建て替えにおすすめなハウスメーカー13社!建て替え時の注意点や会社選びのコツも解説

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何十年と暮らした家を一度解体し、建て替えすることで今のライフスタイルに合った最適な暮らしを実現することができます。

そのため、築年数が古くなったり同居人数が変わるタイミングで建て替えをする人は多いです。

この記事では家の建て替えにおすすめなハウスメーカーを紹介し、建て替えの注意点についても解説します。

これから建て替えを検討される方は参考にしてください。

なお、建て替えにかかる費用の流れについては「家の建て替え」をご覧ください。

目次

家の建て替えを依頼するハウスメーカー選びのコツ5つ

家を建て替えする上でハウスメーカーを選ぶ際には、いくつか注意点やコツがあります。

こうしたポイントを押さえておくことでイメージ通りの家を建てることができ、さらにリスクを避けることにも繋がります。

そこで、この章では家の建て替えをハウスメーカーに依頼する前に押さえておくべきコツを5つ、紹介します。

1.建て替えの目的を明確にする

「建て替えの理由」はハウスメーカー選びに大きく影響するため、家族でしっかり話し合うべきです。

なぜなら建て替えをすることになった理由によってハウスメーカーの選定ポイントが変わり、場合によっては全くイメージと違う家が建ってしまうこともあるからです。

たとえば「家が寒い」「すきま風を感じる」という問題点がある家であれば高気密高断熱のハウスメーカーを優先的に検討する必要があり、「耐震性が心配」であれば地震に強いことをアピールしているハウスメーカーを中心に検討すべきです。

また、老後の生活に備えたい場合はバリアフリーなど生活しやすいデザインやアイデアを提案してくれるハウスメーカーに依頼する必要があります。

このように、ハウスメーカーを選ぶ前にまず「建て替えする理由」を決めておくことがコツです。

2.坪単価を見て予算内に収まりそうな会社を選ぶ

建て替えの理由が決まればハウスメーカーの特徴をチェックし、予算内に収まる建築会社をピックアップします。

その際には坪単価をベースにハウスメーカーを選定するのがおすすめです。

坪単価は本体価格を割り出す際に使う指標のことで、たとえば坪90万円のハウスメーカーで40坪の家を建てる場合は3,600万円がおおよその本体価格となります。

このように、1社1社ハウスメーカーに訪問し価格をチェックしなくてもある程度把握することができます。

ただし、坪単価から分かるのはあくまでも本体価格だけとなっており、付帯工事や諸費用は建てる家のプランや土地の形状によって異なります。

そのため、あくまでも坪単価は目安として考えておくことが重要です。

3.アフターサービスの充実度を確認する

「24時間365日トラブル受付可能」や「備品のオンライン購入機能」など、ハウスメーカーによってアフターサービスの内容は異なります。

そして、アフターサービスが充実している会社に依頼できれば万が一のトラブルが起きてもすぐに対応してくれることになり、快適な生活を維持できます。

こうしたアフターサービスは家の機能と同じくらい重要といえることから、HPやパンフレットで必ずチェックするのがコツです。

また、アフターサービス以外にも保証期間や内容が充実しているかどうかもチェックし、地震や台風などの自然災害を想定しながらハウスメーカーを決めることもポイントです。

4.ハウスメーカーの評判・施工実績を確認する

ハウスメーカーの評判や施工実績は、信頼できるハウスメーカーかどうかを見極める上で重要です。

なぜなら家の建て替えはやり直しがきかず、一度依頼したハウスメーカーを変更することは難しいからです。

たとえば家を建てた後に雨漏りやシロアリが発生し、さらにハウスメーカーの対応が悪いと快適な生活ができなくなってしまいます。

しかし完成した家を再度建て替えするには莫大な費用がかかってしまい、現実的ではありません。

こうした失敗を避けるためにもハウスメーカーの対応や家の性能に関する口コミをチェックするのがおすすめです。

また、施工実績が多いハウスメーカーは家に関するノウハウが多いといえ、安心して任せられるかどうかの指標となります。

このような理由から、坪単価やアフターサービスと合わせて口コミや施工実績もチェックすることはハウスメーカー選びのコツといえます。

5.仮住まい物件の紹介が可能か質問する

家を建て替えするということは一度退去し家を解体することになりますが、着工が決まると仮住まい先を探す必要があります。

しかし都合の良い物件がすぐ見つかるかどうかは運となり、仮住まい物件探しで苦労する人も多いです。

そこで、仮住まい先を探してくれるハウスメーカーに依頼することでこうした手間を省くことができ、安心して退去できます。

こうしたサービスはハウスメーカーから提供してくれることもありますが、気が利かない営業が担当になってしまうと自分で探すことにもなりかねません。

そのため、ハウスメーカーを選ぶタイミングで仮住まい物件の紹介を受けられるかどうかを積極的に質問することをおすすめします。

建て替えにおすすめなハウスメーカー10社

この章では建て替えにおすすめなハウスメーカーを10社紹介します。

どのハウスメーカーも大手となっており信頼がおけますが、それぞれ家の特徴が異なるため建て替えした家のイメージと合致しているかが重要な比較ポイントです。

そのためこの章で解説している特徴をチェックし、ハウスメーカー選びの参考にすることをおすすめします。

ハウスメーカー 特徴
ミサワホーム 耐震と制震を組み合わせた制震装置「MGEO」を採用しており、阪神・淡路大震災の2倍を優に超える振動にも耐えることが証明されている。

また、33年連続でグッドデザイン賞を受賞しており、デザインや省エネといった分野にも優れている。

積水ハウス 住宅設計供給戸数が260万戸と施工実績が多く、知名度が高いことから自慢したくなるような家を建てたい人におすすめ。

特に木造住宅のシャーウッドは代表的な商品であり、一目で積水ハウスの家だと分かる認知度の高さも魅力の一つ。

住友林業 木の質感と暖かみのある家が特徴で、BF工法により開放的な間取りが実現可能。

植林などの環境保護活動にも積極的に参加している。

トヨタホーム 工場で一括管理しているユニット工法により品質を安定させることができ、工期も短くなる。

また、全館空調を採用しておりヒートショック対策としても有効。

セキスイハイム 高断熱+省エネ+創エネというコンセプトがあり、ランニングコストを抑えた生活を実現することができる。

工法はトヨタホームと同じユニット工法となっており、安定した品質の住宅を供給することができる。

三井ホーム 21種類の外壁から選ぶことができ、デザインのラインナップが多い。また、断熱性と気密性の高いモノコック構法と高機能な全館空調を採用しており、キレイな空気を循環させるという特徴がある。
一条工務店 断熱性が非常に高い家であるため、光熱費を抑えた生活が可能。また、耐震性も高く様々なパターンの地震に対応できる仕様となっている。
パナソニックホームズ 雨水で汚れを落とすことができる「キラテックタイル」によって何十年も外観をキレイな状態に保つことができ、さらに耐震性が高く保証も長いという特徴がある。
ユニバーサルホーム 飯田ホールディングズの建材を使用することでコストを抑えた家を建てることができ、さらに地熱を使った床暖房や断熱性、耐火性、遮音性、調湿性に優れたALCパネルの採用により、快適な住環境を維持することができる。
アエラホーム ヒートショックや有害物質の飛散といった健康被害を防ぐ工夫が多く採用されており、耐震性と耐火性にも優れている。

画像提供元/ミサワホーム公式サイト

「蔵のある家」で有名なミサワホームですが、制震装置「MGEO」が採用されており耐震と制震を組み合わせることで阪神・淡路大震災の2倍を優に超える振動にも耐えられる家となっています。

そのため、耐震性や耐久性が不安で建て替えを検討する人におすすめのハウスメーカーです。

また33年連続でグッドデザイン賞を受賞しており、デザインや省エネといった分野にも優れています。

このことからも、どのような理由の建て替えにも対応できるといえます。

ミサワホームの評判について詳しく知りたい人は、「ミサワホーム 評判」の記事をご覧ください。


画像提供元/積水ハウス公式サイト

住宅設計供給戸数が260万戸を超える積水ハウスは、その圧倒的な施工実績から多くのノウハウを保有しているハウスメーカーといえます。

こうした実績は多くの人に支持されている証でもあり、建て替えを安心して任せられる大きな判断材料です。

また、積水ハウスといえば代表的な商品であるシャーウッドが人気で、一目で積水ハウスと分かる佇まいであることから自慢したくなる家に建て替えしたい人におすすめです。

これ以外にも、一邸ごとに自由設計することで要望を詰め込んだ家づくりが可能という特徴も積水ハウスにはあるため、こだわりの家を建てたい人に向いているハウスメーカーといえます。

なお、積水ハウスについて詳しく知りたい人は「積水ハウス 評判」の記事をご覧ください。

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画像提供元/住友林業公式サイト

住友林業は木の質感を大事にしているハウスメーカーで、「PRIMEWOOD」という自社木材ブランドを所有しています。

商品ラインナップも木を主体とした内容が多く、木の暖かみを感じながら生活したい人に向いています。

また、住友林業にはこれ以外にもBF工法というオリジナル技術があり、幅560mmのビッグコラムとメタルタッチ接合によって耐震性と耐久性が高く開放的な間取りが可能です。

このように、住友林業は木の暖かみや質感を感じられる家を多く供給しており、植林などの環境保護活動にも積極的に参加していることから、木と共に暮らしたい人におすすめのハウスメーカーです。

なお、住友林業の評判について詳しく知りたい人は、「住友林業 評判」の記事をご覧ください。


画像提供元/トヨタホーム公式サイト

豊田自動社のグループ企業であるトヨタホームは、車の製造技術を活かしたユニット工法が特徴です。

この工法は家の大部分を工場で製造し、現場では結合するだけの状態で建築を進められるという特徴があります。

これにより雨や雪などで建材が濡れる心配もなく他のハウスメーカーよりも工事期間が短くなり、さらに職人による品質のばらつきを最小限に抑えることができます。

これ以外にもヒートショック対策として有効な全館空調を採用できるため、老後の生活に備えた建て替えを検討したい人におすすめです。

なお、トヨタホームの評判について詳しく知りたい人は「トヨタホーム 評判」の記事をご覧ください。


画像提供元/セキスイハイム公式サイト

セキスイハイムもトヨタホームと同じユニット工法を採用していますが、省エネ住宅に特化しているという特徴があります。

国の基準を大きく上回る断熱等級6という高断熱住宅とZEH住宅による省エネ、そして太陽光発電システムによる創エネの3つを組み合わせ、少ないエネルギーで快適に暮らし続けることが可能となっています。

そのため、築年数が古く高い光熱費に悩まされていた人であれば、セキスイハイムで建て替えをすることでランニングコストを抑えることができ、ストレスのない生活ができるといえます。

また、セキスイハイムの外壁は耐火性が高く外側表面を840℃に加熱しても室内側の表面温度は80℃を超えないことが実験によって証明されており、もらい火から家族を守ることができます。

このようにセキスイハイムの家は様々な面でメリットがあることから、建て替えのハウスメーカーとして選ぶ人は多いです。

なお、セキスイハイムの評判について詳しく知りたい人は、「セキスイハイム 評判」の記事をご覧ください。


画像提供元/三井ホーム公式サイト

三井ホームは設計力が高く、間取りにこだわった建て替えを目指したい人におすすめです。

またデザインのラインナップも多く、21種類のデザインから選択することができます。

このことから、三井ホームで理想の外観や間取りを実現できた人は多いです。

これ以外にも三井ホームは断熱性と気密性の高いモノコック構法と、高機能な全館空調によりキレイな空気を循環させるという特徴があります。

子供やペット、高齢者に優しい環境で生活することができることから、二世帯住宅に建て替えしたい場合は三井ホームを検討すべきです。

なお、三井ホームの評判について詳しく知りたい人は、「三井ホーム 評判」の記事をご覧ください。


画像提供元/一条工務店公式サイト

「家は、性能。」を掲げる一条工務店は「外内ダブル断熱構法」「熱交換換気システム」「高性能ウレタンフォーム」「高性能サッシ」といったモデルハウスと同じ設備を標準にしています。

特に断熱性能は全ハウスメーカーの中でも群を抜いており、断熱等級7を取得するなど高断熱住宅にこだわりがあります。

このように断熱性能を高めることで熱の移動が少なくなり、冬は暖かく夏は涼しい環境を少ないエネルギーで実現できるようになります。

また地震対策として徹底した実験検証を実施しており、様々なパターンの地震にも対応できる耐震性も保有しています。

そのため、光熱費の高騰や地震に備えられる家に建て替えしたい人に一条工務店はおすすめといえます。

なお、一条工務店の評判について詳しく知りたい人は、「一条工務店 評判」の記事をご覧ください。

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画像提供元/パナソニックホームズ公式サイト

パナソニックホームズは外観に使われているタイルに特徴があり、「キラテックタイル」というオリジナル商品です。

この商品はタイルの表面に光触媒が焼き付けられており、水の膜を形成することで汚れを落としやすくなっています。

そのため雨で外観をキレイな状態に保つことができ、何十年経過しても新しい佇まいを維持することができます。

さらにパナソニックホームズは鉄骨部分と外壁の保証が60年と長く、建て替えした後も次の世代まで安心して暮らすことが可能です。

このように耐久性に自信があるパナソニックホームズの家ですが、これまで地震で一棟も全壊していないという実績があり、全壊した場合は建て替え保証を利用できます。

つまり、建て替え後の新居を安全かつキレイな状態で次世代に継承することができるといえ、家族全員がいつまでも安心安全に暮らすことができる家に建て替えしたい人に向いています。

なお、パナソニックホームズの評判について詳しく知りたい人は、「パナソニックホームズ 評判」の記事をご覧ください。


画像提供元/ユニバーサルホーム公式サイト

建売住宅で有名な飯田ホールディングズグループにユニバーサルホームは参加しており、建材を一括加工しグループ内で使用することによりローコスト住宅を建てることができます。

ただしユニバーサルホームの特徴はローコストというだけでなく、特許を取得している「地熱床システム」や高性能外壁材ALCを使用しているという点も多くの人に選ばれている理由です。

地熱床システムは地面と床下に砂利を敷き詰め密閉し、その上をコンクリートで仕上げた工法です。

これにより暖かい環境を自然の熱を利用して維持することができ、さらに地震に強い家となります。

また、厚さ37㎜のALCパネルは断熱性、耐火性、遮音性、調湿性などに優れており、世界中の重要建造物で採用されています。

さらに地熱を使った床暖房や断熱効果の高い発泡ウレタンフォームなど、快適に暮らす為の工夫が多く詰め込まれています。

このように、ユニバーサルホームが持つ特徴によって安くて安全な家に建て替えしたい人に支持されており、おすすめです。

ユニバーサルホームの坪単価について詳しく知りたい人は、「ユニバーサルホーム 坪単価」の記事をご覧ください。


画像提供元/アエラホーム公式サイト

「環境設計の家」を掲げているアエラホームですが、全熱交換型換気システムを搭載することで健康にこだわった家を建てることができます。

時間差や部屋の寒暖差、アレルギー物質やウィルスの飛散など生活する上で健康を損なうリスクは蔓延しています。

そこで、アエラホームは熱交換率90%という高機能換気システムを全棟搭載しており、これにより寒暖差によるヒートショック対策や有害物質の排除に成功しています。

さらに耐震性を高める耐震ジョイント金物や省令準耐火のファイヤーストップ構造が標準仕様となっていることから、自然災害や火災からも家族を守ることができます。

このように、安心安全に住むために必要な技術が詰まっているのが、アエラホームの特徴です。

なお、アエラホームの坪単価について詳しく知りたい人は、「アエラホーム 坪単価」の記事をご覧ください。

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1,000万円台〜のローコストでも建て替え可能なハウスメーカー3社

建て替えは一から建てる注文住宅よりも土地の費用がかからない分、比較的総額は安くなる傾向にあります。

しかし定年退職後や老後のライフプランを考慮すると、なるべくコストを抑えた建て替え計画にすることも重要です。

そこで、この章では1,000万円台から家を建てられるハウスメーカーを紹介します。

ハウスメーカー 特徴
タマホーム 中間マージンをカットできる仕組みと建材の大量発注によりコストダウンに成功しているハウスメーカー。

また、ローコストだけでなく自由設計や長期優良住宅の選択が可能という特徴もある。

アイフルホーム 大手住宅設備メーカーのLIXILが運営しているため、他のハウスメーカーよりも住宅設備を安く仕入れることができる。

さらに耐震等級3相当や60年保証という点が認められ、2024年オリコン顧客満足度ランキングにおいて2,000万円以下注文住宅部門で1位となった。

アイダ設計 住宅性能表示制度に対応しており、安全に住み続けられることが証明されている。

さらに商品ラインナップも豊富なため建て替えを依頼するハウスメーカーで悩む場合におすすめ。


画像提供元/タマホーム公式サイト

「20代で家が建つ」というCMで有名なタマホームですが、「より良いものを、適正価格でご提供」というコンセプトを掲げておりコストダウンに関する様々な工夫をしている会社です。

こうしたコストダウンの方法として現場をタマホームの社員が直接管理したり独自の流通システムにより中間マージンを削減している点や、建材を大量に発注することで原価を下げるという仕組みがあります。

これにより1,000万円台で家づくりを検討することができますが、ローコストだけでなく長期優良住宅の選択や完全自由設計という特徴もあり、こだわった家に建て替えることも可能です。

そのため、ローコストでおしゃれな家に建て替えしたい人にタマホームはおすすめといえます。

なお、タマホームの評判について詳しく知りたい人は、「タマホーム 評判」の記事をご覧ください。

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画像提供元/アイフルホーム公式サイト

アイフルホームは大手住宅設備メーカーの㈱LIXIL住宅研究所が運営しているフランチャイズチェーンとなっており、全国に支社があります。

こうしたスケールメリットは施工技術のノウハウ共有というだけでなく、LIXILグループの住宅設備を安く仕入れることができるというメリットにも繋がります。

そのためアイフルホームの住宅は他のハウスメーカーよりも仕入れ価格が安くなり、その結果ローコスト住宅の建築が可能となっています。

また、耐震等級3相当の安全性や60年という長期保証もあり、2024年オリコン顧客満足度ランキングにおいて、2,000万円以下注文住宅部門で1位となりました。

つまり、アイフルホームは安さだけでなく安全性という点においても多くの人に支持されていることが分かります。

アイフルホームの評判について詳しく知りたい人は、「アイフルホーム 評判」の記事をご覧ください。


画像提供元/アイダ設計公式サイト

アイダ設計は住宅性能表示制度に対応しており、「耐震等級3」以外にも「劣化対策等級3」「維持管理対策等級3」「断熱等性能等級3」「断熱等性能等級4」「一次エネルギー消費量等級4」を取得しています。

これにより長く安全に住み続けられることが証明されており、安全性が高くコストを抑えた上で建て替えをしたい人におすすめです。

さらにZEHに対応した商品や999万円から建てられる商品など、ラインナップも豊富です。

そのため、ローコストで建て替えを検討しているもののハウスメーカー選びで悩む人は、アイダ設計を検討に含めるべきといえます。

なお、アイダ設計の坪単価について詳しく知りたい人は、「アイダ設計 坪単価」の記事をご覧ください。

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ハウスメーカーで家を建て替える時の流れ

家の建て替えを進めるためにはハウスメーカー選びのコツだけでなく、建て替えの流れについても知っておく必要があります。

この章では失敗をせずに建て替えを進めるために必要なステップについて、解説します。

各ステップで用意すべき書類や費用がありますので、参考にしてください。

各ステップ 内容
1.依頼するハウスメーカーを探す 外観や仕様、口コミ、施工実績をインターネットで調べ、複数のハウスメーカーをピックアップする。

また、事前に家族で建て替えをする理由や家のイメージについて話し合い、意見をまとめておくことが重要。

2.資金や建て替えプランの相談 どのくらいの予算でどのような家に建て替えるのかを相談するため、ピックアップしたハウスメーカーに連絡を取る。

なお、その際には直接訪問するよりも来場予約した方がレベルの高い営業が担当につきやすくなる。

3.見積もりを比較してハウスメーカーを決める ハウスメーカーから見積もりを取得することで資金計画の精度を上げることができ、予想外の追加費用を防止することができる。
4.ハウスメーカーと工事請負契約を結ぶ 予算と建物プランのイメージが合うハウスメーカーを選定し、建築を依頼するのが工事請負契約となる。

なお、このタイミングで金融機関に事前審査を行い、ローンが通ることを確認しておく。

5.住宅ローンの本審査を申し込む 本審査には住民票と印鑑証明書、所得証明書が必要となり、住民票と印鑑証明書はコンビニで取得できる。

また、万が一本審査が通れなかった場合は工事請負契約を白紙解除することができるが、契約書に記載がない場合はハウスメーカーと協議することになり注意が必要。

6.仮住まいを探して移り住む 金融機関の本審査通過が確認できれば、すぐに仮住まい先を探し始めるのがおすすめ。

ハウスメーカーによっては仮住まい先の物件を紹介してくれることもある。

7.解体工事の開始 解体工事前にはオーナーとハウスメーカー、解体業者と打ち合わせを行い、解体部分に間違いがないか確認する。

こうすることで解体後のトラブルを減らすことができる。

8.地盤調査(必要に応じて地盤改良工事) 地盤調査によって地盤改良工事の有無を判断することになるが、数十万から数百万円の改良費がかかることもあり、注意が必要。
9.建て替え工事の開始 建て替え工事が開始し現場を確認する際には現場の職人に声を掛け、安全な場所から見学するようにする。
10.引き渡し・登記手続き 図面との相違やキズのチェックを行い、問題なければ建物の登記と確定申告を行い建て替え計画は完了となる。

1.依頼するハウスメーカーを探す

まずは建て替えを依頼するハウスメーカーを探すことになりますが、この時点では外観や各ハウスメーカーの仕様でおおまかに絞る程度となります。

また、口コミや評判、施工実績も合わせてチェックし総合的に判断して複数のハウスメーカーをピックアップすることがポイントです。

このように、ハウスメーカーに直接訪問せずインターネットで事前に調べておくことで、効率良くハウスメーカーを選択することができます。

そのためにも家族で建て替えをする目的やどんな家を建てたいのか話し合いを行い、全員が納得できる建て替えとなるよう意見をまとめておくことが重要です。

2.資金や建て替えプランの相談

ピックアップしたハウスメーカーに連絡し資金や建て替えプランの相談をする日時を決めますが、その際には来場予約がおすすめです。

なぜなら来場予約顧客はハウスメーカーにとって「意欲が高い顧客」という扱いになり、支店長クラスの営業が担当になるケースが多いからです。

これにより直接訪問するよりもレベルの高い営業が担当になる確率を上げることができ、スムーズに建て替えするためのコツといえます。

また、来場予約特典をもらえることもあるため、直接訪問よりもお得です。

なお、訪問した際には予算と建て替え計画の立て方について相談し、今後の人生を踏まえてどのくらいの予算でどのような家に建て替えるべきかアウトラインを決めます。

3.見積もりを比較してハウスメーカーを決める

ハウスメーカーに現地を確認してもらい、おおよその見積もりを提示してもらうことで費用の大枠を決めることができます。

ハウスメーカーの坪単価を事前に調べることでおおまかな費用を把握することは可能ですが、本体価格以外にかかる付帯工事や諸費用は見積もりを取得しなければ分からない点が多いです。

たとえば土地の形状が成形地なのか旗竿地なのか、前面道路が広いのか狭いのかでも付帯工事費用は変わります。

さらに先祖代々の土地に建て替えをする場合は地目が「宅地」になっていないこともあり、現行法令に適用するためには農地転用費用や地目変更登記費用が必要です。

このように、イメージしていた予算から資金計画の精度を上げることが重要です。

なお、このタイミングで土地の測量図や建物の図面があれば見積もりの精度も高まるため、ハウスメーカーに提示することをおすすめします。

4.ハウスメーカーと工事請負契約を結ぶ

ピックアップしたハウスメーカーと商談を重ね、家族が納得する一社に絞ることができればハウスメーカーと工事請負契約を締結します。

請負契約はハウスメーカーに建物の建築を依頼するための契約となっており、詳細図面や費用の合意はこの段階で行いません。

そのためある程度の予算と建物プランが決まった段階で請負契約を締結することになります。

なお、工事請負契約を書面で行う場合は印紙税が発生し工事金額に応じて税額が変わることから、事前に用意する費用を質問しておくことをおすすめします。

また、このタイミングで金融機関にハウスメーカー経由で事前審査を依頼し、住宅ローンが通るかどうかのチェックをすべきです。

特に現在住んでいる家に住宅ローンが残っている場合、通常よりも審査が厳しくなることがあるため、確実にローンが通るかどうか早めの確認が重要といえます。

5.住宅ローンの本審査を申し込む

住宅ローンの事前審査が通れば本審査を申込むことになりますが、その際には住民票や印鑑証明書、所得証明書が必要になります。

このうち、住民票と印鑑証明書についてはコンビニでも取得できるため、早めに準備しておくことがポイントです。

また、事前審査は数日で結果がでますが本審査は10日から2週間かかるため、着工スケジュールが遅れないためにも工事請負契約締結後にすぐ申し込むべきです。

ただし、事前審査が通過しても本審査が100%通過するわけではなく、否決になることもありえます。

その場合、一般的には工事請負契約の特約により白紙解除することになりますが、記載されていない場合はハウスメーカーと協議することになるため、注意が必要です。

このようなトラブルを避けるためにも、ローンが否決となるリスクを想定して契約書に記載されている解除要件はしっかりチェックすべきといえます。

6.仮住まいを探して移り住む

仮住まい先は住宅ローンの本審査が通った後、すぐに探すことをおすすめします。

本審査通過後、建物の解体に着手し着工できる状態に土地を造成していくことになりますが、そのためには退去しなければなりません。

つまり、仮住まい先が見つからなければこの先のステップが滞ってしまうことから、本審査通過後にハウスメーカーや不動産会社に相談し、仮住まい先を探し始めるべきといえます。

7.解体工事の開始

解体工事は家屋の構造や残置物の量によってバラつきがあることから、解体業者と解体前立会いを実施することが重要です。

この立会いによって解体範囲と解体せずに残す部分について解体業者とイメージを合わせることができ、後からトラブルになることが少なくなります。

たとえば外周のブロックや駐車場のコンクリート部分はそのまま利用するケースもあり、利用するのであればなるべくキレイな状態で保存してもらう必要があります。

こうした打ち合わせによって養生する場所も変わることから、ハウスメーカーとオーナー、解体業者で行う打ち合わせは重要です。

8.地盤調査(必要に応じて地盤改良工事)

解体が完了すればハウスメーカーによる地盤調査を行い、地盤の強度や状態をチェックします。

一般的にはスウェーデン式と呼ばれるドリルで地面に穴を開ける方法を数点行うことになり、数時間から1日で調査は完了します。

そして、調査の内容に合わせて地盤改良工事の有無をハウスメーカーから判断しますが、改良工事は数十万から数百万円かかることもあります。

そのため、初期の資金計画に地盤改良工事を必ず含めておくことをおすすめします。

なお、地盤についてはジャパンホームシールドが公開している地盤サポートマップでもある程度把握することができるため、気になる人は事前にチェックしてください。

9.建て替え工事の開始

解体が終わり地盤調査によって改良の有無が判断できれば、いよいよ建て替え工事がスタートします。

建て替え工事はハウスメーカーによって1ヶ月から3ヶ月程度かかるため、引っ越しのタイミングに合わせて仮住まい先の契約解除を予定しておくことがポイントです。

なお、着工中はトラックや工事車両が現地に入り浸ることから、工事の様子を見る際には必ず現地の職人に声を掛け、安全かどうか確認して見学する必要があります。

10.引き渡し・登記手続き

家が完成すると現場監督とハウスメーカー立会いのもと、図面通りに施工されているかやキズの有無をチェックします。

このチェックが完了した後に発覚したキズなどはハウスメーカーの補修対象外となることが多いため、念入りにチェックすることをおすすめします。

そして全ての項目に問題がなければ引渡し完了書にサインをし、建て替え計画は終了です。

最後に司法書士に建物の保存登記を依頼し、翌年度の確定申告によって不動産取得税の税額確定と控除申請を行うことで全ての作業が完了したことになります。

このように、建て替えは多くのステップを踏むことになるため、どの段階にいるのか定期的にチェックしながら進めることが重要となります。

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建て替えの失敗を減らすための注意点

この章では建て替えの失敗を減らすための注意点について解説します。

建て替えは決めなければならないことが多く、ハウスメーカーに任せっぱなしでは失敗することもあります。

そのため、建て替えをスタートする前に必ず注意点を抑えておくことをおすすめします。

建て替えの失敗を

減らすための注意点

内容
リフォームで

済ませられないか

見極める

建て替えは1,000万円以上の費用がかかるが、リフォームだと数百万円に抑えられることもある。
再建築不可の物件

でないことを

確認しておく

昔から建っている家は現行法令では違法建築である可能性もあるため、注意が必要。
仮住まいの検討は

早めに始める

仮住まい先が見つからなければ解体ができず建て替え計画がストップしてしまうため、本審査がおりた段階で仮住まい先を探すのがおすすめ。

リフォームで済ませられないか見極める

建て替えは1,000万円以上の費用がかかることがほとんどですが、リフォームであれば数百万円ですむこともあります。

つまり、建て替えの理由によってはリフォームで対応できる可能性があり、その結果コストを大きく抑えることができます。

たとえば家が寒いという理由であれば断熱工事を行い、光熱費がかかる場合は省エネの住宅設備に切り替えることで改善することもあります。

このように、リフォームと建て替えは同時に検討すべきといえます。

ただし、耐震工事などは建て替えと同じくらいの費用になってしまうことから、リフォームを選択したとしても費用のチェックは重要です。

再建築不可の物件でないことを確認しておく

再建築不可物件とは、現行法令に沿った際に建築ができない土地のことです。

たとえば前面道路との接道部分が2m未満であったり前面道路が他人の所有物であったりと、建築基準法や都市計画法などの法律が施行される前でなければ建築できなかった建物も多いです。

そのため、建て替え予定の家がこうした土地に建っていた場合、再建築の許可がでない可能性が高いといえます。

万が一家を解体した後に再建築不可物件だと発覚しても後戻りできないため、ハウスメーカーの選定段階で再建築できるかどうかを確認すべきです。

仮住まいの検討は早めに始める

希望の仮住まい先が見つかるかどうかは運任せのため、金融機関の審査が終わればすぐに探し始めることをおすすめします。

また、仮住まい先はハウスメーカーが探してくれることもあり、積極的に依頼すべきです。

万が一仮住まい先が見つからなければ解体に着手できず建て替え計画がストップしてしまうので、注意が必要です。

まとめ

住んでいる家が老朽化したり同居人数が変わることで建て替えを検討する人は多いですが、闇雲にハウスメーカーを選ぶのではなくポイントを抑えた上で選定する必要があります。

また、建て替えには多くのステップが必要になることから、どの段階まで進んでいるのかを確認しながら進めることもポイントとなります。

このように、納得のいく建て替え計画にするためにも家族で建て替え理由を話し合い、ハウスメーカーを吟味した上で計画通りに進めることが重要です。

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