会社とのトラブルや金銭面でも対応可能!「弁護士法人みやび」は、弁護士が対応している退職代行サービスです。料金は「退職代行ガーディアン」や「辞めるんです」に比べると高めですが、弁護士にしか交渉できない有休消化や給料未払いなど、金銭面の問題にも対応できる点がおすすめのポイントです。
退職代行サービスは、退職したい人の意思を代わりに伝えてくれる便利なサービスです。
ただ、退職代行の利用を考えている方の中には
- 退職代行を利用すると後悔するのではないか…
- 退職代行を利用して会社側とトラブルになったらどうしよう…
- 退職代行の利用がバレてその後の転職活動に響くのではないか…
- 退職代行のデメリットは何があるのか知りたい…
と思ってためらっている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、退職代行サービスを使うと後悔することになるのか、退職代行サービスを利用したことで転職に影響はあるかやおすすめの退職代行業者を紹介していきます。
退職したいけど、退職代行業者を利用するかどうかで悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
▽即日円満退職を希望の方におすすめ▽
退職代行はやめとけ?お世話になった人の口コミや体験談を紹介
退職代行を使うと後悔した人が多いか、それとも良かったと感じている人が多いかは、実際に退職代行サービスにお世話になった人の口コミや体験談を調べてみるのが1番です。
ここでは、退職代行を後悔している人の声と、後悔していない人の両方の口コミをご紹介します。
また、逆に退職代行を使われた会社側の口コミや体験談も見てみましょう。
結論から言うと、「退職代行を使って良かった」という声が多く見受けられました。
利用を後悔しているケース
最初に、退職代行を使って後悔しているケースから見ていきましょう。
ニートのあーさーだ
十数年辞めたい気持ちのまま続けた仕事をやっとやめられた。
電話は退職代行に頼んだらあっさり終わった。まあ、退職届とかは出さないといけないけども。業者に二日以内に出してください言われたから今日出しておこう。一緒にやってたメンバーには申し訳ない
引用元:twitter
仕事をスムーズに辞められたことを評価する一方で、同僚などに対して申し訳なさを感じている人が見受けられました。
引用元:twitter
退職代行のサービスや対応に不満を感じたという口コミもありました。
また、退職代行の料金に関する不満と使ったことへの後悔も一部の方であるようです。
(あらさん 23歳 男性)
ライフゲットによるアンケート調査より抜粋
後悔している人の口コミをまとめると次のようになります。
- 周りの人たちに申し訳ない
- 退職代行サービスのサポートに不満足
- コスパが悪い
退職代行業者によっては、対応がいい加減なところもあるので、実績や口コミの良い退職代行業者を選ぶのが重要です。
また退職代行は一度依頼すると、安くても2万円前後は必ず費用が発生します。
(CC 26歳 男性)
ライフゲットによるアンケート調査より抜粋
やはり退職代行を依頼する前に、本当に自分に必要なのか?自分で退職を口頭で伝える手段は他にないかを確認して、使った後に「やっぱり自分で言えばよかった」と後悔しないようにしましょう。
後悔しない退職代行業者の選び方は、こちらをご覧ください。
利用を後悔していないケース
次に、退職代行サービスを利用して後悔していない人の口コミをご紹介します。
私は3日目の今朝胃が全然痛くないことに感動して退職代行使ってよかったと本当に思ってる。辞める会社のことなんか気にすんな!
引用元:twitter
Q:退職代行サービスを利用して良かった?後悔?(選択式)
A:良かった
Q:良かったor後悔した理由と感想を教えてください。
A:上司に嫌味を言われずに円満に退社できたので利用してよかったです!!なんのトラブルも起きなかったのでお金はかかりましたが最終的には正解だったと思います!!また何かあったら利用したいですね!!お勧めのサービスですね!!
Q:転職はできましたか?転職までの期間は?
A:1ヶ月後に転職できた。
ライフゲットによるアンケート調査より抜粋
Q: 退職代行サービスを利用して良かった?後悔?(選択式)
A:良かった
Q:退職代行サービスを使われたことをどう思いましたか?
A:上司に退職希望を伝えても受け入れられなかったし、今後何度言っても退職を受け入れてくれない、と思ったので退職代行を利用することになりました。結果的に退職代行を利用したことでトラブル無しに気持ち良く退職出来ました。
Q:転職はできましたか?転職までの期間は?
A:2週間で転職できた。
ライフゲットによるアンケート調査より抜粋
Q:退職代行サービスを利用して良かった?後悔?(選択式)
A:良かった
Q:良かったor後悔した理由と感想を教えてください。
A:辞めたい理由をハッキリと上司に伝えられない、面と向かってだと上手く丸め込まれてしまう、などある会社だったので代行だと自分の思いをはっきり伝えてくれるし顔を合わせず退職手続きが進むので精神的負担が少なかった。
Q:転職はできましたか?転職までの期間は?
A:1ヶ月で転職できた。
ライフゲットによるアンケート調査より抜粋
退職代行サービスを利用してよかったという口コミをまとめると次のようになります。
- 精神的に楽になった
- 円満に退職できた
- トラブルなしで退職できた
退職代行を利用してよかったという意見はとても多く見受けられました。
退職代行サービスは円満に退職したいと思う人におすすめのサービスです。
会社の同僚・上司はどう思う?退職代行を使われた人の口コミ・体験談
退職代行を利用する際には、会社の同僚や上司がどう思うかも気になるかもしれません。
ここでは、退職代行を使われた人の口コミや体験談をいくつかご紹介します。
これなら退職代行使った元同僚のがよっぽどマシだわ。
引用元:twitter
Q:会社の誰に退職代行サービスを利用されましたか?
A:部下
Q:退職代行サービスを使われたことをどう思いましたか?
A:まず最初に、これが噂の退職代行サービスかと思いました。周りの部下たちは「非常識だ」とか「失礼だ」とか騒いではいたものの、気の弱い職員だったので致し方ないのかなぁというのが正直な感想でした。また、こちらから連絡しなくても代行という形であれ、本人側から連絡がきたことは良かったと思います。
ライフゲットによるアンケート調査より抜粋
Q:会社の誰に退職代行サービスを利用されましたか?
A:同僚
Q:退職代行サービスを使われたことをどう思いましたか?
A:会社としては逆に助かる。個人的な無茶難題をふっかけられる訳では無いので、論理的かつ冷静な対応を取れる為です。ただ、労働者の権利を無視しようとする企業にとっては厄介だと思います。幸い私の会社は労働者の権利をしっかり認める風土なので問題ありませんでした。
ライフゲットによるアンケート調査より抜粋
勝手にシフトを休まれたりするより、退職代行を使って辞めた人の方が良かったとの声も見受けられました。
どうしても退職の意思を伝える勇気がない人は、無断欠勤するよりも自分の意思を伝えることのできる退職代行は有効と言えるでしょう。
退職代行を使われた側の意見が気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
退職代行で辞めた人はその後どうなる?
退職代行を使って仕事を辞めると、その後の転職への影響や、会社からの連絡やトラブルなどはないのかといったことが気になる方も多いのではないでしょうか。
退職代行を使って仕事を辞めた後に考えられる影響としては、次の3つのケースがあります。
- 転職への影響
- 会社からの連絡
- トラブルや損害賠償
それぞれのケースについて詳しく解説します。
その後の転職が不利になったりしないのか?転職先にバレる?
まず、退職代行を使って仕事を辞めた後の心配としては、転職先に退職代行の利用がバレて、転職に不利にならないかということでしょう。
結論から言えば、退職代行の利用がバレる心配はほとんどなく、転職に影響が出ることもまずありません。
もし再就職先予定の企業が前職の在籍履歴確認という形で問い合わせをしたとしても、最近では個人情報保護や守秘義務・コンプライアンスなどの問題があるので、情報を簡単に開示することは考えられないからです。
現在では、前職調査をする企業自体が減っているので、100%ないとは言い切れませんが、そこまで心配する必要はないでしょう。
実際にライフゲットで退職代行サービスを利用した人々にアンケートを実施したところ、回答された方は全て1ヶ月前後で転職に成功されています。
ただし、Twitterやfacebookなどで「退職代行を使って即日辞められた」などと投稿するのは避けるようにしましょう。
SNSをチェックするツールなどもあるので、そこからバレる可能性があります。
退職後に会社から連絡はくる?
退職代行の利用した後に起こる可能性があることとしては、退職後に会社から連絡がくることです。
実際には、退職代行の方から依頼者に連絡しないように言ってもらえるため、連絡が来ることはまずありません。
退職代行サービスでは依頼主の会社へ連絡を入れる際、依頼主へ直接電話をかけたり家に訪れたりしないよう伝えているからです。 そのため、会社から電話がかかってくることはほとんどありません。
100%ではないらしいけど,代行の腕を信じよう
引用元:twitter
このように、100%連絡が来ないとは言い切れませんが、もし電話が来たとしても退職代行に連絡して対応してもらうことができます。
トラブルや損害賠償を求められることはある?
退職代行を利用した後で、トラブルが起きたり、損害賠償を求められたりする場合があるか心配な方もいるかもしれません。
トラブルや損害賠償を求められる可能性については、状況によっては0ではありません。
SNSでも次のような口コミが見受けられます。
これに対し使用者は有給取得認めない(権利無しのケースも)し、急に辞めたことに対する損害賠償を示唆。
退職代行業者は、こんなケースで、交渉できない。お手上げ。
有給ないケース等で労働者の就労義務を排除する手段、悪いけど素人さんでは無理。
引用元:twitter
退職代行業者の利用を考えている人は、注意が必要です。
引用元:twitter
このように退職によって会社側に不利益が発生すると、債務不履行として損害賠償請求されるトラブルも起こります。
具体的には、引き継ぎに応じず退職し、会社に損失が発生すると損害賠償が認められることがあります。
そのため、心当たりや不安のある方は、弁護士の退職代行サービスに依頼するのがおすすめです。
弁護士事務所の方が、民間の退職代行業者よりも対応できることが幅広いからです。
退職代行を行っているおすすめの弁護士事務所が知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
退職代行を使った人が後悔する理由やデメリットとは?失敗やトラブルの事例も
退職代行サービスを利用すると、次のような理由で後悔する可能性があります。
- 退職代行利用はくず・逃げ・ありえないという声がある
- 自分で伝えられなかったことへの罪悪感や自己嫌悪
- 意外と依頼費用がかかってしまう
- 弁護士に依頼した方が良かった
- 悪質な業者を選んでしまった
それぞれの理由について一つずつ解説します。
退職代行利用はくず・逃げ・ありえないという声がある
世の中には、退職代行を利用する人はクズ・逃げ・ありえないという意見の人もいます。
こうした意見を持つ人は、自分が退職代行を利用せずに苦労をして辞めた人や、退職代行を使われて迷惑だった人に多いようです。
こうした人たちに、退職代行を利用する前の背景などを説明したとしても、気持ちを分かってもらうことは難しいでしょう。
もし、退職代行を利用するのは、くず・逃げ・ありえないという声を見たり、実際にそうした言葉を伝えられることがあるとしても、「考え方が違う人だ」「いろいろな考え方の人がいるんだ」と考えるようにしましょう。
自分で伝えられなかったことへの罪悪感や自己嫌悪
退職の意思を会社に伝えるのは、本来であれば自分自身で行うべき事柄です。
そのため、代行業者を利用する人の中には、自分で伝えられなかったことへの罪悪感や自己嫌悪を抱く人もいます。
しかしながら、退職代行を使って会社を辞めることは決して悪いことではありません。
下記の民法にもあるとおり、労働者には退職の自由が認められていますし、辞職は当然の権利です。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
引用元:民法第六百二十七条
退職の意思表示は誰がすべきかについて指定はなく、本人でも第三者でもまったく問題はありません。
辞め方が退職代行になるというだけの話で、利用することに罪悪感を感じる必要はないと言えます。
意外と依頼費用がかかってしまう
後悔する別の理由としては、意外と費用がかかってしまったというものもあります。
自分で退職を申し出れば1円もお金がかかりませんが、退職代行を利用すれば3~5万円ほどの費用がかかります。
なかには、依頼後に追加料金が発生するケースもあるため、最終的にはさらに費用がかかる場合もあります。
そのため、退職代行を依頼する前には費用総額を確認しておいた方がいいでしょう。
また、多くの退職代行サービスでは前払い制を採用しているので、先に料金を支払ってから退職の手続きを進めていくことになる点にも注意しましょう。
弁護士に依頼した方が良かった
退職代行に依頼して後悔する別のケースは、「民間の企業ではなく、弁護士に依頼した方が良かった」という場合です。
具体的には、退職を申し出たら給与を支払わないと会社から脅迫されているケースがあります。
こうした時に給与の支払いを請求できるのは弁護士だけです。
また、有休消化や退職金の支払いがされない可能性が高い場合なども交渉できるのは弁護士だけなので、弁護士に依頼した方がいいでしょう。
こうした問題に心当たりや不安のある方は、弁護士のいる退職代行に依頼するのがおすすめです。
悪質な業者を選んでしまった
別の後悔する理由としては、「悪質な退職代行業者を選んでしまった」というものです。
残念ながら、退職代行業者の中には詐欺まがいの行為をする業者もいます。
具体的には、料金の先払いを要求したうえで、支払い後に連絡が取れなくなってしまうケースや、退職手続き後に法外な手数料を請求されるパターンなどがあります。
とくに、まったく名前の知られていない業者に退職代行を依頼してしまうと、こうしたトラブルが発生することが多いです。
結果的に、スムーズに退職できなくなったりするだけでなく、余計なお金がかかってしまうことになりかねません。
次の項目で、安心して依頼できる退職代行を選ぶポイントをお伝えしますので、悪質な業者に引っかからないように気を付けましょう。
退職代行で後悔しないためには?退職代行を選ぶポイント5選!
退職代行で後悔しないためには、代行業者の選び方に注意する必要があります。
具体的には、以下の5つのポイントに気を付けながら選ぶのがおすすめです。
- 代行費用の相場と比較して安すぎるところは避ける
- その業者の代行成功率や実績件数・口コミを調べる
- 顧問弁護士の有無を確認する
- 違法行為を行っていないか確認する
- サービス内容や対応範囲もチェック
退職代行選びのポイントを一つずつ詳しく解説します。
代行費用の相場と比較して安すぎるところは避ける
一つ目のポイントとして、代行費用の相場と比較して安すぎるところは避けるようにしましょう。
相場に比べて費用が安すぎると、きちんと退職手続きを進めてくれなかったり、アフターフォローが充実していなかったりするケースがあるからです。
相場としては、民間の退職代行なら25,000円〜30,000円ほどとなっています。
また、弁護士の退職代行なら50,000円前後が相場です。
代行費用が適切なサービスとしておすすめの業者を紹介します。
【弁護士法人みやび】 退職代行費用:55,000円
弁護士法人みやびは退職代行サービスを行っている弁護士事務所です。
退職代行費用は55,000円(税込)で、弁護士の退職代行サービスとしては相場通りの費用となっています。
民間の退職代行業者とは違って弁護士がいるので、有給消化・残業代・退職金についての相談も受け付けてくれるほか、損害賠償請求などの困難なケースでも対応してくれます。
職場との退職手続きでトラブルが発生しても安心できるのが弁護士事務所の強みです。
「弁護士法人みやび」についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【退職代行ニコイチ】 退職代行費用:27,000円
退職代行ニコイチは弁護士監修のもとで運営している退職代行サービスです。
退職成功率100%の実績を持っていて、料金も一律27,000円(税込)と相場と比べて平均的と言えます。
2ヶ月間のアフターフォローが含まれたプランもあり、退職後のサポートが充実しているのも心強いです。
「退職代行ニコイチ」についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【退職代行Jobs】 退職代行費用:27,000円
退職代行Jobsは弁護士監修の退職代行サービスで、労働組合とも連携しているのが特徴です。
退職代行費用は、27,000円(税込)と平均的なので、価格の面でも安心できます。
労働組合と連携しているため、有給休暇の申請など会社との交渉も可能といった強みがあります。
また、退職後の就職サポートや引越しサポートもしてくれるのがうれしいポイントです。
「退職代行Jobs」についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【退職代行ガーディアン】 退職代行費用:24,800円
退職代行ガーディアンは労働組合が運営している退職代行サービスです。
代行費用は24,800円(税込)と、労働組合が運営している退職代行サービスとしては平均的です。
万一会社側とトラブルに発展した場合も、団体交渉を起こして組合員である依頼主を守ってくれます。
また、365日、電話・LINEで無料相談可能なのも魅力です。
「退職代行ガーディアン」についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
【辞めるんです】 退職代行費用:27,000円
「辞めるんです」は民間の退職代行サービスです。
退職代行費用は27,000円(税込)と、相場と比べて平均的です。
後払いが可能なので、今すぐ支払うのは無理という方でも利用しやすくなっています。
一方で、民間の会社が運営しているので、会社との交渉や訴訟の対応などはできないことに注意が必要です。
「辞めるんです」についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
以上が代行費用が適切な退職代行サービスですが、会社との交渉やトラブルが予想される場合は、この中でも弁護士に直接対応してもらえる「弁護士法人みやび」がおすすめです。
その業者の代行成功率や実績件数・口コミを調べる
後悔しない退職代行サービスを探す別のポイントとしては、その業者の代行成功率や実績件数・口コミを調べることです。
退職代行サービスの公式サイトには、多くの場合、代行成功率や実績件数などが掲載されています。
代行成功率や実績件数とともに、実際にそのサービスを利用した人の口コミも参考になります。
口コミに、「料金の支払い後に連絡がつきにくくなった」といった悪い口コミが多い業者は危険です。
ライフゲットでも退職代行業者の口コミを個別にご紹介していますので、ぜひ参考にすることをおすすめします。
おすすめ退職代行サービスの口コミをさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
顧問弁護士の有無を確認する
退職代行サービスを選ぶうえで大切な別のポイントは、顧問弁護士の有無です。
顧問弁護士が在籍している退職代行業者では、法律にのっとった業務指導が行われています。
そのため、法律に違反するような行為をする可能性は少ないと言えるでしょう。
退職代行は法律に詳しくない素人が行うと、非弁行為と言われる犯罪につながる場合があります。
法律に関係したトラブルを避けるには、顧問弁護士が在籍している退職代行サービスを選びましょう。
違法行為を行っていないか確認する
別のポイントとして、その業者が違法行為を行っていないかを確認することも重要です。
公式サイトなどで業務内容をチェックして、違法性がないかを確認しましょう。
とくに労働組合や弁護士事務所ではなく、民間企業が運営する退職代行サービスの場合、できるのは依頼人の意向を会社に伝えることだけです。
有給や支払い給与、退職金などを含めた退職条件の交渉はできません。
もし、退職代行業者がこうした交渉を行うと違法行為になって、会社とのトラブルになりかねませんので十分に注意しましょう。
サービス内容や対応範囲もチェック
違法行為を行う退職代行業者を見分ける点とも関係がありますが、その業者の提供しているサービスや対応可能な範囲を確認するのも大切なポイントの一つです。
有給の取得などについて交渉可能としている業者は、違法行為を行う可能性が高いため注意しましょう。
可能なことと、不可能なことが明確に提示されている代行業者を選ぶと安心ですよ。
退職代行を利用する際のよくある疑問や不安とは?
ここまで見てきたように、退職代行を利用して後悔する人もいますが、サービスを利用した多くの人はすっきり仕事を辞めることができて満足感を得られています。
退職代行を利用すると、その後の転職に影響があるのではないかと気になるかもしれませんが、ほとんどの場合、バレたりする心配はありません。
とくに職場環境がひどかったり、どうしても直接退職を申し出ることが難しい場合は、自分を守るためにも代行サービスを利用して新しい道を歩き出しましょう。
退職代行で後悔しないようにするためには、、交渉やトラブルが起きた時にも弁護士に対応してもらえる「弁護士法人みやび」のような退職代行サービスを利用するのがおすすめです。
最後に、退職代行を利用する際によくある質問を一問一答で回答していきます。
- 本当に退職できるのか
- 弁護士への依頼との違いは?
- 退職代行サービスでは転職サポートもしてもらえる?
- 退職代行は引き継ぎなしで退職可能?
- 退職代行を使えないのはどんな場合?
- 有休や未払い給与の交渉はできる?
退職代行サービスを利用して後悔しないために、ぜひ参考にしてください。
本当に退職できるのか
退職代行サービスを利用すれば、スムーズに退職することが可能です。
退職代行はプロの第三者が介入し、代わりに手続きを行ってくれるサービスだからです。
基本的に労働者は、退職の自由が保障されていますが、実際は引き止められたり、嫌がらせを受けたりするケースもあります。
また、退職を言い出しにくい雰囲気の会社もあり、スムーズに退職できない場合もあるでしょう。
しかしながら、退職代行を利用すると会社は無視することができないので、より退職が円満にいく結果になります。
弁護士への依頼との違いは?
民間運営の退職代行業者と弁護士への依頼の最大の違いは、退職条件の交渉ができるかどうかです。
民間運営の退職代行サービスの場合、できるのは依頼人の意向を会社側に伝えることだけになります。
できるだけいい条件で退職したい方は、弁護士に依頼するのがおすすめです。
ただし、弁護士に依頼する場合は、民間運営の退職代行サービスに依頼するよりも費用がかかります。
それぞれの違いについてよく確認したうえで、自分に合ったサービスはどちらなのかを検討してください。
退職代行サービスでは転職サポートもしてもらえる?
退職代行サービスによっては、転職サポートまでしてくれるところもあります。
人材紹介会社と提携しているところだと、無料の転職サポートを受けることが可能です。
転職サポートを受けられる退職代行サービスとしては、以下のようなところが挙げられます。
退職代行を利用して退職した後、そのままスムーズに転職活動を開始することができます。
退職代行は引き継ぎなしで退職可能?
多くの場合は引き継ぎなしで退職することが可能です。
具体的には、引継ぎをしないことが会社に対する義務違反とならないような場合や、引継ぎをしないことで会社に具体的な実害が生じないような場合です。
逆に言うと、そのまま退職した結果、会社業務に具体的な支障が生じたり、取引先を失うなどの実害が生じていたりする場合は、損害賠償を求められる可能性があります。
弁護士の退職代行サービスであれば、万が一会社との間で損害賠償問題などのトラブルに発展しても対処が可能です。
退職代行を使えないのはどんな場合?
勤めている業種によっては退職代行を使えない場合があります。
具体的な業種としては、公務員が挙げられます。
公務員には労働基準法が適用されず、地方公務員法や国家公務員法が適用されます。
こうした法律では、原則として第三者による退職が認められていないため、退職代行を利用することができません。
ただし、公務員の中でも教員などは退職代行を利用できるケースもあります。
また、契約社員・派遣社員などの場合は、契約期間が1年以内であれば退職できない可能性が高いです。
とはいえ、「怪我や病気により働くことが困難」「パワハラやセクハラなどを受けている」といったやむを得ない事情がある場合は退職が可能です。(民法第628条)
ケースによって利用できるかどうかは異なるので、まずは退職代行業者に相談しましょう。
有休や未払い給与の交渉はできる?
この記事でもおすすめしている「弁護士法人みやび」のような弁護士の退職代行サービスなら、有休や未払い給与の交渉、請求を行うことができます。
民間企業運営の退職代行サービスの場合、交渉権や請求権を持たないので、行えるのは依頼者の退職の意思を伝えるのみです。
とにかく今の仕事を辞めたいというだけなら、民間運営の退職代行サービスでも大丈夫ですが、有休や未払い給与の交渉や請求を依頼したい場合は弁護士の退職代行サービスを選びましょう。