土屋ホームの坪単価まとめ！建築実例や価格に関する口コミ評判も紹介

北海道に拠点を置き、高断熱の住宅を提供している土屋ホーム。

全国的な知名度は大手ハウスメーカーに比べると高くありませんが、寒冷地でも快適に過ごせる家づくり
を得意とする老舗のハウスメーカーです。

そこで今回は、土屋ホームの坪単価をはじめ、建築実例をもとに他社との違いなどを詳しく解説します。

土屋ホームの坪単価

インターネットなどで公開されている建築実例をチェックすると、土屋ホームの坪単価は約60〜90万円です。

大手ハウスメーカー並みの坪単価になっていて、不動産ポータルサイトのSUMMOによると、総額2,500万円前後が多いようです。

ただし、土屋ホームには注文住宅のカーディナルハウスや企画住宅のリズナスなどの人気シリーズがあり、建築プランにより坪単価や本体価格に大きな差が生じます。

ここでは、土屋ホームで家を建てるためには、どのくらいの費用が必要なのか、建築実例をもとにまとめました。

これから家づくりをスタートさせる方は、ぜひ参考にしてみてください。

60万円〜90万円での施工事例が多い

土屋ホームの公式サイトなどに坪単価の記載はありませんが、インターネット上の口コミや不動産ポータルサイト・SUUMOなどの建築事例をもとに算出すると、坪単価の目安は60万円〜90万円と推測されます。

60万円〜90万円という坪単価の目安は、ハウスメーカーの中では高めの設定になります。

ただし、建築プランや建築エリアにより坪単価は大きく変動するため、あくまでも目安の数字として参考にしてください。

総額2,500万円前後が多い

不動産ポータルサイト・SUUMOで公表されている建築実例25件中、本体価格/坪数を記載している個人宅の平均坪単価は67.8万円、坪数の平均は35.1坪となっています。

また、住宅金融公庫の「2022年度フラット35利用者調査」によると、注文住宅の住宅面積の全国平均は122.8㎡（約37坪）です。

土屋ホームの坪単価をもとに、37坪の住宅を建設する場合の費用は、約2,220万円〜3,330万円となります。

以下は、坪単価60万円〜90万円の場合の坪数別の想定価格です。

坪数	想定価格
25坪	1,500万円～2,250万円
30坪	1,800万円～2,700万円
35坪	2,100万円～3,150万円
40坪	2,400万円～3,600万円
45坪	2,700万円～4,050万円
50坪	3,000万円～4,500万円

※上記の想定価格はあくまでも目安の金額になるため、実際とは異なる場合があります

また、建築総額には、本体価格のほかに付帯工事や諸費用も含まれるため、本体価格に30％程度上乗せした金額で資金計画を立てるようにしましょう。

土屋ホームの坪単価や価格がわかる建築実例｜企画住宅のリズナス

企画住宅の「リズナス」は、大幅なコストカットを実現した人気のシリーズ。

「選ぶ、楽しむ、好きになる」をコンセプトに、プラントデザインをパッケージ化し、スタイル・かたち・インテリアテイストの3つの要素を選択するだけで家づくりを進められます。

24時間換気システムを導入し、ネオマフォームなどの断熱材を使用し、優れた断熱性を省エネ性を実現しました。

予想坪単価は60万円〜となっています。

下記では、企画住宅「リズナス」の建築事例を3つピックアップしています。

土屋ホームで家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

37.8坪｜家族の集まるリビングにひと工夫した家

家づくりをスタートさせてから複数のハウスメーカーの安全な暖房器具や効果的な換気システムも含めて比較検討した結果、土屋ホームでの家づくりを決定。

オール電化を実現した新居は、1階に吹抜けのリビングルームとダイニングキッチン、玄関ホールの近くに設けた寝室との間に浴室やユーティリティーなど、水回りを回廊状に配置した間取りは、何度も綿密な打ち合わせを重ねたたま物です。

オーナー様のこだわりポイントは、リビング階段を数段上がったところにあるスキップフロア。

カウンターを設置し、勉強したり、壁越しにTVを見るなど、さまざまな使い方ができるのが魅力です。

スキップフロアと一体感のあるリビングルームは、家族や友人が集まってワイワイ楽しく過ごすライフスタイルにピッタリで、オーナー様も大満足とのこと。

35.3坪｜冬は暖かく、夏は涼しく快適に暮らせる家

初めての家づくりで不安の多かったオーナー様のハウスメーカー選びの決め手になったのは「営業担当の対応の親身さ」とのこと。

土屋ホームならではのきめ細かいフォローもあり、家づくりもスムーズに。

住んでみると、夏は涼しく、冬は暖かい快適さを実感したそうです。

基本的な断熱性や気密性に優れ、外気の冷たい空気が室内に入らないような熱交換システムを採用。

夏場は日によってはエアコンを付けなくても涼しく過ごせる日もあり、1台のエアコンで1階から2階まで快適に過ごせるため、オーナー様も大満足。

29.4坪｜子どもがのびのび過ごせる家

マンションと戸建てで悩んでいたオーナー様でしたが、災害時や将来的なことを考慮し、戸建てに決定。

土屋ホームのイベントに参加し、即日契約したとのこと。

希望のエリアに土屋ホームが土地を保有していたことや、お子さんがのびのびと遊んでも音が外に漏れない気密性の高さが決め手になったようです。

企画住宅ながら、室内のカラーやアイテムを自由に選択できる点もオーナー様は満足しているそうです。

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土屋ホームの坪単価や価格がわかる建築実例｜注文住宅のカーディナルハウス

「カーディナルハウス」は、土屋ホームの50年以上にわたる経験から培ったノウハウを詰め込んだクオリティの高い注文住宅シリーズです。

フェノールフォーム断熱材や高性能樹脂サッシ、全館暖房換気システムなどを導入し、断熱性能は最高ランクの7を達成しています。

また、BES-T構法を採用し、耐震等級は最高ランクの3を実現し、設計から安全管理まで一貫しておこなう施工体制が、カーディナルハウスの家づくりの基盤です。

予想坪単価は60万円〜90万円程度になります。

下記では、注文住宅のカーディナルハウスの建築実例を紹介しているので、デザイン性や機能性を重視した家づくりをおこないたい方は、チェックしてみてください。

36.8坪｜どこを見ても美しい家

ビジュアルと機能性にこだわりのあったコーナー様は、明確なイメージと具体的な要望をもとに土屋ホームの担当と打ち合わせを重ね、理想の住まいを実現しました。

完成した家は、どこを見ても美しい理想の家。

こだわりの収納についてもじっくり話し合いを重ねた結果、適材適所に収納を設けいつでもスッキリと片づいた空間をキープ。

オーナー様大満足のLDKは、吹き抜け天井で開放感にあふれ、アイアン手すりのオープン階段がクールな造りになっているとのこと。

来客が思わず「おっ」と声を上げてしまう造りにしたかったというオーナー様は、狙い通りになったそうです。

デザイン性と居住性に優れた家

利便性の高い立地に、デザイン性と機能性を兼ね備えた無駄のない居住空間を実現した実例です。

モダンな外観フォルムから住まいのセンスを感じられるお住まいは、1階から2階へと続くオープン階段で開放感あふれるリビングを実現しました。

ブラウンとホワイトを基調とした上品なインテリアで統一し、「スムーズな動線と広がりのある空間」をリクエスト。

スケルトン階段と吹き抜けのリビングで視覚的な広がりを演出し、空間を繋げることで家族の絆も深まるとのこと。

断熱性と遮音性に優れた住み心地の良さを追求した家

社宅住まいだったオーナー様は、60歳の定年を見据え家づくりをスタートしました。

「断熱性」と「遮音性」を最優先事項に、ハウスメーカー数社の中から土屋ホームに決定。

営業担当の論理的で詳細な説明は説得力があり、要望に柔軟に対応してくれる設計担当者など、こだわりの家づくりにとことん付き合ってくれる姿勢も決め手になったとのこと。

また、LDKを2階に設けたことで、「四方から自然光が入り、どこで何をしていても快適そのもの」とは、長時間LDKで過ごす奥様の声。

春夏秋冬と四季を新居で過ごし、「1階に設けた洋室も暖かく、断熱性・遮音性ともに満足しています。」とはオーナー様談です。

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土屋ホームの坪単価や価格の口コミ評判

ここでは、土屋ホームの坪単価や価格に関する口コミや評判を紹介します。

これから土屋ホームで家づくりを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

予算はオーバーしたが満足している

自由設計したい人向け
娘と同じ幼稚園に通うママ友の紹介で注文住宅を建てました。間取りとエクステリアにこだわりがあったので自由設計が出来るカーディナルハウスを選びました。当初の予算よりも200万円ほどオーバーしてしまいましたが、納得のいく家が出来たので満足しています。
1つだけ不満があるとすれば値引きがなかったことです。期間限定のキャンペーンをして割引することもあるそうですが、最初からギリギリの価格設定のため基本的に割引きはしていないと担当の方が申し訳なさそうに話していました。他のハウスメーカーさんで150万近く値引きしてくれるところがあり魅力的だったのですが、結局設計の自由度の高いこちらを選びました。
引用：みん評

こだわりたい部分を実現できる土屋ホームの注文住宅「カーディナルハウス」を選んだ結果、予算は200万円ほどオーバーしてしまったものの納得できる家づくりができ、大満足のオーナー様。

期間限定のキャンペーンなどで割引してくれるハウスメーカーもあるようですが、設計の自由度の高さがハウスメーカー選びの決め手になったようです。

予算内でプランを複数提案してもらった

暖かくてホッと出来る家
モデルルームに行った時に、営業担当の方から熱心に説明を受け、｢ここなら満足できる家を建ててくれる」と直感しました。こちらから無理なお願いをしましたが、限られた予算の中で希望通りに仕上がるよう、プランをいくつか提案してもらえました。
工事が始まってからは、たびたび見学に行きましたが、いつも職人さん達が元気よく挨拶してくれたのも嬉しかったです。完成した我が家はとにかく部屋が暖かく、思わず｢暖房無しでも大丈夫じゃない?｣と感じてしまったほどです。営業さんをはじめ、設計やインテリアコーディネーターの方もセンスが良く、まさに私と相性ピッタリなハウスメーカーでした。
引用：みん評

こちらのオーナー様は、モデルルーム見学の際から営業担当の熱心な対応に満足されたようです。

こだわりたい部分を限られた予算の中で、希望通りに仕上がるようなプランを複数提案してくれたことが、土屋ホームを選んだポイント。

営業担当の対応の良さはもちろん、設計やインテリアコーディネーターのセンスの良さも際立っているようです。

外断熱の良さや価格が決め手になった

札幌市内の住宅展示場はすべて行きました。それに実際に住んでいる家や建築現場、全社見ています。決め手は外断熱の良さを知ったことと、値段です。
あとは柱ですね。この広さ！どこかに１本は柱を入れないといけないという制約をクリアしたのが土屋ホーム。
何を聞いても嫌な顔をしなかったのがありがたかったです。こうやって10年経ってもいろいろなことを覚えていてくれたり、変わらずにいてくれるのもありがたいし、困ったときに電話したらすぐに対応してくれるのも。
いろいろ思っていたことをすべて叶えてもらったから、すべてが満足です。細かいことを言えばコンセントの位置から色から、空間の取り方も。だから10年経っても昔っぽくない感じが！
地震の時とかすぐに来てくれて！安心することができました。
引用：土屋ホーム公式サイト

土屋ホームの公式サイトに掲載されていたオーナー様の声には、数あるハウスメーカーの中から土屋ホームを選んだのは「外断熱の良さや設計の自由度とそれに見合う価格とのこと。

業界最高水準を誇る気密性・断熱性に優れた土屋ホームならではのお住まいを手に入れた事例といえます。

また、営業担当の信頼できる人柄も大きなポイント。

こだわりたい部分や気になることを気軽に相談でき、不安なく家づくりを始められたことも満足度の高さにつながっています。

土屋ホームと他ハウスメーカーの坪単価を比較

北海道を拠点に展開している土屋ホームは、大手ハウスメーカーと比較してもその性能に何ら遜色のない土屋ホームですが、坪単価も大手ハウスメーカー並みです。

そのため、土屋ホームで家づくりを検討している方の中には、大手ハウスメーカーと併せて検討する人が多いようです。

ここでは、大手ハウスメーカーランキングをもとに、土屋ホームと大手ハウスメーカーの「一条工務店」「アキュラホーム」「積水ハウス」の3社の坪単価を比較しています。

ハウスメーカー	坪単価	年間施工数	売上
土屋ホーム	約60～90万円	非公開	350億円
一条工務店	約60～75万円	非公開	4,428億円
アキュラホーム	約60～100万円	2094棟	595億円
積水ハウス	約50～80万円	10610戸	2兆5,895億円

下記では、それぞれのハウスメーカーの特徴などを詳しく解説しています。

土屋ホームと一条工務店

一条工務店の坪単価は約60万円〜75万円であり、仕様も似ていることから土屋ホームと比較検討されることの多いハウスメーカーです。

対応可能エリアが全国の一条工務店に対し、北海道を拠点に東北・関東・甲信地方が対応エリアの土屋ホームでは、土屋ホームを選択すると一条工務店と同程度の建築費用で家を建てられる可能性が高いです。

一条工務店は「家は、性能。」をコンセプトに掲げ、断熱材や窓は自社グループ工場で開発・製造しているハウスメーカーなので、コスト削減も可能です。

また、モデルハウスの使用が標準仕様となっているため、実際の住まいをイメージしやすいという特徴があります。

土屋ホームとアキュラホーム

土屋ホームの坪単価はプランや建築エリアにもよりますが、おおよそ60万円〜90万円で、アキュラホームの坪単価は60万円〜100万円となっています。

土屋ホームには、大幅なコストカットを実現した企画住宅の「リズナス」と注文住宅の「カーディナルハウス」の特長の異なる住宅商品を展開しています。

そのため、企画住宅の「リズナス」を選択した場合は、アキュラホームと同程度もしくは安い価格で家を建てられる可能性があります。

アキュラホームは完全自由設計が可能な上、メタルウッド構法・トリプルストロング床・8トン壁などを採用していることから、耐久性や耐震性に定評のあるハウスメーカーです。

また、現場監督と独立した第三者機関による施工検査を実施しています。

土屋ホームと積水ハウス

積水ハウスは住宅商品のラインナップが豊富なことから、積水ハウスの坪単価は55.7万円〜94.5万円が目安となっています。

特に、ハイグレードな建築実例では坪単価100万円を超えるケースもあり、積水ハウスは比較的坪単価の高いハウスメーカーといえます。

そのため、土屋ホームでは、建築費用が安いもしくは同程度の予算で家を建てられる可能性が高いです。

高い耐震性を実現している積水ハウスは、PLATFORM HOUSE touchを導入し、スマートフォンを使用して帰宅や外出時の通知、住環境のモニタリング、セキュリティの異常も確認できます。

耐震性・耐久性はもちろん、デザイン性や防犯性能に優れた家づくりをおこないたい方に、おすすめのハウスメーカーです。

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土屋ホームの坪単価関連でよくある質問

土屋ホームの坪単価に関するよくある質問を3つピックアップしています。

それぞれ見ていきましょう。

土屋ホームの坪単価はいくら？

断熱性や気密性に優れていることから、大手ハウスメーカーと同程度の約60万円〜90万円といわれています。

建築エリアやプランにもよりますが、坪単価は大手ハウスメーカー並みに高い傾向があります。

また、家を建てる際に必要な総額は、本体価格＋付帯工事費＋諸費用となり、坪単価をもとに算出する本体価格に30％程度上乗せした金額が必要です。

本体価格とは：
建物の取得にかかる費用のこと。
土地の取得費や外構工事費、諸費用などは含めていない金額を指す。

建築実例を目安に、余裕のある資金計画を立てることをおすすめします。

土屋ホームと一条工務店はどちらが坪単価が安い？

断熱等級7を実現し、気密性・断熱性に定評のある一条工務店は、土屋ホームと仕様が似ていることから比較検討されるハウスメーカーの1つです。

不動産ポータルサイトのSUMMOで公開されている一条工務店の坪単価の目安は、60万円〜75万円となっているため、土屋ホームと一条工務店の坪単価はほぼ同じといって良いでしょう。

ただし、土屋ホームの対応エリアは北海道を拠点に東北・関東・甲信地方で、一条工務店の対応エリアは全国となっています。

坪単価は建築エリアによっても異なるため、土屋ホームと一条工務店でハウスメーカー選びに迷ったら、建築エリアや建築プランなどを総合的に判断して決めることをおすすめします。

土屋ホームの評判は？

土屋ホームの評判をチェックしてみると、「北海道版」のオリコンハウスメーカーランキングでは4位となっています。

力を入れている断熱性に関しては、実際に土屋ホームで家を建てた方からも高評価を得ています。

その一方で、デザイン性が弱いと感じる人もいるようです。

土屋ホームが提供している企画住宅の「リズナス」は、「暮らしのスタイル」「家のかたち」「インテリアテイスト」の3ステップを選択することで、大幅なコストカットを実現しています。

そのことから、家づくりにこだわりのある方にとっては物足りなく感じてしまうかもしれません。

そのため、土屋ホームで家を建てたい方でデザイン性を重視したい場合は、注文住宅の「カーディナルハウス」をチェックしてみてはいかがでしょう。

土屋ホームの坪単価まとめ

北海道を拠点にしている土屋ホームは、断熱性能等級7を誇る断熱性・気密性に優れたハウスメーカーです。

夏は涼しく、寒さの厳しい冬は暖かく快適に過ごせる住環境を提供しています。

断熱性・気密性に優れているため、北海道や東北など寒いエリアで支持されているハウスメーカーです。

社内に技能訓練の学校を設立し、自社大工や職人を育成する仕組みを構築しているほか、プレカット工場も自社で備えています。

また、直接施工により安定した施工品質をキープできることから、エリアに関係なく優れた接客と施行を提供できます。

寒さの厳しい北海道や東北、関東、甲信地方で家づくりを検討しているなら、この機会に土屋ホームをチェックしてみてください。

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