タマホームで500万円の家を建てられる?建築事例と間取りも紹介

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タマホームの家を一言で説明すると「高品質・適正価格」という特徴が挙げられます。

タマホーム創業者の玉木会長は日本の住宅が高すぎることに気づき、高品質な住宅を適正価格で供給することを目指し、タマホームを立ち上げたとのことです。

そのため、タマホームはハウスメーカーの中でもローコスト住宅で有名となっており、「500万円で家を建てることができる」という触れ込みもありました。

しかし、建築業界は建材価格の高騰による影響が大きく、ローコスト住宅の価格も値上がりしています。

そこで、この記事ではタマホームで500万円の家が建てられるのかという点を解説し、代表的な建築事例と間取りを紹介します。

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目次

タマホームの基本情報と特徴


画像提供元/タマホーム公式サイト

この章ではタマホームの基本情報と特徴について解説します。

ローコスト住宅の印象が強いタマホームですが、高い品質の家を全国に供給しています。

このことからも、安くて質が悪い住宅ではないことが分かります。

タマホームの会社概要

タマホームの会社概要は、次の通りです。

会社名 タマホーム株式会社
会社設立 1998年6月3日
本社住所 東京都港区高輪3丁目22番9号
タマホーム本社ビル
資本金 43億1,014万円(2023年5月31日現在)
売上高 2,560億円(2023年5月期)
従業員数 3,329名(2023年5月31日現在)
対応地域 全国

2023年で設立25周年を迎えたタマホームですが、中間業者を挟まないことでマージンカットし、施工を直接管理しています。

さらに設備メーカーから大量発注することで建材のコストダウンを実現しており、こうした企業努力によってローコスト住宅を供給することができています。

このようなコンセプトが多くのオーナーに支持され、タマホームは2016年から6年連続で売上を伸ばしています。

つまり、タマホームはただ価格が安いハウスメーカーではなく、品質+適正価格を実現できたハウスメーカーといえます。

タマホームの商品ラインナップ

タマホームには6種類の商品があり次のような特徴がありますが、全国の省エネ区分に合わせて商品仕様が異なります。

そこで、国土交通省で規定されている地域区分新旧表において、東北〜九州に該当する区分で供給されている商品について、特徴を解説します。

商品ラインナップ 特徴
大安心の家 タマホームのベストセラー商品。

屋根や外壁、ドアに至るまで様々なバリエーションから選択することができ、

さらに自由設計によって理想の間取りを実現することができる。

木麗な家 低価格なオール電化住宅を実現できる商品。

キッチンとバスルームは3種類、洗面台とトイレは2種類から選択可能。

このように、自由にカスタマイズできるのが「木麗な家」の特徴。

木望の家 耐震等級3で3階建てが特徴。

狭い土地であっても二世帯住宅を建てることができるため、

立地を選びやすいという強みがある。

GALLERIART 自由設計の平屋。

ライフスタイルに基づいた建物プランを作成し、

周辺環境に合わせた提案が特徴。

グリーンエコの家 狭い土地でも庭を持つことができ、屋上庭園の商品。

人の目を気にすることなく庭で家族とコミュニケーションを取ることができる。

和美彩 国産木材を100%使用した和風の家。

高品質の国産材の安定供給と林業活性化を促す“森林保全”流通システム

「タマストラクチャー」を採用しており、2013年度グッドデザイン賞を受賞。

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タマホームの坪単価

SUUMOで公開されているデータによるとタマホームの坪単価は34万円〜75万円が相場のようですが、

実際に建てた人の反応を参考にすると、タマホームの坪単価は坪単価60万円前後となることが多いようです。

また、建築面積も40坪〜50坪が多いことから、タマホームで家を建てるために必要な建築費は2,400万円〜3,000万円が一般的ということが分かります。

タマホームで500万円の家を建てられる?

結論からいうと、タマホームで500万円の家を建てるのは難しいといえます。

なぜなら、2014年の増税以降、日本はコロナやウッドショック、円安の影響によって建材価格が高騰しているからです。

この影響によって建物価格もアップせざるを得なくなり、その結果タマホームの建築事例でも2,000万円以上がほとんどです。

このことからも、500万円で家を建てることを目的にタマホームを検討することはおすすめできません。

理由は以下の2点です。

  • 500万円の家は当選者のみのキャンペーンとなっており、今では実現不可能な建物
  • 1,100万円で建築できる「シフクノいえプレミア」が現在の低価格商品となっている

500万円の家は以前のキャンペーン「大安心の家5シリーズ」

500万円の家とは、以前「大安心の家5シリーズ」で公開されたキャンペーンの内容だったことを知っておく必要があります。

今では前述した建材価格の高騰に加え、このキャンペーン自体が終了していることから500万円の家は実質実現不可能です。

また、当時も500万円で家を建てられる人はキャンペーンで当選した1組だけだったことから、現実的な家づくりではなかったといえます。

タマホームの低価格商品「シフクノいえ プレミア」

タマホームで500万円の家を建てることは難しいですが、シフクノいえプレミアの平屋であれば1,100万円から建築することが可能です。

この商品はタマホームで最もローコストとなっていることから、なるべく家の資金を抑えたい人に向いているといえます。

さらに、ローコストだけでなく耐震性が高く、長期保証であることから人気の商品となっています。

タマホームの建築事例|価格と間取りを紹介

この章ではSUUMOで公開されているタマホームの建築事例について、価格と間取り別に紹介します。

これからタマホームを検討する人は参考にしてください。

1,500万円以下の家の価格と間取り


画像提供元/タマホーム公式サイト

前述したように、タマホームのシフクノいえプレミアであれば1,100万円から家を建てることができます。

この建築事例は生活の全てをワンフロアで完結できる平屋となっており、さらに本体価格以外にも付帯工事や諸費用が含まれた価格となっているのが特徴です。

つまり、この商品を選択することで資金計画が立てやすく、資金面でリスクが低い家づくりになるといえます。

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1,500万円~2,000万円の家の価格と間取り


画像提供元/SUUMO公式サイト

タマホームは2,000万円以下でもおしゃれでこだわりを詰め込んだ家を建てることができ、この建築事例はオーナーの趣味が盛り込まれた間取りとなっています。

建物の大きさは31.9坪で間取りは3LDKとなっており、山小屋をイメージした内装にこだわったそうです。

また、内装だけでなく快適に生活するための生活動線や家事動線も工夫されており、自由設計が可能なタマホームならではの住宅といえます。

このように、ローコストと自由設計を組み合わせることができる点がタマホームの特徴です。

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2,000万円~2,500万円の家の価格と間取り


画像提供元/SUUMO公式サイト

グリーンの屋根が特徴的なこの建築事例は、2,000万円台で建築されています。

白い壁や木の柵を選ぶことで北欧風の外観デザインを実現しており、オーナーの好みが盛り込まれています。

さらに、キッチン、ランドリールーム、寝室、浴室を近い位置に配置することで家事動線を良くする工夫がされており、効率良く生活できる空間も実現できています。

庭には露天風呂があるそうで、こういったこだわりに費用を回すことができるのもタマホームの魅力といえます。

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2,500万円~3,000万円の家の価格と間取り


画像提供元/SUUMO公式サイト

この建築事例は南欧風のデザインが好きなオーナーの希望が叶えられており、ぬくもりのある佇まいになっています。

室内は海をイメージして水色のカーテンが使われており、小屋裏部屋やリビングを見渡せるスキップフロアなど、縦の空間が有効活用されています。

また、夫婦共に花粉症であることを考慮し、営業担当が室内で干せる工夫を施してくれたそうで、希望通り100点の家になったとオーナーも喜んでいるそうです。

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3,000万円以上の家の価格と間取り


画像提供元/SUUMO公式サイト

53.6坪7LDKのこの家には夫婦と4人の子どもが住んでいます。

ハイドアを採用して開放感を設け、ダウンリビングによって家族が集まりやすい空間を作ることで家族のコミュニケーションがしやすく空間を実現できています。

さらに、リビングは28帖あり6人家族で会っても広々と生活できることから、家族全員が快適に過ごすことができる間取りといえます。

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タマホーム以外で安く家を建てられるハウスメーカー

ローコスト住宅はタマホーム以外にもあり、タマホームを比較検討するケースも多いです。

このように、同じ坪単価のハウスメーカーを複数検討することは、失敗しない家づくりにするためにも重要なステップといえます。

そこで、この章ではタマホーム以外で安く家を建てられるメーカーについて、解説します。

ハウスメーカー 特徴
アイフルホーム 株式会社LIXIL住宅研究所が運営する

フランチャイズチェーンで、坪単価は40万円〜75万円

とタマホームと同じ価格帯となっている。

ユニバーサルホーム 飯田ホールディングスグループの傘下

であるため建材を大量生産でき、

コストダウンした家の建築が可能。

さらに、高機能住宅であることから

タマホームと競合しやすいという特徴がある。

アイダ設計 決められた間取りパターンから

選ぶことになるため、人件費や建築費

などを抑えた住宅を建てることができる。

アイフルホーム


画像提供元/アイフルホーム公式サイト

アイフルホームは株式会社LIXIL住宅研究所が運営するフランチャイズチェーンで、全国に支店があります。

フランチャイズチェーンの強みは、ハウスメーカーの開発力と工務店の細かい対応を合わせもつことができるという点にあり、アイフルホームにもそのような特徴があります。

そして、アイフルホームの坪単価は40万円〜75万円が多いことからタマホームの競合会社としてよく選ばれます。

このことからも、アイフルホームとタマホームは並行して検討すべきといえます。

ユニバーサルホーム


画像提供元/ユニバーサルホーム公式サイト

ユニバーサルホームは大手分譲住宅会社の飯田ホールディングスグループの傘下に入っており、大量の建材を大量生産することでコストダウンを実現しています。

そのため、建築事例のほとんどが2,000万円以下となっており、さらに地熱床システムや高性能外壁となるALCを採用することで、全棟省エネ住宅となっております。

高気密高断熱のためアレルギー物質の飛散が少なく、小さな子どもやペットにも安心して暮らすことができるといえます。

また、ユニバーサルホームの坪単価は平均して50万〜70万円前後。

このことからも、ユニバーサルホームはタマホームと価格・仕様が似ていて、比較検討されやすいハウスメーカーです。

アイダ設計


画像提供元/アイダ設計公式サイト

分譲住宅を供給しているアイダ設計ですが、土地と建物の間取りだけを選ぶ「パターンオーダー住宅」と、アイダ設計が管理する分譲住宅を購入し、5つのパターンから外観と間取りを選ぶ「セミオーダー住宅」があります。

どちらも自由設計ではなく限られた間取りから選択することになりますが、その分コストを大きく下げることができます。

そのため、建物の仕様や高機能住宅に興味がなく、コストを抑えた家づくりをしたい人におすすめです。

タマホームの家の間取りに関するよくある質問

この章では、タマホームの家の間取りに関するよくある質問について、解説します。

よくある質問 回答
プレハブ住宅は

500万円で建てられる?

部品点数の少ない平屋で、

10坪以下の建築面積であれば可能。

タマホーム以外

のハウスメーカーで

500万円の家を

建てられる?

楽ちん住宅やプレハブ住宅であれば

500万円でも建築できる可能性はある。

セレンディクス

3Dプリンター

の家とは?

セレンディクスは「車を買う値段で、家を買う。」

というコンセプトを掲げており、

3Dプリンターは非常に低価格の住宅であることが特徴。

プレハブ住宅は500万円で建てられる?

工場で部品が全て生産され、現地では組み立てるだけのプレハブ住宅は低価格で建築することができ、平屋であれば440万円〜550万円が相場です。

つまり、500万円で家を建られる可能性は高いといえますが、部品点数の少ない平屋でなければ実現が難しく、さらに建築面積も10坪以下にする必要があります。

そのため、要望が盛り込まれていない家になる可能性があることを知っておくべきです。

タマホーム以外のハウスメーカーで500万円の家を建てられる?

500万円で家を建てられるハウスメーカーについては、プレハブ住宅以外にも楽ちん住宅であれば可能性があります。

楽ちん住宅は千葉県の御園建設株式会社が運営しているブランドで、550万円からの平屋を供給しています。

そのため、関東エリアで500万円の家を建てるのであれば、検討すべきハウスメーカーといえます。

セレンディクスの3Dプリンターの家とは?

3Dプリンター住宅メーカーのセレンディクス株式会社は、24時間で建築できる3Dプリンター住宅を供給しています。

「車を買う値段で、家を買う。」をコンセプトにしていることから非常に低価格の住宅といえ、500万円で購入できる可能性があります。

ただし、最新技術であるとともに保証面がないことから、通常の住宅と同じ快適性は期待できないと思われます。

タマホーム500万円の家の間取りまとめ

タマホームは500万円で家を建てられるとされてましたが、特別なキャンペーンに当選した人のみが実現できるプランです。

さらに、建材価格が高騰している現在では実現はほぼ不可能といえ、タマホームで家を建てるのであれば2,400万円〜3,000万円の予算を確保しておくべきです。

ただし、中には1,000万円の家を建てた事例もあることから、タマホームを検討する際にはなるべく多くの建築事例をチェックし、担当者にコストダウンに関する質問をしながら家づくりを進めることをおすすめします。

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