際の展示場や完成建物見学などを通じて納得がいくまで見てからの契約をおすすめします。

住友林業の評判まとめ

住友林業の家はとことん木の材質にこだわった住宅になっており、木の温もりを感じながら過ごしたい方にはおすすめのハウスメーカーになっています。

また独自工法も採用しており、災害にも強く、さらには設計の自由度も高いため、「安心して過ごしたい」という方に向いているハウスメーカーなのでしょう。

住友林業の良さは実際の住宅展示場で見ることでより感じやすくなっているため、気になった方は資料請求をしつつ、実際に足を運んでみてください。

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