外構リフォームにかかる費用は？施工例や依頼できる業者も紹介

戸建てに住み、数年経過したタイミングで外構をリフォームすることで、家の雰囲気を大きく変えることができます。

そのため一定の築年数が経過したタイミングで外構リフォームを考えるオーナーは多いですが、そのためには外構にかかる費用を把握しておくことがポイントです。

そこで、この記事では外構リフォームにかかる費用について事例を交えて解説します。

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外構とは

そもそも外構がどのような定義になるのかを知っておく必要があり、外構に含まれる内容やエクステリアとの違いは価格や仕上がりに大きく影響します。

この章では外構に含まれる内容やエクステリアの違いについて詳しく解説しますので、参考にしてください。

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外構に含まれるもの

外構とは室外にあるアイテムのことで、門扉やフェンス、照明、庭、駐車場、駐輪場、植樹などは全て外構です。

これらの外構は「家の顔」ともいわれているため、強いこだわりを持つ人も多いです。

それだけに築年数が経過し劣化が進んだ際にはリフォームがおすすめの箇所ともいえます。

外構とエクステリアの違い

エクステリアは家の外部にある装飾物の総称となっており、外構はエクステリアの一部です。

このことからもエクステリアは空間全体を示すため、屋外の雰囲気を全て変えたい場合に使います。

そのため、「エクステリアリフォーム」を掲げているリフォーム会社は家の外に関するリフォーム全般を取り扱っていることになります。

外構のリフォームにかかる費用相場

外構リフォームを検討する際には各アイテムがどのくらいの相場になるのかを知っておく必要があり、リフォームの資金計画を立てる上でも重要です。

また、相場を把握していることでリフォーム会社の見積を精査しやすくなり、納得した内容で工事を依頼することができます。

この章では外構のリフォームにかかる費用相場について、解説します。

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塀やフェンスのリフォーム費用

昔ながらの塀はブロックを積んだだけの構造であるため通気性が悪く、さらに年月の経過と共に倒壊のリスクが増してしまいます。

そのため、外構リフォームの中でも塀やフェンスは検討されやすい場所となっています。

たとえばコンクリートブロックを積み上げただけの塀を撤去し、上にあるような木目調の目隠しフェンスにすることで通気性が良くなり、さらに防犯性も維持できます。

また、フェンスには木目調以外にもアルミ製やステンレス製など様々な種類があるため、好みに合わせて選択が可能です。

なお、この事例の場合では費用は約100〜150万円が相場となっています。

門の設置など玄関まわりのリフォーム費用

門扉は敷地の中でも最初に見る場所であるため、ボロボロの門扉をキレイな状態にリフォームするオーナーは多いです。

また、門扉を設置したり門から玄関ドアまでのアプローチ、玄関まわりなどは家の雰囲気を大きく変えられることからおすすめのリフォームとなっています。

上にある門扉はガード以外にも郵便受けやインターフォンが設定されており、見た目だけでなく防犯性も維持できる内容となっています。

一般的にはこの事例だと50〜60万円が価格の相場となっていますが、自動ロックなどを選択すると金額が高くなるため、注意が必要です。

そのため、各メーカーから公開されている商品を吟味し必要な設備を採用したリフォームにすることがおすすめです。

駐車場のリフォーム費用

上の画像は駐車場を全てリフォームしており、120〜140万円が相場となっています。

たとえば築年数が経過した家の場合は駐車場のコンクリートが剥げたり芝生が刈られて土が剥き出しになっていることから費用が高くなってしまい、手入れの手間もかかります。

そこで上の画像にあるリフォームは既存のコンクリートを撤去し土の部分まで全てコンクリート施工することで、手入れの手間を省くことができました。

さらにカーポートを設置することで、家と駐車場に統一感があるデザインとなっています。

このように、駐車場全域をコンクリート施工にすることで土埃の飛散や草むしりといった手入れの工数をなくし、長年安心して住み続けられる外構となります。

庭のリフォーム費用

草むしりや害虫対策など、庭に関する手間は意外と多いです。

こうした苦労を解消するために上の画像では「人工芝」や「防草シート」を設置し、さらにその上からレンガや砂利を敷くことでデザイン性の高い庭となっています。

ここまで仕上げるには80万円〜100万円が費用の相場となりますが草や虫の発生を抑えながら緑に囲まれた生活が可能となるため、緑が好きな人に向いているリフォームといえます。

費用別｜外壁リフォームの施工例

この章では外壁リフォームに関する施工例を費用別に紹介します。

築年数が経過した家に住んでいる場合はリフォームが必須だといえますが、どのくらいの費用が必要になるのかが分からければ予算を組むことができません。

そこで、この章で紹介する20万円〜100万円の外構リフォームを参考にした上で、リフォーム会社に見積を依頼することをおすすめします。

20万円未満でできる外構のリフォーム

このリフォーム事例は庭にあった小屋と池を撤去・崩れていた花壇を縮小することで庭としてのスペースを広く確保し、有効活用できるようにしたのがポイントです。

実際の費用は33万円となったそうですが、庭の規模や池の有無によっては20万円台でも十分に可能なリフォームの規模といえます。

このように、敷地の一部だけを変更できるという点がリフォームのメリットといえます。

50万円未満でできる外構のリフォーム

レンガの花壇を増築し外構も合わせてレンガ敷きにすることが、一体感のあるリフォーム外構となっています。

特に敷地内を塀で囲わないオープン外構にすることで開放感のあるデザインにすることには奥様のこだわりがあったようで、イメージ通りの外構になったと満足されているようです。

このように、外構リフォームによって家全体の雰囲気を大きく変えることができます。

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100万円未満でできる外構のリフォーム

このリフォーム事例はルーバータイプのフェンスを採用することで風通しが良くプライバシーも保護することが可能となっています。

また、フェンスは光沢のあるアルミ材となっているため明るいイメージとなり、ブロック塀のような閉鎖的な雰囲気を解消することができています。

そのため、オープン外構がプライバシー保護の観点から気になるという人にルーバータイプのフェンスがおすすめです。

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100万円以上でできる外構のリフォーム

このオーナーは門扉があることで車が1台しか停められず、窮屈な生活になっていたのを外構リフォームによって解決したようです。

門扉を撤去しさらにオープンが外構にすることで家の前面部分をスッキリさせることができ、安全に車を2台駐車できるようになったそうです。

このように、ライフスタイルに合わせて外構リフォームすることで豊かな住まいを続けられることから、定期的なリフォームの検討は必須といえます。

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外構リフォームはどこに頼むべき？依頼できる業者

外構リフォームを実施することで家の問題点を解決し快適な住環境を維持することができますが、どのような業者に頼むのかでリフォームの納得度合いが変わります。

しかし外構リフォームを取り扱っている業者は多く、迷っているオーナーもいます。

そこで、この章では外構リフォームを依頼すべき業者の特徴について解説します。

これからリフォーム業者を選定する人は参考にしてください。

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ハウスメーカーや工務店

注文住宅を建てるハウスメーカーや工務店は家づくりの計画に外構計画を含めており、どのような家を建築する場合であっても外構を提案するのが一般的です。

そのため外構リフォームに関するノウハウも多く、営業担当と設計士から様々な提案をしてくれるという特徴があります。

ただし、実際に外構の工事をするのは下請け会社や提携会社となる可能性もあり、ハウスメーカーや工務店が直接実施しないケースも多いです。

リフォームの専門業者や外構業者

リフォームの専門業者や外構業者は外構リフォームを主要業務としているため、最新の設備やデザインの提案を得意としています。

また施工事例も多いことから沢山のリフォーム事例から選択することができ、さらに自社施工のため安心して任せることができます。

その一方でハウスメーカーや工務店のように全国展開しておらず、地域密着型の業者がほとんどです。

このことからも、ハウスメーカーや工務店よりも資金が少なく、倒産しやすいというデメリットもあります。

ホームセンター

最近では外構リフォームを取り扱っているホームセンターも増え、エクステリア専門のコーナーがあるホームセンターもあります。

こういったお店では外構リフォームに必要な商品や工具を合わせて購入することができ、さらに工事の期間も短いことから手軽に依頼できるという特徴があります。

そのため買い物帰りに外構リフォームの相談をし、そのまま依頼するオーナーも多いです。

外構リフォームの費用を抑えるためのポイント

外構リフォームはこだわりすぎると予算オーバーになってしまうというリスクがあるため、予算内に抑える工夫をすべきです。

しかしこだわりが全くない外構リフォームは味気ないため、予算と要望のバランスが重要となります。

そこで、この章ではこうしたバランスを取るためのポイントについて解説します。

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デザインをシンプルにする

外構は複雑な工事になればなるほど工事費用が増えてしまうため、注意が必要です。

そのためなるべくシンプルなデザインを選択し、凹凸が少ない外構計画がおすすめです。

こうすることで特別な建材を使用することなく費用を抑えることができますが、シンプルすぎると単調な外構になってしまいます。

そこで門扉やフェンスだけ色を変更するなどカラーアクセントを採用することで、飽きのこない外観にすることができます。

このようなデザインはリフォーム業者が提示する施工事例を参考にすることで失敗しにくくなるため、なるべく多くの事例をチェックすることがおすすめです。

複数の業者に見積もりを依頼する

外構リフォームを成功させるコツとして、複数の業者に相見積もりするというポイントがあります。

なぜならリフォーム業者は独自のノウハウや商品の入手ルート、外構デザインを持っているからであり、複数の業者から提示を受けることでより理想に近い外構リフォームを実現することができるからです。

また、見積の期間が明いてしまうと築年数の経過や物価上昇によって比較検討が難しくなることから、なるべく短期間で業者に依頼することが重要となります。

可能な限りDIYで対応する

外構リフォームは意外と自分で実施できることも多く、ホームセンターでDIYに必要な工事を揃えることができます。

たとえば5坪の庭に人工芝を設置する場合は3〜5万円の費用が必要ですが、DIYであれば1万円前後で実施可能です。

さらに、一般人には難しいとされている壁紙変更も最近では壁紙の上から貼れるシールタイプの商品があり、失敗しても何度でも剥がすことができます。

このように、外構リフォームを検討する場合は最新のDIYグッズも検討すべきといえます。

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外構リフォームの費用に関するよくある質問

この章では外構リフォームの費用に関するよくある質問について、解説します。

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駐車場に関する外構リフォームの費用は？

駐車場のリフォームは既存のコンクリートを撤去して施工し、さらに周辺とのギャップをなくしたりカーポートを新設するといった内容になります。

これら全てを実施した場合、120〜140万円が相場とされています。

家の周りをコンクリート舗装するリフォームの費用は？

敷地の広さにもよりますが、一般的に家の周りをコンクリートにする場合7,000〜8,000円/㎡が相場となっています。

ただし、コンクリート舗装は周辺にコンクリートが飛び散らないよう養生したり仕上げをする必要があり、追加で2,000円/㎡の費用が追加となります。

つまり、コンクリート舗装を実施する際には10,000円/㎡がかかることを知っておくべきです。

外構リフォームに活用できる補助金はある？

リフォームについては各自治体から補助金が公開されていますが、外構リフォームについては「ブロック塀等除却費補助事業」が利用可能です。

この事業は地震などの災害に備えて外構を改修することを目的とした工事に対して補助金を申請することができ、最大10万円の補助金を受け取ることが可能です。

そのため、外周部分のリフォームを検討する場合は自治体に利用可能かどうかを確認することがおすすめとなります。

外構リフォームの費用まとめ

外観が劣化すると古びた印象を与えることになるため、築年数が古くなったタイミングで外構リフォームを検討する人は多いです。

しかし外構リフォームはこだわりすぎると費用が高額になってしまい、予算オーバーになるリスクを避けるためにもある程度の施工事例を把握した上で工事内容を決定すべきといえます。

またリフォーム業者によって工事費用や提案内容が異なることから、複数の業者に相見積し、納得のいく提案をしてくれた業者に依頼することをおすすめします。

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